JP2007067141A - チップ部品およびチップ部品の識別方法 - Google Patents
チップ部品およびチップ部品の識別方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 特に外観がほぼ同一であるが機種(機能)が異なるチップ部品を容易に識別できるようにする。
【解決手段】 底面Pに電極パッドIP,OPのほかにアライメントマークAMを有し、そのアライメントマークAMを位置合わせ基準として回路基板の所定領域に表面実装されるチップ部品において、機種の異なるチップ部品CHa,CHbを識別可能とするため、その機種ごとに形状および/または大きさが異なるアライメントマークAMa,AMbを用いる。
【選択図】 図2
【解決手段】 底面Pに電極パッドIP,OPのほかにアライメントマークAMを有し、そのアライメントマークAMを位置合わせ基準として回路基板の所定領域に表面実装されるチップ部品において、機種の異なるチップ部品CHa,CHbを識別可能とするため、その機種ごとに形状および/または大きさが異なるアライメントマークAMa,AMbを用いる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、回路基板に表面実装されるチップ部品およびチップ部品の識別方法に関し、さらに詳しく言えば、外観がほぼ同一であるが機種(機能)が異なるチップ部品をアライメントマークを利用して識別する技術に関するものである。
ICやLSIなどの表面実装型のパッケージを備えるチップ部品は、その開発当初はパッケージの各辺からリード端子が蟹足状に引き出されるQFP(Quad Flat Pacage)型が主流であったが、リード端子が変形しやすい,リード端子数に限界がある,リード端子が引き出されている分スペースをとる,などの理由から、近年ではBGA(Ball Grid Array)型やフリップチップのように、チップ部品の底面にパッドを集約して配置するようにしている。その一例を図3に示す。
図3は従来のチップ部品CHの底面図で、これによると、チップ部品CHのの底面Pには、信号入力用パッドIPと、信号出力用パッドOPとが多数形成されている。この例において、信号入力用パッドIPは55×104μmサイズの大きさであるのに対して、信号出力用パッドOPは22×100μmサイズで信号入力パッドIPよりも小さい。
このほかに、チップ部品CHの底面Pには、図示しない回路基板への実装時の位置決めに用いられるアライメントマークAMが設けられる。通常、アライメントマークAMは、チップ部品CHの中心を求めるために少なくとも2個所に配置される。この例では、十文字形状として一方の長辺側の両端に配置されている。
チップ部品CHの回路基板への実装には、例えば特許文献1に記載されているように、CCDカメラ(もしくはTVカメラ)を有する画像処理手段と、チップマウンタとを含む自動実装機が用いられる。すなわち、CCDカメラにてチップ部品CH側の上記2つのアライメントマークAMを撮像し、その画像データに基づいて画像処理手段によりチップ部品CHの中心位置を求める。
次に、回路基板の部品実装領域側に形成されている2つのアライメントマークをCCDカメラにて撮像し、上記と同様にして部品実装領域の中心位置を求めたのち、チップマウンタを制御して、それらの中心位置を合わせたうえでチップ部品CHを部品実装領域に配置し、その後、例えばリフローはんだ付け法やACF(Anisotropic Conductiv Film)接続法などにより実装する。
ところで、チップ部品の中には、パッドやアライメントマークが形成される底面を含めて外観はほぼ同一で、例えば標準機能機種と高機能機種のように機能のみが異なるチップ部品がある。
このようなチップ部品においては、異機種(異機能)品が紛れ込むと、ほとんど見分けがつかないため、そのまま誤って実装されることがある。一旦実装されたチップ部品と回路基板はリペアすることが困難であるため、誤実装は大きな損害をもたらすことになる。
したがって、本発明の課題は、特にチップ部品の外観がほぼ同一であるが機種(機能)が異なるチップ部品を容易に識別できるようにすることにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、底面にアライメントマークを有し、上記アライメントマークを位置合わせ基準として回路基板の所定領域に表面実装されるチップ部品において、上記チップ部品の機種を識別可能とするため、上記アライメントマークに形状および/または大きさが異なるアライメントマークを用いることを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明は、チップ部品の底面に設けられているアライメントマークをカメラで撮像し、その画像データを画像処理手段にて処理し、上記画像処理手段によりチップマウンタを制御して上記チップ部品を回路基板の所定領域に表面実装するにあたって、上記チップ部品の機種ごとに上記アライメントマークの形状および/または大きさを異ならせ、上記画像処理手段のパターンマッチング機能により、上記チップ部品の機種を識別することを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、チップ部品の機種ごとに異なるアライメントマークが用いられるため、仮にチップ部品の外観が同一であっても、そのアライメントマークを手がかりにチップ部品が有する機能を見分けることができる。
請求項2に記載の発明によれば、カメラを含む画像処理手段とチップマウンタとを用いてチップ部品を自動的に実装する場合でも、画像処理手段のパターンマッチング機能により、アライメントマークの形状および/または大きさによりチップ部品の機種が識別されるため、異機種の誤実装を防止することができる。
次に、図1および図2により、本発明の実施形態について説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。図1はチップ部品を自動実装機により実装する状態を説明するための模式図,図2(a)(b)外観はほぼ同一であるが、機能が異なる2機種のチップ部品の底面を示す図である。
図1の例において、チップ部品CHは液晶駆動用のLSIチップであり、このチップ部品CHが実装される回路基板は液晶表示パネル1の端子部2である。チップ部品CHの底面Pには、先の図3で説明したように、多数の信号入力用パッドIPと信号出力用パッドOPのほかに、一対のアライメントマークAMが形成されている。
自動実装機10には、CCDカメラ(もしくはTVカメラ)11と、モニタ12aを有する画像処理手段12と、チップ部品CHを吸着もしくは把持して端子部2の部品実装領域3に配置するチップマウンタ13とが含まれる。
画像処理手段12は、CCDカメラ11にて撮像された画像データを2値化し、そのビットマップ画像から重心位置や被撮像体間の中心位置を算出する機能のほかに、ビットマップ画像とあらかじめ格納されている所定のパターン(登録パターン)とを照合するマッチング機能を備える。また、画像処理手段12は、必要に応じてビットマップ画像やマッチング結果をモニタ12aに表示する。
チップ部品CHを端子部2に実装するにあたって、自動実装機10は、CCDカメラ11にてチップ部品CH側の一対のアライメントマークAM,AM(図3参照)を撮像し、その画像データに基づいて画像処理手段12によりチップ部品CHの中心位置を求める。
次に、端子部2の部品実装領域3に形成されている2つのアライメントマーク3a,3aをCCDカメラ11にて撮像し、上記と同様にして部品実装領域3の中心位置を求めたのち、チップマウンタ13を制御して、それらの中心位置を合わせたうえでチップ部品CHを部品実装領域3に配置する。なお、液晶表示パネル1の場合、通常、チップ部品CHは異方性導電フィルムや異方性導電接着材を介して端子部2に電気的・機械的に接続される。
ここで、上記液晶表示パネル1用のチップ部品CHとして、例えば図2(a)に示す標準機能機種のチップ部品CHa(この例では図3のチップ部品CHと同一)のほかに、図2(b)に示す高機能機種のチップ部品CHbがあり、このチップ部品CHbは、底面Pの電極パッドIP,OPおよびアライメントマークAMの配置形態を含めて、チップ部品CHaと外観がほぼ同一であるとする。
本発明では、このように外観がほぼ同一であるが機能が異なる例えば標準機能機種のチップ部品CHaと、高機能機種のチップ部品CHbであっても、それらを目視および自動実装機10で見分けできるようにするため、その機種に応じてアライメントマークの形状および/または大きさを変えることを要旨としている。
すなわち、標準機能機種のチップ部品CHaに設けられるアライメントマークAMa,AMaが、図2(a)に示すように、図3の従来例と同じく「十文字形状」とすれば、図2(b)に示すように、高機能機種のチップ部品CHbのアライメントマークAMb,AMbをそれとは異なる例えば「円形ドット形状」とする。
これによれば、チップ部品の外観がほぼ同一であっても、その底面Pに設けられているアライメントマークが、十文字形状であるか円形ドット形状であるかを見ることにより、標準機能機種,高機能機種の別を目視により判定することができる。
また、自動実装機10による場合には、画像処理手段12のメモリに実装すべきチップ部品のアライメントマークを登録(格納)しておけば、そのマッチング機能により、実装しようとするチップ部品が標準機能機種であるか高機能機種であるかを判別することができ、誤実装を防止することができる。
以上、図示の例により本発明を説明したが、本発明は、目視判断の場合を含めて必ずしもパッケージ外観が同一でないチップ部品にも適用されてよい。また、本発明のチップ部品は、電極パッドを底面に配置するBGA型やフリップチップに限られず、パッケージの各辺からリード端子が引き出されるQFP型のチップ部品でもよい。
1 液晶表示パネル
2 端子部
3 部品実装領域
3a,AM,AMa,AMb アライメントマーク
10 自動実装機
11 CCDカメラ
12 画像処理手段
13 チップマウンタ
2 端子部
3 部品実装領域
3a,AM,AMa,AMb アライメントマーク
10 自動実装機
11 CCDカメラ
12 画像処理手段
13 チップマウンタ
Claims (2)
- 底面にアライメントマークを有し、上記アライメントマークを位置合わせ基準として回路基板の所定領域に表面実装されるチップ部品において、
上記チップ部品の機種を識別可能とするため、上記アライメントマークに形状および/または大きさが異なるアライメントマークを用いることを特徴とするチップ部品。 - チップ部品の底面に設けられているアライメントマークをカメラで撮像し、その画像データを画像処理手段にて処理し、上記画像処理手段によりチップマウンタを制御して上記チップ部品を回路基板の所定領域に表面実装するにあたって、
上記チップ部品の機種ごとに上記アライメントマークの形状および/または大きさを異ならせ、上記画像処理手段のパターンマッチング機能により、上記チップ部品の機種を識別することを特徴とするチップ部品の識別方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005250727A JP2007067141A (ja) | 2005-08-31 | 2005-08-31 | チップ部品およびチップ部品の識別方法 |
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Country Status (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012069617A (ja) * | 2010-09-22 | 2012-04-05 | Fuji Mach Mfg Co Ltd | 部品装着座標作成装置及び部品装着座標作成方法 |
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2005
- 2005-08-31 JP JP2005250727A patent/JP2007067141A/ja not_active Withdrawn
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