JP2007066757A - ハイブリッド燃料電池 - Google Patents
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Abstract
【課題】 電力ロスや過充電による二次電池の劣化を抑制することができ、かつ、構成をシンプル化したハイブリッド燃料電池を提供する。
【解決手段】 燃料電池1と、前記燃料電池より開回路電圧が低い二次電池群2を有するハイブリッド燃料電池であって、前記燃料電池1の電圧を検出する電圧検出手段3と、前記燃料電池と二次電池群を並列に接続するかまたは接続を切断する接続遮断手段4と、前記接続遮断手段を電圧検出手段で検出された検出電圧に従って制御する制御手段5を備ているハイブリッド燃料電池。
【選択図】 図1
【解決手段】 燃料電池1と、前記燃料電池より開回路電圧が低い二次電池群2を有するハイブリッド燃料電池であって、前記燃料電池1の電圧を検出する電圧検出手段3と、前記燃料電池と二次電池群を並列に接続するかまたは接続を切断する接続遮断手段4と、前記接続遮断手段を電圧検出手段で検出された検出電圧に従って制御する制御手段5を備ているハイブリッド燃料電池。
【選択図】 図1
Description
本発明は、燃料電池と二次電池を備えたハイブリッド燃料電池に関するものである。
燃料電池と二次電池を備えたハイブリッド燃料電池は、低負荷時にはエネルギー密度に優れた燃料電池が外部負荷を駆動させると共に二次電池を充電し、高負荷時には出力性能に勝る二次電池が放電して負荷の一部を負担する。したがって、このようなハイブリッド燃料電池は、効率的な発電デバイスとして注目されている。
従来、この種のハイブリッド燃料電池では、特許文献1には、燃料電池と二次電池を並列に接続したものが開示されている。特許文献1に記載されたハイブリッド燃料電池では、出力する負荷の増大に伴って燃料電池の電流分担割合が減少し、相対的に二次電池の電流分担割合が増加する。従って、燃料電池と二次電池の電流分担割合を制御する制御部を設ける必要がなく、ハイブリッド燃料電池を小型化することができる。
また、特許文献2には、低負荷時の出力電圧が燃料電池の出力電圧より低い二次電池を、充放電制御手段を介して燃料電池と接続したものが開示されている。特許文献2に記載されたハイブリッド燃料電池では、燃料電池の発電状態に応じて、二次電池の充電と放電を適切に制御することができる。
一方、適正な出力を外部負荷に給電する方法として、特許文献3には、燃料電池と二次電池の電圧差をDC/DCコンバータ等の電力調整器で調整して出力するハイブリッド燃料電池が開示されている。
また、特許文献4には、適切な出力と二次電池の充電状態を得るために、燃料電池と接続する二次電池の数を逐次変化させて発電するハイブリッド燃料電池が開示されている。
特開平11−252711号公報
特開2004−071260号公報(請求項9)
特開平7−153474号公報
特開平11−339833号公報
しかし、特許文献1及び2に記載されたハイブリッド燃料電池では、負荷の増減に伴い燃料電池の電圧が変化するため、二次電池を必要以上に高い電圧で充電し、これにより二次電池が過充電されて劣化する可能性があった。
また、特許文献3に記載のハイブリッド燃料電池では、電力調節器において電力変換ロスが発生し、電力の一部を損失してしまうという課題があった。
また、特許文献4に記載のハイブリッド燃料電池では、個々の二次電池と燃料電池を個別に接続または接続を切断する必要があり、ハイブリッド燃料電池の構成が複雑化するという課題があった。
また、特許文献4に記載のハイブリッド燃料電池では、個々の二次電池と燃料電池を個別に接続または接続を切断する必要があり、ハイブリッド燃料電池の構成が複雑化するという課題があった。
特に、電子機器などの、より小型の外部負荷をハイブリッド燃料電池により駆動する場合には、係る電力ロスや複雑な構成は、小型化・低コスト化において大きな課題となった。
本発明は、この様な背景技術に鑑みてなされたものであり、電力ロスや過充電による二次電池の劣化を抑制することができ、かつ、構成をシンプル化したハイブリッド燃料電池を提供することを目的とするものである。
本発明は上述の課題を解決するためになされたものである。
即ち、本発明は、燃料電池と、前記燃料電池より開回路電圧が低い二次電池群を有するハイブリッド燃料電池であって、前記燃料電池の電圧を検出する電圧検出手段と、前記燃料電池と二次電池群を並列に接続するかまたは接続を切断する接続遮断手段と、前記接続遮断手段を電圧検出手段で検出された検出電圧に従って制御する制御手段を備ていることを特徴とするハイブリッド燃料電池である。
即ち、本発明は、燃料電池と、前記燃料電池より開回路電圧が低い二次電池群を有するハイブリッド燃料電池であって、前記燃料電池の電圧を検出する電圧検出手段と、前記燃料電池と二次電池群を並列に接続するかまたは接続を切断する接続遮断手段と、前記接続遮断手段を電圧検出手段で検出された検出電圧に従って制御する制御手段を備ていることを特徴とするハイブリッド燃料電池である。
また、本発明のハイブリッド燃料電池は、前記接続遮断手段が、外部負荷の起動の時、燃料電池と二次電池群を並列に接続し、検出電圧が所定の設定値以上である時、燃料電池と二次電池群の接続を切断し、検出電圧が前記設定値より低い別の設定値以下である時、燃料電池と二次電池群を再び接続することを特徴とする。
本発明のハイブリッド燃料電池は、電力ロスや過充電による二次電池の劣化を抑制することができ、かつ、シンプルな構成により成立つため、小型化・低コスト化に優れるという効果を得ることができる。
本発明のハイブリッド燃料電池は、燃料電池と、前記燃料電池より開回路電圧が低い二次電池群を有するハイブリッド燃料電池であって、前記燃料電池の電圧を検出する電圧検出手段と、前記燃料電池と二次電池群を並列に接続するかまたは接続を切断する接続遮断手段と、前記接続遮断手段を電圧検出手段で検出された検出電圧に従って制御する制御手段を備ていることを特徴とする。
本発明によれば、低負荷で燃料電池の電圧が高い時には、接続遮断手段が燃料電池と燃料電池より開回路電圧が低い二次電池群を配列に接続し、燃料電池の電圧と二次電池群の開回路電圧の差により二次電池群が充電される。負荷が増加して、燃料電池の電圧が低下し、遂には、燃料電池の電圧が、二次電池群の開回路電圧を下回った時、二次電池群2を流れる電流の向きが反転して、二次電池群が放電を開始する。
また、燃料電池の電圧を検出することで、負荷の状態を検知することができる。また、燃料電池の電圧を検出することで、二次電池群の電圧が分かり、その充電状態を管理することができる。従って、二次電池群の充電が完了した時は、接続遮断手段が燃料電池と二次電池群の接続を切断して充電を休止する。再び負荷が増加した時には、燃料電池と二次電池郡を並列に接続することで、二次電池群が放電する。
また、燃料電池の電圧と二次電池群の開回路電圧の差により二次電池群を充電するため、二次電池群の充電量が増加し、燃料電池の電圧と二次電池群の開回路電圧の差が減少するに伴って二次電池群の充電電流も減少する。従って、適宜二次電池群の充電量に応じた充電電流によって充電が進行するため、効率的に充電を行うことができる。
このように、本発明によれば、二次電池群の充電・放電・休止の切り替えを、燃料電池の電圧に基づいて、燃料電池と二次電池群を接続し、あるいは燃料電池と二次電池群の接続を切断するだけで実行できる。それにより、シンプルな構成により成立つハイブリッド燃料電池を提供することができる。
さらに、本発明によれば、外部負荷の起動時に、接続遮断手段が燃料電池と二次電池群を接続することにより、上述した、負荷の大小に従って二次電池群の充電と放電が切り替わる一連の動作を開始することができる。
また、二次電池群の充電量が増加し、燃料電池の電圧が所定の設定値まで上昇した時に、接続遮断手段が燃料電池と二次電池群の接続を切断することにより、二次電池群の充電を休止し、過充電による二次電池の劣化を確実に防止することができる。
また、燃料電池の電圧が、前記設定値より低い別の設定値まで低下した時に、接続遮断手段が燃料電池と二次電池群を再び並列に接続することにより、二次電池群が放電して、負荷の一部を負担することができる。
このように、本発明によれば、外部負荷の起動時に燃料電池と二次電池群を並列に接続し、その後は、燃料電池の電圧に対する2つの設定値に基づいて、燃料電池と二次電池群を接続し、あるいは燃料電池と二次電池群の接続を切断する。本発明によれば、かかる制御だけで、二次電池の充電・放電・休止の切り替えを制御することが可能である。従って、二次電池の過充電を防止できる、極めて簡易な構成により成立つハイブリッド燃料電池を提供することができる。
以下、実施例を示し本発明をさらに具体的に説明する。
実施例1
本発明のハイブリッド燃料電池について図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例1のハイブリッド燃料電池の構成図である。実施例1のハイブリッド燃料電池は、図1に示されるように、燃料電池1と、二次電池を直列接続してなる二次電池群2を電気回路に接続し、燃料電池1の電圧を検出する電圧検出手段3と、燃料電池1と二次電池群2を並列に接続するかまたは接続を切断する接続遮断手段4と、検出電圧に基づき接続遮断手段4を制御する制御手段5を備えている。二次電池群2の開回路電圧は、燃料電池1の開回路電圧より低く設定しており、また、燃料電池1と二次電池群2を接続する回路上には、燃料電池1への電流の逆流を防止するダイオード6が設置されている。
実施例1
本発明のハイブリッド燃料電池について図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例1のハイブリッド燃料電池の構成図である。実施例1のハイブリッド燃料電池は、図1に示されるように、燃料電池1と、二次電池を直列接続してなる二次電池群2を電気回路に接続し、燃料電池1の電圧を検出する電圧検出手段3と、燃料電池1と二次電池群2を並列に接続するかまたは接続を切断する接続遮断手段4と、検出電圧に基づき接続遮断手段4を制御する制御手段5を備えている。二次電池群2の開回路電圧は、燃料電池1の開回路電圧より低く設定しており、また、燃料電池1と二次電池群2を接続する回路上には、燃料電池1への電流の逆流を防止するダイオード6が設置されている。
また、実施例1のハイブリッド燃料電池では、接続遮断手段4が、外部負荷の起動時時にが燃料電池1と二次電池群2を並列に接続する。検出電圧が二次電池群2の開回路電圧より高い設定値V1以上である時、接続を切断する。また、検出電圧が設定値V1より低い設定値V2以下の時、燃料電池1と二次電池群2を再び並列に接続して二次電池群2が放電するように制御手段5が接続遮断手段4を制御する。
燃料電池1と二次電池群2を並列に接続しているため、接続が維持されている限り、燃料電池1の電圧を検出することで、二次電池群2の電圧が分かり、その充電状態を管理することができる。
二次電池群2の開回路電圧は、燃料電池1の開回路電圧よりより低く設定している。そのため、接続遮断手段4が、燃料電池1と二次電池群2を接続した状態において、低負荷時には燃料電池1の電圧と二次電池群2の開回路電圧の差により、二次電池群2が充電される。一方、高負荷時には、燃料電池1の電圧が二次電池群2の開回路電圧を下回り、二次電池群2が放電する。
図2に、本発明の実施例1における制御フローを示す。制御フローは、燃料電池1により二次電池群2が充電される低負荷充電モード、二次電池群2が放電する高負荷放電モード、及び二次電池群2の充電を休止する低負荷休止モードを含む。
外部負荷の起動時に、接続遮断手段4が燃料電池1と二次電池群2を並列に接続し、負荷の大小に従って、低負荷充電モードと高負荷放電モードの切り替えが自然に行われる。
このとき、二次電池群2の充電量が増加して、検出電圧が設定値V1に達すると、接続遮断手段4が接続を切断して、低負荷休止モードに移行する。
また、低負荷休止モードにおいて、検出電圧が設定値V1より低い設定値V2以下であった時は、接続遮断手段4が燃料電池1と二次電池群2を再び並列に接続して、高負荷放電モードに移行する。
また、低負荷休止モードにおいて、検出電圧が設定値V1より低い設定値V2以下であった時は、接続遮断手段4が燃料電池1と二次電池群2を再び並列に接続して、高負荷放電モードに移行する。
図3を用いて、本発明の実施例1における高負荷放電モードを詳しく説明する。図中の曲線11は燃料電池1の電流−電圧曲線を、曲線12は二次電池群2の電流−電圧曲線を示す。燃料電池1の発電が、曲線11上の点Aで行われる時、二次電池群2は点Aと同じ電圧Vaを持つ曲線12上の点、即ち、点Bで放電する。従って、ハイブリッド燃料電池の出力を示す点は、点Aの電流Iaに点Bの電流Ibを加えた電流と、電圧Vaを持つ点Cとなる。
また、図中の点A’〜C’は、燃料電池1の電圧がVaからVa’に低下した時の、燃料電池1の発電、二次電池群2の放電、及びハイブリッド燃料電池の出力を示す点であり、上記した点A〜Cにそれぞれ対応する。このように、燃料電池1の発電と二次電池群2の放電を行う点が、各々の電流−電圧曲線上を移動することにより、ハイブリッド燃料電池の出力を変化させることが可能であり、外部負荷の駆動状態に応じた適切な出力を給電することができる。
また、負荷が低下し、燃料電池1の電圧が二次電池群2の開回路電圧より高い値まで上昇した場合には、二次電池群2を流れる電流の向きが反転して、低負荷充電モードへと自然に移行することができる。
図4を用いて、本発明の実施例1における低負荷充電モードを詳しく説明する。図中の曲線13及び曲線14は、いずれも二次電池群2の充電曲線を示すものであり、曲線13は充電量が小さい場合に、曲線14は充電量が大きい場合にそれぞれ対応する。図中の点Dは、燃料電池1の発電を示す点であり、この時、二次電池群2は、点Dと同じ電圧Vdを持つ曲線13上の点、即ち、点Eで充電される。同様に、図中の点Fは、燃料電池1の発電を示す異なる点であり、この時、二次電池群2は、点Fと同じ電圧Vfを持つ曲線14上の点、即ち、点Gで充電される。上述したとおり、曲線13と曲線14は、二次電池群2の異なる充電量に対応する充電曲線であるから、従って、充電の進行に伴い、二次電池群2の充電を示す点は、点Eから点Gへと連続的に移動し、二次電池群の充電電流は図中のIeからIgへと連続的に減少する。
さらに充電量が増加すると、二次電池群2の充電を示す点は、点Eから点Gを通過して、低電流・高電圧方向に移動し、遂には、充電電圧が設定値V1に達した時、接続遮断手段4が燃料電池1と二次電池群2の接続を切断して、充電を完了する。
このとき、設定値V1を、二次電池群2を満充電した時の開回路電圧より低く設定すると、二次電池群2が過充電して劣化することを防止することができる。さらに、過充電による充電効率の低下が抑制されるため、燃料電池1の発電した電力を効率的に利用することができる。
図5を用いて、本発明の実施例1における低負荷休止モードから高負荷放電モードへの切り替えについて説明する。図中の点Hは低負荷休止モードにおける燃料電池1の発電を示す点、即ち、ハイブリッド燃料電池の出力を示す点であり、曲線15は高負荷放電モードにおけるハイブリッド燃料電池の電流−電圧曲線である。
低負荷休止モードにおいて負荷が増加すると、燃料電池1の発電を示す点は、点Hから点Iへと曲線11上を移動し、遂には、点Iに達した時、即ち、燃料電池1の電圧が設定値V2まで低下した時、接続遮断手段4が燃料電池1と二次電池群2を並列に接続する。設定値V2は、設定値V1より低い値、即ち、充電を休止した時の二次電池群2の電圧より低い値に設定しているため、二次電池群2が放電し、ハイブリッド燃料電池の出力を示す点は、電圧V2を持つ曲線15上の点、即ち、点Jとなる。このように、燃料電池1の電圧が設定値V2まで低下した時に、燃料電池1と二次電池群2を並列に接続することにより、高負荷放電モードに移行することができる。
実施例2
本発明の実施例2となるハイブリッド燃料電池は、図6に示されるように、燃料電池1と、二次電池を直列に接続してなる複数の二次電池群2を並列に接続し、燃料電池1の電圧を検出する電圧検出手段3と、燃料電池1と二次電池群2を並列あるいは直列に接続するかまたは接続を切断する接続遮断手段4と、検出電圧に基づき接続遮断手段4を制御する制御手段5を備えている。二次電池群2の開回路電圧は、燃料電池1より低く設定しており、また、燃料電池1と二次電池群2を接続する回路上には、燃料電池1への電流の逆流を防止するダイオード6が設置されている。
本発明の実施例2となるハイブリッド燃料電池は、図6に示されるように、燃料電池1と、二次電池を直列に接続してなる複数の二次電池群2を並列に接続し、燃料電池1の電圧を検出する電圧検出手段3と、燃料電池1と二次電池群2を並列あるいは直列に接続するかまたは接続を切断する接続遮断手段4と、検出電圧に基づき接続遮断手段4を制御する制御手段5を備えている。二次電池群2の開回路電圧は、燃料電池1より低く設定しており、また、燃料電池1と二次電池群2を接続する回路上には、燃料電池1への電流の逆流を防止するダイオード6が設置されている。
本実施例では、複数の二次電池群2を燃料電池1に対し、並列に接続しているため、接続遮断手段4が燃料電池1と二次電池群2を接続している限り、燃料電池1の電圧を検出することで、二次電池群2の充電状態を管理することができる。従って、本実施例は、実施例1と同じ制御フローに従い運転することができる。
また、高負荷時には各々の二次電池群2から電流を取り出すことが可能であるため、ハイブリッド燃料電池の出力電流値の幅を広くすることができる。また、負荷変動に伴うハイブリッド燃料電池の電圧の変化を小さくすることができる。
また、実施例1および2では、二次電池群2を満充電した時の開回路電圧が、燃料電池1の開回路電圧より低い二次電池群を用いると、低負荷充電モードにおいて燃料電池1により二次電池群2を十分に充電することが可能である。従って、二次電池群2の容量を十分に利用したハイブリッド燃料電池を構成することができるため、特に好ましい。
また、二次電池群2を満充電した時の開回路電圧が、燃料電池1の開回路電圧より高い二次電池群を用いた場合であっても、より低い充電量において、燃料電池1の開回路電圧より開回路電圧が低い状態を持つ二次電池群であればよい。この場合も、本発明による上述した効果を得ることができる。
また、実施例1および2では、二次電池を直列に接続してなる二次電池群2の替わりに、二次電池を用いることも可能である。
本発明のハイブリッド燃料電池は、電力ロスや過充電による二次電池の劣化を抑制することができ、かつ、簡易な構成により成立つため、デジタルスチールカメラ等の電子機器に利用することができる。
1 燃料電池
2 二次電池群
3 電圧検出手段
4 接続遮断手段
5 制御手段
6 ダイオード
11 燃料電池の電流−電圧曲線
12 二次電池群の電流−電圧曲線
13 二次電池群の充電曲線(充電量小)
14 二次電池群の充電曲線(充電量大)
15 ハイブリッド燃料電池の電流−電圧曲線
2 二次電池群
3 電圧検出手段
4 接続遮断手段
5 制御手段
6 ダイオード
11 燃料電池の電流−電圧曲線
12 二次電池群の電流−電圧曲線
13 二次電池群の充電曲線(充電量小)
14 二次電池群の充電曲線(充電量大)
15 ハイブリッド燃料電池の電流−電圧曲線
Claims (2)
- 燃料電池と、前記燃料電池より開回路電圧が低い二次電池群を有するハイブリッド燃料電池であって、前記燃料電池の電圧を検出する電圧検出手段と、前記燃料電池と二次電池群を並列に接続するかまたは接続を切断する接続遮断手段と、前記接続遮断手段を電圧検出手段で検出された検出電圧に従って制御する制御手段を備ていることを特徴とするハイブリッド燃料電池。
- 前記接続遮断手段が、外部負荷の起動の時、燃料電池と二次電池群を接続し、検出電圧が所定の設定値以上である時、燃料電池と二次電池群の接続を切断し、検出電圧が前記設定値より低い別の設定値以下である時、燃料電池と二次電池群を再び接続することを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド燃料電池。
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US20070092763A1 (en) | 2007-04-26 |
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Legal Events
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A621 | Written request for application examination |
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