JP2013247716A - 二次電池充電システム及び二次電池充電方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】発電源の出力電流が変動した場合でも二次電池を効率良く充電可能な二次電池充電システムを、簡単な構成によって実現する。
【解決手段】二次電池充電システム(1)は、発電源(11)の出力電圧を検出する電圧検出部(23)と、発電源(11)の出力側に互いに並列に接続されていて、発電源(11)から出力される電力をそれぞれ充電する複数の二次電池(12)と、複数の二次電池(12)に対応してそれぞれ設けられ、各二次電池(12)の充電を制御する充電部(21)と、充電部(21)の駆動を制御するCPU(22)とを備える。CPU(22)は、電圧検出部(23)によって検出された前記出力電圧が充電最低電圧以上になるように、複数の充電部(21)のうち少なくとも一つの充電部(21)の駆動を制御することによって駆動状態の充電部(21)の数を変更する。
【選択図】図1

Description

本発明は、発電源から出力される電力を複数の二次電池に充電する二次電池充電システム及び二次電池充電方法に関する。
従来より、発電源から出力される電力を複数の二次電池に充電する二次電池充電システムが知られている。このような充電システムでは、例えば特許文献1に開示されるように、太陽光発電装置から出力される電力を、複数の充電器によって、複数の蓄電池に充電する。また、特許文献1に開示されている構成では、太陽光発電装置から出力される電力を電気二重層キャパシタに一旦蓄えてから複数の蓄電池に対して充電を行うため、所望の電流及び電圧で複数の蓄電池の充電を行うことができる。
特開2001−69688号公報
ところで、前記特許文献1に開示される構成のように、例えば発電源として太陽光発電装置を用いる場合、太陽光発電装置が受ける光の照度に応じて、発電源から出力される電流が異なる。また、一般的に、発電源の出力電圧は、出力電流が小さいほど大きくなり、出力電流が大きいほど小さくなる。そのため、太陽光発電装置の場合には、二次電池などの蓄電池に充電する際の充電電流を一定とすると、照度によって、二次電池充電システムの充電電圧は変化する。例えば、照度が小さくなると、二次電池充電システムの充電電圧は小さくなり、照度が大きくなると、二次電池充電システムの充電電圧は大きくなる。
一般的に、二次電池を充電する場合には、充電に必要な最低電圧(充電最低電圧)が存在する。よって、上述のような太陽光発電装置において照度が小さい場合には、二次電池充電システムの充電電圧が充電最低電圧よりも小さくなると、二次電池を充電できない可能性がある。
上述のように、前記特許文献1の構成では、電気二重層キャパシタによって太陽光発電装置から出力される電力を一旦蓄えてから蓄電池に充電を行っている。しかしながら、このような構成では、電気二重層キャパシタが必要になる分、部品数が増えるため、製造コストの増大及びシステムの大型化が避けられない。
そのため、本発明では、発電源の出力電流が変動した場合でも二次電池を効率良く充電可能な二次電池充電システムを、簡単な構成によって実現することを目的とする。
本発明の一実施形態に係る二次電池充電システムは、発電源の出力電圧を検出する電圧検出部と、前記発電源の出力側に互いに並列に接続されていて、前記発電源から出力される電力をそれぞれ充電する複数の二次電池と、前記複数の二次電池に対応して設けられ、それぞれが各二次電池の充電を制御する複数の充電部と、前記充電部の駆動を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記電圧検出部によって検出された前記出力電圧が充電最低電圧以上になるように、前記複数の充電部のうち少なくとも一つの充電部の駆動を制御することによって駆動状態の充電部の数を変更する(第1の構成)。
このように、駆動状態の充電部の数を変えることにより、二次電池充電システム内の充電電流を変更することができる。よって、発電源の出力電流が低下した場合でも、それに合わせて充電電流を変えることができる。これにより、発電源の出力電圧、すなわち、二次電池充電システムの充電電圧を、二次電池の充電に必要な最低電圧(充電最低電圧)以上に維持することが可能になる。
すなわち、上述の構成により、発電源の出力電圧に応じて、二次電池充電システムの充電電流及び充電電圧を調整することが可能になる。したがって、二次電池充電システムにおける二次電池の充電状態を最適な状態に維持することが可能になる。
前記第1の構成において、前記制御部は、前記電圧検出部によって検出された前記出力電圧が充電最低電圧よりも小さい場合に、駆動状態の複数の充電部のうち一部の充電部の駆動を停止させるのが好ましい(第2の構成)。
このように、充電部の駆動を停止して充電電流を減らすことにより、発電源の出力電圧、すなわち、二次電池充電システムの充電電圧を増大させることができる。これにより、二次電池充電システムの充電電圧を充電最低電圧以上に維持することが可能になる。
前記第1または第2の構成において、前記制御部は、前記電圧検出部によって検出された前記出力電圧が充電最低電圧以上の場合に、停止状態の複数の充電部のうち一部の充電部を駆動させるのが好ましい(第3の構成)。
これにより、二次電池を効率良く充電することが可能になる。すなわち、発電源の出力電圧が充電最低電圧以上の場合には、停止している充電部を駆動させても、二次電池充電システムの充電電圧が充電最低電圧以上になる可能性がある。よって、停止している充電部を駆動させることにより、より多くの二次電池に充電することが可能になる。したがって、上述の構成により、複数の二次電池を効率良く充電することができる。
前記第1から第3の構成のうちいずれか一つの構成において、前記複数の二次電池の出力側にそれぞれ設けられ、各二次電池から出力される電流の流れのみを許容する整流部をさらに備えるのが好ましい(第4の構成)。
こうすることで、二次電池から他の二次電池に電流が逆流するのを防止できる。また、複数の二次電池の出力側にそれぞれ整流部を設けることにより、該複数の二次電池のうち、電圧が高い二次電池から順に負荷側に電流を流すことができる。これにより、複数の二次電池で放電量の残量を均等にすることができる。
前記第1から第4の構成のうちいずれか一つの構成において、前記制御部は、前記複数の二次電池の間で充電量に偏りが生じないように、前記複数の充電部を駆動または停止させるのが好ましい(第5の構成)。
これにより、複数の二次電池で充電量の偏りが生じるのを防止できる。
前記第5の構成において、前記制御部は、前記充電部を駆動させる際には、停止状態の充電部のうち、最も長い間、停止状態である充電部を駆動させる一方、前記充電部を停止させる際には、駆動状態の充電部のうち、最も長い間、駆動状態である充電部を停止させるのが好ましい(第6の構成)。
こうすることで、複数の二次電池に対し、より均等に充電を行うことができるため、複数の二次電池で充電量の偏りが生じるのをより確実に防止できる。
本発明の一実施形態に係る二次電池充電方法では、発電源から出力される電力を、充電部によって複数の二次電池の少なくとも一部に充電する充電工程と、前記発電源の出力電圧が充電最低電圧以上であるかどうかを判定する電圧判定工程と、前記電圧判定工程による判定結果に基づいて、前記充電工程において前記複数の二次電池のうち充電を行う二次電池の数を変更するように前記充電部の駆動を制御する充電調整工程とを備える(第7の方法)。
これにより、発電源の出力電圧に応じて、複数の二次電池に流れる充電電流を変更することができる。したがって、上述の方法により、複数の二次電池の充電電圧を、充電最低電圧以上にすることが可能になる。
前記第7の方法において、前記充電調整工程は、前記電圧判定工程において前記出力電圧が充電最低電圧以上であると判定された場合に、前記複数の二次電池のうち充電を行う二次電池の数を増大させるように前記充電部の駆動を制御する一方、前記電圧判定工程において前記出力電圧が充電最低電圧よりも小さいと判定された場合に、前記複数の二次電池のうち充電を行わない二次電池の数を増大させるように前記充電部の駆動を制御するのが好ましい(第8の方法)。
これにより、発電源の出力電圧が充電最低電圧以上の場合には、より多くの二次電池の充電を行うことができる一方、発電源の出力電圧が充電最低電圧よりも小さい場合には、二次電池の充電電圧を充電最低電圧以上に調整することが可能になる。したがって、発電源の出力電流が変化した場合でも、複数の二次電池に効率良く充電を行うことができる。
本発明の一実施形態に係る二次電池充電システムによれば、制御部は、発電源の出力電圧が充電最低電圧以上になるように、駆動状態の充電部の数を変更する。これにより、発電源の出力電流が変動した場合でも二次電池を効率良く充電可能な二次電池充電システムを、簡単な構成によって実現することができる。
図1は、実施形態に係る二次電池充電システムの概略構成を示す図である。 図2は、発電源の出力電圧と出力電流との関係の一例を示す図である。 図3は、二次電池充電システムの充電制御を示すフローである。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中の同一または相当部分については同一の符号を付してその説明は繰り返さない。
(全体構成)
図1は、本発明の実施形態に係る二次電池充電システム1の概略構成を示す図である。この二次電池充電システム1は、太陽電池などの発電源11で生じた電力を充電するための複数の二次電池12と、該二次電池12に充電を行うための給電装置13と、各二次電池12の出力側に設けられた複数のダイオード14(整流部)とを備える。すなわち、二次電池充電システム1は、発電源11で発生した電力を二次電池12に充電するように構成されている。
発電源11は、太陽電池等の電力発生源である。なお、本実施形態の二次電池充電システム1の構成は、出力電流が変動する発電源を用いた構成に適用するのが好ましい。
二次電池12は、例えばリチウムイオン電池などの充放電可能な電池である。二次電池12は、扁平円形状のコイン型電池、直方体状の角型二次電池など、どのような形状を有していてもよい。また、二次電池12は、リチウムイオン電池以外の二次電池であってもよい。
ダイオード14は、各二次電池12から出力される電流の流れのみを許容するように、各二次電池12の出力側に設けられている。すなわち、ダイオード14は、それぞれ、各二次電池12に対し、電流の逆流防止用として設けられている。
ダイオード14は、各二次電池12と後述する給電装置13の充電部21との間と、負荷2とを接続する回路上に設けられている。すなわち、各二次電池12は、後述する給電装置13の充電部21と接続される側が、ダイオード14を介して、負荷2に電気的に接続されている。
なお、各二次電池12にそれぞれ接続される複数のダイオード14は、負荷2に対して並列に接続される。これにより、複数の二次電池12のうち電圧が最も高い二次電池12から順に負荷2へ電流を流すことができる。よって、複数の二次電池12で充電量の残量を同等にすることが可能になる。
給電装置13は、複数の二次電池12に対応して設けられた複数の充電部21と、充電部21の駆動を制御するためのCPU22(制御部)と、発電源11の出力電圧を検出するための電圧検出部23とを有する。
充電部21は、発電源11の出力側に対し、並列に複数(この実施形態では3つ)、設けられている。各充電部21には、それぞれ、二次電池12が電気的に接続されている。すなわち、二次電池充電システム1は、充電部21と同じ数の二次電池12を有する。
充電部21は、二次電池12に流れる電流を制御する充電IC(図示省略)を有する。この充電ICは、CPU22から出力される信号(図1中の破線)が入力されることにより、ON状態またはOFF状態になるようにスイッチング動作を行う。具体的には、充電ICは、信号が入力されると動作を停止する端子を有する。この端子にCPU22から出力される信号が入力される。
CPU22は、電圧検出部23によって検出された発電源11の出力電圧に基づいて、複数の充電部21に対して信号を出力する。
ここで、例えば発電源11が太陽電池の場合、発電源11の出力電圧と出力電流とは図2に示すような関係を有する。図2に示すように、発電源の出力電流は、出力電圧が小さいほど大きくなる一方、出力電圧が大きいほど小さくなる。また、太陽電池の場合、出力電圧が所定値以上になると、出力電流が急激に低下する。さらに、太陽電池の場合には、照度に応じて出力電流が異なる。すなわち、照度が大きい場合(図2における照度Aの場合)には、照度が小さい場合(図2における照度Cの場合)よりも、出力電流が大きくなる。なお、出力電流がゼロになる場合には、全ての照度において出力電圧がほぼVocになる。一方、出力電圧がゼロのときには、出力電流は、照度A,B,Cにおいて、それぞれ、Isc(A)、Isc(B)、Isc(C)になる。
以上のような出力特性を有する太陽電池では、照度に応じて給電装置13の充電電圧が変化する。すなわち、図2に示すように、例えば給電装置13の充電電流が充電電流2の場合、照度Aでは、給電装置13の充電電圧はVaとなり、照度Bでは、給電装置13の充電電圧はVbとなり、照度Cでは、給電装置13の充電電圧はVcになる。二次電池12を充電する場合には、給電装置13の充電電圧を、充電に必要な最低電圧(以下、充電最低電圧と呼ぶ)以上にする必要がある。よって、給電装置13の充電電流が充電電流2であれば、照度A,Bの場合には二次電池12を充電することができるが、照度Cの場合には二次電池12を充電することができない。
これに対し、図2に示すように、給電装置13の充電電流を変化させることにより、同じ照度でも給電装置13の充電電圧を変化させることができる。すなわち、照度Cの場合であっても、充電電流を充電電流2から充電電流1に変更することにより、給電装置13の充電電圧をVc’に変更することができる。これにより、照度Cの場合でも、給電装置13の充電電圧を充電最低電圧以上とすることができる。
本実施形態では、CPU22は、上述の考え方を利用して、発電源11の出力電流が変化しても給電装置13の充電電圧が充電最低電圧以上になるように、複数の充電部21の動作を制御する。すなわち、CPU22は、電圧判定部31と、充電制御部32とを有する。よって、CPU22は、電圧判定部31による判定結果に基づいて、充電制御部32によって、駆動状態の充電部21の数を変えるように複数の充電部21のうち少なくとも一つの充電部21の駆動を制御することにより、給電装置13の充電電圧を充電最低電圧以上にする。
電圧判定部31は、電圧検出部23から出力された信号に基づいて、発電源11の出力電圧が充電最低電圧以上かどうかを判定する。電圧判定部31は、充電制御部32に対し、発電源11の出力電圧と充電最低電圧とを比較した結果を信号として出力する。
充電制御部32は、電圧判定部31による判定結果に基づいて、複数の充電部21に対して信号を出力する。充電制御部32は、電圧判定部31によって、発電源11の出力電圧が充電最低電圧以上と判定された場合には、停止状態の充電部21の一つを駆動させる。一方、充電制御部32は、電圧判定部31によって、発電源11の出力電圧が充電最低電圧よりも小さいと判定された場合には、駆動状態の充電部21が複数、存在していれば、そのうちの一つを停止させる。
なお、充電制御部32は、停止状態の充電部21が複数、存在する場合には、電圧判定部31の判定結果に基づいて停止状態の充電部21を駆動させる際に、最も停止状態の期間が長い充電部21を駆動させる。一方、充電制御部32は、駆動状態の充電部21が複数、存在する場合には、駆動状態の充電部21を停止させる際に、最も駆動状態の期間が長い充電部21を停止させる。
充電制御部32による充電部21の駆動または停止の制御は、上述の制御方法に限定されない。すなわち、充電制御部32は、電圧判定部31の判定結果に基づいて、複数の充電部21を順番に駆動させる一方、充電部21を停止させる際も同じ順番で停止させてもよい。すなわち、複数の充電部21にそれぞれ番号を付与し、充電制御部32は、その番号順に充電部21を駆動または停止させてもよい。
充電制御部32は、複数の充電部21の中から駆動または停止させる充電部12を選定する選定部33と、選定部33によって選定された充電部21を駆動または停止させる駆動制御部34とを備える。
選定部33は、電圧判定部31の判定結果に基づいて停止状態の充電部21を駆動させる場合に、駆動する充電部21を選定する。本実施形態では、選定部33は、停止状態の充電部21が複数、存在する場合には、最も停止状態の期間が長い充電部21を選定する。
一方、選定部33は、電圧判定部31の判定結果に基づいて駆動状態の充電部21を停止させる場合に、停止する充電部21を選定する。本実施形態では、選定部33は、駆動状態の充電部21が複数、存在する場合には、最も駆動状態の期間が長い充電部21を選定する。
なお、選定部33は、乱数等の他の手段を用いて、駆動または停止する充電部21を選んでもよい。また、選定部33は、各二次電池12の実際の充電量を検出して、各二次電池12で充電量の偏りが生じないように、駆動または停止する充電部21を選んでもよい。
駆動制御部34は、電圧判定部31の判定結果に基づいて、駆動または停止の制御信号を生成し、選定部33によって選定された充電部21に対して駆動または停止の制御信号を出力する。
(充電制御)
次に、上述のような構成を有する二次電池充電システム1において、二次電池12を充電する際の充電制御について説明する。
本実施形態の二次電池充電システム1では、発電源11の出力電圧が充電最低電圧以上であれば、停止状態の充電部21を駆動させる一方、発電源11の出力電圧が充電最低電圧よりも小さければ、駆動状態の充電部21を停止させる。
具体的な充電制御を、図3に示すフローを用いて以下で説明する。なお、以下の説明では、給電装置13が充電部21を3つ備えている場合の充電制御について説明する。
図3に示すフローがスタートすると(スタート)、ステップS1で、まず充電部21の一つを駆動させる。続いて、ステップS2で、発電源11の出力電圧Vが充電最低電圧(本実施形態では4.5V)以上かどうかを判定する。
ステップS2において、出力電圧Vが充電最低電圧以上であると判定された場合(YESの場合)には、ステップS3に進んで、停止状態の2つの充電部21の中から1つの充電部21を駆動させる。一方、ステップS2において、出力電圧Vが充電最低電圧よりも小さいと判定された場合(NOの場合)には、ステップS2において出力電圧Vが充電最低電圧以上と判定されるまでステップS2の判定を繰り返す。
このように、出力電圧Vが充電最低電圧以上の場合には、駆動状態の充電部21の数を増加させて、給電装置13内の充電電流を増大させる。一方、出力電圧Vが充電最低電圧よりも小さい場合には、駆動状態の充電部21の数を増加させることなく、出力電圧Vが充電最低電圧以上になるまで待機する。
ステップS3で停止状態の残りの充電部21の中から一つの充電部21を駆動させた後、ステップS4において、発電源11の出力電圧Vが充電最低電圧以上であるかどうかを再度、判定する。
ステップS4において、出力電圧Vが充電最低電圧以上であると判定された場合(YESの場合)には、ステップS5に進んで、停止状態の充電部21を駆動させる。これにより、全ての充電部21が駆動状態になる。一方、ステップS4において、出力電圧Vが充電最低電圧よりも小さいと判定された場合(NOの場合)には、ステップS1に戻って、3つの充電部21のうち1つの充電部21を駆動させた状態とする。すなわち、駆動状態の2つの充電部21のうち一方を停止させる。
このように、出力電圧Vが充電最低電圧以上の場合には、駆動状態の充電部21の数を増加させて、給電装置13内の充電電流を増大させる。これにより、充電される二次電池12の数を増やすことができる。一方、出力電圧Vが充電最低電圧よりも小さい場合には、駆動状態の充電部21の数を1つ減らして、給電装置13内の充電電流を減少させる。これにより、給電装置13の充電電圧を増大させることができ、該充電電圧を充電最低電圧以上にすることが可能になる。
したがって、発電源11からの出力電流が変化して給電装置13内の充電電圧が変化した場合でも、充電部21の駆動を制御して給電装置13の充電電流を変えることにより、二次電池12に対して最適な充電を行うことができる。
ステップS5で3つの充電部21を駆動状態とした後、ステップS6において、発電源11の出力電圧Vが充電最低電圧よりも小さいかどうかを判定する。
ステップS6において、出力電圧Vが充電最低電圧よりも小さいと判定された場合(YESの場合)には、ステップS3に戻って、3つの充電部21のうち2つの充電部21を駆動させた状態とする。すなわち、駆動状態の3つの充電部21のうち一つの充電部21を停止させる。一方、ステップS6において、出力電圧Vが充電最低電圧以上であると判定された場合(NOの場合)には、出力電圧Vが充電最低電圧よりも小さくなるまでステップS6の判定を繰り返す。
このように、出力電圧Vが充電最低電圧よりも小さい場合には、駆動状態の充電部21の数を1つ減らして、給電装置13内の充電電流を減少させることにより、給電装置13の充電電圧を増大させることができる。
上述のステップS1,S3,S5において、停止状態の複数の充電部21の中から駆動させる充電部21は、充電制御部32の選定部33によって選定される。例えば、選定部33によって、停止状態の期間が長い充電部から順に選定される。逆に、ステップS1,S3において、駆動状態の複数の充電部21の中から停止状態にする充電部21は、選定部33によって、駆動状態の期間が長い充電部から順に選定される。
なお、図3におけるステップS1,S3,S5が、それぞれ、充電工程及び充電調整工程に対応するとともに、ステップS2,S4が、それぞれ、電圧判定工程に対応する。
(実施形態の効果)
本実施形態では、発電源11の出力電圧に応じて、駆動状態の充電部21の数を変更することにより、給電装置13の充電電流を変更する。これにより、給電装置13の充電電圧を調整することができる。したがって、二次電池充電システム1において、発電源11の出力電流が変化した場合でも、二次電池12に対する最適な充電状態を維持することができる。
具体的には、発電源11の出力電圧が充電最低電圧よりも小さい場合、駆動状態の充電部21が複数、存在すれば、駆動状態の充電部21の数を減らして、給電装置13の充電電流を低減する。これにより、給電装置の充電電圧を、充電最低電圧以上に増大させることができる。
一方、発電源11の出力電圧が充電最低電圧以上の場合、停止状態の充電部21が複数、存在すれば、停止状態の充電部21の数を減らすことにより、より多くの二次電池12に充電を行うことができる。したがって、複数の二次電池12に対して、効率良く充電を行うことができる。
また、複数の充電部21の中で駆動または停止させる充電部21は、複数の二次電池12の間で充電量の偏りが生じないように、選定部33によって選定される。これにより、複数の二次電池12に対して均等に充電を行うことができる。
さらに、各二次電池12の出力側にダイオード14を設けることにより、二次電池12間で電流が流れるのを防止できるとともに、複数の二次電池12の中で最も電圧の高い二次電池12から電流を出力することが可能になる。したがって、複数の二次電池12内の充電量の残量を均一にすることができる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
前記実施形態では、発電源11として太陽電池を用いているが、この限りではなく、電力を出力するとともに出力電流が変化する構成であれば、どのような発電源を用いてもよい。このような発電源11として、太陽電池以外に、水量によって出力が変化する水力発電装置などが考えられる。
前記実施形態では、二次電池充電システム1は、二次電池12及び充電部21を3組、有する。しかしながら、二次電池12及び充電部21は2組であってもよいし、4組以上であってもよい。
本発明による二次電池充電システムは、複数の二次電池と、各二次電池の充電を行う複数の充電部とを備え、発電源の出力電流が変動する構成に利用可能である。
1:二次電池充電システム、11:発電源、12:二次電池、13:給電装置、14:ダイオード(整流部)、21:充電部、22:CPU(制御部)、23:電圧検出部

Claims (8)

  1. 発電源の出力電圧を検出する電圧検出部と、
    前記発電源の出力側に互いに並列に接続されていて、前記発電源から出力される電力をそれぞれ充電する複数の二次電池と、
    前記複数の二次電池に対応して設けられ、それぞれが各二次電池の充電を制御する複数の充電部と、
    前記充電部の駆動を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記電圧検出部によって検出された前記出力電圧が充電最低電圧以上になるように、前記複数の充電部のうち少なくとも一つの充電部の駆動を制御することによって駆動状態の充電部の数を変更する、二次電池充電システム。
  2. 請求項1に記載の二次電池充電システムにおいて、
    前記制御部は、前記電圧検出部によって検出された前記出力電圧が充電最低電圧よりも小さい場合に、駆動状態の複数の充電部のうち一部の充電部の駆動を停止させる、二次電池充電システム。
  3. 請求項1または2に記載の二次電池充電システムにおいて、
    前記制御部は、前記電圧検出部によって検出された前記出力電圧が充電最低電圧以上の場合に、停止状態の複数の充電部のうち一部の充電部を駆動させる、二次電池充電システム。
  4. 請求項1から3のいずれか一つに記載の二次電池充電システムにおいて、
    前記複数の二次電池の出力側にそれぞれ設けられ、各二次電池から出力される電流の流れのみを許容する整流部をさらに備える、二次電池充電システム。
  5. 請求項1から4のいずれか一つに記載の二次電池充電システムにおいて、
    前記制御部は、前記複数の二次電池の間で充電量に偏りが生じないように、前記複数の充電部を駆動または停止させる、二次電池充電システム。
  6. 請求項5に記載の二次電池充電システムにおいて、
    前記制御部は、前記充電部を駆動させる際には、停止状態の充電部のうち、最も長い間、停止状態である充電部を駆動させる一方、前記充電部を停止させる際には、駆動状態の充電部のうち、最も長い間、駆動状態である充電部を停止させる、二次電池充電システム。
  7. 発電源から出力される電力を、充電部によって、複数の二次電池の少なくとも一部に充電する充電工程と、
    前記発電源の出力電圧が充電最低電圧以上であるかどうかを判定する電圧判定工程と、
    前記電圧判定工程による判定結果に基づいて、前記充電工程において前記複数の二次電池のうち充電を行う二次電池の数を変更するように前記充電部の駆動を制御する充電調整工程とを備える、二次電池充電方法。
  8. 請求項7に記載の二次電池充電方法において、
    前記充電調整工程は、前記電圧判定工程において前記出力電圧が充電最低電圧以上であると判定された場合に、前記複数の二次電池のうち充電を行う二次電池の数を増大させるように前記充電部の駆動を制御する一方、前記電圧判定工程において前記出力電圧が充電最低電圧よりも小さいと判定された場合に、前記複数の二次電池のうち充電を行わない二次電池の数を増大させるように前記充電部の駆動を制御する、二次電池充電方法。
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