JP2007066738A - 非常用装置、及び非常用システム - Google Patents
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Abstract
二次電池の点検時の動作と、非常時の動作とが誤認されることを抑制できる非常用装置、及び非常用システムを提供する。
【解決手段】
非常用装置は、ランプ4の非常用電源となる二次電池1と、常用電源である商用電源ACからの電力供給により二次電池1を充電する充電回路部2と、二次電池1を電源としてランプ4を点灯させる点灯回路部3と、二次電池1から点灯回路部3への給電路を開閉するスイッチング素子Qと、信号装置6の非常信号Aと点検信号Bとに応じて充電回路部2、点灯回路部3、及びスイッチング素子Qを制御するとともに、二次電池1の異常を判断する制御部5とを備え、制御部5は、通常モードでは、二次電池1を充電させ、非常モードでは、二次電池1からの電力供給によりランプ4を点灯させ、点検モードでは、二次電池1からの電力供給により非常モード時より低い電力Wでランプ4を点灯させる。
【選択図】図1
Description
本実施形態の非常用装置は、例えば天井近くの壁面等に設置される避難口誘導灯等の非常用の照明装置であり、図1(a)に示すように、消防法の規定により避難口であることを示すシンボル等が付された点灯表示部(図示せず)と、点灯表示部を発光させる白熱ランプや放電ランプ等のランプ4と、ランプ4の非常用電源となる二次電池1と、常用電源となる商用電源ACから供給される交流を降圧、安定化して二次電池1充電用の直流を出力する充電回路部2と、二次電池1からの電力供給を元にしてランプ4に電力Wを供給する点灯回路部3と、二次電池1から点灯回路部3への給電路を開閉するスイッチング素子Qと、制御部5とを備えている。該制御部5には、二次電池1の残容量を検出する検出手段と、充電回路部2と点灯回路部3とスイッチング素子Qとを制御し、外部の信号装置6の非常信号Aが入力されるとランプ4を所定の電力で点灯させ、点検信号Bが入力されると非常信号Aが入力されたときよりも低い電力でランプ4を点灯させる制御手段と、制御手段に点検信号Bを入力して二次電池1を所定時間強制的に放電させた後の検出手段の検出結果に基いて二次電池1の異常を判断する点検手段とが設けられている。尚、充電回路部2と点灯回路部3については、従来例と同様のものであるから、説明を省略する。
本実施形態の非常用装置は、上記の実施形態1と同様に避難誘導灯等の非常用の照明装置であり、図2に示すように、消防法の規定により避難口であることを示すシンボル等が付された点灯表示部(図示せず)と、点灯表示部の点灯に用いられるキセノンフラッシュランプからなるランプ40と、ランプ40の非常用電源となる二次電池1と、常用電源となる商用電源ACから供給される交流を降圧、安定化して二次電池1充電用の直流を出力する充電回路部2と、二次電池1からの電力供給を元にしてランプ40を点灯させる点灯回路部30と、制御部5とを備えている。該制御部5には、二次電池1の残容量を検出する検出手段と、充電回路部2と点灯回路部3とスイッチング素子Qとを制御し、外部の信号装置6の非常信号Aが入力されるとランプ40に所定の電圧を印加して点灯させ、点検信号Bが入力されると非常信号Aが入力されたときよりも低い電圧をランプ40に印加して点灯させる制御手段と、制御手段に点検信号Bを入力して二次電池1を所定時間強制的に放電させた後の検出手段の検出結果に基いて二次電池1の異常を判断する点検手段とが設けられている。尚、充電回路部2については、従来例と同様のものであるから、説明を省略する。
上記の実施形態1,2では、ともに点検モード時にランプを点灯させるようにしているが、本実施形態では、抵抗器を点検用の負荷として付設し、例えばスイッチの切り換えによって、非常モード時には二次電池とランプとを接続し、点検モード時には二次電池と点検用の負荷である抵抗器とを接続するようにしたことに特徴がある。尚、その他の構成については、上記実施形態1,2と同様の構成を採用することができるから説明を省略する。
ところで、上記の実施形態1,2では、非常モード時にランプを点滅させるようにしているが、非常時におけるランプの点滅周期は、図3(a)に示すように、JIL(日本照明器具工業会規格)により誘導効果が高い0.5秒(点滅周波数が2Hz)と規定されている。
本実施形態の非常用装置Lは、例えば、ランプの点灯とスピーカからの音声とによって視覚的及び聴覚的に避難誘導を行う機能を有する避難誘導灯であり、図4(a)に示すように、ランプ40と、ランプ40の非常用電源となる二次電池1を備えて二次電池1の電力供給によりランプ40を点滅させる点滅ブロックLBKと、スピーカSPと、スピーカSPの非常用電源となる二次電池10を備えて二次電池10の電力供給によりスピーカSPから音声を出力させる音声ブロックSBKとを具備し、各ブロックLBK,SBKにはそれぞれ常用電源となる商用電源ACと、非常信号A及び点検信号Bを出力する信号装置6とが接続されている。
上記の実施形態5の非常用装置では、音声ブロックSBKにより、非常時と点検時とで同じ警報音声(JILで規定された警報音声(誘導音声)、日本語では「非常口は、こちらです。」、英語では「Here is an emergency exit」)を発生するようにしているが、本実施形態の非常用装置では、音声合成LSI71において非常時と点検時とで音声を異ならせたことに特徴があり、その他の構成は上記実施形態5と同様であるから説明を省略する。
本実施形態は、上記の実施形態5又は実施形態6のように、音声ブロックSBKを備えた非常用装置において、点滅ブロックLBKの点検モード終了後に、点検結果を音声で発生するようにしたことに特徴がある。
2 充電回路部
3 点灯回路部
4 ランプ
5 制御部
Q スイッチング素子
A 非常信号
B 点検信号
W 電力
Claims (10)
- ランプの非常用電源となる二次電池と、常用電源からの電力供給により二次電池を充電する充電回路部と、二次電池からの電力供給によりランプを点灯させる点灯回路部と、二次電池の残容量を検出する検出手段と、点灯回路部を制御し、非常信号が入力されるとランプを所定の電力で点灯させ、点検信号が入力されると非常信号が入力されたときよりも低い電力でランプを点灯させる制御手段と、制御手段に点検信号を入力して二次電池を所定時間強制的に放電させた後の検出手段の検出結果に基いて二次電池の異常を判断する点検手段とを備えていることを特徴とする非常用装置。
- 前記制御手段は、点検信号が入力されると、ランプが最低駆動電力で点灯するように点灯回路部を制御することを特徴とする請求項1に記載の非常用装置。
- ランプはキセノンランプであって、前記制御手段は、点検信号が入力されると、前記キセノンランプに該キセノンランプの始動電圧に相当する電圧を印加するように点灯回路部を制御することを特徴とする請求項1に記載の非常用装置。
- ランプの非常用電源となる二次電池と、常用電源からの電力供給により二次電池を充電する充電回路部と、二次電池からの電力供給によりランプを点灯させる点灯回路部と、二次電池の残容量を検出する検出手段と、点灯回路部を制御し、非常信号が入力されるとランプを所定周期で点滅させ、点検信号が入力されると非常信号が入力されたときよりも長い周期でランプを点滅させる制御手段と、制御手段に点検信号を入力して二次電池を所定時間強制的に放電させた後の検出手段の検出結果に基いて二次電池の異常を判断する点検手段とを備えていることを特徴とする非常用装置。
- ランプの非常用電源となる二次電池と、常用電源からの電力供給により二次電池を充電する充電回路部と、二次電池からの電力供給によりランプを点灯させる点灯回路部と、二次電池の残容量を検出する検出手段と、非常信号が入力されると点灯回路部を制御してランプを点灯させ、点検信号が入力されると点検用の負荷を用いて二次電池を所定時間強制的に放電させる制御手段と、制御手段に点検信号を入力して二次電池を所定時間強制的に放電させた後の検出手段の検出結果に基いて二次電池の異常を判断する点検手段とを備えていることを特徴とする非常用装置。
- スピーカの非常用電源となる二次電池と、常用電源からの電力供給により二次電池を充電する充電回路部と、二次電池からの電力供給によりスピーカから音声を出力させる音声回路部と、二次電池の残容量を検出する検出手段と、音声回路部を制御し、非常信号が入力されるとスピーカから所定の音圧の音声を出力させ、点検信号が入力されると非常信号が入力されたときよりも低い音圧の音声をスピーカから出力させる制御手段と、制御手段に点検信号を入力して二次電池を所定時間強制的に放電させた後の検出手段の検出結果に基いて二次電池の異常を判断する点検手段とを備えていることを特徴とする非常用装置。
- 前記制御手段は、点検信号が入力されると、音声回路部を制御してスピーカから最も低い音圧の音声を出力させることを特徴とする請求項6に記載の非常用装置。
- スピーカの非常用電源となる二次電池と、常用電源からの電力供給により二次電池を充電する充電回路部と、二次電池からの電力供給によりスピーカから音声を出力させる音声回路部と、二次電池の残容量を検出する検出手段と、音声回路部を制御し、非常信号が入力されるとスピーカから音声を出力させ、点検信号が入力されると非常信号が入力されたときとは異なる音声をスピーカから出力させる制御手段と、制御手段に点検信号を入力して二次電池を所定時間強制的に放電させた後の検出手段の検出結果に基いて二次電池の異常を判断する点検手段とを備え、制御手段に非常信号が入力された場合と点検信号が入力された場合とでスピーカの消費電力を略等しくしていることを特徴とする非常用装置。
- スピーカの非常用電源となる二次電池と、常用電源からの電力供給により二次電池を充電する充電回路部と、二次電池からの電力供給によりスピーカから音声を出力させる音声回路部と、二次電池の残容量を検出する検出手段と、音声回路部を制御し非常信号又は点検信号が入力されるとスピーカから音声を出力させる制御手段と、制御手段に信号を入力して二次電池を所定時間強制的に放電させた後の検出手段の検出結果に基いて二次電池の異常を判断する点検手段と、点検手段の点検結果を通知する音声をスピーカから出力させる点検結果通知手段とを備えていることを特徴とする非常用装置。
- 請求項1〜9のいずれかに記載された非常用装置を複数備えていることを特徴とする非常用システム。
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