JP2007066471A - メディア用サーバ装置、制御方法、プログラム、ネットワークプレーヤ及びネットワーク用デジタルコンテンツ再生システム - Google Patents

メディア用サーバ装置、制御方法、プログラム、ネットワークプレーヤ及びネットワーク用デジタルコンテンツ再生システム Download PDF

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Abstract

【課題】 メディア用サーバ装置40の保有デジタルコンテンツをネットワークプレーヤ46で再生している場合に、再生が中断される。その後、メディア用サーバ装置40を単体でプレーヤとして使用するとき、的確なレジューム再生が行われるようにする。
【解決手段】 第1の中断検出手段41は、ネットワークプレーヤ46におけるデジタルコンテンツの再生中断を検出する。第1のレジューム情報記憶手段42は、ネットワークプレーヤ46におけるデジタルコンテンツの再生中断が検出されると、再生中断したデジタルコンテンツ及びその中断位置に係る情報を第1のレジューム情報として記憶する。再生制御手段43は、メディア用サーバ装置40がプレーヤとなって再生を行う場合は、第1のレジューム情報に係るデジタルコンテンツを第1のレジューム情報に係る中断位置に基づく再生位置から再生開始する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、メディア用サーバ装置、制御方法、プログラム、ネットワークプレーヤ及びネットワーク用デジタルコンテンツ再生システムに関し、詳しくはネットワークへの接続下でレジューム再生を実現するメディア用サーバ装置、制御方法、プログラム、ネットワークプレーヤ及びネットワーク用デジタルコンテンツ再生システムに関するものである。
DLNA(Digital Living Network Alliance)では、家電、PC及びモバイル機器の相互互換性を保障するためのガイドラインを定めている。そのガイドラインに準拠した機器を家庭内のネットワークに接続すると、相互に接続され、音楽、写真、動画といったデジタルコンテンツを共有するようになっている。DLNAに準拠した機器は、家庭内のネットワークだけでなく、将来的に自動車内ネットワークにも利用されることが予想される。以下、DLNAに準拠した機器が接続されているネットワークを「DLNAネットワーク」と呼ぶことにする。
一方、HDD型ポータブルプレーヤは、ユーザに携帯されて、HDD(ハードディスク装置)に多数の楽曲を保有し、楽曲を再生可能になっている。このようなHDD型ポータブルプレーヤの使用態様として、ユーザは、自分のHDD型ポータブルプレーヤを、無線LANや有線LANを介して自宅又は自動車のDLNAネットワークへ接続し、一人で、又は家族若しくは知人等の仲間と共に、HDD型ポータブルプレーヤの保有楽曲をネットワークプレーヤで再生して、聴くことが考えられる。
特許文献1は、自動車に無線子機を配備し(特許文献1の図1〜図4)、自動車内の楽曲再生装置を無線子機を介して車外の、例えば自宅のサーバ(特許文献1の図1)、インターネットのホームページサーバ(特許文献1の図2及び図3)、及び店舗のサーバ(特許文献1の図4)へ接続し、サーバから楽曲データを車内の楽曲再生装置にダウンロードして、楽曲を車内の楽曲再生装置において適宜再生可能とすることを開示する。
特開2004−37981号公報
HDD型ポータブルプレーヤが、ユーザに携帯されて、ユーザと共に移動する場合、HDD型ポータブルプレーヤは、ユーザの移動に伴い、DLNAの各ネットワークへ接続及び離脱を繰り返すことになる。このような場合、HDD型ポータブルプレーヤの保有楽曲は、ネットワークの接続中は、そのデータを、ネットワークを介してネットワークプレーヤへ転送されて、ネットワークプレーヤにおいて再生され、また、ネットワークへの接続の有無にかかわらず、HDD型ポータブルプレーヤ単体で適宜、再生されることになる。
従来のレジューム再生は、HDD型ポータブルプレーヤで再生中断した楽曲について、次に、該HDD型ポータブルプレーヤにおいて再生再開する場合に対処しているものの、過去の再生中断機器を(a1)ネットワークプレーヤ又は(a2)HDD型ポータブルプレーヤとし、再生再開する機器を(b1)ネットワークプレーヤ及び(b2)HDD型ポータブルプレーヤとして、(a1)→(b2)、(a1)→(b1)及び(a2)→(b1)の場合のレジューム再生に対応していない。なお、(a1)→(b1)の組み合わせでは、(a1)のネットワークプレーヤと(b1)のネットワークプレーヤとは、同一の場合もあるし、相違する場合もある。
特許文献1の再生システムでは、サーバは、場所を固定されており、HDD型ポータブルプレーヤのように、単体で再生されたり、各移動場所のネットワークで楽曲を配信するものではない。また、特許文献1の再生システムのサーバは、ネットワークの変更に対処して、レジューム再生を実現する方策は言及していない。
本発明の目的は、メディア用サーバ装置の保有デジタルコンテンツをネットワークプレーヤで再生可能になっている状況下、メディア用サーバ装置又はネットワークプレーヤにおいて適切にレジューム再生を実行できるメディア用サーバ装置、制御方法、プログラム、ネットワークプレーヤ及びネットワーク用デジタルコンテンツ再生システムを提供することである。
本発明のメディア用サーバ装置は、ネットワーク接続中では、ネットワークプレーヤからのデータ送信要求に対して該当デジタルコンテンツの該当データをネットワークプレーヤへストリーム配信する。該メディア用サーバ装置は次の手段を有している。
ネットワークプレーヤにおけるデジタルコンテンツの再生中断を検出する第1の中断検出手段、
ネットワークプレーヤにおけるデジタルコンテンツの再生中断が検出されると、再生中断したデジタルコンテンツ及びその中断位置に係る情報を第1のレジューム情報として記憶する第1のレジューム情報記憶手段、及び
メディア用サーバ装置がプレーヤとなって再生を行う場合は、第1のレジューム情報に係るデジタルコンテンツを第1のレジューム情報に係る中断位置に基づく再生位置から再生開始する再生制御手段。
本発明の別のメディア用サーバ装置は、ネットワーク接続中では、ネットワークプレーヤからのデータ送信要求に対して該当デジタルコンテンツの該当データをネットワークプレーヤへストリーム配信する。該メディア用サーバ装置は次の手段を有している。
ネットワークプレーヤにおけるデジタルコンテンツの再生中断を検出する第1の中断検出手段、
ネットワークプレーヤにおけるデジタルコンテンツの再生中断が検出されると、再生中断したデジタルコンテンツ及びその中断位置に係る情報を第1のレジューム情報として記憶する第1のレジューム情報記憶手段、及び
ネットワークプレーヤから情報送信要求を受けたときは、ネットワークプレーヤが第1のレジューム情報に係るデジタルコンテンツを第1のレジューム情報に係る中断位置に基づく再生位置から再生開始するためのデータ送信要求をネットワークプレーヤがメディア用サーバ装置に対して出せるようにする情報形式で、第1のレジューム情報をネットワークプレーヤへ送信する送信手段。
本発明の他のメディア用サーバ装置は、ネットワーク接続中では、ネットワークプレーヤからのデータ送信要求に対して該当デジタルコンテンツの該当データをネットワークプレーヤへストリーム配信し、かつ単体でプレーヤとしても作動可能である。該メディア用サーバ装置は次の手段を有している。
メディア用サーバ装置がプレーヤとなって再生していたデジタルコンテンツの再生中断を検出する第2の中断検出手段、
メディア用サーバ装置がプレーヤとなって再生していたデジタルコンテンツの再生中断が検出されると、再生中断したデジタルコンテンツ及びその中断位置に係る情報を第2のレジューム情報として記憶する第2のレジューム情報記憶手段、及び
ネットワークプレーヤから情報送信要求を受けたときは、ネットワークプレーヤが第2のレジューム情報に係るデジタルコンテンツを第2のレジューム情報に係る中断位置に基づく再生位置から再生開始するためのデータ送信要求をネットワークプレーヤがメディア用サーバ装置に対して出せるようにする情報形式で、第2のレジューム情報をネットワークプレーヤへ送信する送信手段。
本発明のさらに他のメディア用サーバ装置は、ネットワーク接続中では、ネットワークプレーヤからのデータ送信要求に対して該当デジタルコンテンツの該当データをネットワークプレーヤへストリーム配信し、かつ単体でプレーヤとしても作動可能である。該メディア用サーバ装置は次の手段を有している。
ネットワークプレーヤにおけるデジタルコンテンツの再生中断を検出する第1の中断検出手段、
ネットワークプレーヤにおけるデジタルコンテンツの再生中断が検出されると、再生中断したデジタルコンテンツ及びその中断位置に係る情報を第1のレジューム情報として記憶する第1のレジューム情報記憶手段、
メディア用サーバ装置がプレーヤとなって再生していたデジタルコンテンツの再生中断を検出する第2の中断検出手段、
メディア用サーバ装置がプレーヤとなって再生していたデジタルコンテンツの再生中断が検出されると、再生中断したデジタルコンテンツ及びその中断位置に係る情報を第2のレジューム情報として記憶する第2のレジューム情報記憶手段、
メディア用サーバ装置がプレーヤとなって再生を行う場合は、第1又は第2のレジューム情報に係るデジタルコンテンツを第1又は第2のレジューム情報に係る中断位置に基づく再生位置から再生開始する再生制御手段、及び
ネットワークプレーヤから情報送信要求を受けたときは、ネットワークプレーヤが第1又は第2のレジューム情報に係るデジタルコンテンツを第1又は第2のレジューム情報に係る中断位置に基づく再生位置から再生開始するためのデータ送信要求をネットワークプレーヤがメディア用サーバ装置に対して出せるようにする情報形式で、第1又は第2のレジューム情報をネットワークプレーヤへ送信する送信手段、
を有している。
本発明の制御方法が適用されるメディア用サーバ装置は、ネットワーク接続中では、ネットワークプレーヤからのデータ送信要求に対して該当デジタルコンテンツの該当データをネットワークプレーヤへストリーム配信する。該制御方法は次のステップを有している。
ネットワークプレーヤにおけるデジタルコンテンツの再生中断を検出するステップ、
ネットワークプレーヤにおけるデジタルコンテンツの再生中断が検出されると、再生中断したデジタルコンテンツ及びその中断位置に係る情報を第1のレジューム情報として記憶するステップ、及び
メディア用サーバ装置がプレーヤとなって再生を行う場合は、第1のレジューム情報に係るデジタルコンテンツを第1のレジューム情報に係る中断位置に基づく再生位置から再生開始するステップ。
本発明の別の制御方法が適用されるメディア用サーバ装置は、ネットワーク接続中では、ネットワークプレーヤからのデータ送信要求に対して該当デジタルコンテンツの該当データをネットワークプレーヤへストリーム配信する。本発明の制御方法は次のステップを有している。
ネットワークプレーヤにおけるデジタルコンテンツの再生中断を検出するステップ、
ネットワークプレーヤにおけるデジタルコンテンツの再生中断が検出されると、再生中断したデジタルコンテンツ及びその中断位置に係る情報を第1のレジューム情報として記憶するステップ、及び
ネットワークプレーヤから情報送信要求を受けたときは、ネットワークプレーヤが第1のレジューム情報に係るデジタルコンテンツを第1のレジューム情報に係る中断位置に基づく再生位置から再生開始するためのデータ送信要求をネットワークプレーヤがメディア用サーバ装置に対して出せるようにする情報形式で、第1のレジューム情報をネットワークプレーヤへ送信するステップ。
本発明の他の制御方法が適用されるメディア用サーバ装置は、ネットワーク接続中では、ネットワークプレーヤからのデータ送信要求に対して該当デジタルコンテンツの該当データをネットワークプレーヤへストリーム配信し、かつ単体でプレーヤとしても作動可能である。該制御方法は次のステップを有している。
メディア用サーバ装置がプレーヤとなって再生していたデジタルコンテンツの再生中断を検出するステップ、
メディア用サーバ装置がプレーヤとなって再生していたデジタルコンテンツの再生中断が検出されると、再生中断したデジタルコンテンツ及びその中断位置に係る情報を第2のレジューム情報として記憶するステップ、及び
ネットワークプレーヤから情報送信要求を受けたときは、ネットワークプレーヤが第2のレジューム情報に係るデジタルコンテンツを第2のレジューム情報に係る中断位置に基づく再生位置から再生開始するためのデータ送信要求をネットワークプレーヤがメディア用サーバ装置に対して出せるようにする情報形式で、第2のレジューム情報をネットワークプレーヤへ送信するステップ。
本発明のさらに他の制御方法が適用されるメディア用サーバ装置は、ネットワーク接続中では、ネットワークプレーヤからのデータ送信要求に対して該当デジタルコンテンツの該当データをネットワークプレーヤへストリーム配信し、かつ単体でプレーヤとしても作動可能である。該制御方法発議のステップを有している。
ネットワークプレーヤにおけるデジタルコンテンツの再生中断を検出するステップ、
ネットワークプレーヤにおけるデジタルコンテンツの再生中断が検出されると、再生中断したデジタルコンテンツ及びその中断位置に係る情報を第1のレジューム情報として記憶するステップ、
メディア用サーバ装置がプレーヤとなって再生していたデジタルコンテンツの再生中断を検出するステップ、
メディア用サーバ装置がプレーヤとなって再生していたデジタルコンテンツの再生中断が検出されると、再生中断したデジタルコンテンツ及びその中断位置に係る情報を第2のレジューム情報として記憶するステップ、
メディア用サーバ装置がプレーヤとなって再生を行う場合は、第1又は第2のレジューム情報に係るデジタルコンテンツを第1又は第2のレジューム情報に係る中断位置に基づく再生位置から再生開始するステップ、及び
ネットワークプレーヤから情報送信要求を受けたときは、ネットワークプレーヤが第1又は第2のレジューム情報に係るデジタルコンテンツを第1又は第2のレジューム情報に係る中断位置に基づく再生位置から再生開始するためのデータ送信要求をネットワークプレーヤがメディア用サーバ装置に対して出せるようにする情報形式で、第1又は第2のレジューム情報をネットワークプレーヤへ送信するステップ。
本発明のプログラムは、前述のメディア用サーバ装置の各手段としてコンピュータを機能させる。本発明のプログラムは、また、前述の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させる。
本発明のネットワークプレーヤは、ネットワーク接続中では、メディア用サーバ装置へデータ送信要求を出して、メディア用サーバ装置から該当デジタルコンテンツの該当データをストリーム配信されて、デジタルコンテンツを再生する。本発明のネットワークプレーヤは次の手段を有している。
再生中断したデジタルコンテンツ及びその中断位置に係るレジューム情報をメディア用サーバ装置から受信するレジューム情報受信手段、
レジューム情報に係るデジタルコンテンツについてレジューム情報に係る中断位置からのデータの送信要求をレジューム再生要求としてメディア用サーバ装置へ出す送信要求手段、及び
レジューム再生要求に対してメディア用サーバ装置からストリーム配信されるデータに基づきデジタルコンテンツを再生する再生手段。
本発明のネットワーク用デジタルコンテンツ再生システムは、前述したいずれかのメディア用サーバ装置と、前述したネットワークプレーヤとを含む。
本発明によれば、保有楽曲が自身で又はネットワークプレーヤで再生されるメディア用サーバ装置において、自身又はネットワークプレーヤでの再生中断位置を的確に検出して、自身又はネットワークプレーヤでの再生再開時では、的確なレジューム再生を支障なく実現できる。
図1はHDD型ポータブルプレーヤ10の正面図である。HDD型ポータブルプレーヤ10は、本体11と、該本体11へジャックを挿抜自在とするヘッドホン12とを備え、ユーザ19(図2)のポケット等に入れて携帯できる寸法及び重量となっている。HDD型ポータブルプレーヤ10は内蔵バッテリの電力により駆動され、該内蔵バッテリは適宜充電可能になっている。本体11の前面には、カラーLCD14及び操作キー配列部15がそれぞれ上側及び下側に配設されている。操作キー配列部15は複数個の操作キー16を含む。HDD型ポータブルプレーヤ10のHDD(図示せず)には、多数の楽曲が所定のフォーマットで記録され、それら楽曲は、適宜、再生自在になっている。HDD型ポータブルプレーヤ10は、無線LAN用の内蔵無線機を装備している。
ユーザ19は、本体11を一方の手に持ちつつ、操作キー16を他方の手で操作して、HDD型ポータブルプレーヤ10に種々の指示を出し、所望の楽曲を選択、再生開始させる。ユーザ19は、ヘッドホン12の左右の放音部を左右の耳に挿入して、楽曲の再生音を聴くようになっている。
図2はHDD型ポータブルプレーヤ10の移動例の説明図である。自宅21及び自動車22には、DLNAネットワークが構築されている。ユーザ19は、例えば、自動車22を運転して、自宅21からショッピングセンター23へ向かい、ショッピングセンター23の駐車場で自動車22を駐車させ、ショッピングセンター23において、買い物をする。ユーザ19は、HDD型ポータブルプレーヤ10を携帯し、自動車22内へ持ち込み、自宅21又は自動車22内では、自宅21又は自動車22内のネットワークを利用して、自宅21又は自動車22内のネットワークプレーヤからHDD型ポータブルプレーヤ10の保有楽曲を再生指示し、ネットワークプレーヤ用のスピーカより楽曲を聴くことができる。また、ユーザ19は、また、自宅21、自動車22及びショッピングセンター23において、HDD型ポータブルプレーヤ10を単体で使用して、HDD型ポータブルプレーヤ10の保有楽曲をヘッドホン12から適宜聴くことができる。
図3はHDD型ポータブルプレーヤ10が接続されるネットワーク26の状況図である。ネットワーク26は、DLNAネットワークであり、例えば自宅21内に構築される。ネットワークプレーヤ27はLANケーブル28を介してネットワーク26へ接続される。HDD型ポータブルプレーヤ10、ネットワークプレーヤ31及びパーソナルコンピュータ32は無線によりネットワーク26へ接続される。パーソナルコンピュータ32はサーバ及びクライアントとして使用可能である。HDD型ポータブルプレーヤ10は楽曲及び映像その他のコンテンツの配信に関してサーバとなる。
DLNAネットワークの用語では、楽曲を配信するHDD型ポータブルプレーヤ10は「DMS(Digital Media Server)」と呼ばれ、また、楽曲の配信を受けるネットワークプレーヤ27,31は「DMP(Digital Media Player)」と呼ばれる。
説明の便宜上、HDD型ポータブルプレーヤ10の保有楽曲について、それらをヘッドホン12で聴くことを「自己再生」と呼び、それらを、ネットワーク26等のネットワークを介してネットワークプレーヤ27,31等のネットワークプレーヤで聴くことを「ネットワーク再生」と呼ぶことにする。例えば、ネットワークプレーヤ27は自宅21のリビングに置かれ、ネットワークプレーヤ31は自宅21の寝室に置かれている場合、ユーザは、リビングのネットワークプレーヤ27においても、寝室のネットワークプレーヤ31においてもネットワーク再生でHDD型ポータブルプレーヤ10の楽曲を聴くことができる。
自宅21や自動車22におけるネットワーク再生による楽曲聴取者は、ユーザ19のみであったり、ユーザ19とさらに家族や知人等とであったりする。ネットワークプレーヤ27でネットワーク再生する場合について説明する。ネットワークプレーヤ27は、自宅21や自動車22に配備されているものとする。
ユーザは、ネットワークプレーヤ27を操作して、HDD型ポータブルプレーヤ10の保有楽曲についてのリスト情報の送信をHDD型ポータブルプレーヤ10に要求する。HDD型ポータブルプレーヤ10は、この要求に対して、リスト情報を、ネットワーク26を介してネットワークプレーヤ27へ送る。ネットワークプレーヤ27のユーザは、HDD型ポータブルプレーヤ10から受信したリスト情報に基づきネットワークプレーヤ27の表示器に表示される楽曲のリストを見て、再生希望の楽曲を指定する。ネットワークプレーヤ27は、ユーザの指定指示に基づき指定楽曲のデータを送るよう、HDD型ポータブルプレーヤ10に要求する。HDD型ポータブルプレーヤ10は、この要求に対して該当のデータをストリーム配信でネットワークプレーヤ27へ送信する。ネットワークプレーヤ27における再生音の出力速度は、データ量換算でストリーム配信によるデータ送信速度より低いので、ストリーム配信では、1個の楽曲に係るデータが、ネットワークプレーヤ27からの断続的な各データ送信要求ごとに、所定量ずつ、送信される。
図4はHDD型ポータブルプレーヤ10の保有楽曲についての再生状況の事例説明図である。ユーザ19は、HDD型ポータブルプレーヤ10を携帯しつつ、自動車22→ショッピングセンター23→自動車22→自宅21と場所を移動する。「○」は各場所でネットワーク再生したことを示し、「□」は各場所で自己再生したことを示している。無印は再生を行わなかったことを示す。
事例(a)では、自動車22→ショッピングセンター23→自動車22→自宅21の移動中の再生状況は、ネットワーク再生→自己再生→ネットワーク再生→ネットワークとなっている。事例(b)では、自動車22→ショッピングセンター23→自動車22→自宅21の移動中の再生状況は、ネットワーク再生→再生せず→ネットワーク再生→自己再生となっている。HDD型ポータブルプレーヤ10は、その移動に伴って、ネットワークからの離脱と、離脱したネットワークとは同一又は別のネットワークへの接続とが頻繁に切替えられて、自己再生やネットワーク再生の中断及び再開も頻繁に起きる。HDD型ポータブルプレーヤ10は、自己再生又はネットワーク再生の中断後、自己再生又はネットワーク再生の再開において、レジューム再生が可能となっている。
図5及び図6はHDD型ポータブルプレーヤ10のHDDにおけるコンテンツの再生中断情報付き管理構造を示している。なお、UPnP(Universal Plug and Play)/DLNAの用語では、「コンテンツ」はアイテムと呼ばれている。「Resume」及び「Resume1.abc」については後述する。コンテナ1〜3は、ルートの下の第1階層に作られる。コンテナ4〜9は第2階層に作られる。コンテンツ1〜13は第3階層に作られる。コンテナ及びコンテンツ間の親子関係は図5及び図6に記載されているとおりである。
例えば、第1階層の各コンテナは、アーティストに対応し、第2階層の各コンテナはアルバムに対応する。コンテンツとは、楽曲に限定されず、動画等の映像の他の再生対象のコンテンツであってもよいとする。1個のコンテンツは、音楽用CDの1個のトラックに相当し、ビデオ用DVDにおける1個又は複数個のチャプターに相当する。
図4に戻る。HDD型ポータブルプレーヤ10が、自宅21、自動車22及びショッピングセンター23等へと移動するに伴い、ネットワークからのHDD型ポータブルプレーヤ10の離脱及びネットワークへのHDD型ポータブルプレーヤ10の接続が切替えられ、この切替ごとにネットワーク再生又は自己再生の中断と再開とが起きる。再生中断は、ユーザ19が明示的にHDD型ポータブルプレーヤ10やネットワークプレーヤ27の再生中止キーを操作する場合だけでなく、例えばHDD型ポータブルプレーヤ10のバッテリの残量が所定値以下になったり、ネットワーク26の無線機能が停止したり、HDD型ポータブルプレーヤ10がネットワーク26の無線の到達範囲外になったりした場合も生じる。ネットワーク26の無線機能停止は、ネットワーク26が自動車22に構築されているものである場合に、例えば、自動車22のエンジンキーが切となって、自動車22内の各電子機器への電力供給が断たれたときに生じる。
以下、説明の便宜上、ネットワーク再生のネットワークプレーヤをネットワークプレーヤ27とし、ネットワークはネットワーク26とする。ネットワーク26及びネットワークプレーヤ27の配置場所は自宅21及び自動車22に限定されない。以下、HDD型ポータブルプレーヤ10の保有楽曲の再生中断に対する自己再生又はネットワーク再生の再開時のレジューム再生について説明する。
自己再生の中断は、HDD型ポータブルプレーヤ10における所定の再生中止キーの操作、電源の切操作、及びバッテリの残り電力量の低下等により起きる。自己再生の中断は、HDD型ポータブルプレーヤ10自身において起きるものであるので、HDD型ポータブルプレーヤ10は、自己再生の中断に関しては、再生中断のあった楽曲及びその中断位置を支障なく検出できる。例えば中断位置は再生中断時刻のタイムコードから特定できる。
ネットワークプレーヤ27において、ネットワーク再生中の楽曲を再生中止するときは、ネットワークプレーヤ27のユーザは、ネットワークプレーヤ27の所定の再生停止キーを操作する。この再生停止操作に係る停止要求は、ネットワーク26を介してHDD型ポータブルプレーヤ10へ送られる。HDD型ポータブルプレーヤ10は、ネットワークプレーヤ27から再生停止要求を受信すると、再生中断された楽曲及び中断位置を検出する。中断位置は、ネットワークプレーヤ27から再生停止要求を受信した時点で、送信済み又は未送信の楽曲データを調べることにより検出できる。
ネットワークプレーヤ27におけるネットワーク再生の中断は、ネットワークプレーヤ27におけるユーザに因る明示的な再生停止や電源切の操作以外の理由によっても起きる。例えば、HDD型ポータブルプレーヤ10のバッテリ電力の残量が所定値以下まで低下したり、HDD型ポータブルプレーヤ10が、ユーザ19に携帯されて、ネットワーク26から離れ、ネットワーク26から離脱した場合、自動車22のエンジンキーが切になった等によりネットワーク26に障害が起きた場合である。このような場合ではいずれも、ネットワークプレーヤ27からHDD型ポータブルプレーヤ10への再生楽曲についてのデータ送信要求が途絶えるので、HDD型ポータブルプレーヤ10は、データ送信要求が途絶えた時点で、送信済み又は未送信の楽曲データを調べることにより、中断位置を検出できる。
再生中断した楽曲及び中断位置に係る情報を「レジューム情報」と呼ぶことにする。前回、自己再生又はネットワーク再生において再生中断された楽曲を、HDD型ポータブルプレーヤ10における自己再生で再生再開するときには、HDD型ポータブルプレーヤ10は、記憶装置に記憶したレジューム情報を読み出して、レジューム情報に係る楽曲及び中断位置(典型的にはタイムコード)を把握する。そして、把握した楽曲を、把握した中断位置から再生再開する。
なお、再生中断した楽曲の再生再開は、厳密に再生中断位置からとしなくても、再生中断位置より所定時間前の位置から開始してもよい。
前回、自己再生又はネットワーク再生において再生中断された楽曲を、ネットワークプレーヤ27におけるネットワーク再生で再生再開するときには、HDD型ポータブルプレーヤ10からネットワークプレーヤ27へ送るレジューム情報についてそのフォーマットが制約されることがある。UPnP AVProtocolの中で定義されているCDS(コンテントディレクトリサービス)では、リスト情報形式のメタデータについて規定する。HDD型ポータブルプレーヤ10は、自分が保有するコンテンツをネットワークプレーヤ27においてリスト表示するために、該メタデータを利用できる。
このような制約下でレジューム情報をHDD型ポータブルプレーヤ10からネットワークプレーヤ27へ送信するために、図5の仕組みでは、名称が例えば「Resume」のコンテナが第1階層に作成され、該コンテナ内に、名称が例えば「Resume1.abc」なるコンテンツが作成される。これにより、ネットワークプレーヤ27の表示器では、他のコンテナ1〜9やコンテンツ1〜13と同様に、コンテナ「Resume」やコンテンツ「Resume1」が表示される。なお、「Resume」及び「Resume1.abc」はあくまでも仮に付けた名前であり、また、「Resume1」の拡張子の「abc」も、説明の便宜上のものであり、HDD型ポータブルプレーヤ10が再生できる種類のデータ形式(例:mp3やwma)に対応するものである。
例えば、コンテンツ1が再生時間3分の楽曲であり、コンテンツ1が自己再生又はネットワーク再生において曲初から再生時間1分の箇所で中断されとする。HDD型ポータブルプレーヤ10は、Resume1.abcを図5又は後述の図6の箇所に作成するとともに、Resume1.abcをコンテンツ1とその中断位置としての再生時間1分とに対応付けた対応付け情報とを記憶する。対応付け情報とは、例えばコンテンツ1の中断位置からの再生を指示するリンク情報である。なお、HDD型ポータブルプレーヤ10は中断を検出すると、コンテンツ1の中断位置から後のデータのコピーを作成し、コンテンツ名をResume1.abcとするコンテンツを保存してもよい。
HDD型ポータブルプレーヤ10は、ネットワークプレーヤ27からリスト情報データの要求があると、図5のツリー構造を、すなわちレジューム再生を含むリスト情報をネットワークプレーヤ27へ送る。ネットワークプレーヤ27のユーザは、ネットワークプレーヤ27の表示器に表示された楽曲リストからコンテナ名がResumeのコンテナを見つけ、さらに、該コンテナ内のコンテンツ名がResume1のコンテンツを見つけ出し、該コンテンツを再生する指示をネットワークプレーヤ27から出す。HDD型ポータブルプレーヤ10は、ネットワークプレーヤ27からResume1のコンテンツについてデータ送信要求を受けると、記憶している対応情報付けに基づき、コンテンツ1の再生時間1分の再生位置からのデータをネットワークプレーヤ27へ送信する。こうして、ネットワークプレーヤ27においてレジューム再生が実施される。
Resume1.abcがコンテンツ1の中断位置から後のデータのコピーである場合には、HDD型ポータブルプレーヤ10は、ネットワークプレーヤ27からResume1のコンテンツについてデータ送信要求を受けると、Resume1の頭からデータをネットワークプレーヤ27へ送信する。こうして、ネットワークプレーヤ27においてコンテンツ1の1分目からの再生が実施される。
なお、HDD型ポータブルプレーヤ10は、図5又は図6のツリー構造をリスト化したリスト情報をネットワークプレーヤ27へ送る際、パレンタルロック(Parental Lock)に該当するようなコンテンツは、リストから省いたり、ネットワークプレーヤ27からIDを求めて、該IDに基づき再生が許容できるネットワークプレーヤ27であるか否かを判断し、許容できるネットワークプレーヤ27である場合のみ、該ネットワークプレーヤ27へ送るリスト情報に、パレンタルロック(Parental Lock)に該当するようなコンテンツの情報を含めるようにすることが好ましい。
図5の仕組みとは別の図6の仕組みでは、Resume1.abcが、リスト構造において、再生中断のあったコンテンツ1に対して順番が次となる箇所に作成される。この場合も、HDD型ポータブルプレーヤ10は、ネットワークプレーヤ27からリスト情報データの要求があると、図6のツリー構造を、すなわちレジューム再生を含むリスト情報をネットワークプレーヤ27へ送る。同様に、ネットワークプレーヤ27のユーザは、ネットワークプレーヤ27の表示器に表示された楽曲リストからコンテンツ名がResume1のコンテンツをコンテナ4内において見つけ出し、該コンテンツを再生する指示をネットワークプレーヤ27から出す。HDD型ポータブルプレーヤ10は、ネットワークプレーヤ27からResume1のコンテンツについてデータ送信要求を受けると、記憶している対応情報付けに基づき、コンテンツ1の再生時間1分の再生位置からのデータをネットワークプレーヤ27へ送信する。こうして、ネットワークプレーヤ27においてレジューム再生が実施される。
図6の仕組みの場合では、Resume1の再生終了後は、ツリー構造上、再生順番がResume1の次になっているコンテンツ2が自動的に再生することができる。すなわち、ネットワークプレーヤ27は、HDD型ポータブルプレーヤ10から送られてきたツリー構造のリスト情報に基づき、ツリー構造上、Resume1がコンテンツ1とコンテンツ2との間に存在することを把握でき、Resume1の再生が終了すると、自動的に、次のコンテンツ2のデータ送信要求をHDD型ポータブルプレーヤ10へ出し、コンテンツ2の再生が行なわれる。
図7はメディア用サーバ装置40のブロック図である。なお、メディア用サーバ装置40において後述のメディア用サーバ装置50(図8),59(図9),65(図10)と共通する部分は、メディア用サーバ装置40の説明と一緒に行う。
メディア用サーバ装置40,50,59,65の一例はHDD型ポータブルプレーヤ10であるが。メディア用サーバ装置40,50,59,65の記憶装置は、HDDに限定されず、大容量のフラッシュメモリ等のその他のものであってもよい。ネットワークプレーヤ46,54(図8及び図10)の一例は、ネットワークプレーヤ27,31である。ネットワーク47,53(図8及び図10)の一例はネットワーク26である。メディア用サーバ装置40,50,65は、ネットワーク接続中では、ネットワークプレーヤ46又は54からのデータ要求ごとに該当デジタルコンテンツの該当データをネットワークプレーヤ46又は54へストリーム配信する。メディア用サーバ装置40は、第1の中断検出手段41、第1のレジューム情報記憶手段42及び再生制御手段43を有している。
メディア用サーバ装置40において、第1の中断検出手段41は、ネットワークプレーヤ46におけるデジタルコンテンツの再生中断を検出する。第1のレジューム情報記憶手段42は、ネットワークプレーヤ46におけるデジタルコンテンツの再生中断が検出されると、再生中断したデジタルコンテンツ及びその中断位置に係る情報を第1のレジューム情報として記憶する。再生制御手段43は、メディア用サーバ装置40がプレーヤとなって再生を行う場合は、第1のレジューム情報に係るデジタルコンテンツを第1のレジューム情報に係る中断位置に基づく再生位置から再生開始する。
メディア用サーバ装置40,50,59,65は、典型的には携帯型であるが、これに限定されず、すなわち非携帯型を除外しない。
第1の中断検出手段41は、例えば、ネットワークプレーヤ46から再生中止の指示を受けたり、ネットワークプレーヤ46において再生中のデジタルコンテンツに係るデータ送信要求がネットワークプレーヤ46から所定時間以上途絶えたりすると、ネットワークプレーヤ46におけるデジタルコンテンツの再生中断があったと判定する。例えば、ユーザがメディア用サーバ装置40を携帯して、ネットワークプレーヤ46の無線の到達範囲外へ出た場合や、ネットワークプレーヤ46の電源が切れたり、ネットワーク47の無線LAN用無線装置の電源が切れたりした場合等では、ネットワークプレーヤ46において再生中のデジタルコンテンツに係るデータ送信要求がネットワークプレーヤ46から所定時間以上途絶える。
なお、メディア用サーバ装置40,50,59,65のバッテリ電力の残量の低下に伴い、ネットワークプレーヤ46における再生中断が起こることがある。この場合、メディア用サーバ装置40,50,59,65は、バッテリ残量の低下に因る電源切れを予知し、作動停止直前に、第1及び/又は第2のレジューム情報を記憶するようになっている。
デジタルコンテンツとは、例えば、楽曲又は映像(動画又は静止画)である。ネットワーク47へのメディア用サーバ装置40及びネットワークプレーヤ46の接続は有線及び無線のいずれでもよい。ネットワーク47は、例えば自宅21又は自動車22(図2)において構築されているものである。
第1及び第2のレジューム情報に係る中断位置に基づく再生位置とは、第1のレジューム情報に係る中断位置に限定されず、例えば該中断位置より所定時間前の再生位置であってもよい。この場合、レジューム再生において、再開後の初めの再生部分が、再生中断前の終わりの再生部分と少し重複することになる。
こうして、過去に、メディア用サーバ装置40の保有デジタルコンテンツについて、ネットワークプレーヤ46においてネットワーク再生していて、その再生が中断され、その後、メディア用サーバ装置40において自己再生を行う場合に、メディア用サーバ装置40においてレジューム再生を実現できる。
図8はメディア用サーバ装置50のブロック図である。メディア用サーバ装置50は、第1の中断検出手段41、第1のレジューム情報記憶手段42及び送信手段51を有している。メディア用サーバ装置50は、ネットワーク接続中では、ネットワークプレーヤ46からのデータ要求ごとに該当デジタルコンテンツの該当データをネットワークプレーヤ46へストリーム配信する。
メディア用サーバ装置50において、第1の中断検出手段41は、ネットワークプレーヤ46におけるデジタルコンテンツの再生中断を検出する。第1のレジューム情報記憶手段42は、ネットワークプレーヤ46におけるデジタルコンテンツの再生中断が検出されると、再生中断したデジタルコンテンツ及びその中断位置に係る情報を第1のレジューム情報として記憶する。送信手段51は、ネットワークプレーヤ46又は54(ネットワーク53及びネットワークプレーヤ54の定義は次の段落で行う。)から情報送信要求を受けたときは、ネットワークプレーヤ46又は54が第1のレジューム情報に係るデジタルコンテンツを第1のレジューム情報に係る中断位置に基づく再生位置から再生開始するためのデータ要求をネットワークプレーヤ46又は54がメディア用サーバ装置40に対して出せるようにする情報形式で、第1のレジューム情報をネットワークプレーヤ46へ送信する。
なお、メディア用サーバ装置50及び後述のメディア用サーバ装置65に関与するネットワーク47とは、レジューム再生の前提となる再生中断のあったネットワークであり、ネットワークプレーヤ46とは、ネットワーク47においてレジューム再生の前提となる再生中断のあったネットワークプレーヤであるものとする。また、ネットワーク53とは、ネットワーク47とは別のネットワークであり、ネットワークプレーヤ54とは、ネットワーク53におけるネットワークプレーヤであるか、又はネットワーク47における、ネットワークプレーヤ46以外のネットワークプレーヤであるものとする。
メディア用サーバ装置50は、再生中断及び再生再開共にネットワークプレーヤにおいて行われることに基づいているので、再生機能を装備しないメディア用サーバ装置50にも適用可能になっている。
こうして、過去に、メディア用サーバ装置40の保有デジタルコンテンツについて、ネットワークプレーヤ46においてネットワーク再生していて、その再生が中断され、その後、(a)再生中断のあったネットワークプレーヤにおいて、(b)再生中断のあったネットワークと同一のネットワークにおける別のネットワークプレーヤにおいて、又は(c)再生中断のあったネットワークと別のネットワークにおけるネットワークプレーヤにおいて、ネットワーク再生を行う場合に、該ネットワーク再生においてレジューム再生を実現できる。
図9はメディア用サーバ装置59のブロック図である。メディア用サーバ装置59は、第2の中断検出手段60、第2のレジューム情報記憶手段61及び送信手段51を有している。メディア用サーバ装置59は単体でプレーヤとしても作動可能である。
メディア用サーバ装置59において、第2の中断検出手段60は、メディア用サーバ装置59がプレーヤとなって再生していたデジタルコンテンツの再生中断を検出する。第2のレジューム情報記憶手段61は、メディア用サーバ装置59がプレーヤとなって再生していたデジタルコンテンツの再生中断が検出されると、再生中断したデジタルコンテンツ及びその中断位置に係る情報を第2のレジューム情報として記憶する。送信手段51は、ネットワークプレーヤ46から情報送信要求を受けたときは、ネットワークプレーヤ46が第2のレジューム情報に係るデジタルコンテンツを第2のレジューム情報に係る中断位置に基づく再生位置から再生開始するためのデータ送信要求をネットワークプレーヤ46がメディア用サーバ装置59に対して出せるようにする情報形式で、第2のレジューム情報をネットワークプレーヤ46へ送信する。
こうして、過去に、メディア用サーバ装置59における自己再生において、中断がなされ、その後、メディア用サーバ装置59がネットワーク47を介してネットワークプレーヤ46へ接続され、ネットワークプレーヤ46においてネットワーク再生を行う場合に、該ネットワークプレーヤおいてレジューム再生を実現できる。
図10はメディア用サーバ装置65のブロック図である。メディア用サーバ装置65は、ネットワーク接続中では、ネットワークプレーヤ46からのデータ要求ごとに該当デジタルコンテンツの該当データをネットワークプレーヤ46へストリーム配信し、かつ単体でプレーヤとしても作動可能である。メディア用サーバ装置65は、第1の中断検出手段41、第1のレジューム情報記憶手段42、再生制御手段43、送信手段51も第2の中断検出手段60及び第2のレジューム情報記憶手段61を有している。削除手段66については後述する。
メディア用サーバ装置65において、第1の中断検出手段41は、ネットワークプレーヤ46におけるデジタルコンテンツの再生中断を検出する。第1のレジューム情報記憶手段42は、ネットワークプレーヤ46におけるデジタルコンテンツの再生中断が検出されると、再生中断したデジタルコンテンツ及びその中断位置に係る情報を第1のレジューム情報として記憶する。第2の中断検出手段60は、メディア用サーバ装置65自身がプレーヤとなって再生していたデジタルコンテンツの再生中断を検出する。第2のレジューム情報記憶手段61は、メディア用サーバ装置65自身がプレーヤとなって再生していたデジタルコンテンツの再生中断が検出されると、再生中断したデジタルコンテンツ及びその中断位置に係る情報を第2のレジューム情報として記憶する。
メディア用サーバ装置65において、さらに、再生制御手段43は、メディア用サーバ装置65がプレーヤとなって再生を行う場合は、第1又は第2のレジューム情報に係るデジタルコンテンツを第1又は第2のレジューム情報に係る中断位置に基づく再生位置から再生開始する。送信手段51は、メディア用サーバ装置65がネットワーク47又はネットワーク53へ接続されたときは、ネットワークプレーヤ46又は54が第1又は第2のレジューム情報に係るデジタルコンテンツを第1又は第2のレジューム情報に係る中断位置に基づく再生位置から再生開始するためのデータ要求をネットワークプレーヤ46又は54がメディア用サーバ装置65に対して出せるようにする情報形式で、第1又は第2のレジューム情報をネットワークプレーヤ46又は54へ送信する。
メディア用サーバ装置65は、再生中断及び再生再開が、ネットワーク再生における再生中断及び自己再生による再生再開である場合、ネットワーク再生における再生中断及びネットワーク再生による再生再開である場合、及び自己再生における再生中断及びネットワーク再生による再生再開である場合のどの場合に対しても、適切なレジューム再生を実現できる。
好ましくは、第1及び第2のレジューム情報は、それぞれネットワークプレーヤにおけるデジタルコンテンツの再生中断ごとに、及びメディア用サーバ装置65がプレーヤとなって再生していたデジタルコンテンツの再生中断ごとに、更新される。こうして、直近の第1又は第2のレジューム情報に基づきメディア用サーバ装置65においてレジューム再生が実現される。
第1及び第2のレジューム情報は、それぞれ別のものとして取り扱われても、同一のものとして取り扱われてもよい。例えば、自動車22内では、メディア用サーバ装置65のデジタルコンテンツを、ネットワークプレーヤにより家族又は知人と聴取又は視聴し、その後、メディア用サーバ装置65の所有者は、メディア用サーバ装置65を携帯して一人で自動車22を降りてショッピングセンター23へ入り、ショッピングセンター23内では、メディア用サーバ装置65単体で再生して、再び、家族又は知人の待つ自動車22へ戻ったとする。メディア用サーバ装置65の所有者自身について考えると、再び戻った自動車22内において、ショッピングセンター23で再生中断したデジタルコンテンツの中断位置から再生開始するレジューム再生が好ましいが、自動車22に残っていて、ショッピングセンター23におけるメディア用サーバ装置65の単体再生において自己再生を聴かなかった人は、メディア用サーバ装置65の所有者が自動車22から降りて出て行った時に再生中断した中断位置から再生再開することが好ましい。第1及び第2のレジューム情報を同一のものとして取り扱うと、メディア用サーバ装置65の所有者自身にとっては、自己再生及びネットワーク再生を問わず、最後の中断位置からレジューム再生を実施できる。第1及び第2のレジューム情報をそれぞれ別のものとして取り扱うと、自己再生又はネットワーク再生の一方を聴くことができなかった人たちも、自分たちにとっての中断位置からレジューム再生を実行できる。
典型的には、第1及び第2のレジューム情報は、ネットワークプレーヤ46における各再生中断及びメディア用サーバ装置65における各再生中断に対応したものが複数個、存在し、ネットワークプレーヤ46及びメディア用サーバ装置65の両方における各再生開始時のレジューム再生に利用可能になっている。
ネットワーク47に同時に複数個のネットワークプレーヤが接続され、複数個のネットワークプレーヤが、共通のメディア用サーバ装置65からデジタルコンテンツをストリーム配信されて、並行して、ネットワーク再生を実施し。各ネットワークプレーヤにおいて再生中断が起きることがある。この場合には、第1のレジューム情報は、各ネットワークプレーヤごとに用意されことが好ましい。
メディア用サーバ装置65の所有者は、知人関係や家族関係に応じて、複数の自動車や家庭を渡り歩いたり、また、自分自身も、第1の場所では、語学学習用のデジタルコンテンツを個人で途中まで聴取し、第2の場所では、娯楽用のデジタルコンテンツを個人で途中まで視聴したりすることがある。複数の再生中断時の中断位置を第1及び第2のレジューム情報として存在させることにより、過去の好みの中断位置からレジューム再生を実行することができる。
好ましくは、第1及び第2のレジューム情報は、デジタルコンテンツの種類ごとに、設定され、メディア用サーバ装置及びネットワークプレーヤにおける各再生開始時のレジューム再生に利用可能になっている。デジタルコンテンツの種類とは例えば楽曲とか映像とかである。
典型的には、ネットワークプレーヤ46又は54へ送信する第1及び第2のレジューム情報の情報形式は、メディア用サーバ装置65が保有するデジタルコンテンツのリスト情報形式であり、該リスト情報形式では、第1及び第2のレジューム情報に係るデジタルコンテンツは、所定のデジタルコンテンツ名のデジタルコンテンツであり、第1及び第2のレジューム情報に係る中断位置は、所定のデジタルコンテンツ名のデジタルコンテンツの再生開始位置となっている。
前述しているように、DLNAネットワークで採用されている通信プロトコルはUPnPであり、該通信プロトコルでは、ネットワークプレーヤがメディア用サーバ装置65から受け取れるレジューム情報は、任意の形式ではなく、メディア用サーバ装置65が保有するデジタルコンテンツをネットワークプレーヤにおいてリスト表示する情報形式に制約される。このような制約下において、ネットワークプレーヤはメディア用サーバ装置65から第1及び第2のレジューム情報を的確に受け取ることができる。
好ましくは、リスト情報形式の情報は、メディア用サーバ装置65の記憶装置におけるコンテナ及びデジタルコンテンツに係るツリー構造を表わしている。そして、第1及び第2のレジューム情報は、ルートに対して1個の下の階層における所定の名前のコンテナに含まれるデジタルコンテンツとして作成されるものである。前述の図5のResume及びResume1.abcはこの一例である。
別の例では、リスト情報形式の情報は、メディア用サーバ装置65の記憶装置におけるコンテナ及びデジタルコンテンツに係るツリー構造を表わしている。そして、第1及び第2のレジューム情報は、ツリー構造におけるデジタルコンテンツの順番に関して再生中断したデジタルコンテンツに対して次の順番位置のデジタルコンテンツとして作成されるものである。前述の図6のResume1.abcはこの一例である。
第1及び第2のレジューム情報は、例えば、ネットワークプレーヤへ送るデータに適用されるネットワークプロトコルにおける情報形式に規定されているユーザ定義の拡張タグ内に記述されるものである。なお、ユーザ定義の拡張タグを利用する場合には、ネットワークプレーヤが、メディア用サーバ装置65から送信されて来るデータの拡張タグ内の記述を正しく解釈して、対応の処理を実施する必要がある。したがって、この場合、ネットワークプレーヤは、拡張タグのユーザ定義に対応したものを使用しなければならない。
ネットワークプロトコルの一例としてのUPnP規格の中の、UPnP AVにおけるCDS(Content Directory Service)のITEMのXML中に拡張タグ、例えば<kenwood:resume>を定義し、そこに記述することができる。この記述内容は、該規格では、メディア用サーバ装置65からネットワークプレーヤへのリスト情報形式での情報送信において、データのヘッダに含められて送信され、ネットワークプレーヤで解釈させ、ネットワークプレーヤがそれに応じた種々の処理をするように、設計できる。
記述する内容は、仮想レジュームアイテムを元のアイテムと同じコンテナに置く場合(図6)は、アイテム名と、再生を開始すべき点を示す情報(例えばタイムコード)となる。また、専用のレジュームコンテナを作ってそこに置く場合(図5)は、これらに加えて、元のアイテムがある場所(例えばルートからの絶対パス)を記述する。ここで「再生を開始すべき点を示す情報(例えばタイムコード)」とした理由は、タイムコードに相当する情報を持たないアイテムも存在するためである。例えばリニアPCMオーディオのデータは純粋にL/R各16bitのデジタルオーディオデータそのものである。DMPとしてのネットワークプレーヤ46では受信したデータのバイト数とサンプリング周波数から経過時間を計算する。
拡張タグの利用と、該拡張タグ対応のネットワークプレーヤ(以下、「専用ネットワークプレーヤ」と言う。)との組み合わせにより、以下の機能(c1)及び(c2)が円滑に実現できる。
(c1)レジュームコンテンツの早戻し再生において、レジューム位置(中断位置)以降の位置から最大に遡ってレジューム位置までの範囲に限定された早戻し再生だけでなく、レジューム位置より前の位置に戻る早戻し再生する機能:これは、既存のネットワークプレーヤの場合、レジュームコンテンツ(のデータ)の送信をサーバに要求するが、このコンテンツは、元のコンテンツ(再生中断したコンテンツ)の再生中断位置以降の部分だけを取り出した仮想コンテンツであるので、中断位置より前に戻ることはできない。これに対し、専用プレーヤでは、レジュームコンテンツのデータをサーバに要求するのではなく、レジュームコンテンツのメタデータの拡張タグから得られる情報を使って、元のコンテンツのデータを(先頭からではなく)中断位置から要求することができるので、中断位置より前に戻ることができる。
(c2)再生時間の正しい表示:上記(c1)と同様の理由により、既存プレーヤでは中断位置からの経過時間しか表示できないが、専用プレーヤではコンテンツの先頭からの経過時間を正しく表示できる。
メディア用サーバ装置65には削除手段66を適宜付加することもできる。削除手段66は、所定条件に該当する第1及び第2のレジューム情報を削除する。
第1及び第2のレジューム情報は、それぞれ1個ずつである場合もあるし、それぞれ複数個存在することもある。所定条件とは、現在より所定時間以上の過去のレジューム情報であるとか、複数個のレジューム情報の内、もっとも古いものであるとか、1回以上のレジューム再生において使用されたものであるとかである。さらに、該所定条件には、メディア用サーバ装置65において、保有楽曲の削除、新規追加等の変更があったときとすることもできる。
メディア用サーバ装置40(図7),50(図8),59(図9),65(図10)には、ネットワークプレーヤ46へ現在、ストリーム配信しているデジタルコンテンツが何であるかの情報をメディア用サーバ装置40のユーザに知らせる機能を装備させることができる。すなわち、コンテンツ検出手段と、表示手段とが追加される。
コンテンツ検出手段は、ネットワークプレーヤへ現在、ストリーム配信しているデジタルコンテンツが何かを検出する。表示手段は、ネットワークプレーヤへ現在、ストリーム配信しているデジタルコンテンツが何かを表示器に表示する名前を表示器(例:図1のカラーLCD14)に表示する。
デジタルコンテンツが何であるかは、例えば、デジタルコンテンツの名前で特定してもよいし、アルバム名その他の情報を付加してもよい。ストリーム配信中のデジタルコンテンツが何であるかについて表示器への表示は、ユーザが所定の指示操作を行なった時としてもよいし、ストリーム配信中は、自動的に行なわれるようになっていてもよい。
図11はサーバ制御方法70のフローチャートである。サーバ制御方法70はメディア用サーバ装置40(図7)に対応する。サーバ制御方法70は再生中断ルーチンとレジューム再生ルーチンとを含む。
サーバ制御方法70の再生中断ルーチンにおいて、S71では、ネットワークプレーヤ46におけるデジタルコンテンツの再生中断を検出したか否かを調べ、ネットワークプレーヤ46におけるデジタルコンテンツの再生中断が検出された場合には、S72へ進む。S72では、再生中断したデジタルコンテンツ及びその中断位置に係る情報を第1のレジューム情報として記憶する。
サーバ制御方法70のレジューム再生ルーチンにおいて、メディア用サーバ装置40がプレーヤとなって再生を行う場合は(S75の判定が正)、S76へ進む。S76では、第1のレジューム情報に係るデジタルコンテンツを第1のレジューム情報に係る中断位置に基づく再生位置から再生開始する。
図12はサーバ制御方法79のフローチャートである。サーバ制御方法79はメディア用サーバ装置50(図8)に対応する。サーバ制御方法79は再生中断ルーチンとレジューム再生ルーチンとを含む。サーバ制御方法79の再生中断ルーチンは、サーバ制御方法70の再生中断ルーチンと同一である。サーバ制御方法79のレジューム再生ルーチンにおいて、ネットワークプレーヤ46又は54から情報送信要求を受けた場合は(S80の判定が正)、S81aへ進む。S81aでは、ネットワークプレーヤ46又は54が第1のレジューム情報に係るデジタルコンテンツを第1のレジューム情報に係る中断位置に基づく再生位置から再生開始するためのデータ送信要求をネットワークプレーヤ46又は54がメディア用サーバ装置に対して出せるようにする情報形式で、第1のレジューム情報をネットワークプレーヤへ送信する。
図13はサーバ制御方法84のフローチャートである。サーバ制御方法84はメディア用サーバ装置59(図9)に対応する。サーバ制御方法84は再生中断ルーチンとレジューム再生ルーチンとを含む。サーバ制御方法84のレジューム再生ルーチンのS80は、サーバ制御方法79(図12)のレジューム再生ルーチンのS80と同一である。サーバ制御方法84の再生中断ルーチンにおいて、S85では、メディア用サーバ装置59がプレーヤとなって再生していたデジタルコンテンツが再生中断を検出したか否かを調べ、メディア用サーバ装置59がプレーヤとなって再生していたデジタルコンテンツの再生中断が検出されると、S86へ進む。S86では、再生中断したデジタルコンテンツ及びその中断位置に係る情報を第2のレジューム情報として記憶する。図13のS81bでは、S81aにおける第1の情報に代えて第2の情報が用いられる。すなわち、S81bでは、ネットワークプレーヤ46が第2のレジューム情報に係るデジタルコンテンツを第2のレジューム情報に係る中断位置に基づく再生位置から再生開始するためのデータ送信要求をネットワークプレーヤ46がメディア用サーバ装置59に対して出せるようにする情報形式で、第2のレジューム情報をネットワークプレーヤ46へ送信する。
図14はサーバ制御方法90のフローチャートである。サーバ制御方法90はメディア用サーバ装置65(図10)に対応する。サーバ制御方法90は再生中断ルーチンとレジューム再生ルーチンとを含む。サーバ制御方法90におけるS71,S72,S75,S76,S80,S85,S86は、図1〜図13のそれらと同一である。サーバ制御方法90の再生中断ルーチンにおけるS81cは、図12のS81a及び図13のS81bの一方を選択したものである。すなわち、S81cでは、ネットワークプレーヤ46又は54から情報送信要求を受けたときは、ネットワークプレーヤ46又は54が第1又は第2のレジューム情報に係るデジタルコンテンツを第1又は第2のレジューム情報に係る中断位置に基づく再生位置から再生開始するためのデータ送信要求をネットワークプレーヤ46又は54がメディア用サーバ装置65に対して出せるようにする情報形式で、第1又は第2のレジューム情報をネットワークプレーヤ46又は54へ送信する。
前述のメディア用サーバ装置65についての説明事項及び具体的事項はそのままサーバ制御方法79にも適用可能である。
メディア用サーバ装置40(図7)、50(図8),59(図9),65(図10)の技術思想はプログラムとして具体化可能である。すなわち、該プログラムでは、メディア用サーバ装置40,50,59又は65の各手段としてコンピュータを機能させる。サーバ制御方法70,79,84,90の技術思想も、プログラムとして具体化可能である。すなわち、該プログラムでは、サーバ制御方法70,79,84又は90の各ステップをコンピュータに実行させる。
メディア用サーバ装置40(図7)、50(図8)、59(図9)又は65(図10)とネットワークプレーヤ46とは、共働して、ネットワーク用デジタルコンテンツ再生システムを構成する。ネットワークプレーヤ46は、レジューム情報受信手段、送信要求手段及び再生手段を有している。レジューム情報受信手段は、再生中断したデジタルコンテンツ及びその中断位置に係るレジューム情報をメディア用サーバ装置40、50、59又は65から受信する。送信要求手段は、レジューム情報に係るデジタルコンテンツについてレジューム情報に係る中断位置からのデータの送信要求をレジューム再生要求としてメディア用サーバ装置40、50、59又は65へ出す。再生手段は、レジューム再生要求に対してメディア用サーバ装置40、50、59又は65からストリーム配信されるデータに基づきデジタルコンテンツを再生する。
本発明を最良の形態について説明したが、本発明は、これに限定されず、要旨の範囲内で種々の形態により実施可能であることは言うまでもない。
HDD型ポータブルプレーヤの正面図である。 HDD型ポータブルプレーヤの移動例の説明図である。 HDD型ポータブルプレーヤが接続されるネットワークの状況図である。 HDD型ポータブルプレーヤの保有楽曲についての再生状況の事例説明図である。 HDD型ポータブルプレーヤのHDDにおけるコンテンツの第1の再生中断情報付き管理構造を示す図である。 HDD型ポータブルプレーヤのHDDにおけるコンテンツの第2の再生中断情報付き管理構造を示す図である。 メディア用サーバ装置のブロック図である。
別のメディア用サーバ装置のブロック図である。 他のメディア用サーバ装置のブロック図である。 さらに他のメディア用サーバ装置のブロック図である。 サーバ制御方法のフローチャートである。 別のサーバ制御方法のフローチャートである。 他のサーバ制御方法のフローチャートである。 さらに他のサーバ制御方法のフローチャートである。
符号の説明
40:メディア用サーバ装置、41:第1の中断検出手段、42:第1のレジューム情報記憶手段、43:再生制御手段、46:ネットワークプレーヤ、47:ネットワーク、50:メディア用サーバ装置、51:送信手段、54:ネットワークプレーヤ、59:メディア用サーバ装置、60:第2の中断検出手段、61:第2のレジューム情報記憶手段、65:メディア用サーバ装置、66:削除手段、70:サーバ制御方法、79:サーバ制御方法、84:制御方法、90:制御方法。

Claims (20)

  1. ネットワーク接続中では、ネットワークプレーヤからのデータ送信要求に対して該当デジタルコンテンツの該当データをネットワークプレーヤへストリーム配信するメディア用サーバ装置において、
    ネットワークプレーヤにおけるデジタルコンテンツの再生中断を検出する第1の中断検出手段、
    ネットワークプレーヤにおけるデジタルコンテンツの再生中断が検出されると、再生中断したデジタルコンテンツ及びその中断位置に係る情報を第1のレジューム情報として記憶する第1のレジューム情報記憶手段、及び
    前記メディア用サーバ装置がプレーヤとなって再生を行う場合は、第1のレジューム情報に係るデジタルコンテンツを第1のレジューム情報に係る中断位置に基づく再生位置から再生開始する再生制御手段、
    を有していることを特徴とするメディア用サーバ装置。
  2. ネットワーク接続中では、ネットワークプレーヤからのデータ送信要求に対して該当デジタルコンテンツの該当データをネットワークプレーヤへストリーム配信するメディア用サーバ装置において、
    ネットワークプレーヤにおけるデジタルコンテンツの再生中断を検出する第1の中断検出手段、
    ネットワークプレーヤにおけるデジタルコンテンツの再生中断が検出されると、再生中断したデジタルコンテンツ及びその中断位置に係る情報を第1のレジューム情報として記憶する第1のレジューム情報記憶手段、及び
    ネットワークプレーヤから情報送信要求を受けたときは、ネットワークプレーヤが第1のレジューム情報に係るデジタルコンテンツを第1のレジューム情報に係る中断位置に基づく再生位置から再生開始するためのデータ送信要求をネットワークプレーヤが前記メディア用サーバ装置に対して出せるようにする情報形式で、第1のレジューム情報をネットワークプレーヤへ送信する送信手段、
    を有していることを特徴とするメディア用サーバ装置。
  3. ネットワーク接続中では、ネットワークプレーヤからのデータ送信要求に対して該当デジタルコンテンツの該当データをネットワークプレーヤへストリーム配信し、かつ単体でプレーヤとしても作動可能であるメディア用サーバ装置において、
    前記メディア用サーバ装置がプレーヤとなって再生していたデジタルコンテンツの再生中断を検出する第2の中断検出手段、
    前記メディア用サーバ装置がプレーヤとなって再生していたデジタルコンテンツの再生中断が検出されると、再生中断したデジタルコンテンツ及びその中断位置に係る情報を第2のレジューム情報として記憶する第2のレジューム情報記憶手段、及び
    ネットワークプレーヤから情報送信要求を受けたときは、ネットワークプレーヤが第2のレジューム情報に係るデジタルコンテンツを第2のレジューム情報に係る中断位置に基づく再生位置から再生開始するためのデータ送信要求をネットワークプレーヤが前記メディア用サーバ装置に対して出せるようにする情報形式で、第2のレジューム情報をネットワークプレーヤへ送信する送信手段、
    を有していることを特徴とするメディア用サーバ装置。
  4. ネットワーク接続中では、ネットワークプレーヤからのデータ送信要求に対して該当デジタルコンテンツの該当データをネットワークプレーヤへストリーム配信し、かつ単体でプレーヤとしても作動可能であるメディア用サーバ装置において、
    ネットワークプレーヤにおけるデジタルコンテンツの再生中断を検出する第1の中断検出手段、
    ネットワークプレーヤにおけるデジタルコンテンツの再生中断が検出されると、再生中断したデジタルコンテンツ及びその中断位置に係る情報を第1のレジューム情報として記憶する第1のレジューム情報記憶手段、
    前記メディア用サーバ装置がプレーヤとなって再生していたデジタルコンテンツの再生中断を検出する第2の中断検出手段、
    前記メディア用サーバ装置がプレーヤとなって再生していたデジタルコンテンツの再生中断が検出されると、再生中断したデジタルコンテンツ及びその中断位置に係る情報を第2のレジューム情報として記憶する第2のレジューム情報記憶手段、
    前記メディア用サーバ装置がプレーヤとなって再生を行う場合は、第1又は第2のレジューム情報に係るデジタルコンテンツを第1又は第2のレジューム情報に係る中断位置に基づく再生位置から再生開始する再生制御手段、及び
    ネットワークプレーヤから情報送信要求を受けたときは、ネットワークプレーヤが第1又は第2のレジューム情報に係るデジタルコンテンツを第1又は第2のレジューム情報に係る中断位置に基づく再生位置から再生開始するためのデータ送信要求をネットワークプレーヤが前記メディア用サーバ装置に対して出せるようにする情報形式で、第1又は第2のレジューム情報をネットワークプレーヤへ送信する送信手段、
    を有していることを特徴とするメディア用サーバ装置。
  5. 第1及び第2のレジューム情報は、それぞれネットワークプレーヤにおけるデジタルコンテンツの再生中断ごとに、及び前記メディア用サーバ装置がプレーヤとなって再生していたデジタルコンテンツの再生中断ごとに、更新されることを特徴とする請求項4記載のメディア用サーバ装置。
  6. 第1及び第2のレジューム情報は、ネットワークプレーヤにおける各再生中断及びメディア用サーバ装置における各再生中断に対応したものが複数個、存在し、前記ネットワークプレーヤ及び前記メディア用サーバ装置の両方における各再生開始時のレジューム再生に利用可能になっていることを特徴とする請求項3記載のメディア用サーバ装置。
  7. 第1及び第2のレジューム情報は、デジタルコンテンツの種類ごとに、設定され、前記メディア用サーバ装置及び前記ネットワークプレーヤにおける各再生開始時のレジューム再生に利用可能になっていることを特徴とする請求項3記載のメディア用サーバ装置。
  8. 前記ネットワークプレーヤへ送信する第1及び第2のレジューム情報の情報形式は、前記メディア用サーバ装置が保有するデジタルコンテンツのリスト情報形式であり、
    該リスト情報形式では、第1及び第2のレジューム情報に係るデジタルコンテンツは、所定のデジタルコンテンツ名のデジタルコンテンツであり、第1及び第2のレジューム情報に係る中断位置は、所定のデジタルコンテンツ名のデジタルコンテンツの再生開始位置となっていることを特徴とする請求項4〜7のいずれかに記載のメディア用サーバ装置。
  9. 前記リスト情報形式の情報は、前記メディア用サーバ装置の記憶装置におけるコンテナ及びデジタルコンテンツに係るツリー構造を表わしており、
    第1及び第2のレジューム情報は、ルートに対して1個の下の階層における所定の名前のコンテナに含まれるデジタルコンテンツとして作成されるものであることを特徴とする請求項8記載のメディア用サーバ装置。
  10. 前記リスト情報形式の情報は、前記メディア用サーバ装置の記憶装置におけるコンテナ及びデジタルコンテンツに係るツリー構造を表わしており、
    第1及び第2のレジューム情報は、ツリー構造におけるデジタルコンテンツの順番に関して再生中断したデジタルコンテンツに対して次の順番位置のデジタルコンテンツとして作成されるものであることを特徴とする請求項8記載のメディア用サーバ装置。
  11. 第1及び第2のレジューム情報は、ネットワークプレーヤへ送るデータに適用されるネットワークプロトコルにおけるユーザ定義の拡張タグ内に記述されるものであることを特徴とする請求項4〜10のいずれかに記載のメディア用サーバ装置。
  12. 所定条件に該当する第1及び第2のレジューム情報を削除するレジューム情報削除手段、
    を有していることを特徴とする請求項4〜11のいずれかに記載のメディア用サーバ装置。
  13. ネットワークプレーヤへ現在、ストリーム配信しているデジタルコンテンツが何かを検出するコンテンツ検出手段、及び
    ネットワークプレーヤへ現在、ストリーム配信しているデジタルコンテンツが何かを表示器に表示する名前を表示器に表示する表示手段、
    を有していることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載のメディア用サーバ装置。
  14. ネットワーク接続中では、ネットワークプレーヤからのデータ送信要求に対して該当デジタルコンテンツの該当データをネットワークプレーヤへストリーム配信するメディア用サーバ装置の制御方法において、
    ネットワークプレーヤにおけるデジタルコンテンツの再生中断を検出するステップ、
    ネットワークプレーヤにおけるデジタルコンテンツの再生中断が検出されると、再生中断したデジタルコンテンツ及びその中断位置に係る情報を第1のレジューム情報として記憶するステップ、及び
    前記メディア用サーバ装置がプレーヤとなって再生を行う場合は、第1のレジューム情報に係るデジタルコンテンツを第1のレジューム情報に係る中断位置に基づく再生位置から再生開始するステップ、
    を有していることを特徴とする制御方法。
  15. ネットワーク接続中では、ネットワークプレーヤからのデータ送信要求に対して該当デジタルコンテンツの該当データをネットワークプレーヤへストリーム配信するメディア用サーバ装置の制御方法において、
    ネットワークプレーヤにおけるデジタルコンテンツの再生中断を検出するステップ、
    ネットワークプレーヤにおけるデジタルコンテンツの再生中断が検出されると、再生中断したデジタルコンテンツ及びその中断位置に係る情報を第1のレジューム情報として記憶するステップ、及び
    ネットワークプレーヤから情報送信要求を受けたときは、ネットワークプレーヤが第1のレジューム情報に係るデジタルコンテンツを第1のレジューム情報に係る中断位置に基づく再生位置から再生開始するためのデータ送信要求をネットワークプレーヤが前記メディア用サーバ装置に対して出せるようにする情報形式で、第1のレジューム情報をネットワークプレーヤへ送信するステップ、
    を有していることを特徴とする制御方法。
  16. ネットワーク接続中では、ネットワークプレーヤからのデータ送信要求に対して該当デジタルコンテンツの該当データをネットワークプレーヤへストリーム配信し、かつ単体でプレーヤとしても作動可能であるメディア用サーバ装置の制御方法において、
    前記メディア用サーバ装置がプレーヤとなって再生していたデジタルコンテンツの再生中断を検出するステップ、
    前記メディア用サーバ装置がプレーヤとなって再生していたデジタルコンテンツの再生中断が検出されると、再生中断したデジタルコンテンツ及びその中断位置に係る情報を第2のレジューム情報として記憶するステップ、及び
    ネットワークプレーヤから情報送信要求を受けたときは、ネットワークプレーヤが第2のレジューム情報に係るデジタルコンテンツを第2のレジューム情報に係る中断位置に基づく再生位置から再生開始するためのデータ送信要求をネットワークプレーヤが前記メディア用サーバ装置に対して出せるようにする情報形式で、第2のレジューム情報をネットワークプレーヤへ送信するステップ、
    を有していることを特徴とする制御方法。
  17. ネットワーク接続中では、ネットワークプレーヤからのデータ送信要求に対して該当デジタルコンテンツの該当データをネットワークプレーヤへストリーム配信し、かつ単体でプレーヤとしても作動可能であるメディア用サーバ装置の制御方法において、
    ネットワークプレーヤにおけるデジタルコンテンツの再生中断を検出するステップ、
    ネットワークプレーヤにおけるデジタルコンテンツの再生中断が検出されると、再生中断したデジタルコンテンツ及びその中断位置に係る情報を第1のレジューム情報として記憶するステップ、
    前記メディア用サーバ装置がプレーヤとなって再生していたデジタルコンテンツの再生中断を検出するステップ、
    前記メディア用サーバ装置がプレーヤとなって再生していたデジタルコンテンツの再生中断が検出されると、再生中断したデジタルコンテンツ及びその中断位置に係る情報を第2のレジューム情報として記憶するステップ、
    前記メディア用サーバ装置がプレーヤとなって再生を行う場合は、第1又は第2のレジューム情報に係るデジタルコンテンツを第1又は第2のレジューム情報に係る中断位置に基づく再生位置から再生開始するステップ、及び
    ネットワークプレーヤから情報送信要求を受けたときは、ネットワークプレーヤが第1又は第2のレジューム情報に係るデジタルコンテンツを第1又は第2のレジューム情報に係る中断位置に基づく再生位置から再生開始するためのデータ送信要求をネットワークプレーヤが前記メディア用サーバ装置に対して出せるようにする情報形式で、第1又は第2のレジューム情報をネットワークプレーヤへ送信するステップ、
    を有していることを特徴とする制御方法。
  18. 請求項1〜13のいずれかに記載のメディア用サーバ装置における各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  19. ネットワーク接続中では、メディア用サーバ装置へデータ送信要求を出して、前記メディア用サーバ装置から該当デジタルコンテンツの該当データをストリーム配信されて、デジタルコンテンツを再生するネットワークプレーヤにおいて、
    再生中断したデジタルコンテンツ及びその中断位置に係るレジューム情報を前記メディア用サーバ装置から受信するレジューム情報受信手段、
    前記レジューム情報に係るデジタルコンテンツについて前記レジューム情報に係る中断位置からのデータの送信要求をレジューム再生要求として前記メディア用サーバ装置へ出す送信要求手段、及び
    前記レジューム再生要求に対して前記メディア用サーバ装置からストリーム配信されるデータに基づきデジタルコンテンツを再生する再生手段、
    を有していることを特徴とするネットワークプレーヤ。
  20. 請求項1〜13のいずれかに記載のメディア用サーバ装置と、請求項19のネットワークプレーヤとを含むことを特徴とするネットワーク用デジタルコンテンツ再生システム。
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