JP2007066426A - 2層光記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録再生レーザ光を2層目の記録層に照射した際に、2層目の記録層からの反射光の反射率が15%以上とすることができる2層光記録媒体を提供する。
【解決手段】光透過性の第1基板2上に第1記録層3、第1反射層4が順次積層された第1中間体Aと、第2基板11上に第2反射層10、第2記録層8が順次積層された第2中間体Bとを第1反射層4を第2記録層8側に対向配置させ、光透過性接着層6を介して第1の中間体Aと第2の中間体Bを貼り合わせてなり、第1の基板2側から記録再生用のレーザ光を照射して前記第1、第2の記録層3、8の記録再生を行う光記録媒体1において、第2記録層8の底面の凹凸が5nm以下にする形状調整層が第2反射層10と第2記録層8との間に形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、2層の記録層を有する2層光記録媒体に係り、レーザ光の照射側から見て2層目の記録層からの反射率を向上させる2層光記録媒体に関する。
大容量の情報の記録再生を行うために2層の記録層を有するDVD(Digital Versatail Disc)が開発されている。この2層の記録層を有するDVDは、再生専用DVDとの再生互換性を確保するために、2層の記録層の反射率は、15%以上が必要とされている。
特許文献1には、第1凹凸部を有する光透過性の第1基板上に有機色素からなる第1記録層と、半透過性の第1反射層と、光透明中間層と、有機色素からなる第2記録層と、半透過性の第2反射層と、この第2反射層側に第2凹凸部を有する第2基板とが順次積層され、第1反射層がAu、Ag、Cuのいずれかを主成分とし、Au、Ag、Cu、Al等から選択された少なくとも1種を含有する合金からなり、第1、第2反射層は、光透過率が30〜60%でかつ光反射率が15〜35%である2層の記録層を有する2層光記録媒体が記載されている。この光記録媒体は、光透過性の第1基板側から記録再生用レーザ光を第1、第2記録層に照射して記録再生が行われる。
特開2005−50497号公報
ところで、記録再生用レーザ光の第1、第2記録層での反射率は、案内溝の深さに依存し、凹部と凸部で生じる記録再生用レーザ光の反射光の位相差によって決まる。上記した第1、第2記録層の厚さが一定の場合には、案内溝の深さの変化に伴い反射率は、周期的に変動する。即ち、高反射率を得るためには、記録再生レーザ光の波長によって特定の最適溝深さ範囲がある。
また、第1反射層と第1記録層との界面及び第2反射層と第2記録層との界面は、記録再生レーザ光の多くを反射する部位であり、光ディスクにおける反射率を支配するが、貼り合わせ法による2層記録媒体では、特に第2反射層と第2記録層との界面で生じる反射が問題となる。このことについて、以下に説明する。
図4に示すように、貼り合わせ法による2層光記録媒体の第2の記録層8が形成される第2の中間体では、第2基板11上に先ず第2反射層10を形成する。第2反射層10は、通常、スパッタリング法により形成される。スパッタリング法では、真空中でイオンガスを流し高電圧をかけることで飛散した反射層材料原子がディスク基板に衝突して付着するが、その衝突頻度が基板に形成されている案内溝の内部(イングルーブ)と外部(オングルーブ)で異なる。即ち、細い案内溝内部では飛散した反射層材料原子が入り込んでゆく頻度は減少し、特に案内溝側壁付近では著しく減少する。こうなると成膜される第2反射層10の厚さに偏りを生じる。即ち、第2基板11の凹部11Aでは、中央の厚さが周辺よりも厚いアーチ状となる。また、第2記録層8の底面(記録層と反射層との界面)は、通常、スピンコート法により形成されるので、第2反射層10の形状に追従したアーチ状となる。
このため、上記した光透過性の第1基板側から照射された記録再生レーザ光の反射光は、第2反射層10と第2記録層8との界面で散乱されたり、更に第1記録層、第1反射層でも吸収、散乱されたりするため、再生専用DVDとの再生互換性を確保する15%以上の反射率を得ることができなかった。
そこで、本発明は、前述の課題に鑑みて提案されるものであって、記録再生レーザ光を2層目の記録層に照射した際に、2層目の記録層からの反射光の反射率が15%以上とすることができる2層光記録媒体を提供することを目的とする。
本発明に係る第1の発明は、第1の凹凸を有する光透過性の第1の基板上に少なくとも第1記録層、第1反射層が順次積層された第1の中間体と、第2の凹凸を有する第2基板上に少なくとも第2反射層、第2記録層が順次積層された第2の中間体とを前記第1反射層を前記第2記録層側に対向配置させ、光透過性接着層を介して前記第1の中間体と前記第2の中間体を貼り合わせてなり、前記第1の基板側から記録再生用のレーザ光を照射して前記第1、第2記録層の記録再生を行う2層光記録媒体において、前記第2記録層の底面の凹凸が5nm以下にする形状調整層が前記第2反射層と前記第2記録層との間に形成されていることを特徴とする2層光記録媒体を提供する。
第2の発明は、前記第2基板の凹部の深さは、110〜150nmであることを特徴とする請求項1記載の2層光記録媒体を提供する。
本発明によれば、第2反射層と第2記録層との間に形状調整層が形成されているので、第2記録層の界面の凹凸差が低減される。第2基板の案内溝の深さは、110〜150nmであるので、第1光透過性基板側から記録再生レーザ光を第2記録層に照射して、この第2記録層から得られる反射率を15%以上にすることができる。
以下、本発明に係る2層光記録媒体の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係る2層光記録媒体の実施例を示す断面図である。図2は、第2の中間体におけるイングルーブ及びオングルーブを示す斜視図である。図3は、形状調整層近傍の断面図である。
(実施例)
図1に示すように、本発明の実施例に係る2層光記録媒体1は、表面に第1凹凸部を有する第1光透過性基板2上に有機色素からなる第1記録層3と、第1反射層4と、第1光透過保護層5と、光透過性接着層6と、第2光透過保護層7と、有機色素からなる第2記録層8と、光透過性の形状調整層9と、第2反射層10と、この第2反射層10側に第2凹凸部を有する第2基板11とが順次積層されている。そして、第1光透過性基板2〜第1光透過保護層5で第1の中間体Aを構成し、第2光透過保護層7〜第2基板11で第2の中間体Bを構成している。上記した第1、第2凹凸部は、第1光透過性基板2側から記録再生レーザ光を照射した際の案内溝である。
以下では、図2に示すように、第1光透過性基板2の凹部をイングルーブ2A、第1光透過性基板2の凸部をオングルーブ2B、第2基板11の凹部をイングルーブ11A、第2基板11の凸部11Bをオングルーブ1Bという。通常、オングルーブ2B、11B上には、補助情報を示すランドプリピットLPPが形成され、イングルーブ2A、11Aには、情報が記録される。
第1、第2記録層3、8に用いられる有機色素としては、極性溶剤(極性溶媒)であるフッ素系アルコール系溶剤、セロソルブ系溶剤に可溶なシアニン色素、フタロシアニン色素、アゾ系色素を用いることができる。
形状調整層9は、第2反射層10の表面がアーチ状になり、大きな厚さバラツキを生じるために、そのバラツキを低減するために設けられるものである。
形状調整層9の材料は、有機色素を溶解しない溶剤に可溶な樹脂を用いることができる。有機色素を溶解しない溶媒としては、非極性溶剤のシクロヘキサン、テトラリン、デカリンなどが好ましい。
また、このような非極性溶剤に溶解可能な透明樹脂としては、環状アモルファスポリオレフィン(例えば、商品名:ゼオネックス(日本ゼオン(株))が好ましい。また、この透明樹脂としては、石油樹脂などの無極性溶媒に溶解するものも用いることができる。
第1、第2反射層4、10の材料としては、Ag、Au、Al及びAg、Au、Alのいずれかを主成分とするその他の金属との合金を用いることができる。
この2層光記録媒体1は、第1光透過性基板2側から第1、第2記録層3、8に記録再生レーザ光を照射して、記録再生を行う。この際、イングルーブ2A、11A上の第1、第2記録層3、8に記録再生を行う。
次に、2層光記録媒体1の製造方法について説明する。
(第1の中間体の作製工程)
スピンコート法により、表面にイングルーブ2A及びオングルーブ2Bを有する第1光透過性基板2上にアルコール系溶剤に溶解した有機色素を塗布して第1記録層3を形成する。この後、真空成膜法により第1記録層3上に金属を成膜して第1反射層4を形成する。第1反射層4の厚さは、半透過性にするために10〜20nm程度が好ましい。
更に、真空成膜法により第1反射層4上に無機誘電体材料を成膜して第1光透過保護層5を形成して第1の中間体Aを作製する。
(第2の中間体の作製工程)
スピンコート法により、表面にイングルーブ11A及びオングルーブ11Bを有する第2の基板11上にスパッタリング法等の真空成膜法により金属を成膜して第2反射層10を形成する。次に、スピンコート法により、無極性溶剤に溶解した透明樹脂を第2反射層10上に塗布してイングルーブ11A上の第2反射層10に形状調整層9を形成する。次に、アルコール系溶剤に溶解した有機色素を塗布して第2記録層8を形成する。更に、真空成膜法により第2反射層8上に無機誘電体材料を成膜して第2光透過保護層7を形成して第2の中間体Bを作製する。
(貼り合わせ工程)
次に、第1の中間体Aの第1光透過保護層5上に紫外線硬化樹脂を塗布した後、第2の中間体Bの第2光透過保護層7側をこの紫外線硬化樹脂上に重ね合わせた状態でスピン回転させる。次に、第1光透過保護層5上から紫外線を照射して硬化させて光透過性接着層6を形成する。
この際、紫外線硬化樹脂の材料としては、エポキシアクリレートやウレタンアクリレート及びそれらの混合物が主成分とする樹脂が用いられる。
こうして、2層光記録媒体1を作製する。
次に、2層光記録媒体1に係る試料1を以下のようにして作製してその評価を行った。
試料1は、以下のようにして作製した。
(試料1の作製)
まずは、第1の中間体Aを作製する。
表面にトラックピッチが0.74μm、深さが130nm、幅が0.3μmのイングルーブ1A、幅が0.44μmのオングルーブ1Bが形成され、厚さが0.6mmのポリカーボネートからなる第1光透過性基板2上に極大吸収波長が585nmのシアニン色素(林原生物化学研究所製:商品名S06―DX001)をテトラフルオロプロパノールに溶解し、1.0wt%の溶液にしてスピンコート法により、厚さが50nmの第1の記録層3を形成する。この際、第1光透過性基板2は、1500rpmで回転させて行なう。
次に、スパッタリング法により、この第1記録層3上に厚さ14nmの第1の反射層4を形成する。この第1反射層4は、Agを主成分とするAg合金が用いられ、Arガスを導入して、このAg合金をDCスパッタして形成される。
この後、軟化点が125℃の熱可塑性樹脂であるシクロペンタジエン・ジクロペンタジエン共重合物からなる石油樹脂(日本ゼオン製:商品名クイントン1325)を非極性溶剤であるシクロヘキサンに溶解し、6.0wt%の溶液にして、スピンコート法により、第1の反射層4上に塗布して第1の光透過保護層5を形成する。この際、第1の基板2を1000rpmで回転させて行なう。こうして、第1の中間体Aを作製する。
次に、第2の中間体Bを作製する。
トラックピッチが0.74μm、深さが130nm及び幅が0.3μmのイングルーブ11A、幅が0.44μmのオングルーブ11Bが形成され、厚さが0.6mmのポリカーボネートからなる第2の基板11上にスパッタリング法によりAg合金からなる厚さ100nmの第2反射層10を形成する。第2反射層10上にデカリンなどの無極性有機溶媒に0.6wt%の日本ゼオン(株)製ポリオレフィン系樹脂「ゼオネックス」を溶解してスピンコート法により、塗布して形状調整層9を形成する。
更に、極大吸収波長が585nmのシアニン色素(林原生物化学研究所製:商品名S06―DX001)をテトラフルオロプロパノールに溶解し、0.8wt%の溶液にしてスピンコート法により、厚さ60nmの第2記録層8を形成する。この際、第2の基板11を1000rpmで回転させて行なう。
第2記録層8上にRFスパッタリング法により、厚さ30nmのZnS−SiO2(ZnS:SiO2=20:80mol%)からなる第2光透過保護層7を形成する。こうして、第2の中間体Bを作製する。
次に、第1、第2の中間体の貼り合わせを行う。
第1の中間体Aの第1の光透過保護層5上に紫外線硬化樹脂からなる光透過性接着剤層6を塗布した後、第2の光透過保護層7側を第1の光透過保護層5に対向配置させて、第2の中間体Bを光透過性接着剤層6上に重ねる。この状態で第1、第2の中間体A、Bを回転数2000rpmで回転させて全体に厚さ50μmの光透過性接着剤層6が行き渡るようにした後、紫外線を照射して硬化させる。このとき、光透過性接着剤層6として用いられる紫外線硬化樹脂は、協立化学産業(株)の変性ウレタンアクリレート(商品名ワールドロックNo.811)である。
こうして、片面に2層の記録層3、8を有する2層光記録媒体1を作製した。
(記録再生評価)
こうして得られた試料1を発振波長650nmの記録再生レーザ光を出射する半導体レーザ及びレンズ開口数0.65の光ピックアップを搭載した光記録媒体評価機を用いて記録再生特性評価を行った。
半導体レーザからパワー23mWの記録再生レーザ光を照射して、第2記録層8に焦点を合わせて、DVDフォーマットの信号を記録した後、再生してジッタを測定した結果、8.0%であり良好であった。第2記録層8に14Tマークが記録した際には、反射率は、18%、変調度は、63%であり再生専用のDVDと互換性があることがわかった。
更に、2層光記録媒体1の断面を透過型電子顕微鏡により観察した。
その結果、図3に示すように、第2反射層10の表面形状は、アーチ状であり、その厚さバラツキは、12nmであったが、第2記録層8の厚さバラツキは、2nmであった。このことは、形状調整層9が第2反射層10の厚さバラツキを低減して平坦化に寄与していることを示している。
更に、上記した試料1において、第2基板11のイングルーブ11Aの深さを50〜190nmの範囲で変化させ、その他の条件は、同じ試料2〜9を作製して、その反射率を測定した。
その結果を表1に示す。
Figure 2007066426
表1に示すように、再生専用DVDと互換の得られる15%以上を満たす反射率は、試料5〜7であることがわかる。即ち、イングルーブの深さは、110〜150nmにする必要がある。
次に、上記した試料1において、形状調整層9を無極性有機溶剤に0.1〜0.6wt%のポリオレフィン樹脂を溶解させ、その他の条件は同じにした試料10〜15を作製して、その反射率を測定した。
その結果を表2に示す。
Figure 2007066426
表2に示すように、再生専用DVDと互換の得られる反射率15%以上を満たす反射率は、試料11〜15であることがわかる。即ち、0.2〜0.6wt%のポリオレフィン系樹脂を無極性有機溶剤に溶解して形状調整層9を形成することにより、イングルーブ11Aの中央部よりも側壁近傍に形成される第2反射層10の表面の凹部だけを埋めることができるため、形状調整層9表面の凹凸を1〜5nmにすることができる。更に、第2反射層10の上に形成される第2の記録層8の界面も凹凸を1〜5nmにすることができる。こうすることで第2の記録層8の界面でのレーザ光反射が散乱せず、殆どの光がピックアップのフォトディテクタに戻すことができるので高い反射率が得られる。
以上のように、本発明の実施例によれば、第2反射層10上に形状調整層9が形成されているので、第2反射層10の表面の厚さバラツキを低減できる。第2基板11は、深さ110〜150nmのイングルーブ11Aを有するので、第1光透過性基板2側から記録再生レーザ光を第2記録層8に照射して、この第2記録層8から得られる反射率を15%以上にすることができる。
無極性有機溶媒に0.2〜0.6wt%のポリオレフィン系樹脂を溶解させて形状調整層9を形成するので、形状調整層9表面の凹凸を1〜5nmにすることができる。
このため、再生専用のDVDとの互換性を図ることができる。
なお、第1光透過性基板2側から記録再生用レーザ光を照射した際に、光透過率を向上させるために第1反射層4上に誘電体などからなる高屈折率透明層を形成しても良い。また、変調度の大幅な向上などの記録再生特性のマージン拡大のために、第2記録層8と第2光透過保護層7との間にアモルファスポリオレフィン系樹脂からなる記録特性向上層を形成しても良い。
この記録特性向上層は、非極性溶剤に溶解した光透過性の透明な樹脂をスピンコート法で形成することができる。
また、第2の基板11は、レーザ光の照射側とならないため、光透過性にする必要がないが、第1光透過性基板2と同じ材料を用いることが好ましい。
本発明に係る2層光記録媒体の実施例を示す断面図である。 イングルーブ及びオングルーブを示す斜視図である。 形状調整層近傍の断面図である。 従来の第2記録層近傍を示す図である。
符号の説明
1…2層光記録媒体、2…第1光透過性基板、3…第1記録層、4…第1反射層、5…第1光透過保護層、6…光透過性接着層、7…第2光透過保護層、8…第2記録層、9…形状調整層、10…第2反射層、11…第2基板、2A、11A…イングルーブ、2B、11B…オングルーブ

Claims (2)

  1. 第1の凹凸を有する光透過性の第1の基板上に少なくとも第1記録層、第1反射層が順次積層された第1の中間体と、第2の凹凸を有する第2基板上に少なくとも第2反射層、第2記録層が順次積層された第2の中間体とを前記第1反射層を前記第2記録層側に対向配置させ、光透過性接着層を介して前記第1の中間体と前記第2の中間体を貼り合わせてなり、前記第1の基板側から記録再生用のレーザ光を照射して前記第1、第2記録層の記録再生を行う2層光記録媒体において、
    前記第2記録層の底面の凹凸が5nm以下にする形状調整層が前記第2反射層と前記第2記録層との間に形成されていることを特徴とする2層光記録媒体。
  2. 前記第2基板の凹部の深さは、110〜150nmであることを特徴とする請求項1記載の2層光記録媒体。

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