JP2007066126A - データ記憶装置のテスト方法及びデータ記憶装置の製造方法 - Google Patents

データ記憶装置のテスト方法及びデータ記憶装置の製造方法 Download PDF

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    • G11B2220/2516Hard disks

Abstract

【課題】
同時に複数のデータ記憶装置をテスト装置に接続してその動作テストする際のテスト時間を短縮化することができるデータ記憶装置のテスト方法及びデータ記憶装置の製造方法を提供する。
【解決手段】
テスト装置1に接続された複数のHDD8〜8がテスト装置1からのコマンドを受け取り実行することでそれぞれの動作テストをする場合、テスト装置1と例えばデータ記憶装置HDD8とが動作テストを実行している間であってテスト装置1とHDD8とのやり取りを休止する待機時間に、テスト装置1が他のHDDに対して動作テストを実行する。待機時間は、HDD8がコマンド受付可能となるまでの間、データの転送が終了するまでの間、又は次のコマンド受付可能となるまでの間などであり、テスト装置1は、この待機時間に例えばHDD8がコマンド受付可能な場合はコマンドを発行し、データ転送可能な場合はデータを転送する
【選択図】 図3

Description

本発明は、組み立て後に正常に動作するか否かを確認するデータ記憶装置のテスト方法及び正常に動作するか否かのテスト工程を有するデータ記憶装置の製造方法に関する。
HDDは一般に、組み立て後にサーボ書き込み、機能テスト、バーイン、最終テストなどの各種の試験工程を経て出荷される。HDDを量産する場合には、組み立て後のHDDを小スペースで大量かつ短時間にそのテスト(検査)を実行できることが好ましい。この場合、HDDをテスト装置に1対1で接続してテストを実行すると、同時にテストするHDDの数量だけテスト装置が必要となり小スペース化を図ることができない。
すなわち、小スペース化を図るためには、1台のテスト装置で大量のHDDをできるだけ高速にテストできることが好ましい。そこで例えば特許文献1には、バーイン試験において、多数のHDDを1つのホストコンピュータに接続してテストするテスト方法が開示されている。
この特許文献1に記載のテスト方法においては、1台のホストコンピュータに20台のテスト用コンピュータを接続し、各テスト用コンピュータに3つのデュアルチャンネルIDE(Integrated Device Electronics)アダプタを接続し、各IDEアダプタにテスト対象となるHDDをそれぞれ2台接続する。そして、IDEアダプタに接続されるテスト対象となるHDDを高温のバーインチャンバに収納し、テスト用コンピュータを制御チャンバに収納することで、複数のHDDを同時にテストすると共にテスト用コンピュータを高温チャンバではなく常温チャンバに収納することでテスト用コンピュータの故障率を低減させている。
ところで、従来、IDE(ATA(AT Attachment))インターフェースには、最大4台までの機器を接続することができる。IDEインターフェースを有するマザーボード上には2つのIDEポートがあり、一方がプライマリ、もう一方がセカンダリと呼ばれる。1つのIDEポートに対して、2つのIDE機器を接続することができ、一方がマスタ、もう一方がスレーブと呼ばれる。なお、接続した機器がマスタであるかスレーブであるかは、接続する機器のジャンパスイッチによって設定され、優先順位はプライマリマスタ、プライマリスレーブ、セカンダリマスタ、セカンダリスレーブの順となる。
これにより、HDDの製造テストにおいてはでは、1台のテスト装置で最大4台のHDDを試験することができ、通常、HDDの製造テストは、コマンドの処理にデータ転送を伴う場合には、コマンド発行、データ転送、ドライブのステータスの確認からなる工程を1つの単位とし、この単位で各HDDに対して多数のコマンドを実行させることで行なう。1台のテスト装置で4台のHDDをテストする場合には、各HDDに対し、上述のコマンド発行、データ転送、ステータス確認からなる工程を1つの単位として順次切り替えながらテストを行っている。
特開平10−64173号公報
上述の特許文献1に記載のテスト方法においては、各テスト用コンピュータに接続されるIDEアダプタに接続される2台のHDDの製造テストする場合には、上述したようにコマンド発行乃至ステータスの確認までを1つの単位として、2台のHDDに対して順次行なう必要がある。すなわち、複数のHDDを1台のテスト用コンピュータに接続したとしても、テスト用コンピュータからのコマンドは1台のHDDに対してのみ発行されるためテスト用コンピュータに1対1で接続するよりは小スペース化が図れるもののテスト時間は長くなってしまう。
一方で、各HDDは、コマンドの処理がエラーであるか否か等に応じて一連のコマンドの実行順序等が異なる。よって、テスト用コンピュータが例えば2台のHDDに対して同時に同一のコマンドを発行してテストすることは困難であり、例えば一方のHDDが所望の動作を実行しない場合に他のコマンドにより検査等をする間、他のHDDのテストを進めることができず、却ってテスト時間が長くなってしまい現実的ではないという問題点がある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、同時に複数のデータ記憶装置をテスト装置に接続してその動作テストする際のテスト時間を短縮化することができるデータ記憶装置のテスト方法及びデータ記憶装置の製造方法を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明にかかるデータ記憶装置のテスト方法は、テスト装置に接続された複数のデータ記憶装置が前記テスト装置からのコマンドを受け取り実行することでそれぞれの動作テストをするデータ記憶装置のテスト方法であって、前記テスト装置と前記複数のデータ記憶装置のうち一のデータ記憶装置とが前記動作テストを実行している間であって前記テスト装置と前記一のデータ記憶装置とのやり取りを休止する待機時間に、前記テスト装置が前記複数のデータ記憶装置のうちの他のデータ記憶装置に対して前記動作テストを実行するものである。
本発明においては、テスト装置に複数のデータ記憶装置を接続しておき、一のデータ記憶装置がテスト装置との間で一のコマンドによる動作テストを実行している間であって、両者の間にデータのやり取りがない待機時間において、他のデータ記憶装置の動作テストを実行することで、テストを高効率化し、テスト時間を短縮化することができる。
この場合、前記待機時間は、前記一のデータ記憶装置が一のコマンドを受け取り、当該コマンドの処理を終了しその終了通知を行なうまでのコマンド実行期間に含まれるものとすることができ、一のデータ記憶装置がコマンドを実行してコマンド終了通知を行なうまでの待機時間を有効に使用することができる。
また、前記待機期間は、前記一のデータ記憶装置が一のコマンドの実行を終了してから次のコマンドを受け付け可能になるまでの間とすることができ、このことにより、一のデータ記憶装置がコマンド受付可能の状態になるまでの待機時間を有効に使用することができる。
更に、前記動作テストは、1又は複数のコマンドからなる複数のテスト工程からなり、前記待機時間は、一のテスト工程においてテストとして指定されるデータ記憶装置の休止時間とすることができ、休止時間を待機時間として有効に使用することができる。
更にまた、前記動作テストは、複数のテスト工程からなり、ホスト装置に複数のテスト装置が接続され、前記各テスト装置に複数のデータ記憶装置が接続され、各データ記憶装置の一のテスト工程が終了する毎にその実行結果が前記テスト装置からホスト装置へ送られるものであって、前記待機時間は、一のテスト装置に接続された一のデータ記憶装置が一のテスト工程を終了し、当該一のテスト装置がその実行結果を前記ホスト装置へ送るために前記ホスト装置と通信する際の、当該通信が可能になるまでの間であり、当該待機時間に、前記一のテスト装置に接続され一のテスト工程が終了していない他のデータ記憶装置の動作テストを実行することができ、テスト装置がホストと通信可能になるまでを待つ間も待機時間として他のデータ記憶装置のテストをするために有効利用することができる。
この場合、前記テスト装置は、前記待機時間に他のデータ記憶装置に対してコマンドを発行するか、又は前記待機時間に他のデータ記憶装置に対してコマンドを処理するために必要なデータを転送するなどすることができる。
ここで、前記テスト装置は、前記一のデータ記憶装置に対し、コマンドを受付可能か否か確認し、コマンド受付可能な場合にコマンドを発行し、当該一のデータ記憶装置が当該コマンドを実行してその処理を終了したか否かを確認し、次のコマンドを受付可能か否か確認し、当該次のコマンドが受付可能となったときに次のコマンドを発行することを繰り返すことでテストを実行するものであって、前記待機時間は、前記コマンド受付可能となるまでの間、又は前記コマンドの処理を終了したか否かを確認するまでの間のいずれか1以上を含み、前記テスト装置は、当該待機時間に前記他のデータ記憶装置がコマンド受付可能な場合はコマンドを発行することができ、一のデータ記憶装置との間では待機時間となる期間に、他のデータ記憶装置に対し、その状態に応じて動作テストを実行させることで効率よくテストを進めることができる。
また、前記テスト装置は、前記一のデータ記憶装置に対し、コマンドを受付可能か否か確認し、コマンド受付可能な場合にコマンドを発行し、当該コマンドを実行するために必要なデータがある場合は当該データを転送して当該データの転送が終了したか否かを確認し、当該データ記憶装置が当該コマンドの処理を終了したか否かを確認し、次のコマンドを受付可能か否か確認し、当該次のコマンドが受付可能となったときに次のコマンドを発行することを繰り返すことでテストを実行するものであって、前記待機時間は、前記コマンド受付可能となるまでの間、データの転送が終了するまでの間、又は次のコマンド受付可能となるまでの間のいずれか1以上を含み、前記テスト装置は、当該待機時間に前記他のデータ記憶装置がコマンド受付可能な場合はコマンドを発行し、データ転送可能な場合はデータを転送することができ、一のデータ記憶装置との間では待機時間となる期間に、他のデータ記憶装置に対し、その状態に応じて動作テストを実行させることで効率よくテストを進めることができる。
また、前記テスト装置に対し前記複数のデータ記憶装置はそれぞれ異なるバスを介して接続されるものとすることで、各データ記憶装置に別々にコマンドを発行したり、データを転送したりすることができ、また、マスタ、スレーブの設定を振り分ける必要もなくなる。
更に、前記テスト装置は、1又は複数のコマンドからなる複数のテスト工程からなる動作テストのうち必要なテスト工程については各データ記憶装置と1対1でテストを実行するものであって、1対1テストの際には、1対1のテストをするデータ記憶装置以外のデータ記憶装置とのテストを、当該1対1テストが終了するまでの間一旦休止させることができ、例えば速度性能のテストする場合など、必要に応じてテスト装置とデータ記憶装置とを1対1としてテストを実行させることが可能となる。
本発明にかかるデータ記憶装置の製造方法は、データ記憶装置を組み立て、前記組み立て後の複数のデータ記憶装置をテスト装置に接続して動作テストするデータ記憶装置の製造方法であって、前記動作テストの際には、前記複数のデータ記憶装置のうち一のデータ記憶装置に対し前記動作テストを実行している間であって前記テスト装置と前記一のデータ記憶装置とのやり取りを休止する待機時間に、前記テスト装置が前記複数のデータ記憶装置のうちの他のデータ記憶装置に対し前記動作テストを実行するものである。
本発明においては、組み立て後の複数のデータ記憶装置をテスト装置に接続してテストする際に、テスト装置が一のデータ記憶装置とやり取りがない期間に他のデータ記憶装置に対して動作テストを行なうことで効率よくテストを行ない、よってデータ記憶装置の生産性を向上させることができる。
この場合、前記動作テストの際は、前記テスト装置に接続される複数のデータ記憶装置のうち一のデータ記憶装置がコマンド受付可能か否かを確認され、前記一のデータ記憶装置がコマンド受付可能な場合に当該一のデータ記憶装置は前記テスト装置から発行されるコマンドを受け取り、前記一のデータ記憶装置は前記受け取ったコマンドを実行した後、コマンド実行終了を前記テスト装置に知らせ、前記テスト装置が前記一のデータ記憶装置がコマンド受付可能か否かを確認するまで又は前記コマンド実行終了が知らされるまでの前記待機時間に、前記複数のデータ記憶装置のうち前記一のデータ記憶装置とは異なる他のデータ記憶装置に前記動作テストを実行させることができ、これにより、テスト時間を短縮化することができる。
また、前記動作テストの際は、前記一のデータ記憶装置は前記テスト装置からコマンドを処理するために必要なデータを受け取りコマンドを処理するものであって、前記他のデータ記憶装置は、前記一のデータ記憶装置がデータを受け取り、コマンドの処理を終了するまでの前記待機時間に前記動作テストを実行させることができ、一のデータ記憶装置がデータ転送が終了するまでの間、転送されたデータに基づき処理を実行する間などに、他のデータ記憶装置の動作テストを実行することができる。
更に、前記動作テストの際は、前記一のデータ記憶装置の前記待機時間に、前記他のデータ記憶装置がコマンド受付可能である場合には前記テスト装置によりコマンドが発行され、コマンドを処理するためのデータが必要である場合には前記テスト装置によりデータが転送されるものとすることができ、他のデータ記憶装置は、その状態に応じて動作テストを進めることができる。
また、前記データ記憶装置は、ハード・ディスク装置であって、ハード・ディスク・アセンブリを組み立て、前記ハード・ディスク・アセンブリに制御基板を実装し、前記制御基板が実装された複数のハード・ディスク・アセンブリを前記テスト装置に設けられたアダプタカードにそれぞれ異なるバスを介して接続して動作テストを実行することができ、これにより、各装置を例えばマスタ、スレーブに振り分ける必要がなくなり自由な設定として、個別にコマンドを発行したり、データを転送したりすることができ、テストの際の自由度が大きくなる。
本発明によれば、同時に複数のデータ記憶装置をテスト装置に接続してその動作テストする際のテスト時間を短縮化することができるデータ記憶装置のテスト方法及びデータ記憶装置の製造方法を提供することができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。この実施の形態は、本発明を、HDDのテスト方法及びこのテスト方法によりテストをすることで組み立て後のテスト時間を短縮化することが可能なHDDの製造方法に適用したものである。
本実施の形態においては、テスト装置に組み込みシステム向けリアルタイムOSを搭載することにより、ドライブからのステータス待ち状態などを他のドライブの試験に割り当てることにより、複数台の同時テストを効率よく行なうようにして、テスト時間を最大で従来の1台毎に行なう方法に比して最大で半分程度に短縮することを可能とする。
更に、テスト装置に接続する2枚のアダプタカードには、それぞれ2台のHDDを接続することができるが、このアダプタカードのコントローラとして機能するFPGAにおいて、それぞれのHDDと接続するバスを設けることで、一枚のCPU基板(テスト装置)により4台のドライブを同時にマスタとして又はスレーブのいずれとしても試験することが可能となっている。すなわち、本テスト装置においては、あたかも1枚のCPU基板が1つのHDDをテストするのと同様に4台のHDDのテストを実行することができる。よって、各HDDに対して特別な設定をすることなく、テスト装置としてそれぞれのHDDを自由な設定にてテストを実行することができる。
先ず、本実施の形態の理解を容易とするため、HDDの概略について説明しておく。図1は、HDDの概略を示すブロック図である。図1に示すように、HDD100は、筺体110内に、磁気ディスク111、ヘッド112、アーム電子回路(アームエレクトロニクス:AE)113、スピンドル・モータ(SPM)114、ボイス・コイル・モータ(VCM)115を備える。これらによりハード・ディスク・アセンブリ(Hard Disk Assembly:HDA)が構成される。また、HDD100は、筺体110の外側に固定された制御基板としての回路基板120を備えている。回路基板120上には、リード・ライト・チャネル(R/Wチャネル)121、モータ・ドライバ・ユニット122、ハード・ディスク・コントローラ(HDC)/MPU集積回路(以下HDC/MPU)123、及びメモリの一例としてのRAM124を備えている。
外部ホストからの書き込みデータは、HDC/MPU123によって受信され、R/Wチャネル121、AE113を介して、ヘッド112によって磁気ディスク111に書き込まれる。また、磁気ディスク111に記憶されているデータは、ヘッド112によって読み出され、読み出しデータは、AE113、R/Wチャネル121を介して、HDC/MPU123から外部ホストに出力される。
次に、HDDの各構成要素について説明する。磁気ディスク111は、SPM114の回転軸に固定されている。SPM114は、モータ・ドライバ・ユニット122によって駆動され、SPM114は所定の速度で磁気ディスク111を回転する。磁気ディスク111は、データを記録する記録面を両面に備え、各記録面に対応するヘッドが設けられている。各ヘッド112はスライダ(不図示)に固定され、スライダは、キャリッジ(不図示)に固定されている。キャリッジ(不図示)はVCM115に固定され、VCM115は、揺動することによってスライダ及びヘッドを移動する。
ヘッド112において、典型的には、磁気ディスク111への記憶データに応じて電気信号を磁界に変換する記録ヘッド、及び磁気ディスク111からの磁界を電気信号に変換する再生ヘッドが一体的に形成されている。なお、磁気ディスク111は、1枚以上あればよく、記録面は、磁気ディスク111の片面および両面に形成することができる。
次に、各回路部の説明を行う。AE113は、複数のヘッド112の中からデータ・アクセスが行われる1つのヘッド112を選択し、選択されたヘッド112により再生される再生信号を一定のゲインで増幅(プリアンプ)し、R/Wチャネル121に送る。また、R/Wチャネル121からの記録信号を選択されたヘッド112に送る。特に、本実施の形態においては、R/Wチャネル121から送られてくる記録信号から、増幅する対象となる高周波パターンを検出し、AE113に含まれるライトドライバにより当該高周波パターンのみを増幅したライト電流を生成して記録ヘッドに供給する等することで、オーバライト特性を向上しつつATIの影響を抑制することができる。この詳細については後述する。
R/Wチャネル121は、ホストから取得したデータについて、ライト処理を実行する。ライト処理において、R/Wチャネル121はHDC/MPU123から供給されたライト・データをコード変調し、さらにコード変調されたライト・データをライト信号(電流)に変換してAE113に供給する。また、ホストにデータを供給する際にはリード処理を行う。
リード処理において、R/Wチャネル121はAE113から供給されたリード信号を一定の振幅となるように増幅し、取得したリード信号からデータを抽出し、デコード処理を行う。読み出されるデータは、ユーザ・データとサーボ・データを含む。デコード処理されたリード・データは、HDC/MPU123に供給される。
HDC/MPU123は、MPUとHDCが一つのチップに集積された回路である。MPUは、RAM124にロードされたマイクロ・コードに従って動作し、ヘッド112のポジショニング制御、インターフェース制御、ディフェクト管理などのHDD100の全体の制御のほか、データ処理に関する必要な処理を実行する。HDD100の起動に伴い、RAM124には、MPU上で動作するマイクロ・コードの他、制御及びデータ処理に必要とされるデータが磁気ディスク111あるいはROM(不図示)からロードされる。
HDC/MPU123は、ホストとの間のインターフェース機能を備えており、ホストから伝送されたユーザ・データ及びリード・コマンドやライト・コマンドといったコマンドなどを受信する。受信したユーザ・データは、R/Wチャネル121に転送される。また、R/Wチャネル121から取得した磁気ディスクからの読み出しデータを、ホストに伝送する。HDC/MPU123は、さらに、ホストから取得した、あるいは、磁気ディスク111から読み出したユーザ・データについて、誤り訂正(ECC)のための処理を実行する。
R/Wチャネル121によって読み出されるデータは、ユーザ・データの他に、サーボ・データを含んでいる。HDC/MPU123は、サーボ・データを使用したヘッド112の位置決め制御を行う。HDC/MPU123からの制御データはモータ・ドライバ・ユニット122に出力される。モータ・ドライバ・ユニット122は制御信号に応じて駆動電流をVCM115に供給する。また、HDC/MPU123は、サーボ・データを使用して、データのリード/ライト処理の制御を行う。
以上のようなHDDを製造する際には、HDAを組み立て、回路基板120を実装し、その後、回路基板120を実装したHDAに対して各種パラメータ等の最適化及び各種機能が正常に作動するか否かなどの検査が実行される。これらの工程においては、例えば、サーボ情報の書き込み工程、各種サーボ系、チャネル(Channel)系の係数に対する最適化を行なうプレテスト工程、機能・信頼性の確認テスト(以下、動作テストという。)工程などが含まれる。
ここで、HDDがホストから発行される各種のコマンドを正常に実行できるか否かなどを検査する動作テストは、テスト装置に試験対象となるHDDを接続し、テスト装置が発行する各種のコマンドを実行させることで行なわれる。テスト装置は、HDD試験のために、多数のコマンドを実行させ、各コマンドが正常に処理されるか否かをテストする。このテストには極めて長いテスト時間を要するため、HDDの量産を阻害することとなる。
そこで、本実施の形態においては、このように長時間かかるテスト時間を短時間化するものである。上述したように、通常、テスト装置は2つのIDEポートを有し、2つのアダプタカードを設けることができる。各アダプタカードには、AT/PCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association)のインターフェースのコントローラとなるFPGA(Field Programmable Gate Array)が搭載されており、それぞれ2台のHDDを接続することができる。よって最大4台のHDDを同時に動作テストすることができる。
HDDを量産し製造コストを低減するためには、通常数十時間を要する上記のテスト時間を少しでも短縮することが好ましい。また、小スペースでHDDのテストを可能とすることが好ましい。このためには、1台のテスト装置(1枚のCPU基板)にてより多くのHDDをテストできることが好ましい。
しかしながらコマンド発行乃至ステータスの確認を1つの単位として各コマンドのテストを実行していく従来の方法では、1台のテスト装置に上述のように最大数である4台のHDDを接続して小スペース化を実現しても、4台にそれぞれコマンド発行乃至ステータスの確認を個別に実行する必要があり、テスト時間の短縮化が難しい。更に、アダプタカードに2台のHDDを接続する場合には、通常一方がマスタ、他方がスレーブとしなければならず、各HDDを自由な設定でテストすることができない。
そこで、本実施の形態においては、コマンド発行し、データ転送し、コマンドが正常に実行され再び次のコマンドを受付可能な状態であるか等のステータスの確認まで一連の工程において、コマンド発行乃至データ転送の間や、データ転送乃至ステータス確認の間におけるテスト装置とHDDとのやり取りが休止する待機時間において、他のHDDに対してコマンドを発行したり、データ転送を行なうことでテスト時間の短縮化を図る。すなわち、本実施の形態においては、一のHDDに対するコマンド発行乃至ステータス確認までのコマンド実行中、又は一のHDDがコマンド実行後次のコマンドの受付が可能となるまでの待機時間に、他のHDDに対してもコマンドを発行したりデータを転送したりして動作テストを実行することでテスト時間の短縮化を実現する。
また、テスト装置は4台のHDDのテストを実行するが、テスト装置は、更にホストコンピュータに接続される。ホストコンピュータは、複数台のテスト装置と接続され、各テスト装置から当該テスト装置に接続されている4台のHDDのテスト結果を受け取る。ここで、テスト装置によるテストは、例えば数十のテスト工程(テスト項目)からなり、本実施の形態におけるテスト装置は、各HDDについて一の工程が終了した時点で、そのテストにパスしたか失敗したかの結果をホストコンピュータに送る。例えばホストコンピュータに60台のテスト装置が接続される場合、各テスト装置は、ホストコンピュータとアクセス可能になるまでの間(Pollinng Packetを待つ間)、他のHDDにコマンドを発行したり、データ転送したりすることで更にテストを高効率化する。
更に、アダプタカードに搭載するFPGAに2台のHDDをマスタ・スレーブの区別なく接続可能な構成とするため、当該FPGAに異なるバスを介して2台のHDDを接続する。これにより、1台のテスト装置に4台のHDDをマスタ・スレーブの別なく自由な設定であって、かつ4台のHDDに対し、より効率的にコマンドの実行を行なわせることでテスト時間の短縮化を図るものである。
更にまた、本実施の形態においては、テスト装置に4台のHDDを接続してほぼ並列で4台同時にテストさせることができるが、一のHDDの一のコマンドの途中で他のHDDの処理を行なうため、例えばシーク時間の測定等の速度性能試験を最適な条件で実施することができない。すなわち、速度性能をテストする場合には、各HDDのテスト条件を同じとするために、1テスト装置(1CPU)対1HDDでの同一条件でテストされる必要がある。本実施の形態においては、各コマンド、又は複数のコマンドからなるある工程の実行中であっても、上述のように、待機時間があれば他のHDDのテストを進めるため、このままであれば、各HDDが同一条件で速度性能試験を行なうことができなくなる場合がある。そこで、本実施の形態においては、速度性能試験を行なう場合には、1テスト装置対1HDDでのテストを実行できるよう他のHDDのテストを一旦休止する。これにより、本実施の形態におけるテスト方法としても、必要であれば1テスト装置(1CPU)対1HDDのテストを可能にすることで、正確な速度性能試験を行なうことができる。
図2は、本実施の形態におけるテストシステムを示す模式図である。テストシステム10は、ホスト装置11と、ホスト装置に接続される複数のテスト装置1と、テスト装置1に接続される複数、本実施の形態においては、4つのHDD8とを有する。ホスト装置11は、各HDD8をテストするためのテスト用プログラム(スクリプト)を各テスト装置1に供給する。テスト用プログラムは、例えば数十種類のテスト工程(テスト項目)からなるもので、各テスト工程は、1又は複数のコマンドから構成される。例えばライト動作をテストする工程であれば、ライト・コマンドを発行し、ライト・データ及びアドレスを転送し、ライト動作の成否を判定し、エラーであればリライト処理を実行し、又は各種ライト動作に関係するパラメータを変更・調整してからリライトするなどの一連のテストからなる。
各テスト装置1は、後述する方法にて4台のHDD8に対して並列的にテストを実行する。そして、各HDD8について、一のテスト工程が終了する毎にその実行結果をホスト装置11へ送る。ホスト装置11は、全HDD8の各テスト工程における実行結果(pass or failなど)を記録する。これらの実行結果は、全テスト工程終了後に、データベース等に格納し、各種のエラー解析などに利用される。本実施の形態においては、ホスト装置11に例えば60台のテスト装置1がシリアルに接続される。
図3は、本実施の形態におけるテスト装置にテスト対象となるHDDが接続される様子を示す図である。図3に示すように、テスト装置は、CPU2に、SDRAM3、フラッシュメモリ4、及び2つのアダプタカード5a、5bがバス6を介して接続されている。各アダプタカード5a、5bは、それぞれ2本のバス7〜7を有し、それぞれテスト対象となるHDD8〜8に接続されている。
テスト装置1のCPU2は、アダプタカード5a、5bを介して、各HDD8〜8にコマンドを発行し、必要であればデータを転送し、コマンド実行結果を受け取る。各HDD8〜8のコマンド実行結果は外部に出力したり、又はモニタを介して表示される。このテスト装置1は、例えば、各HDD8〜8の動作テストを行うために一連のコマンドを実行させるためのプログラムをフラッシュメモリ4から読み出し、コマンドの実行状態に応じて各HDD8〜8に対してコマンドを実行させる。各HDD8〜8は、受け取ったコマンドが例えばデータの書き込み命令(ライト・コマンド)であれば、書き込みデータ及び書き込みアドレスを受け取り、当該アドレスにデータを書き込む。また、受け取ったコマンドが例えばデータの読み出し命令(リード・コマンド)であれば、読み出しアドレス及び読み出したデータを記録するSDRAM上のアドレスを受け取り、当該アドレスのデータを読み出しSDRAM3に書き込む。テスト装置1は、SDRAM3にデータを読み出す際にエラーが生じなければ正常に読み出しが行なわれたものとして次のコマンド実行に移る。一方、HDD8〜8への書き込みエラーや読出しエラーが発生した場合には、例えば再度コマンドを実行したり、エラーの訂正のためのコマンド等を実行させる。各HDD8〜8はそれぞれのコマンド実行状態、エラーの有無に応じて異なるコマンドを実行していくことになる。
ここで、本実施の形態におけるアダプタカード5a、5bに接続される2台のHDD8、8又はHDD8、8はそれぞれ異なるATAバス7、7又はATAバス7、7により接続される。したがって、一のHDD、例えばHDD8にあるコマンドを発行し、当該HDD8がそのコマンドの処理中であっても、他のHDD8にコマンドを発行するなど、各HDD8〜8に個別にコマンドを発行することができる。したがってコマンド発行からデータ転送して、コマンドの処理を終了するまでを1つの単位として処理する必要がなく、例えばHDD8がコマンドの受け付けの準備中である場合等の待機時間に、他のHDD8〜8に対してコマンドを発行したり、コマンド発行後にはテスト装置1のDMA転送を利用してデータを転送したりすることができる。更に、各HDD8〜8はそれぞれ異なるバス7〜7を介して接続されるため、4台に同時にデータ転送を行なうことも可能である。更にまた、アダプタカード5a、5bにそれぞれ接続される2台のHDD8、8又はHDD8、8をそれぞれマスタ、スレーブに振り分ける必要がない。すなわち、全4台をマスタの設定としたり、全4台をスレーブの設定としたりすることも可能となり、テストの際の自由度が大きくなる。
図4は、本実施の形態にかかるアダプタカード5aを示すブロック図である。ここでは、アダプタカード5aを例にとって説明するがアダプタカード5bも同様に構成される。アダプタカード5aは、図4に示すように、DMAコントローラ51、メモリ52、55、HDDインターフェース53、56、制御部54を有する。本実施の形態にかかるアダプタカード5aは、2台のHDDに対して個別にコマンドを発行したりデータを転送したりする。このため、DMAコントローラ51は、2チャンネル分のDMAをコントロール可能に構成される。
メモリ52は、例えばFIFOからなり、HDD8に対するデータを保持する。例えば、ライト命令としてのコマンドが発行された場合には、DMAコントローラ51を介してライトするためのデータが格納される。そして、同じくDMAコントローラ51を介して入力される書き込みアドレスなどの設定値が制御部54に送られる。制御部54は、このアドレスなどの設定値に基づきメモリ52に保持されている書き込みデータを書き込むようHDDインターフェース53を制御し、HDDインターフェース53は、HDD8に書き込みデータを書き込む。また、リード・コマンドを受け取った場合には、制御部54には読み出すアドレスなどが供給され、HDDインターフェース53を介してHDD8の当該アドレスからデータが読み出されメモリ52に保持される。同様に、メモリ55、HDDインターフェース56は、HDD8に対するコマンドを処理するために使用される。制御部54は、HDD8、8のいずれに対するコマンドであるかを判断しメモリ52、55、HDDインターフェース53、56を制御する。
本実施の形態にかかるアダプタカード5a、5bはこのように、2チャンネル分のDMAをコントロールするDMAコントローラ及び制御部を備え、2つのHDDインターフェースにそれぞれHDDを接続する構成とする。すなわち、ATAのバスが各HDD毎に独立しているため、2台のHDDに対して個別にコマンドを実行することができる。そして、後述する従来のアダプタカード(ATAポート)のように、HDDを1つのバスにより接続し、このHDDに対して更にHDDを接続する構成の場合には、いずれか一方をマスタ又はスレーブに振り分けて設定する必要があるが、本実施の形態における2つのアダプタカード5a、5bは、マスタ、スレーブの振り分けを必要としないため、4台のHDDのいずれにおいてもマスタ、スレーブを自由に設定することができ、それぞれに接続されたバスにより個別にコマンドを実行することができる。
また、アダプタカード5a、5bは、各HDD8〜8に対応するメモリ52、55を有しているため、例えば、HDD8がメモリ52に格納されているデータを書き込む処理を実行しているときに、テスト装置1からHDD8にコマンドを発行し、データ転送することができる。HDD8がコマンドを実行する準備段階であってもメモリ55に予めデータを転送しておくことができ、テスト装置とアダプタカード5a、5bの間のバス6を有効に使用することができる。
更に、例えばアダプタカード5aが例えばHDD8から読み出したデータをDMAによりSDRAM3に書き込む際には、アダプタカード5bによりバス6が使用していない適切なタイミングを選択して行なう。すなわち、例えば、CPU2からアダプタカード5bにコマンド発行等がある場合にはコマンド発行を待ってからデータを書き込むようにすることで、アダプタカード5a、5bの制御によりバス6を有効に使用し、1台のテスト装置1により効率よくテストを実行させることができる。
次に、本実施の形態にかかるテスト方法について更に詳細に説明する。図5は、本実施の形態にかかるHDDのテスト方法を示すフローチャートである。図5に示すように、先ず、テスト装置1は、各HDDのレジスタ群にアクセスすることによりコマンドの実行、データの送受信を行なう。例えばHDD8のステータスレジスタ(DRDY:Device Ready)がReady(ビットが1)の状態になっているか否か、すなわち、テスト装置1からのコマンドを受付可能な状態であるか否かを確認する(ステップS1)。ここで、ステータスレジスタがReadyになっている場合には、例えばリード・コマンド、ライト・コマンド、パワー制御等の各種コマンドを発行する(ステップS2)。
このコマンドを受け取ったHDD8はコマンドに応じた処理を実行する(ステップS3)。ここで、ステップS2で発行されたコマンドが例えばライト・コマンドなどデータ転送を伴うコマンドであれば、データ転送を実行する。例えばライト・コマンドであれば、書き込み用のデータ及びアドレスからなるデータを転送する。そして、データ転送が完了したか否かを確認する(ステップS4)。なお、データ転送方式には、PIO(Programmed I/O)とDMA(Direct Memory Access)とがある。データをHDDへ転送するときCPUを介した転送方式がPIOであり、CPUを介さず直接転送する方式がDMAである。また、DMAには、シングルワードDMA、マルチワードDMA、UltraDMAがある。1ワードは16ビットとなっており、シングルワードDMAでは1ワードずつデータを転送し、マルチワードDMAでは複数のワードのデータを転送する。さらに、UltraDMAは、クロック信号の立ち上がりと立ち下がりとの両方でデータを転送することでマルチワードDMAの2倍の転送速度を実現している。これらデータ転送方式などもコマンドによって指定される。
最後に、コマンド終了通知であるインタラプト信号(Interrupt Request)INTRQがHDDからアサートされたか否かを確認し(ステップS5)、再びステップS1からの処理を繰り返す。すなわち、HDDが再びコマンド受付可能な状態になったら次のコマンドを発行する。
ここで、例えばHDD8のステータスレジスタがReadyになっていない場合、通常であれば、Readyになるまでテスト装置が待機することとなるが、本実施の形態においては、この待機時間に、例えばHDD8等他のHDDの処理を進める。また、従来1つのコマンドの処理、図4においてステップS2〜ステップS5までの間は、コマンド実行中として他の処理を行わないのに対し、本実施の形態においては、上述の待機時間以外にも、例えばデータ転送が完了するまでの間(ステップS4)、又はHDDがコマンドに従った例えばリードやライトの動作を終了してインタラプト信号をアサートするまでの間(ステップS5)の待機時間に他のHDDの処理を実行する。
すなわち、コマンド発行、データ転送、コマンド終了通知までの一連の動作を1つの単位とするのではなく、コマンド発行、データ転送、コマンド終了通知を分けて処理することで、上記待機時間を有効に利用し、テスト時間の短縮化を図る。アダプタカード5a、5bは、上述したように、各HDD毎のメモリを有する。データ転送する際は、バス6の空時間を有効に利用するため、コマンド発行後にデータ転送を行いアダプタカード5a、5bの対応するメモリ内にデータを格納させる。各アダプタカード5a、5bの制御部は所定のタイミングで各HDDに対しデータを書き込ませたり、又は読み出したデータを保存しておき、バス6の空時間を利用してSDRAM3にデータを書き込むよう制御する。
一方、例えば、ステップS1でステータスレジスタがReadyになっていない場合には、次のHDDの処理に移り、次のHDD8がステップS4まで終了していり場合は、例えばデータ転送が完了しているか否かを確認する。ここで、HDD8がデータ転送を終了していない場合は、更に次のHDD8の処理へ移る。このように、テスト対象のHDDが上記待機時間に該当する場合には、他のHDDのテストを行うようにすることで、4台のHDDに対し1台のテスト装置(1つのバス6)を有効に利用して効率よくテストを実行することができる。
また、待機時間としては、ステータスレジスタがReadyになるまでの間、データ転送が完了するまでの間、又はHDDがコマンドに従った例えばリードやライトの動作を終了してインタラプト信号をアサートするまでの間の他、HDDがアプリケーション上で何も動作していない休止状態(Idle、sleepなど)の間などにも他のHDDに対してコマンド発行や、データ転送することも可能である。あるテスト工程において、HDDに対し、例えば数秒間など所定時間のIdle状態を命令したり、所定時間のIdle状態の後、所定の動作を実行させるようなコマンド又は動作テストを含む場合には、このHDDの休止期間に他のHDDのテストを実行させることができる。
更に、本実施の形態におけるテスト装置は、図2に示すように、複数まとめて1台のホストコンピュータに接続される。各テスト装置1は、自信に接続されるHDD8〜8の各テスト工程での結果をホスト装置11に送る。ここで、本実施の形態においては、60台のテスト装置1が各4台、最大で240台のHDDが同時並行的にテストされる。よって、各HDDが一のテスト工程を終了したその結果をテスト装置1からホスト装置11へ送る場合、待ち時間が発生する。そこで、テスト装置1がホスト装置11と通信可能になるまでの間(ホスト装置11からのPolling Packetを待つ間)の待機時間において、テスト装置1は他のHDDのテストを実行する。
すなわち、例えばテスト装置1がHDD8のあるテスト工程における実行結果をホスト装置11へ通知しようとした場合、ホスト装置11と通信が可能になるまでの待機時間に、他のHDD8に対して、可能であれば例えばコマンドを発行したり、データを転送したりする。他のHDD8もテスト工程を終了してその結果をホスト装置11に知らせる場合や、コマンド処理中である場合には、HDD8に対して同様にコマンドを発行したりデータを転送したりすればよい。このように、本実施の形態においては、テスト装置1がホスト装置11と通信が可能になるまでの待機時間においても他のHDDのテストをすることでテスト時間の短縮化を図る。
また、本実施の形態にかかるテスト方法においては、1台のテスト装置により、複数台のHDDのテストを効率よく短時間で実行させるため、一のHDDにおいて一のコマンド実行中に待機時間があれば他のHDDにコマンドを発行したりデータの転送を行なう。このため、シークタイムなどの速度性能をテストする場合に、全HDDを同じ条件でテストすることができなくなったり、所望のテスト条件で行なうことができない場合が生じる。すなわち、速度性能試験など、テスト時間を考慮すべきテストは、テスト装置とHDDとが1対1でコマンドを実行させてテストを実行する必要がある。
上述したように、ホスト装置11は、各HDDをテストさせるためのテストフローが記載されたスクリプトを有しており、テスト装置1は、このスクリプトを基に各HDDのテストを実行する。ここで、このスクリプトの中で特定の関数を呼ぶことによりそれ以降のテストが1テスト装置(CPU)対1HDDの処理になるように設計されている。
具体的に説明する。ある1台のHDD、例えばHDD8が速度性能試験など1対1でのテストが必要であるとする。この場合には、1対1の試験を行なうための所定のフラグをHDD8にセットする。ここで、他のHDDは、通常は、前記フラグがセットされた場合であっても、他のテスト工程又はコマンドを実行中であり、直ちに処理を終了することができない。そこで、このフラグをセットしたHDD8は他のHDDのテストのうち所定の区切り、例えば実行中のテスト工程(テスト項目)又は実行中のコマンドが終了するまで待機する。
他の各HDDは、実行中のテスト工程又はコマンドが終了すると、上述したフラグがセットされているか否かをチェックする。上記フラグがセットされている場合には、当該フラグがクリアされるまで、他のHDDは、実行中のテスト工程又はコマンドが終了した時点て一旦テストを休止する。HDD8以外の全てのHDDが休止状態になったら、上記具ラグをセットしたHDD8がテスト装置1と1対1でのテストを実行する。他のHDDは、HDD8のフラグがクリアされるまで、すなわち速度性能試験が終了するまではテストを休止する。HDD8は速度性能試験が終了すると前記フラグがクリアされる。これにより、他のHDDの動作テストが再開される。このように、フラグがセットされたHDDは、1対1でテスト装置とテストすることができ、かつ速度性能試験が終了したら必ずフラグはクリアされるため、このフラグのクリアをもって他のHDDのテストも再開することができる。
このフラグを使用することで、各HDDは、必要に応じてテスト装置との間で1対1のテストを実行することができ、4台略並列処理によりテストを実行しても、速度性能試験等に影響を及ぼさず、正確かつ効率がよい試験を実行することができる。
なお、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。上述の実施の形態においては、テスト装置の2つのATAポートに搭載するアダプタカードは、2台のHDDをそれぞれ異なるバスを介して接続することで、マスタ、スレーブの自由な設定、4台同時のデータ転送などが可能となっている。
これに対し図6、図7は、既存のテスト装置及びテスト対象のHDDの接続を示す図、既存のATAポートを示す図である。図6、7に示すように、通常は、テスト装置201の2つのATAポート205a、205bに、バス207、207を介してHDD208、208が接続され、HDD208、208にそれぞれHDD208、208が接続される構成となっている。ATAポート205aは、PCI バスコントローラ251、FIFOなどのメモリ252、HDDインターフェース253及び制御部254を有し、テスト装置201からのコマンド、データ転送を、バス207を介してHDD208に送ったり、更にバス207を介してHDD208に送ったりする。この場合、HDD208、208はいずれかをマスタ、スレーブとする必要があり、上述のようにHDDに個別にバスを接続する構成のアダプタカードを有するテスト装置1に比べるとテストの際の自由度が小さくなる。
しかしながら、既存のテスト装置201においても、上述のように、一方のATAポートに接続されたHDDとの間において上述のように待機状態となる場合、すなわち、コマンド受付可能となるまでの間、メモリ252から例えば書き込みデータなどをHDDへ転送終了するまでの間、HDDからコマンド終了通知が行なわれるまでの間などの待機時間に、他方のATAポートに接続されたえHDDのテストを実行することができ、テスト時間を短縮化させることができ、HDDの量産性・生産性を向上することが可能である。
HDDの概略を示すブロック図である。 本発明の実施の形態におけるテストシステムを示す模式図である。 本発明の実施の形態におけるテスト装置にテスト対象となるHDDが接続される様子を示す図である。 本発明の実施の形態にかかるテスト装置におけるアダプタカード5aを示すブロック図である。 本発明の実施の形態にかかるHDDのテスト方法を示すフローチャートである。 既存のテスト装置及びテスト対象のHDDの接続を示す図である。 既存のATAポートを示す図である。
符号の説明
〜7,207,207 バス
1,201 テスト装置
3 SDRAM
4 フラッシュメモリ
5a,5b アダプタカード
6,7〜7,207,207 バス
〜8 HDD
51 DMAコントローラ
52,55,252 メモリ
53,56,253 HDDインターフェース
54,254 制御部
110 筺体
111 磁気ディスク
112 ヘッド
120 回路基板
121 チャネル
122 モータ・ドライバ・ユニット
205a,205b ATAポート
251 PCI バスコントローラ

Claims (20)

  1. テスト装置に接続された複数のデータ記憶装置が前記テスト装置からのコマンドを受け取り実行することでそれぞれの動作テストをするデータ記憶装置のテスト方法であって、
    前記テスト装置と前記複数のデータ記憶装置のうち一のデータ記憶装置とが前記動作テストを実行している間であって前記テスト装置と前記一のデータ記憶装置とのやり取りを休止する待機時間に、前記テスト装置が前記複数のデータ記憶装置のうちの他のデータ記憶装置に対して前記動作テストを実行するデータ記憶装置のテスト方法。
  2. 前記待機時間は、前記一のデータ記憶装置が一のコマンドを受け取り、当該コマンドの処理を終了しその終了通知を行なうまでのコマンド実行期間に含まれる
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ記憶装置のテスト方法。
  3. 前記待機期間は、前記一のデータ記憶装置が一のコマンドの実行を終了してから次のコマンドを受け付け可能になるまでの間である
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ記憶装置のテスト方法。
  4. 前記動作テストは、1又は複数のコマンドからなる複数のテスト工程からなり、
    前記待機時間は、一のテスト工程においてテストとして指定されるデータ記憶装置の休止時間である
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ記憶装置のテスト方法。
  5. 前記動作テストは、複数のテスト工程からなり、
    ホスト装置に複数の前記テスト装置が接続され、前記各テスト装置に複数のデータ記憶装置が接続され、各データ記憶装置の一のテスト工程が終了する毎にその実行結果が前記テスト装置からホスト装置へ送られるものであって、
    前記待機時間は、一のテスト装置に接続された一のデータ記憶装置が一のテスト工程を終了し、当該一のテスト装置がその実行結果を前記ホスト装置へ送るために前記ホスト装置と通信する際の、当該通信が可能になるまでの間であり、
    当該待機時間に、前記一のテスト装置に接続され一のテスト工程が終了していない他のデータ記憶装置の動作テストを実行する
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ記憶装置のテスト方法。
  6. 前記テスト装置は、前記待機時間に他のデータ記憶装置に対してコマンドを発行する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載のデータ記憶装置のテスト方法。
  7. 前記テスト装置は、前記待機時間に他のデータ記憶装置に対してコマンドを処理するために必要なデータを転送する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載のデータ記憶装置のテスト方法。
  8. 前記テスト装置は、前記一のデータ記憶装置に対し、コマンドを受付可能か否か確認し、コマンド受付可能な場合にコマンドを発行し、当該一のデータ記憶装置が当該コマンドを実行してその処理を終了したか否かを確認し、次のコマンドを受付可能か否か確認し、当該次のコマンドが受付可能となったときに次のコマンドを発行することを繰り返すことでテストを実行するものであって、
    前記待機時間は、前記コマンド受付可能となるまでの間、又は前記コマンドの処理を終了したか否かを確認するまでの間のいずれか1以上を含み、前記テスト装置は、当該待機時間に前記他のデータ記憶装置がコマンド受付可能な場合はコマンドを発行する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のデータ記憶装置のテスト方法。
  9. 前記テスト装置は、前記一のデータ記憶装置に対し、コマンドを受付可能か否か確認し、コマンド受付可能な場合にコマンドを発行し、当該コマンドを実行するために必要なデータがある場合は当該データを転送して当該データの転送が終了したか否かを確認し、当該データ記憶装置が当該コマンドの処理を終了したか否かを確認し、次のコマンドを受付可能か否か確認し、当該次のコマンドが受付可能となったときに次のコマンドを発行することを繰り返すことでテストを実行するものであって、
    前記待機時間は、前記コマンド受付可能となるまでの間、データの転送が終了するまでの間、又は次のコマンド受付可能となるまでの間のいずれか1以上を含み、前記テスト装置は、当該待機時間に前記他のデータ記憶装置がコマンド受付可能な場合はコマンドを発行し、データ転送可能な場合はデータを転送する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のデータ記憶装置のテスト方法。
  10. 前記テスト装置に対し前記複数のデータ記憶装置はそれぞれ異なるバスを介して接続される
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ記憶装置のテスト方法。
  11. 前記テスト装置には最大4台のデータ記憶装置が接続される
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ記憶装置のテスト方法。
  12. 前記テスト装置のアダプタカードに異なるバスを介して2台のデータ記憶装置が接続される
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ記憶装置のテスト方法。
  13. 前記テスト装置は、1又は複数のコマンドからなる複数のテスト工程からなる動作テストのうち必要なテスト工程については各データ記憶装置と1対1でテストを実行するものであって、
    1対1テストの際には、1対1のテストをするデータ記憶装置以外のデータ記憶装置とのテストを、当該1対1テストが終了するまでの間一旦休止させる
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ記憶装置のテスト方法。
  14. データ記憶装置を組み立て、
    前記組み立て後の複数のデータ記憶装置をテスト装置に接続して動作テストするデータ記憶装置の製造方法であって、
    前記動作テストの際には、前記複数のデータ記憶装置のうち一のデータ記憶装置に対し前記動作テストを実行している間であって前記テスト装置と前記一のデータ記憶装置とのやり取りを休止する待機時間に、前記テスト装置が前記複数のデータ記憶装置のうちの他のデータ記憶装置に対し前記動作テストを実行するデータ記憶装置の製造方法。
  15. 前記動作テストの際は、
    前記テスト装置に接続される複数のデータ記憶装置のうち一のデータ記憶装置がコマンド受付可能か否かを確認され、
    前記一のデータ記憶装置がコマンド受付可能な場合に当該一のデータ記憶装置は前記テスト装置から発行されるコマンドを受け取り、
    前記一のデータ記憶装置は前記受け取ったコマンドを実行した後、コマンド実行終了を前記テスト装置に知らせ、
    前記テスト装置が前記一のデータ記憶装置がコマンド受付可能か否かを確認するまで又は前記コマンド実行終了が知らされるまでの前記待機時間に、前記複数のデータ記憶装置のうち前記一のデータ記憶装置とは異なる他のデータ記憶装置に前記動作テストを実行させる
    ことを特徴とする請求項14記載のデータ記憶装置の製造方法。
  16. 前記動作テストの際は、
    前記一のデータ記憶装置は前記テスト装置からコマンドを処理するために必要なデータを受け取りコマンドを処理するものであって、
    前記他のデータ記憶装置は、前記一のデータ記憶装置がデータを受け取り、コマンドの処理を終了するまでの前記待機時間に前記動作テストを実行させる
    ことを特徴とする請求項15記載のデータ記憶装置の製造方法。
  17. 前記動作テストの際は、
    前記一のデータ記憶装置の前記待機時間に、前記他のデータ記憶装置がコマンド受付可能である場合には前記テスト装置によりコマンドが発行され、コマンドを処理するためのデータが必要である場合には前記テスト装置によりデータが転送される
    ことを特徴とする請求項14記載のデータ記憶装置の製造方法。
  18. 前記動作テストは、1又は複数のコマンドからなる複数のテスト工程からなり、
    前記待機時間は、一のテスト工程においてテストとして指定されるデータ記憶装置の休止時間である
    ことを特徴とする請求項14記載のデータ記憶装置の製造方法。
  19. 前記動作テストは、複数のテスト工程からなり、
    ホスト装置に複数のテスト装置が接続され、前記各テスト装置に複数のデータ記憶装置が接続され、各データ記憶装置の一のテスト工程が終了する毎にその実行結果が前記テスト装置からホスト装置へ送られるものであって、
    前記待機時間は、一のテスト装置に接続された一のデータ記憶装置が一のテスト工程を終了し、当該一のテスト装置がその実行結果を前記ホスト装置へ送るために前記ホスト装置と通信する際の、当該通信が可能になるまでの間であり、
    当該待機時間に、前記一のテスト装置に接続され一のテスト工程が終了していない他のデータ記憶装置の動作テストを実行する
    ことを特徴とする請求項14記載のデータ記憶装置の製造方法。
  20. 前記データ記憶装置は、ハード・ディスク装置であって、
    ハード・ディスク・アセンブリを組み立て、
    前記ハード・ディスク・アセンブリに制御基板を実装し、
    前記制御基板が実装された複数のハード・ディスク・アセンブリを前記テスト装置に設けられたアダプタカードにそれぞれ異なるバスを介して接続して動作テストを実行する
    ことを特徴とする請求項14記載のデータ記憶装置の製造方法。
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