JPH08153057A - ディスク制御装置 - Google Patents
ディスク制御装置Info
- Publication number
- JPH08153057A JPH08153057A JP29544694A JP29544694A JPH08153057A JP H08153057 A JPH08153057 A JP H08153057A JP 29544694 A JP29544694 A JP 29544694A JP 29544694 A JP29544694 A JP 29544694A JP H08153057 A JPH08153057 A JP H08153057A
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- JP
- Japan
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- disk
- standby time
- average value
- waiting time
- time
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 Ｉ／Ｏ待機時間の上昇によるシステム稼働率
の低下に対する迅速な対応を可能とするディスク制御装
置を提供する。 【構成】 上位装置１からのＩ／Ｏコマンド６の受付け
からＩ／Ｏ開始までのＩ／Ｏ待機時間を計時用カウンタ
７を参照してＩ／Ｏ待機時間算出部１０にて算出する。
このＩ／Ｏ待機時間の一定期間における平均値をディス
ク装置１３〜１６毎に平均値算出部９で算出し、Ｉ／Ｏ
待機時間報告部５を介して上位装置１へ報告する。ま
た、Ｉ／Ｏ待機時間比較部８にて平均値が基準値を越え
れば、Ｉ／Ｏ待機時間超過通知部を介してディスク装置
番号と共に上位装置へ通知する。
の低下に対する迅速な対応を可能とするディスク制御装
置を提供する。 【構成】 上位装置１からのＩ／Ｏコマンド６の受付け
からＩ／Ｏ開始までのＩ／Ｏ待機時間を計時用カウンタ
７を参照してＩ／Ｏ待機時間算出部１０にて算出する。
このＩ／Ｏ待機時間の一定期間における平均値をディス
ク装置１３〜１６毎に平均値算出部９で算出し、Ｉ／Ｏ
待機時間報告部５を介して上位装置１へ報告する。ま
た、Ｉ／Ｏ待機時間比較部８にて平均値が基準値を越え
れば、Ｉ／Ｏ待機時間超過通知部を介してディスク装置
番号と共に上位装置へ通知する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はディスク制御装置に関
し、特に複数のディスク装置の入出力（Ｉ／Ｏ）待機時
間を平準化すべくファイル再配置制御を行うに必要な情
報を生成可能なディスク制御装置に関するものである。
し、特に複数のディスク装置の入出力（Ｉ／Ｏ）待機時
間を平準化すべくファイル再配置制御を行うに必要な情
報を生成可能なディスク制御装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】複数のディスク装置を複数のホストであ
る上位装置が使用する場合、特定のディスク装置上のフ
ァイルに対してＩ／Ｏ処理が集中すると、ディスクＩ／
Ｏ動作に待機時間が発生して、オンライン処理の応答や
パッチジョブ処理時間の遅延が発生してシステムの稼働
率が低下することになる。
る上位装置が使用する場合、特定のディスク装置上のフ
ァイルに対してＩ／Ｏ処理が集中すると、ディスクＩ／
Ｏ動作に待機時間が発生して、オンライン処理の応答や
パッチジョブ処理時間の遅延が発生してシステムの稼働
率が低下することになる。
【０００３】かかるシステムの稼働率の低下を防ぐため
は、ディスク装置間のファイル再配置を行って、特定の
ディスク装置にＩ／Ｏが集中しないようにする必要があ
る。この様なファイル再配置の方法としては、コンピュ
ータの運用担当者がシステム稼働情報からディスク装置
のビシー率を調査して、ビシー率の高いディスク装置の
ファイルをビジー率の低いディスク装置上に再配置する
方法がある。
は、ディスク装置間のファイル再配置を行って、特定の
ディスク装置にＩ／Ｏが集中しないようにする必要があ
る。この様なファイル再配置の方法としては、コンピュ
ータの運用担当者がシステム稼働情報からディスク装置
のビシー率を調査して、ビシー率の高いディスク装置の
ファイルをビジー率の低いディスク装置上に再配置する
方法がある。
【０００４】また、特開平３−１７１３５２号公報を参
照すると、実行中の周辺装置のＩ／Ｏの数をカウンタに
て計数しておき、上位装置からのコマンドに応答するＩ
／Ｏ開始に際してカウンタ値が小なる周辺装置を選択し
てこの周辺装置のＩ／Ｏを実行する様にし、カウンタの
値を１加算する構成が示されている。すなわち、Ｉ／Ｏ
の実行回数を計数し、この計数値をシステム稼働情報と
しているのである。
照すると、実行中の周辺装置のＩ／Ｏの数をカウンタに
て計数しておき、上位装置からのコマンドに応答するＩ
／Ｏ開始に際してカウンタ値が小なる周辺装置を選択し
てこの周辺装置のＩ／Ｏを実行する様にし、カウンタの
値を１加算する構成が示されている。すなわち、Ｉ／Ｏ
の実行回数を計数し、この計数値をシステム稼働情報と
しているのである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ディスク装置のシステ
ム稼働情報としてビジー率を用いる方法では、ディスク
装置のビジー率が高いとＩ／Ｏ待機時間が長くなり、シ
ステム稼働率が低下するために、ビジー率を基にファイ
ルの再配置を行うものであるが、特定の上位装置が特定
のファイルを連続してアクセスする場合、ビジー率が高
くてもＩ／Ｏ待機時間の発生しない場合もあり、ビジー
率を基準としたファイル再配置は正確でないという欠点
がある。
ム稼働情報としてビジー率を用いる方法では、ディスク
装置のビジー率が高いとＩ／Ｏ待機時間が長くなり、シ
ステム稼働率が低下するために、ビジー率を基にファイ
ルの再配置を行うものであるが、特定の上位装置が特定
のファイルを連続してアクセスする場合、ビジー率が高
くてもＩ／Ｏ待機時間の発生しない場合もあり、ビジー
率を基準としたファイル再配置は正確でないという欠点
がある。
【０００６】また、上記特開平３−１７１３５２号公報
に開示のＩ／Ｏ実行回数をシステム稼働情報とする場合
にも、実行回数が大であっても、前述した様な特定の上
位装置が特定のファイルを連続してアクセスする場合に
は、Ｉ／Ｏ待機時間が発生しないこともあって、これま
た正確ではないという欠点がある。
に開示のＩ／Ｏ実行回数をシステム稼働情報とする場合
にも、実行回数が大であっても、前述した様な特定の上
位装置が特定のファイルを連続してアクセスする場合に
は、Ｉ／Ｏ待機時間が発生しないこともあって、これま
た正確ではないという欠点がある。
【０００７】そこで、本発明はかかる従来技術の欠点を
解決すべくなされたものであって、その目的とするとこ
ろは、システム稼働情報としてＩ／Ｏ待機時間そのもの
を用いこのＩ／Ｏ待機時間を基にコンピュータの管理担
当者が正確なファイル再配置管理を行うことができるよ
うにしたディスク制御装置を提供することにある。
解決すべくなされたものであって、その目的とするとこ
ろは、システム稼働情報としてＩ／Ｏ待機時間そのもの
を用いこのＩ／Ｏ待機時間を基にコンピュータの管理担
当者が正確なファイル再配置管理を行うことができるよ
うにしたディスク制御装置を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上位装
置からのコマンドを受けて複数のディスク装置に対する
入出力制御を行うディスク制御装置であって、前記上位
装置からのコマンド受付時からディスク装置への入出力
開始までの待機時間を算出する待機時間算出手段と、こ
の算出された待機時間を基に一定期間における待機時間
を積算して前記ディスク装置毎の待機時間の平均値を算
出する手段と、この待機時間の平均値を前記上位装置か
らの指示に従って報告する手段とを含むことを特徴とす
るディスク制御装置が得られる。
置からのコマンドを受けて複数のディスク装置に対する
入出力制御を行うディスク制御装置であって、前記上位
装置からのコマンド受付時からディスク装置への入出力
開始までの待機時間を算出する待機時間算出手段と、こ
の算出された待機時間を基に一定期間における待機時間
を積算して前記ディスク装置毎の待機時間の平均値を算
出する手段と、この待機時間の平均値を前記上位装置か
らの指示に従って報告する手段とを含むことを特徴とす
るディスク制御装置が得られる。
【０００９】更に、本発明によれば、前記待機時間の平
均値が予め設定された値を越えたときに前記上位装置へ
その旨通知する手段を更に含むことを特徴とするディス
ク制御装置が得られる。
均値が予め設定された値を越えたときに前記上位装置へ
その旨通知する手段を更に含むことを特徴とするディス
ク制御装置が得られる。
【００１０】
【作用】上位装置からのコマンド受付時からディスク装
置への入出力開始時までのＩ／Ｏ待機時間を計時用カウ
ンタ等を用いて算出し、この算出されたＩ／Ｏ待機時間
を基に一定期間における待機時間を積算してディスク装
置毎の待機時間の平均値を算出する。この平均値を上位
装置へ報告すれば、上位装置側では各ディスク装置毎の
Ｉ／Ｏ待機時間の平均値を知ることができ、よってコン
ピュータの運用管理者はこの平均値によりファイル再配
置を正確に行うことが可能となる。
置への入出力開始時までのＩ／Ｏ待機時間を計時用カウ
ンタ等を用いて算出し、この算出されたＩ／Ｏ待機時間
を基に一定期間における待機時間を積算してディスク装
置毎の待機時間の平均値を算出する。この平均値を上位
装置へ報告すれば、上位装置側では各ディスク装置毎の
Ｉ／Ｏ待機時間の平均値を知ることができ、よってコン
ピュータの運用管理者はこの平均値によりファイル再配
置を正確に行うことが可能となる。
【００１１】
【実施例】以下に、図面を用いて本発明の実施例につい
て詳述する。
て詳述する。
【００１２】図１は本発明で使用されるディスク制御装
置の実施例のブロック図である。ディスク制御装置２は
通常複数の上位装置１からの指令（コマンド）を上位Ｉ
／Ｏ制御部３で受け取り当該指令にしたがって、ディス
クＩ／Ｏ制御部１２を通して複数のディスク装置１３〜
１６と複数の上位装置１との間のデータ転送を制御して
いる。
置の実施例のブロック図である。ディスク制御装置２は
通常複数の上位装置１からの指令（コマンド）を上位Ｉ
／Ｏ制御部３で受け取り当該指令にしたがって、ディス
クＩ／Ｏ制御部１２を通して複数のディスク装置１３〜
１６と複数の上位装置１との間のデータ転送を制御して
いる。
【００１３】カウンタ７は一定時間毎にカウントアップ
し、時間経過を示す多ビットのカウンタである。Ｉ／Ｏ
待機時間算出部１０は、上位Ｉ／Ｏ制御部３からコマン
ド受付信号６を受けてから、ディスクＩ／Ｏ制御部１２
からディスクＩ／Ｏ開始信号１１を受けるまでの時間を
カウンタ７の値から算出し、平均値算出部９に出力す
る。
し、時間経過を示す多ビットのカウンタである。Ｉ／Ｏ
待機時間算出部１０は、上位Ｉ／Ｏ制御部３からコマン
ド受付信号６を受けてから、ディスクＩ／Ｏ制御部１２
からディスクＩ／Ｏ開始信号１１を受けるまでの時間を
カウンタ７の値から算出し、平均値算出部９に出力す
る。
【００１４】平均値算出部９はＩ／Ｏ待機時間算出部１
０から受け取ったコマンド毎のＩ／Ｏ待機時間を集計
し、一定時間内のディスク毎のＩ／Ｏ待機時間の平均値
を算出する。
０から受け取ったコマンド毎のＩ／Ｏ待機時間を集計
し、一定時間内のディスク毎のＩ／Ｏ待機時間の平均値
を算出する。
【００１５】Ｉ／Ｏ待機時間報告部５は上位Ｉ／Ｏ制御
部３を通して上位装置１からＩ／Ｏ待機時間読み取り指
令を受け取ると、平均値算出部９からその時点でのディ
スク装置毎のＩ／Ｏ待機時間の平均値を読み取り、上位
Ｉ／Ｏ制御部３を通して上位装置１に対してこの平均値
を報告する。
部３を通して上位装置１からＩ／Ｏ待機時間読み取り指
令を受け取ると、平均値算出部９からその時点でのディ
スク装置毎のＩ／Ｏ待機時間の平均値を読み取り、上位
Ｉ／Ｏ制御部３を通して上位装置１に対してこの平均値
を報告する。
【００１６】Ｉ／Ｏ待機時間比較部８は予め設定された
比較値と平均値算出部９から出力されたＩ／Ｏ待機時間
の平均値とを常に比較し、この平均値が比較値を越えた
時、Ｉ／Ｏ待機時間超過通知部４に対して超過したディ
スク装置の番号を通知する。
比較値と平均値算出部９から出力されたＩ／Ｏ待機時間
の平均値とを常に比較し、この平均値が比較値を越えた
時、Ｉ／Ｏ待機時間超過通知部４に対して超過したディ
スク装置の番号を通知する。
【００１７】Ｉ／Ｏ待機時間超過通知部４はＩ／Ｏ待機
時間比較部８からディスク装置の番号が通知されると、
上位Ｉ／Ｏ制御部３を通して、上位装置に対しＩ／Ｏ待
機時間の超過と超過したディスク装置の番号とを通知す
る。
時間比較部８からディスク装置の番号が通知されると、
上位Ｉ／Ｏ制御部３を通して、上位装置に対しＩ／Ｏ待
機時間の超過と超過したディスク装置の番号とを通知す
る。
【００１８】こうすることにより、コンピュータの運用
管理者はシステム稼働情報としてＩ／Ｏ待機時間の平均
値やその平均値が極めて大なる状態をディスク装置毎に
知ることができることになり、各ディスク装置毎にＩ／
Ｏ待機時間の平均値が均一に少なくなる様にファイル再
配置をなすことができるものである。
管理者はシステム稼働情報としてＩ／Ｏ待機時間の平均
値やその平均値が極めて大なる状態をディスク装置毎に
知ることができることになり、各ディスク装置毎にＩ／
Ｏ待機時間の平均値が均一に少なくなる様にファイル再
配置をなすことができるものである。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ディスク制御装置にＩ／Ｏ待機時間を計算、報告する手
段を設けたので、Ｉ／Ｏ待機時間によるファイルの再配
置が正確に可能となり、更にＩ／Ｏ待機時間が一定以上
に達したことを検出し、通知する手段を備えることによ
り、システム稼働率低下時の原因追究が即座にできると
いう効果がある。
ディスク制御装置にＩ／Ｏ待機時間を計算、報告する手
段を設けたので、Ｉ／Ｏ待機時間によるファイルの再配
置が正確に可能となり、更にＩ／Ｏ待機時間が一定以上
に達したことを検出し、通知する手段を備えることによ
り、システム稼働率低下時の原因追究が即座にできると
いう効果がある。
【図１】本発明の実施例のシステムブロック図である。
１ 上位装置 ２ ディスク制御装置 ３ 上位Ｉ／Ｏ制御部 ４ Ｉ／Ｏ待機時間超過通知部 ５ Ｉ／Ｏ待機時間報告部 ７ カウンタ ８ Ｉ／Ｏ待機時間比較部 ９ 平均値算出部 １０ Ｉ／Ｏ待機時間算出部 １２ ディスクＩ／Ｏ制御部 １３〜１６ ディスク装置
Claims (3)
- 【請求項１】 上位装置からのコマンドを受けて複数の
ディスク装置に対する入出力制御を行うディスク制御装
置であって、前記上位装置からのコマンド受付時からデ
ィスク装置への入出力開始までの待機時間を算出する待
機時間算出手段と、この算出された待機時間を基に一定
期間における待機時間を積算して前記ディスク装置毎の
待機時間の平均値を算出する手段と、この待機時間の平
均値を前記上位装置からの指示に従って報告する手段と
を含むことを特徴とするディスク制御装置。 - 【請求項２】 前記待機時間の平均値が予め設定された
値を越えたときに前記上位装置へその旨通知する手段を
更に含むことを特徴とする請求項１記載のディスク制御
装置。 - 【請求項３】 前記待機時間算出手段は、計時を行う計
時手段と、前記コマンド受付時からディスク装置への入
出力開始までの待機時間を前記計時手段の計時内容を参
照して算出する手段とを含むことを特徴とする請求項１
または２記載のディスク制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29544694A JP2576805B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | ディスク制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29544694A JP2576805B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | ディスク制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08153057A true JPH08153057A (ja) | 1996-06-11 |
| JP2576805B2 JP2576805B2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=17820703
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29544694A Expired - Lifetime JP2576805B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | ディスク制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2576805B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000215007A (ja) * | 1999-01-26 | 2000-08-04 | Nec Corp | ディスクアレイ装置 |
| JP2001014107A (ja) * | 1999-06-14 | 2001-01-19 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 復帰時間予測方法、復帰時間予測装置及びハードディスクドライブ |
| JP2002259061A (ja) * | 2001-03-05 | 2002-09-13 | Nec Corp | データ再配置方式、データ再配置方法およびデータ再配置用プログラム |
| JP2007066126A (ja) * | 2005-09-01 | 2007-03-15 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv | データ記憶装置のテスト方法及びデータ記憶装置の製造方法 |
-
1994
- 1994-11-30 JP JP29544694A patent/JP2576805B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000215007A (ja) * | 1999-01-26 | 2000-08-04 | Nec Corp | ディスクアレイ装置 |
| JP2001014107A (ja) * | 1999-06-14 | 2001-01-19 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 復帰時間予測方法、復帰時間予測装置及びハードディスクドライブ |
| US6549973B1 (en) | 1999-06-14 | 2003-04-15 | Hitachi Global Storage Technologies The Netherlands B.V. | Method and apparatus for predicting recovery time of hard disk drive |
| JP2002259061A (ja) * | 2001-03-05 | 2002-09-13 | Nec Corp | データ再配置方式、データ再配置方法およびデータ再配置用プログラム |
| JP2007066126A (ja) * | 2005-09-01 | 2007-03-15 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv | データ記憶装置のテスト方法及びデータ記憶装置の製造方法 |
| US8027801B2 (en) | 2005-09-01 | 2011-09-27 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. | Multi drive test system for data storage device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2576805B2 (ja) | 1997-01-29 |
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