JP2007064876A - 核医学検査装置 - Google Patents

核医学検査装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007064876A
JP2007064876A JP2005253502A JP2005253502A JP2007064876A JP 2007064876 A JP2007064876 A JP 2007064876A JP 2005253502 A JP2005253502 A JP 2005253502A JP 2005253502 A JP2005253502 A JP 2005253502A JP 2007064876 A JP2007064876 A JP 2007064876A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
center
image
projection data
rotation
nuclear medicine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005253502A
Other languages
English (en)
Inventor
Akiyoshi Kaneda
明義 金田
Nobuatsu Motomura
信篤 本村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Canon Medical Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Medical Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Medical Systems Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2005253502A priority Critical patent/JP2007064876A/ja
Publication of JP2007064876A publication Critical patent/JP2007064876A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】検査対象物を固定したターンテーブルの回転中心と画像中心とのずれを正確に精度よく補正し、アーチファクトの発生しない再構成像を効率的に取得する。
【解決手段】SPECT装置10aは、前処理手段31に設ける回転中心補正処理手段37に、投影データを整理して、この投影データを回転角度の順に並べたサイノグラムデータを作成するサイノグラムデータ作成手段41と、サイノグラムデータ41の回転角度毎に画像の重心を演算する重心演算手段42と、この重心演算手段42で演算した回転角度毎の重心から、全ての回転角度で統一された基準重心を演算する基準重心演算手段43と、基準重心から画像中心への移動量に合わせて投影データをシフトさせる投影データ画像シフト処理手段44とを具備する。
【選択図】図1

Description

放射線同位物質から放出されたガンマ線を検出することによって検査対象物の所定部位を撮像する核医学検査の技術に係り、特に、放射線同位物質を投与した検査対象物を回転させ、検査対象物の所定部位を撮像する核医学検査装置に関する。
近年のハードウェア及びソフトウェアの技術進歩にあいまって、医用機器としての核医学検査装置も大きな進歩を見せており、特に、断層面の画像を得るエミッションCT(ECT)装置でその感が強い。エミッションCTの一形態に、単一ガンマ線放出核種を基に放射形コンピュータ断層撮影(SPECT:Single Photon Emission Computed Tomography)がある。
SPECTを実施するSPECT装置は、一般的に、被検体に投与された放射線同位物質(RI:Radio Isotope)から放出されるガンマ線を検出するためにガンマ線の入射方向を制御するコリメータと、このコリメータを通過したガンマ線を光信号に変換するシンチレータと、このシンチレータから出力される光信号を電気信号に変換する光電子倍増管と、この光電子倍増管から得られたデータを投影データとして蓄積するデータ収集部と、このデータ収集部から出力する投影データを再構成して被検体内のRIの分布像をSPECT画像として生成する再構成部とを備える。SPECT装置では、固定された被検体の周りをガンマカメラ(コリメータ、シンチレータ、光電子倍増管及びデータ収集部)が回転することで、被検体の所定部位に関するSPECT画像を撮像するものである(例えば、特許文献1参照。)。
また、近年、新薬開発のため小動物用のSPECTが注目されている。このタイプのSPECT装置は、ガンマカメラを固定して、小動物用等の検査対象物を固定したターンテーブルを回転させる検査対象物回転型のものが多い。
しかしながら、検査対象物回転型のSPECT装置においてSPECT再構成を行なう際、ターンテーブルの回転中心と画像中心が一致していないと、SPECT画像にアーチファクトを生じ、画像が著しく劣化する。そのため、一般的に以下の2つの方法で、回転中心の補正を施している。
(1)目視による方法
ターンテーブルの回転中心にピン状のものを置き、ガンマカメラの中心と一致するように、目視にてターンテーブル又はガンマカメラを移動させてターンテーブルの回転中心と画像中心とを合わせる。
(2)ポイントソース又はラインソースを用いた方法
(手順1)ターンテーブルの回転中心にポイントソース又はラインソースを置き、ガンマカメラで撮影を行ない、投影データの収集を行なう。
(手順2)撮像した画像上で、ポイントソース又はラインソースの位置を測定し、その位置を回転中心とする。
(手順3)RIを投与した検査対象物をターンテーブルに固定させ、ガンマカメラで撮影を行ない、SPECT投影データの収集を行なう。
(手順4)SPECT投影データのサイノグラムにおけるデータ方向の画像中心が、(手順2)で測定した回転中心と一致するようにSPECT投影データをシフトする。
特開2005−127837号公報
しかしながら、従来の回転中心の補正では、以下の問題が生じる。
(1)目視による方法
目視で正確にターンテーブルの回転中心と画像中心とを合わせることは困難であり、誤差が発生じやすい。
(2)ポイントソース又はラインソースによる位置合わせ方法
ポイントソース又はラインソースを撮影してデータ収集を行なう必要がある。また、ポイントソース又はラインソースを撮像後、検査対象物をターンテーブルに固定させて投影データを収集するので、ポイントソース又はラインソースのデータ収集時と、検査対象物のデータ収集時との間で撮像条件の誤差が生じやすい。
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、回転中心と画像中心とのずれを正確に精度よく補正することができ、アーチファクトの発生しない再構成像を効率的に取得できる核医学検査装置を提供することを目的とする。
本発明に係る核医学検査装置は、上述した課題を解決するために、検査対象物に放射線同位物質を投与し、前記放射線同位物質から放出されたガンマ線に対応した信号を回転角度毎の投影データとして収集することによって前記検査対象物の所定部位を撮像する核医学検査装置において、前記投影データに所定の前処理を施す前処理手段と、前記前処理手段で前処理した投影データに対して再構成処理を施して画像データを得る画像再構成手段とを有し、前記前処理手段に、前記投影データに対して回転中心の補正を施す回転中心補正処理手段を有する。
本発明に係る核医学検査装置によると、回転中心と画像中心とのずれを正確に精度よく補正することができ、アーチファクトの発生しない再構成像を効率的に取得できる。
本発明に係る核医学検査装置の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る核医学検査装置の実施の形態を示す概略図である。
図1は、放射線同位物質(RI:Radio Isotope)を投与した小動物等の検査対象物Pを回転させ、そのRIから放出されたガンマ線(フォトン)を検出することによって検査対象物Pの所定部位を撮像する検査対象物回転型の核医学検査装置10を示す。ここでは、核医学検査装置10が検査対象物回転型である場合を一例として説明するが、検査対象物回転型に限定されるものではない。
また、核医学検査装置10として、単一ガンマ線放出核種を基に放射形コンピュータ断層撮影法を用いたSPECT(Single Photon Emission Computed Tomography)装置10aを例にとって説明する。なお、核医学検査装置10は、例えば、陽電子(ポジトロン)放出核種を基に同時計数法又は飛行時間差検出法を用いた放射形コンピュータ断層撮影(PET:Positron Emission computed Tomography)装置であってもよい。
SPECT装置10aには、RIを投与した検査対象物Pを固定し、また、中心軸Aを回転中心として回転するターンテーブル11と、このターンテーブル11を中心軸Aを回転中心として回転させる回転駆動機構12と、RIから放出されるガンマ線に対応した信号を回転角度(0°乃至360°)毎のSPECT投影データとして収集する放射線検出器としてのガンマカメラ13とが設けられる。
また、SPECT装置10aは、コンピュータをベースとした構成をもっており、SPECT装置10aの構成要素を有機的に制御する中枢的な機能を果たす制御装置(CPU:Central Processing Unit)21と、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びHD(Hard Disk)等の記憶装置22と、表示装置としてのモニタ23と、入力装置24等の基本的なハードウェアを備えている。
さらに、SPECT装置10aには、記憶装置22に格納されたプログラムが制御装置21によって読み込まれてそのプログラムが実行されることによって、ガンマカメラ13で収集したSPECT投影データに対して所定の前処理を施す前処理手段31と、この前処理手段31で前処理したSPECT投影データに対して再構成処理を施してSPECT画像データを得る画像再構成手段32と、SPECT画像データをSPECT画像としてモニタ23に表示させる表示手段(表示制御手段)33として機能する。
記憶装置22は、制御プログラム等のプログラムを格納する他、SPECT画像データを記憶する。モニタ23は、表示手段33の出力によってSPECT画像を表示する。入力装置24は、SPECT撮像に必要な情報、例えばデータ収集、前処理、再構成及び逆投影等に関する各種の条件を制御装置21に与える。
ガンマカメラ13には、具体的には、検査対象物Pに投与したRIから放出されるガンマ線を検出するために、ガンマ線の入射方向を制御するコリメータ13aと、このコリメータ13aを通過したガンマ線を光信号に変換する図示しないシンチレータと、このシンチレータから出力される光信号を電気信号に変換する図示しない光電子倍増管(PMT:Photo Multiplier Tube)と、この光電子倍増管から得られたデータをSPECT投影データ(SPECTプロジェクションデータ)として蓄積する図示しないデータ収集部とが具備される。なお、ガンマカメラは、必ずしも1台である必要はなく、SPECT装置10aに複数のガンマカメラを備えてもよい。その場合、ガンマカメラ毎に本発明に係る動作が必要となる。また、放射線検出器の一例としてシンチレータ及び光電子倍増管を用いて放射線の入射位置を計測するガンマカメラ13の場合を説明するが、放射線検出器は、放射線による光電導現象を利用したCdTe系単結晶等の半導体を用いたものであってもよい。
前処理手段31には、ガンマカメラ13で収集したSPECT投影データに対して均一性補正を施す均一性補正処理手段36と、この均一性補正処理手段36で処理したSPECT投影データに対して回転中心の補正を施す回転中心補正処理手段37と、この回転中心補正処理手段37で処理したSPECT投影データに対してフィルタリング補正を施すフィルタリング補正処理手段38とを有する。また、前処理手段31は、図示しないが、SPECT投影データに対して直線性補正を施す直線性補正手段、エネルギー補正を施すエネルギー補正手段及び散乱線補正を施す散乱線補正手段等を有する場合もある。SPECT投影データに対する直線性補正、エネルギー補正及び散乱線補正は単独で施されてもよいし、又は、任意の組み合わせで施されてもよい。
回転中心補正処理手段37には、均一性補正処理手段36で処理したSPECT投影データを整理して、SPECT投影データを回転角度の順に並べた2次元データであるサイノグラムデータを作成するサイノグラムデータ作成手段41と、サイノグラムデータの回転角度毎にSPECT画像の重心を演算する重心演算手段42と、この重心演算手段42で演算した回転角度毎の重心から、全ての回転角度で統一された基準重心を演算する基準重心演算手段43と、基準重心から画像中心への移動量に合わせてSPECT投影データをシフトさせる投影データ画像シフト処理手段44とを有し、投影データ画像シフト処理手段44でシフト後のSPECT投影データをフィルタリング補正処理手段38に送る。
画像再構成手段32は、SPECT投影データに対してサイノグラムデータの作成、コンボリューション、バックプロジェクション及び減弱補正を一連に行なう。これら一連の信号処理は、他の回転角度のSPECT投影データからSPECT画像を再構成するために用いられる一般的な信号処理である。この信号処理は、フィルタ補正逆投影法と呼ばれるもので、SPECT投影データをフーリエ空間でフィルタ処理をして画像ボケを修正し、逆投影により画像を再構成する方法である。フィルタ処理のフィルタ関数により画質が変わるために、その選択は臨床的な経験により決定する。
画像再構成手段32では、特にコンボリューションによりフィルタ逆投影を実空間で行ない、フィルタ関数をフーリエ逆変換して得られる重み関数を、SPECT投影データにコンボリューション演算して逆投影を行なう。
続いて、SPECT装置10aの動作について、図2に示されたフローチャートを用いて説明する。
図1に示したSPECT装置10aでは、制御装置21から回転駆動機構12に制御信号が送られ、その回転駆動機構12によって、ターンテーブル11に固定された検査対象物Pが、ターンテーブル11の中心軸Aを回転中心として所定速度で回転される。ガンマカメラ13では、検査対象物Pに投与したRIから放出されるガンマ線に対応した信号が、回転角度毎のSPECT投影データとして収集される(ステップS1)。
ガンマカメラ13によるSPECT投影データの収集は、制御装置21により制御されて行なわれる。制御装置21は、入力装置27から与えられる所望のデータ収集条件に基づいてガンマカメラ13によるデータ収集動作を制御できるようになっている。
ガンマカメラ13で2次元検出されたガンマ線に対応したSPECT投影データは、前処理手段31に送られてデジタル信号に変換された後、RAM等の記憶装置(図示しない)に一時的に格納される。この前処理手段31では、自身に格納したSPECT投影データに所定の前処理が施される。
前処理手段31の均一性補正処理手段36では、画素毎のカウントが均一になるようにSPECT投影データに対して均一性補正が施される(ステップS2)。均一性補正処理手段36で補正されたSPECT投影データは、回転中心補正処理手段37に送られる。
回転中心補正処理手段37では、SPECT投影データに対して、画像中心と回転中心とのずれを補正する回転中心補正が施される。
回転中心補正処理手段37のサイノグラムデータ作成手段41では、均一性補正処理手段36から送られてきたSPECT投影データが整理され、サイノグラムデータが作成される(ステップS3)。ここで、中心軸Aを回転中心として回転する検査対象物Pの回転角度のうち、収集カウントが高く、かつ、ガンマカメラ13の有効視野内(トランケーションなし)となる回転角度で収集したSPECT投影データから、その回転角度毎のサイノグラムデータが作成される。
図3は、サイノグラムの一例を示す図である。
図3に示されたサイノグラムは、検査対象物Pの所定部位としてのラット(ネズミ)の心臓部分を撮影し、ステップS3によって作成したサイノグラムデータから取得したものである。
次いで、図1に示した重心演算手段ステップS3で作成したサイノグラムデータの回転角度毎にSPECT画像の重心が演算される(ステップS4)。基準重心演算手段43では、重心演算手段42で作成した重心を基に、全ての回転角度で統一した基準重心が演算される(ステップS5)。基準重心は、例えば、重心演算手段42で演算した重心を回転角度θの順に並べた重心カーブf(θ)を、三角関数のフーリエ級数で表した場合の直流成分から求める。重心カーブf(θ)は、フーリエ級数で、
Figure 2007064876
図4は、SPECT画像の重心カーブ、基準重心直線及び画像中心直線の関係を示す図である。
図4は、SPECT画像の重心を回転角度θの順に並べた重心カーブf(θ)と、この重心カーブf(θ)を三角関数のフーリエ級数で表した場合の直流成分である基準重心直線mと、画像中心を回転角度θの順に並べた画像中心直線nとを示している。
図1に示した回転中心補正処理手段37の投影データ画像シフト処理手段44では、基準重心から画像中心への移動量に合わせてSPECT投影データをシフトさせる(ステップS6)。具体的には、図4に示した基準重心直線mから画像中心直線nへの平行移動量(図中L)に合わせてSPECT投影データをシフトさせる。
次いで、図1に示したフィルタリング補正処理手段38では、回転中心補正処理手段37で処理したSPECT投影データに対してフィルタリング補正が施され(ステップS7)、処理後のSPECT投影データが画像再構成手段32に送られる。
画像再構成手段32では、SPECT投影データに対してサイノグラムデータの作成、コンボリューション、バックプロジェクション及び減弱補正が一連に行なわれる。画像再構成手段32では、特にコンボリューションによりフィルタ逆投影が実空間で行なわれ、フィルタ関数をフーリエ逆変換して得られる重み関数を、SPECT投影データにコンボリューション演算して逆投影が行なわれる。
記憶装置22には、画像再構成手段32で再構成したSPECT画像データが保存される。また、表示手段33によってSPECT画像データがSPECT画像としてモニタ23に表示される。
図5は、回転中心補正処理手段37による処理効果を示す図である。
図5(a)は、検査対象物Pとしてのラインソース2本を撮像して表示されるものであり、画像表示領域を4分割した左上領域にはステップS1で収集したSPECT投影データを、右上領域にはSPECT投影データのサイノグラムを示す。一方、左下領域には、右上領域のサイノグラムデータに対して一般的な前処理(ステップS2、目視による回転中心補正、ステップS7の順での前処理)を行なった場合のSPECT画像データを表示したSPECT画像を、右下領域には、右上領域のサイノグラムデータに対して本発明の前処理(ステップS2乃至S7での前処理)を行なった場合のSPECT画像データを表示したSPECT画像を示す。
図5(b)は、検査対象物Pの所定部位としてのラットの心臓部分を撮像して表示されるものであり、画像表示領域を4分割した左上領域にはステップS1で収集したSPECT投影データを、右上領域にはSPECT投影データのサイノグラムを示す。一方、左下領域には、右上領域のサイノグラムデータに対してステップS2、目視による回転中心補正、ステップS7の順に前処理を行なった場合のSPECT画像データを表示したSPECT画像を、右下領域には、右上領域のサイノグラムデータに対してステップS2乃至S7の前処理を行なった場合のSPECT画像データを表示したSPECT画像を示す。
また、図5(a),(b)に示したように画像表示領域を4分割した左下領域に、ステップS2及びS7の前処理のみを行なった場合のSPECT画像データをSPECT画像として表示すると、左下領域と右下領域の表示を比較することで、オペレータは、同一画面上で、本発明の補正効果を把握することができる。さらに、表示画面上に図4に示した図や、平行移動量Lの値を表示することもできる。
核医学検査装置10によると、検査対象物Pを固定したターンテーブル11の回転中心と画像中心とのずれを正確に精度よく補正することができ、アーチファクトの発生しない再構成像を効率的に取得できる。
本発明に係る核医学検査装置の実施の形態を示す概略図。 SPECT装置の動作を示すフローチャート。 サイノグラムの一例を示す図。 SPECT画像の重心カーブ、基準重心直線及び画像中心直線の関係を示す図。 (a),(b)は本発明による処理効果を示す図。
符号の説明
10 核医学検査装置
10a SPECT装置
11 ターンテーブル
12 回転駆動機構
13 ガンマカメラ
21 制御装置
22 記憶装置
23 モニタ
24 入力装置
31 前処理手段
32 画像再構成手段
33 表示手段
36 均一性補正処理手段
37 回転中心補正処理手段
38 フィルタリング補正処理手段
41 サイノグラムデータ作成手段
42 重心演算手段
43 基準重心演算手段
44 投影データ画像シフト処理手段

Claims (11)

  1. 検査対象物に放射線同位物質を投与し、前記放射線同位物質から放出されたガンマ線に対応した信号を回転角度毎の投影データとして収集することによって前記検査対象物の所定部位を撮像する核医学検査装置において、
    前記投影データに所定の前処理を施す前処理手段と、
    前記前処理手段で前処理した投影データに対して再構成処理を施して画像データを得る画像再構成手段とを有し、
    前記前処理手段に、
    前記投影データに対して回転中心の補正を施す回転中心補正処理手段を有することを特徴とする核医学検査装置。
  2. 前記検査対象物を固定し、また、中心軸を前記回転中心として回転するターンテーブルと、このターンテーブルを回転させる回転駆動機構とを設け、前記検査対象物を回転させて前記放射線同位物質から放出された前記ガンマ線を検出することを特徴とする請求項1に記載の核医学検査装置。
  3. 前記画像データを画像として表示させる表示手段を有し、また、前記画像を表示する表示装置を備えたことを特徴とする請求項1に記載の核医学検査装置。
  4. 前記表示手段は、前記回転中心補正処理手段にて前記回転中心の補正を施して取得した画像と、前記回転中心の補正を施さないで取得した画像とを同一画面上で前記表示装置に表示させることを特徴とする請求項3に記載の核医学検査装置。
  5. 前記画像再構成手段で得た画像データを記憶する記憶装置と、前記撮像に必要な情報を与える入力装置とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の核医学検査装置。
  6. 前記前処理手段に、前記投影データに対して均一性補正を施す均一性補正処理手段を有することを特徴とする請求項1に記載の核医学検査装置。
  7. 前記前処理手段に、前記投影データに対してフィルタリング補正を施すフィルタリング補正処理手段を有することを特徴とする請求項1に記載の核医学検査装置。
  8. 前記前処理手段に、前記投影データに対して散乱線補正を施す散乱線補正処理手段を有することを特徴とする請求項1に記載の核医学検査装置。
  9. 前記回転中心補正処理手段には、前記投影データを回転角度の順に並べたサイノグラムデータを作成するサイノグラムデータ作成手段と、前記サイノグラムデータの回転角度毎に画像の重心を演算する重心演算手段と、この重心演算手段で演算した回転角度毎の重心から、全ての回転角度で統一された基準重心を演算する基準重心演算手段と、前記基準重心から前記画像中心への移動量に合わせて前記投影データをシフトさせる投影データ画像シフト処理手段とを有し、この投影データ画像シフト処理手段でシフト後の投影データを前記フィルタリング補正処理手段に送ることを特徴とする請求項1に記載の核医学検査装置。
  10. 前記基準重心演算手段は、前記重心演算手段で演算した回転角度毎の重心を回転角度の順に並べた重心カーブを三角関数のフーリエ級数で表し、そのフーリエ級数の直流成分から前記基準重心を求めることを特徴とする請求項9に記載の核医学検査装置。
  11. 前記基準重心演算手段は、前記重心演算手段で演算した回転角度毎の重心を平均し、その平均値を前記基準重心とすることを特徴とする請求項9に記載の核医学検査装置。
JP2005253502A 2005-09-01 2005-09-01 核医学検査装置 Pending JP2007064876A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005253502A JP2007064876A (ja) 2005-09-01 2005-09-01 核医学検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005253502A JP2007064876A (ja) 2005-09-01 2005-09-01 核医学検査装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007064876A true JP2007064876A (ja) 2007-03-15

Family

ID=37927227

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005253502A Pending JP2007064876A (ja) 2005-09-01 2005-09-01 核医学検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007064876A (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0613504Y2 (ja) * 1985-12-25 1994-04-06 株式会社島津製作所 臓器中心の自動抽出による単一光子断層再構成装置
JP2000028728A (ja) * 1998-07-07 2000-01-28 Toshiba Corp トランスミッションctのトランケーション補正装置及び方法
JP2000298105A (ja) * 1999-04-14 2000-10-24 Toshiba Fa Syst Eng Corp コンピュータ断層撮影装置
JP2001059872A (ja) * 1999-06-17 2001-03-06 Toshiba Iyo System Engineering Kk 核医学診断装置および全身用核医学診断装置
JP2002303592A (ja) * 2001-04-05 2002-10-18 Shimadzu Corp 断層撮影装置
JP2004061256A (ja) * 2002-07-29 2004-02-26 Shimadzu Corp コンピュータ断層撮影装置
JP2005127837A (ja) * 2003-10-23 2005-05-19 Toshiba Corp Spect装置及びspect画像再構成方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0613504Y2 (ja) * 1985-12-25 1994-04-06 株式会社島津製作所 臓器中心の自動抽出による単一光子断層再構成装置
JP2000028728A (ja) * 1998-07-07 2000-01-28 Toshiba Corp トランスミッションctのトランケーション補正装置及び方法
JP2000298105A (ja) * 1999-04-14 2000-10-24 Toshiba Fa Syst Eng Corp コンピュータ断層撮影装置
JP2001059872A (ja) * 1999-06-17 2001-03-06 Toshiba Iyo System Engineering Kk 核医学診断装置および全身用核医学診断装置
JP2002303592A (ja) * 2001-04-05 2002-10-18 Shimadzu Corp 断層撮影装置
JP2004061256A (ja) * 2002-07-29 2004-02-26 Shimadzu Corp コンピュータ断層撮影装置
JP2005127837A (ja) * 2003-10-23 2005-05-19 Toshiba Corp Spect装置及びspect画像再構成方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101728046B1 (ko) 단층 영상 복원 장치 및 그에 따른 단층 영상 복원 방법
KR101635980B1 (ko) 방사선 디텍터 및 그에 따른 컴퓨터 단층 촬영 장치
US10213179B2 (en) Tomography apparatus and method of reconstructing tomography image
JP5610248B2 (ja) 放射線断層撮影装置
JP5920930B2 (ja) ガンマカメラ、spect装置、pet装置およびガンマ線計測画像生成方法
JP6526428B2 (ja) 医用画像処理装置、医用画像処理方法および医用画像診断装置
Li et al. X-ray digital intra-oral tomosynthesis for quasi-three-dimensional imaging: system, reconstruction algorithm, and experiments
JP2008185335A (ja) 医用画像アニメーション表示装置
EP3588145A1 (en) Photon scatter imaging
JP6425885B2 (ja) 核医学診断装置、画像処理装置および画像処理プログラム
JP4387758B2 (ja) Spect装置及びspect画像再構成方法
WO2012042821A1 (ja) 画像強調処理方法およびそれを用いた画像強調処理装置
JP2007064876A (ja) 核医学検査装置
JP2011047819A (ja) 核医学診断装置及び画像処理装置
JP7209496B2 (ja) 核医学診断装置
JP6184075B2 (ja) Pet−ct装置及び画像処理装置
JP6951169B2 (ja) 核医学診断装置
JP6132477B2 (ja) 医用画像診断装置
JP5675167B2 (ja) 核医学診断装置
TWI682769B (zh) 醫用x射線影像處理裝置與x射線影像攝影裝置
JP5011250B2 (ja) 放射線撮像装置及び画像情報作成方法
JP5398381B2 (ja) 核医学イメージング装置および画像処理プログラム
JP4371636B2 (ja) 核医学診断装置
JP6034155B2 (ja) 画像処理装置及びプログラム
WO2022096335A1 (en) System and method for nuclear medicine imaging with adaptive stopping criteria

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100831

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101101

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110329

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110809