JP2007063890A - 瓦の切削装置 - Google Patents

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Ikiyuuosu Tsukahara
以究雄 塚原
Yasuaki Matsui
康明 松井
Kazuhisa Mizuta
一久 水田
Masaki Koroyasu
雅樹 頃安
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Kyokuto Sanki Co Ltd
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Kyokuto Sanki Co Ltd
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Abstract

【課題】太陽光発電システムなどの導入の際、既に設置されていた瓦を使用して設置する場合において、瓦の裏面等を切削して金具と干渉しないように加工していたが、手持ち電動工具であるディスクサンダーやディスクグラインダーを使って、作業者が切削位置や量をおおよその目分量で切削作業していた。そのため、効率よく瓦の切削作業をすることができる装置を提供する。
【解決手段】基台に設置されたレール上に瓦を固定して切削する回転刃の方向へ移動するベースを有し、回転刃はディスクグラインダーに取り付けられて、瓦の巾方向に位置調整ができ、また高さ位置も調整可能に構成された瓦の切削装置を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、家屋の屋根に太陽光発電システム等を設置する場合に、既に屋根に設置されている瓦を切削して設置金具等を設置するのであるが、瓦に対する切削を容易に実施できる切削装置に関するものである。
家屋の屋根に太陽光発電システム等を設置する場合においては、既に設置されている瓦の強度が乏しい場合においては、強度を持たせた支持瓦などに置き換えて太陽光発電システムの設置がなされており、置き換え用の支持瓦が既に提案されて知られている。1例を示すと例えば、瓦本体と瓦本体の上面から突設された、屋根上に設置される部材を支持するための支持部とを有し、瓦本体の下面に、支持瓦を野地板側の係止部材と係合させるための係合部を設けた支持瓦などが知られている。(特許文献1参照)
しかし、屋根に既に設置されている瓦が十分な強度を有している場合においては、支持瓦に取り換えをすることなく、設置されていた瓦の裏面を図4の用に溝Bを切削して、支持金具に干渉しない形状として再び設置して使用することも多くなされている。
特開2000−27377号公報
太陽光発電システムを導入することは費用が結構かかるため、既に設置されている瓦が設置に使用できる強度を有している場合には支持瓦を使用することはコストがよりかかるため太陽光発電システムの導入者にとっては好ましくない。
しかし、上記で説明したように図4のように切削するには、例えば手持ち電動工具であるディスクサンダーやディスクグラインダーを使って、作業者が切削位置や量をおおよその目分量で切削作業していた。この切削は一度の電動工具の移動では図4の溝加工はできないので何度も電動工具を移動させながら、所要の溝Bを切削しているので作業者にとっては結構な手間となっていた。本発明はその手間を軽減するための装置である。
上記の課題を解決するために本発明の請求項1は、切削する瓦を載置した状態で固定する固定手段を有するベース部材と、瓦を切削する回転刃を有し、上記回転刃の高さ位置を変更する機構を有する切削部とを有し、上記ベース部材もしくは上記切削部のいずれか一方を水平方向に移動可能とし、瓦に対して高さ位置を調整された上記回転刃により所望深さの溝を切削加工することを特徴とする瓦の切削装置としている。
本発明の請求項2として、切削部は回転刃の回転手段としてディスクグラインダー等の電動工具を取り付けるスライド板を有し、上記スライド板はリンク機構により高さ調整可能に構成されたベース板に対して回動もしくは移動可能とされていることにより、回転刃による瓦の巾方向における切削位置を調整可能に構成されたことを特徴とする請求項1記載の瓦の切削装置としている。
本発明の請求項3として、瓦の切削量を設定するための回転刃の高さ調整の目盛を有する請求項1、請求項2記載の瓦の切削装置としている。
請求項1の発明により、回転刃もしくは瓦のいずれかを移動させて高さ調整した回転刃にて切削するため切削作業が短時間に行え、作業の効率を向上させることができる。また、不注意による作業ミスなどから瓦を損傷させてしまうようなことも防ぐことができる。
請求項2の発明により、固定した瓦に対して、回転刃の位置を調整して所望の位置を切削することができるため、瓦の固定位置をわざわざ調整することが不要で、さらに使い勝手の良い瓦の切削装置の提供が可能となる。そして請求項3の発明により、切削する溝の深さの調整が容易となる。
以上のことから、従来の課題を解決が図れ、作業効率を向上させ、ミスにより瓦を損傷させてしまうことを防ぎ使い勝手の良い瓦の切削装置の提供ができる。
本発明の瓦の切削装置1について説明する。図1は全体外観を示す図であり、図2は切削部の構成を説明する図であり、図3は瓦の切削をしている状態の図である。
図1及び図2に示したように、本発明の瓦の切削装置1は基台2にレール3,3が設置されて、上記レール上にはベース4がコロやベアリング等にて支持されて移動自在に設置されている。
ベース4上には瓦Aを固定するためのクランプ11と補助クランプ部材12,12とベース移動ハンドル13が設けられている。またベース4上において瓦Aを載置する部分には瓦Aに傷等がつかないように板部材14、14を設置してもいる。
補助クランプ部材12は、ベース4に取り付けられたネジ12aに補助クランプ部材12がその中心位置付近に設けられた穴を通してガタを持たせた状態で設置されている。そして補助クランプ部材12の一方の端部にネジ12bが設けられ、下側に突出するネジ12bの長さを任意に調節しておくことで、図1に示すように瓦Aの右側端を補助的に板部材14とで挟み込むことにより瓦Aの固定を補助するものである。
図2は切削部の構成を示しており、電動工具のディスクグラインダー21に瓦Aを切削するための回転刃22をセットして、スライド板23へ固定具25を使用してディスクグラインダー21を抱えるようにして固定具25のそれぞれの端部をスライド板23にネジ等にて固定している。そしてスライド板23にはネジ23aと先端にはネジ加工が施されたピン23bがスライド板23の上方に位置するベース板24の上方へ突出している。ベース板24にはネジ23aが突出する位置に略円弧状の長穴24aが設けられ、ピン23bが突出する位置にはピン23bがほぼガタなく回動できる穴が設けられている。ピン23bはベース板24の上記穴から突出されているネジ部に図2(b)に示すように蝶ネジ24b等が取り付けられ、ベース板24に対してスライド板が回動できるように回動支点を構成している。ベース板24の上に突出したネジ23aには蝶ネジ24cが取り付けられ、上記蝶ネジ24cにてスライド板23を所望位置へ回動させ、瓦切削中にベース板23が動かないよう固定できる構成となっている。また、別の実施形態の構成として、24aの円弧状の長穴と24bの蝶ネジを取り付ける穴をそれぞれ直線状の長穴にしてスライド板自体を回動させずに移動できる構成としてもよい。
ベース板24にはリンク26,26,26とリンク27が取り付けられており、瓦の切削装置1の側板5,5に取り付けられたベアリング29,29に回動自在に設置されたシャフト28,28にリンク26,26,26の先端とリンク27の中間位置が取り付けられている。
リンク27には端部にリンク旋回ブロック27aが設けられており、ハンドル30に設けられた回転軸31に螺合されている。ハンドル30は側板5,5間に取り付けられたフレーム材6に回転自在に取り付けられている。またフレーム材6にはベース板24に取り付けられた目盛32を読み取りやすくするための目盛指示材33も取り付けられている。
本発明の瓦の切削装置1の操作について説明すると、まず瓦Aをベース4の板部材14,14の上に載置して、補助クランプ部材12,12と板部材14,14で片側の端部を保持するようにし、その後クランプ11で瓦Aをしっかりとベース4上に固定する。(図1参照)このとき、クランプ11側に瓦Aの位置決めをするストッパーなどを設けておくと瓦Aの位置とクランプ位置が一定となるのでより好ましい実施形態とすることができる。
次に瓦Aをセットしたベース4を回転刃22側へ移動させ、回転刃22と瓦Aが接する程度の高さにハンドル30を回してリンク27を旋回させて回転刃22の高さを調整し、その後目盛32を見ながら切削したい溝深さとなるように回転刃位置を調整する。
回転刃22の高さ調整の際に瓦Aに対して切削位置を変更したい場合には、高さ調整の前に蝶ネジ24cを緩めてスライド板23を回動させ、ディスクグラインダー21の回転刃22を所望の位置に移動させておく。
瓦Aのセットと回転刃22の位置及び高さのセットが完了すると、ディスクグラインダー21を作動させ、ハンドル13を持ってベース4を回転刃側へ移動させて瓦Aに溝加工を施す。一枚の瓦の加工が完了すると次に加工をするべき瓦に順次取り替えて上記の手順で溝加工すれば良いのである。
上記の実施の形態では、スライド板23を設けてディスクグライダー21を瓦Aに対して左右に回動させて回転刃22の位置を調整できる構成として説明したが、このスライド板23を無くしてベース板24にディスクグラインダー21を直接固定してもよい。ディスクグラインダー21が左右に回動させることができなくても、瓦Aの固定位置を少し左右方向にずらす手間がかかるのみであり、スライド板23を無くした構成の方が装置自体は安価にができる。
ディスクグラインダー21の回転方向は図1及び図3において上方から見て時計回りの方向であり、切削した粉塵はクランプ側の側板5に当たるように飛ぶ。そのため、ディスクグラインダー21に既に知られているような粉塵のカバーや集塵装置を取り付けることができるように構成することも好ましい実施形態である。また、側板5,5間に透明もしくは半透明な樹脂のカバーを設置するような構成とすることも可能である。透明もしくは半透明な樹脂のカバーに対しても集塵装置が取り付けられるようにしておくと良い。
ディスクグラインダー21を固定具25,25を使用してスライド板23やベース板24に取り付ける実施の形態を説明したが、その際には、ディスクグラインダー21とスライド板23やベース板24の間にウレタンゴム等の防振ゴムなどを挟み込んで取り付けるようにすると振動が軽減される。また、その防振ゴムが弾性変形した状態で固定されるのでディスクグラインダーの本体を直接取り付ける場合よりもしっかりと固定することができる。回転刃22の先端が水平方向よりも下がって傾斜した状態となるように、挟む防振ゴムの厚みを図2手前側である固定具25側で厚く、奥側の固定具25側で薄くしておいても良い。そうすると瓦Aを切削する場合、回転刃22にかかる負荷を軽減させた状態で切削させることができる。
またさらに、側板5,5部は基台2に固定した実施形態を説明したが、基台2にレール等を設置してそのレール等によって側板5,5が移動可能な構成とすることにより、回転刃22側を瓦Aに対して移動できる装置構成とすることも可能である。
またさらに、ベース4の移動方向に対して瓦の位置決めピン及びベース4の移動量を制限する部材を設けて瓦の切削長さを一定とする構成とすることもの可能である。
本発明の瓦の切削装置の外観図である。 切削部について説明する図である。(a)は切削部の全体構成について示し、(b)では回転刃の位置調整の構成について示している。 瓦の切削状態について説明する図である。 瓦の説明図である。
符号の説明
A 瓦
B 溝
1 瓦の切削装置
2 基台
3 レール
4 ベース
5 側板
6 フレーム材
11 クランプ
12 補助クランプ部材
12a ネジ
12b ネジ
13 ベース移動ハンドル
14 板部材
21 ディスクグラインダー
22 回転刃
23 スライド板
23a ネジ
23b ピン
24 ベース板
24a 長穴
24b 蝶ネジ
24c 蝶ネジ
25 固定具
26 リンク
27 リンク
27a リンク旋回ブロック
28 シャフト
29 ベアリング
30 ハンドル
31 回転軸
32 目盛
33 目盛指示材

Claims (3)

  1. 切削する瓦を載置した状態で固定する固定手段を有するベース部材と、
    瓦を切削する回転刃を有し、上記回転刃の高さ位置を変更する機構を有する切削部とを有し、
    上記ベース部材もしくは上記切削部のいずれか一方を水平方向に移動可能とし、瓦に対して高さ位置を調整された上記回転刃により所望深さの溝を切削加工することを特徴とする瓦の切削装置。
  2. 切削部は回転刃の回転手段としてディスクグラインダー等の電動工具を取り付けるスライド板を有し、上記スライド板はリンク機構により高さ調整可能に構成されたベース板に対して回動もしくは移動可能とされていることにより、回転刃による瓦の巾方向における切削位置を調整可能に構成されたことを特徴とする請求項1記載の瓦の切削装置。
  3. 瓦の切削量を設定するための回転刃の高さ調整の目盛を有する請求項1、請求項2記載の瓦の切削装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008287247A (ja) * 2007-04-20 2008-11-27 Kyocera Mita Corp 引き出し機構及びそれを備えた画像形成装置
CN111375692A (zh) * 2020-04-14 2020-07-07 王加县 一种家电面板铆接设备的定位机构

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