JP5366013B2 - 携帯用切断機 - Google Patents

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本発明は携帯用切断機に関し、特に回転刃の切込み深さを調整可能な携帯用切断機に関する。
従来から、木材等の被加工部材を切断・加工するための切断機を携帯可能とした携帯用切断機がある。この携帯用切断機は、主に回転刃と駆動装置であるモータとから構成されているため携帯性に優れていることから、工場内に限らず建設現場等において多用されている。
携帯用切断機で切断する被加工部材は、その厚さが多様であるため、厚い板材から薄い板材まで好適に切断できる必要がある。よって、特許文献1に示されるように、木材と当接するベースに対して回転刃が支持されるソーカバーを回動可能とし、その回動量に応じてベースからの回転刃の突出量を変更する技術が開示されている。
特開平8−118302号公報
特許文献1に示されている携帯用切断機においては、回転刃の切り込み深さを確認するために、ベース上に目盛部が設けられている。作業者が回転刃の切り込み深さを確認するためには、回転刃のベースとの交点である刃先位置を回転刃の軸方向に沿って延長した線と目盛部との交点の数値を読む必要ある。この時、切込み深さを確認するためには、作業者は携帯用切断機を側面から見て目盛部の数値を読まなければならない。また、回転刃と被加工部材とが当接する切断位置を確認する時にも、同様に携帯用切断機を側面から見る必要があるため、作業性が悪かった。
そこで本発明は、作業者が容易に回転刃の切断位置及び切り込み深さを認識可能な携帯用切断機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、略矩形のベースと、該ベースの一面側に回動可能に支持されモータハウジングを有するハウジングと、該モータハウジング内に収容されたモータと、該ハウジングに一部が覆われ、該モータによって回転駆動され、該ハウジングの該ベースに対する回動量に応じて該ベースの他面からの突出量が変化する略円盤状の回転刃と、一端が該ハウジングに回動可能に支持され他端が該ベースの該一面側に位置と接触し、該回転刃の該ベース他面からの突出量に連動して該他端の該ベースの該一面側との接触位置が移動する指示伸長部材を有する携帯用切断機を提供する。
また、該回転刃の刃先は該ハウジングの該ベースに対する回動に応じて該ベースと交差する交差位置が変化し、該指示伸長部材の該他端は該接触位置が該交差位置を指し示すように構成され、該指示伸長部材は該他端接触位置と該交差位置とが該回転刃の軸方向に平行な直線上に位置するよう構成されていることが好ましい。
指示伸長部材を回転刃のベースからの突出量に連動してベースとの接触指示部材の他端の位置が移動するように構成したことにより、回転刃のベースからの突出量が変化して回転刃の刃先の位置が変化することに連動して、指示部材の他端の位置が変化するため、刃先の位置を容易に認識することができる。また、指示部材を接触位置が回転刃の刃先とベースとの交差位置を指し示すように構成し、指示部材の他端位置と交差位置が直線状になるように構成したことにより、ベースに対してハウジングが回動し、回転刃のベースからの突出量が変化するとともに該ベース上における回転刃の刃先の位置が変化しても、指示部材の他端の接触位置を確認することで刃先の位置を容易に認識することができる。
また、該指示伸長部材の該一端は、該指示伸長部材の回動中心と該回転刃の回転中心とが一致する位置に支持されていることが好ましい。
指示伸長部材の回動中心と、回転刃の回転中心とを一致させることにより、回転刃の刃先の位置と指示伸長部材の他端接触位置とがずれることを防止することができ、正確な切断位置を常に認識することができる。
また、該指示部材の該回転刃の径方向に沿った長さは、該回転刃の半径長さと等しいことが好ましい。
指示部材の長さを回転刃の半径長さと等しくすることにより、回転刃の刃先の位置と指示部材の他端位置とがずれることを防止することができ、正確な切断位置を常に認識することができる。
また、該ベースの該一面側であって該他端の接触位置の近傍には該回転刃の突出量を示す目盛が設けられ、該指示伸長部材の該他端は該目盛を指し示す指針部を有することが好ましい。
ベース上に回転刃の突出量を示す目盛を設けるもうけるとともに、指示伸長部材に指針部を設けることにより、ベースに対してハウジングを回動させてた場合でも、指針部により指示された目盛を確認することで容易にベースからの回転刃の突出量を認識することができる。
また、該目盛は該指示伸長部材の該他端が移動する方向と同一方向に移動可能であって、該指示伸長部材はその伸長方向に伸縮可能であることが好ましい。
目盛が指示伸長部材の他端が移動する方向と同一方向に移動可能であって指示伸長部材は伸長方向に伸縮可能であることにより、外径寸法が異なる回転刃に交換した場合であっても、回転刃の寸法に応じて指示部材の他端接触位置及び目盛位置を調整することができる。従って、指示部材の他端位置を確認することで刃先の位置を容易に認識できるとともに目盛を確認することで容易にベースからの回転刃の突出量を認識することができる。
また、該指示伸長部材を該ベースの該一面側と接触するように付勢する付勢部材を有することが好ましい。
指示伸長部材は付勢部材によってベースの一面側部材側に付勢されていることにより、切断時の振動等によって指示部材の他端接触位置がずれることを防止することができる。また、携帯用切断機本体を切断時の切断進行方向前方に傾けた状態で使用した場合であっても、指示伸長部材の他一端がベースから離間することを防止できる。
また、該モータケースは該回転刃の側面と垂直な方向に延出し、該指示伸長部材の該一端は該回転刃の軸方向への移動が規制された状態で該モータケースに覆われていることが好ましい。
また、該ハウジングは、該モータハウジングと、該回転刃の一部を覆う回転刃ハウジングを有し、該指示部材の該一端は、該モータハウジングと該回転刃ハウジングとにより挟持されることで該回転刃の軸方向への移動が規制されることが好ましい。
指示伸長部材の一端は回転刃の軸方向への移動が規制された状態でモータケースに覆われていることにより、指示伸長部材はハウジングとモータケースとで挟まれるため、指示伸長部材の回転刃の回転軸側面と垂直な方向への移動が規制され、切断時の振動等によるずれを防止することができる。
以上より本発明は、作業者が容易に回転刃の切断位置及び切り込み深さを認識可能な携帯用切断機を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る携帯用切断機の側面図。 本発明の第1の実施形態に係る携帯用切断機の平面図。 本発明の第1の実施形態に係る携帯用切断機の図1の状態における目盛部の部分拡大図。 本発明の第1の実施形態に係る携帯用切断機の切込み深さを小さくした時の側面図。 本発明の第1の実施形態に係る携帯用切断機の図4の状態における目盛部の部分拡大図。 本発明の第2の実施形態に係る携帯用切断機の平面図。 本発明の第2の実施形態に係る携帯用切断機の図6のB−Bを表す断面図。 本発明の第2の実施形態に係る携帯用切断機の指示部材を表す側面図。
本発明の第1の実施形態による携帯用切断機について図1から図5に基づき説明する。図1に示される携帯用切断機である丸のこ1は、ハウジング2と、回転刃3と、ベース6とから主に構成されている。なお、図1における左側を切断方向前側と定義し、右側を切断方向後側と定義する。
ハウジング2は、ギヤカバー4と、図示せぬモータが収容されているモータ収容部21と、モータ収容部21と一体のハンドル22とから主に構成されている。またギヤカバー4内には、図示せぬモータの出力軸と係合する図示せぬ駆動系が設けられ、図示せぬ駆動系により図示せぬモータの回転力が回転刃3に伝達される。これにより、回転刃3は図1の時計回り方向に回転する。また、ギヤカバー4はベース6の上方に位置する回転刃3を覆うように構成されており、本発明の回転刃ハウジングに相当する。
図1に示されるように、ハンドル22には、図示せぬモータの駆動を制御するスイッチ22Aが設けられている。ハンドル22の切断方向後側下方には図示せぬケーブルが設けられ、図示せぬ電源と接続可能である。スイッチ22Aの押下により図示せぬモータに図示せぬ電源から電気が供給される。
図1及び図2に示すように、モータ収容部21はギヤカバー4から回転刃3の軸方向に延出し、ハンドル22はギヤカバー4から上方に延出している。ギヤカバー4には、後述する集塵ボックス7を着脱可能に保持する一対の蝶ボルト41が設けられている。一対の蝶ボルト41は、回転刃3の軸方向から見てギヤカバー4の周縁であって切断方向前側と切断方向後側にそれぞれ設けられている。切断方向後側に位置する蝶ボルト41の下方であって、モータ収容部21の下面と略水平な位置に調整部42が設けられている。調整部42は回動可能なレバー42Aを有している。ギヤカバー4の切断方向前側下部には連結部43が設けられている。
ギヤカバー4には、ギヤカバー4とモータ収容部21とに挟まれるように指示部材44が設けられている。これにより、指示部材44の回転刃3の軸方向における移動が規制されている。指示部材44の一端はギヤカバー4に回動可能に支持され、その回動中心は回転刃3の回転中心と一致している。指示部材44の他端は指針部44Aを有し、指針部44Aはベース6と接触していて、後述する目盛部63を指示する。指示部材44は、バネ45によって図1の反時計回り方向に付勢されている。これにより、指針部44Aとベース6との接触が維持される。指示部材44の回動中心から指針部44Aまでの回転刃3の半径方向に沿った長さは、回転刃3の半径長さと一致している。指示部材44のベース6との接触位置と、回転刃3のベース6との交差位置とは、回転刃3の軸方向に平行な直線上に位置するように構成されている。
ギヤカバー4には、セーフティカバー46が回転刃3の円周方向に回動可能に設けられている。ギヤカバー4とセーフティカバー46との間には図示せぬバネが存在しており、セーフティカバー46を回転刃3の回転方向(図1の時計回り方向)に付勢している。切断作業を行っていない状態では、セーフティカバー46は、ベース6の下面から露出した回転刃3の大部分を覆っている。従ってセーフティカバー46の切断方向前側先端部分には、回転刃3が露出するところが形成される。そして、この露出する部分が被加工部材8を切断する切断位置となって、切断方向に向けて丸のこ1は切り進んでいく。切断位置は、回転刃3のベース6との交差位置と一致している。つまり、指針部44Aは切断位置を示している。
集塵ボックス7は、回転刃3の軸方向であってモータ収容部21が設けられている側とは反対側に着脱可能に設けられている。集塵ボックス7は、一対の蝶ボルト41によってギヤカバー4に固定されており、蝶ボルト41を緩めることによってギヤカバー4から取り外すことができる。集塵ボックス7には図示せぬ貫通孔が形成されており、当該貫通孔によって集塵ボックス7内とギヤカバー4によって形成された回転刃3の上半分を覆う空間(回転刃ハウジング)とを連通している。これにより、被加工物切断時に発生する切粉を集塵ボックス7内に集塵することができる。
ベース6は、ベース上面6Aとベース下面6Bとを有している。ベース上面6Aには、回動支持部61と、リンク62と、目盛部63とが設けられている。ベース6の略中央部には図示せぬ略長方形の挿通孔が形成されており、回転刃3およびセーフティカバー46が挿通可能である。図1に示すように、回転刃3は図示せぬ挿通孔を通ってベース下面6Bから突出している。この回転刃3のベース下面6Bからの突出量を切込み深さLとする。回動支持部61は、連結部43を軸支しており、回転刃3及びハウジング2は連結部43を中心にベース6に対して回動可能である。
リンク62は円弧形状をなし、ベース上面6Aの切断方向後側に直立して配置されている。リンク62には、円弧状の長孔62aが形成されている。長孔62aの円弧の中心とリンク62の円弧の中心は同一である。調整部42は、長孔62aに沿って移動可能である。回転刃3及びハウジング2の回動に伴い、調整部42はリンク62の長孔62a内を移動する。レバー42Aを回すことにより、調整部42の長孔62a内での位置が固定され回転刃3及びハウジング2のベース6に対する相対位置が固定される。すなはち、ベース下面6Bからの回転刃3の突出量(切込み深さ)を調整することができる。
目盛部63は、ベース上面6Aの指針部44Aが接触する位置の近傍に設けられている。目盛部63には、指針部44Aによって示された数値が切込み深さLと一致するように数値が付されている。本実施例では、0から10刻みに60まで目盛が付され、最大値は64となっている。
ベース上面6Aの切断方向前側には略三角形をなす確認孔6aが形成されている。確認孔6aはベース6を貫通しており、確認孔6aによって被加工部材8上の切断箇所を示すスミ線を確認することができる。ベース6の確認孔6aの切断方向前側の縁には、確認切欠6bが形成されている。確認切欠6bと回転刃3とは、切断方向において並んでいる。作業者は、確認切欠6bの位置により回転刃3の位置を確認することができる。
次に、図1に示す回転刃3の切込み深さLを図4に示す切込み深さL’に調整する方法について説明する。
図3に示すように、図1の状態では指針部44Aは目盛部63の「64」を示しており、切込み深さLは最大の64mmとなっている。このとき、調整部42は長孔62aの下端部に位置している。レバー42Aを回すことによりベース6に対するハウジング2及び回転刃3の固定を解除する。これにより、ハウジング2及び回転刃3は連結部43を中心に回動可能となる。この状態で、リンク62に沿って、図4に示す位置までハウジング2を反時計回り方向に回転させる。
この回動に伴い、バネ45の付勢力によって指針部44Aも切断方向後側に移動する。この移動中も指針部44Aと、回転刃3のベース6(ベース上面6A)との交差位置とは、常に回転刃3の軸方向に平行な直線上に位置している。つまり、指針部44Aは常に切断位置(回転刃3の刃先位置)を示している。そして指針部44Aが所望の切込み深さL’に到達したら、レバー42Aを回してハウジング2及び回転刃3の位置を固定する。この状態において、図5に示すように、このとき指針部44Aは目盛部63の切込み深さL’に相当する数値「40」を示している。同時に、指針部44Aは切断方向における切断位置も示している。
上記のように、指示伸長部材44を回転刃3のベース下面6Bからの突出量に連動させ、ベースとの接触指針部44Aの位置を移動させることにより、接触位置が回転刃3の刃先とベース6との交差位置を指し示すように構成した。これにより、ベース6に対してハウジング2が回動し、回転刃3のベース下面6Bからの突出量が変化するとともに該ベース上における回転刃3の切断位置が変化しても、指針部44Aの接触位置を確認することで切断位置(回転刃3の刃先位置)を容易に認識することができる。
指示伸長部材44の回動中心と、回転刃3の回転中心とを一致させることにより、切込み深さを変更しても切断位置(刃先位置)と指針部44Aとがずれることを防止することができ、正確な切断位置を常に認識することができる。
指示部材44の回動中心から指針部44Aまで回転刃3の半径方向に沿った長さを回転刃3の半径長さと等しくすることにより、切込み深さを変更しても切断位置と指針部44Aとの位置がずれることを防止することができ、正確な切断位置を常に認識することができる。
ベース上面6A上に回転刃3の切込み深さを示す目盛部63を設けるもうけるとともに、指示伸長部材44に指針部44Aを設けることにより、ベース6に対してハウジング2を回動させてた場合でも、指針部44Aにより指示された目盛を確認することで容易にベース6からの回転刃3の切込み深さを認識することができると共に、回転刃3の刃先位置を容易に確認することができる。
指示伸長部材44はバネ45によってベース上面6A部材側に付勢されていることにより、切断時の振動等によって指針部44Aがずれることを防止することができる。また、丸のこ1を切断時の切断進行方向前方に傾けた状態で使用した場合であっても、指針部44Aがベース6から離間することを防止できる。
指示伸長部材44はギヤカバー4ハウジング2(モータ収容部21)とで挟まれるため、指示伸長部材44の回転刃3の回転軸側面と垂直な方向への移動が規制され、切断時の振動等によるずれを防止することができる。また、指示部材44はハウジング2に覆われた構成であるため、切断時の振動等による回転刃3の回転軸方向へのずれを防止することができると共に、指示部材44への切粉の付着を防止することができ、指示部材44は常に良好な回動性を有することができる。
次に図6〜図8に基づいて本発明の第2の実施形態について説明する。第1の実施形態と同一の構成は、同一の符号を付して説明を省略する。
図6及び図7に示すように、ベース6上には目盛部263が設けられている。目盛部263の切断方向前側には、貫通孔263aが形成されている。目盛部263はネジ264によってベース上面6Aに固定されている。貫通孔263aはネジ264の直径よりも大きく形成されており、目盛部263はベース6上を僅かに移動可能である。ここで、目盛部263とベース6とには図示せぬガイドが設けられており、目盛部263は切断方向にのみ移動することができる。
図8に示すように、指示部材244は第1指示部材247と第2指示部材248とにより構成される。第1指示部材247は、その一端部がギヤカバー4とモータ収容部21とに挟まれており、その一端がギヤカバー4に対して回動可能に支持されている。第1指示部材247の回動中心近傍には、バネ45が取付けられている。第1指示部材247の他端には、貫通孔247aが形成されている。
図8に示すように、第2指示部材248は一端が断面形状L字状に構成され、その先端部分には係合孔248aが形成されている。係合孔248aには雌ネジが形成されている。第1指示部材247の他端側の端面と第2指示部材248のL字状断面の端面と対向する面との間には隙間244aが形成されている。第2指示部材248の他端には指針部244Aが設けられていて、ベース上面6Aと接触している。第1指示部材247と第2指示部材248とは、貫通孔247a及び係合孔248aを通るネジ249によって係止されている。貫通孔247aはネジ249の直径よりも大きく形成されていて、第2指示部材248は第1指示部材247に対して僅かに移動可能(伸縮可能)である。第1指示部材247と第2指示部材248とには、図示せぬガイドが設けられており、第2指示部材248は第1指示部材247に対して回転刃3の半径方向(指示部材244の伸長方向)にのみ移動することができる。指示部材244を回転刃3の半径方向に伸縮することにより、指針部244Aとベース上面6Aとの接触位置を調整することができる。
回転刃3を外径の異なるものに交換した場合には、作業者は切断位置と指針部244Aとが回転刃3の軸方向と平行な方向において一致するように指示部材244の半径方向の長さを調整する。そして、その時の切込み深さLを実測し、指針部244Aがその切込み深さを示す位置まで目盛部263を調整する。
目盛部263は指針部244Aが移動する方向と同一方向に移動可能であって、指示伸長部材244は回転刃3の半径方向に伸縮可能であることにより、外径寸法が異なる回転刃3に交換した場合であっても、回転刃3の寸法に応じて接触指針部244Aの位置及び目盛部263の位置を調整することができる。従って、指針部244Aの位置を確認することで切断位置を容易に認識できるとともに目盛部263を確認することで容易にベース6からの回転刃3の切込み深さLを認識することができる。
尚、本発明の携帯用切断機は、上記した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。上記実施例では指示部材44、244の他端である指針部44A、244Aはベース6に接触していたが、例えば目盛部63,263やその他の部材に接触していても良い。また、指針部44A、244Aがベース上面6A上の目盛部63,263上の目盛近傍に位置するような構造であればよい。
1・・丸のこ 2・・ハウジング 21・・モータ収容部 3・・回転刃 4・・ギヤカバー 44・・指示部材 44A・・指針部 45・・バネ 46・・セーフティカバー 6・・ベース 63・・目盛部 7・・集塵ボックス 244・・指示部材 244A・・指針部

Claims (9)

  1. ベースと、
    該ベースの一面側に回動可能に支持されモータハウジングを有するハウジングと、
    該モータハウジング内に収容されたモータと、
    該ハウジングに一部が覆われ、該モータによって回転駆動され、該ハウジングの該ベースに対する回動量に応じて該ベースの他面からの突出量が変化する回転刃と、
    一端が該ハウジングに回動可能に支持され他端が該ベースの該一面側に位置し、該回転刃の該ベース他面からの突出量に連動して該他端の該ベース一面側の位置が移動する指示部材を有することを特徴とする携帯用切断機。
  2. 該回転刃は該ハウジングの該ベースに対する回動に応じて該ベースと交差する交差位置が変化し、該指示部材の該他端は該交差位置を指し示すように構成され、該指示部材は該他端位置と該交差位置とが該回転刃の軸方向に平行な直線上に位置するよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯用切断機。
  3. 該指示部材の該一端は、該指示部材の回動中心と該回転刃の回転中心とが一致する位置に支持されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯用切断機。
  4. 該指示部材の該回転刃の径方向に沿った長さは、該回転刃の半径長さと等しいことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の携帯用切断機。
  5. 該ベースの該一面側であって該他端の位置の近傍には該回転刃の突出量を示す目盛が設けられ、該指示部材の該他端は該目盛を指し示す指針部を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の携帯用切断機。
  6. 該目盛は該指示部材の該他端が移動する方向と同一方向に移動可能であって、該指示部材はその伸長方向に伸縮可能であることを特徴とする請求項5に記載の携帯用切断機。
  7. 該指示部材を該ベースの該一面側と接触するように付勢する付勢部材を有することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の携帯用切断機。
  8. 該モータケースは該回転刃の側面と垂直な方向に延出し、該指示部材の該一端は該回転刃の軸方向への移動が規制された状態で該モータケースに覆われていることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の携帯用切断機。
  9. 該ハウジングは、該モータハウジングと、該回転刃の一部を覆う回転刃ハウジングを有し、該指示部材の該一端は、該モータハウジングと該回転刃ハウジングとにより挟持されることで該回転刃の軸方向への移動が規制されることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の携帯用切断機。
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