JP2007063846A - 集塵機の運転制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 粉塵の発生が予測される特定の作業工程を含んだ土木工事に使用される集塵機を効率的かつ経済的に運転することができる集塵機の運転制御装置を提供する。
【解決手段】 トンネル掘削工事において粉塵の発生が予測される「発破作業工程」、「ずり出し作業工程」、「当り取り作業工程」および「吹付け作業工程」に入ると、各作業工程に対応する発破作業工程検出センサ3、ずり出し作業工程検出センサ4、当り取り作業工程検出センサ5および吹付け作業工程検出センサ6がその都度検出信号を出力し、その検出信号に応じて制御装置2が集塵機1を運転させる。そして、粉塵の発生が予測されないその他の作業工程では、これらの特定作業工程検出センサが検出信号の出力を停止するため、制御装置2が集塵機1の運転を休止又は低速運転させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、粉塵の発生が予測される特定の作業工程を含んだ土木工事に使用される集塵機の運転制御装置に関するものである。
粉塵の発生が予測される土木工事、例えばトンネルの掘削工事には、発生した粉塵を回収する集塵機(例えば特許文献1、2参照)が一般に使用されている。
特開2001−079445号公報(要約書) 特開2003−120200号公報(要約書)
ここで、この種の集塵機の運転状態は、通常、手動によるスイッチ操作に応じて制御され、あるいは粉塵を検出するダストセンサの検出信号に応じて制御されている。
ところで、手動によるスイッチ操作に応じて集塵機の運転状態を制御する場合、粉塵の発生が予測される特定の作業工程ごとに粉塵量に応じて集塵機の運転状態をこまめに制御することは甚だ面倒である。このため、手動によるスイッチ操作の場合には、往々にして集塵機を無駄に連続運転させてしまうことがあり、その結果、エネルギコストが上昇してしまうという問題がある。
一方、ダストセンサの検出信号に応じて集塵機の運転状態を制御する場合には、このような問題がない反面、ダストセンサの設置箇所やメンテナンスの影響でダストセンサが正確に作動しないこともあり、粉塵の発生量が少ない工程であるにも拘らず集塵機が運転され、あるいは粉塵の発生量が多い工程であるにも拘らず集塵機の運転が休止又は低速運転されるという問題がある。すなわち、集塵機の運転を必ずしも効率的かつ経済的に行い得ないという問題がある。
そこで、本発明は、粉塵の発生が予測される特定の作業工程を含んだ土木工事に使用される集塵機を効率的かつ経済的に運転することができる集塵機の運転制御装置を提供することを課題とする。
本発明に係る集塵機の運転制御装置は、粉塵の発生が予測される特定の作業工程を含んだ土木工事に使用される集塵機の運転制御装置であって、特定の作業工程を検出する特定作業工程検出センサと、この特定作業工程検出センサの検出信号に応じて特定の作業工程では集塵機を運転させ、それ以外の作業工程では集塵機の運転を休止又は低速運転させる制御装置とを備えていることを特徴とする。
本発明に係る集塵機の運転制御装置では、粉塵の発生が予測される特定の作業工程に入ると、特定作業工程検出センサが検出信号を出力し、その検出信号に応じて制御装置が集塵機を運転させる。そして、特定の作業工程以外の作業工程では、特定作業工程検出センサが検出信号の出力を停止するため、制御装置が集塵機の運転を休止又は低速運転させる。
本発明の集塵機の運転制御装置は、特定の作業工程として少なくとも発破作業工程を含んだトンネル掘削工事に使用される集塵機の運転制御装置として構成することができる。このトンネル掘削工事に使用される集塵機の運転制御装置は、発破作業に伴う爆風を検知することで発破作業工程を検出する発破作業工程検出センサを特定作業工程検出センサとして備えることを特徴とする。
特定作業工程検出センサとして発破作業工程検出センサを備える集塵機の運転制御装置では、発破作業工程に入ると、その発破作業に伴う爆風を検知して発破作業工程検出センサが検出信号を出力し、その検出信号に応じて制御装置が集塵機を運転させる。そして、粉塵の発生が予測されないその他の作業工程では、特定作業工程検出センサが検出信号の出力を停止するため、制御装置が集塵機の運転を休止又は低速運転させる。
また、本発明の集塵機の運転制御装置は、特定の作業工程として発破作業工程、ずり出し作業工程、当り取り作業工程および吹付け作業工程を含んだトンネル掘削工事に使用される集塵機の運転制御装置として構成することができる。このトンネル掘削工事に使用される集塵機の運転制御装置は、発破作業に伴う爆風を検知することで発破作業工程を検出する発破作業工程検出センサと、クラッシャーの稼動電流を検知することでずり出し作業工程を検出するずり出し作業工程検出センサと、油圧ブレーカーの運転信号を検知することで当り取り作業工程を検出する当り取り作業工程検出センサと、吹付け機の稼動電流を検知することで吹付け作業工程を検出する吹付け作業工程検出センサとを特定作業工程検出センサとして備えることを特徴とする。
特定作業工程検出センサとして発破作業工程検出センサ、ずり出し作業工程検出センサ、当り取り作業工程検出センサおよび吹付け作業工程検出センサを備える集塵機の運転制御装置では、粉塵の発生が予測される発破作業工程、ずり出し作業工程、当り取り作業工程および吹付け作業工程に入ると、各作業工程に対応する発破作業工程検出センサ、ずり出し作業工程検出センサ、当り取り作業工程検出センサおよび吹付け作業工程検出センサがその都度検出信号を出力し、その検出信号に応じて制御装置が集塵機を運転させる。そして、粉塵の発生が予測されないその他の作業工程では、これらの特定作業工程検出センサが検出信号の出力を停止するため、制御装置が集塵機の運転を休止又は低速運転させる。
本発明に係る集塵機の運転制御装置では、粉塵の発生が予測される特定の作業工程に入ると、特定作業工程検出センサが検出信号を出力し、その検出信号に応じて制御装置が集塵機を運転させる。そして、特定の作業工程以外の作業工程では、特定作業工程検出センサが検出信号の出力を停止するため、制御装置が集塵機の運転を休止又は低速運転させる。従って、本発明によれば、粉塵の発生が予測される特定の作業工程を含んだ土木工事において、集塵機を効率的かつ経済的に運転することができる。
また、特定作業工程検出センサとして発破作業工程検出センサを備える集塵機の運転制御装置では、発破作業工程に入ると、その発破作業に伴う爆風を検知して発破作業工程検出センサが検出信号を出力し、その検出信号に応じて制御装置が集塵機を運転させる。そして、粉塵の発生が予測されないその他の作業工程では、特定作業工程検出センサが検出信号の出力を停止するため、制御装置が集塵機の運転を休止又は低速運転させる。従って、本発明によれば、発破作業工程を含んだトンネル掘削工事において、集塵機を効率的かつ経済的に運転することができる。
さらに、特定作業工程検出センサとして発破作業工程検出センサ、ずり出し作業工程検出センサ、当り取り作業工程検出センサおよび吹付け作業工程検出センサを備える集塵機の運転制御装置では、粉塵の発生が予測される発破作業工程、ずり出し作業工程、当り取り作業工程および吹付け作業工程に入ると、各作業工程に対応する発破作業工程検出センサ、ずり出し作業工程検出センサ、当り取り作業工程検出センサおよび吹付け作業工程検出センサがその都度検出信号を出力し、その検出信号に応じて制御装置が集塵機を運転させる。そして、粉塵の発生が予測されないその他の作業工程では、これらの特定作業工程検出センサが検出信号の出力を停止するため、制御装置が集塵機の運転を休止又は低速運転させる。従って、本発明によれば、粉塵の発生が予測される発破作業工程、ずり出し作業工程、当り取り作業工程および吹付け作業工程を含んだトンネル掘削工事において、集塵機を効率的かつ経済的に運転することができる。
以下、図面を参照して本発明に係る集塵機の運転制御装置の実施の形態を説明する。参照する図面において、図1は一実施形態に係る集塵機の運転制御装置の概略構成を示すブロック図である。
一実施形態に係る集塵機の運転制御装置は、粉塵の発生が予測される特定の作業工程を含んだ土木工事、例えば、「発破作業工程」、「ずり出し作業工程」、「当り取り作業工程」および「吹付け作業工程」を含んだトンネル掘削工事に使用される集塵機を制御対象としている。この集塵機の運転制御装置は、図1に示すように、集塵機1の運転を制御する制御装置2と、この制御装置2に検出信号を出力する発破作業工程検出センサ3、ずり出し作業工程検出センサ4、当り取り作業工程検出センサ5、吹付け作業工程検出センサ6などを備えて構成されている。
集塵機1は、粉塵を含む汚れた空気を吸引ファンの回転により吸引し、粉塵をフィルタにより濾過して回収する形式のものであり、吸引ファンの回転数がインバータ制御されるようになっている。この集塵機1には風管7の基端部が接続されており、風管7の先端部は、順次掘削されてゆくトンネルの切羽側に設置された図示しない風管移動用レール上に支持されている。
制御装置2は、集塵機1の吸引ファンの駆動をオン・オフ制御すると共に、吸引ファンの回転数を出力周波数に応じて適切にインバータ制御するものであり、電流検出器2A1、電流検出器2A2および無線送信機2A3を有する送信部2Aと、無線受信機2B1、風量制御盤2B2および主制御盤2B3を有する受信部2Bとを備えている。
制御装置2の送信部2Aは、トンネルの切羽側に設置されたテールピース台車8上に設置され、制御装置2の受信部2Bは、集塵機1を搭載した集塵機台車9上に設置されている。そして、送信部2Aの無線送信機2A3が受信部2Bの無線受信機2B1に検出信号を送信すると、無線受信機2B1から風量制御盤2B2および主制御盤2B3に所定の制御信号が出力されることにより、集塵機1の吸引ファンの回転駆動され、その回転数が適切にインバータ制御されるようになっている。
ここで、発破作業工程検出センサ3は、トンネル掘削工事における切羽の「発破作業工程」を検出するためのセンサであり、ロート状の入口部3Aに導入された気体の微小流量を検知可能な流量センサからなる。この発破作業工程検出センサ3は、切羽の発破作業に伴う爆風の瞬間的な微小流量を検知できるようにテールピース台車8上に設置されており、「発破作業工程」の検出信号を送信部2Aの無線送信機2A3に出力するように接続されている。
ずり出し作業工程検出センサ4は、トンネルの切羽で発破された岩石や土砂などをベルトコンベアにより坑外へ排出する「ずり出し作業工程」を検出するためのセンサであり、発破された大きな岩石をベルトコンベアで運べる大きさに破砕するクラッシャー10の稼動電流を検知する電流センサからなる。このずり出し作業工程検出センサ4は、クラッシャー10の分電盤10Aと共にテールピース台車8上に設置されており、分電盤10Aを流れるクラッシャー10の稼動電流に応じた検知信号を「ずり出し作業工程」の検出信号として送信部2Aの無線送信機2A3に電流検出器2A1を介して出力するように接続されている。
当り取り作業工程検出センサ5は、発破されたトンネルの切羽を例えば油圧ブレーカ11により所定形状に整形する「当り取り作業工程」を検出するためのセンサであり、油圧ブレーカ11の油圧装置の運転を検出してその検出信号を送受信する一対の専用の無線送信機5Aおよび無線受信機5Bからなる。無線送信機5Aは油圧ブレーカ11側に付設され、無線受信機5Bはテールピース台車8上に設置されており、無線送信機5Aから検出信号を受信した無線受信機5Bは、その検出信号を「当り取り作業工程」の検出信号として制御装置2の送信部2Aの無線送信機2A3に出力するように接続されている。
吹付け作業工程検出センサ6は、掘削されたトンネルの壁面に速乾性のコンクリートを吹き付ける「吹付け作業工程」を検出するためのセンサであり、コンクリートの吹付機12の稼動電流を検知する電流センサからなる。この吹付け作業工程検出センサ6は、吹付機12の分電盤12Aと共にテールピース台車8上に設置されており、分電盤12Aを流れる吹付機12の稼動電流に応じた検知信号を「吹付け作業工程」の検出信号として送信部2Aの無線送信機2A3に電流検出器2A2を介して出力するように構成されている。
以上のように構成された一実施形態の集塵機の運転制御装置は、トンネルの掘削工事において発生する粉塵を回収する集塵機1を効率的かつ経済的に運転させるために使用されるのであり、トンネルの掘削工事は、「削孔作業工程」→「装薬作業工程」→「発破作業工程」→「ずり出し作業工程」→「当り取り作業工程」→「支保工設置作業工程」→「吹付け作業工程」→「ロックボルトの順送り作業工程」という標準的な一連の作業工程を経て進められる。
ここで、本実施形態の集塵機の運転制御装置では、トンネルの掘削工事が「削孔作業工程」および「装薬作業工程」にある間は、集塵機1の運転が休止又は低速運転されている。そして、トンネルの掘削工事が「発破作業工程」に進んでトンネルの切羽が発破されると、その発破作業に伴う爆風の瞬間的な微小流量を発破作業工程検出センサ3が検知し、その検知信号が「発破作業工程」の検出信号として制御装置2の送信部2Aの無線送信機2A3に出力される。
すると、制御装置2の送信部2Aの無線送信機2A3から受信部2Bの無線受信機2B1に「発破作業工程」の検出信号が送信され、無線受信機2B1から風量制御盤2B2および主制御盤2B3に所定の制御信号が出力されることにより、集塵機1の吸引ファンが例えば15分間だけ回転駆動され、その回転数が例えば50Hzの出力周波数で適切にインバータ制御される。その結果、「発破作業工程」の開始から例えば15分間、トンネルの切羽付近で発生した粉塵が風管7を介して集塵機1に回収される。
次に、トンネルの掘削工事が「発破作業工程」から「ずり出し作業工程」へ進み、発破された大きな岩石をベルトコンベアで運べる大きさに破砕するクラッシャー10が稼動すると、その分電盤10Aを流れるクラッシャー10の稼動電流がずり出し作業工程検出センサ4により検知され、その検知信号が「ずり出し作業工程」の検出信号として制御装置2の送信部2Aの無線送信機2A3に電流検出器2A1を介して出力される。
すると、制御装置2の送信部2Aの無線送信機2A3から制御装置2の受信部2Bの無線受信機2B1に「ずり出し作業工程」の検出信号が送信され、無線受信機2B1から風量制御盤2B2および主制御盤2B3に所定の制御信号が出力されることにより、集塵機1の吸引ファンが例えばクラッシャー10の運転開始30秒後から運転終了後15分までの間回転駆動され、その回転数が例えば40Hzの出力周波数で適切にインバータ制御される。その結果、「ずり出し作業工程」におけるクラッシャー10の運転開始30秒後から運転終了後15分までの間、クラッシャー10付近で発生した粉塵が風管7を介して集塵機1に回収される。
続いて、トンネルの掘削工事が「ずり出し作業工程」から「当り取り作業工程」へ進み、発破されたトンネルの切羽を所定形状に整形するために油圧ブレーカ11の油圧装置が運転されると、その油圧装置の運転が当り取り作業工程検出センサ5を構成する無線送信機5Aにより検出され、その検出信号が当り取り作業工程の検出信号として制御装置2の送信部2Aの無線送信機2A3に無線受信機5Bを介して出力される。
すると、制御装置2の送信部2Aの無線送信機2A3から受信部2Bの無線受信機2B1に「当り取り作業工程」の検出信号が送信され、無線受信機2B1から風量制御盤2B2および主制御盤2B3に所定の制御信号が出力されることにより、集塵機1の吸引ファンが例えば油圧ブレーカ11の運転開始から運転終了後15分までの間回転駆動され、その回転数が例えば55Hzの出力周波数で適切にインバータ制御される。その結果、「当り取り作業工程」における油圧ブレーカ11の運転開始から運転終了後15分までの間、油圧ブレーカ11付近で発生した粉塵が風管7を介して集塵機1に回収される。
ここで、トンネルの掘削工事が「当り取り作業工程」の次の「支保工設置作業工程」にある間は、集塵機1の運転が休止又は低速運転されている。そして、トンネルの掘削工事が「支保工設置作業工程」から「吹付け作業工程」へ進み、掘削されたトンネルの壁面に速乾性のコンクリートを吹き付ける吹付機12が稼動すると、その分電盤12Aを流れる吹付機12の稼動電流が吹付け作業工程検出センサ6により検知され、その検知信号が「吹付け作業工程」の検出信号として制御装置2の送信部2Aの無線送信機2A3に電流検出器2A2を介して出力される。
すると、制御装置2の送信部2Aの無線送信機2A3から制御装置2の受信部2Bの無線受信機2B1に吹付け作業工程の検出信号が送信され、無線受信機2B1から風量制御盤2B2および主制御盤2B3に所定の制御信号が出力されることにより、集塵機1の吸引ファンが例えば吹付機12の運転開始30秒後から運転終了後10分までの間回転駆動され、その回転数が例えば55Hzの出力周波数で適切にインバータ制御される。その結果、「吹付け作業工程」における吹付機12の運転開始30秒後から運転終了後10分までの間、吹付機12付近で発生した粉塵が風管7を介して集塵機1に回収される。
すなわち、本実施形態の集塵機の運転制御装置によれば、トンネル掘削工事における一連の作業工程のうち、粉塵が発生する「発破作業工程」、「ずり出し作業工程」、「当り取り作業工程」および「吹付け作業工程」では、集塵機1がそれぞれ所定時間だけ運転され、その他の作業工程では集塵機1の運転が休止又は低速運転されるため、集塵機1を効率的かつ経済的に運転することができる。
本発明に係る集塵機の運転制御装置は、前述した一実施形態に限定されるものではない。例えば、図示しないベルトコンベアの連続運転時にオンするスイッチを第2のずり出し作業工程検出センサ13としてテールピース台車8上に設置し、この第2のずり出し作業工程検出センサ13からの検出信号が制御装置2の送信部2Aの無線送信機2A3に出力されるように構成してもよい。
また、図示しないドリルジャンボの稼動電流を検出するセンサを第1の削孔作業工程センサとしてテールピース台車8上に設置し、この第1の削孔作業工程センサからの検出信号が制御装置2の送信部2Aの無線送信機2A3に出力されるように構成してもよい。
さらに、図示しないコンプレッサの稼動電流を検出するセンサを第2の削孔作業工程センサとしてテールピース台車8上に設置し、この第2の削孔作業工程センサからの検出信号が制御装置2の送信部2Aの無線送信機2A3に出力されるように構成してもよい。
なお、ドリルジャンボの稼動電流を検出する第1の削孔作業工程センサと、コンプレッサの稼動電流を検出する第2の削孔作業工程センサとの組み合わせによりエアー削孔作業工程センサを構成してもよい。
本発明の一実施形態に係る集塵機の運転制御装置の概略構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 集塵機
2 制御装置
2A 送信部
2B 受信部
3 発破作業工程検出センサ
4 ずり出し作業工程検出センサ
5 当り取り作業工程検出センサ
6 吹付け作業工程検出センサ
7 風管
8 テールピース台車
9 集塵機台車
10 クラッシャー
11 油圧ブレーカ
12 吹付機

Claims (3)

  1. 粉塵の発生が予測される特定の作業工程を含んだ土木工事に使用される集塵機の運転制御装置であって、前記特定の作業工程を検出する特定作業工程検出センサと、この特定作業工程検出センサの検出信号に応じて特定の作業工程では前記集塵機を運転させ、それ以外の作業工程では集塵機の運転を休止又は低速運転させる制御装置とを備えていることを特徴とする集塵機の運転制御装置。
  2. 前記特定の作業工程として少なくとも発破作業工程を含んだトンネル掘削工事に使用される請求項1に記載の集塵機の運転制御装置であって、発破作業に伴う爆風を検知することで前記発破作業工程を検出する発破作業工程検出センサを前記特定作業工程検出センサとして備えていることを特徴とする集塵機の運転制御装置。
  3. 前記特定の作業工程として発破作業工程、ずり出し作業工程、当り取り作業工程および吹付け作業工程を含んだトンネル掘削工事に使用される請求項1に記載の集塵機の運転制御装置であって、発破作業に伴う爆風を検知することで前記発破作業工程を検出する発破作業工程検出センサと、クラッシャーの稼動電流を検知することで前記ずり出し作業工程を検出するずり出し作業工程検出センサと、油圧ブレーカーの運転信号を検知することで前記当り取り作業工程を検出する当り取り作業工程検出センサと、吹付け機の稼動電流を検知することで前記吹付け作業工程を検出する吹付け作業工程検出センサとを前記特定作業工程検出センサとして備えていることを特徴とする集塵機の運転制御装置。
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