JP2007063762A - 動力スライド装置のクラッチ機構 - Google Patents

動力スライド装置のクラッチ機構 Download PDF

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Abstract

【目的】 電磁式クラッチ機構を備えた動力ユニットの小型化。
【構成】 本クラッチ機構35は、ケーブルドラム17に対して常時一体的に回転すると共にドラム軸25の軸方向に移動可能のアーマチュア38と、モータ28側に常時連結されたフランジ39と、前記アーマチュア38を前記フランジ39に当接させる電磁コイル部37とを有する。前記アーマチュア38は、前記ケーブルドラム17のドラムリム体23の側面近接配置させ、前記電磁コイル部37は前記アーマチュア38の前記他方側に配設し、前記電磁コイル部37と前記アーマチュア38との間に前記フランジ39を配設する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、車両スライド扉用の動力スライド装置に関するものであり、特に、動力スライド装置のクラッチ機構の改良に関するものである。
従来、モータの動力によりドラム軸を中心に回転し外周部に開扉用ケーブルおよび閉扉用ケーブルが巻回される円筒状のケーブルドラムと、前記モータの回転を前記ケーブルドラムに伝達する連結状態と伝達しない非連結状態とに切り替るクラッチ機構とを有し、前記ケーブルドラムが開扉方向に回転すると前記開扉用ケーブルは前記ケーブルドラムに巻き取られると共に前記閉扉用ケーブルは前記ケーブルドラムから引き出されてスライド扉を開扉方向にスライドさせ前記ケーブルドラムが閉扉方向に回転すると前記閉扉用ケーブルは前記ケーブルドラムに巻き取られると共に前記開扉用ケーブルは前記ケーブルドラムから引き出されて前記スライド扉を閉扉方向にスライドさせる動力スライド装置は公知である(特許文献1、2参照)。
また、特許文献1には、前記動力スライド装置のケーブルドラムの内部空間内にメカ式クラッチ機構を配置した構成が開示され、特許文献2には、電磁式クラッチ機構を用いた動力スライド装置が開示されている。
特開2000−145282公報 特開2005−83170公報 特開2004−36193公報
従来の電磁式クラッチ機構を用いた動力スライド装置では、電磁コイル部の磁力で引き寄せられるアーマチュアと、引き寄せられたアーマチュアが摩擦抵抗をもって当接するフランジとが、ケーブルドラムから遠く離れた位置に配置されていたため、部品の使用効率が低くなり、ドラム軸の軸芯方向において大型化していた。
また、ドラム軸の軸芯方向における大型化により、ドラム軸もケーブルドラムとは別体の金属製となり、部品数の増加、組立コストの増加、組立精度の低下を招いていた。
よって、本発明は、モータ28の動力によりドラム軸25を中心に回転し外周部に開扉用ケーブル18および閉扉用ケーブル19が巻回される円筒状のケーブルドラム17と、前記モータ28の回転を前記ケーブルドラム17に伝達する連結状態と伝達しない非連結状態とに切り替るクラッチ機構35とを有し、前記ケーブルドラム17が開扉方向に回転すると前記開扉用ケーブル18は前記ケーブルドラム17に巻き取られると共に前記閉扉用ケーブル19は前記ケーブルドラム17から引き出されてスライド扉11を開扉方向にスライドさせ前記ケーブルドラム17が閉扉方向に回転すると前記閉扉用ケーブル19は前記ケーブルドラム17に巻き取られると共に前記開扉用ケーブル18は前記ケーブルドラム17から引き出されて前記スライド扉11を閉扉方向にスライドさせる動力スライド装置において、前記クラッチ機構35は、前記ケーブルドラム17に対して常時一体的に回転すると共に前記ドラム軸25の軸方向に移動可能のアーマチュア38と、前記モータ28側に常時連結されたフランジ39と、オンになると前記アーマチュア38を前記ドラム軸25の軸方向に沿って引き寄せて前記フランジ39に摩擦抵抗をもって当接させる電磁コイル部37とを有し、前記ケーブルドラム17は前記ドラム軸25の軸方向における一方側の側部にドラムリム体23を備え、前記アーマチュア38は、前記ドラムリム体23の、前記ドラム軸25の軸方向における他方側の側面に近接配置させた動力スライド装置のクラッチ機構としたものである。
請求項1に掛かる発明では、ドラムリム体23の他方側の側面にアーマチュア38を近接配置させて、アーマチュア38をケーブルドラム17に対して常時一体的に回転させる構成としているため、両者の配置関係が合理的で、その連結も簡単に達成できる。
請求項2に掛かる発明では、ドラムリム体23の他方側の側面にアーマチュア38を近接配置させてあるから、アーマチュア38を、ドラム軸25を介さずに、ドラムリム体23に連結することができ、このため、ドラム軸25にアーマチュア38を連結係合させるための加工が不要となる。更には、連結係合用の加工を行った場合には、ドラム軸25の強度低下をもたらすことになるから、その分ドラム軸を補強する必要があるが、このような補強も不要になる。
請求項3に掛かる発明では、ドラムリム体23から順番に、アーマチュア38とフランジ39と電磁コイル部37とを、ドラム軸25の軸方向に並設でき、クラッチ機構35をコンパクトに形成できる。
請求項4に掛かる発明では、アーマチュア38とケーブルドラム17との配置関係が合理的となるから、電磁式クラッチ機構35を実質的に円筒状ケーブルドラム17の内部空間34内に収納させることが可能となり、もって、ドラム軸25の軸芯方向における小型化が達成できる。また、ドラム軸25の軸芯方向を小型化できるから、動力スライド装置の設置スペースの確保は容易となり、このため、車両の左右両側にスライド扉を設ける場合であっても、左右のクォータパネルの内側空間の形状相違に容易に対応でき、従って、左右共用の動力スライド装置として使用できる。
請求項5に掛かる発明では、モータ28側(他方側)からドラムリム体23(一方側)に向かって伸びるスリーブ36の一方側の端部にフランジ39を設けているので、ドラム軸25の軸芯方向における大型化を招くことなく、フランジ39とモータ28側との連結を容易に行える。
請求項6に掛かる発明では、動力スライド装置をドラム軸25の軸芯方向においてコンパクトに形成できるから、ドラム軸25を樹脂により円筒状ケーブルドラム17と一体形成でき、これにより、部品数の増加及び組立コストの削減を図れると共に、ケーブルドラム17の回転中心を正確に設定できるから、ケーブルドラム17の回転は安定する。
本発明の実施例を図により説明する。図1は、車体10と、車体10にスライド自在に取付けられたスライド扉11と、スライド扉11により閉塞されうるドア開口12とを示している。車体10には、スライド扉11に設けられた複数のガイドローラー13がそれぞれスライド自在に係合する複数のガイドレール14が設けられ、ガイドローラー13とガイドレール14との係合によりスライド扉11は車体10にスライド自在に取付けられる。
前記車体10のクオータパネル15の車内側空間には動力スライド装置の動力ユニット16が設けられる。動力ユニット16には、図2、3のように、ケーブルドラム17が設けられ、ケーブルドラム17には開扉用ケーブル18と閉扉用ケーブル19の基端側がそれぞれ連結される。ケーブル18、19の先端側はそれぞれスライド扉11に連結され、ケーブルドラム17が開扉方向に回転すると、開扉用ケーブル18は巻き取られると共に閉扉用ケーブル19は引き出されてスライド扉11は開扉方向に移動し、ケーブルドラム17が閉扉方向に回転すると、開扉用ケーブル18は引き出されると共に閉扉用ケーブル19は巻き取られてスライド扉11は閉扉方向に移動する。
なお、動力ユニット16の配置位置は、クオータパネル15の車内側空間に限られず、また、特許文献3に詳細に説明されているように、スライド扉11の内部空間に配置することもでき、この場合には、ケーブル18、19の先端側はそれぞれ車体10に連結される。
図3に示したように、前記動力ユニット16は、前記車体10(又はスライド扉11)にボルト等により固定される縦板状の金属ベースプレート20を備え、ベースプレート20の一方側には第1収納室21を区画する樹脂製のドラム側ケース22が固定され、第1収納室21には前記ケーブルドラム17を収納させる。
前記ケーブルドラム17はその一方側側面にドラムリム体23を備えた円筒状を呈し、ドラム17の他方側は外部に開放させている。ケーブルドラム17の外周面には前記ケーブル18、19が巻回されるケーブル溝24を形成する。ケーブルドラム17は樹脂製であり、その中心には一体的にドラム軸25が形成され、ドラム軸25の一方側端部は、ドラムリム体23より外側に突出させて前記ドラム側ケース22に回転自在に支持させる。前記ドラム軸25の他方側端部は、前記ベースプレート20の連通孔26を介して他方側に突出させ、前記ベースプレート20の他方側に固定したギア側ケース27に回転自在に支持させる。
前記ベースプレート20の他方側には、前記動力ユニット16の正逆転モータ28が配置され、モータ28の出力軸には円筒ウオーム29を取付け、円筒ウオーム29には、前記ギア側ケース27により区画された第2収納室30に配設したウオームホイール31を噛合させる。ウオームホイール31は、その軸芯が前記ドラム軸25の軸芯と一致するように、ギア側ケース27の内側面に形成したボス部32に回転自在に支持させる。ウオームホイール31の一方側近傍にはウオームホイール31と一体的に回転する環状伝動体33が配設される。
前記ケーブルドラム17の外周面で囲まれた内部空間34には、前記動力ユニット16の電磁式クラッチ機構35の主要部が配置される。クラッチ機構35は連結状態に切り替ると、前記ウオームホイール31(環状伝動体33)の回転をケーブルドラム17に伝達するが、非連結状態に復帰すると、ケーブルドラム17はウオームホイール31(モータ28)との連結は解除され、ケーブルドラム17はウオームホイール31に対して自由に回転できる状態となる。
前記電磁式クラッチ機構35は、前記ドラム軸25の中央部外周に配設された比較的長いスリーブ36と、スリーブ36の外周部に配置された環状の電磁コイル部37と、前記ドラムリム体23の内面近傍に配置された環状アーマチュア38とを備える。
前記スリーブ36はE−リング等の留め具45により前記ドラム軸25に止着されてドラム軸25の軸方向には移動しない構成であるが、ドラム軸25に対して相対回転は自在である。スリーブ36の他方側端部は前記環状伝動体33に対してキー溝係合させ、これにより、スリーブ36は環状伝動体33とウオームホイール31を介してモータ28側に常時連結される。
前記電磁コイル部37は前記スリーブ36の外周部に配置され、そのコイル43の外周のフィールド44が前記ベースプレート20の一方側側面に螺子等で固定される。前記ベースプレート20の前記連通孔26は、前記スリーブ36が通過できる程度の大きさとし、電磁コイル部37の他方側側面に金属製のベースプレート20を可能の限り広範囲に配置させる。これにより、金属製ベースプレート20は、電磁コイル部37の発生磁力に対する磁気シールドとして作用し、電磁コイル部37の磁界がベースプレート20より他方側に及ぶことを大幅に減少できる。
前記スリーブ36の一方側端部には環状フランジ39を一体的に形成し、環状フランジ39は、前記ドラム軸25の軸方向において、前記アーマチュア38と前記電磁コイル部37との間に配設する。環状フランジ39の一方側側面は高い摩擦係数を備えた当接面に形成され、電磁コイル部37の磁力によりアーマチュア38が他方側に引き寄せられると、アーマチュア38は環状フランジ39に対して高い摩擦係数をもって当接し、これにより、環状フランジ39の回転がアーマチュア38に伝達される。
前記アーマチュア38にはドラム軸25の軸芯方向の係合孔40を複数形成し、係合孔40には前記ドラムリム体23から他方側に突出させた複数のドラムピン41をスライド自在に係合させる。ドラムピン41と係合孔40との係合は、アーマチュア38が電磁コイル部37の磁力によりドラム軸25の軸方向に移動しても解除されず、従って、アーマチュア38はケーブルドラム17に対して常時一体的に回転するように連結され、アーマチュア38が電磁コイル部37の磁力でフランジ39と密着すると、クラッチ機構35は連結状態となって、モータ28の動力がケーブルドラム17に伝達され、電磁コイル部37がオフになると、アーマチュア38とフランジ39との摩擦接触は解除されて、クラッチ機構35は非連結状態となり、モータ28とケーブルドラム17との連結は解除される。
前記ドラム軸25の他方側端部は前記ギア側ケース27を越えて他方側外方に突出し、その突出部に、ドラム軸25(ケーブルドラム17)の回転速度や回転方向や回転量を測定するためのセンサーユニット42を取付ける。センサーユニット42は、好適には、磁石とホールICとからなる磁気式センサーであるが、センサーユニット42に悪影響をもたらす電磁コイル部37の磁界は、ベースプレート20より大幅にシールドされているため、センサーユニット42は電磁コイル部37に対して特別に距離を置く必要はなく、このため、ドラム軸25の他方側への突出量を短くできる。
しかして、本発明ではケーブルドラム17と一体的に回転するアーマチュア38を、ドラムリム体23の他方側の側面に近接配置させている。このため、ドラムリム体23の側方スペースを有効利用でき、アーマチュア38とケーブルドラム17とは、係合孔40とドラムピン41のような簡単な構成で連結できる。また、ドラム軸25を介さずにアーマチュア38をケーブルドラム17に連結できるから、アーマチュア38をドラム軸25に連結するための加工処理が不要となると共に、ドラム軸25は、この加工処理による強度低下から開放されるから、ドラム軸25をケーブルドラム25と一体的に樹脂で形成できる。
また、本発明では、アーマチュア38とフランジ39と電磁コイル部37とを、ドラムリム体23から他方側に順番に並設している。このため、電磁式クラッチ機構35をコンパクトに形成でき、実質的に、電磁式クラッチ機構35を円筒状ケーブルドラム17の内部空間34内に収納させることが可能となる。
また、環状フランジ39をモータ28側に連結するスリーブ36は、ウオームホイール31(環状伝動体33)から一方側(ドラム側)に延在させている。このため、ウオームホイール31(環状伝動体33)より一方側のみにモータ28の動力をケーブルドラム17に伝達する機構を設けることができ、更に、ドラム軸25の軸芯方向をコンパクトに形成できる。
また、本発明では、モータ28の動力はドラム軸25を介することなくケーブルドラム17に伝達される。このため、ドラム軸25への負荷は一層軽減されるから、ドラム軸25に必要な強度は一層低下し、ドラム軸25と円筒状ケーブルドラム17との一体形成をより容易にする。
また、本発明では、ケーブルドラム17の底部にアーマチュア38を載置してから、スリーブ36をドラム軸25の外周に被せ、ついで、留め具45によりスリーブ36をドラム軸25に止着することで、ケーブルドラム17と、アーマチュア38と、スリーブ36とは、簡単に組み付けできると共に、組み付けたこれらの部品は簡単には分離しないユニット体として利用できるので、組付行程を更に向上させることができる。
しかして、本発明では、車体10又はスライド扉11にボルト等で固定される金属製ベースプレート20の一方側に電磁コイル部37を他方側にモータ28をそれぞれ配置している。これにより、ベースプレート20の一方側と他方側との重量アンバランスを少なくでき、車両走行時の振動により加わる金属製ベースプレート20への金属疲労を低減できる。
また、本発明では、電磁コイル部37を金属製ベースプレート20に直接固定している。これにより、ベースプレート20を電磁コイル部37のヒートシンクに使用でき、電磁コイル部37の発熱による能力低下を低減できる。
また、本発明では、電磁コイル部37を金属製ベースプレート20の一方側に設け、ケーブルドラム17の回転を検出するセンサーユニット42をベースプレートの他方側に配置している。これにより、ベースプレート20は電磁コイル部37が発生する磁界に対する遮断壁として作用し、センサーユニット42が受ける磁界の影響を減少できる。
車体とスライド扉と動力ユニットの関係を示す側面図。 前記動力ユニットの側面図。 前記動力ユニットの断面図。 前記動力ユニットの拡大断面図。
符号の説明
10…車体、11…スライド扉、12…ドア開口、13…ガイドローラー、14…ガイドレール、15…クオータパネル、16…動力ユニット、17…ワイヤードラム、18…開扉用ケーブル、19…閉扉用ケーブル、20…ベースプレート、21…第1収納室、22…ドラム側ケース、23…ドラムリム体、24…ケーブル溝、25…ドラム軸、26…連通孔、27…ギア側ケース、28…モータ、29…円筒ウオーム、30…第2収納室、31…ウオームホイール、32…ボス部、33…環状伝動体、34…内部空間、35…電磁式クラッチ機構、36…スリーブ、37…電磁コイル部、38…環状アーマチュア、39…環状フランジ、40…係合孔、41…ドラムピン、42…センサーユニット、43…コイル、44…フィールド、45…留め具。

Claims (6)

  1. モータ28の動力によりドラム軸25を中心に回転し外周部に開扉用ケーブル18および閉扉用ケーブル19が巻回される円筒状のケーブルドラム17と、前記モータ28の回転を前記ケーブルドラム17に伝達する連結状態と伝達しない非連結状態とに切り替るクラッチ機構35とを有し、前記ケーブルドラム17が開扉方向に回転すると前記開扉用ケーブル18は前記ケーブルドラム17に巻き取られると共に前記閉扉用ケーブル19は前記ケーブルドラム17から引き出されてスライド扉11を開扉方向にスライドさせ前記ケーブルドラム17が閉扉方向に回転すると前記閉扉用ケーブル19は前記ケーブルドラム17に巻き取られると共に前記開扉用ケーブル18は前記ケーブルドラム17から引き出されて前記スライド扉11を閉扉方向にスライドさせる動力スライド装置において、前記クラッチ機構35は、前記ケーブルドラム17に対して常時一体的に回転すると共に前記ドラム軸25の軸方向に移動可能のアーマチュア38と、前記モータ28側に常時連結されたフランジ39と、オンになると前記アーマチュア38を前記ドラム軸25の軸方向に沿って引き寄せて前記フランジ39に摩擦抵抗をもって当接させる電磁コイル部37とを有し、前記ケーブルドラム17は前記ドラム軸25の軸方向における一方側の側部にドラムリム体23を備え、前記アーマチュア38は、前記ドラムリム体23の、前記ドラム軸25の軸方向における他方側の側面に近接配置させた動力スライド装置のクラッチ機構。
  2. 請求項1において、前記アーマチュア38の回転は、前記ドラム軸25を介さずに、前記ドラムリム体23に伝達される構成とした動力スライド装置のクラッチ機構。
  3. 請求項1又は2において、前記電磁コイル部37は前記アーマチュア38を挟んで前記ドラムリム体23と対抗する側に配設し、前記電磁コイル部37と前記アーマチュア38との間に前記フランジ39を配設した動力スライド装置のクラッチ機構。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、前記クラッチ機構35は、前記ドラム軸25の軸方向において、その半分以上を前記円筒状ケーブルドラム17の内部空間34内に収納させた動力スライド装置のクラッチ機構。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項において、前記ドラム軸25の外周には前記ドラム軸25に対して相対回転自在のスリーブ36を設け、前記スリーブ36の前記アーマチュア38側の端部には前記フランジ39を設け、前記スリーブ36の他方側の端部は前記モータ28側に常時連結させた動力スライド装置のクラッチ機構。
  6. 請求項2〜5のいずれか一項において、前記円筒状ケーブルドラム17と前記ドラム軸25とは樹脂により一体形成した動力スライド装置のクラッチ機構。
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