JP2007061344A - 車椅子のグリップ - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は車椅子のグリップを抜け出さないように確実に取付けることを課題とする。
【解決手段】 車椅子1の背もたれフレーム6の左右側パイプ7の上端部分7Aにグリップ14を外側嵌合し、該グリップ14に設けた孔14Bを介して締結具16によって該上端部分7Aと該グリップ14とを固定し、抜け出しを阻止する。締結具16の頭16Aは孔座14C内に収容され、グリップ14から突出しない。
【選択図】 図4
【解決手段】 車椅子1の背もたれフレーム6の左右側パイプ7の上端部分7Aにグリップ14を外側嵌合し、該グリップ14に設けた孔14Bを介して締結具16によって該上端部分7Aと該グリップ14とを固定し、抜け出しを阻止する。締結具16の頭16Aは孔座14C内に収容され、グリップ14から突出しない。
【選択図】 図4
Description
本発明は車椅子の背もたれフレームに取付けられるグリップに関するものである。
〔発明の背景〕
車椅子の全体図を図1に示す。該車椅子1のフレーム2は左右の基フレーム3,3と、該基フレーム3,3の前部を下方に屈曲させたフットレス5,5の支持フレーム4,4と、該基フレーム3,3後端に接続している背もたれフレーム6を構成している左右側パイプ7,7と、該基フレーム3,3の下方において、該支持フレーム4,4下部と該背もたれフレーム6の左右側パイプ7,7下端とに差渡される下部フレーム8,8と、該背もたれフレーム6中間部と該基フレーム3,3前部とにかけて設けられるアームレストフレーム9,9、該基フレーム3,3前部と該下部フレーム8,8前部とに差渡される前側フレーム10,10とからなり、該下部フレーム8,8と背もたれフレーム6下端との接続点には軸受11,11によって主車輪12,12が軸支されており、該前側フレーム10,10の下端にはキャスター13,13が接続されている。
上記背もたれフレーム6の左右側パイプ7,7の上端部は後側に屈曲され、該屈曲上端部分7A,7Aにはグリップ14,14が取付けられている。
上記車椅子1にあっては、基フレーム3,3間に張設されている座部15に身体障害者、病人、老人等の使用者が腰かけ、両足をフットレス5,5に載せ、介護人が後からグリップ14,14を手で掴んで該車椅子1を移動させる。
車椅子の全体図を図1に示す。該車椅子1のフレーム2は左右の基フレーム3,3と、該基フレーム3,3の前部を下方に屈曲させたフットレス5,5の支持フレーム4,4と、該基フレーム3,3後端に接続している背もたれフレーム6を構成している左右側パイプ7,7と、該基フレーム3,3の下方において、該支持フレーム4,4下部と該背もたれフレーム6の左右側パイプ7,7下端とに差渡される下部フレーム8,8と、該背もたれフレーム6中間部と該基フレーム3,3前部とにかけて設けられるアームレストフレーム9,9、該基フレーム3,3前部と該下部フレーム8,8前部とに差渡される前側フレーム10,10とからなり、該下部フレーム8,8と背もたれフレーム6下端との接続点には軸受11,11によって主車輪12,12が軸支されており、該前側フレーム10,10の下端にはキャスター13,13が接続されている。
上記背もたれフレーム6の左右側パイプ7,7の上端部は後側に屈曲され、該屈曲上端部分7A,7Aにはグリップ14,14が取付けられている。
上記車椅子1にあっては、基フレーム3,3間に張設されている座部15に身体障害者、病人、老人等の使用者が腰かけ、両足をフットレス5,5に載せ、介護人が後からグリップ14,14を手で掴んで該車椅子1を移動させる。
〔従来の技術〕
従来は、グリップの内周面に山状の凸部を設け、ハンドルに設けた溝孔に該凸部を嵌合して外れにくい構成としたグリップ(例えば特許文献1)や、図2に示すようにグリップ14の挿入孔14Aの内径を左右側パイプ7の屈曲上端部分7Aの外径より若干小さくし、該グリップ14該左右側パイプ7の屈曲上端部分7Aに圧入嵌合して、該グリップ14が該屈曲上端部分7Aに強固に取付けている。
従来は、グリップの内周面に山状の凸部を設け、ハンドルに設けた溝孔に該凸部を嵌合して外れにくい構成としたグリップ(例えば特許文献1)や、図2に示すようにグリップ14の挿入孔14Aの内径を左右側パイプ7の屈曲上端部分7Aの外径より若干小さくし、該グリップ14該左右側パイプ7の屈曲上端部分7Aに圧入嵌合して、該グリップ14が該屈曲上端部分7Aに強固に取付けている。
上記従来構成では、グリップ内周面の山状の凸部がハンドルの溝孔との振動による摩擦により磨滅して抜け出したり、またグリップ14の挿入孔14Aの内径と左右側パイプ7の屈曲上端部分7Aの外径とを精度良く加工しないと、圧入嵌合が困難になるか、あるいはグリップ14が該屈曲上端部分7Aから抜け出してしまい、非常に危険な状態になる、と云う重大な問題点を有している。
本発明は、上記従来の課題を解決するための手段として、車椅子1の背もたれフレーム6の左右側パイプ7の上端部分7Aに外側嵌合されるグリップ14であって、該グリップ14には1個または複数個の孔14Bが設けられ、該孔14Bの外側開口部周縁には孔座14Cが設けられ、該グリップ14は該左右側パイプ7の上端部分7Aに外側嵌合され該孔14Bを介して該左右側パイプ7の上端部分7Aに締結具16によって固定される車椅子1のグリップ14を提供するものである。
〔作用〕
背もたれフレーム6を構成する左右側パイプ7の上端部分7Aに外側嵌合されているグリップ14は、該グリップ14の孔14Bを介して締結具16によって該上端部分7Aに固定されるので、該上端部分7Aの外径と、該グリップ14の挿入孔14Aの内径とを精度良く加工しなくても、該グリップ14の該上端部分7Aからの抜け出しは完全に阻止される。また締結具16の頭16Aは孔座14C内に収容されグリップ14から突出しない。
背もたれフレーム6を構成する左右側パイプ7の上端部分7Aに外側嵌合されているグリップ14は、該グリップ14の孔14Bを介して締結具16によって該上端部分7Aに固定されるので、該上端部分7Aの外径と、該グリップ14の挿入孔14Aの内径とを精度良く加工しなくても、該グリップ14の該上端部分7Aからの抜け出しは完全に阻止される。また締結具16の頭16Aは孔座14C内に収容されグリップ14から突出しない。
〔効果〕
本発明ては、グリップが背もたれフレームの左右側パイプの上端部分から抜け出さないように確実に締結具によって締結されているから、グリップ挿入孔の内径やパイプ上端部分の外径を精度良く加工することなくして、車椅子の安全性が保証される。また締結具の頭がグリップから突出しないので、グリップを握る介護人等が手を該締結具の頭に引掛けて怪我をするような不具合も解消される。
本発明ては、グリップが背もたれフレームの左右側パイプの上端部分から抜け出さないように確実に締結具によって締結されているから、グリップ挿入孔の内径やパイプ上端部分の外径を精度良く加工することなくして、車椅子の安全性が保証される。また締結具の頭がグリップから突出しないので、グリップを握る介護人等が手を該締結具の頭に引掛けて怪我をするような不具合も解消される。
本発明の一実施例を図3〜図5に示す。図において、背もたれフレーム6の左右側パイプ7の上端部分7Aにはグリップ14が外側嵌合されるが、該グリップ14の根端部には複数個のリベット孔14Bが設けられ、該リベット孔14Bの外側開口部周縁には孔座14Cが設けられている。上記グリップ14のリベット孔14Bに対応して該上端部分7Aにも複数個のリベット孔7Bが設けられている。上記グリップ14はゴム、エラストマー、合成樹脂等を材料とする。
上記グリップ14は上記上端部分7Aに外側嵌合され、この際該グリップ14のリベット孔14Bと該上端部分7Aのリベット孔7Bとを合わせておき、こゝにリベット16を打込み、図4および図5に示すように該グリップ14を該上端部分7Aに抜け出さないよう固定する。この状態で該リベット16の頭16Aは図5に示すように孔座14C内に収容されグリップ14から突出しないから、介護人等がグリップ14を握った時、リベット16の頭16Aが手に引掛って怪我をするようなことはない。
本願発明ではリベット以外、タッピンねじ、ビス、ボルト等を使用してもよい。
本発明では、背もたれフレームの左右側パイプの上端部分の外径や、グリップの挿入孔の内径を精度良く加工する必要がないので、生産性が向上し、かつ車椅子の安全性が確実に保障されるので、産業上利用可能である。
1 車椅子
2 フレーム
3 基フレーム
4 支持フレーム
5 フットレス
6 背もたれフレーム
7 左右側パイプ
7A 上端部分
7B リベット孔
8 下部フレーム
9 アームレストフレーム
10 前側フレーム
11 軸受
12 主車輪
13 キャスター
14 グリップ
14A 挿入孔
14B リベット孔
14C 孔座
15 座部
16 リベット(締結具)
16A (締結具)頭
2 フレーム
3 基フレーム
4 支持フレーム
5 フットレス
6 背もたれフレーム
7 左右側パイプ
7A 上端部分
7B リベット孔
8 下部フレーム
9 アームレストフレーム
10 前側フレーム
11 軸受
12 主車輪
13 キャスター
14 グリップ
14A 挿入孔
14B リベット孔
14C 孔座
15 座部
16 リベット(締結具)
16A (締結具)頭
Claims (1)
- 車椅子の背もたれフレームの左右側パイプの上端部分に外側嵌合されるグリップであって、該グリップには1個または複数個の孔が設けられ、該孔の外側開口部周縁には孔座が設けられ、該グリップは該左右側パイプの上端部分に外側嵌合され該孔を介して該左右側パイプの上端部分に締結具によって固定されることを特徴とする車椅子のグリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005251069A JP2007061344A (ja) | 2005-08-31 | 2005-08-31 | 車椅子のグリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005251069A JP2007061344A (ja) | 2005-08-31 | 2005-08-31 | 車椅子のグリップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007061344A true JP2007061344A (ja) | 2007-03-15 |
Family
ID=37924238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005251069A Withdrawn JP2007061344A (ja) | 2005-08-31 | 2005-08-31 | 車椅子のグリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007061344A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016087357A (ja) * | 2014-11-11 | 2016-05-23 | 株式会社三貴工業所 | グリップの取付構造 |
-
2005
- 2005-08-31 JP JP2005251069A patent/JP2007061344A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016087357A (ja) * | 2014-11-11 | 2016-05-23 | 株式会社三貴工業所 | グリップの取付構造 |
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Legal Events
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