JP2007061269A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】保持枠をアースするコンパクトなアース構造を備えた弾球遊技機を提供する。
【解決手段】遊技機本体の前面には上扉が備えら、遊技機本体には上扉を閉鎖する施錠装置が設けられている。施錠装置にはフレーム部73が備えられ、フレーム部73の上部及び下部には上扉に係止する係止爪76が設けられている。フレーム部73はアースされている。フレーム部73の前面は板バネ90のフレーム接触部90aと接触する。板バネ90の中枠接触部90bは中枠36に接触し、中枠36は板バネ90を介してフレーム部73に接続される。遊技盤上の構造物はリード線などの接続部を介して中枠36に接続されている。中枠36の静電気や電荷は、板バネ90、施錠装置72のフレーム部73を介して外部に放出される。
【選択図】 図6

Description

本発明はパチンコ店等の遊技場に設置して使用される弾球遊技機に関するものである。
現在、弾球遊技機であるパチンコ機には取り扱いを容易にするためにその構成に様々な工夫が施されている。例えば、遊技盤を保持する保持体である保持枠が開閉自在に遊技機本体に取り付けられたパチンコ機が既に考案されている。保持枠の一方の側端部にはヒンジ部が設けられ、保持枠はこのヒンジ部を介して遊技機本体に開閉自在に保持されている。遊技機本体には施錠装置が備えられ、この施錠装置によって保持枠はロックされており、施錠装置のロックを解除することで遊技盤等のメンテナンスを容易に行うことができるようになっている。
ところで、パチンコ機ではパチンコ機表面の静電気によって遊技者が不快な刺激を受けたりパチンコ機に備えられた電子回路が破損してしまうことがあり、このため静電気などを外部に放出するためのアース機構が設けられている。例えば、特許文献1には、発射装置によって発射されたパチンコ玉を遊技領域に導く金属製の外レールと内レールとのうち少なくともどちらかをアースさせたパチンコ機が示されている。
特開2002―253764号公報
しかしながら、遊技盤を保持する保持枠はマグネシウム合金などで構成されているため電波や静電気などによって電流が発生することがあり、この電流によって遊技盤に備えられた電子回路が誤作動もしくは故障してしまうことがある。このため、ヒンジ部を経由させて保持枠と遊技機本体とをリード線で接続させ、保持枠の静電気を、遊技機本体を介して外部に放出していたが、このリード線のためにパチンコ機のメンテナンス作業が煩雑になってしまうことがあった。また、リード線を配置するために保持枠と遊技機本体とにスペースを確保しなければならず、このためにパチンコ機のスリム化が妨げられてしまうことがあった。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、保持枠の静電気を除電するコンパクトなアース構造を備えた弾球遊技機を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の弾球遊技機では、遊技盤上に形成される遊技領域を視認させる窓部を備えた扉を有し、遊技盤を保持しかつ扉を開閉自在に支持する保持体を備え、保持体が着脱自在に取り付けられる遊技機本体に前記扉を閉鎖する施錠装置を備えた弾球遊技機において、施錠装置に、アースされたアース部を設け、保持体に、保持体が遊技機本体に組み込まれたときにアース部に当接し、導電性を有する当接部を設けたことを特徴とする。
また、遊技盤上に形成される遊技領域を視認させる窓部を備えた扉を有し、遊技盤を保持しかつ扉を開閉自在に支持する保持体を備え、保持体が取り付けられる遊技機本体に保持体を着脱自在に固定する固定装置を備えた弾球遊技機において、固定装置に、アースされたアース部を設け、保持体に、保持体が遊技機本体に組み込まれたときにアース部に当接し、導電性を有する当接部を設けたことを特徴とする。
また、保持体が遊技機本体に組み込まれたときに、アース部と当接部とに接触する導電性を有した接続中継部材を備えたことを特徴とする。
また、保持体と、遊技盤もしくは遊技盤上に設けられた構造物とを電気的に接続させる接続部を設けたことを特徴とする。
また、保持体に扉を電気的に接続させる接続部を設けたことを特徴とする。
本発明の弾球遊技機によれば、遊技盤上に形成される遊技領域を視認させる窓部を備えた扉を有し、遊技盤を保持しかつ扉を開閉自在に支持する保持体を備え、保持体が着脱自在に取り付けられる遊技機本体に前記扉を閉鎖する施錠装置を備えた弾球遊技機において、施錠装置に、アースされたアース部を設け、保持体に、保持体が遊技機本体に組み込まれたときにアース部に当接し、導電性を有する当接部を設けたことにより、施錠装置のアース部に保持体の当接部を当接させて保持体の静電気や電荷をアースされた施錠装置に伝達することができ、これによって保持体の静電気を除電するコンパクトなアース構造を有する弾球遊技機を提供することができる。
また、遊技盤上に形成される遊技領域を視認させる窓部を備えた扉を有し、遊技盤を保持しかつ扉を開閉自在に支持する保持体を備え、保持体が取り付けられる遊技機本体に保持体を着脱自在に固定する固定装置を備えた弾球遊技機において、固定装置に、アースされたアース部を設け、保持体に、保持体が遊技機本体に組み込まれたときにアース部に当接し、導電性を有する当接部を設けたことにより、固定装置のアース部に保持体の当接部を当接させて保持体の静電気をアースされた固定装置に伝達することができ、これによって保持体の静電気を除電するコンパクトなアース構造を有する弾球遊技機を提供することができる。
また、保持体が遊技機本体に組み込まれたときに、アース部と当接部とに接触する導電性を有した接続中継部材を備えたことにより、保持体が遊技機本体に固定されたときには中継接続部材が保持体の当接部とアース部とに接触し、これによって確実に保持体をアース部に接続させることができる。
また、保持体と遊技盤もしくは遊技盤上に設けられた構造物とを電気的に接続させる接続部を設けたことにより、遊技盤もしくは遊技盤上の構造物の静電気が保持体に伝わり、さらに保持体からアース部に伝えられ、これによって遊技盤及び遊技盤上に設けられた構造物の静電気を除電することができる。
また、保持体に扉を電気的に接続させる接続部を設けたことにより、扉の静電気が保持体に伝達され、さらに保持体の当接部からアース部に伝えられ、これによって扉の静電気を除電することができる。
本発明を実施した弾球遊技機であるパチンコ機の外観斜視図を図1に示す。パチンコ機2の前面には、上扉4及び下扉5からなる2枚の前面扉6が遊技機本体3に対して回動自在に設けられている。上扉4及び下扉5は一方の側端部に設けられたヒンジ部8を介して開閉自在に遊技機本体3に取り付けられている。上扉4及び下扉5は後述する施錠装置によって閉鎖される。
遊技機本体3には、各種チャッカ、センター役物30などの構造物が設けられた遊技盤18、センター役物30などの駆動を制御する制御回路などがユニット化された遊技盤ユニットが着脱自在に取り付けられており、遊技盤ユニットは容易に交換できるようになっている。上扉4の中央には開口4aが設けられ、この開口4aにはガラス板7が組み付けられている。ガラス板7と遊技盤18との間にはパチンコ玉が流下する遊技領域9が形成され、遊技者はガラス板7を通して遊技領域9を視認することができる。
下扉5には、受け皿12、発射操作装置14、球通路15、払出口16等が設けられている。受け皿12には遊技を開始する際にパチンコ玉が流入する他、遊技領域9を流下するパチンコ玉が遊技盤18に設けられた入賞口に入賞することに応じてパチンコ玉が払出口16から払い出される。球通路15は遊技機本体3に設けられた図示しない発射装置と受け皿12との間に形成され、受け皿12に貯留されたパチンコ玉を発射装置まで案内する。発射操作装置14は、パチンコ玉を遊技領域9に打ち出す際に操作され、後述する回動部材の位置に応じてパチンコ玉の打ち出しの強さが変化する。
遊技盤18上には、釘、スタートチャッカ23、入賞チャッカ24、アタッカ26、センター役物30等の構造物が設けられている。遊技盤18上には釘が植設されており、この釘に当たって方向を変えながらながらパチンコ玉は遊技領域9を流下する。スタートチャッカ23には、例えば電動チューリップと呼ばれる開閉式の可動装置が設けられ、これによってパチンコ玉が入賞しやすい状態と入賞しにくい状態とが切り替えられるようになっている。なお、遊技領域9に打ち出されたパチンコ玉が入賞チャッカ24やアタッカ26等のいずれにも入賞しない場合はアウト口33によって回収される。
センター役物30には4つの保留表示部及び表示画面35が備えられており、保留表示部は、センター役物30上に設けられた表示画面35において図柄が変動表示されている間にスタートチャッカ23に設けられた始動入賞口にパチンコ玉が入賞するごとに1つ点灯する。この入賞は、電子抽選を行って図柄を変動させる権利として持ち越され、この権利の持ち越しは上限が4つまでと予め定められている。この権利を消化するごとに保留表示部は1つずつ消灯する。
センター役物30に備えられた表示画面35は、例えば、横に3つの図柄を並べて表示して電子抽選の結果を告知する。始動入賞口にパチンコ玉が入賞したときに開始される電子抽選に応じて表示画面35に図柄を変動表示した後に、所定の図柄を停止表示することで遊技者に対して抽選結果が告知される。図柄は、例えば1〜9までの数字であり、図柄が縦に流れる変動表示が行われた後、電子抽選に当選した場合には同じ数字が3つ順次停止表示される。また、表示画面35に表示される図柄の表示態様には、当たりに対応した図柄が停止表示される前段階で、3つの図柄のうち2つが同じ図柄で停止表示され残る1つが変動表示される、いわゆるリーチ表示が設定されており、これによって遊技者に期待感を持たせている。
スタートチャッカ23に設けられた始動入賞口(図示省略)にパチンコ玉が入賞すると予め決められた個数のパチンコ玉が払出口16から払い出されて受け皿12に流入する。また、始動入賞口にパチンコ玉が入賞すると電子抽選が開始され、乱数の抽出、抽出された乱数が当たりとなる乱数であるか否かの判定が行われ、判定の結果は表示画面35に表示される。
スタートチャッカ23の下方には2つの入賞チャッカ24が設けられている。入賞チャッカ24には通常入賞口が設けられ、通常入賞口にパチンコ玉が入賞すると、所定の個数のパチンコ玉が払出口16を介して受け皿12に払い出されるようになっている。
アタッカ26には大入賞口及び大入賞口を開閉する可動扉が備えられ、表示画面35によって当たりが告知されたときに可動扉が開放され、所定期間開放された場合や一定個数のパチンコ玉が入賞した場合に閉じる。大入賞口にパチンコ玉が入賞すると、これに応じて予め決められた個数のパチンコ玉が受け皿12に払い出される。大入賞口の一時的な開放が一定回数繰り返されると、当たりの告知に伴うアタッカ26の開放が終了するようになっている。
図2にパチンコ機2の分解斜視図を示す。遊技機本体3には、保持枠である中枠36、遊技盤ユニット、上扉4などからなる中枠ユニット38が着脱自在に取り付けられる。中枠36は導電性を有したマグネシウム合金によって枠状に形成されており、枠内には遊技盤ユニットが保持されている。図示は省略するが、遊技盤ユニットは、遊技盤18と遊技盤18の裏側に取り付けられる裏セット部とを有し、裏セット部には遊技全般を制御する制御回路が備えられている。なお、中枠36を構成する材料はマグネシウム合金に限らず、電気的な接続部からアース部に向けて静電気等を伝導させ、かつ導電性を有する材料によって遊技盤を保持するように枠状に形成された枠体であれば適宜変更してよい。
遊技盤18上に設けられたスタートチャッカ23、入賞チャッカ24、アタッカ26、センター役物30などの構造物は、図示しないリード線などの接続部を介して中枠36に接続されている。これにより遊技盤18上の構造物にパチンコ玉が衝突することで発生した静電気や電荷などは中枠36に伝導される。また、上扉4には中枠36側に突出した接触部39が設けられ、接触部39は上扉4が閉鎖されたときに中枠36に接触するようになっている。
遊技機本体3には、遊技場に固定される外枠40と、外枠40の内側に嵌め込まれる内枠41とが設けられている。内枠41はプラスチックで形成されており、中枠ユニット38を嵌合するための開口41aが形成され、この開口41aの周囲にはスピーカ43などが配置されている。図示は省略するが、上扉4の一方の側端にはヒンジ部8を構成する第1軸部が設けられ、中枠36の一方の側端には第1軸部を回動自在に支える第1支持部が設けられている。さらに、内枠41には中枠36に形成された第2軸部を回動自在に支える第2支持部が設けられ、これにより上扉4は中枠36に、中枠36は内枠41にそれぞれ回動自在に支持されている。
内枠41の他方の側端部には上扉4をロックするための専用のキーが差し込まれるキーシリンダ70が配置され、キーシリンダ70は後述する施錠装置に設けられている。内枠41からは前方に向かってキーシリンダ70の動作と連動して上下移動する2つの係止爪76が突出しており、この係止爪76が上扉4に掛かることで上扉4はロックされる。
図3に示すように、内枠41の外側は、外枠40に嵌め込まれるように形成され、内側には中枠36が収められる開口41aが形成されている。開口41aの下側には図示しない発射装置が設けられ、内枠41の裏側にはパチンコ玉を一時的に貯留する貯留タンク(図示省略)やパチンコ玉を払い出す払出装置(図示省略)などが設けられている。
内枠41の一方の側端には第3軸部41eが形成され、外枠40には第3軸部を回動自在に支える第3支持部(図示省略)が設けられている。内枠41の他方の側端部には施錠装置72が取り付けられる固定部41bが形成されている。この固定部41bには、キーシリンダ70の鍵穴面75を前側に露呈させるための開口41cや、2つの係止爪76を前方に移動自在に露呈させる開口41dが形成されている。施錠装置72は柱状に形成され、内枠41の背面にビスによって取り付けられている。
施錠装置72は縦に細長い形状をしており、施錠装置72には、アース部であって板材を柱状に形成したフレーム部73、キーシリンダ70、上扉4に掛かる2つの係止爪76等が設けられている。フレーム部73は、冷間圧延鋼板(SPCC)の表面にメッキ処理が施されたものによって構成されている。フレーム部73の上部にはキーシリンダ70が設けられ、キーシリンダ70の鍵穴面75には専用のキーが差し込まれる。キーシリンダ70に差し込まれたキーの回動操作に応じ係止爪76が上扉4に対し、係止又は非係止する位置に移動するようになり、これによって上扉4が開放又はロックされる。フレーム部73にはリード線82の一端が電気的に接続され、リード線82の他端は遊技場のグランド端子(図示省略)に接続されており、これによってフレーム部73の静電気や電荷がパチンコ機2の外部に放出されるようになっている。
図4に示すように内枠41に設けられた開口41a内における他方の側端部には、略U字形状の接続中継部材である板バネ90が取り付けられている。内枠41には板バネ90を嵌め込むように取り付けるため、内側に向かって突出した板状の取付部63が形成され、板バネ90はこの取付部63を挟むように取り付けられる。取付部63に取り付けられた板バネ90のそれぞれの面は遊技機前面及び遊技機後面に露呈しており、これによって施錠装置72と中枠36とが内枠41に嵌め込まれた際、施錠装置72と中枠36とが板バネ90に当接する。なお、クリップ部90cの先端には、取付部63に形成された凸部63aと係合する凹部90dが形成されており、これによって板バネ90は取付部63から脱落しないようになっている。
図5に示すように、板バネ90は、取付部63を挟持するクリップ部90c、フレーム73に接触するフレーム接触部90a、中枠36に接触する中枠接触部90bとから構成されている。クリップ部90cは矩形の板材が略U字形状に折り曲げられ、折り曲げられた一方に弾性片となるフレーム接触部90aが形成され、折り曲げられた他方に弾性片となる中枠接触部90bが形成されている。フレーム接触部90a及び中枠接触部90bは、その根元から先端に向かって序々に外側に向かって突出している。
クリップ部90の両端部は外側に向かって反り返っており、板バネ90を取付部63から取り外すにはこのクリップ部90cの先端部を外側に開くことにより、係合孔が突起からはずれて取り外すことができる。
図6に示すように、板バネ90が取付部63に取り付けられ、施錠装置72が内枠41の固定部41bにビス止めされると、フレーム接触部90aがクリップ部90c側に押され、フレーム接触部90aは外側に向かって付勢された状態となる。中枠36が内枠41に嵌め込まれると、中枠36の背面(当接部)36aが中枠接触部90bに接触して中枠接触部90bがクリップ部90c側に押され、中枠接触部90bは外側に向かって付勢された状態となる。これによりフレーム接触部90aが確実にフレーム部73に接触し、中枠接触部90bが確実に中枠36に接触して、中枠36と施錠装置72とが接続される。以上のように、マグネシウム合金製の中枠36を内枠41に取り付けただけでメッキ処理されたSPCC製のフレーム部73と接続させることにより、リード線を配設させるといった煩わしい作業を要することなく中枠36をアースさせることができる。
本発明の作用について説明する。内枠41の他方の側端部には施錠装置72の取り付けるための固定部41bが形成され、この固定部41bには板バネ90を取り付けるための取付部63が形成されている。固定部41bに施錠装置72が取り付けられると、板バネ90に形成されたフレーム接触部90aがフレーム部73に接触する。施錠装置72はリード線を介して遊技場のグランド端子に接続されている。中枠ユニット38が内枠41に形成された開口41aに嵌め込まれると、中枠36が中枠接触部90bに接触する。フレーム接触部90aはフレーム部73に向けて付勢され、中枠接触部90bは中枠36に向けて付勢されているため、中枠36と施錠装置72のフレーム部73とが確実に電気的に接続されている。これによって中枠36の電流や静電気は板バネ90を介して施錠装置72のフレーム部73に伝導され、フレーム部73に伝導された静電気や電流はリード線82を介して外部に放出される。また、上扉4は閉じられると接触部39を介して中枠36に接続され、これによって上扉4の静電気や電荷が中枠36及び施錠装置72のフレーム部73を介して外部に放出される。また、中枠36には接続部を介して遊技盤18上の構造物が接続されているため、例えば、センター役物30などで発生した静電気や電荷は中枠36に伝導され、施錠装置72のフレーム部73を介して外部に放出される。これによってパチンコ機2の故障の低減が期待できる。
次に本発明の第2実施形態について説明する。図7に示すように、遊技機本体100には前方に突き出たピン105が設けられ、遊技機本体100に着脱自在に組み込まれる中枠(保持体)110にはこのピン105に係合する金属製の係止片115が設けられている。係止片115は、中枠110に接続され、かつピン105に係合する係合位置と係合が解除される解除位置との間で回動自在に設けられている。中枠110を遊技機本体100に固定する固定装置はこのピン105と係止片115とによって構成される。中枠110が遊技機本体100に組み込まれ、ピン105に係止片115が係合することにより中枠110が遊技機本体100に固定される。ピン105は金属で形成され、図示しないがリード線によって遊技場のグランド端子に接続されている。また、係止片115は金属で形成されているため、ピン105に係止片115が係合することにより、中枠110はピン105を介してアースされ、中枠110の静電気を外部に放出することができる。このように、アースされたピン105とこれに係合する係止片115とからなる固定装置によって中枠110をアースさせ、中枠110の静電気や電荷を除電することができる。
なお、上記の第2実施形態ではピン105にリード線を接続させてアースしたが、ピンは扉を閉鎖する施錠装置に設けてもよい。ピンを施錠装置のフレーム部に設置し、かつフレーム部をアースさせることによって、中枠が係止片、ピンを介してアースされたフレーム部に接続されるため、中枠の静電気や電荷が外部に放出される。
本発明のパチンコ機を前側から観察した外観斜視図である。 中枠ユニットを本体基部から取り外したパチンコ機の分解斜視図である。 内枠及び内枠に取り付けられる錠前とを斜めから観察した斜視図である。 内枠に形成された板バネの取付部を示した斜視図である。 中枠接触部及びフレーム接触部を観察した側面図である。 施錠装置のフレーム部に板ばねが接触し、さらにこの板バネに中枠が接触した状態を示す部分断面図である。 遊技機本体のピンに中枠の係止片が係合することによって中枠が遊技機本体に固定される遊技機の斜視図である。
符号の説明
2 パチンコ機(弾球遊技機)
3 遊技機本体
4 上扉
5 下扉
9 遊技領域
12 受け皿
14 操作ハンドル
18 遊技盤
36 中枠(保持体)
40 外枠
41 内枠
70 キーシリンダ
72 施錠装置
73 フレーム部(アース部)
82 リード線
90 板バネ(接続中継部材)
90a フレーム接触部
90b 中枠接触部
90c クリップ部

Claims (5)

  1. 遊技盤上に形成される遊技領域を視認させる窓部を備えた扉を有し、前記遊技盤を保持しかつ前記扉を開閉自在に支持する保持体を備え、前記保持体が着脱自在に取り付けられる遊技機本体に前記扉を閉鎖する施錠装置を備えた弾球遊技機において、
    前記施錠装置に、アースされたアース部を設け、
    前記保持体に、前記保持体が前記遊技機本体に組み込まれたときに前記アース部に当接し、導電性を有する当接部を設けたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 遊技盤上に形成される遊技領域を視認させる窓部を備えた扉を有し、前記遊技盤を保持しかつ前記扉を開閉自在に支持する保持体を備え、前記保持体が取り付けられる遊技機本体に前記保持体を着脱自在に固定する固定装置を備えた弾球遊技機において、
    前記固定装置に、アースされたアース部を設け、
    前記保持体に、前記保持体が前記遊技機本体に組み込まれたときに前記アース部に当接し、導電性を有する当接部を設けたことを特徴とする弾球遊技機。
  3. 前記保持体が前記遊技機本体に組み込まれたときに、前記アース部と前記当接部とに接触する導電性を有した接続中継部材を備えたことを特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。
  4. 前記保持体と、前記遊技盤もしくは前記遊技盤上に設けられた構造物とを電気的に接続させる接続部を設けたことを特徴とする請求項1ないし3いずれか1つ記載の弾球遊技機。
  5. 前記保持体に前記扉を電気的に接続させる接続部を設けたことを特徴とする請求項1ないし4いずれか1つ記載の弾球遊技機。
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