JP2007059344A - 防水コンセント - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の接地ピン付き電源プラグを差込み可能な接地極付きコンセント部を設けた場合に、露出ボックスへの装着を行うことができ、且つ防水性を確保させること。
【解決手段】本発明の防水コンセント1は、コンセント部5Bを有するコンセントブロック5を内装し、コンセント部5Bのプラグ差し込み口2Eを露出させる下向開口部2Aを有するプレート2と、プレート2の壁面側に設けられた防水パッキン3と、プレート2と防水パッキン3とに挟持された状態でプレート2に取付けられ、プレート2との取付側がプレートの幅寸法L2に合わせて形成された第1の本体4Aと防水パッキン3との取付側が第1の本体4Aの幅寸法L2よりも小さくなるように防水パッキンの幅寸法L1に合わせて形成された第2の本体4Bと、第1の本体内部にコンセントブロック5を覆うようにプレート側に立設された立設リブ4aとを有するアダプタ4と、を備えている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、防水コンセントに関する。
従来より、建物の外壁等から商用電源を取り出すために、防水機能を備えた防水コンセントが用いられている。
このような防水コンセントは、外壁に直付けするタイプや、外壁に取付けられた露出ボックスを介して取付けるタイプ等がある。防水コンセントは、主に本体を形成するプレートと、このプレート内に組み込まれたコンセントブロックと、プレートの壁面側(裏側)に配設された防水機能を得るための防水パッキンとで主に構成されている。
また、コンセントブロックは、接地ピンを有する電源プラグと接地ピンのない電源プラグとの双方を差込み挿入接続することが可能なコンセント部等を有している。そして、最近では、安全性向上のため、接地ピンを有する複数の電源プラグを差込み可能とする接地極付きコンセント部が望まれている。
また、パッキンの寸法はプレートの寸法と略同一であり、また、規定された露出ボックスに取付けた際に防水性を損わない寸法に形成されている。
従来の防水コンセントとしては、例えば、防水パッキンの開口内に挿通される電線を囲繞した状態で、防水パッキンの開口側から壁面の貫通孔内に伸びて圧入する筒状部を有する形状に形成された部材を設けることによって防水機能を高めるようにした、外壁に直付けする防水コンセントが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−14461号公報
しかしながら、従来の防水コンセントでは、プレートの寸法が防水パッキンの寸法と略同一であるため、プレート内に組み込まれるコンセントブロック及びコンセント部の寸法が規制されてしまう。
例えば、外径39mmの接地ピン付き電源プラグを2個同時に差し込むことの出来る接地極付きコンセント部を設けて構成する場合、差込み口の間隔寸法を39mm以上にする必要があるが、コンセントブロック及びコンセント部の寸法が規制されているために、必要な間隔寸法を設定することができない。
すなわち、前記接地極付きコンセント部を組み込んで構成すると、プレートの寸法が大きくなってしまうため、防水パッキンの寸法と略同一の寸法である規定された露出ボックスに取付けることができなくなってしまう。また、単に寸法の大きなプレートを露出ボックスに取付けられるように構成した場合には、パッキンとの寸法にずれが生じるので、内部に組み込まれたコンセント部に対する防水性を著しく損ってしまうといった問題も生じてしまう。
そこで、本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、複数の接地ピン付き電源プラグを差込み可能な接地極付きコンセント部を設けた場合に、露出ボックスへの装着を行うことができるとともに、防水性を確保することができる防水コンセントを提供することを目的とする。
請求項1の発明の防水コンセントは、電源プラグを差込んで挿入接続するコンセント部を有するコンセントブロックを内装するとともに、前記コンセント部のプラグ差し込み口を露出させる下向開口部を有するプレートと;前記プレートの壁面側に設けられた防水パッキンと;前記プレートと前記防水パッキンとに挟持された状態で前記プレートに取付けられ、前記プレートとの取付側が前記プレートの幅寸法に合わせて形成された第1の本体と、前記防水パッキンとの取付側が前記第1の本体の幅寸法よりも小さくなるように前記防水パッキンの幅寸法に合わせて形成された第2の本体と、前記第1の本体内部に前記コンセントブロックを覆うように前記プレート側に立設された立設リブとを有し、前記立設リブの上側が斜め下方に傾斜して形成されているアダプタと;を具備することを特徴とする。
コンセント部は、例えば、外径39mmの接地ピン付き電源プラグ1Aを2個同時に差し込むことが出来るように形成されている。また、アダプタの第2の本体の幅寸法は、例えば規定された露出ボックスの幅寸法に合わせて形成されるようになっている。
請求項2の発明の防水コンセントは、請求項1に記載の防水コンセントにおいて、前記プレートは、その内側に前記アダプタを取付ける際に位置決めを行うための位置決め用ピンを有し、この位置決め用ピンを前記アダプタのリブの一部に設けられた位置決め用孔に挿通することによって、前記アダプタを前記プレートに取付けたことを特徴とする。
本発明において用語の定義及び技術的意味は次による。
位置決め用ピンを位置決め用孔に挿通すると、プレートとアダプタとの固着が行えるものである。そして、この場合、好ましくは位置決め用ピンを位置決め用孔に挿通後、当該位置決め用ピンを溶着させることである。これにより、強固に、且つ隙間なく嵌合することができ、防水性を高めることができる。
本発明によれば、複数の接地ピン付き電源プラグを差込み可能な接地極付きコンセント部を設けた場合に、露出ボックスへの装着を行うことができるとともに、防水性を確保することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例について詳細に説明する。
(実施例1)
図1乃至図11は本発明の防水コンセントの実施例1に係り、図1は実施例1の防水コンセントの正面図、図2は図1の防水コンセントの側面図、図3は図1の防水コンセントの下面図である。また、図4は図1の防水コンセントの断面図、図5乃至図9は図4のアダプタの構成を説明するもので、図5は図4のアダプタの正面図、図6は図5のアダプタの下面図、図7は図5のA−A線断面図、図8は図5のアダプタの側面図、図9は図5のアダプタの中心部分の断面図である。図10及び図11はプレートに対するアダプタの取付方法を説明するもので、図10はアダプタをプレートに嵌合した状態を示す説明図、図11は熱溶着によってアダプタをプレートに固定した状態を示す説明図である。
図4に示すように、本実施例の防水コンセント1は、電源プラグ1Aを差込んで挿入接続するコンセント部5Bを有するコンセントブロック5を内装するとともに、前記コンセント部5Bのプラグ差し込み口2Eを露出させる下向開口部2Aを有するプレート2と、前記プレート2の壁面側に設けられた防水パッキン3と、前記プレート2と前記防水パッキン3とに挟持された状態で前記プレート2に取付けられ、前記プレート2との取付側が前記プレートの幅寸法L2に合わせて形成された第1の本体4Aと、前記防水パッキン3との取付側が前記第1の本体4Aの幅寸法L2よりも小さくなるように前記防水パッキンの幅寸法L1に合わせて形成された第2の本体4Bとを有するアダプタ4と、を有している。
プレート2は、図1乃至図4に示すように、主に防水コンセント1の本体を構成するもので、前記コンセントブロック5を内部に内装する箱状に形成され、壁面側には図示はしないが開口部を有している。
プレート2の表面側には、プラグ差込み口2Eに対する電源プラグ1Aの差込み方法等が文字、あるいは図示によって示された成形部2cが設けられている。また、プレート2の成形部2cの下部には切り欠きが設けられ、この切り欠きには透明性の有るポリカーボネート等の材質で形成されたフード2Bが設けられている。透明性のフード2Bを設けたことによって、使用者により電源プラグ1Aをプラグ差込み口2Eに差込む際に、開口部2A内のプラグ差込み口近傍を見易くすることができる。また、プレート2の下部には、接地するための端子であるアースターミナル2Cが設けられている。
プレート2の中心軸上の上下基端側には、ねじ2bの螺合によってプレート2を、後述する防水パッキン3及びアダプタ4を挟持した状態で図4に示す絶縁サポート8に固定するための取付部2aがそれぞれ設けられている。プレート2の上側の取付部2aはねじ2bを挿通する挿通孔を有し、下側の取付部2aは、切り欠いた切り欠き部にねじ2bを挿通する挿通孔を有している。一方、絶縁サポート8のそれぞれの対応する箇所には、ねじ孔8a(図4参照)がそれぞれ設けられている。したがって、プレート2は、各取付部2aを介してねじ2bをねじ孔8aにそれぞれ螺合することにより、絶縁サポート8に固定される。
プレート2の下向開口部2A内には、図3に示すようにプラグ差込み口2Eを設けた差込み面2Dが設けられている。この差込み面2Dのプラグ差込み口2Eは、例えば、外径39mmの接地ピン付き電源プラグ1Aを2個同時に差し込むことが出来るように形成されている。また、このプラグ差込み口2Eの内部には、後述するがそれぞれ刃受け扉5c(図4参照)が設けられており、各電源プラグ1Aが差し込まれた以外はこの刃受け扉5cによってプラグ差込み口2Eが閉塞されてゴミや水等の進入を防止している。
プレート2内部には、図4に示すようにコンセントブロック5が内装されている。このコンセントブロック5は、例えば、外径39mmの接地ピン付き電源プラグ1Aを2個同時に差し込んで挿入接続可能なコンセント部5Bと、このコンセント部5B内部と電気的に接続する端子金具5aを備えた接続端子部5Aとを有している。
このコンセントブロック5は、接続端子部5Aの内部を介してねじ6による螺合によってプレート2に固定されるようになっている。接続端子部5A内の端子金具5a(図示せず)は、壁面から延出される電源線が接続されるようになっており、後述するコンセント部5B内のそれぞれの刃受け5bに電気的に接続して電源を供給するようになっている。
コンセント部5は、前記プラグ差込み口2Eの位置に対応するように刃受け扉5cが設けられている。この刃受け扉5cは、それぞれ図示しないばねによってプラグ差込み口2Eを閉塞する方向に付勢されて閉じられており、電源プラグ1Aの刃及び接地ピンを差込むことによって、開かれるようになっている。
なお、プラグ差込み口2Eは、円弧状に形成されており、差し込まれる電源プラグ1Eの刃及び接地ピンを所定角度で回転することができるようになっている(図3参照)。
また、コンセント部5Bの内部には、刃受け扉5cの配置位置に対応するように刃受け5bがそれぞれ設けられている。これらの刃受け5bは、導通性部材を用いてばね特性を有する形状に構成されたもので、電源プラグ1Aの刃及び接地ピンをそれぞれ差し込み可能であり、また差し込んだ状態から回転させることで保持することが可能である。
つまり、刃受け部5bは、差し込まれた電源プラグ1Aの刃及び接地ピンの刃抜けを防止することができるようになっている。また、これらの刃受け5bは、接続端子部5Aの端子金具5aを介して電源が供給されるようになっている。
なお、接地ピンが差し込まれる刃受け5bは、図示はしないが接地導通経路を形成する接続端子部5Aの外装部分と、この外装部分に接続される接地部材7とを介して、プレート2に設けられたアースターミナル2Cに接続されるようになっている。
上記構成のプレート2の壁面側には、図2及び図3に示すようにアダプタ4を介して防水パッキン3が設けられている。この防水パッキン3は、例えば軟質塩化ビニル樹脂等の材質を用いて開口を有する枠状に形成されたもので、その外周縁部の両側には、アダプタ4の外周部及び図示しない露出ボックスの外周部と嵌合するための嵌合溝(図示せず)が形成されている。また、図示はしないが防水パッキン3の下方の内側には、防水性を高めるために開口を覆う平面部が延設されるようになっている。
本実施例では、前記コンセントブロック5は、例えば外径39mmの接地ピン付き電源プラグ1Aを2個同時に差し込んで挿入接続可能なコンセント部5Bを有しているため、前記プレート2の幅寸法L2は、従来例よりも大きくなる。したがって、従来技術では防水パッキン3の幅寸法についてもプレート2の幅寸法L2に合わせて形成されることになる。
ところが、前記したようにプレート2の幅寸法L2が従来例よりも大きくなると、防水パッキン3の幅寸法も大きくなってしまい、図示しない幅寸法が規定された露出ボックスには取付けることができない。しかしながら、本実施例では、前記アダプタ4を設けたことによって、露出ボックスへの装着を行うことができるとともに、防水性を確保することができるようになっている。
このようなアダプタ4の構成を図3乃至図9を参照しなから説明する。
図3及び図4に示すように、アダプタ4は、プレート2と防水パッキン3とに挟持された状態で前記プレート2に取付けられ、前記プレート2との取付側が前記プレートの幅寸法L2に合わせて形成された第1の本体4Aと、前記防水パッキン3との取付側が前記第1の本体4Aの幅寸法L2よりも小さくなるように前記防水パッキンの幅寸法L1に合わせて形成された第2の本体4Bとを有している。
第1の本体4Aと第2の本体4Bは、一体で形成されるようになっている。第1の本体4Aの幅寸法は、前記したようにプレート2の幅寸法L2と同一である。また、第2の本体4Bの幅寸法は、第1の本体4Aの幅寸法L2よりも小さく且つ前記防水パッキン3の幅寸法L1ど同一であり、具体的には、幅寸法が規定された露出ボックス(図示せず)に合わせた幅寸法となるように形成されている。
このことにより、本実施例の防水コンセント1は、防水パッキン3を介して図示しない壁面に取付られた露出ボックスに装着することが可能となる。
また、アダプタ4は、図3に示すように、壁面側に設けられた第2の本体4Bの幅寸法L1の中心と前記プレート2の中心軸とが一致するように形成されている。
このことにより、防水コンセント1が露出ボックス(図示せず)に装着されている場合、アダプタ4の第1本体4Aの幅寸法L2と露出ボックスの幅寸法L1との差分が露出ボックスの中心軸に対して均等に分割された状態で防水コンセント1を配設することになるので、極力外的負荷等が加わらない構造となり、よって、防水コンセント1が露出ボックスから容易に外れないようにすることが可能となる。
また、アダプタ4は、図5に示すように、第1の本体4A及び第2の本体4Bを有して枠状に形成されており、第1の本体4A側には開口部4Eを形成し、第2の本体4B側には開口部4Cを形成している。
第1の本体4Aと第2の本体4Bとの幅寸法の差分等で形成された第1本体4Aの内周面側には、図5及び図7に示すように、防水性を高めるための立設リブ4aがプレート側に向けて立設されている。この立設リブ4aは、アダプタ4の上部から両側側面部にかけて延設されており、詳しくは内装するコンセントブロック5を覆うような位置まで延設されている。
また、立設リブ4aは、図5に示すように、上側が斜め下方に傾斜して形成されている傾斜部4a1を有している。この立設リブ4aの傾斜部4a1は、アダプタ4の上部に配置された取付部4Dの位置から両側下方へと傾斜して形成されている。このことにより、水が下方へと流れ易くなっており、すなわち、上側からの水の浸入を防止している。
なお、立設リブ4aの高さは、図7に示す高さに限定されることはなく、防水性が得られる範囲内であれば適宜高さを変えても良い。また、立設リブ4aは、内装したコンセントブロック5を完全に覆う位置まで延設するようにしたが、立設リブ4aの両側基端部がアダプタ4の最下部までそれぞれ延設するように構成しても良い。さらに、立設リブ4aの傾斜部4a1の傾斜角度については図5に示すような傾斜角度に限定されることなく、プレート2との嵌合が可能でも水が下方へと流れやすい傾斜角度であれば良い。
本実施例においては、平面部材であり、且つ比較的剛性を有するプレート2とこのプレート2と略同様な組成で形成されているアダプタ4とを水密に合わせることは困難である。すなわち、プレート2とアダプタ4とを機械的に強固に連結しても周縁部(境界部分)全て隙間を生じないように形成することは困難である。
しかしながら、前記したようにアダプタ4の第1の本体4内部のプレート側に、プレート2内に内装するコンセントブロック5を覆うような位置で且つ上側が傾斜している立設リブ4aを設けたことにより、例えばアダプタ4の第1の本体4Aの境界部分から水が浸入したとしても、この水は各内周面を伝わり、そして、立設リブ4aを介して防水コンセント1の下部方向へと流れることになる。このことにより、防水コンセント1にとって重要なコンセントブロック5に水をさらすことはなく、よって防水コンセントの防水性を向上させることが可能となる。
なお、アダプタ4の防水パッキン側については、立設リブ4aは設けられてない。つまり、防水パッキン3自体が柔軟性のある材質で形成されているため、防水パッキン3とプレート2やアダプタ4等の平面部材と強固に取付けると、防水パッキン3の外周部がくい込むことで隙間が生じないように配設することが可能であるためである。
次に、本実施例に係るプレート2に対するアダプタ4の取付構造及び取付方法を図4乃至図11を参照しながら説明する。
図4に示すように、プレート2内側の中心軸上の上下基端側には、アダプタ4を取付ける際に位置決めを行うとともに固定するための位置決め用ピン2Fが開口部方向に突出するようにそれぞれ設けられている。
一方、アダプタ4の中心軸上の上下基端側には、図4乃至図9に示すように、取付部4Dがそれぞれ設けられている。これら取付部4Dは、図8及び図9に示すように、第1の本体4Aの高さよりもプレート2側に突出するように第1本体4Aの縁部が延設して形成されたものである。
これら取付部4Dには、プレート2を絶縁サポート8に取付けるためのねじ2bを挿通する挿通孔4dと、前記プレート2の位置決め用ピン2Fを挿通して位置決めを行う位置決め用孔4cとがそれぞれ設けられている。
次に、このような取付構造を備えたプレート2に対するアダプタ4の取付方法を図10及び図11を参照しなから説明する。
まず、作業者は、アダプタ4を、図4及び図10に示すように、アダプタ4の位置決め用孔4cにプレート2の位置決め用ピン2Fを挿通することにより、プレート2に対するアダプタ4の位置決めを行う。
そして、図10に示すように、作業者は、位置決め用孔4cから突出している位置決め用ピン2Fに加熱器具を接触させて熱Fを加える。
すると、位置決め用ピン2Fは、熱Fによって溶けだし、その後、冷やすことにより例えば図11に示すように位置決め用孔4c(取付部4D)から外れないような形状2F1に凝固する。すなわち、位置決め用ピン2Fを取付部4Dに対して熱溶着することによりアダプタ4をプレート2に強固に取付けることができる。
したがって、アダプタ4はプレート2との境界部分を強固に嵌合することが可能となる。よって、防水性を向上させることができる。
また、防水コンセント1において、前記取付構造を用いることにより、防水コンセント1の組立て性も向上させることが可能となる。
以上、述べたように本実施例によれば、コンセントブロック5内に例えば外径39mmの接地ピン付き電源プラグ1Aを2個同時に差し込んで挿入接続可能なコンセント部5Bを設けて構成した場合でも、アダプタ4を設けたことによって、規定された露出ボックスへの装着を行うことができる。また、アダプタ4内に立設リブ4aを設けたことにより、防水性を確保することができる。
また、アダプタ4をプレート2に取付ける場合に、位置決め用ピン2Fを取付部4Dに熱溶着することにより、アダプタ4をプレート2との境界部分を強固に嵌合することが可能となり、さらに、防水性を向上させることができる。
なお、本実施例では、アダプタ4と防水パッキン3とはそれぞれ別部材にて構成したが、これに限定されることはなく、アダプタ4と防水パッキン3とを一体成型して構成しても良い。
また、プレート2に組み込まれるコンセントブロック5は、例えば外径39mmの接地ピン付き電源プラグ1Aを2個同時に差し込んで挿入接続可能なコンセント部5Bを備えるように構成したが、これに限定されることはなく、2個以上の複数の接地ピン付き電源プラグや、接地ピン付き電源プラグと接地ピン付きではない電源プラグとを組み合わせてコンセント部5Bを構成しても良い。
この場合、コンセント部5Bの構成によってはプレート2の幅寸法L2が大きくなるが、これに伴って、アダプタ4の第1の本体4Aの幅寸法も同じように大きく設定する必要がある。すなわち、本実施例では、コンセント部5Bの幅寸法を任意に設定することが可能である。
本発明は、規定された露出ボックスに装着する防水コンセント1の実施例について説明したが、これに限定されるものではなく、本発明は、壁面に露出ボックスが取付けてなく、直に壁面に取付ける場合にもアダプタを設けてもよいがアダプタ4を設けずに、従来例と同様にプレート2と同様の幅寸法L2の防水パッキン3を取付けて壁面に装着するようにした実施例も実施可能である。
なお、本発明は前記実施例1に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない範囲での応用や組み合わせも適用される。
本発明に係る実施例1の防水コンセントの正面図。 図1の防水コンセントの側面図。 図1の防水コンセントの下面図。 図1の防水コンセントの断面図。 図4のアダプタの構成を説明するものでアダプタの正面図。 図5のアダプタの下面図。 図5のA−A線断面図。 図5のアダプタの側面図。 図5のアダプタの中心部分の断面図。 アダプタをプレートに嵌合した状態を示す説明図。 熱溶着によってアダプタをプレートに固定した状態を示す説明図。
符号の説明
1…防水コンセント、
2…プレート、
2A…下向開口部、
2B…フード
2C…アースターミナル、
2E…プラグ差込み口、
2F…位置決め用ピン、
3…防水パッキン、
4…アダプタ、
4a…立設リブ、
4a1…傾斜部、
4A…第1の本体、
4B…第2の本体、
4C…開口、
4D…取付部、
4c…位置決め用孔、
5…コンセントブロック、
5A…接続端子部、
5B…コンセント部、
5b…刃受け、
5c…刃受け扉、
7…接地部材、
8…絶縁サポート。

Claims (2)

  1. 電源プラグを差込んで挿入接続するコンセント部を有するコンセントブロックを内装するとともに、前記コンセント部のプラグ差し込み口を露出させる下向開口部を有するプレートと;
    前記プレートの壁面側に設けられた防水パッキンと;
    前記プレートと前記防水パッキンとに挟持された状態で前記プレートに取付けられ、前記プレートとの取付側が前記プレートの幅寸法に合わせて形成された第1の本体と、前記防水パッキンとの取付側が前記第1の本体の幅寸法よりも小さくなるように前記防水パッキンの幅寸法に合わせて形成された第2の本体と、前記第1の本体内部に前記コンセントブロックを覆うように前記プレート側に立設された立設リブとを有し、前記立設リブの上側が斜め下方に傾斜して形成されているアダプタと;
    を具備することを特徴とする防水コンセント。
  2. 前記プレートは、その内側に前記アダプタを取付ける際に位置決めを行うための位置決め用ピンを有し、この位置決め用ピンを前記アダプタのリブの一部に設けられた位置決め用孔に挿通することによって、前記アダプタを前記プレートに取付けたことを特徴とする請求項1に記載の防水コンセント。
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