JP2007058949A - 記録媒体作成装置及び記録媒体搬送方法 - Google Patents

記録媒体作成装置及び記録媒体搬送方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007058949A
JP2007058949A JP2005240710A JP2005240710A JP2007058949A JP 2007058949 A JP2007058949 A JP 2007058949A JP 2005240710 A JP2005240710 A JP 2005240710A JP 2005240710 A JP2005240710 A JP 2005240710A JP 2007058949 A JP2007058949 A JP 2007058949A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording medium
unit
recording
printing
written
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2005240710A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetoshi Maejima
秀俊 前島
Hiroyuki Nishizono
裕幸 西園
Junichi Otsuka
順一 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2005240710A priority Critical patent/JP2007058949A/ja
Publication of JP2007058949A publication Critical patent/JP2007058949A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Abstract

【課題】 印刷待ち時間を減少させることにより、稼動効率を向上させることのできる記録媒体作成装置及び記録媒体作成方法を提供すること。
【解決手段】 データ記録部14a〜14nにおいてデータの書込みが終了したときに、印刷部15が稼働中である場合には、データ記録部14a〜14nにおいて作成した書込済記録媒体81を一時収納部27に一時退避させておき、印刷部15の印刷が終了した時点で一時収納部27から印刷部15に書込済記録媒体81を戻す(復帰)よう構成することにより、印刷部15が印刷中であってもデータ記録部14a〜14nを解放し、次の未使用記録媒体80の書込み処理を可能にする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、大量データを記録する長期保存可能な記録媒体にデータを書込み、書込済記録媒体の表面にレーベル印刷を行う記録媒体作成装置に関するもので、特に、データの書込み処理速度及び印刷処理速度の違いによる稼動効率の低下を防止することのできる記録媒体作成装置及び記録媒体の搬送方法に関する。
大量のデータを長期間保存可能な記録媒体として、CD、DVDなどの光ディスクが普及している。光ディスクにデータを書き込むための装置としては、CD/DVD等に記録する記録メディアドライブ(読書装置)が種々販売されている。これらの装置は、PC等のホスト装置に接続されて、ホスト装置からの命令に基づいて、受信したデータを光ディスクに書込み記録するものが一般的である。これらの装置は、CD等にデータを書き込むことはできるが印刷機能を備えていないため、CD等のレーベル印刷は、記録メディアドライブとは別の専用プリンタにより行っていた。
これに対して、特許文献1には、CD−ROMドライブと印刷部を備え、音楽データ等をダウンロードしてCD等に書込み、記録メディア(記録媒体)の印刷面にジャケット画像の印刷を行う情報処理装置が提案されている。また特許文献2には、CD等の記録媒体にデータを記録する記録手段とレーベル印刷手段を備え、医療用画像を記録媒体に記録し、識別ラベルを記録媒体に印刷して、自動的に記録媒体を作成する記録媒体作成装置が開示されている
特開2002−108598号公報 特開2002−58649号公報
しかし、特許文献1、特許文献2に記載の記録媒体作成装置では、例えば、1つの記録媒体作成装置内に複数のデータ記録部を設ける等により、データ記録部の処理速度を向上させた場合に、データ記録部の書込み処理がレーベル印刷より早く終わり、印刷待ち状態が発生し、レーベル印刷が終了するまで次のデータの書込み処理ができなくなるという問題があった。
本発明は、このような問題点に鑑みなされたもので、印刷処理待ちによる稼動ロスを減少させることのできる記録媒体作成装置及び記録媒体搬送方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みなされたもので、CD/DVD等の記録媒体にデータを書込み、記録媒体の表面にレーベル印刷を行う記録媒体作成装置において、データ記録部による書込み処理が完了した時点で、印刷部が稼動中である場合には、書込済記録媒体をデータ記録部から一時収納部へ一時的に退避させるよう構成して、当該データ記録部を使用可能にすることにより、上記課題を達成する。
本発明の第1の態様にかかる記録媒体作成装置は、ホスト装置またはネットワークに接続され、該ホスト装置またはネットワークから受信した記録データを記録媒体へ書込み、書込済みの該記録媒体の表面にレーベル印刷を行う記録媒体作成装置であって、未使用の前記記録媒体に前記記録データを書き込む少なくとも一つのデータ記録部と、前記データ記録部により所定のデータが書込まれた書込済記録媒体の表面にレーベル印刷を行う少なくとも一つの印刷部と、前記書込済記録媒体を一枚または複数枚を一時的に収納する、1つ又は複数個の一時収納部と、前記記録媒体を前記各部へ搬送する搬送部とを備え、前記搬送部は、前記データ記録部による記録データの書込み処理が完了した場合に、前記印刷部の印刷が可能であるときには書込が終了した書込済記録媒体を前記印刷部へ搬送し、前記印刷部が他の記録媒体の印刷処理のために使用されているときには、前記書込済記録媒体を前記一時収納部へ一時的に退避させることを特徴とする。
この態様によると、データ記録部による書込み処理が完了したときに、印刷部が稼動中である場合には、書込み済みの記録媒体を一時収納部へ一時的に退避させる。これにより書込みの終了したデータ記録部を後続する記録媒体の書込み処理に使用することが可能となり、データ記録部の稼動効率を向上させることが可能となる。一時収納部に退避させるタイミングをどのように設定するかは、任意である。例えば、データ記録部による書込み処理が終了したときにすぐに一時収納部に退避させるようにしても、書込済記録媒体をしばらくデータ記録部にそのまま残しておき、データ記録部の稼動状況を勘案して、所定の条件が揃ったときに一時収納部に退避させる等の設定が可能である。
本発明の他の態様にかかる記録媒体作成装置は、前記搬送部は、前記データ記録部で記録すべき次の記録命令があり、前記記録命令を実施できる前記データ記録部が存在しない場合に、前記書込済記録媒体を前記一時収納部へ一時的に退避させることを特徴とする。
本発明の他の態様にかかる記録媒体作成装置は、前記搬送部は、前記一時収納部へ前記書込済記録媒体を一時的に退避させた後、前記データ記録部に前記記録媒体を搬送することを特徴とする。
本発明の他の態様にかかる記録媒体作成装置は、前記搬送部が、前記一時収納部へ前記書込済記録媒体を一時的に退避させた後、前記印刷部による印刷が可能になったときに、前記退避させた前記書込済記録媒体を前記印刷部へ搬送することを特徴とする。この態様は、一時収納部に退避した書込済記録媒体を、印刷部の使用が可能になったときに印刷部に搬送するものである。印刷部が使用可能になったら、速やかに書込済記録媒体が一時収納部から印刷部に搬送され、印刷が開始される。
本発明の他の態様にかかる記録媒体作成装置は、前記搬送部が、前記データ記録部による書込み処理が完了していること及び前記印刷部が他の記録媒体の印刷処理のために使用されていることに加えて、動作可能な前記データ記録部が1未満である場合に、前記一時収納部へ前記書込済記録媒体を一時的に退避することを特徴とする。この態様は、印刷部が使用中である場合に直ちに書込済記録媒体を一時収納部に退避させるのではなく、データ記録部の稼動状況に応じて、一時収納部に退避させるかどうかを決めるものである。
例えば、2個のデータ記録部を備える場合に、書込みが完了したデータ記録部以外の他のデータ記録部が稼動中である場合には、書込済記録媒体を一時収納部に退避させる。他のデータ記録部が稼動しておらず、使用可能である場合には、書込済記録媒体の書込みを行ったデータ記録部にそのまま載置した状態で印刷が終了するのを待つ。印刷部の印刷が終了した時点で、データ記録部から印刷部に搬送する。また、印刷の終了を待っている間に他の記録媒体が稼動し始めると、データ記録部から一時収納部に書込済記録媒体を退避させる。このように構成することにより、無駄な一時退避を防止することが可能となる。
本発明の他の態様にかかる記録媒体作成装置は、前記一時収納部が、前記印刷部の近くに配置されていることを特徴とする。一時収納部から印刷部への移動に対する搬送時間及び搬送距離を短いこと、及び、できる限り簡単な搬送動作で一時収納部から印刷部への搬送ができるようにすることが望ましい。そのため、できるだけ一時収納部を印刷部の近くに設けることが望ましい。また、一時収納部から印刷部への搬送において、できるだけ移送の向きを変えないで搬送できる位置に一時収納部を設けることが望ましい。
本発明の第1の態様にかかる記録媒体搬送方法は、ホスト装置又はネットワークに接続されており、データ記録部及び印刷部を備え、前記ホスト装置またはネットワークから受信した記録データを記録媒体に書込み、該書込済記録済媒体の表面にレーベル印刷を行う記録媒体作成装置において、データ記録、印刷及び保管のために記録媒体を順次搬送する記録媒体の搬送方法であって、前記データ記録部から前記印刷部へ前記書込済記録媒体を搬送する搬送工程において、
(a)前記印刷部を使用可能であるかどうかを判定する工程と、
(b)前記印刷部が使用可能である場合には、前記書込済記録媒体を前記印刷部に搬送する工程と、
(c)次の記録命令が存在し、前記記録命令を実施することができうる前記データ記録部が存在するかどうかを判定する工程と、
(d)前記印刷部が使用できない場合、かつ、次の記録命令が存在し、前記記録命令を実施することができうる前記データ記録部が存在しない場合には、前記書込済記録媒体を一時収納部へ搬送する工程と、
(e)前記記録データ記録部に、次の記録命令を実施するために、前記記録媒体を搬送する工程と、
(f)前記一時収納部に前記書込済記録媒体があるかどうか判定する工程と、
(g)前記一時収納部に前記書込済記録媒体がある場合には、前記印刷部が使用可能となったときに、前記書込済記録媒体を前記一時収納部から前記印刷部へ搬送する工程と、を備えることを特徴とする。
本発明の他の態様にかかる記録媒体搬送方法は前記工程(b)が、さらに動作可能なデータ記録部の数を確認する工程を備え、印刷部が使用できないことに加えて、動作可能なデータ記録部の数が1未満であるときに、前記書込済記録媒体を前記一時収納部に搬送することを特徴とする。
本発明によると、書込済みの記録媒体を一時的に収納可能な一時収納部を設け、データ記録部によるデータ書込みが完了した時点で印刷部が稼動中である場合には、書込済み記録媒体をデータ記録部から取出して一時収納部に一時退避させることにより、データ記録部の待ち時間を軽減することを可能とした。すなわち、本発明では、データ記録部から書込済みの記録媒体を一時収納部に一時退避させることにより、データ記録部を開放する。これにより、データ記録部は、次の記録媒体への書込み処理を実行することが可能となる。従って、記録媒体作成装置のデータ記録部の処理速度が向上した場合に、データ記録部の待ち時間を減らし、記録媒体作成装置の稼動効率を向上させることが可能となる。
図面を用いて本発明の実施形態を説明する。図1は本発明の一実施形態にかかる記録媒体作成装置10の基本構成及び接続形態を示すブロック図であり、図2は、本発明の一実施形態にかかる記録媒体作成装置10の機能ブロック図である。
記録媒体作成装置10は、通信インタフェース11を介して、LAN等のネットワークまたはPC等からなるホスト装置に接続されており、ホスト装置90、クライアント装置91,92またはサーバ93(以下、「クライアント等90〜93」と称する)からの指示に基づいて、CD/DVD等の記録媒体に、クライアント等90〜93から受信したデータを書込み、書込みが完了した記録媒体のレーベル面に印刷(レーベル印刷)を行う。作成された書込済記録媒体は、内部の収納部に保管することも、そのまま排出することも可能である。尚、本明細書においては、何も書込まれていない未使用の記録媒体を「未使用記録媒体」と称し、記録媒体作成装置10により書込まれた記録媒体を「書込済記録媒体」と称し、書き込み前であるか書き込み後であるかを特に区別しないときには単に「記録媒体」と称する。
<記録媒体作成装置の構成>
記録媒体作成装置10は、通信インタフェース11、CPU及び制御ソフトウェア等からなる論理制御部12、記録媒体を作成するための各種デバイス等13〜19、及び記録媒体作成装置10をマニュアル操作するための操作部20を備えている。論理制御部12は、さらに、通信インタフェース11を介してクライアント等90〜93に接続されており、記録媒体の作成の管理を行う管理サーバ部21、及び各種デバイス等13〜19を制御して記録媒体を作成する装置制御部22を備えている。
図2を参照すると、管理サーバ部21は、クライアント等90〜93による記録媒体の作成の申請の受付けから承認権限者による記録媒体作成の承認までのワークフローを管理する認証管理部31、記録媒体を作成するための一連の動作を制御する作成制御部33、及び、記録媒体の作成にあたり、記録媒体の属性データを抽出し、印刷データを生成するデータ生成部32を備えている。管理サーバ部21は、クライアント等90〜93から受信した記録媒体に書き込むための記録データ、記録媒体作成の申請から承認までのワークフローデータ、及びログデータ等の記録媒体を作成するための各種データを、ハードディスク(HDD)13に記録する。また、管理サーバ部21に、記録データのウイルスチェック等を行うセキュリティ検査部34を設けてもよい。
装置制御部22は、主制御部51、記録制御部52、印刷制御部53、搬送制御部54、収納管理部55、ゲート制御部56を備えている。主制御部51は、論理制御部12とのデータの送受信及び各制御部52〜56の制御等、装置制御部22の全体を制御する。
記録制御部52はデータ記録部14a〜14nの動作を制御する。データ記録部14a〜14nは、記録制御部52の制御の下、CDまたはDVD等の記録媒体に記録データを書き込む装置である。データの読み出しもできることが望ましい。
データ記録部14は1個であっても、データ書込み速度を向上させるために複数個設けてもよい。CD及びDVD等への書込み速度はハードディスク等への書き込み速度に比べて遅い上に、記録容量が大きいために、記録媒体の書込みには比較的長い時間を必要とする。そのため、業務用の記録媒体作成装置10では、データ記録部14を複数個設けてデータ書込みを並列処理することにより、記録媒体書込み装置のデータ書込み速度を上げることが望ましい。本明細書では、データ記録部14a〜14nまでのn個のデータ記録部を設けるものとして説明する。データ記録部を何個設けるかは任意であるが、1個〜3個程度のデータ記録部を設けるのが一般的である。
印刷制御部53は印刷部15の動作を制御する。印刷部15は、印刷制御部53の制御の下、管理サーバ部21から受信したレーベル印刷データをCDまたはDVD等の記録媒体のレーベル面に印刷する。印刷部を複数個設けることも可能である。
搬送制御部54は、主制御部51の制御に従い、未使用記録媒体を未使用媒体収納部16から取り出し、データ記録部14a〜14n、印刷部15、書込済媒体収納部17、一時収納部27、及び取出ゲート18に搬送するよう記録媒体搬送機構19を制御する。
収納管理部55は、未使用媒体収納部16に収納されている未使用記録媒体、及び書込済媒体収納部17に収納されている書込済記録媒体を管理する。未使用媒体収納部16は、未使用のCD等(未使用記録媒体)を多数保管しており(例えば10枚以上)、記録媒体搬送機構により一枚ずつ取り出すことができる機構を備えている。未使用媒体収納部16に収納している未使用記録媒体の数が少なくなると、または無くなると、搬送制御部54に対して所定の信号を送信するように構成することが望ましい。
書込済媒体収納部17は、書込みが完了した書込済記録済媒体を10枚以上保管することができ、特定の書込済記録媒体を指定して取り出すことが可能な機構を備えている。書込済媒体収納部17は、収納スペースが少なくなると、または無くなると、収納管理部55に、所定の信号を送信するように構成することが望ましい。
一時収納部27は、データ記録部14a〜14nにより書込みを完了した書込済記録媒体を一時的に収納する収納部であり、1つの一時収納部27に1個または複数個の記録媒体を一時収納可能である。また、このような一時収納部27を複数個設けても良い。
ゲート制御部56は、取出ゲート18の開閉を制御する。取出ゲート18は、ゲート制御部56の制御の下、装置内部と外部の境界領域を開閉するゲートであり、ゲートを開放することにより、取出ゲート18に搬送された記録媒体を外部から取出すことが可能となる。
<記録媒体の搬送手順1:基本搬送手順>
搬送制御部54は、主制御部51の命令に基づき、記録媒体搬送機構19の動作を制御する。本実施形態においては、搬送制御部54及び記録媒体搬送機構19により記録媒体搬送部が構成される。
記録媒体搬送機構19は、CD、DVD等のような記録媒体の中央に設けられている貫通孔(図示せず)に、鉤状のフックを挿入して持ち上げて搬送する構造、またはアームを記録媒体の下に挿入して持ち上げる構造等、公知の種々の機構を採用可能である。
まず、最も基本的な記録媒体搬送手順である1枚の記録媒体のみが単独で作成される場合の搬送手順を、図3を用いて説明する。図3は、記録媒体搬送機構19による記録媒体の搬送手順を模式的に示す図である。
クライアント等90〜93からデータ記録命令を受信すると、主制御部51は、未使用記録媒体80をデータ記録部14a〜14nのいずれかにセットするよう搬送制御部54に搬送命令を出力する。未使用記録媒体80をデータ記録部14a〜14nのいずれに搬送するかは、予め優先順位が決められている。搬送制御部54は、この搬送命令に基づき、まず(1)未使用媒体収納部16から未使用記録媒体80を取り出し、(2)未使用記録媒体80を指定されたデータ記録部14にセットする。データ記録部14による未使用記録媒体80への書込みが完了して書込済記録媒体81となると、搬送制御部54は、主制御部51からの搬送命令に基づき、(3)書込済記録媒体81を印刷部15に搬送する。印刷部15に搬送された書込済記録媒体81には、主制御部51からの印刷指示に基づいて、書き込まれた記録データに関する情報(属性情報)、ウイルス検査の検査情報等が、レーベル面に印刷される。印刷が終了すると、搬送制御部54は、主制御部51からの次の搬送命令に基づき、(4)印刷後の書込済記録媒体81を書込済媒体収納部17または、(5)取出ゲート18に搬送する。
書込済媒体収納部17に搬送された書込済記録媒体81は、収納管理部55により管理される。取出ゲート18に書込済記録媒体81が搬送されると、ゲート制御部56の制御に基づいて取出ゲート18が開き、取出し可能となる。
<記録媒体の搬送手順例2>
次に、本発明の特徴である一時収納部27が使用される場合の搬送処理手順について説明する。以下の説明では、データ記録部14a及びデータ記録部14bの2個のデータ記録部が設けられているものとする。
まず、一枚目の記録媒体の作成命令があると、(1)未使用媒体収納部16から未使用記録媒体80が取出され、(2)取出された未使用記録媒体80は、データ記録部14aにセットされて、書込みが開始される。その後すぐに次の記録媒体の作成命令があると、一枚目と同様に、(1)未使用媒体収納部16から未使用記録媒体80が取出され、(2)取出された未使用記録媒体80はデータ記録部14bにセットされて、書込みが開始される。
その後、データ記録部14aの書込みが終了すると、(3)書込済記録媒体81が印刷部15に搬送されて印刷が開始される。引き続きデータ記録部14bの書込みが終了した場合、印刷部15が一枚目の記録媒体の印刷のため稼動中であるため、データ記録部14bの書込済記録媒体81を印刷部15に搬送することはできない。書込済記録媒体81を印刷部15の印刷処理が終るまでデータ記録部14bに置いておくとすると、以下に説明するように、さらに2回連続して記録媒体の作成命令を受信した場合に、印刷部15の印刷が終了するまで、データ書込みを待たなければならなくなる事態が発生するおそれがある。
すなわち、3枚目の記録媒体の作成については、(1)未使用記録媒体80が取出されて、(2)すでに空いているデータ記録部14aに搬送され、データの書き込みを開始することができる。しかし、データ記録部14a及び14bの双方に記録媒体がセットされ、空きがなくなる。そのため、印刷が終わり記録媒体を移動するまで、次の4枚目の記録媒体の書込み処理を開始することができない。本発明では、このような場合に備えて、(6)データ記録部14aの書込済記録媒体81を一時収納部27に一時退避させる。これにより、データ記録部14aが空くので、次の記録媒体の書込みを開始することが可能となる。
本発明では、このように、データ記録部14と印刷部15の間に一時的に記録媒体を退避させる一時収納部27を設けている。このように、データ記録部14から印刷部15への搬送に冗長性を持たせることにより、データ記録部14と印刷部15の動作が重なる場合のデータ記録部14の稼動効率を上げ、結果として記録媒体作成装置の処理効率を向上させている。
一時収納部27への退避のタイミングは、データ記録部14の書込み処理が終了したときに印刷部15が稼働中である場合にはすぐに退避させる、またはその他の条件が揃ったときに退避させる等、自由に設定することが可能である。例えば、データ記録部14の空きの数が残り1個になった時点または空きが無くなった時点で、一時収納部27に退避させるように構成することも可能である。
<記録媒体の作成処理手順>
次に、フローチャートを用いて、装置制御部22による記録媒体の作成手順を説明する。図4は、本発明の一実施形態にかかる記録媒体の作成処理手順を示すフローチャートである。
記録媒体の作成は、管理サーバ部21からの記録媒体作成命令を受信することにより開始する。主制御部51は、データ記録部14a〜14nのいずれかに未使用記録媒体80を搬送できるかどうかを確認する(S101)。データ記録部14a〜14nのすべてに記録媒体がセットされており未使用記録媒体80をセットすることができない場合には、データ記録部が空き、搬送できるようになるまで待つ(S101;No)。データ記録部14a〜14nのいずれかに搬送可能である場合(S101;Yes)、未使用記録媒体80がデータ記録部14に搬送されて(S102)、データの書込みが行われる(S103)。
書込みが終わると、データ記録部14a〜14nから印刷部へ書込済記録媒体81を搬送できるかどうかが確認される(S104)。すべての印刷部15が印刷中であり、書込済記録媒体81を印刷部15に移動できない場合には(S104;No)、書込済記録媒体81を一時収納部27に退避できるかどうかを確認する(S105)。一時収納部27に空きがなく、書込済記録媒体81を退避できない場合(S105;No)、退避可能または印刷部へ搬送可能となるまで待機する(S105;No,S104;No)。退避可能であれば(S105;Yes)、書込済記録媒体81を一時収納部27に退避させて(S106)、データ記録部14を使用可能にする。退避した書込済記録媒体81は、印刷部15への搬送が可能になるまで一時収納部27に一時保管される(S107;No)
書込みが終わったときに印刷部15に搬送可能である場合(S104;Yes)、または、一時退避した後に印刷部15への搬送が可能になると(S107;Yes)、書込済記録媒体81をデータ記録部14または一時収納部27から印刷部15へ搬送し(S108)、レーベル印刷を実行する(S109)。印刷が完了すると、印刷済みの書込済記録媒体81を、書込済媒体収納部17または取出ゲート18に搬送する(S110)。
本発明の一実施形態にかかる記録媒体作成装置の構成及び接続形態の概略を示すブロック図である。 本発明の一実施形態にかかる記録媒体作成装置の機能ブロック図である。 記録媒体搬送機構による記録媒体の搬送手順を模式的にしめす概念図である。 記録媒体の作成処理手順の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
10 記録媒体作成装置 11 通信インタフェース
12 論理制御部 13 ハードディスク装置
14a〜14n データ記録部 15 印刷部
16 未使用媒体収納部 17 書込済媒体収納部
18 取出ゲート 19 記録媒体搬送機構
20 操作部 21 管理サーバ部
22 装置制御部 27 一時収納部
31 認証管理部 32 データ生成部
33 作成制御部 34 セキュリティ検査部
51 主制御部 52 記録制御部
53 印刷制御部 54 搬送制御部
55 収納管理部 56 ゲート制御部
80 未使用記録媒体 81 書込済記録媒体
90 ホスト装置 91、92 クライアント
93 サーバ

Claims (8)

  1. ホスト装置またはネットワークに接続され、該ホスト装置またはネットワークから受信した記録データを記録媒体へ書込み、書込済みの該記録媒体の表面にレーベル印刷を行う記録媒体作成装置であって、
    未使用の前記記録媒体に前記記録データを書き込む少なくとも一つのデータ記録部と、
    前記データ記録部により所定のデータが書込まれた書込済記録媒体の表面にレーベル印刷を行う少なくとも一つの印刷部と、
    前記書込済記録媒体を1枚または複数枚を一時的に収納する、一つ又は複数個の一時収納部と、
    前記記録媒体を前記各部へ搬送する搬送部と、
    を備え、
    前記搬送部は、前記データ記録部による記録データの書込み処理が完了した場合に、前記印刷部の印刷が可能であるときには書込が終了した書込済記録媒体を前記印刷部へ搬送し、前記印刷部が他の記録媒体の印刷処理のために使用されているときには、前記書込済記録媒体を前記一時収納部へ一時的に退避させることを特徴とする記録媒体作成装置。
  2. 前記搬送部は、前記データ記録部で記録すべき次の記録命令があり、前記記録命令を実施できる前記データ記録部が存在しない場合に、前記書込済記録媒体を前記一時収納部へ一時的に退避させることを特徴とする請求項1に記載の記録媒体作成装置。
  3. 前記搬送部は、前記一時収納部へ前記書込済記録媒体を一時的に退避させた後、前記データ記録部に前記記録媒体を搬送することを特徴とする請求項1に記載の記録媒体作成装置。
  4. 前記搬送部は、前記一時収納部へ前記書込済記録媒体を一時的に退避させた後、前記印刷部による印刷が可能になったときに、前記退避させた前記書込済記録媒体を前記印刷部へ搬送することを特徴とする請求項1に記載の記録媒体作成装置。
  5. 前記搬送部は、前記データ記録部による書込み処理が完了していること及び前記印刷部が他の記録媒体の印刷処理のために使用されていることに加えて、動作可能な前記データ記録部の数が1未満である場合に、前記一時収納部へ前記書込済記録媒体を一時的に退避することを特徴とする請求項4に記載の記録媒体作成装置。
  6. 前記一時収納部は、前記印刷部の近くに配置されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の記録媒体作成装置。
  7. ホスト装置又はネットワークに接続されており、データ記録部及び印刷部を備え、前記ホスト装置またはネットワークから受信した記録データを記録媒体に書込み、該書込済記録済媒体の表面にレーベル印刷を行う記録媒体作成装置において、データ記録、印刷及び保管のために記録媒体を順次搬送する記録媒体の搬送方法であって、
    前記データ記録部から前記印刷部へ前記書込済記録媒体を搬送する搬送工程において、
    (a)前記印刷部が使用可能であるかどうかを判定する工程と、
    (b)前記印刷部が使用可能である場合には、前記書込済記録媒体を前記印刷部に搬送する工程と、
    (c)次の記録命令が存在し、前記記録命令を実施することができうる前記データ記録部が存在するかどうかを判定する工程と、
    (d)前記印刷部が使用できない場合、かつ、次の記録命令が存在し、前記記録命令を実施することができうる前記データ記録部が存在しない場合には、前記書込済記録媒体を一時収納部へ搬送する工程と、
    (e)前記記録データ記録部に、次の記録命令を実施するために、前記記録媒体を搬送する工程と、
    (f)前記一時収納部に前記書込済記録媒体があるかどうか判定する工程と、
    (g)前記一時収納部に前記書込済記録媒体がある場合には、前記印刷部が使用可能となったときに、前記書込済記録媒体を前記一時収納部から前記印刷部へ搬送する工程と、を備えることを特徴とする記録媒体搬送方法。
  8. 前記工程(b)は、さらに動作可能なデータ記録部の数を確認する工程を備え、印刷部が使用できないことに加えて、動作可能なデータ記録部の数が1未満であるときに、前記書込済記録媒体を前記一時収納部に搬送することを特徴とする請求項7に記載の記録媒体搬送方法。
JP2005240710A 2005-08-23 2005-08-23 記録媒体作成装置及び記録媒体搬送方法 Withdrawn JP2007058949A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005240710A JP2007058949A (ja) 2005-08-23 2005-08-23 記録媒体作成装置及び記録媒体搬送方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005240710A JP2007058949A (ja) 2005-08-23 2005-08-23 記録媒体作成装置及び記録媒体搬送方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007058949A true JP2007058949A (ja) 2007-03-08

Family

ID=37922308

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005240710A Withdrawn JP2007058949A (ja) 2005-08-23 2005-08-23 記録媒体作成装置及び記録媒体搬送方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007058949A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006500721A (ja) ライトワンスメディアに関する欠陥及び割当て管理方法及び装置
JP3799856B2 (ja) コンピュータシステムまたはコンピュータシステムでの制御方法
WO2019181949A1 (ja) 記録装置、読取装置、記録方法、記録プログラム、読取方法、読取プログラム、及び磁気テープ
JP5521697B2 (ja) ライブラリ装置およびライブラリ装置制御方法
US20140089263A1 (en) File recording apparatus, file system management method, and changer drive
JP3860967B2 (ja) リードの自動交替方法及びこれを用いた磁気ディスク装置
JP2008135081A (ja) 記録媒体作成制御装置、記録媒体作成制御方法及びプログラム
JP4452269B2 (ja) データ書込みパフォーマンスが改善されたテープ記録装置、及びそのデータ書込み制御方法
JP2007058949A (ja) 記録媒体作成装置及び記録媒体搬送方法
JP4701996B2 (ja) 記録媒体作成装置及び記録媒体搬送制御方法
JP4631601B2 (ja) 記録媒体作成管理装置及び記録媒体の収納管理方法
JP2007059013A (ja) 記録媒体作成装置及び記録媒体作成方法
JP5880589B2 (ja) 磁気テープドライブ装置、磁気テープドライブシステムおよび磁気テープドライブ方法
US20070236817A1 (en) Magnetic-tape recording method, magnetic-tape recording apparatus, and computer system
JPS5958569A (ja) フロツピイデイスク装置
JP6928249B2 (ja) ストレージ制御装置およびプログラム
JP2010231322A (ja) ファイル管理方法、ファイル管理方法プログラム及びファイル管理方法装置
JP2008146361A (ja) 記録情報編集装置、記録情報編集方法及びプログラム
JP2012208983A (ja) 記録再生装置
JP2004086251A (ja) 情報記録再生装置の二重化制御装置及び方法並びに二重化制御プログラム
JP3823937B2 (ja) 媒体制御装置、媒体制御方法、及びそのプログラム
JP6089633B2 (ja) メディア処理装置、制御装置および制御プログラム
US8982680B1 (en) Data archive system
JP2008130099A (ja) 記録媒体作成装置及び記録媒体の処理方法
JP4042611B2 (ja) ライブラリ装置の制御装置及び方法並びに制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070404

A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20081104