JP2008130099A - 記録媒体作成装置及び記録媒体の処理方法 - Google Patents

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Junichi Otsuka
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Abstract

【課題】書き込みやラベル印刷を失敗した光学記録媒体へのエラー対応処理に無駄なリソースやインクの消費を抑制し、装置全体のスループットを向上させることのできる記録媒体作成装置及び記録媒体の処理方法を提供すること。
【解決手段】書込処理実行の際に(201)書込エラーが発生すると(S202;No)、エラー回数が1加算されて(S203)、エラー回数が所定の閾値と比較される(S204)。ここで、エラー回数が所定の閾値に達するまで、書込処理がリトライされる(S304;No)。書込エラーが所定の閾値以上になると(S204;Yes)、その光学記録媒体は取り出され(S205)、失敗媒体収納部96cに搬送される。これにより、リソースを失敗媒体の処理のために使用することを抑制でき、スループットの向上及びインクの無駄な消費の抑制が可能となる。
【選択図】図5

Description

本発明は、複数のデータ記録装置を制御して、DVD、CD、その他の光学記録媒体(メディア)にデータを記録する記録媒体作成装置及び記録媒体の処理方法に関する。さらに詳しくは、書き損じその他作成を失敗した光学記録媒体の処理を効率的に行うことのできる記録媒体作成装置及び記録媒体の処理方法に関する。
近時、個人情報や企業秘密等に対する機密保持管理の要請から、CD、DVD等の光学記録媒体へのデータ記録を集中管理する要請や、デジタル音楽データまたはデジタル画像データの光学記録媒体への記録の要請が高まっている。また、該当配布用や展示会等で配布するために、10〜100枚程度の比較的少量の光学記録媒体の作成やダビングのニーズも多くなっている。そのために、デジタルデータ、イメージデータ、音楽データ等の各種データを高速でDVD、CD等の光学記録媒体(各種メディア)に記録し、レーベル面に記録内容を印刷する装置が提案されている。例えば、ビジネス用途の記録媒体作成装置としては、未使用のCDを収納するホルダと、CD記録部と、ラベルプリンタ部と、記録済CDホルダとを備えており、医療用画像をCDのような光学記録媒体に記録し、識別ラベルをレーベル面に印刷する記録媒体作成装置が開示されている(特許文献1参照)。
特開2002−58649
記録媒体作成装置では、データ記録装置や印刷装置の故障や記録媒体の不良等により、書き込みの失敗や印刷の失敗もありえる。このような場合に、従来の記録媒体作成装置においては、書き込みを失敗した場合には、光学記録媒体のレーベル面に失敗マークを印刷して、書き込みが正常に終了した光学記録媒体と区別していた。
しかし、失敗マークを印刷するには、書き込みに失敗した光学記録媒体を印刷部まで搬送し、印刷部で失敗マークを印刷しなければならない。その間、記録媒体搬送部(オートローダ)及び印刷装置(ラベルプリンタ)が占有されるため、他のジョブを遂行することができない。このように失敗処理のためにリソースを消費することは、ジョブのスループットに大幅に低下させる。また、失敗マークを印刷するためには、失敗処理のために無駄なインクを消費することになる。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、書き込みやラベル印刷を失敗したときにエラー対応処理にリソースを無駄に消費することを抑制することができ、装置全体のスループットを向上させることのできる記録媒体作成装置及び記録媒体の処理方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様にかかる記録媒体作成装置は、光学記録媒体へデータの書込を行う少なくとも一つのデータ記録部と、前記光学記録媒体のレーベル面にレーベル印刷を行うレーベル印刷部と、書込に失敗した光学記録媒体を収納する失敗媒体収納部と、前記光学記録媒体を前記各部へ搬送する記録媒体搬送部と、前記各部の動作を制御する動作制御部とを備え、前記動作制御部は、前記データ記録部または前記印刷部による書込処理または印刷処理を失敗したときには、該失敗した光学記録媒体をそのまま前記失敗記録媒体収納部に搬送して収納するよう前記記録媒体搬送部を制御することを特徴とする。
この態様によると、書込エラー又は印刷エラー等により記録媒体の作成に失敗したときには、その失敗した光学記録媒体に対してそれ以上の何も処理をしないで、そのまま、失敗媒体収納部へ搬送して、収納する。そのため、失敗マーク等を印刷するための無駄な搬送や印刷処理が不要となり、失敗処理のためのリソースの占有やインクの消費を抑制可能となる。失敗した光学記録媒体に何も記録されていなくても、失敗媒体収納部に収納されている記録媒体は、他との収納部とは区分けされているので、問題は生じない。
本発明の他の態様にかかる記録媒体作成装置は、前記動作制御部が、前記失敗媒体収納部が収納不能となったときには、前記ラベル印刷部により前記失敗した光学記録媒体に失敗の表示の印刷を行った後、該失敗した光学記録媒体を排出または、収納可能ないずれかの収納部に搬送するよう前記媒体搬送部及び前記ラベル印刷部を制御することを特徴とする。この態様によると、失敗媒体収納部が一杯になってこれ以上収納できなくなった場合には、失敗マークを印刷して他の収納部に収納する。これにより、失敗媒体収納部が一杯になったときにも、失敗した記録媒体を排除することが可能となるので、記録媒体作成装置を稼働させることができる。
本発明の他の態様にかかる記録媒体作成装置は、光学記録媒体を収納する少なくとも一つの媒体収納部と、データの書込を行うデータ記録部と、 前記光学記録媒体のレーベル面にレーベル印刷を行うレーベル印刷部と、前記光学記録媒体を前記各部へ搬送する記録媒体搬送部と、前記各部の動作を制御する動作制御部とを備え、前記動作制御部は、前記データ記録部による前記光学記録媒体へのデータ書込の失敗時に、前記媒体収納部のいずれかが未使用である場合には、該未使用の媒体収納部を、書込に失敗した光学記録媒体を収納する失敗媒体収納部として指定して、該失敗した記録媒体を前記失敗媒体収納部に移送して収納するよう前記記録媒体搬送部を制御することを特徴とする。
この態様によると、空いている収納部があると、それを失敗媒体収納部として指定する。これにより、収納部のリソースを有効活用することが可能である。
本発明の他の態様にかかる記録媒体作成装置は、前記動作制御部は、未使用の前記媒体収納部が存在しないときには、前記ラベル印刷部により失敗の表示を印刷して、前記媒体収納部または排出口のいずれかに搬送するよう前記記録媒体搬送部及びレーベル印刷部を制御することを特徴とする。
本発明の第1の態様にかかる動作エラー時における記録媒体の処理方法は、記録媒体を搬送する記録媒体搬送部、データ記録部及びレーベル印刷部を備え、所望のデータを書込み、記録媒体を作成する光学記録媒体を作成する記録媒体作成装置において、
(a)前記各データ記録部及びレーベル印刷部の動作を監視する工程と、
(b)前記光学記録媒体への書込みまたは印刷を失敗したときに、該失敗した光学記録媒体を失敗媒体収納部へ搬送する工程と、
を備えることを備えることを特徴とする。
本発明の他の態様にかかる動作エラー時における記録媒体の処理方法は、さらに、
(c)失敗媒体収納部が使用不能であるときには、失敗した前記光学記録媒体のレーベル面に失敗の表示を印刷する工程と、
(d)失敗の表示を印刷した前記光学記録媒体を、前記失敗媒体収納部以外の記録媒体収納部または排出口へ搬送する工程と、
を備えることを特徴とする。
本発明によると、失敗した光学記録媒体については、失敗マークの印刷等のエラー処理をすることなく、失敗したときの状態のまま失敗媒体収納部に一括収納している。これにより、無駄な搬送、無駄な印刷によるリソースやインクの消費を抑制することができ、記録媒体作成装置のスループットを向上させることができる。
図面を用いて本発明の実施形態を説明する。まず、本発明の対象となる記録媒体作成装置の全体構成及び基本動作を説明する。図1は本発明の一実施形態にかかる記録媒体作成装置を示す。記録媒体作成装置は、作成制御装置10及びこれにより制御される作成装置90から構成される。図1においては、作成制御装置10は、PC又はサーバ等のホスト装置及びこれにインストールされているソフトウェアにより構成されている。PC等のホスト装置10は、CPU、RAM・ROM等のメモリ、論理回路等のハードウェアと、各種ソフトウェアとから構成されており、Windows(登録商標)等の各種汎用OSで動作可能である。作成制御装置10をより機能的なブロックに分解して説明すると、光学記録媒体を作成するための基本機能を提供するアプリケーション部20と、アプリケーション部20から受信したデータに従って、記録データや印刷データを作成し一時保存するデータ変換部30と、データ変換部からの制御信号に基づいて光学記録媒体を作成するための一連の処理をスケジューリングし、各部の動作手順を制御する統合制御部40と、作成装置90の動作を制御するための各種ドライバ及びUSBインタフェース54を含むデバイス制御部50とから構成されている。
作成装置90は、USBハブ91及びこれに接続される2つのデータ記録部92、93、作成装置90内の各部に光学記録媒体を搬送するオートローダ(記録媒体搬送部)94、及びラベルプリンタ95を備えており、同時に2つの光学記録媒体に対して書込処理が可能である。データ記録部92、93及びプリンタ95を多く設けて、より多くの並列処理を可能にするように構成しても良い。データ書込が終了したら、プリンタ95によりラベル印刷を行うことが可能である。光学記録媒体の各装置間の移動は、オートローダ94により行われる。作成装置90は、何も記録されていない光学記録媒体(未使用記録媒体)や、書き込み済みの光学記録媒体を収納する収納を備えている。本実施例では4個の収納部96a〜96d(図2参照)を備えた例を示しており、収納部にはそれぞれ記録媒体の状態を検知する収納部センサ97a〜97dを備えている。
始めに作成制御装置10の各部の機能を簡単に説明した上で、記録媒体作成装置による光学記録媒体の作成手順を説明する。まず、アプリケーション部20は、光学記録媒体に書き込むデータの内容を記録したデータファイルの指定やラベル印刷内容及び形式の指定等を行うためのユーザインタフェースを提供する。例えば、セットアップ部21は、作成装置90の仕様を初期設定する機能を提供し、モニター部22は、作成する光学記録媒体の記録内容やラベル印刷の内容を表示して確認する機能を提供する。ディスク(媒体)作成部23は、ディスクエディタ部(記録媒体編集部)25、ディスクパブリッシャ部(ディスク発行部)26及びラベルエディタ部(ラベル編集部)27を備えており、記録内容の編集、ラベル印刷の編集を行う。ラベル印刷の編集にはテンプレート部24に記憶されているテンプレートを利用することが可能である。
アプリケーション部20により編集された編集データはデータ変換部30に出力され、ディスクライブラリ31、グラフィックデバイスインターフェース(GDI)61及び画像処理部62を介して、記録データ32、及びラベルデータ33として、一時記憶部34に、対応するジョブが終了するまで一時記憶される。
統合制御部40は、一時記憶部34に記憶されている各種記録データを記録媒体に書き込む各ジョブを実行するために、オートローダ、データ記録部及びプリンタの処理手順を制御する。統合制御部40は、まず、一時記憶部34に記憶されている各種記録データを書き込み、ラベル印刷を実行するための処理手順を決めるジョブスケジュールを生成する。ジョブスケジュールが生成されると、統合制御部40は、生成したジョブスケジュールに従ってデバイス制御部50を制御することにより、作成装置90の各デバイス92〜95の動作状況に応じて、それぞれのジョブごとに、各装置(デバイス)92〜95の動作を制御する。具体的には、各デバイスドライバ51、52、53及び印刷入出力制御部63を制御することにより、ジョブ毎に未記録の光学記録媒体の取り出し、光学記録媒体の搬送、データ書込、ラベル印刷等の処理、記録済み光学記録媒体の搬送等を、各デバイスの動作が互いに干渉することなく実行できるように、各デバイス92〜95の動作を制御する。これにより、複数の光学記録媒体作成ジョブがリソースを効率的に利用しながら順次遂行される。
次に図2を用いて、作成装置90における光学記録媒体の処理手順を説明する。図2は、作成装置90の各部の連携動作を説明するためのブロック図である。図2では、4個の収納部96a〜96dを備えている作成装置90を例示している。収納部96a〜96dをどのような収納用途に使用するかは、使用開始時にセットアップ部21を操作することにより、自由に設定することができる。図の例では、収納部96aは未使用記録媒体98aを収納する未使用記録媒体収納部96aとして指定され、収納部96bは書込済みの光学記録媒体98b及びさらにラベル印刷まで完了した光学記録媒体98cを収納する書込済み記録媒体収納部96bとして指定され、収納部96cは失敗した光学記録媒体98dを収納する失敗媒体収納部96cとして指定されており、収納部96dは指定されておらず未使用となっている。
ジョブの開始は、(1)オートローダ94により未使用記録媒体収納部96a又は96bから未使用記録媒体98aを取り出し、データ記録部92またはデータ記録部93のいずれかにセットすることから開始される。オートローダ94は、光学記録媒体を収納部やデータ記録部等から取り出して持ち上げ、作成装置90内の指定された各部へ搬送する機能を備えている。尚、各収納部96a〜96dにはセンサ97aから97dが設けられており、収納部96a〜96dが空になった場合や満杯になった場合には検知できるように構成することが望ましい。
また、書込み処理を行うためにいずれのデータ記録部92,93を使用するかについては、そのときの動作状況によって異なる。いずれも使用可能な場合には、予め付与された優先順位により決められる。また、データ記録部によって書込速度や密度が異なる場合、または書込方式が異なる場合には、指定された書込形式に対応したデータ記録部が選択される。データ記録部92又は93に未使用記録媒体98aがセットされると、統合制御部40の制御に基づき、データ記録部ドライバ51を介して、一時記憶部34に記憶されている記録データが書き込まれて、データ書込のみが終了した光学記録媒体98bとなる。
データ記録部92又は93によりデータ記録が完了すると、(2)オートローダのピックアップキャリアにより、データの書込が完了した光学記録媒体98bがデータ記録部92又は93から取り出されて、プリンタ95に搬送される。プリンタ95では、光学記録媒体のレーベル面にジョブで指定されたレーベル印刷が実行される。プリンタ95に光学記録媒体98bがセットされると、統合制御部40の制御に基づいて、印刷入出力制御部63を介して、一時記憶部34に記憶されているレーベル印刷データが光学記録媒体のレーベル面に印刷される。これにより、光学記録媒体はデータ書込及びレーベル印刷の完了した光学記録媒体98cとなる。
レーベル印刷が完了すると、(3)書込が完了しかつレーベル印刷も完了した光学記録媒体98cが、オートローダ94のピックアップキャリアにより取り出されて、書込済み記録媒体収納部96bまで搬送されて、収納される。
尚、上記説明では、データ書込後にレーベル印刷をしてから、書込済み収納部96bに搬送収納するジョブの例を示したが、ジョブによっては、データ書込が終わった時点でレーベル印刷することなく書込収納部96bに搬送収納させることも可能である。
次に、書込みまたはラベル印刷を失敗したときの動作について説明する。データ記録部92,93においてデータ書込みに失敗した場合には、図2に手順(4)として示すように、光学記録媒体97dは、オートローダ94により取り出され、失敗マーク等と印刷されることなくそのまま失敗媒体収納部96cに搬送され、そこに収納される。プリンタ95により、ラベル印刷を失敗した場合には印刷途中のまま、失敗媒体収納部96cに収納される。もっとも、印刷の途中であれば、印刷失敗が外観上明確に判別可能であるので、失敗媒体収納部以外に収納しても良い。
本発明にかかる記録媒体作成装置の主要部である統合制御部40について、本発明の特徴である書込み等に失敗した光学記録媒体の処理を中心に説明する。図3に統合制御部40の一実施形態にかかる機能ブロック図を示す。図3では、本発明に関連する部分の機能のみを示している。シーケンス制御部(又は「動作制御部」)41は、一時記憶部に記憶されているジョブの処理手順(ジョブシーケンス)生成し、それに従って、作成装置90の各装置(ドライブ)を順次制御する。
作成装置90の制御は、装置92乃至95の制御部42乃至44により、ジョブシーケンスに従って順次制御される。搬送制御部42はオートローダドライバ53を介してオートローダ94の動作を制御する。書込み制御部43は、データ記録部ドライバ51を介して、データ記録部92及びデータ記録部93の動作を制御する。印刷制御部44は、印刷入出力制御部63を介してプリンタ95の動作を制御する。エラー対応処理部45は、作成装置90の各装置92〜95の動作を監視し、動作エラーに応じた対応処理を行う。
データ記録部による書込エラーが発生すると、所定の回数回リトライしても書込みを繰り返し、それでも書き込みができない場合には、書込みエラーとして処理する。本発明では、搬送制御部によりオートローダを制御して書込みを失敗した光学記録媒体を取り出して、失敗媒体収納部まで搬送しそこに収納する。これにより、失敗マークの印刷のためにプリンタへ搬送して印刷を実行するという失敗処理が不用となる。従って、オートローダ及びプリンタを失敗処理のために必要以上に長く占有することを防止し、次のジョブに割り当てることが可能となる。
エラー対応処理としてはその他、エラーログ記録その他の各種処理が行われるが、本発明とは直接の関係を有しないので、その他のエラー処理についてはこれ以上説明しない。
(書き込み処理手順の説明)
フローチャートを用いて、本発明の一実施形態にかかる作成制御装置の記録媒体の書込処理手順、及びデータ記録部の故障時の処理手順を説明する。図4は、本発明にかかる光学記録媒体の書込処理手順の一例を示すフローチャートであり、図5及び図6はそれぞれ、本発明にかかる書込処理時における故障対応処理手順の第1の例及び第2の例を示すフローチャートである。
(光学記録媒体の書込処理の基本処理手順)
まず、図4を用いて、書込み処理の基本手順を説明する。光学記録媒体の作成処理にあたっては、そのジョブで同じ光学記録媒体を何枚作成するかが指定されており、光学記録媒体が取り出される度にジョブで指定されている作成予定枚数の作成が完了したか否かが確認される(S101)。作成予定枚数の書込が完了すると(S101:Yes)、そのジョブの書込み処理は終了する。まだ作成予定枚数に達していない場合には(S101:No)、書込みを実行するためにジョブに適したデータ記録部が選択される(S102)。データ記録部が選択されると、オートローダ94により未使用記録媒体収納部から未使用記録媒体98aが取り出されて選択されたデータ記録部まで搬送される(S103)。光学記録媒体98aが選択されたデータ記録部にセットされると、書き込み制御部43の制御のもと、書き込み処理が実行さる(S104)。書き込みが成功すると(S105;Yes)1枚の光学記録媒体の作成が完了して、作成完了枚数が1加算される(S106)。次に、オートローダ94により、書込の完了した光学記録媒体98bを、ラベル印刷が必要な場合にはプリンタ95へ、ラベル印刷が不要な場合には書込済記録媒体収納部96bに搬送する(S107)。そして、光学記録媒体への書込が作成予定枚数に達したかどうかが確認され(S101)、同様の処理が繰り返される。
(書込処理工程のエラー対応処理手順例1)
図5を用いて、書込処理工程(S104)におけるエラー対応処理手順の第1の例について説明する。選択されたデータ記録部に光学記録媒体がセットされると、書込制御部43の制御の下、書込処理が実行される(S201)。書込が問題無く終了すると(S202:Yes)。図4の書込成功(S105;Yes)へ進み、完了枚数がチェックされる(S101)。必要に応じて、次の光学記録媒体への書込が開始される。
書込エラーが発生すると(S202;No)、エラー回数が1加算されて(S203)、エラー回数が所定の閾値と比較される(S204)。ここで、エラー回数が所定の閾値に達するまで、書込処理がリトライされる(S204;No)。書込エラーが所定の閾値以上になると(S204;Yes)、その光学記録媒体は失敗した光学記録媒体は取り出され(S205)、失敗媒体収納部96cに搬送される。その後、図4の書込失敗(S105;No)へ進み、新たな光学記録媒体が取り出されて再度書込処理が実行される。
このように失敗媒体はすべて失敗媒体収納部に搬送することにより、失敗媒体収納部96cに収納されているのはすべて失敗した光学記録媒体であると判断できるので、失敗した光学記録媒体に失敗マーク等の印刷は不要となる。これにより、リソースを失敗媒体の処理のために使用することを抑制でき、スループットの向上及びインクの無駄な消費の抑制が可能となる。
(書込処理工程のエラー対応処理手順例2)
図6は、書込処理工程(S104)におけるエラー対応処理手順の第2の例を示すフローチャートである。書込みエラーが発生すると(S302;No)、所定の回数リトライされて(S303,S304;No)、所定の閾値に達すると書込み失敗と判断される(S304;Yes)のは第1の例の場合と同じである、その後、失敗した光学記録媒体はデータ記録部から取り出されて(S305)、失敗媒体収納部が失敗した記録媒体で満杯か否かが確認される(S306)。失敗媒体収納部が満杯(フル)ではなくまだ収納可能であれば(S306;No)、第1の例と同様に失敗媒体収納部96cに搬送される(S307)。失敗媒体収納部96cが満杯(フル)でこれ以上失敗した記録媒体98dを収納することが出来ない場合には(S306;Yes)、失敗した記録媒体98dはプリンタ95に搬送されて、そこで失敗マークが印刷される(S309)。印刷が終了すると失敗マークが印刷された光学記録媒体98dは、書込済み記録媒体収納部96bに搬送される。失敗マークが印刷されているので、正常に印刷されている記録媒体98b、96cと失敗した記録媒体96dとは区別可能である。
尚、図1の例では、PC等のホスト装置にUSBにより作成装置が接続されているが、ホスト装置の接続形態はシリアルケーブルを使用しても、無線LANを使用してもよい。また、図1では、ホスト装置に、光学記録媒体の作成を制御する制御部を、ホスト装置に設けているが、これらの制御装置を、作成装置内に設けて、作成制御装置及び作成装置を一体化した記録媒体作成装置により、作成処理のスケジュール制御等を行っても良い。さらに、図1では、作成装置は、2台のデータ記録部と、1台のオートローダ、1台のプリンタを備えている例を示しているが、より多くのデータ記録部やプリンタ等を備えていても良い。
本発明の一実施形態にかかる本発明の一実施形態にかかる作成制御装置10及びこれにより制御される作成装置90を示す機能ブロック図である。 作成装置の各部の連携動作を説明するためのブロック図である。 本発明の一実施形態にかかる統合制御部の機能ブロック図である。 本発明にかかる光学記録媒体の書込処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明にかかる書込処理時における故障対応処理手順の第1の例を示すフローチャート図である。 本発明にかかる書込処理時における故障対応処理手順の第2の例を示すフローチャートである。
符号の説明
10 作成制御装置 20 アプリケーション部
30 データ変換部 40 統合制御部
41 動作制御部(シーケンス制御部) 42 搬送制御部
43 書込み制御部 44 印刷制御部
45 エラー監視部 46 障害対応処理部
50 デバイス制御部 60 プリンタドライバ
90 記録媒体作成装置 92,93 データ記録部
94 オートローダ 95 プリンタ
96a 未使用媒体収納部 96b 書込済み収納部
96c 失敗媒体収納部 97a〜97d センサ
98a 未使用記録媒体 98b 書込み済み媒体
98c 書込み及び印刷済み媒体 98d 失敗媒体


Claims (6)

  1. 光学記録媒体へデータの書込を行う少なくとも一つのデータ記録部と、
    前記光学記録媒体のレーベル面にレーベル印刷を行うレーベル印刷部と、
    書込に失敗した光学記録媒体を収納する失敗媒体収納部と、
    前記光学記録媒体を前記各部へ搬送する記録媒体搬送部と、
    前記各部の動作を制御する動作制御部とを備え、
    前記動作制御部は、前記データ記録部または前記印刷部による書込処理または印刷処理を失敗したときには、該失敗した光学記録媒体をそのまま前記失敗記録媒体収納部に搬送して収納するよう前記記録媒体搬送部を制御することを特徴とする記録媒体作成装置。
  2. 前記動作制御部は、前記失敗媒体収納部が収納不能となったときには、前記ラベル印刷部により前記失敗した光学記録媒体に失敗の表示の印刷を行った後、該失敗した光学記録媒体を排出または、収納可能ないずれかの収納部に搬送するよう前記媒体搬送部及び前記ラベル印刷部を制御することを特徴とする請求項1に記載の記録媒体作成装置。
  3. 光学記録媒体を収納する少なくとも一つの媒体収納部と、
    データの書込を行うデータ記録部と、
    前記光学記録媒体のレーベル面にレーベル印刷を行うレーベル印刷部と、
    前記光学記録媒体を前記各部へ搬送する記録媒体搬送部と、
    前記各部の動作を制御する動作制御部とを備え、
    前記動作制御部は、前記データ記録部による前記光学記録媒体へのデータ書込の失敗時に、前記媒体収納部のいずれかが未使用である場合には、該未使用の媒体収納部を、書込に失敗した光学記録媒体を収納する失敗媒体収納部として指定して、該失敗した記録媒体を前記失敗媒体収納部に移送して収納するよう前記記録媒体搬送部を制御することを特徴とする記録媒体作成装置。
  4. 前記動作制御部は、未使用の前記媒体収納部が存在しないときには、前記ラベル印刷部により失敗の表示を印刷して、前記媒体収納部または排出口のいずれかに搬送するよう前記記録媒体搬送部及びレーベル印刷部を制御することを特徴とする請求項3に記載の記録媒体作成装置。
  5. 記録媒体を搬送する記録媒体搬送部、データ記録部及びレーベル印刷部を備え、所望のデータを書込み、記録媒体を作成する光学記録媒体を作成する記録媒体作成装置において、
    (a)前記各データ記録部及びレーベル印刷部の動作を監視する工程と、
    (b)前記光学記録媒体への書込みまたは印刷を失敗したときに、該失敗した光学記録媒体を失敗媒体収納部へ搬送する工程と、
    を備える動作エラー時における記録媒体の処理方法。
  6. さらに、
    (c)失敗媒体収納部が使用不能であるときには、失敗した前記光学記録媒体のレーベル面に失敗の表示を印刷する工程と、
    (d)失敗の表示を印刷した前記光学記録媒体を、前記失敗媒体収納部以外の記録媒体収納部または排出口へ搬送する工程と、
    を備えることを特徴とする動作エラー時における記録媒体の処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012190527A (ja) * 2011-03-14 2012-10-04 Seiko Epson Corp メディア処理システムおよびメディア処理システムの制御方法

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JP2012190527A (ja) * 2011-03-14 2012-10-04 Seiko Epson Corp メディア処理システムおよびメディア処理システムの制御方法

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