JP2010231322A - ファイル管理方法、ファイル管理方法プログラム及びファイル管理方法装置 - Google Patents

ファイル管理方法、ファイル管理方法プログラム及びファイル管理方法装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ホストコンピューター内のフォルダ構成が変化した場合や、他のホストコンピューターに、プロジェクトファイルやデータファイルを移行した場合などに、データファイルへのリンク切れを少なくする。
【解決手段】プロジェクトファイルの保存時に、データファイルとプロジェクトファイルの絶対パス情報の一致部分を参照して、当該データファイルの相対パス情報を生成する相対パス情報生成手段121bと、プロジェクトファイルの読み出し時に、データファイルの絶対パス情報で示された位置にデータファイルが存在しない場合、データファイルの絶対パス情報を新たに生成する絶対パス情報生成手段121aと、新たに生成した絶対パス情報の位置にデータファイルが存在する場合、プロジェクトファイル内に記憶されたデータファイルの絶対パス情報を、新たに生成した絶対パス情報に書き換えて記憶する絶対パス情報書換手段121dと、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、メディア(情報記録媒体)へのデータの書き込みやレーベル面への印刷を行うための、書き込みデータや印刷データのファイル管理方法、ファイル管理プログラム及びファイル管理装置に関する。
近年、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、BD(Blu-ray Disc)等のメディア(情報記録媒体)にデータの書き込みとレーベル印刷を行うメディア処理装置が用いられつつある。この種のメディア処理装置としては、円板状のメディアを積層状態で収容するメディアスタッカ(メディア収容部)、メディアへデータを書き込むメディアドライブ及びメディアのレーベル面に印刷を施すレーベルプリンター(メディア処理部)、これらメディア処理部(メディアドライブやレーベルプリンター)に対してメディアを保持して搬送するメディア搬送機構を備えたものとして、例えば特許文献1に開示されたメディア処理装置などが知られている。
上記メディア処理装置にホストコンピューター(パーソナルコンピューター等)を接続し、メディアへのデータ書き込みやレーベル面への印刷を行っている。データ書き込みやレーベル面への印刷指示は、一旦プロジェクトファイルに保存することができる。このようなプロジェクトファイルは、書き込みデータや印刷データそのものではなく、これらのデータファイルの格納位置(絶対パス情報)が記憶されている。即ち、どのデータファイルのデータを読み込んで、どのような設定で処理を行うか等を指示する情報が格納されている。
特開2008−97460号公報
しかしながら、書き込みデータや印刷データなどのデータが格納されている位置(フォルダ)を示す絶対パス情報は、上記ホストコンピューター内のフォルダ構成が変化した場合や、他のホストコンピューターに、プロジェクトファイルやデータファイルを移行した場合などは、データファイルへのリンク切れが生じ、データファイルのデータの読み込みができなくなる虞がある。
本発明の目的は上記課題を解消することに係り、ホストコンピューター内のフォルダ構成が変化した場合や、他のホストコンピューターに、プロジェクトファイルやデータファイルを移行した場合などの場合に、データファイルへのリンク切れを少なくすることができるファイル管理方法、ファイル管理プログラム及びファイル管理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るファイル管理方法は、ホストコンピューターと、該ホストコンピューターと通信接続可能に構成されたメディア処理装置と、を有するシステムにおいて、メディアへの書き込みデータ又はレーベル印刷データが保存されたデータファイルの絶対パス情報及び相対パス情報を、メディアへの書き込み・レーベル印刷の指示を示すプロジェクトファイル内に記憶して管理するファイル管理方法であって、
前記プロジェクトファイルの保存時に、
前記データファイルの絶対パス情報を取得し、プロジェクトファイル内に書き込むステップと、
前記データファイルと前記プロジェクトファイルの絶対パス情報の一致部分を参照して、前記プロジェクトファイルの現在位置から前記データファイルに対する相対パス情報を生成し、当該データファイルの相対パス情報を前記プロジェクトファイル内に書き込むステップと、
前記プロジェクトファイルの読み出し時に、
前記データファイルの絶対パス情報で示された位置に、前記データファイルが存在しない場合、前記プロジェクトファイルの現在位置と、前記データファイルの相対パス情報とに基づき、前記データファイルの絶対パス情報を新たに生成するステップと、
前記新たに生成した絶対パス情報の位置に前記データファイルが存在する場合、前記プロジェクトファイル内に記憶された前記データファイルの絶対パス情報を、前記新たに生成した絶対パス情報に書き換えて記憶するステップと、
を含むことを特徴とする。
上記方法によれば、ホストコンピューター内のフォルダ構成が変化した場合や、他のホストコンピューターに、プロジェクトファイルやデータファイルを移行した場合などの場合に、データファイルへのリンク切れを少なくすることができる。
また好ましくは、前記データファイルは、データの種類毎に異なるフォルダにそれぞれ保存されることを特徴とする。
上記方法によれば、データの種類毎にフォルダが異なるので、データ管理・整理を容易にすることができる。
また好ましくは、前記データファイルは、ネットワークで接続された外部記憶装置に保存されることを特徴とする。
上記方法によれば、複数のメディア処理装置を同時に稼働させて、同一内容のメディアを多量に製造する場合などは、そのメディアへの書き込みデータやレーベル印刷データであるデータファイルを、ネットワークで接続された外部記憶装置で共有することができる。
上記目的を達成するために、本発明に係るファイル管理プログラムは、ホストコンピューターと、該ホストコンピューターと通信接続可能に構成されたメディア処理装置と、を有するシステムにおいて、メディアへの書き込みデータ又はレーベル印刷データが保存されたデータファイルの絶対パス情報及び相対パス情報を、前記メディアへの書き込み・レーベル印刷の指示を示すプロジェクトファイル内に記憶して管理するファイル管理方法を前記ホストコンピューターに実行させるファイル管理プログラムであって、
前記プロジェクトファイルの保存時に、
前記プロジェクトファイル内に前記データファイルの絶対パス情報を書き込むステップと、
前記データファイルと前記プロジェクトファイルの絶対パス情報の一致部分を参照して、前記プロジェクトファイルの現在位置から前記データファイルに対する相対パス情報を生成し、当該データファイルの相対パス情報を前記プロジェクトファイル内に書き込むステップと、を実行させ、
前記プロジェクトファイルの読み出し時に、
前記データファイルの絶対パス情報で示された位置に、前記データファイルが存在しない場合、前記プロジェクトファイルの現在位置と、前記データファイルの相対パス情報とに基づき、前記データファイルの絶対パス情報を新たに生成するステップと、
前記新たに生成した絶対パス情報の位置に前記データファイルが存在する場合、前記プロジェクトファイル内に記憶された前記データファイルの絶対パス情報を、前記新たに生成した絶対パス情報に書き換えて記憶するステップと、
を実行させることを特徴とする。
上記ファイル管理プログラムをホストコンピューターに実行させることにより、ホストコンピューター内のフォルダ構成が変化した場合や、他のホストコンピューターに、プロジェクトファイルやデータファイルを移行した場合などの場合に、データファイルへのリンク切れを少なくすることができる。
上記目的を達成するために、本発明に係るファイル管理装置は、ホストコンピューターと、該ホストコンピューターと通信接続可能に構成されたメディア処理装置と、を有するシステムにおいて、メディアへの書き込みデータ又はレーベル印刷データが保存されたデータファイルの絶対パス情報及び相対パス情報を、メディアへの書き込み・レーベル印刷の指示を示すプロジェクトファイル内に記憶して管理するファイル管理装置であって、
前記プロジェクトファイルの保存時に、前記データファイルと前記プロジェクトファイルの絶対パス情報の一致部分を参照して、前記プロジェクトファイルの現在位置から前記データファイルに対する相対パス情報を生成し、当該データファイルの相対パス情報を生成する相対パス情報生成手段と、
前記プロジェクトファイルの読み出し時に、前記データファイルの絶対パス情報で示された位置に、前記データファイルが存在しない場合、前記プロジェクトファイルの現在位置と、前記データファイルの相対パス情報とに基づき、前記データファイルの絶対パス情報を新たに生成する絶対パス情報生成手段と、
前記新たに生成した絶対パス情報の位置に前記データファイルが存在する場合、前記プロジェクトファイル内に記憶された前記データファイルの絶対パス情報を、前記新たに生成した絶対パス情報に書き換えて記憶する絶対パス情報書換手段と、
を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、ホストコンピューター内のフォルダ構成が変化した場合や、他のホストコンピューターに、プロジェクトファイルやデータファイルを移行した場合などの場合に、データファイルへのリンク切れを少なくすることができる。
本発明の実施形態に係るファイル管理方法及びファイル管理装置を適用したシステムの一例の概略構成を示すブロック図である。 プロジェクトファイルにデータファイルの絶対パス情報及び相対パス情報を保存する手順を示すフローチャートである。 データファイルとプロジェクトファイルの位置関係の一例を説明するための記憶装置内の階層構造の一部を示す図である。 プロジェクトファイル内に保存された、データファイルの絶対パス情報及び相対パス情報の一例を示す表である。 プロジェクトファイルからデータファイルの絶対パス情報及び相対パス情報を読み出す手順を示すフローチャートである。 データファイルとプロジェクトファイルの位置関係の一例を説明するための記憶装置内の階層構造の一部を示す図であり、(a)は、プロジェクトファイルを保存したときと記憶装置内の階層構造が同じ例であり、(b)は、プロジェクトファイルを保存したときと記憶装置内の階層構造が異なる例である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係るファイル管理方法及びファイル管理装置について詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係るファイル管理方法及びファイル管理装置を適用したシステムの一例の概略構成を示すブロック図である。
図1におけるシステムは、ホストコンピューター10と、該ホストコンピューター10と通信接続可能に構成され、該ホストコンピューター10によって制御可能なメディア処理装置20と、を有する。
メディア処理装置20は、CD,DVD,BD等のメディアを積層状態で収容するメディア収容部21(メディアスタッカ)、メディアへデータを書き込むメディアドライブ22a及びメディアのレーベル面に印刷を施すレーベルプリンター22b等からなるメディア処理部22に対してメディアを保持して搬送するメディア搬送機構23を備えている。レーベルプリンター22bはCD,DVD,BD等のメディアの片面にレーベル印刷を行い、メディアドライブ22aはメディアの他面にデータを書き込み、メディア搬送機構23は搬送アームを駆動させて、これらメディア処理部22とメディア収容部21(メディアスタッカ)との間でメディアを搬送する。
ホストコンピューター10は、通信部11と、CPU(Central Processing Unit)12と、記憶装置13、メモリー14、等を有する。
記憶装置13は、例えば、HDD(ハードディスクドライブ)や光メディアドライブ(CD,DVD,BD等)であり、メディアへの書き込み・レーベル印刷を管理・実行するソフトウェア等が保存されており、当該ソフトウェアによって作成されたプロジェクトファイルやこのプロジェクトファイルが参照する書き込みデータや印刷データのファイルであるデータファイル等が保存される。
CPU12内のファイル管理部(ファイル管理装置)121は、書き込み・レーベル印刷を管理・実行するソフトウェアをCPU12で実行することによって実現される。
ファイル管理部121は、絶対パス情報生成手段121a、相対パス情報生成手段121b、データファイル存在判定手段121c、絶対パス情報書換手段121d、等を有する。
メモリー14は、RAM(Random Access Memory)などで構成され、CPU12が処理したデータや、記憶装置13から読み込んだデータを一時的に保管する場所として使用される。
外部記憶装置30は、ネットワークドライブ等であり、ホストコンピューター10がLANなどのネットワーク接続がなされている場合に使用できる。
なお、ここで云う、「フォルダ」とは、HDDなどの記憶装置(記憶装置13、外部記憶装置30等)において、ファイルを分類・整理するための保管場所である(なお、「フォルダ」のことを「ディレクトリ」と云う場合もある)。
また、ここで云う「パス情報」とは、記憶装置(記憶装置13、外部記憶装置30等)内でファイルやフォルダの所在位置までの道筋を示す情報である。
MS-DOS(登録商標)、Windows(登録商標)等のOS(Operating System)においては、記憶装置(記憶装置13、外部記憶装置30等)内のファイルやフォルダはボリューム名(「C:¥」等)を頂点とする階層(ツリー)構造となっている。「絶対パス情報」とは、上記階層(ツリー)構造に沿って、頂点から目的のファイルやフォルダなどのデータまでのすべての道筋を示す情報である。例えば、「C:¥Program¥xyz」という絶対パス情報は、ボリュームC内にある「Program」と云うフォルダの中の「xyz」と云うファイルを指す。
また、「相対パス情報」とは、起点となる現在位置から、目的のファイルやフォルダまでの道筋を示す情報である。例えば「..¥..¥abcd」という相対パス情報は,現在のフォルダの2階層上にあるフォルダの中にある「abcd」と云うファイルを指し、「data¥abcd」という相対パス情報は現在のフォルダの下の「data」の中の「abcd」と云うファイルを指す。
なお、ボリュームC、ボリュームD等のボリュームは、論理ボリュームでも良いし、物理ボリュームであっても良い。
次に、本発明の実施形態に係るファイル管理方法の手順について、図面を参照して詳細に説明する。
まず、プロジェクトファイルの保存時の手順について図2〜図4を参照して説明する。
図2は、プロジェクトファイルの保存時にデータファイルの絶対パス情報及び相対パス情報をプロジェクトファイル内に書き込む手順を示すフローチャートである。図3は、データファイルとプロジェクトファイルの位置関係の一例を説明するための記憶装置内の階層構造の一部を示す図である。図4は、プロジェクトファイル内に書き込まれたデータファイルの絶対パス情報及び相対パス情報の一例を示す表である。
メディアへの書き込みデータやレーベル印刷データとなる各データ、例えば、静止画像データ、動画データ、音声データ、テキストデータ等は記憶装置(記憶装置13、外部記憶装置30等)内の所定の位置にデータファイルとして保存されている。
データファイルは、データ管理・整理を容易にするために、静止画像データ、動画データ、音声データ、テキストデータなど、データの種類毎に異なるフォルダにそれぞれ保存することが望ましい。
また、メディア処理装置20は、メディアへの書き込みとレーベル面への印刷とでは、異なるハードウェア(メディアドライブ22aとレーベルプリンター22b)を使用するので、例え同じ種類のデータ(静止画像データ等)であっても、メディアへの書き込みデータとレーベル印刷データとは別の位置(別のフォルダやボリューム等)にそれぞれ保存した方が、データの管理・整理上都合がよい。
また、複数のメディア処理装置20を同時に稼働させて、同一内容のコンテンツメディアを多量に製造する場合には、そのメディアへの書き込みデータやレーベル印刷データであるデータファイルを、ネットワークドライブ等の外部記憶装置30に保存することが望ましい。これにより、ネットワークで接続された外部記憶装置でデータファイルを共有することができる。なお、この場合は、各メディア処理装置20を制御する各ホストコンピューター10は、LANなどのネットワーク接続により、外部記憶装置30に接続可能な構成とする。
プロジェクトファイルは、メディアへの書き込み・レーベル印刷の指示を示したファイルであり、メディアへの書き込み・レーベル印刷のデータが保存された各データファイルの絶対パス情報及び相対パス情報が記憶されている。なお、例えば、書き込み・レーベル印刷を管理・実行するソフトウェアのインストール時などで予め指定されたフォルダに保存される。
図2に示すように、メディアへの書き込みデータやレーベル印刷データとなる各データファイルをまとめてメディアへ書き込み・レーベル印刷する指示をプロジェクトファイルとして保存するときに、ファイル管理部121は、データファイルのうちの1つのファイル(例えば、図3のデータファイル「data01」)の絶対パス情報を取得し、プロジェクトファイル内に書き込む(ステップS11)。
次に、取得したデータファイルの絶対パス情報とプロジェクトファイルの現在位置(プロジェクトファイルの絶対パス情報)とを比較し、両者のパスで一致する部分を抽出する(ステップS12)。例えば、図3では、プロジェクトファイル「project01」の現在位置(絶対パス)「C:¥フォルダA¥Project_Files¥project01」と、プロジェクトファイル「project01」が参照するデータファイル「data01」の絶対パス情報「C:¥フォルダA¥Data_Files¥data01」と、を比較し、両者の絶対パスの一致部分として、「C:¥フォルダA」が抽出される。
そして、相対パス情報生成手段121bは、両者のパスの一致部分を参照して、プロジェクトファイルの現在位置からのデータファイルに対する相対パス情報を生成する(ステップS13)。例えば、プロジェクトファイルの現在位置「C:¥フォルダA¥Project_Files¥project0」から、上記両者のパスの一致部分「C:¥フォルダA」までの階層数を算出し、プロジェクトファイル「project01」の現在位置から1階層上「..¥」にある「Data_Files」と云うフォルダの下「¥」に目的のデータファイル「data01」があるので、データファイル「data01」の相対パス情報として、「..¥Data_Files¥data01」を生成する。
次に、ファイル管理部121は、ステップS13で生成したデータファイルの相対パス情報をプロジェクトファイル内に書き込む(ステップS14)。
そして、ファイル管理部121は、プロジェクトファイルが参照する全てのデータファイルの絶対パス情報及び相対パス情報が保存されたかを判定する(ステップS15)。
プロジェクトファイルが参照するデータファイルがまだある場合は(ステップS15:No)、次のデータファイルに対してステップS11〜S14の手順を繰り返す。
そして、プロジェクトファイルが参照する全てのデータファイルの絶対パス情報及び相対パス情報が書き込まれて記憶された場合(ステップS15:Yes)、即ち、プロジェクトファイルが参照する全てのデータファイルに対して、ステップS11〜S14の手順が実行されたら処理を終了する。
これにより、例えば、図4の表のように、プロジェクトファイル「project01」が参照する全てのデータファイル「data01」、「data02」、・・・、に対する絶対パス情報と相対パス情報とがプロジェクトファイル内に書き込まれ記憶される。
次に、保存されたプロジェクトファイルの読み出し時の手順について図5及び図6を参照して説明する。
図5は、プロジェクトファイル読み出し時の手順を示すフローチャートである。図6は、データファイルとプロジェクトファイルの位置関係の一例を説明するための記憶装置内の階層構造の一部を示す図であり、(a)は、プロジェクトファイルを保存したときと記憶装置内の階層構造が同じ例であり、(b)は、プロジェクトファイルを保存したときと記憶装置内の階層構造が異なる例である。この図6(b)の例は、例えば、プロジェクトファイルを保存した後、ホストコンピューター内のフォルダの構成が変わった場合(メディアへの書き込み・レーベル印刷を管理・実行するソフトウェアを別のフォルダに再インストールした場合など)や、他のホストコンピューターにデータ(プロジェクトファイル、データファイル)を移行した場合などである。
メディアへのデータ書き込みやレーベル面への印刷を実行する場合、保存されているプロジェクトファイル内に記憶されたデータファイルの絶対パス情報及び相対パス情報に基づいてデータファイルを探し、データファイルのデータをメモリー14内に読み込む必要がある。
まず、ファイル管理部121は、読み出されたプロジェクトファイル内に記憶された、データファイルの絶対パス情報と相対パス情報を取得する(ステップS21)。
データファイル存在判定手段121cは、取得した絶対パス情報によって示された位置を探して、データファイルが存在するか否かを判定する(ステップS22)。
上記絶対パス情報で示された位置に、データファイルが存在する場合(ステップS22:Yes)は、このデータファイルのデータをメモリー14内に読み込む(ステップS26)。例えば、図6(a)では、データファイル「data01」の絶対パス情報は、「C:¥フォルダA¥Data_Files¥data01」であり、この位置に「data01」が存在する。
一方、上記絶対パス情報で示された位置に、データファイルが存在しない場合(ステップS22:No)は、絶対パス情報生成手段121aは、プロジェクトファイルの現在位置(絶対パス)と、データファイルの相対パス情報とに基づき、データファイルの絶対パス情報を新たに生成する(ステップS23)。例えば、図6(b)では、データファイル「data01」の絶対パス情報の位置「C:¥フォルダA¥Data_Files¥data01」には、データファイル「data01」が存在しないので、相対パス情報「..¥Data_Files¥data01」を用いる。図6(b)における、プロジェクトファイルの現在位置(絶対パス)は「D:¥フォルダB¥Project_Files¥project01」である。このプロジェクトファイルの現在位置「D:¥フォルダB¥Project_Files¥project01」から1階層上「..¥」にあがり、「Data_Files」というフォルダの下「¥」の「data01」がデータファイルの絶対パス情報となる。即ち、「D:¥フォルダB¥Data_Files¥data01」をデータファイルの絶対パス情報として新たに生成する。
そして、データファイル存在判定手段121cは、新たに生成した絶対パス情報により、当該絶対パス情報で示された位置を確認し、データファイルが存在するか否かを判定する(ステップS24)。例えば、図6(b)では、「D:¥フォルダB¥Data_Files¥data01」にデータファイル「data01」が存在するので(ステップS24:Yes)、このデータファイルのデータをメモリー14内に読み込むと共に、プロジェクトファイル内に記憶されたデータファイルの絶対パス情報を、絶対パス情報書換手段121dは、新たに生成した絶対パス情報に書き換えて記憶する(ステップS26)。
一方、新たに生成した絶対パス情報の位置にデータファイルが存在しない場合(ステップS24:No)は、処理を終了する。なお、データファイルが存在しない旨を、図示しない表示装置等に表示する(ステップS25)などしてもよい。
プロジェクトファイルが参照する全てのデータファイルのデータを読み込んだ場合(ステップS27:Yes)、処理を終了する。このように、メモリー14内に、メディアへの書き込みデータやレーベル面への印刷データを読み込んだ後、メディアへのデータ書き込みやレーベル面への印刷を実行することができる。
なお、上述のプロジェクトファイル読み出し時の手順を実行後に、再びプロジェクトファイルを保存する場合は、絶対パス情報書換手段121dによって書き換えられた絶対パス情報が記憶されたまま保存される。
以上、説明したように、本実施形態に係るファイル管理方法及びファイル管理装置によれば、ホストコンピューター10内のフォルダ構成が変化した場合や、他のホストコンピューターに、プロジェクトファイルやデータファイルを移行した場合などの場合に、データファイルへのリンク切れを少なくすることができる。
10…ホストコンピューター、11…通信部、12…CPU、13…記憶装置、14…メモリー、121…ファイル管理部、121a…絶対パス情報生成手段、121b…相対パス情報生成手段、121c…データファイル存在判定手段、121d…絶対パス情報書換手段、20…メディア処理装置、21…メディア収容部、22…メディア処理部、22a…メディアドライブ、22b…レーベルプリンター、23…メディア搬送機構、30…外部記憶装置

Claims (5)

  1. ホストコンピューターと、該ホストコンピューターと通信接続可能に構成されたメディア処理装置と、を有するシステムにおいて、メディアへの書き込みデータ又はレーベル印刷データが保存されたデータファイルの絶対パス情報及び相対パス情報を、メディアへの書き込み・レーベル印刷の指示を示すプロジェクトファイル内に記憶して管理するファイル管理方法であって、
    前記プロジェクトファイルの保存時に、
    前記データファイルの絶対パス情報を取得し、プロジェクトファイル内に書き込むステップと、
    前記データファイルと前記プロジェクトファイルの絶対パス情報の一致部分を参照して、前記プロジェクトファイルの現在位置から前記データファイルに対する相対パス情報を生成し、当該データファイルの相対パス情報を前記プロジェクトファイル内に書き込むステップと、
    前記プロジェクトファイルの読み出し時に、
    前記データファイルの絶対パス情報で示された位置に、前記データファイルが存在しない場合、前記プロジェクトファイルの現在位置と、前記データファイルの相対パス情報とに基づき、前記データファイルの絶対パス情報を新たに生成するステップと、
    前記新たに生成した絶対パス情報の位置に前記データファイルが存在する場合、前記プロジェクトファイル内に記憶された前記データファイルの絶対パス情報を、前記新たに生成した絶対パス情報に書き換えて記憶するステップと、
    を含むことを特徴とするファイル管理方法。
  2. 前記データファイルは、データの種類毎に異なるフォルダにそれぞれ保存されることを特徴とする請求項1に記載のファイル管理方法。
  3. 前記データファイルは、ネットワークで接続された外部記憶装置に保存されることを特徴とする請求項1又は2に記載のファイル管理方法。
  4. ホストコンピューターと、該ホストコンピューターと通信接続可能に構成されたメディア処理装置と、を有するシステムにおいて、メディアへの書き込みデータ又はレーベル印刷データが保存されたデータファイルの絶対パス情報及び相対パス情報を、前記メディアへの書き込み・レーベル印刷の指示を示すプロジェクトファイル内に記憶して管理するファイル管理方法を前記ホストコンピューターに実行させるファイル管理プログラムであって、
    前記プロジェクトファイルの保存時に、
    前記プロジェクトファイル内に前記データファイルの絶対パス情報を書き込むステップと、
    前記データファイルと前記プロジェクトファイルの絶対パス情報の一致部分を参照して、前記プロジェクトファイルの現在位置から前記データファイルに対する相対パス情報を生成し、当該データファイルの相対パス情報を前記プロジェクトファイル内に書き込むステップと、を実行させ、
    前記プロジェクトファイルの読み出し時に、
    前記データファイルの絶対パス情報で示された位置に、前記データファイルが存在しない場合、前記プロジェクトファイルの現在位置と、前記データファイルの相対パス情報とに基づき、前記データファイルの絶対パス情報を新たに生成するステップと、
    前記新たに生成した絶対パス情報の位置に前記データファイルが存在する場合、前記プロジェクトファイル内に記憶された前記データファイルの絶対パス情報を、前記新たに生成した絶対パス情報に書き換えて記憶するステップと、
    を実行させることを特徴とするファイル管理プログラム。
  5. ホストコンピューターと、該ホストコンピューターと通信接続可能に構成されたメディア処理装置と、を有するシステムにおいて、メディアへの書き込みデータ又はレーベル印刷データが保存されたデータファイルの絶対パス情報及び相対パス情報を、メディアへの書き込み・レーベル印刷の指示を示すプロジェクトファイル内に記憶して管理するファイル管理装置であって、
    前記プロジェクトファイルの保存時に、前記データファイルと前記プロジェクトファイルの絶対パス情報の一致部分を参照して、前記プロジェクトファイルの現在位置から前記データファイルに対する相対パス情報を生成し、当該データファイルの相対パス情報を生成する相対パス情報生成手段と、
    前記プロジェクトファイルの読み出し時に、前記データファイルの絶対パス情報で示された位置に、前記データファイルが存在しない場合、前記プロジェクトファイルの現在位置と、前記データファイルの相対パス情報とに基づき、前記データファイルの絶対パス情報を新たに生成する絶対パス情報生成手段と、
    前記新たに生成した絶対パス情報の位置に前記データファイルが存在する場合、前記プロジェクトファイル内に記憶された前記データファイルの絶対パス情報を、前記新たに生成した絶対パス情報に書き換えて記憶する絶対パス情報書換手段と、
    を備えることを特徴とするファイル管理装置。
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