JP2007058940A - 記憶装置、ファイル記憶装置、およびコンピュータシステム - Google Patents

記憶装置、ファイル記憶装置、およびコンピュータシステム Download PDF

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Abstract

【課題】強誘電体メモリのデータ転送能力を向上させ、さらにそのような強誘電体メモリを活用して、高速で信頼性の高い半導体記憶装置、ファイル記憶装置、およびコンピュータシステムを提供する。
【解決手段】強誘電体メモリにおいて、第1ステップ<11>で読み出された複数ワードのデータを、第2ステップ<12>において内部のアドレスカウンタ43を用いて、連続して一括転送する機構が備えられている。また、第3ステップ<13>も、複数ワードの転送終了後の後処理として一回実施するのみで良い。
【選択図】図5

Description

本発明は、強誘電体メモリを含む記憶装置、ファイル記憶装置、およびコンピュータシステムに関するものであり、強誘電体メモリのデータ転送能力を向上させ、さらにそのような強誘電体メモリを活用して、高速で信頼性の高いファイル記憶装置を実現するものである。
近年、新規なメモリ材料を用いた、さまざまな半導体メモリが提案されている。これらのメモリの多くは不揮発性でありながら高速なランダムアクセス動作が可能であり、「次世代メモリ」として今後の応用が有望視されている。
その代表的な例としては、強誘電体メモリが挙げられる。現在主流となっている強誘電体メモリのセル構造と動作は、特許文献1(US4873664)においてS.Sheffeieldらが提案したものである。
図1は、特許文献1等に記載された強誘電体メモリの構成例を示す回路図である。
この強誘電体メモリ10は、メモリセルを一つのアクセストランジスタ11と一つの強誘電体キャパシタ12で構成するものであり、強誘電体キャパシタの分極方向に従って2値、すなわち1ビットを記憶する。
また、図1において、BL11,BL12はビット線を、WL11はワード線を、PL11はプレート線を、13はワード線デコーダおよびドライバ(WLDD)を、14はプレート線デコーダおよびドライバ(PLDD)を、15はセンスアンプ(SA)を、それぞれ示している。
たとえば、強誘電体メモリ10において、ワード線WL11を選択し、さらにプレート線PL11にパルスを印加すると、メモリセルの強誘電体キャパシタ12の対向電極に接続されたビット線BL11には読み出し信号が現れる。
この様子を図2のヒステリシスカーブに関連付けて説明する。図2において、横軸は強誘電体キャパシタに印加される電圧、縦軸は分極量を示す。
読み出しの初期状態ではプレート線PL11およびビット線BL11が0Vにイコライズされており、かつビット線BL11は浮遊状態となっている。強誘電体キャパシタ12は記憶されたデータに従って異なる方向に分極しており、たとえば”0”では(H0)、”1”では(H1)の状態にある。
ここでプレート線PL11にVccパルスを印加することで、両キャパシタには略Vccが印加され、両者はともに(H2)の状態に移行する。これに伴って初期状態からの分極変異量の差に対応する信号差が”0”と”1”の読み出し信号差としてビット線BL11に現れる。
すなわち”1”データが保存され、状態が”H1”にあったときのみ強誘電キャパシタが分極反転し、その反転に相応した信号差がビット線BL11に現れる。
具体的には、ビット線BL11の電位は、分極反転した”1”読み出し時の方が、分極反転しない”0”読み出し時より高くなる。
ここでたとえば”1”信号と”0”信号の中間的電位を参照信号として供給し、読み出し信号と参照信号を差動型センスアンプで比較することで、上記読み出し信号が”1”であるか”0”であるかを判定することができる。
さらに上記強誘電体メモリには、相補的にデータを記憶した2個のメモリセルを用いて1ビットを記憶するケースもある。そのような形態ではセンスアンプに接続されるビット線対に、各々のメモリセルから相補的なデータが読み出され、その信号の差異をセンスアンプで比較判定する。したがって別途参照電位を生成する必要は無い。
なお、このような読み出しの際、メモリセル内のキャパシタのデータは一旦破壊されることになる。したがって、アクセス終了時には、センスアンプに読み出されたデータを再度メモリセルに書き戻す必要がある。この場合、センスアンプで増幅された信号がビット線BL11に伝達された状態で、プレート線PL11にパルスを印加し、キャパシタ12の対向電極間に電圧を与えて、強誘電体膜を再度分極させる。
また、特許文献2(特開2002−197857号公報)や特許文献3(特開平09−121032号公報)、または特許文献4(特開2002−197857号公報)においては、上記強誘電体メモリの集積度をより向上させる手段としてクロスポイント型強誘電体メモリが提案されている。
これらも強誘電体キャパシタの分極方向で2値を記憶し、ワード線およびプレート線によってメモリセル選択を行う点において、上記した強誘電体メモリと同様であり、その変形とみなすことができる。
このような強誘電体キャパシタの分極反転は数ナノ秒程度で高速に実行できる。したがって、強誘電体メモリは不揮発性でありながらSRAMやDRAMに近いランダムアクセス速度を実現することが可能である。
図3は、強誘電体メモリのメモリチップレベルでのアクセス手順を説明するためのブロック図である。
図3のメモリチップ20は、ロウデコーダ21、アドレスレジスタ22、メモリセルアレイ23、センスアンプ群24、カラムセレクタ25、および入出力(I/O)バッファ26を含む。
基本的に強誘電体メモリチップ20へのアクセスは、以下の3ステップによって実施される。
ステップ<1>:
ロウアドレスからワード線およびプレート線を選択し、メモリセルデータをセンスアンプに読み出す。
ステップ<2>:
カラムアドレスからセンスアンプを選択してデータの入出力を行う。
ステップ<3>:
センスアンプからメモリセルにデータの再書き込みを行う。
さらに詳細に説明する。
ステップ<1>:
外部から入力され、アドレスレジスタ22に格納されたアドレスのうち、ロウアドレスがロウデコーダ21に入力され、メモリセルアレイ23からワード線およびプレート線を選択する。
前述のごとくこの組み合わせから選択され、読み出された16ワード(256ビット)分のメモリセルのデータが、センスアンプ群24で確定されて、ラッチされる。
ステップ<2>:
アドレスレジスタ22に格納されたアドレスのうち、カラムアドレスが、カラムセレクタ25に入力され、センスアンプ群24の中から対応する1ワード(16ビット)のセンスアンプが選択される。
読み出しの際はI/Oバッファ26を介してセンスアンプのデータが出力され、書き込みの際はI/Oバッファ26を介してセンスアンプのデータが、外部から入力されたデータに更新される。
ステップ<3>:
センスアンプ群24のデータが、ステップ<1>で選択された読み出し元のメモリセルに書き戻される。
通常、強誘電体キャパシタを十分に分極判定させるには5ナノ秒程度が必要である。さらにアドレスの入力とそのデコード、セルアレイ動作とセンシング、内部データの転送、データ出力時のバッファによる外部負荷の駆動等を考慮すれば、たとえばステップ<1>には35ナノ秒、ステップ<2>の出力には15ナノ秒、ステップ<3>には15ナノ秒程度が必要になる。およそ65ナノ秒程度を経て、メモリチップ20の1ワードに対するランダムアクセスが完了する。
さらに強誘電体メモリの場合、強誘電体膜が多結晶であることから、その分極特性に少なからぬばらつきが含まれる。実質上ばらつきの影響を低減し、動作マージンを向上させる手法としては、符号化エラー訂正(ECC)の導入が有効である。
チップ内部でエラー訂正を行う場合、相対的なパリティービット数を減らすため、たとえば32ビット単位等、複数ワードを単位とする場合が多い。
その場合、上記ステップ<2>の工程内に、データの復号化と符号化をシリアルに実施する必要がある。したがって、ステップ<2>の所要時間はさらに長くなる。
図4は、符号化エラー訂正(ECC)を導入した強誘電体メモリのメモリチップレベルでのアクセス手順を説明するためのブロック図である。
図4のメモリチップ20Aは、図3のロウデコーダ21、アドレスレジスタ22、メモリセルアレイ23、センスアンプ群24、カラムセレクタ25、および入出力(IO)バッファ26に加えて、第2カラムセレクタ27、I/Oレジスタ28、ECCデコーダ29、およびECCエンコーダ30を含む。
図4の強誘電体メモリチップ20Aへのアクセスは、以下の3ステップによって実施される。
なお、ステップ<1>およびステップ<3>の動作は図3の場合と同様である。
ステップ<1>:
外部から入力され、アドレスレジスタ22に格納されたアドレスのうち、ロウアドレスがロウデコーダ21に入力され、メモリセルアレイ23からワード線およびプレート線を選択する。
前述のごとくこの組み合わせから選択され、読み出された16ワード(256ビット+42ビット)分のメモリセルのデータが、センスアンプ群24で確定されて、ラッチされる。
ステップ<2>:
アドレスレジスタ22に格納されたアドレスのうち、カラムアドレスの上位ビットが、カラムセレクタ25に入力されてデコードされ、センスアンプ群24の中から対応する2ワード分(32+6ビット)のセンスアンプが選択される。
それらのデータはECCデコーダ29で復号化され、エラー訂正が施された後にI/Oレジスタ28にラッチされる。さらに、カラムアドレスの下位ビットがカラムセレクタ27に入力され、レジスタ28から1ワード(16ビット)が選択される。
読み出しの際はその値がI/Oバッファ26を介して出力される。
一方、書き込みの際はその値が書き換えられ、さらにECCエンコーダ30で符号化されて、センスアンプ群24の元の場所に書き戻される。
ステップ<3>:
センスアンプ群24のデータが、ステップ<1>で選択された読み出し元のメモリセルに書き戻される。
上述の場合、ステップ<2>については、符号化または復号化の処理がシリアルに追加される。さらに少なくとも書き込みについては、一旦センスアンプ群24から読み出したデータの一部を書き換え、さらにそれをセンスアンプ群24に書き戻す作業が必要となる。これによってステップ<2>には、さらに5ナノ秒から10ナノ秒の所要時間がかかる。
したがって、ステップ<1>〜<3>までおよそ70〜75ナノ秒程度を経て、メモリチップ20Aの1ワードに対するランダムアクセスが完了する。
USP4873664号 特開2002−197857号公報 特開平09−121032号公報 特開2002−197857号公報 特開2005−115857号公報
上述の如く、強誘電体メモリは不揮発でありながら、高速なランダムアクセスが実現できる。
しかし、近年半導体メモリに対しては、ランダムアクセスのみならず、連続したデータ群を扱う際の転送能力が重視される傾向がある。
たとえば、MPU内部にキャッシュメモリを持つシステムでは、システムメモリにおけるデータはそのライン単位でアクセスされる。
この場合、たとえば256ビット(32バイト)の連続したデータがまとめてアクセスされることになり、1ワードが16ビットの場合、連続した16ワードを如何に高速に転送するかが重要となる。
特に、強誘電体メモリに関しては、出願人はファイルストレージへの不揮発性キャッシュとしての用途に注目している。その詳細は特許文献5(特開2005−115857号公報)に記載されている。強誘電体メモリをフラッシュメモリやハードディスクを主媒体としたファイルストレージのキャッシュメモリとして用いることで、それらの記憶装置は電源瞬断に対する強い耐性を保ちつつ、そのアクセス性能を向上させることができる。
たとえば、現在デジタルスチルカメラ等に、フラッシュメモリを記憶媒体とし、脱着可能な不揮発性メモリカードが各種製品化されている。
しかし、それらはアクセス性能が不十分であるにもかかわらず、突然の抜き取りに伴う電源瞬断を考慮して、内部にキャッシュを持っていない。このような問題は、突然コンセントを引き抜かれるデジタル家電においても同様である。
近年、デジタル家電にも、ユーザーデータやアプリケーションを保存するため、ハードディスクやフラッシュメモリが使用されている。
高速でかつ不揮発性である強誘電体メモリは、そのようなファイルストレージのキャッシュメモリとして有望である。
このような用途では、ファイルを構成する最小単位であるセクタがアクセス単位となる。それはたとえば512バイトである。したがって、1ワードが16ビット幅のメモリでは、連続した256ワード単位での総転送時間がその性能を決定する。その結果、ランダムアクセス性能よりも、連続データの転送性能の方が性能を支配する。
しかし、上述した強誘電体メモリでは、このように連続したデータを転送する際の転送能力向上策が検討されてこなかった。
すなわち、各ワードをアクセスするたびに、以下の各ステップを実施する必要があり、1ワードの転送には70〜80ナノ秒を要していた。
ステップ<1>:
ロウアドレスからワード線およびプレート線を選択し、メモリセルデータをセンスアンプに読み出す。
ステップ<2>:
カラムアドレスからセンスアンプを選択してデータの入出力を行う。
ステップ<3>:
センスアンプからメモリセルにデータの再書き込みを行う。
この場合、たとえば16ビットIOのメモリチップでは毎秒25M〜30Mバイト(Byte)程度の転送しかできない。このようなメモリチップをファイルストレージのキャッシュメモリとして使用しても、不十分な性能しか得られない。
本発明の目的は、強誘電体メモリのデータ転送能力を向上させ、さらにそのような強誘電体メモリを活用して、高速で信頼性の高い半導体記憶装置、ファイル記憶装置、およびコンピュータシステムを提供することにある。
本発明の第1の観点の記憶装置は、ビット線に接続され、ワード線により選択駆動される選択トランジスタと、第1電極が選択トランジスタに接続され、第2電極がプレート線に接続された強誘電体キャパシタとを有し、強誘電体膜の分極状態によって2値を記憶する、複数のメモリセルを含む強誘電体メモリセルアレイと、上記ビット線に接続され、カラムアドレスにより選択されるセンスアンプと、カラムアドレスを発生可能な内部カウンタと、を有し、データアクセスが、ロウアドレスに従ってワード線およびプレート線を選択されたメモリセルから複数ワードのデータが読み出され、センスアンプに格納される第1ステップと、カラムアドレスからセンスアンプが選択され、外部との間でデータの入出力が行われる第2ステップと、センスアンプのデータがメモリセル群に書き戻される第3ステップと、により実施され、上記第1ステップで上記センスアンプに読み出されたワード群に対して、上記内部カウンタで発生させたカラムアドレスを用いて上記第2ステップを繰り返し実行することで、データを連続的に入力または出力転送する機能を有する。
好適には、上記データアクセス時の第2ステップにおいて、出力データに対してはエラー訂正のための復号化処理を、入力データに対しては符号化処理を施す機能を有する。
好適には、上記内部カウンタは、連続したカラムアドレスを供給し、上記第2ステップの内部が複数ステージに分割され、パイプライン化されて繰り返し実行されることにより、データが連続的に入力または出力転送される。
好適には、出力レジスタを有し、上記第2ステップにおいて、少なくとも、上記内部カウンタが更新され、発生したカラムアドレスからセンスアンプが選択される第1ステージと、選択された上記センスアンプのデータが上記出力レジスタにラッチされ、外部に出力される第2ステージとの処理がパイプライン化されている。
好適には、上記第1ステージで、さらに選択された上記センスアンプのデータにエラー訂正のための復号化処理を施す機能を有する。
好適には、入力レジスタを有し、上記復号化されたデータが上記入力レジスタにラッチされ、再度符号化されて、センスアンプに書き戻される第3ステージを有し、上記第1ステージで復号化されたデータに対して上記第2ステージと上記第3ステージの処理が並列に実行される。
本発明の第2の観点のファイル記憶装置は、上記強誘電体メモリをキャッシュメモリとし、主記憶媒体としてハードディスクまたはフラッシュメモリを主記憶媒体とし、上記強誘電体メモリが、ビット線に接続され、ワード線により選択駆動される選択トランジスタと、第1電極が選択トランジスタに接続され、第2電極がプレート線に接続された強誘電体キャパシタとを有し、強誘電体膜の分極状態によって2値を記憶する、複数のメモリセルを含む強誘電体メモリセルアレイと、上記ビット線に接続され、カラムアドレスにより選択されるセンスアンプと、カラムアドレスを発生可能な内部カウンタと、を有し、データアクセスが、ロウアドレスに従ってワード線およびプレート線を選択されたメモリセルから複数ワードのデータが読み出され、センスアンプに格納される第1ステップと、カラムアドレスからセンスアンプが選択され、外部との間でデータの入出力が行われる第2ステップと、センスアンプのデータがメモリセル群に書き戻される第3ステップと、により実施され、上記第1ステップで上記センスアンプに読み出されたワード群に対して、上記内部カウンタで発生させたカラムアドレスを用いて上記第2ステップを繰り返し実行することで、データを連続的に入力または出力転送する機能を有する。
本発明の第3の観点のコンピュータシステムは、システムメモリと、上記メモリシステムとデータの授受を行う処理ユニットと、を有し、上記システムメモリは強誘電体メモリを含み、上記強誘電体メモリが、ビット線に接続され、ワード線により選択駆動される選択トランジスタと、第1電極が選択トランジスタに接続され、第2電極がプレート線に接続された強誘電体キャパシタとを有し、強誘電体膜の分極状態によって2値を記憶する、複数のメモリセルを含む強誘電体メモリセルアレイと、上記ビット線に接続され、カラムアドレスにより選択されるセンスアンプと、カラムアドレスを発生可能な内部カウンタと、を有し、データアクセスが、ロウアドレスに従ってワード線およびプレート線を選択されたメモリセルから複数ワードのデータが読み出され、センスアンプに格納される第1ステップと、カラムアドレスからセンスアンプが選択され、外部との間でデータの入出力が行われる第2ステップと、センスアンプのデータがメモリセル群に書き戻される第3ステップと、により実施され、上記第1ステップで上記センスアンプに読み出されたワード群に対して、上記内部カウンタで発生させたカラムアドレスを用いて上記第2ステップを繰り返し実行することで、データを連続的に入力または出力転送する機能を有する。
好適には、上記処理ユニットはキャッシュメモリを有し、上記強誘電体メモリは当該キャッシュメモリを介してアクセスされる。
本発明の第4の観点のコンピュータシステムは、システムメモリと、上記メモリシステムとシステムバスを介してデータの授受を行う処理ユニットと、上記システムバスと、インターフェース回路を介して接続され、キャッシュメモリを含むファイル記憶装置と、を有し、上記システムメモリおよび上記ファイル記憶装置のキャッシュメモリの少なくとも一方が強誘電体メモリを含み、上記強誘電体メモリが、ビット線に接続され、ワード線により選択駆動される選択トランジスタと、第1電極が選択トランジスタに接続され、第2電極がプレート線に接続された強誘電体キャパシタとを有し、強誘電体膜の分極状態によって2値を記憶する、複数のメモリセルを含む強誘電体メモリセルアレイと、上記ビット線に接続され、カラムアドレスにより選択されるセンスアンプと、カラムアドレスを発生可能な内部カウンタと、を有し、データアクセスが、ロウアドレスに従ってワード線およびプレート線を選択されたメモリセルから複数ワードのデータが読み出され、センスアンプに格納される第1ステップと、カラムアドレスからセンスアンプが選択され、外部との間でデータの入出力が行われる第2ステップと、センスアンプのデータがメモリセル群に書き戻される第3ステップと、により実施され、上記第1ステップで上記センスアンプに読み出されたワード群に対して、上記内部カウンタで発生させたカラムアドレスを用いて上記第2ステップを繰り返し実行することで、データを連続的に入力または出力転送する機能を有する。
本発明によれば、強誘電体メモリのカラムアドレスを内部カウンタを用いて発生させることで、その転送能力を劇的に向上させることが可能である。
すなわち、強誘電体メモリはDRAMと類似したセルアレイ構造を有しており、そのロウアドレスに従ってワード線およびプレート線が選択されると、複数ワードのデータが一括してセンスアップに読み出される。他の不揮発性メモリと異なり、メモリセルアクセス時に貫通電流が流れないので、この際ピーク電流を気にすることなく、数十またはそれ以上のワードデータに同等するメモリセルを並列、一括でアクセスし、センスアンプに読み出す、またはセンスアンプから書き込むことが可能である。すなわち原理的に第1ステップは多数ワードの転送に対して一回でよい。
さらに、第2ステップについては、センスアンプに読み出された複数ワードをいちいち外部からのアドレス入力を待って選択するのではなく、内部カウンタで発生させたアドレスで自動選択することで、内部を複数のパイプラインステージに分割できる。すなわち第2ステップをパイプラインステージに分割して繰り返し実行することでそのサイクル自体も短縮できる。それによって連続データを高速に転送することが可能になる。
また、さらにECCによるエラー訂正処理を追加した場合にも、連続したカラムアドレスに対してデータを入出力する仕様であれば、ワードごとに復号化や符号化を実施する必要は無い。
さらに、第3ステップについては、SRAMやDRAMのバーストモードのように転送サイクルごとにメモリセルに書き込みを行うのはやめ、センスアンプに蓄積された複数ワードのデータを、第1ステップ時と同様に一括でメモリセルに書き込めばよい。
本発明を採用すれば、強誘電体メモリの転送速度はワードあたり10ナノ秒またはそれ以下にできる。即ち強誘電体メモリのデータ転送能力を6倍、またはそれ以上に向上させることが可能である。
またこのような強誘電体メモリをキャッシュメモリとして使用することにより、高速で電源瞬断にも強いファイルストレージを実現することが可能である。
また、たとえばこのような強誘電体メモリをモバイル機器のシステムメモリに使用し、かつキャッシュを内蔵したCPUを搭載すれば、高い計算能力を維持しつつ、不使用時のメモリ内容維持に消費電力を必要とせず、バッテリ寿命を長くできる。
以下、本発明の実施形態を図面に関連付けて説明する。
図5は、本発明の第1の実施形態に係る強誘電体メモリ(半導体記憶装置)を示すブロック図である。
図5の強誘電体メモリチップ40は、ロウデコーダ41、アドレスレジスタ42、アドレスカウンタ43、メモリセルアレイ44、センスアンプ群45、カラムセレクタ46、入出力(I/O)バッファ47、およびI/Oレジスタ48を含む。
本強誘電体メモリチップ40は、関連技術の強誘電体メモリに対して、連続したワードデータを高速転送する機構が新たに追加されている。
すなわち、既に提案されている関連技術の強誘電体メモリの、ステップ<1>:ロウアドレスからワード線およびプレート線を選択し、メモリセルデータをセンスアンプに読み出す、ステップ<2>:カラムアドレスからセンスアンプを選択してデータの入出力を行う、ステップ<3>:センスアンプからメモリセルにデータの再書き込みを行う、というアクセス手順に対して、本実施形態においては、次のような機能を有する。
本実施形態においては、第1ステップ<11>で読み出された複数ワードのデータを、第2ステップ<12>において内部のアドレスカウンタ43を用いて、連続して一括転送する機構が備えられている。また、第3ステップ<13>も、複数ワードの転送終了後の後処理として一回実施するのみで良い。
以下に、本第1の実施形態における強誘電体メモリのアクセス手順の詳細を説明する。
第1ステップ<11>:
外部から入力され、アドレスレジスタ42に格納されたアドレスのうち、ロウアドレスがロウデコーダ41に入力され、メモリセルアレイ44からワード線およびプレート線を選択する。
前述のごとくこの組み合わせから選択され、読み出された16ワード(256ビット)分のメモリセルのデータが、センスアンプ群45で確定されて、ラッチされる。
第2ステップ<2>:
センスアンプ群45に記憶された16ワード(256ビット)のデータは以下のように連続アクセスされる。
まず、アドレスレジスタ42に格納されたアドレスのうち、カラムアドレスが4ビットの内部のアドレスカウンタ43に入力され、カウンタは同値にセットされる。さらにその出力に従って、センスアンプ群45の中から対応する1ワード(16ビット)のセンスアンプが選択される。
読み出しの場合、この時点で選択ワードのセンスアンプに格納されたデータが、I/Oレジスタ48の直前まで到達した状態となる。
ここで外部から入力された転送クロックを受けて、このワードデータはI/Oレジスタ48にラッチされ、その値がI/Oバッファ47を介して外部に出力される。それと同時にアドレスカウンタ42はインクリメントされ、連続した次のカラムアドレスが生成される。
生成されたカラムアドレスがカラムセレクタ46に入力されてデコードされ、センスアンプ群45の中から次の1ワード(16ビット)が選択される。対応するセンスアンプに格納されたデータ、I/Oレジスタ48の直前まで到達した状態となる。
上記動作は必要に応じて繰り返される。たとえば16回繰り返せば、センスアンプに読み出された全てのワードデータが出力転送されることになる。
このとき、上記第2ステップは以下の二つのステージに分割され、パイプライン化されて並列実行されている。
第1ステージSTG1:
内部アドレスカウンタ43をインクリメントし、発生したカラムアドレスに従って、センスアンプ群45からワードデータを選択する。
第2ステージSTG2:
I/Oレジスタ48にワードデータをラッチし、I/Oバッファ47を介して外部に出力する。
図6は、本第1の実施形態に係るパイプライン動作の概要を示す図である。
各々のステージSTG1,STG12で実行される処理は小さいので、これらは10ナノ秒以下のサイクルで繰り返し実行できる。したがって、16ワード分のデータは極めて高速に出力でき、高い転送性能が獲得できる。
第3ステップ<13>:
センスアンプ群45に記憶された16ワード(256ビット)のデータが、対応するメモリセルに一括で書き戻される。
なお、本構成のメモリにおける書き込みについては、第1ステップ<11>、第3ステップ<13>は読み出しと同様に実施される。
一方、第2ステップ<12>では、センスアンプ群45に記憶された16ワード(256ビット)への連続書き込みが、以下のように1ステージ(ワンステージ)で実施される。
第1ステップ<11>の処理を経た後、まず読み出し時と同様に、初期アドレスがアドレスカウンタ43にセットされ、その出力がカラムセレクタ46に入力されて、センスアンプ群45の中から対応する1ワード(16ビット)が選択される。この時同時にI/Oレジスタ48に入力データがラッチされており、それらは上記選択センスアンプに到達してその値を書き換える。
外部から入力された次の転送クロックで、I/Oレジスタ48には次の入力データがラッチされる。それと同時にアドレスカウンタ43はインクリメントされ、連続した次のカラムアドレスが生成される。生成されたカラムアドレスはカラムセレクタ46に入力されてデコードされ、センスアンプ群45の中から次の1ワード(16ビット)が選択される。これによって次のワードに対応するセンスアンプが書き換えられる。
なお、上記連続書き込みの際、次のデータが前のセンスアンプに誤書き込みされぬよう、I/Oレジスタ48からカラムセレクタ46へのデータ転送にディレイを挟む等、タイミングの調整を行うのが望ましい。
ところで、強誘電体メモリは、上記第1ステップ<11>の処理でセンスアンプにデータを読み出した際、選択セル内のデータが破壊される。
したがって、第2ステップ<12>の処理で連続アクセスを実施している間に停電等何らかのトラブルで電源が落ちると、センスアンプ内のデータも消滅して、選択セルのデータは回復不可能となってしまう。これは不揮発性メモリとしては不都合である。
したがって、少なくとも第2ステップ<12>の処理を実施している最中には電源レベルをモニタし、電源レベルの低下を検知したら第2ステップ<12>の処理を中断し、ただちに第3ステップ<13>の処理を実施する保護機能を備えるのが望ましい。
図7は、本発明の第2の実施形態に係る強誘電体メモリ(半導体記憶装置)を示すブロック図である。図7は、本発明をECCエラー補正と併せて導入した例を示す。
ここではデータの入出力時に32ビット(2ワード)単位でエラー訂正処理を施しながら、高速なデータ転送を実施する。
図7の強誘電体メモリチップ40Aは、図5のロウデコーダ41、アドレスレジスタ42、アドレスカウンタ43A、メモリセルアレイ44、センスアンプ群45、カラムセレクタ46A、入出力(I/O)バッファ47、ECCデコーダ50、ECCエンコーダ51、レジスタ52、出力レジスタ53、入力レジスタ54、マルチプレクサ(MUX)55、およびデマルチプレクサ(DeMUX)56を含む。
本例においても、基本的なアクセス手順、ステップ<1>:ロウアドレスからワード線およびプレート線を選択し、メモリセルデータをセンスアンプに読み出す、ステップ<2>:カラムアドレスからセンスアンプを選択してデータの入出力を行う、ステップ<3>:センスアンプからメモリセルにデータの再書き込みを行う、という処理をワードアクセスごとに通して実施するのではなく、次の処理を実施する。
すなわち、本第2の実施形態においては、第1ステップ<21>の処理で読み出された複数ワードのデータを、第2ステップ<22>の処理において内部のアドレスカウンタ43を用いて、連続して一括転送する。その後、第3ステップ<23>の処理を、複数ワードの転送終了後の後処理として一回のみ実施する。
さらに、本第2の実施形態は第2ステップ<22>の処理において、ECCによるエラー訂正処理が追加されている。このような処理の追加は第2ステップ<22>における処理量の増加となるが、内部の処理を複数のステージに分けてパイプライン化することで、高速なデータ転送が可能になる。
以下にアクセス手順の詳細を説明する。
第1ステップ<21>:
外部から入力され、アドレスレジスタ42に格納されたアドレスのうち、ロウアドレスがロウデコーダ41に入力され、メモリセルアレイ44からワード線およびプレート線を選択する。
前述のごとくこの組み合わせから選択され、読み出された16ワード(256ビット+42ビット)分のメモリセルのデータが、センスアンプ群45で確定されて、ラッチされる。
第2ステップ<22>:
センスアンプ群45に記憶された16ワード(256ビット)のデータは以下のように連続アクセスされる。
まずアドレスレジスタ42に格納されたアドレスのうち、カラムアドレスが4ビットの内部アドレスカウンタ43Aに入力され、アドレスカウンタ43Aは同値にセットされる。
アドレスカウンタ43Aの出力値のうち、上位ビットが、カラムセレクタ46Aに入力されてデコードされ、センスアンプ群45の中から対応する2ワード分(32+6ビット)のセンスアンプが選択される。
なお本例では、センスアンプ群45のデータはカラムセレクタ46Aを介して2ワードずつが選択され、入力、または出力されるが、連続転送中は、それら入力と出力が交互に実施されるようになっている。
すなわち、読み出し動作においては、選択された2ワードはレジスタ52、ECCでデコーダ(復号化回路)50を介して一旦エラー訂正処理が成された後、出力レジスタ53に送られて出力される訳であるが、それらは同時に入力レジスタ54にも転送される。
そして、再度ECCエンコーダ(符号化回路)51による符号化処理を経て、センスアンプ群45に書き戻される。
すなわち、上記2ワードを出力するサイクルにおいて、センスアンプ群45に対する読み出しと書き込みが一回ずつ実施されることになる。
このような処理は、特にデータ保持不良の回復に効果がある。たとえばデータ保持中に分極量が劣化し、欠陥となったセルデータは、このような読み出しを経ることでECC回路でエラー訂正され、正常データに回復してメモリセルに書き戻される。
読み出し時のデータ転送においては、選択されたセンスアンプに格納されたワードデータはただちにレジスタ52にラッチされ、ECCデコーダ50によるエラー訂正が実施される。さらに2ワードからマルチプレクサ55によって1ワードが選択される。
その後、外部から転送クロックが入力されると、それらは出力レジスタ53にラッチされ、I/Oバッファ47を介して外部に出力される。さらにそのクロックに同期して、同時にアドレスカウンタ43Aがインクリメントされ、マルチプレクサ55はもう片側のワードを選択する。
また、さらに同期並行して、読み出したワード対は入力レジスタ54にもラッチされる。それらはECCエンコーダ51で再度符号化され、そのままカラムセレクタ46Aを介してセンスアンプ群45に書き戻される。
次の転送クロックが入力されると、次のワードが出力レジスタ53にラッチされ、I/Oバッファ47を介して外部に出力される。同時にアドレスカウンタ43Aがインクリメントされる。それは次のワード対のアドレスを示すので、センスアンプ群45から新たに選択されたワード対がカラムセレクタ46Aを介して出力され、ただちにレジスタ52にラッチされて、ECCデコーダ50によるエラー訂正が実施される。
このように、転送クロックごとにセンスアンプ群45に対して2ワード単位の出力アクセスと入力アクセスが交互に絶え間なく繰り返される。そして、それと同時に内部アドレスカウンタ43Aが生成するカラムアドレスに従って、選択ワードが一つずつ出力レジスタ53にラッチされ、記憶装置の外へ出力転送されている。
すなわち、これらの動作は互いにパイプライン化され、高速に並列実行される。
図8は、本第2の実施形態に係るパイプライン動作の概要を示す図である。
このパイプライン処理は、四つの処理ステージSTG21〜STG24を含む。
第1ステージSTG21:
センスアンプ群45からワード対を選択し、ワード対をレジスタ52にラッチし、ECC復号化処理を行う。
第2ステージSTG22:
ECC復号化後のワード対から出力するワード対を選択する。
第3ステージゲージSTG23:
出力レジスタ52にワードデータをラッチし、I/Oバッファ47を介してデータを出力する。
第4ステージSTG24:
入力レジスタ54にワード対をラッチし、ECC符号化処理を行った後、センスアンプ群45にワード対を書き戻す。
第3ステップ<23>:
センスアンプ群45に記憶された16ワード(256ビット)のデータが、対応するメモリセルに一括で書き戻される。
このように内部カウンタで発生させたカラムアドレスを使用して、複数ワードを連続的に転送する本実施形態の仕様においては、第1ステップ<21>および第3ステップ<23>のステップは複数ワードの転送に対して一回ずつで良い。
さらに、第2ステップ<22>についても、図8に示したように、第1ステージSTG21の復号化処理および第4ステージSG24の符号化処理は、それぞれ2ワードの出力に対して1回ずつで良い。さらに内部をパイプライン化できるので、その実行サイクルは大幅に短縮が可能である。
このような効果を併せることで、本第2の実施形態の強誘電体メモリは、そのデータ転送能力が劇的に向上する。
一方、書き込み時のデータ転送については、第1ステップ<21>および第3ステップ<23>の処理は同様だが、第2ステップ<22>については、たとえば以下のように実施される。
まず、アドレスレジスタ42に格納されたアドレスのうち、カラムアドレスが4ビットの内部アドレスカウンタ43Aに入力され、アドレスカウンタ43Aは同値にセットされる。
アドレスカウンタ43Aの出力値のうち、上位ビットが、カラムセレクタ46Aに入力されてデコードされ、センスアンプ群45の中から対応する2ワード分(32+6ビット)のセンスアンプが選択される。上記2ワードのデータはただちにレジスタ52にラッチされ、ECCでコーダ50によるエラー訂正が実施される。
これらのワード対は、たとえば1ワードのみの書き込みで必要なデータ入力が完了し、そのまま第3ステージ<23>に移行する場合でも、2ワード単位での符号化が正常に実施できるよう用意されたデータである。
外部からの転送クロックに同期して、外部から入力されたワードデータが、入力レジスタ54中の適切な場所に格納される。入力レジスタ54は2ワード分あるが、格納場所の選択はカウンタのカラムアドレスに従って、該当する側が、デマルチプレクサ56で決められる。
次の転送クロックで、アドレスカウンタ43Aがインクリメントされるとともに、そこで発生したカラムアドレスに従い、外部から入力された次のワードデータが入力レジスタ54の適切な箇所に格納される。ここで入力レジスタ54が新規入力データで埋まると、それらはECCエンコーダ51による符号化処理を経て、センスアンプ群45に書き戻される。
さらに次の転送クロックでアドレスカウンタ43Aがインクリメントされると、発生したカラムアドレスはセンスアンプ群45内の次のワード対を指す。この際以下の動作が並列に実施される。
まずカラムセレクタ46Aにより対応する次の2ワード分(32+6ビット)のセンスアンプが選択され、そのデータはただちにレジスタ52にラッチされ、ECCデコーダ50によるエラー訂正が実施される。
それと並行して外部から入力された次のワードデータが入力レジスタ54の適切な箇所に格納される。
これ以降、同様の書き込みが繰り返される。読み出し時と同様に、書き込み転送の際にも、センスアンプ群45に対しては、各転送クロックごとにワード対の読み出しと書き込みが交互に実施される。
なお、本実施形態では、書き込み転送についてはパイプライン化は行っていない。
図9は、本第2の実施形態に係る書き込み転送処理の概要を示す図である。
この書き込み転送処理は、三つのステージSTG31〜STG33を含む。
第1ステージSTG31:
センスアンプ群45からワード対を選択し、ワード対をレジスタ523にラッチし、ECC復号化処理を行う。
第2ステージSTG32:
アドレスカウンタ43Aのカラムアドレスを基に、入力レジスタ54に処理のワードをラッチする。
第3ステージSTG33:
ECC符号化処理を行い、センスアンプ群45にワード対を書き戻す。
図9に示すように、書き込み転送処理においては、2クロックで2ワードを処理するサイクル(最初のクロックでステージSTG31とSTG322の処理を、次のクロックでステージSTG32とSTG33の処理)が、この先も繰り返されていく。
なお、1ワードのみの書き込み等、書き込みの際に入力レジスタ54内を2ワード分の新規入力データで埋めることなく転送を完了する場合、センスアンプから読み出され、復号化されていたデータが必要に応じて入力レジスタ54の空き側にラッチされる。
これによって、対をなす2ワードを揃うと、それらはECCエンコーダ51による符号化処理を経て、センスアンプ群45に書き戻される。
以上述べてきたように、本実施形態の強誘電体メモリは、連続したワードデータを高速に転送できる機能を有している。このような半導体メモリは不揮発性でありながら、キャッシュのライン(〜256ビット)やファイルセクタ(〜512バイト)等を極めて高速にアクセスすることができる。
図10は、このような本実施形態のメモリの特徴を活かした、コンピュータシステムの構成例を示す図である。
図10のコンピュータシステム60は、CPU61、キャッシュメモリ62、システムメモリ63,64、インターフェース回路65、ハードディスクドライブ66、強誘電体メモリ(FeRAM)67、ハードディスク68、およびシステムバス69を有する。
CPU61は、内部にキャッシュメモリ62を搭載している。本CPU61は内蔵キャッシュメモリ62を介して、システムメモリ63,64と256ビットのライン単位でデータをやりとりする。
システムメモリ63はたとえばDRAM、システムメモリ64は本発明の実施形態に係る強誘電体メモリ(FeRAM)40,40Aにより構成されており、両メモリ63,64共にシステムバス69に接続されている。
強誘電体メモリ(FeRAM)64は、アプリケーションプログラムやJAVA(登録商標)アプレット、システム設定やユーザーデータの一部を保存する。DRAMにより形成されるシステムメモリ63は主としてプログラムのワークエリアを提供する。
このような強誘電体メモリ(FeRAM)64は頻繁なプログラムの更新にも容易に対処でき、また高速に各プログラムを起動、実行できる。
また、ハードディスクドライブ66は、インターフェース回路65を介してシステムバス69に接続されている。
ハードディスクドライブ66には、本発明の実施形態に係る強誘電体メモリ(FeRAM)40や40Aにより構成された強誘電体メモリ(FeRAM)67が、主記憶メディアたるハードディスク68のキャッシュとして内蔵されている。
キャッシュたる強誘電体メモリ(FeRAM)67にはハードディスクドライブ66内部に保管されるべきユーザーデータの一部が保管されており、キャッシュ内に保管されたデータに対応するアドレスは強誘電体メモリ67内の図示しないキャッシュテーブルに管理されている。
外部からのデータアクセスに際してはこのキャッシュテーブルが参照され、アクセスされるべきアドレスに対応するデータがキャッシュ内にあれば、キャッシュ内のデータがアクセスされる。
このようなファイルストレージでは、通常512バイト等のセクタ単位でデータはアクセスされる。本発明の実施形態に係る強誘電体メモリは、連続したワードデータを高速に転送できる機能を有しており、そのアクセスはハードディスクに特有のシーク時間も必要としない。
したがって、このようなHDD(ハードディスクドライバ)は高速にアクセスできる上、何らかの予期せぬ原因で電源が落ちても、内部のキャッシュデータが消失することはない。
したがって、HDDの信頼性は大幅に向上する。
なお、上記キャッシュテーブルも、電源瞬断時に保管される必要があり、強誘電体メモリ(FeRAM)67内の空き領域に構築されるのが望ましい。
さらに、図11は、本実施形態のバースト転送機能を持った強誘電体メモリをキャッシュメモリに、NAND型フラッシュメモリをメインメモリに使用した、ファイルストレージの構成例を示す図である。
図11のファイルストレージ70は、NAND型フラッシュメモリ71、ECC回路72、ページバッファ73、強誘電体メモリ74、制御回路75、およびインターフェース回路76を有している。
ファイルストレージ70のホストとのインターフェース回路76は、たとえばATA、PCIエクスプレス、USB等の標準規格にのっとって、512バイト(Byte)のセクタ単位もしくは連続した複数セクタ単位でホストとデータの授受を行う。
たとえば4チップよりなるNAND型フラッシュメモリ71は、ECC回路72を介してページバッファ73に並列に接続されている。
フラッシュメモリ71からのデータ読み出しの際は各々のメモリチップからたとえば2kBずつに相当するデータ群が一括連続で読み出され、ECC回路72によってエラー訂正のための復号化が施されて、ページバッファ73に格納される。
フラッシュメモリ71へのデータ書き込みの際は、ページバッファ73のデータがECC回路72によって符号化され、パリティービットが付与された状態でNAND型フラッシュメモリ71に4チップ並列に書き込まれる。
このようにフラッシュメモリ71には、ページバッファ73を介してデータアクセスが実施される。
一方、制御回路75は、インターフェース回路76とページバッファ73および強誘電体メモリ74内に構築されたキャッシュメモリ77との間のデータ転送を制御する。
その際、制御回路75はユーザーから書き込まれたデータの少なくとも一部をキャッシュメモリ77内に保存する。
また、制御回路75は、保存されたデータに対応するアドレスの情報を、同じ強誘電体メモリ74内に構築したキャッシュテーブル78に保管する。
外部からのデータアクセスに際してはキャッシュテーブル78が参照され、アクセスされるべきアドレスに対応するデータがキャッシュメモリ77内にあれば、キャッシュメモリ内のデータがアクセスされる。
本実施形態の強誘電体メモリ74は、連続したワードデータを高速に転送できる機能を有しており、そのアクセスはフラッシュメモリより遥かに高速で、フラッシュメモリに特有の消去時間も必要としない。
さらに、制御回路75は、同じく強誘電体メモリ74内に構築されたアドレス変換テーブル79を使用して仮想アドレスの管理を行なっており、入力されたセクタドレスはアドレス変換テーブル79への参照を経て、NAND型フラッシュメモリ71をアクセスするための物理アドレスに変換される。
これによって、フラッシュメモリ内の欠陥ブロックをスキップしたり、データの書き込み箇所の最適化が実行される。
このようなファイルストレージ70は、アクセスが極めて高速である上、たとえばそれがホストから電源供給を受けるモバイルストレージで、動作中に突然引き抜かれた場合でも、キャッシュデータは不揮発性の強誘電体メモリ内に保管されており、消失しない。
さらに、キャッシュテーブルやアドレス変換テーブルも同メモリ内に保管されているため、再度電源を入れれば元の状態に容易に復帰できる。
したがって、高い信頼性を確保することが可能である。
強誘電体メモリの構成例を示す回路図である。 強誘電体メモリの動作原理を説明するためのヒステリシスカーブを示す図である。 強誘電体メモリのメモリチップレベルでのアクセス手順を説明するためのブロック図である。 符号化エラー訂正(ECC)を導入した強誘電体メモリのメモリチップレベルでのアクセス手順を説明するためのブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る強誘電体メモリ(半導体記憶装置)を示すブロック図である。 第1の実施形態に係るパイプライン動作の概要を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る強誘電体メモリ(半導体記憶装置)を示すブロック図である。 第2の実施形態に係るパイプライン動作の概要を示す図である。 第2の実施形態に係る書き込み転送処理の概要を示す図である。 本実施形態のメモリの特徴を活かした、コンピュータシステムの構成例を示す図である。 本実施形態のバースト転送機能を持った強誘電体メモリをキャッシュメモリに、NAND型フラッシュメモリをメインメモリに使用した、ファイルストレージの構成例を示す図である。
符号の説明
40,40A・・・強誘電体メモリチップ、41・・・ロウデコーダ、42・・・アドレスレジスタ、43,43A・・・アドレスカウンタ、44・・・メモリセルアレイ、45・・・センスアンプ群、46,46A・・・カラムセレクタ、47・・・入出力(I/O)バッファ、48・・・I/Oレジスタ、50・・・ECCデコーダ、51・・・ECCエンコーダ、52・・・レジスタ、53・・・出力レジスタ、54・・・入力レジスタ、55・・・マルチプレクサ(MUX)、56・・・デマルチプレクサ(DeMUX)、60・・・コンピュータシステム、61・・・CPU、62・・・キャッシュメモリ、63・・・メモリシステム(DRAM)、64・・・システムメモリ(FeRAM)、65・・・インターフェース回路、66・・・ハードディスクドライブ、67・・・強誘電体メモリ(FeRAM)、68・・・ハードディスク、69・・・システムバス、70・・・ファイルストレージ、71・・・NAND型フラッシュメモリ、72・・・ECC回路、73・・・ページバッファ、74・・・強誘電体メモリ、75・・・制御回路、76・・・インターフェース回路、77・・・キャッシュメモリ、78・・・キャッシュテーブル、79・・・アドレス変換テーブル。

Claims (10)

  1. ビット線に接続され、ワード線により選択駆動される選択トランジスタと、第1電極が選択トランジスタに接続され、第2電極がプレート線に接続された強誘電体キャパシタとを有し、強誘電体膜の分極状態によって2値を記憶する、複数のメモリセルを含む強誘電体メモリセルアレイと、
    上記ビット線に接続され、カラムアドレスにより選択されるセンスアンプと、
    カラムアドレスを発生可能な内部カウンタと、を有し、
    データアクセスが、
    ロウアドレスに従ってワード線およびプレート線を選択されたメモリセルから複数ワードのデータが読み出され、センスアンプに格納される第1ステップと、
    カラムアドレスからセンスアンプが選択され、外部との間でデータの入出力が行われる第2ステップと、
    センスアンプのデータがメモリセル群に書き戻される第3ステップと、
    により実施され、
    上記第1ステップで上記センスアンプに読み出されたワード群に対して、上記内部カウンタで発生させたカラムアドレスを用いて上記第2ステップを繰り返し実行することで、データを連続的に入力または出力転送する機能を有する
    記憶装置。
  2. 上記データアクセス時の第2ステップにおいて、出力データに対してはエラー訂正のための復号化処理を、入力データに対しては符号化処理を施す機能を有する
    請求項1記載の記憶装置。
  3. 上記内部カウンタは、連続したカラムアドレスを供給し、
    上記第2ステップの内部が複数ステージに分割され、パイプライン化されて繰り返し実行されることにより、データが連続的に入力または出力転送される
    請求項1記載の記憶装置。
  4. 出力レジスタを有し、
    上記第2ステップにおいて、少なくとも、
    上記内部カウンタが更新され、発生したカラムアドレスからセンスアンプが選択される第1ステージと、
    選択された上記センスアンプのデータが上記出力レジスタにラッチされ、外部に出力される第2ステージとの処理がパイプライン化されている
    請求項1記載の記憶装置。
  5. 上記第1ステージで、さらに選択された上記センスアンプのデータにエラー訂正のための復号化処理を施す機能を有する
    請求項4記載の記憶装置。
  6. 入力レジスタを有し、
    上記復号化されたデータが上記入力レジスタにラッチされ、再度符号化されて、センスアンプに書き戻される第3ステージを有し、
    上記第1ステージで復号化されたデータに対して上記第2ステージと上記第3ステージの処理が並列に実行される
    請求項5記載の記憶装置。
  7. 上記強誘電体メモリをキャッシュメモリとし、主記憶媒体としてハードディスクまたはフラッシュメモリを主記憶媒体とし、
    上記強誘電体メモリが、
    ビット線に接続され、ワード線により選択駆動される選択トランジスタと、第1電極が選択トランジスタに接続され、第2電極がプレート線に接続された強誘電体キャパシタとを有し、強誘電体膜の分極状態によって2値を記憶する、複数のメモリセルを含む強誘電体メモリセルアレイと、
    上記ビット線に接続され、カラムアドレスにより選択されるセンスアンプと、
    カラムアドレスを発生可能な内部カウンタと、を有し、
    データアクセスが、
    ロウアドレスに従ってワード線およびプレート線を選択されたメモリセルから複数ワードのデータが読み出され、センスアンプに格納される第1ステップと、
    カラムアドレスからセンスアンプが選択され、外部との間でデータの入出力が行われる第2ステップと、
    センスアンプのデータがメモリセル群に書き戻される第3ステップと、
    により実施され、
    上記第1ステップで上記センスアンプに読み出されたワード群に対して、上記内部カウンタで発生させたカラムアドレスを用いて上記第2ステップを繰り返し実行することで、データを連続的に入力または出力転送する機能を有する
    ファイル記憶装置。
  8. システムメモリと、
    上記メモリシステムとデータの授受を行う処理ユニットと、を有し、
    上記システムメモリは強誘電体メモリを含み、
    上記強誘電体メモリが、
    ビット線に接続され、ワード線により選択駆動される選択トランジスタと、第1電極が選択トランジスタに接続され、第2電極がプレート線に接続された強誘電体キャパシタとを有し、強誘電体膜の分極状態によって2値を記憶する、複数のメモリセルを含む強誘電体メモリセルアレイと、
    上記ビット線に接続され、カラムアドレスにより選択されるセンスアンプと、
    カラムアドレスを発生可能な内部カウンタと、を有し、
    データアクセスが、
    ロウアドレスに従ってワード線およびプレート線を選択されたメモリセルから複数ワードのデータが読み出され、センスアンプに格納される第1ステップと、
    カラムアドレスからセンスアンプが選択され、外部との間でデータの入出力が行われる第2ステップと、
    センスアンプのデータがメモリセル群に書き戻される第3ステップと、
    により実施され、
    上記第1ステップで上記センスアンプに読み出されたワード群に対して、上記内部カウンタで発生させたカラムアドレスを用いて上記第2ステップを繰り返し実行することで、データを連続的に入力または出力転送する機能を有する
    コンピュータシステム。
  9. 上記処理ユニットはキャッシュメモリを有し、上記強誘電体メモリは当該キャッシュメモリを介してアクセスされる
    請求項8記載のコンピュータシステム。
  10. システムメモリと、
    上記メモリシステムとシステムバスを介してデータの授受を行う処理ユニットと、
    上記システムバスと、インターフェース回路を介して接続され、キャッシュメモリを含むファイル記憶装置と、を有し、
    上記システムメモリおよび上記ファイル記憶装置のキャッシュメモリの少なくとも一方が強誘電体メモリを含み、
    上記強誘電体メモリが、
    ビット線に接続され、ワード線により選択駆動される選択トランジスタと、第1電極が選択トランジスタに接続され、第2電極がプレート線に接続された強誘電体キャパシタとを有し、強誘電体膜の分極状態によって2値を記憶する、複数のメモリセルを含む強誘電体メモリセルアレイと、
    上記ビット線に接続され、カラムアドレスにより選択されるセンスアンプと、
    カラムアドレスを発生可能な内部カウンタと、を有し、
    データアクセスが、
    ロウアドレスに従ってワード線およびプレート線を選択されたメモリセルから複数ワードのデータが読み出され、センスアンプに格納される第1ステップと、
    カラムアドレスからセンスアンプが選択され、外部との間でデータの入出力が行われる第2ステップと、
    センスアンプのデータがメモリセル群に書き戻される第3ステップと、
    により実施され、
    上記第1ステップで上記センスアンプに読み出されたワード群に対して、上記内部カウンタで発生させたカラムアドレスを用いて上記第2ステップを繰り返し実行することで、データを連続的に入力または出力転送する機能を有する
    コンピュータシステム。
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