JP2007058780A - プリント注文受付装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 プリント注文受付装置を利用する顧客が、日付が重複するような誤ったプリント注文を行うことを抑制する。
【解決手段】 顧客の入力操作により画像情報を日付情報と合成してプリントすることが選択された場合に、顧客がプリントを希望する画像情報について、該画像情報と日付情報とを合成した合成画像情報と、画像情報と合成した日付情報と該画像情報の一部である日付とが重複してプリントされる可能性がある旨の警告情報とが表示される警告画面をディスプレイ12に表示させる。
【選択図】 図14

Description

本発明は、記録媒体に保存された画像情報のプリント注文のための入力操作を顧客自らが行うことで、そのプリント注文の受付処理を行うようにしたプリント注文受付装置に関する技術分野に属する。
従来、デジタルカメラで撮影したデジタルの写真画像情報のプリントを行う場合には、その画像情報が記憶保存された記録媒体(メディア)を、顧客がDP店の店員に手渡してプリント注文を行うようにしていた。このような画像情報には、通常、日付情報(Exif情報等)が付随されており、顧客がプリントに日付を入れることを注文したときには、DP店では、画像情報と日付情報とを合成した合成画像をプリントするようにしている。
ところが、デジタルカメラの中には、画像情報の一部として日付を写し込むことが可能なものがあり、このようなカメラで、日付を写し込むようにセットした状態で撮影した画像情報には、日付が存在する。このため、日付が写し込まれた画像情報を上記日付情報と合成してプリントすると、画像情報と合成した日付情報と該画像情報の一部として写し込まれた日付とが重複してしまう。
そこで、従来、例えば特許文献1に示されているように、DP店に設置された写真処理装置において、画像情報を表示して、その画像情報に日付が写し込まれている場合には、日付情報との合成を禁止できるようにしている。
一方、近年では、店頭に設置されたプリント注文受付装置に対して顧客自らが入力操作を行ってプリント注文を行う方法が一般化しつつある。このようなプリント注文受付装置としては、特許文献2に開示されたものが知られている。
この特許文献2に開示されたプリント注文受付装置は、顧客がセットしたメディアから画像情報を読み出す媒体ドライブと、顧客に、この媒体ドライブによって読み出される画像情報のプリント注文を行うための入力操作を促す注文用画面を表示するタッチパネル式のディスプレイとを備えていて、タッチパネルから出力される入力操作信号の受信内容により上記入力操作の内容を判定して、その内容に応じて、上記ディスプレイに表示させる注文用画面を制御しかつ上記プリント注文に必要な項目を設定することで、上記プリント注文の受付処理を行うようになっている。上記注文用画面としては、顧客に、複数のプリントサイズの中から1つを選択する入力操作を促す画面や、上記媒体ドライブによって読み出された複数の画像情報を表示して、顧客に、該複数の画像情報の中からプリントを希望する画像情報を選択しかつそのプリント枚数を設定するための入力操作を促す画面等がある。そして、顧客は、ディスプレイに表示される各注文用画面に対して複数の選択肢の中から1つを選択する入力操作等を行うことで、プリント注文に必要な項目の設定がなされて、プリント注文の受付が完了する。
特開2005−102067号公報 特開2003−75930号公報
ところで、上記のようなプリント注文受付装置では、通常、顧客に、画像情報を日付情報と合成してプリントするか否かを選択させる選択画面をディスプレイに表示させるようになっており、これにより、顧客は日付プリントの有無を選択できるようになっている。
しかし、顧客は、日付を写し込んだ画像であっても、誤って日付情報と合成してプリントすることを選択する場合があり、このような場合に顧客の注文通りにプリントしたのでは、日付が重複してしまう。
そこで、プリント注文受付装置でプリントの注文を受け付けた場合であっても、上記特許文献1のように、写真処理装置のオペレータが画像を確認してからプリントするようにすることが考えられる。しかしながら、このような方法では、オペレータの作業負担が増大するという問題がある。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、上記のようなプリント注文受付装置を利用する顧客が、日付が重複するような誤ったプリント注文を行うことを抑制しようとすることにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、顧客の入力操作により画像情報を日付情報と合成してプリントすることが選択された場合に、顧客がプリントを希望する画像情報について、該画像情報と日付情報とを合成した合成画像情報と、該画像情報と合成した日付情報と該画像情報の一部である日付とが重複してプリントされる可能性がある旨の警告情報とが表示される警告画面を表示手段に表示させるようにした。
具体的には、請求項1の発明では、日付情報が付随されたデジタルの画像情報を保存した記録媒体から該画像情報を読み出す媒体ドライブと、該媒体ドライブによって読み出された画像情報を表示する表示手段と、顧客が入力操作を行うための入力手段と、該顧客の入力操作に応じて、上記媒体ドライブによって読み出された画像情報のプリント注文の受付処理を行う制御手段とを備えたプリント注文受付装置を対象とする。
そして、上記制御手段は、上記顧客に、上記媒体ドライブによって読み出された画像情報のうち該顧客がプリントを希望する画像情報を上記日付情報と合成してプリントするか否かを選択させる選択画面を上記表示手段に表示させるとともに、該選択画面において顧客の入力操作により画像情報を日付情報と合成してプリントすることが選択された場合に、上記顧客がプリントを希望する画像情報について、該画像情報と上記日付情報とを合成した合成画像情報と、上記画像情報と合成した日付情報と該画像情報の一部である日付とが重複してプリントされる可能性がある旨の警告情報とが表示される警告画面を上記表示手段に表示させるように構成されているものとする。
上記の構成により、警告画面において合成画像情報と警告情報とが表示されるので、この警告画面を見た顧客は、合成画像情報により日付が重複していないかどうかを確認し、日付が重複するような誤ったプリント注文をしていることが分かった場合には、日付が重複しないように修正操作を行う。この結果、顧客に対して注意を喚起して、日付が重複するような誤ったプリント注文がなされることを抑制することができる。また、DP店のオペレータの作業負担の増大を抑制することができる。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、画像情報の一部として日付を写し込むことが可能なカメラの機種情報を予め記憶した機種情報記憶手段を備え、媒体ドライブによって読み出された画像情報には、日付情報に加えて、該画像情報を撮影したカメラの機種情報が付随されており、制御手段は、選択画面において顧客の入力操作により画像情報を日付情報と合成してプリントすることが選択された場合において、上記顧客がプリントを希望する画像情報に付随されたカメラの機種情報が、上記機種情報記憶手段に記憶された機種情報の中に存在するか否かを判定して、存在すると判定した画像情報について警告画面を表示手段に表示させるように構成されているものとする。
すなわち、日付を写し込むことが可能なカメラで撮影された画像情報を日付情報と合成してプリントする場合に、日付が重複する可能性があるので、このようなカメラで撮影された画像情報であるか否かを判定することで、警告画面をより的確に表示させるようにすることができる。また、日付を写し込むことが不可能なカメラで撮影された画像情報については警告画面が表示されないので、警告画面の表示により顧客に煩わしさ感を与えるのを防止することができる。
請求項3の発明では、請求項1又は2の発明において、制御手段は、警告画面において、当該警告画面に係る画像情報を日付情報と合成してプリントすることを顧客が解除するための解除操作を受け付けるように構成されているものとする。
このことで、顧客は、日付が重複するような誤ったプリント注文をしている場合には、日付が重複しないように直ぐに修正することができ、操作性が向上するとともに、日付が重複するような誤ったプリント注文がされることをより一層確実に抑制することができる。
以上説明したように、本発明のプリント注文受付装置によると、顧客の入力操作により画像情報を日付情報と合成してプリントすることが選択された場合に、顧客がプリントを希望する画像情報について、該画像情報と日付情報とを合成した合成画像情報と、該画像情報と合成した日付情報と該画像情報の一部である日付とが重複してプリントされる可能性がある旨の警告情報とが表示される警告画面を表示手段に表示させるようにしたことにより、プリント注文受付装置を利用する顧客が、日付が重複するような誤ったプリント注文を行うことを抑制することができるとともに、DP店のオペレータの作業負担の増大を抑制することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、本発明の実施形態に係るプリント注文受付装置(以下、受付装置と略称する)1は、記録シートとしての銀塩式の印画紙5に画像情報のプリントを行うデジタル型の写真プリント装置3とデータ伝送ネットワーク2によって通信可能に接続されて、プリントシステムが構成されている。尚、本実施形態では、2台の受付装置1が写真プリント装置3とそれぞれ接続されているが、写真プリント装置3と接続される受付装置1は1台であってもよく、3台以上であってもよい。
上記プリントシステムは、DP店における既設の写真プリント装置3に、データ伝送ネットワーク2と2台の受付装置1とを追加することにより構築されたものであり、このシステムでは、顧客が、デジタルの写真画像情報が記憶保存された記録媒体M1(図3参照。以下、メディアと称する。)を受付装置1における後述のメディアドライブ11にセットするとともに、後述の如く表示手段としてのディスプレイ12に表示される注文用画面に対して、プリント注文を行うための入力操作を行うと、プリント注文に必要な複数の項目(顧客がプリントを希望するプリント対象となる画像情報やプリント枚数等)の設定がなされ、こうしてプリント注文が受け付けられる。そして、当該顧客のプリント注文終了後に、受付証re(図4参照)がプリント発行される。この受付証reを、顧客がDP店のサービスカウンターで担当者に提示すると、その担当者が受付証reに記録された受付情報に基づき、写真プリント装置3からの操作で、受付装置1に一時格納されている、上記設定された項目(プリント対象の画像情報やそのプリント枚数等)からなる注文情報をネットワーク2を介して受信して、この注文情報に基づいて、写真プリント装置3で上記プリント対象の画像情報のプリントを行い、顧客に仕上がりプリント5bを手渡す手順となっている。
上記メディアM1の具体例としては、デジタルカメラで撮影された画像情報を保存したスマートメディア、コンパクトフラッシュ(登録商標)、メモリスティックを初め、メディアM1のアタッチメントとして機能するPCカード、顧客が画像情報を保存したCD−ROMやMO等が挙げられる。このメディアM1に保存されている画像情報には、その画像の撮影日である日付情報及び該画像情報を撮影したカメラの機種情報(Exif情報等)が付随されている。
上記受付装置1は、図3に示すように、筐体10と、この筐体10の上面に設けられ、表示面に入力手段としてのタッチパネル13が形成された液晶型のディスプレイ12とを備えている。上記筐体10内部には、上記メディアM1の具体例としての、スマートメディア、コンパクトフラッシュ、メモリスティック、PCカード、CD−ROM、MOそれぞれに対応する媒体ドライブとしての複数のメディアドライブ11が設けられており、筐体10の前面には、該各メディアドライブ11にメディアM1をセットするための挿入口が設けられている。また、筐体10の上面でディスプレイ12よりも前側部分には、受付証reを発行するための熱転写式の受付証プリンタ15が設けられている。さらに、筐体10の内部には、制御手段としてのコントローラ20及びデータ格納部としてのハードディスク14が内蔵されている。上記タッチパネル13は、顧客が接触して入力操作することにより入力操作信号を出力するように構成されているとともに、その顧客が接触する部分によって異なる入力操作信号を出力するようになっている。
上記コントローラ20の機能は、ネットワーク機能を有する汎用コンピュータと実質的に同様であり、上記複数のメディアドライブ11及びタッチパネル13との情報のやりとり、顧客のタッチパネル13による入力操作に基づいて、写真プリント装置3によるプリント出力に用いられる注文情報の作成、ハードディスク14への格納管理、並びに、受付証プリンタ15及び発光素子や圧電ブザーからなるアラーム17(図5参照)の制御を行う。このコントローラ20は所定のオペレーションシステムが有する各種プログラムやこのオペレーションシステム上で動作するように作成された各種プログラムによって、付属ハードウエアと協働しながら受付装置1に必要とされる各種機能を作り出している。また、コントローラ20は、図5に示すように、I/Oインタフェースを介してメディアドライブ11やハードディスク14等の機器と接続されていて、上記メディアドライブ11との情報のアクセスと、タッチパネル13との情報のアクセスと、ハードディスク14との情報のアクセスとを可能に構成し、かつ、ディスプレイ12に対する画面の出力と、上記受付証プリンタ15に対する情報の出力と、上記アラーム17に対する信号の出力とを可能に構成されている。
さらに詳しく説明すると、コントローラ20は、作業領域が形成されるRAM型の半導体メモリや、プログラムやパラメータが保存されるROM型の半導体メモリの総称としてのメモリ21と、ハードウエア又はソフトウエア、あるいは、ハードウエアとソフトウエアとの組合わせでなり、上記メディアM1からメディアドライブ11により読み出して受け付けた画像情報(撮影画像のデータ等)を処理する画像情報処理部23と、後述の如く、プリント対象の画像情報に付随されたカメラの機種情報が、ハードディスク14に記憶された機種情報の中に存在するか否かを判定するカメラ機種判定部24と、ディスプレイ12に各種情報を表示するための表示制御部25と、タッチパネル13から出力された入力操作信号を処理する入力検出部26と、顧客の入力操作により設定されたプリントサイズや、プリント対象の画像情報、そのプリント枚数等から注文情報を作成する注文情報処理部27と、注文情報処理部27で作成された注文情報(プリント対象の画像情報を含む)を注文番号等を付してハードディスク14に記憶させる注文情報保存部28と、注文番号や顧客名等のデータを記録した受付証reを受付証プリンタ15を介して発行する受付証発行処理部29とを含んでいて、データバスを介して互いの情報をアクセス自在に構成されている。
上記画像情報処理部23は、メディアドライブ11によりメディアM1から読み出した画像情報(JPEGやTIFF等)をサムネイル形式(以下、サムネイル画像と称する)でディスプレイ12に注文用画面として表示するよう機能する。この画像情報処理部23は、メディアM1にサムネイル画像が含まれる場合には、サムネイル画像の表示を行い、サムネイル画像が存在しない場合には、オリジナルの画像情報からサムネイル画像を生成してディスプレイ12に表示する。
上記入力検出部26は、タッチパネル13から出力された入力操作信号を受信して該受信内容に基づいて顧客が接触操作したタッチパネル13上の座標情報を認識するよう機能するものである。上記表示制御部25は、この入力検出部26で認識した座標情報に基づいて、タッチパネル13上の座標情報とディスプレイ12に表示している画面とを照らし合わせて、顧客の入力操作の内容を判定して、それに対応する画面を表示させる。
上記受付証発行処理部29は、上記顧客のプリント注文終了後(後述の「メディア取り出し案内画面」におけるOKボタン54の操作後)に、注文の明細、端末ID及び注文ID等を受付証プリンタ15でプリントして受付証reとして出力するよう機能するものであり、この受付証reは、上述のように、サービスカウンターで提示するために使用される。
上記ディスプレイ12には、上記表示制御部25により、顧客に、上記メディアドライブ11によって読み出される画像情報のプリント注文を行うための入力操作を促す複数の注文用画面が1画面ずつ表示されるようになっている。この注文用画面には、メディアドライブ11によりメディアM1から読み出した画像情報(サムネイル画像)を表示する画面が含まれているとともに、顧客に、所定の選択肢の中から1つを選択する入力操作を促す選択画面が含まれている。このディスプレイ12に表示される注文用画面は、各注文用画面に対する顧客の入力操作の内容に応じて制御される。また、この顧客の入力操作の内容に応じて、プリント注文に必要な項目が設定されることになる。すなわち、コントローラ20は、タッチパネル13から出力された入力操作信号の受信内容により顧客の入力操作の内容を判定して、その入力操作の内容に応じて、ディスプレイ12に表示させる注文用画面を制御しかつプリント注文に必要な項目を設定することで、上記メディアドライブ11によって読み出された画像情報のプリント注文の受付処理を行う制御手段を構成している。これにより、顧客は、タッチパネル13により、メディアM1から読み出した画像情報の中からプリントを希望する画像情報を選択する入力操作を行ったり、そのプリント対象の画像情報についてプリント枚数を入力する入力操作を行ったりすると、コントローラ20は、上記選択された画像情報をプリント対象として設定したり、上記入力されたプリント枚数を、上記プリント対象のプリント枚数として設定したりする。このように顧客の入力操作の内容に応じてプリント注文に必要な全ての項目を設定するとともに、この設定された項目より、プリント対象の画像情報を含む注文情報を作成する。しかる後、その注文情報をハードディスク14に保存しかつ受付証プリンタ15により受付証reをプリント発行して、その後、上記写真プリント装置3からの要求に基づいて、上記注文情報を該写真プリント装置3へ転送する。
この受付装置1のコントローラ20は、ネットワークインタフェース2cを介してイーサーネットケーブル2aとハブ2bとを含むデータ伝送ネットワーク2によって写真プリント装置3のコントローラ40とLAN(Local Area Network)接続され、TCP/IP形式のプロトコルで互いに情報のアクセスを行えるよう構成してある。上記注文情報は、受付装置1のハードディスク14の共有フォルダに階層的に格納されている。例えば、注文情報は、共有フォルダの階層下に注文毎に形成される、注文番号を付したフォルダで管理される。このように構成することによって、受付証reを受け取った担当者は、端末IDと注文番号とから注文情報が保存されている端末及びプリント対象となっているディレクトリを特定して、注文情報を読み出してプリント処理を行うことができる。
次いで、写真プリント装置3について説明する。この写真プリント装置3は、図1及び図2に示すように、テーブル状に形成されたオペレート部3aと現像処理部3bとを一体化してなる装置本体30と、この装置本体30から分離した位置に配設されたスキャナユニット31とを備えている。装置本体30のオペレート部3aの下部には、印画紙マガジン5aからの印画紙5をプリントサイズに切断して、印画紙搬送機構32bによってデジタル型の露光ヘッド32aに供給する露光系を内装している。露光ヘッド32aは、印画紙5の搬送方向と直交する方向にレーザービームを送出して走査を行う形式のものが使用されているが、この露光ヘッド32aとして蛍光ビーム方式、液晶シャッター方式、DMD方式又はFOCRT等の使用が可能である。また、現像処理部3bには、露光ヘッド32aで露光された印画紙5の現像処理を行う現像処理槽33を内装しており、この現像処理槽33で現像処理が行われた印画紙5は、乾燥の後、現像処理部3bの上面の横送りコンベア34aに送出し、この横送りコンベア34aからの印画紙5を仕分けコンベア34bに送出すよう処理形態が設定されている。
上記オペレート部3aには、CD−ROM又はDVDからの情報の読み出し、及び、CD−Rに対する情報の書き込みを行うコンボドライブ35と、スマートメディアやコンパクトフラッシュ、MO等の各種メディアに対応した複数のマルチドライブ36と、画像情報や各種情報の表示を行うディスプレイ37と、キーボード38と、マウス39とが備えられている。そして、このオペレート部3aの下部にはマイクロプロセッサを有したコントローラ40が設けられている。このコントローラ40には、ネットワークインタフェースを介して上記両受付装置1,1がネットワーク接続されている。
上記スキャナユニット31は、底部にキャスタを備えた筐体31aの上面に対して、交換自在に設けられたフィルムキャリア31bと、筐体内部に光学レンズやCCD等の光電変換素子を有した光電変換部(図示せず)と、筐体内部に備えた光源から光ファイバーを介して送られる光線をフィルムキャリア31bの上面側に導くアーム31cとを備えている。そして、写真フィルムM2のスキャニングを行う場合には、ネガティブフィルム又はポジティブフィルムを、フィルムキャリア31bにセットして、フィルムキャリア31bにより設定速度で移動させながらアーム31cの先端から下方に向けて照射する光線により、写真フィルムM2の各コマの画像情報を光電変換部でデジタル信号化し、ケーブル31dを介してコントローラ40に転送し得るよう構成されている。
上記コントローラ40は汎用コンピュータからなっていて、所定のオペレーションシステムが有する各種プログラムやこのオペレーションシステム上で動作するように作成された各種プログラムによって、付属ハードウェアと協働しながら写真プリント装置3に必要とされる各種機能を作り出している。具体的には、コントローラ40は、ディスプレイ37に担当者に操作を促す画面を表示させると共に、キーボード38又はマウス39からの入力信号に基づいて担当者の操作を受け付ける。そして、コントローラ40は、キーボード38等からの入力信号に基づいて、上記受付装置1から上記注文情報を取得し、或いは、スキャナユニット31から画像情報を取得して、必要に応じて画像情報の補正を行ってシミュレート画像や補正情報をコントローラ40のメモリやコントローラ40に接続されたハードディスクに記憶させるとともに、その画像情報に基づいて露光ヘッド32aや印画紙搬送機構32bを制御して印画紙5にプリントを行うように写真プリント装置3を制御する。
次に、受付装置1におけるコントローラ20による基本的な受付処理を処理順序に沿って説明する。図6は、この処理の概要を示すフローチャートである。
先ず、この受付装置1の待機状態において、表示制御部25は、初期画面として、例えば図7に示すように、該受付装置1の機能やDP店のロゴマーク等を含む待機画面をディスプレイ12に表示させる(ステップS1)。この待機画面には、「画面に触れてください」とのメッセージが表示されており、プリント注文を行う顧客にディスプレイ12に触れることを促す。
そして、顧客がディスプレイ12のタッチパネル13に指を接触させることにより、ステップS2へ進んで、表示制御部25は、最初の注文用画面として、例えば図8に示すような「サービス選択画面」をディスプレイ12に表示させる。この画面には、「サービスを選択してください」とのメッセージと共に、プリント注文の受付を行わせるプリント受付ボタン50と、メディア保存受付を行わせるメディア保存受付ボタン51が表示されていて、操作者に両サービスのうち1つを選択する入力操作、つまり両ボタン50,51のうちいずれか一方に触れる操作を促す。尚、操作者がメディア保存受付ボタン51を接触操作した場合には、メディアM1に保存された画像情報を、写真プリント装置3に転送して、該写真プリント装置3においてCD−RやMOに保存する処理が行われるが、プリント注文の受付処理と基本的に同じ処理形態であるので詳述しない。
上記「サービス選択画面」に対して顧客がプリント受付ボタン50を接触操作した場合には、ステップS3へ進んで、表示制御部25は、次の注文用画面として、例えば図9に示すような「メディア選択画面」をディスプレイ12に表示させる。この「メディア選択画面」には、「メディアを選択してください」とのメッセージと共に、複数のメディアボタン53,53,…を表示して、顧客に複数のメディアの中から1つのメディアを選択する入力操作を促す。顧客が、この入力操作の後にメディアドライブ11にセットするメディアに対応するメディアボタン53を接触操作することによって、ステップS4へ進んで、次の処理を実行する。尚、上記「メディア選択画面」の下側には、処理を中止するための中止ボタン52cと、表示中の注文用画面(ここでは「メディア選択画面」)の1つ前に表示された注文用画面(ここでは「サービス選択画面」)に戻るための戻るボタン52dとが表示され、これら中止ボタン52c及び戻るボタン52dは、後述の各注文用画面においても同様の位置に表示され、ボタン接触操作により同様に機能する。
上記ステップS4では、表示制御部25は、次の注文用画面として、例えば図10に示すような「メディアセット案内画面」をディスプレイ12に表示させる。この画面には、「メディアをセットして、OKボタンを押してください」とのメッセージと共に、ステップS3において顧客が選択したメディアをセットする際の具体的な画像が表示されている。そして、顧客がメディアドライブ11にメディアをセットしOKボタン54を操作することで、ステップS5へ進んで、画像情報処理部23がセットされたメディアM1から画像情報を読み出し、その後、ステップS6へ進んで、次の処理を実行する。
上記ステップS6では、表示制御部25は、次の注文用画面として、例えば図11に示すような「プリントサイズ選択画面」をディスプレイ12に表示させる。この画面には、「プリントサイズを選択してください」とのメッセージと共に、複数のプリントサイズに対応したサイズ指定ボタン55,55,…が表示されている。このサイズ指定ボタン55,55,…には、プリントサイズを示す「L版」や「2L版」等の文字の他に、プリントサイズを示す数値と、プリントの単価と、プリントの基本料金とがそれぞれ表示され、顧客がいずれか1つのサイズ指定ボタン55を操作することで、コントローラ20の注文情報処理部27が、その入力操作されたプリントサイズをメモリ21に記憶させる。その後、ステップS7へ進んで、次の処理を実行する。
上記ステップS7では、表示制御部25は、次の注文用画面として、図示を省略する「日付プリント有無選択画面」をディスプレイ12に表示させて、顧客に、プリント対象の画像情報を該画像情報に付随されている日付情報と合成してプリントする(日付プリント有)か、画像情報を日付情報と合成しないでプリントする(日付プリント無)かを選択させる。すなわち、この「日付プリント有無選択画面」は、顧客に、プリント対象の画像情報を日付情報と合成してプリントするか否かを選択させる選択画面であって、顧客は日付プリント有ボタンか、日付プリント無ボタンかを選択操作するようになっており、いずれかのボタンを操作すると、注文情報処理部27が、その情報をメモリ21に記憶させる。その後、ステップS8へ進んで、次の処理を実行する。
上記ステップS8では、表示制御部25は、次の注文用画面として、例えば図12に示すような「プリント枚数設定画面」をディスプレイ12に表示させて、顧客に、プリント対象の画像情報の選択、プリント枚数の設定及び必要に応じて画像の補正を行わせる。この画面には、「プリント枚数を設定してください」とのメッセージと、メディアM1から読み出された画像情報の複数のサムネイル画像Sとが表示されている。本実施形態では、8つのサムネイル画像Sが1ページ分として表示される。この画像情報の表示順序としては、本実施形態では、ファイル名順としているが、画像情報に付随された日付情報の日付の古いもの順又は新しいもの順としてもよい。
また、上記「プリント枚数設定画面」における各サムネイル画像Sを含むフレーム56の上段には、画像情報を特定するファイルの名称、ファイルの種類を示す拡張子及びデータサイズが表示され、フレーム56の下段には、プリント枚数を示す数値を表示するプリント枚数表示エリア57が形成され、かつ、このプリント枚数表示エリア57を挟む位置にプリント枚数を1枚ずつ増加させるプラスボタン57aと、プリント枚数を1枚ずつ減少させるマイナスボタン57bとが表示されている。さらにまた、プリント枚数表示エリア57の下側には、画像の補正を行うべく不図示の「画像補正画面」へ移行する補正ボタン57cが表示されている。
上記プリント枚数表示エリア57にプリント枚数として表示される数値は、初期状態においては「0」であるが、プラスボタン57aを操作すると、その画像のプリント枚数が1増加し、マイナスボタン57bを操作すると、その画像情報のプリント枚数が1減少し、その設定枚数がプリント枚数表示エリア57に表示される。そして、画像のプリント枚数を1以上に設定することによって、同時に、プリント対象の画像を選択することになる。
また、「プリント枚数設定画面」の画面下側には、中止ボタン52cと、画像情報の表示順序を逆転させる表示順逆転ボタン56aと、全てのプリント枚数を1枚ずつ増加させる全体プラスボタン56bと、全てのプリント枚数を1枚ずつ減少させる全体マイナスボタン56cと、注文を完了する(ここでは、注文情報を作成するための注文の完了を意味し、顧客の注文が完全に完了するのは、後述の「メディア取り出し案内画面」におけるOKボタン54を操作したときである)OKボタン54と、現在表示中のページから1つ前に表示されたページを表示させる(最初のページの表示中に操作したときには、上記「プリントサイズ選択画面」に戻る)戻るボタン56dと、次のページを表示させる進むボタン56eとが表示されている。そして、全体プラスボタン56bと全体マイナスボタン56cとの間には、ページを示す数字(全ページを示す数字および現在表示されているページを示す数字)が表示されている。さらに、画面下側の中央位置には情報エリアDEが表示されている。この情報エリアDEには、選択されたプリントサイズの情報、設定されたプリント合計枚数、選択された画像数、プリント1枚の単価及びプリントに要する合計金額が表示される。
上記表示順逆転ボタン56aを操作することによって、画像情報をファイル名の昇順と降順とを切り替えて表示することができる。表示順逆転ボタン56aは、降順で表示するための降順ボタンと昇順で表示するための昇順ボタンとの2つのボタンからなり、画像情報が降順で表示されている際には、昇順ボタンは「昇順で表示」と表示されて、操作可能なボタンとして機能し、降順ボタンは「降順で表示中」と表示されて現在の表示順を示す表示欄として機能する。一方、画像情報が昇順で表示されている際には、降順ボタンは「降順で表示」と表示されて操作可能となり、昇順ボタンは「昇順で表示中」と表示されて現在の表示順を示す表示欄として機能する。
また、上記全体プラスボタン56bを操作することによって、画面に表示されない画像も含めて全ての画像情報のプリント枚数が1増加し、全体マイナスボタン56cを操作することで、画面に表示されない画像も含めて全ての画像情報のプリント枚数が1減少する。
このようにして、上記進むボタン56e又は戻るボタン56dの操作に基づいてサムネイル画像Sのページを切り替えながら、プリントすべき画像を選択してプリント枚数を設定する。
上記「プリント枚数設定画面」においては、上記各サムネイル画像Sのフレーム56の補正ボタン57cを操作することによって、表示制御部25は、注文用画面として、図13に示すような「画像補正画面」をディスプレイ12に表示させる。顧客は、この画面で各画像の色や濃度、トリミング位置、大きさを補正することができる。この「画像補正画面」には、「位置・大きさ、色・濃度の調整をしてください」とのメッセージと共に、補正を行う画像を含んだ画像フレーム部58と、この画像の色合いを調整する各種ボタンが表示された色合い調整部59とが表示される。また、この画面の下側に表示された中止ボタン52cと戻るボタン52dとの間には、画像の倍率とプリントサイズとが表示される。
上記画像フレーム部58の中央には画像(この画像はサムネイル画像ではなくて、メディアM1から読み出した画像情報そのものである)が表示され、この画像にはトリミング領域を示す長方形状の枠が表示されている。また、画像フレーム部58には、画像を囲んで種々のボタンが配置されている。詳しくは、画像の四隅に対応する位置に、画像を回転させるためのボタンとして、左上位置から時計回りに、画像を左方向へ90°回転させるボタン58a、画像を右方向へ90°回転させるボタン58b、画像を右方向へ任意に回転させるボタン58c、画像を左方向へ任意に回転させるボタン58dが設けられている。また、画像の上下左右に対応する位置に、画像を平行移動させるためのボタンとして、上位置から時計回りに、画像を上方向に移動させるボタン58e、画像を右方向に移動させるボタン58f、画像を下方向に移動させるボタン58g、画像を左方向に移動させるボタン58hが設けられている。さらに、画像フレーム部58の下部には、画像を拡大・縮小する拡大ボタン58i及び縮小ボタン58jと、画像のトリミングを元に戻すボタン58kとが設けられている。
上記色合い調整部59には、画像の濃度を調整する濃度プラスボタン59a(明るくする)及び濃度マイナスボタン59b(暗くする)と、画像の赤色を調整する赤色プラスボタン59c(赤色をたす)及び赤色マイナスボタン59d(赤色をひく)と、画像の緑色を調整する緑色プラスボタン59e(緑色をたす)及び緑色マイナスボタン59f(緑色をひく)と、画像の青色を調整する青色プラスボタン59g(青色をたす)及び青色マイナスボタン59h(青色をひく)とが表示されており、各プラスボタンとマイナスボタンとの間には、各色合いの状態を示すインジケータが表示されている。また、色合い調整部59の上部には、色調整を元に戻すボタン59iが表示されている。
このように、「画像補正画面」において、各種ボタン58a〜58k、59a〜59iを接触操作することによって、画像を回転、移動、拡大又は縮小させたり、画像の色合いを調整したりすることができる。そして、OKボタン54を接触操作することによって、画像の補正が完了して、上記「プリント枚数設定画面」へ戻る。
こうして、プリント対象の画像情報を選択しかつプリント枚数を設定し、必要に応じて画像情報を補正した後、「プリント枚数設定画面」におけるOKボタン54を顧客が接触操作することで、注文情報処理部27は、プリント対象の画像情報、そのプリント枚数及び画像補正の設定内容、並びに上記メモリ21に記憶されたプリントサイズ及び日付プリントの有無から注文情報を作成し、この注文情報をメモリ21に記憶する。
すなわち、ステップS8で「プリント枚数設定画面」をディスプレイ12に表示させた後は、ステップS9で、「プリント枚数設定画面」中で補正ボタン57c又はOKボタン54が操作されたか否かを判定する。そして、補正ボタン57cが操作された場合には、ステップS10へ進んで、上述の如く「画像補正画面」を表示させ、この「画像補正画面」におけるOKボタン又は戻るボタンを操作すると、再びステップS8へ戻って「プリント枚数設定画面」を表示させる。こうして、プリント枚数の設定及び画像補正が完了するまでステップS8〜ステップS10の処理を繰り返し、「プリント枚数設定画面」におけるOKボタン54が操作されると、ステップS9からステップS11へと進む。
上記ステップS11では、上記表示制御部25は、「日付プリント有無選択画面」において顧客の入力操作により選択された日付プリント有無を判定して、日付プリント有の場合には、ステップS12に進んで、警告画面をディスプレイ12に表示させる一方、日付プリント無の場合には、ステップS13に進む。すなわち、上記「日付プリント有無選択画面」において日付プリント有ボタンが選択操作されていた場合には、プリント対象の画像情報と合成した日付情報と該画像情報の一部として写し込まれた日付とが重複してプリントされる可能性があるため、表示制御部25は、このような日付重複の可能性があることを顧客に警告すべく警告画面をディスプレイ12に表示させる。但し、日付重複の可能性があるのは、画像情報の一部として日付を写し込むことが可能なカメラで撮影された画像情報であるので、本実施形態では、そのようなカメラで撮影されたプリント対象の画像情報について警告画面を表示させる。
具体的には、上記ハードディスク14に、画像情報の一部として日付を写し込むことが可能なカメラの機種情報が予め記憶されている。このことで、ハードディスク14は、上記カメラの機種情報を予め記憶する機種情報記憶手段を構成することになる。そして、上記カメラ機種判定部24が、上記「日付プリント有無選択画面」において日付プリント有ボタンが選択操作されていた場合に、上記「プリント枚数設定画面」においてプリント枚数が1以上に設定された画像情報(顧客がプリントを希望するプリント対象の画像情報)のそれぞれについて、当該画像情報に付随されたカメラの機種情報が、ハードディスク14に記憶された機種情報の中に存在するか否かを判定するようになっている。このカメラ機種判定部24が、存在すると判定した画像情報について、表示制御部25は、警告画面をディスプレイ12に表示させるようになっている。この警告画面には、例えば図14に示すように、プリント対象の画像情報と該画像情報に付随された日付情報とを合成した合成画像情報(この日付情報と合成するときの画像情報はサムネイル画像ではなくて、メディアM1から読み出した画像情報そのものである)と、上記画像情報と合成した日付情報と該画像情報の一部として写し込まれた日付とが重複してプリントされる可能性がある旨の警告情報とが表示される。図14の例では、合成画像情報の左下部に、合成した日付情報が表示され、右下部に、画像情報の一部として写し込まれた日付が表示されており、これを見た顧客は日付が重複していることが分かる。
尚、上記のようなカメラ機種判定部24を設ける必要は必ずしもなく、日付プリント有ボタンが選択操作されていた場合には、カメラの機種情報に関係なく、全てのプリント対象の画像情報について警告画面を表示させるようにしてもよい。
上記警告画面には、日付が重複している場合に操作するボタン71と、日付が重複していない場合に操作するボタン72とが表示されており、顧客に対していずれかのボタンを選択操作させる。そして、顧客がボタン71を選択操作すれば、注文情報処理部27は、日付プリント無として処理する。このことで、コントローラ20は、警告画面において、該警告画面に係る画像情報を日付情報と合成してプリントすることを顧客が解除するための解除操作(ボタン71の操作)を受け付けることになり、その操作を受けて、画像情報を日付情報と合成してプリントすることを解除する。一方、顧客がボタン72を選択操作すれば、注文情報処理部27は、当該画像情報についてはそのまま日付プリント有として処理する。こうして顧客がいずれかのボタンを操作すると、次のプリント対象の画像情報(日付を写し込むことが可能なカメラで撮影された画像情報)について警告画面が表示され、全てのプリント対象の画像情報について警告画面の表示が終了すると、次のステップS13に進むことになる。
上記ステップS13では、表示制御部25は、次の注文用画面として、例えば図15に示すような「名前入力画面」をディスプレイ12に表示させる。この画面には、「名前を入力してください」とのメッセージが表示されるとともに、名前表示部とキーボードとを有した入力ボード60が表示され、キーボードに接触して名前を入力するとOKボタン54が表示される。このOKボタン54を顧客が操作すると、注文情報処理部27が、入力された名前を顧客情報としてメモリ21に記憶する。
次のステップS14では、表示制御部25は、次の注文用画面として、例えば図16に示すような「電話番号入力画面」をディスプレイ12に表示させる。この画面には、「電話番号を入力してください」とのメッセージが表示されるとともに、電話番号表示部とキーボードとを有する入力ボード61が表示され、この入力ボード61のキーボードに接触して電話番号を入力すると、OKボタン54が表示される。このOKボタン54を顧客が操作すると、注文情報処理部27が、入力された電話番号を顧客情報としてメモリ21に記憶する。その後、ステップS15へと進む。
尚、本実施形態では、上記のような顧客の名前や電話番号の入力操作は、プリント注文を行う上で必須の入力操作ではないので、これらの顧客情報の入力操作がない場合でも次の処理に移行できるような処理形態にすることもできる。これらの入力操作がない場合には、例えば受付装置1自体が生成した番号や符号を自動的に設定して顧客を区別するような処理形態とすればよい。
上記ステップS15では、表示制御部25は、次の注文用画面として、例えば図17に示すような「注文内容確認画面」をディスプレイ12に表示させる。この画面には、「注文の内容を確認してください」とのメッセージが表示されるとともに、上記メモリ21に記憶された注文情報の詳細と、そのプリント料金とを一覧化した確認シート62とが表示される。そして、確認シート62の表示内容に誤りがなければ、顧客は「注文内容確認画面」におけるOKボタン54を操作する。これにより、プリント注文に必要な全ての項目が完全に設定されたこととなり、次のステップS16へと進んで、上記注文情報保存部28が、上記ハードディスク14の共有フォルダに注文番号を付した名前のフォルダを作成し、そのフォルダに上記注文情報と受付IDや端末ID等のID情報とを記憶する。
次のステップS17では、表示制御部25は、次の注文用画面として、例えば図18に示すような「メディア取り出し案内画面」をディスプレイ12に表示させる。この画面には、「メディアを取り出してください」とのメッセージが表示され、この表示に従いメディアM1を取り出し、OKボタン54を操作することで、ステップS18へ進んで、次の処理を実行する。このOKボタン54の操作で、顧客のプリント注文が完全に終了する。尚、顧客がメディアM1を抜取らずに「メディア取り出し案内画面」におけるOKボタン54を操作した場合には、アラーム17を作動させて光や電子音で誤操作であることを認識させる。
上記ステップS18では、表示制御部25は、例えば図19に示すような「受付証発行案内画面」をディスプレイ12に表示させる。この画面には、「受付証を発行中です。しばらくお待ちください。」及び「受付証はカウンターに持参してください。」とのメッセージが表示される。そして、一定時間が経過すると、ステップS19へ進み、コントローラ20の受付証発行処理部29によって受付証プリンタ15を介して受付証reがプリントされて送り出される。このように受付証reが発行されると、受付処理の全てが終了して上記待機画面に復帰する。
上記受付証reは、図4に示すように、受付証本体とお客様控えとが連なった形態となっており、お客様名、電話番号、受付ID、端末ID、受付日、注文番号等の他に注文の詳細を示す内容がプリントされている。尚、即日に写真のプリントを手渡せない場合には、受付証本体とお客様控えとを切り離し、受付証本体をDP店の控えとして残し、お客様控えを顧客に手渡す処理も可能にしている。
したがって、上記実施形態では、「日付プリント有無選択画面」において日付プリント有ボタンが選択操作されていた場合に、プリント対象の画像情報について、該画像情報と日付情報とを合成した合成画像情報と、該画像情報と合成した日付情報と該画像情報の一部である日付とが重複してプリントされる可能性がある旨の警告情報とが表示される警告画面をディスプレイ12に表示させるようにしたので、この警告画面を見た顧客は、合成画像情報により日付が重複していないかどうかを確認し、日付が重複するような誤ったプリント注文をしていることが分かった場合には、ボタン71を操作することで、当該警告画面に係る画像情報を日付情報と合成してプリントすることを解除して、日付が重複しないように直ぐに修正対応することができる。この結果、顧客に対して注意を喚起して、日付が重複するような誤ったプリント注文がされることを抑制することができるとともに、DP店のオペレータの作業負担の増大を抑制することができる。
また、プリント対象の画像情報が、日付を写し込むことが可能なカメラで撮影されたものであるか否かを判定し、そのようなカメラで撮影された画像情報について警告画面を表示するようにしたので、日付が重複する可能性が全くない場合には、警告画面の表示により顧客に煩わしさ感を与えるのを防止することができる。
尚、上記実施形態においては、受付装置1と写真プリント装置3とをネットワーク2で通信可能に接続してなるプリントシステムを構成しているが、これに限られるものではなく、上記受付装置1と写真プリント装置3とが一体化された受付装置であっても本発明を適用することができる。このように一体化された受付装置は、上記の受付装置1の構成に加えて、印画紙マガジン、印画紙搬送機構、露光ヘッド、現像処理部等を備えた構成されており、この受付装置では、該受付装置自体がプリントするので、操作者は、受付証reをDP店のサービスカウンターに持っていかなくても、その場で写真を受け取ることができる。また、一体化された受付装置であっても、写真プリント装置3とネットワーク2で通信可能に接続しておいて、操作者が写真プリント装置3でプリントするか、受付装置自体でプリントするかを選択できるようにしてもよい。
本発明は、記録媒体に保存された画像情報のプリント注文を行うための入力操作を顧客自らが行うことで、そのプリント注文の受付処理を行うようにしたプリント注文受付装置に有用である。
本発明の実施形態に係るプリント注文受付装置を、写真プリント装置と接続してプリントシステムを構成したときの該システム全体を示す斜視図である。 図1のプリントシステムの構成を示すブロック図である。 プリント注文受付装置を拡大して示す斜視図である。 受付証の表示内容を示す図である。 受付装置のコントローラにおける機能を説明する機能ブロック図である。 受付装置のコントローラによる受付処理を示すフローチャートである。 初期画面(待機画面)の一例を示す図である。 サービス選択画面の一例を示す図である。 メディア選択画面の一例を示す図である。 メディアセット案内画面の一例を示す図である。 プリントサイズ選択画面の一例を示す図である。 プリント枚数設定画面の一例を示す図である。 画像補正画面の一例を示す図である。 警告画面の一例を示す図である。 名前入力画面の一例を示す図である。 電話番号入力画面の一例を示す図である。 注文内容確認画面の一例を示す図である。 メディア取り出し案内画面の一例を示す図である。 受付証発行案内画面の一例を示す図である。
符号の説明
1 プリント注文受付装置
11 メディアドライブ(媒体ドライブ)
12 ディスプレイ(表示手段)
13 タッチパネル(入力手段)
14 ハードディスク(機種情報記憶手段)
20 コントローラ(制御手段)
24 カメラ機種判定部
25 表示制御部
M1 メディア(記録媒体)

Claims (3)

  1. 日付情報が付随されたデジタルの画像情報を保存した記録媒体から該画像情報を読み出す媒体ドライブと、該媒体ドライブによって読み出された画像情報を表示する表示手段と、顧客が入力操作を行うための入力手段と、該顧客の入力操作に応じて、上記媒体ドライブによって読み出された画像情報のプリント注文の受付処理を行う制御手段とを備えたプリント注文受付装置であって、
    上記制御手段は、上記顧客に、上記媒体ドライブによって読み出された画像情報のうち該顧客がプリントを希望する画像情報を上記日付情報と合成してプリントするか否かを選択させる選択画面を上記表示手段に表示させるとともに、該選択画面において顧客の入力操作により画像情報を日付情報と合成してプリントすることが選択された場合に、上記顧客がプリントを希望する画像情報について、該画像情報と上記日付情報とを合成した合成画像情報と、上記画像情報と合成した日付情報と該画像情報の一部である日付とが重複してプリントされる可能性がある旨の警告情報とが表示される警告画面を上記表示手段に表示させるように構成されていることを特徴とするプリント注文受付装置。
  2. 請求項1記載のプリント注文受付装置において、
    画像情報の一部として日付を写し込むことが可能なカメラの機種情報を予め記憶した機種情報記憶手段を備え、
    媒体ドライブによって読み出された画像情報には、日付情報に加えて、該画像情報を撮影したカメラの機種情報が付随されており、
    制御手段は、選択画面において顧客の入力操作により画像情報を日付情報と合成してプリントすることが選択された場合において、上記顧客がプリントを希望する画像情報に付随されたカメラの機種情報が、上記機種情報記憶手段に記憶された機種情報の中に存在するか否かを判定して、存在すると判定した画像情報について警告画面を表示手段に表示させるように構成されていることを特徴とするプリント注文受付装置。
  3. 請求項1又は2記載のプリント注文受付装置において、
    制御手段は、警告画面において、当該警告画面に係る画像情報を日付情報と合成してプリントすることを顧客が解除するための解除操作を受け付けるように構成されていることを特徴とするプリント注文受付装置。
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