JP2006340290A - プリント注文受付装置及びプリント注文受付システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 記録媒体M1に保存された画像情報のプリント注文を行うための入力操作を顧客自らが行うことで、そのプリント注文の受付処理を行うプリント注文受付装置1において、顧客に適切な入力操作を出来る限り早く覚えてもらうようにして、顧客のプリント注文にかかる操作時間を短縮する。
【解決手段】 顧客の入力操作に関するガイダンス情報を予め記憶しておくとともに、顧客のプリント注文時において該顧客の入力操作履歴を記憶するようにし、コントローラ20の判定部が、顧客のプリント注文終了後に、その顧客の入力操作履歴に基づいて、上記記憶されたガイダンス情報の中に当該顧客にとって参考となる参考ガイダンス情報があるか否かを判定して、あると判定したときに、コントローラ20の受付証発行処理部29が、受付証プリンタ15に対し、該参考ガイダンス情報を受付証reにプリントさせる。
【選択図】 図3
【解決手段】 顧客の入力操作に関するガイダンス情報を予め記憶しておくとともに、顧客のプリント注文時において該顧客の入力操作履歴を記憶するようにし、コントローラ20の判定部が、顧客のプリント注文終了後に、その顧客の入力操作履歴に基づいて、上記記憶されたガイダンス情報の中に当該顧客にとって参考となる参考ガイダンス情報があるか否かを判定して、あると判定したときに、コントローラ20の受付証発行処理部29が、受付証プリンタ15に対し、該参考ガイダンス情報を受付証reにプリントさせる。
【選択図】 図3
Description
本発明は、記録媒体に保存された画像情報のプリント注文を行うための入力操作を顧客自らが行うことで、そのプリント注文の受付処理を行うようにしたプリント注文受付装置、及び、該プリント注文受付装置と通信可能に接続され、上記受付処理による設定項目に基づいてプリント対象の画像情報をプリントペーパにプリントするようにしたプリント注文受付システムに関する技術分野に属する。
従来より、デジタルカメラで撮影したデジタルの写真画像情報のプリントを行う場合には、その画像情報が記憶保存された記録媒体(メディア)をDP店の店員に手渡してプリント注文を行うようにしていた。一方、近年では、店頭に設置されたプリント注文受付装置に対して顧客自らが入力操作してプリント注文を行う方法が一般化しつつある。このようなプリント注文受付装置としては、特許文献1に開示されたものが知られている。
この特許文献1に開示されたプリント注文受付装置は、顧客がセットしたメディアから画像情報を読み出す媒体ドライブと、顧客に、この媒体ドライブによって読み出される画像情報のプリント注文を行うための入力操作を促す複数の注文用画面を1画面ずつ表示するタッチパネル式のディスプレイとを備えていて、タッチパネルから出力される入力操作信号の受信内容により上記入力操作の内容を判定して、その内容に応じて、上記ディスプレイに表示させる注文用画面を制御しかつ上記プリント注文に必要な項目を設定することで、上記プリント注文の受付処理を行うようになっている。上記注文用画面としては、顧客に、複数のプリントサイズの中から1つを選択する入力操作を促す画面や、顧客に、サムネイル形式で表示した複数の画像情報(上記媒体ドライブによって読み出された画像情報)の中からプリントを希望する画像情報を選択しかつそのプリント枚数を設定するための入力操作を促す画面等がある。そして、顧客は、ディスプレイに表示される各注文用画面に対して複数の選択肢の中から1つを選択する入力操作等を行うことで、プリント注文に必要な項目の設定がなされて、プリント注文の受付が完了する。
特開2003−75930号公報
しかしながら、上記のようなプリント注文受付装置では、顧客自らが入力操作しなければならないため、特にこの受付装置を初めて使用する顧客や使用頻度が少なくて未だ入力操作に慣れていない顧客(以下、これらの顧客を、初心者の顧客という)は、どのように入力操作してよいか悩むことが多く、受付装置の顧客1人当たりの占有時間が長くなってしまう。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、顧客に適切な入力操作を出来る限り早く覚えてもらうようにして、顧客のプリント注文にかかる操作時間を短縮しようとすることにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、顧客の入力操作に関するガイダンス情報を予め記憶しておくとともに、顧客のプリント注文時において該顧客の入力操作履歴を記憶するようにし、顧客のプリント注文終了後に、その顧客の入力操作履歴に基づいて、上記記憶されたガイダンス情報の中に当該顧客にとって参考となる参考ガイダンス情報があるか否かを判定して、該参考ガイダンス情報があると判定したときに、その参考ガイダンス情報を、プリント媒体や、画像情報をプリントするプリントペーパにプリントさせるようにするか、又は、記憶媒体に書き込み記憶させるようにした。
具体的には、請求項1の発明では、顧客に、受け付けた写真画像情報のプリント注文を行うための入力操作を促す注文用画面を表示する表示手段と、該表示手段に表示される注文用画面に対して上記顧客が上記入力操作を行うための入力手段と、上記表示手段に表示させる注文用画面を制御する制御手段とを備えたプリント注文受付装置を対象とする。
そして、上記顧客の入力操作に関するガイダンス情報を記憶するガイダンス情報記憶手段と、上記顧客のプリント注文時において該顧客の入力操作履歴を記憶する操作履歴記憶手段と、上記制御手段により制御されて、上記ガイダンス情報をプリント媒体にプリントするガイダンス情報プリント手段とを備え、上記制御手段は、上記顧客のプリント注文終了後に、上記操作履歴記憶手段に記憶された上記顧客の入力操作履歴に基づいて、上記ガイダンス情報記憶手段に記憶されたガイダンス情報の中に当該顧客にとって参考となる参考ガイダンス情報があるか否かを判定して、該参考ガイダンス情報があると判定したときには、上記ガイダンス情報プリント手段に対し、該参考ガイダンス情報を上記プリント媒体にプリントさせるように構成されているものとする。
上記の構成により、顧客にとって参考となる参考ガイダンス情報、つまり、顧客が、例えば、予め決められた正規の入力操作以外の入力操作である不正規操作を行ったり、直前の入力操作から所定時間以上かかって入力操作を行ったりしたときに、そのような不正規操作に対応する正規の入力操作や、所定時間以上かかって行われた入力操作等に関するガイダンス情報が、プリント媒体にプリントされるので、顧客はその参考ガイダンス情報を確認することで、正規の入力操作等について学習するようになる。この結果、その顧客が次に受付装置を使用するときには、入力操作を適切にかつ素早く行うことができ、プリント注文にかかる操作時間を短縮することができるようになる。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、上記制御手段は、上記顧客の入力操作履歴において予め決められた正規の入力操作以外の入力操作である不正規操作がありかつ上記ガイダンス情報記憶手段に記憶されたガイダンス情報の中に、上記不正規操作に対応する正規の入力操作に関するガイダンス情報がある場合に、上記参考ガイダンス情報があると判定して、該正規の入力操作に関するガイダンス情報を、上記参考ガイダンス情報として上記プリント媒体にプリントさせるように構成されているものとする。
このことにより、顧客の不正規操作に対応する正規の入力操作に関するガイダンス情報が、参考ガイダンス情報としてプリント媒体にプリントされるので、その顧客は、正規の入力操作を学習して、次に受付装置を使用するときには、不正規操作を行わずに正規の入力操作を素早く行えるようになる。
請求項3の発明では、請求項1の発明において、上記制御手段は、上記顧客の入力操作履歴において直前の入力操作から所定時間以上かかって行われた入力操作がありかつ上記ガイダンス情報記憶手段に記憶されたガイダンス情報の中に、上記所定時間以上かかって行われた入力操作に関するガイダンス情報がある場合に、上記参考ガイダンス情報があると判定して、該所定時間以上かかって行われた入力操作に関するガイダンス情報を、上記参考ガイダンス情報として上記プリント媒体にプリントさせるように構成されているものとする。
このことで、直前の入力操作から所定時間以上かかって行われた入力操作に関するガイダンス情報が、参考ガイダンス情報としてプリント媒体にプリントされるので、その顧客は、その入力操作がどのようなときに行う操作であるかが分かるようになり、次に受付装置を使用するときには、その入力操作を迷わずに直ぐに行えるようになる。
請求項4の発明では、請求項1の発明において、上記ガイダンス情報記憶手段に記憶されたガイダンス情報は、上記入力操作により設定される、上記プリント注文に必要な項目を同じ内容に設定可能な複数の入力操作手順情報を含み、上記制御手段は、上記顧客の入力操作履歴における入力操作手順が、上記複数の入力操作手順のうちの所定の入力操作手順である場合に、上記参考ガイダンス情報があると判定して、上記複数の入力操作手順のうち、上記顧客の入力操作履歴における入力操作手順以外の入力操作手順情報を、上記参考ガイダンス情報として上記プリント媒体にプリントさせるように構成されているものとする。
こうすることで、プリント注文に必要な項目を同じ内容に設定可能な入力操作手順が複数あり、顧客がプリント注文を行ったときの入力操作手順が、その複数の入力操作手順のうちの所定の入力操作手順である場合に、その複数の入力操作手順のうち、顧客が行った入力操作手順とは別の入力操作手順情報が、参考ガイダンス情報としてプリント媒体にプリントされるので、顧客は、例えばプリント注文にかかる操作時間が短くなるような、自分にとって便利な別の入力操作手順があることを知り、次に受付装置を使用するときには、その別の入力操作手順を選択するようになる。
請求項5の発明では、請求項4の発明において、上記複数の入力操作手順情報は、上記顧客のプリント注文にかかる操作時間が短い順に順序付けされて上記ガイダンス情報記憶手段に記憶されており、上記制御手段は、上記顧客の入力操作履歴における入力操作手順が、上記複数の入力操作手順のうち、上記操作時間が最も短い入力操作手順以外の入力操作手順である場合に、上記参考ガイダンス情報があると判定して、上記複数の入力操作手順のうち、上記入力操作履歴における入力操作手順よりも上記操作時間が短い入力操作手順情報を、上記参考ガイダンス情報として上記プリント媒体にプリントさせるように構成されているものとする。
このことにより、顧客がプリント注文を行ったときの入力操作手順よりも操作時間が短い入力操作手順情報が、参考ガイダンス情報としてプリント媒体にプリントされるので、顧客は、操作時間が短くなる別の入力操作手順があることを知り、次に受付装置を使用するときには、その別の入力操作手順を選択するようになる。
請求項6の発明では、顧客に、受け付けた写真画像情報のプリント注文を行うための入力操作を促す注文用画面を表示する表示手段と、該表示手段に表示される注文用画面に対して上記顧客が上記入力操作を行うための入力手段と、上記表示手段に表示させる注文用画面を制御する制御手段とを備えたプリント注文受付装置を対象とする。
そして、上記顧客の入力操作に関するガイダンス情報を記憶するガイダンス情報記憶手段と、上記顧客のプリント注文時において該顧客の入力操作履歴を記憶する操作履歴記憶手段と、上記制御手段により制御されて、上記ガイダンス情報を記憶媒体に書き込み記憶させるガイダンス情報書込み手段とを備え、上記制御手段は、上記顧客のプリント注文終了後に、上記操作履歴記憶手段に記憶された上記顧客の入力操作履歴に基づいて、上記ガイダンス情報記憶手段に記憶されたガイダンス情報の中に当該顧客にとって参考となる参考ガイダンス情報があるか否かを判定して、該参考ガイダンス情報があると判定したときには、上記ガイダンス情報書込み手段に対し、該参考ガイダンス情報を上記記憶媒体に書き込み記憶させるように構成されているものとする。
この構成により、参考情報が記憶された記憶媒体を顧客に渡すようにすることで、請求項1の発明と同様に、顧客はその参考ガイダンス情報を確認して、正規の入力操作等について学習するようになる。尚、上記記憶媒体は、顧客自身が持ってきた、画像情報が保存されたメディアであることが好ましい。
請求項7の発明は、顧客に、受け付けた写真画像情報のプリント注文を行うための入力操作を促す注文用画面を表示する表示手段と該表示手段に表示される注文用画面に対して上記顧客が上記入力操作を行うための入力手段と上記表示手段に表示させる注文用画面を制御する制御手段とを有するプリント注文受付装置と、上記プリント注文受付装置と通信可能に接続され、該プリント注文受付装置から送信された注文データを受信して、該注文データに基づいて上記写真画像情報をプリントペーパにプリントするプリント装置とを備えたプリント注文受付システムの発明である。
そして、この発明では、上記プリント注文受付装置は、上記顧客の入力操作に関するガイダンス情報を記憶するガイダンス情報記憶手段と、上記顧客のプリント注文時において該顧客の入力操作履歴を記憶する操作履歴記憶手段とを更に有し、上記プリント注文受付装置の制御手段は、上記顧客のプリント注文終了後に、上記操作履歴記憶手段に記憶された上記顧客の入力操作履歴に基づいて、上記ガイダンス情報記憶手段に記憶されたガイダンス情報の中に当該顧客にとって参考となる参考ガイダンス情報があるか否かを判定して、該参考ガイダンス情報があると判定したときには、該参考ガイダンス情報を上記注文データと共に上記プリント装置に送信するように構成されており、上記プリント装置は、上記プリント注文受付装置から送信された上記注文データ及び参考ガイダンス情報を受信して、該注文データに基づいて上記写真画像情報をプリントペーパにプリントするとともに、該参考ガイダンス情報を該プリントペーパにおける該写真画像情報とは別の部分にプリントするように構成されているものとする。
この発明により、画像情報がプリントされるプリントペーパに参考ガイダンス情報がプリントされるので、顧客は、画像情報がプリントされたプリントペーパと共に、参考ガイダンス情報がプリントされたプリントペーパを受け取って、その参考ガイダンス情報を確認することで、正規の入力操作等について学習するようになる。よって、請求項1の発明と同様の作用効果が得られる。
以上説明したように、本発明によると、顧客のプリント注文終了後に、該顧客の入力操作履歴に基づいて、ガイダンス情報記憶手段に記憶されたガイダンス情報の中に当該顧客にとって参考となる参考ガイダンス情報があるか否かを判定して、該参考ガイダンス情報があると判定したときに、その参考ガイダンス情報を、プリント媒体や、画像情報をプリントするプリントペーパにプリントさせるようにするか、又は記憶媒体に書き込み記憶させるようにしたことにより、顧客が正規の入力操作等について学習して、次に受付装置を使用するときには、入力操作を適切にかつ素早く行うことができ、これにより、受付装置の顧客1人当たりの占有時間が短縮されて、収益を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、本発明の実施形態に係るプリント注文受付装置(以下、受付装置と略称する)1は、銀塩式の印画紙5に画像情報のプリントを行うデジタル型の写真プリント装置3とデータ伝送ネットワーク2によって通信可能に接続されて、プリント注文受付システムが構成されている。尚、本実施形態では、2台の受付装置1が写真プリント装置3とそれぞれ接続されているが、写真プリント装置3と接続される受付装置1は1台であってもよく、3台以上であってもよい。
上記プリント注文受付システムは、DP店における既設の写真プリント装置3に、データ伝送ネットワーク2と2台の受付装置1とを追加することにより構築されたものであり、このシステムでは、顧客が、デジタルの写真画像情報が記憶保存された記録媒体M1(図3参照。以下、メディアと称する。)を受付装置1における後述のメディアドライブ11にセットするとともに、後述の如く表示手段としてのディスプレイ12に表示される注文用画面に対して、プリント注文を行うための入力操作を行うと、プリント注文に必要な複数の項目(顧客がプリントを希望するプリント対象となる画像情報やプリント枚数等)の設定がなされ、こうしてプリント注文が受け付けられる。そして、当該顧客のプリント注文終了後に、受付証re(図4参照)がプリント発行される。この受付証reを、顧客がDP店のサービスカウンターで担当者に提示すると、その担当者が受付証reに記録された受付情報に基づき、写真プリント装置3からの操作で、受付装置1に一時格納されている、上記設定された項目(プリント対象の画像情報やそのプリント枚数等)からなる注文情報(注文データ)をネットワーク2を介して受信して、この注文情報に基づいて、写真プリント装置3で上記プリント対象の画像情報のプリントを行い、顧客に仕上がりプリント5bを手渡す手順となっている。
上記メディアM1の具体例としては、図3に示すように、デジタルカメラで撮影された画像情報を保存したスマートメディアSM、コンパクトフラッシュ(登録商標)CF、メモリスティックMSを初め、メディアM1のアタッチメントとして機能するPCカードPC−C、顧客自身が画像情報を保存したCD−ROMやMO等が挙げられる。
上記受付装置1は、図3に示すように、筐体10と、この筐体10の上面に設けられ、表示面に入力手段としてのタッチパネル13が形成された液晶型のディスプレイ12とを備えている。上記筐体10内部には、上記メディアM1の具体例としての、スマートメディアSM、コンパクトフラッシュCF、メモリスティックMS、PCカードPC−C、CD−ROM、MOそれぞれに対応する媒体ドライブとしての複数のメディアドライブ11が設けられており、筐体10の前面には、該各メディアドライブ11にメディアM1をセットするための挿入口が設けられている。また、筐体10の上面でディスプレイ12よりも前側部分には、受付証reを発行するための熱転写式の受付証プリンタ15が設けられている。さらに、筐体10の内部には、制御手段としてのコントローラ20及びデータ格納部としてのハードディスク14が内蔵されている。上記タッチパネル13は、顧客が接触して入力操作することにより入力操作信号を出力するように構成されているとともに、その顧客が接触する部分によって異なる入力操作信号を出力するようになっている。
上記コントローラ20の機能は、ネットワーク機能を有する汎用コンピュータと実質的に同様であり、上記複数のメディアドライブ11及びタッチパネル13との情報のやりとり、顧客のタッチパネル13による入力操作に基づいて、写真プリント装置3によるプリント出力に用いられる注文情報の作成、ハードディスク14への格納管理、並びに、受付証プリンタ15及び発光素子や圧電ブザーからなるアラーム17(図5参照)の制御を行う。このコントローラ20は所定のオペレーションシステムが有する各種プログラムやこのオペレーションシステム上で動作するように作成された各種プログラムによって、付属ハードウエアと協働しながら受付装置1に必要とされる各種機能を作り出している。また、コントローラ20は、図5に示すように、I/Oインタフェースを介してメディアドライブ11やハードディスク14等の機器と接続されていて、上記メディアドライブ11との情報のアクセスと、タッチパネル13との情報のアクセスと、ハードディスク14との情報のアクセスとを可能に構成し、かつ、ディスプレイ12に対する画面の出力と、上記受付証プリンタ15に対する情報の出力と、上記アラーム17に対する信号の出力とを可能に構成されている。
さらに詳しく説明すると、コントローラ20は、作業領域が形成されるRAM型の半導体メモリや、プログラムやパラメータが保存されるROM型の半導体メモリの総称としてのメモリ21と、後述の如く、顧客の入力操作履歴に基づいて、ハードディスク14に記憶されたガイダンス情報の中に当該顧客にとって参考となる参考ガイダンス情報があるか否かを判定する判定部22と、ハードウエア又はソフトウエア、あるいは、ハードウエアとソフトウエアとの組合わせでなり、上記メディアM1からメディアドライブ11により読み出して受け付けた画像情報(撮影画像データ等)を処理する画像情報処理部24と、ディスプレイ12に各種情報を表示するための表示制御部25と、タッチパネル13から出力された入力操作信号を処理する入力検出部26と、顧客の入力操作により設定されたプリントサイズや、プリント対象の画像情報、そのプリント枚数等から注文情報(注文データ)を作成する注文情報処理部27と、注文情報処理部27で作成された注文情報(プリント対象の画像情報を含む)を注文番号等を付してハードディスク14に記憶させる注文情報保存部28と、注文番号や顧客名等のデータを記録した受付証reを受付証プリンタ15を介して発行する受付証発行処理部29とを含んでいて、データバスを介して互いの情報をアクセス自在に構成されている。
上記画像情報処理部24は、メディアドライブ11によりメディアM1から読み出した画像情報(JPEGやTIFF等)をサムネイル形式(以下、サムネイル画像と称する)でディスプレイ12に注文用画面として表示するよう機能する。この画像情報処理部24は、メディアM1にサムネイル画像が含まれる場合には、サムネイル画像の表示を行い、サムネイル画像が存在しない場合には、オリジナルの画像情報からサムネイル画像を生成してディスプレイ12に表示する。
上記入力検出部26は、タッチパネル13から出力された入力操作信号を受信して該受信内容に基づいて顧客が接触操作したタッチパネル13上の座標情報を認識するよう機能するものである。上記表示制御部25は、この入力検出部26で認識した座標情報に基づいて、タッチパネル13上の座標情報とディスプレイ12に表示している画面とを照らし合わせて、顧客の入力操作の内容を判定して、それに対応する画面を表示させる。
上記受付証発行処理部29は、上記顧客のプリント注文終了後(後述の「メディア取り出し案内画面」におけるOKボタン54の操作後)に、注文の明細、端末ID及び注文ID等を受付証プリンタ15でプリントして受付証reとして出力するよう機能するものであり、この受付証reは、上述のように、サービスカウンターで提示するために使用される。
上記ディスプレイ12には、上記表示制御部25により、顧客に、上記メディアドライブ11によって読み出される画像情報のプリント注文を行うための入力操作を促す複数の注文用画面が1画面ずつ表示されるようになっている。この注文用画面には、メディアドライブ11によりメディアM1から読み出した画像情報(サムネイル画像)を表示する画面が含まれている。このディスプレイ12に表示される注文用画面は、各注文用画面に対する顧客の入力操作の内容に応じて制御される。また、この顧客の入力操作の内容に応じて、プリント注文に必要な項目が設定されることになる。すなわち、コントローラ20は、タッチパネル13から出力された入力操作信号の受信内容により顧客の入力操作の内容を判定して、その入力操作の内容に応じて、ディスプレイ12に表示させる注文用画面を制御しかつプリント注文に必要な項目を設定することで、プリント注文の受付処理を行う制御手段を構成している。これにより、顧客は、タッチパネル13により、メディアM1から読み出した画像情報の中からプリントを希望する画像情報を選択する入力操作を行ったり、そのプリント対象の画像情報についてプリント枚数を入力する入力操作を行ったりすると、コントローラ20は、上記選択された画像情報をプリント対象として設定したり、上記入力されたプリント枚数を、上記プリント対象のプリント枚数として設定したりする。このように顧客の入力操作の内容に応じてプリント注文に必要な全ての項目を設定するとともに、この設定された項目より、プリント対象の画像情報を含む注文情報を作成する。しかる後、その注文情報をハードディスク14に保存しかつ受付証プリンタ15により受付証reをプリント発行して、その後、上記写真プリント装置3からの要求に基づいて、上記注文情報を該写真プリント装置3へ転送する。
この受付装置1のコントローラ20は、ネットワークインタフェース2cを介してイーサーネットケーブル2aとハブ2bとを含むデータ伝送ネットワーク2によって写真プリント装置3のコントローラ40とLAN(Local Area Network)接続され、TCP/IP形式のプロトコルで互いに情報のアクセスを行えるよう構成してある。上記注文情報は、受付装置1のハードディスク14の共有フォルダに階層的に格納されている。例えば、注文情報は、共有フォルダの階層下に注文毎に形成される、注文番号を付したフォルダで管理される。このように構成することによって、受付証reを受け取った担当者は、端末IDと注文番号とから注文情報が保存されている端末及びプリント対象となっているディレクトリを特定して、注文情報を読み出してプリント処理を行うことができる。
次いで、写真プリント装置3について説明する。この写真プリント装置3は、図1及び図2に示すように、テーブル状に形成されたオペレート部3aと現像処理部3bとを一体化してなる装置本体30と、この装置本体30から分離した位置に配設されたスキャナユニット31とを備えている。装置本体30のオペレート部3aの下部には、印画紙マガジン5aからの印画紙5をプリントサイズに切断して、印画紙搬送機構32bによってデジタル型の露光ヘッド32aに供給する露光系を内装している。露光ヘッド32aは、印画紙5の搬送方向と直交する方向にレーザービームを送出して走査を行う形式のものが使用されているが、この露光ヘッド32aとして蛍光ビーム方式、液晶シャッター方式、DMD方式又はFOCRT等の使用が可能である。また、現像処理部3bには、露光ヘッド32aで露光された印画紙5の現像処理を行う現像処理槽33を内装しており、この現像処理槽33で現像処理が行われた印画紙5は、乾燥の後、現像処理部3bの上面の横送りコンベア34aに送出し、この横送りコンベア34aからの印画紙5を仕分けコンベア34bに送出すよう処理形態が設定されている。
上記オペレート部3aには、CD−ROM又はDVDからの情報の読み出し、及び、CD−Rに対する情報の書き込みを行うコンボドライブ35と、スマートメディアSMやコンパクトフラッシュCF、MO等の各種メディアに対応した複数のマルチドライブ36と、画像情報や各種情報の表示を行うディスプレイ37と、キーボード38と、マウス39とが備えられている。そして、このオペレート部3aの下部にはマイクロプロセッサを有したコントローラ40が設けられている。このコントローラ40には、ネットワークインタフェースを介して上記両受付装置1,1がネットワーク接続されている。
上記スキャナユニット31は、底部にキャスタを備えた筐体31aの上面に対して、交換自在に設けられたフィルムキャリア31bと、筐体内部に光学レンズやCCD等の光電変換素子を有した光電変換部(図示せず)と、筐体内部に備えた光源から光ファイバーを介して送られる光線をフィルムキャリア31bの上面側に導くアーム31cとを備えている。そして、写真フィルムM2のスキャニングを行う場合には、ネガティブフィルム又はポジティブフィルムを、フィルムキャリア31bにセットして、フィルムキャリア31bにより設定速度で移動させながらアーム31cの先端から下方に向けて照射する光線により、写真フィルムM2の各コマの画像情報を光電変換部でデジタル信号化し、ケーブル31dを介してコントローラ40に転送し得るよう構成されている。
上記コントローラ40は汎用コンピュータからなっていて、所定のオペレーションシステムが有する各種プログラムやこのオペレーションシステム上で動作するように作成された各種プログラムによって、付属ハードウェアと協働しながら写真プリント装置3に必要とされる各種機能を作り出している。具体的には、コントローラ40は、ディスプレイ37に担当者に操作を促す画面を表示させると共に、キーボード38又はマウス39からの入力信号に基づいて担当者の操作を受け付ける。そして、コントローラ40は、キーボード38等からの入力信号に基づいて、上記受付装置1から上記注文情報を取得し、或いは、スキャナユニット31から画像情報を取得して、必要に応じて画像情報の補正を行ってシミュレート画像や補正情報をコントローラ40のメモリやコントローラ40に接続されたハードディスクに記憶させるとともに、その画像情報に基づいて露光ヘッド32aや印画紙搬送機構32bを制御して印画紙5にプリントを行うように写真プリント装置3を制御する。
次に、受付装置1におけるコントローラ20による基本的な受付処理を処理順序に沿って説明する。図6は、この処理の概要を示すフローチャートである。
先ず、この受付装置1の待機状態において、表示制御部25は、初期画面として、例えば図7に示すように、該受付装置1の機能やDP店のロゴマーク等を含む待機画面をディスプレイ12に表示させる(ステップS1)。この待機画面には、「画面に触れてください」とのメッセージが表示されていて、プリント注文を行う顧客にディスプレイ12に触れることを促す。
そして、顧客がディスプレイ12のタッチパネル13に指を接触させることにより、ステップS2へ進んで、表示制御部25は、最初の注文用画面として、例えば図8に示すような「サービス選択画面」をディスプレイ12に表示させる。この画面には、「サービスを選択してください」とのメッセージと共に、プリント注文の受付を行わせるプリント受付ボタン50と、メディア保存受付を行わせるメディア保存受付ボタン51が表示されていて、顧客に両サービスのうち1つを選択する入力操作、つまり両ボタン50,51のうちいずれか一方に触れる操作を促す。尚、顧客がメディア保存受付ボタン51を接触操作した場合には、メディアM1に保存された画像情報を、写真プリント装置3に転送して、該写真プリント装置3においてCD−RやMOに保存する処理が行われるが、プリント注文の受付処理と基本的に同じ処理形態であるので詳述しない。
上記「サービス選択画面」に対して顧客がプリント受付ボタン50を接触操作した場合には、ステップS3へ進んで、表示制御部25は、次の注文用画面として、例えば図9に示すような「メディア選択画面」をディスプレイ12に表示させる。この「メディア選択画面」には、「メディアを選択してください」とのメッセージと共に、複数のメディアボタン53,53,…を表示して、顧客に複数のメディアの中から1つのメディアを選択する入力操作を促す。顧客が、この入力操作の後にメディアドライブ11にセットするメディアに対応するメディアボタン53を接触操作することによって、ステップS4へ進んで、次の処理を実行する。尚、上記「メディア選択画面」の下側には、処理を中止するための中止ボタン52cと、表示中の注文用画面(ここでは「メディア選択画面」)の1つ前に表示された注文用画面(ここでは「サービス選択画面」)に戻るための戻るボタン52dとが表示され、これら中止ボタン52c及び戻るボタン52dは、後述の各注文用画面においても同様の位置に表示され、ボタン接触操作により同様に機能する。
上記ステップS4では、表示制御部25は、次の注文用画面として、例えば図10に示すような「メディアセット案内画面」をディスプレイ12に表示させる。この画面には、「メディアをセットして、OKボタンを押してください」とのメッセージと共に、ステップS3において顧客が選択したメディアをセットする際の具体的な画像が表示されている。そして、顧客がメディアドライブ11にメディアをセットしOKボタン54を操作することで、ステップS5へ進んで、画像情報処理部24がセットされたメディアM1から画像情報を読み出し、その後、ステップS6へ進んで、次の処理を実行する。
上記ステップS6では、表示制御部25は、次の注文用画面として、例えば図11に示すような「プリントサイズ選択画面」をディスプレイ12に表示させる。この画面には、「プリントサイズを選択してください」とのメッセージと共に、複数のプリントサイズに対応したサイズ指定ボタン55,55,…が表示されている。このサイズ指定ボタン55,55,…には、プリントサイズを示す「L版」や「2L版」等の文字の他に、プリントサイズを示す数値と、プリントの単価と、プリントの基本料金とがそれぞれ表示され、顧客がいずれか1つのサイズ指定ボタン55を操作することで、コントローラ20の注文情報処理部27が、その入力操作されたプリントサイズをメモリ21に記憶させる。その後、ステップS7へ進んで、次の処理を実行する。
上記ステップS7では、表示制御部25は、次の注文用画面として、例えば図12に示すような「プリント枚数設定画面」をディスプレイ12に表示させて、顧客に、プリント対象の画像情報の選択、プリント枚数の設定及び必要に応じて画像の補正を行わせる。この画面には、「プリント枚数を設定してください」とのメッセージと、メディアM1から読み出された画像情報の複数のサムネイル画像Sとが表示されている。本実施形態では、8つのサムネイル画像Sが1ページ分として表示される。この画像情報の表示順序としては、本実施形態では、ファイル名順としているが、画像情報と共にメディアM1に保存されている日付情報(画像の撮影日)の古いもの順又は新しいもの順としてもよい。
また、上記「プリント枚数設定画面」における各サムネイル画像Sを含むフレーム56の上段には、画像情報を特定するファイルの名称、ファイルの種類を示す拡張子及びデータサイズが表示され、フレーム56の下段には、プリント枚数を示す数値を表示するプリント枚数表示エリア57が形成され、かつ、このプリント枚数表示エリア57を挟む位置にプリント枚数を1枚ずつ増加させるプラスボタン57aと、プリント枚数を1枚ずつ減少させるマイナスボタン57bとが表示されている。さらにまた、プリント枚数表示エリア57の下側には、画像の補正を行うべく不図示の「画像補正画面」へ移行する補正ボタン57cが表示されている。
上記プリント枚数表示エリア57にプリント枚数として表示される数値は、初期状態においては「0」であるが、プラスボタン57aを操作すると、その画像のプリント枚数が1増加し、マイナスボタン57bを操作すると、その画像情報のプリント枚数が1減少し、その設定枚数がプリント枚数表示エリア57に表示される。そして、画像のプリント枚数を1以上に設定することによって、同時に、プリント対象の画像を選択することになる。
また、「プリント枚数設定画面」の画面下側には、中止ボタン52cと、画像情報の表示順序を逆転させる表示順逆転ボタン56aと、全てのプリント枚数を1枚ずつ増加させる全体プラスボタン56bと、全てのプリント枚数を1枚ずつ減少させる全体マイナスボタン56cと、注文を完了する(ここでは、注文情報を作成するための注文の完了を意味し、顧客の注文が完全に完了するのは、後述の「メディア取り出し案内画面」におけるOKボタン54を操作したときである)OKボタン54と、現在表示中のページから1つ前に表示されたページを表示させる(最初のページの表示中に操作したときには、上記「プリントサイズ選択画面」に戻る)戻るボタン56dと、次のページを表示させる進むボタン56eとが表示されている。そして、全体プラスボタン56bと全体マイナスボタン56cとの間には、ページを示す数字(全ページを示す数字および現在表示されているページを示す数字)が表示されている。さらに、画面下側の中央位置には情報エリアDEが表示されている。この情報エリアDEには、選択されたプリントサイズの情報、設定されたプリント合計枚数、選択された画像数、プリント1枚の単価及びプリントに要する合計金額が表示される。
上記表示順逆転ボタン56aを操作することによって、画像情報をファイル名の昇順と降順とを切り替えて表示することができる。表示順逆転ボタン56aは、降順で表示するための降順ボタンと昇順で表示するための昇順ボタンとの2つのボタンからなり、画像情報が降順で表示されている際には、昇順ボタンは「昇順で表示」と表示されて、操作可能なボタンとして機能し、降順ボタンは「降順で表示中」と表示されて現在の表示順を示す表示欄として機能する。一方、画像情報が昇順で表示されている際には、降順ボタンは「降順で表示」と表示されて操作可能となり、昇順ボタンは「昇順で表示中」と表示されて現在の表示順を示す表示欄として機能する。
また、上記全体プラスボタン56bを操作することによって、画面に表示されない画像も含めて全ての画像情報のプリント枚数が1増加し、全体マイナスボタン56cを操作することで、画面に表示されない画像も含めて全ての画像情報のプリント枚数が1減少する。
このようにして、上記進むボタン56e又は戻るボタン56dの操作に基づいてサムネイル画像Sのページを切り替えながら、プリントすべき画像を選択してプリント枚数を設定する。
上記「プリント枚数設定画面」においては、上記各サムネイル画像Sのフレーム56の補正ボタン57cを操作することによって、表示制御部25は、注文用画面として、不図示の「画像補正画面」をディスプレイ12に表示させる。顧客は、この画面で各画像の色や濃度、トリミング位置、大きさ等を補正することができる。
こうして、プリント対象の画像情報を選択しかつプリント枚数を設定し、必要に応じて画像情報を補正した後、「プリント枚数設定画面」におけるOKボタン54を顧客が接触操作することで、注文情報処理部27は、プリント対象の画像情報、そのプリント枚数及び画像補正の設定内容、並びに上記メモリ21に記憶されたプリントサイズから注文情報を作成し、この注文情報をメモリ21に記憶する。
すなわち、ステップS7で「プリント枚数設定画面」をディスプレイ12に表示させた後は、ステップS8で、「プリント枚数設定画面」中で補正ボタン57c又はOKボタン54が操作されたか否かを判定する。そして、補正ボタン57cが操作された場合には、ステップS9へ進んで、上述の如く「画像補正画面」を表示させ、この「画像補正画面」におけるOKボタン又は戻るボタンを操作すると、再びステップS7へ戻って「プリント枚数設定画面」を表示させる。こうして、プリント枚数の設定及び画像補正が完了するまでステップS7〜ステップS9の処理を繰り返し、「プリント枚数設定画面」におけるOKボタン54が操作されると、ステップS8からステップS10へと進む。
上記ステップS10では、表示制御部25は、次の注文用画面として、例えば図13に示すような「名前入力画面」をディスプレイ12に表示させる。この画面には、「名前を入力してください」とのメッセージが表示されるとともに、名前表示部とキーボードとを有した入力ボード60が表示され、キーボードに接触して名前を入力するとOKボタン54が表示される。このOKボタン54を顧客が操作すると、注文情報処理部27が、入力された名前を顧客情報としてメモリ21に記憶する。
次のステップS11では、表示制御部25は、次の注文用画面として、例えば図14に示すような「電話番号入力画面」をディスプレイ12に表示させる。この画面には、「電話番号を入力してください」とのメッセージが表示されるとともに、電話番号表示部とキーボードとを有する入力ボード61が表示され、この入力ボード61のキーボードに接触して電話番号を入力すると、OKボタン54が表示される。このOKボタン54を顧客が操作すると、注文情報処理部27が、入力された電話番号を顧客情報としてメモリ21に記憶する。その後、ステップS12へと進む。
本実施形態では、上記のような顧客の名前や電話番号の入力操作は、プリント注文を行う上で必須の入力操作ではないので、これらの顧客情報の入力操作がない場合でも次の処理に移行できるような処理形態にすることもできる。これらの入力操作がない場合には、例えば受付装置1自体が生成した番号や符号を自動的に設定して顧客を区別するような処理形態とすればよい。
上記ステップS12では、表示制御部25は、次の注文用画面として、例えば図15に示すような「注文内容確認画面」をディスプレイ12に表示させる。この画面には、「注文の内容を確認してください」とのメッセージが表示されるとともに、上記メモリ21に記憶された注文情報の詳細と、そのプリント料金とを一覧化した確認シート62とが表示される。そして、確認シート62の表示内容に誤りがなければ、顧客は「注文内容確認画面」におけるOKボタン54を操作する。これにより、プリント注文に必要な全ての項目が完全に設定されたこととなり、次のステップS13へと進んで、上記注文情報保存部28が、上記ハードディスク14の共有フォルダに注文番号を付した名前のフォルダを作成し、そのフォルダに上記注文情報と受付IDや端末ID等のID情報とを記憶する。
次のステップS14では、表示制御部25は、次の注文用画面として、例えば図16に示すような「メディア取り出し案内画面」をディスプレイ12に表示させる。この画面には、「メディアを取り出してください」とのメッセージが表示され、この表示に従いメディアM1を取り出し、OKボタン54を操作することで、ステップS15へ進んで、次の処理を実行する。このOKボタン54の操作で、顧客のプリント注文が完全に終了する。尚、顧客がメディアM1を抜取らずに「メディア取り出し案内画面」におけるOKボタン54を操作した場合には、アラーム17を作動させて光や電子音で誤操作であることを認識させる。
上記ステップS15では、表示制御部25は、例えば図17に示すような「受付証発行案内画面」をディスプレイ12に表示させる。この画面には、「受付証を発行中です。しばらくお待ちください。」及び「受付証はカウンターに持参してください。」とのメッセージが表示される。そして、一定時間が経過すると、ステップS16へ進み、コントローラ20の受付証発行処理部29によって受付証プリンタ15を介して受付証reがプリントされて送り出される。このように受付証reが発行されると、受付処理の全てが終了して上記待機画面に復帰する。
上記受付証reは、図4に示すように、受付証本体とお客様控えとが連なった形態となっており、お客様名、電話番号、受付ID、端末ID、受付日、注文番号等の他に注文の詳細を示す内容がプリントされている。また、この受付証reには、後述の如く、当該顧客にとって参考となる参考ガイダンス情報がプリントされる。尚、即日に写真のプリントを手渡せない場合には、受付証本体とお客様控えとを切り離し、受付証本体をDP店の控えとして残し、お客様控えを顧客に手渡す処理も可能にしている。
本実施形態では、上記ハードディスク14に、上記顧客の入力操作に関するガイダンス情報が予め記憶されているとともに、このハードディスク14に、上記顧客のプリント注文時において該顧客の入力操作履歴を記憶するようになっている。このことで、ハードディスク14は、ガイダンス情報を記憶するガイダンス情報記憶手段と、入力操作履歴を記憶する操作履歴記憶手段とを構成する。尚、上記ガイダンス情報と入力操作履歴とは、互いに別のハードディスクや記憶装置に記憶するようにしてもよい。
そして、上記コントローラ20の判定部22は、上記顧客のプリント注文終了後、つまり顧客が上記「メディア取り出し案内画面」におけるOKボタン54を操作した後に、上記ハードディスク14に記憶された顧客の入力操作履歴に基づいて、ハードディスク14に記憶されたガイダンス情報の中に当該顧客にとって参考となる参考ガイダンス情報があるか否かを判定する。
上記判定部22による判定の具体例を挙げると、上記顧客の入力操作履歴において予め決められた正規の入力操作以外の入力操作である不正規操作がありかつ上記記憶されたガイダンス情報の中に、上記不正規操作に対応する正規の入力操作に関するガイダンス情報がある場合に、上記参考ガイダンス情報があると判定する。上記不正規操作としては、例えば上記「メディア取り出し案内画面」においてメディアM1を抜取る前のOKボタン54の操作等のように、順番が決められた操作でその順番通りになされない操作等である。この不正規操作に対応する正規の入力操作に関するガイダンス情報としては、「メディア取り出し案内画面においてはメディアを抜取ってからOKボタンを操作してください。」というように、操作の順番を説明するガイダンス情報等がある。このような顧客が行い易い不正規操作を予め想定しておき、その不正規操作に対応する正規の入力操作に関するガイダンス情報を予めハードディスク14に記憶しておく。この正規の入力操作に関するガイダンス情報は、顧客にとって参考となるものであり、次に受付装置を使用するときに役立つものとなるので、このようなガイダンス情報がある場合に、参考ガイダンス情報があると判定する。
また、上記判定部22は、顧客の入力操作履歴において直前の入力操作から所定時間以上かかって行われた入力操作がありかつ上記記憶されたガイダンス情報の中に、上記所定時間以上かかって行われた入力操作に関するガイダンス情報がある場合に、上記参考ガイダンス情報があると判定する。例えば、上記「プリントサイズ選択画面」において直前の入力操作(「メディアセット案内画面」におけるOKボタン54の操作)から所定時間以上かかって「L版」のサイズ指定ボタン55が操作されたとすると、その顧客は、どの選択肢を操作してよいかが分からなくて入力操作までに所定時間以上かかったと考えられ、したがって、上記記憶されたガイダンス情報の中に、どのようなときに「L版」のサイズ指定ボタン55を操作するかというものがあれば、そのガイダンス情報は、顧客にとって参考となるものであり、次に受付装置を使用するときに役立つものとなるので、参考ガイダンス情報があると判定する。
さらに、上記記憶されたガイダンス情報は、上記プリント注文に必要な項目を同じ内容に設定可能な複数の入力操作手順情報を含んでおり、上記判定部22は、顧客の入力操作履歴における入力操作手順が、上記複数の入力操作手順のうちの所定の入力操作手順である場合に、上記参考ガイダンス情報があると判定する。本実施形態では、上記複数の入力操作手順情報は、顧客のプリント注文にかかる操作時間が短い順に順序付けされてハードディスク14に記憶されており、上記所定の入力操作手順を、上記操作時間が最も短い入力操作手順以外の入力操作手順とする。すなわち、判定部22は、顧客の入力操作履歴における入力操作手順が、上記複数の入力操作手順のうち、上記操作時間が最も短い入力操作手順以外の入力操作手順である場合に、上記参考ガイダンス情報があると判定する。
例えば、上記「プリント枚数設定画面」において、メディアM1から読み出された全ての画像情報のプリント枚数を1枚に設定する入力操作手順として、各ページで各サムネイル画像Sを含むフレーム56下段のプラスボタン57aをそれぞれ操作する入力操作手順と、画面下側の全体プラスボタン56bを操作するだけの入力操作手順とがあり、後者の入力操作手順が、前者よりも顧客のプリント注文にかかる操作時間が短いとされてハードディスク14に記憶されている。そして、顧客の入力操作履歴における入力操作手順が前者であったとすると、後者の入力操作手順情報は、顧客にとって参考となるものであり、次に受付装置を使用するときに役立つものとなるので、参考ガイダンス情報があると判定する。
上記のように判定部22が参考ガイダンス情報があると判定したときには、受付証発行処理部29が、上記受付証プリンタ15に対し、該参考ガイダンス情報を、注文の明細等と共に、プリント媒体としての上記受付証reにプリントさせるように構成されている。すなわち、ガイダンス情報プリント手段としての受付証プリンタ15により、上記正規の入力操作に関するガイダンス情報や、上記所定時間以上かかって行われた入力操作に関するガイダンス情報、上記複数の入力操作手順のうち、顧客の入力操作履歴における入力操作手順以外の入力操作手順情報、つまり該入力操作履歴における入力操作手順よりも上記操作時間が短い入力操作手順情報が、参考ガイダンス情報として受付証reにプリントされる。図4の受付証reでは、お客様控えの側に、上記例示の「メディア取り出し案内画面においてはメディアを抜取ってからOKボタンを操作してください。」という正規の入力操作に関するガイダンス情報が参考ガイダンス情報としてプリントされている。
このように、受付証reに、顧客にとって参考となる参考ガイダンス情報がプリントされるので、顧客はその参考ガイダンス情報を確認することで、正規の入力操作や、操作時間が短くなる別の入力操作手順等について学習するようになる。この結果、その顧客が次に受付装置1を使用するときには、入力操作を適切にかつ素早く行うことができ、プリント注文にかかる操作時間を短縮することができるようになる。
尚、上記実施形態では、参考ガイダンス情報を受付証reにプリントするようにしたが、受付証reとは別のプリント媒体にプリントするようにしてもよい。また、上記実施形態のようなプリント注文受付システムにおいては、受付装置1がプリント装置3へ参考ガイダンス情報を注文情報(注文データ)と共に送信するようにし、プリント装置3が、受付装置1から送信された注文情報及び参考ガイダンス情報を受信して、その注文情報に基づいてプリント対象の画像情報をプリントペーパとしての印画紙5にプリントするとともに、該参考ガイダンス情報を該印画紙5における該画像情報とは別の部分にプリントするようにしてもよい。この場合、参考ガイダンス情報がプリントされた部分は、画像情報がプリントされた部分と切り離して顧客に渡すようにする。このようにしても、顧客は、参考ガイダンス情報がプリントされたものを受け取るので、上記実施形態と同様の作用効果が得られる。
或いは、参考ガイダンス情報をプリント媒体やプリントペーパにプリントする代わりに、参考ガイダンス情報を記憶媒体に書き込み記憶させるようにしてもよい。この記憶媒体は、どのようなものであってもよいが、顧客がメディアドライブ11にセットしたメディアM1が好ましい。この場合、メディアドライブ11が、ガイダンス情報を記憶媒体に書き込み記憶させるガイダンス情報書込み手段を構成する。そして、顧客のプリント注文終了後(但し、顧客がメディアM1をメディアドライブ11から抜き取る前)に、上記コントローラ20の判定部22が顧客にとって参考となる参考ガイダンス情報があるか否かを判定し、参考ガイダンス情報があると判定したときには、コントローラ20は、メディアドライブ11に対し、該参考ガイダンス情報を、画像情報とは別の部分に書き込み記憶させる。
上記記憶媒体としては、顧客が上記「サービス選択画面」でメディア保存受付ボタン51を操作したときにおいて、顧客がメディアドライブ11にセットしたメディアM1の画像情報の記録保存用に使用されるCD−RやMO等のメディアであってもよい。この場合、上記実施形態における写真プリント装置3のマルチドライブ36が、プリント注文受付装置の一部として、ガイダンス情報を記憶媒体に書き込み記憶させるガイダンス情報書込み手段を構成することになる。
また、上記実施形態においては、サービス選択、メディア選択、プリントサイズ選択、プリント枚数設定、画像補正及び顧客情報(名前及び電話番号)入力という各入力操作が、プリント注文を行うための入力操作としているが、これに限られるものではなく、例えばテンプレートの選択等のような他の入力操作を加えてもよく、上記の如く顧客情報の入力操作はなくすようにしてもよい。
さらに、上記実施形態においては、受付装置1と写真プリント装置3とをネットワーク2で通信可能に接続してなるプリント注文受付システムを構成しているが、これに限られるものではなく、上記受付装置1と写真プリント装置3とが一体型された受付装置であっても本発明を適用することができる。このように一体型された受付装置は、上記の受付装置1の構成に加えて、印画紙マガジン、印画紙搬送機構、露光ヘッド、現像処理部等を備えた構成されており、この受付装置では、該受付装置自体が画像情報を印画紙にプリントするので、顧客は、受付証reをDP店のサービスカウンターに持っていかなくても、その場で写真を受け取ることができる。この場合、参考ガイダンス情報は、印画紙における画像情報とは別の部分にプリントするようにすればよい。また、一体型された受付装置であっても、写真プリント装置3とネットワーク2で通信可能に接続しておいて、顧客が写真プリント装置3でプリントするか、受付装置自体でプリントするかを選択できるようにしてもよい。この場合、参考ガイダンス情報は、顧客が写真プリント装置3でプリントする方を選択したときには、写真プリント装置3の装置本体30にセットされた印画紙マガジン5aから引き出された印画紙にプリントし、受付装置自体でプリントする方を選択したときには、受付証re又は当該受付装置にセットされた印画紙マガジンから引き出された印画紙にプリントするようにすればよい。
本発明は、記録媒体に保存された画像情報のプリント注文を行うための入力操作を顧客自らが行うことで、そのプリント注文の受付処理を行うようにしたプリント注文受付装置や、このプリント注文受付装置と写真プリント装置とを通信可能に接続してなるプリント注文受付システムに有用である。
1 プリント注文受付装置
3 写真プリント装置
11 メディアドライブ(媒体ドライブ)(ガイダンス情報書込み手段)
12 ディスプレイ(表示手段)
13 タッチパネル(入力手段)
14 ハードディスク(ガイダンス情報記憶手段)(操作履歴記憶手段)
15 受付証プリンタ(ガイダンス情報プリント手段)
20 コントローラ(制御手段)
36 マルチドライブ(ガイダンス情報書込み手段)
3 写真プリント装置
11 メディアドライブ(媒体ドライブ)(ガイダンス情報書込み手段)
12 ディスプレイ(表示手段)
13 タッチパネル(入力手段)
14 ハードディスク(ガイダンス情報記憶手段)(操作履歴記憶手段)
15 受付証プリンタ(ガイダンス情報プリント手段)
20 コントローラ(制御手段)
36 マルチドライブ(ガイダンス情報書込み手段)
Claims (7)
- 顧客に、受け付けた写真画像情報のプリント注文を行うための入力操作を促す注文用画面を表示する表示手段と、該表示手段に表示される注文用画面に対して上記顧客が上記入力操作を行うための入力手段と、上記表示手段に表示させる注文用画面を制御する制御手段とを備えたプリント注文受付装置であって、
上記顧客の入力操作に関するガイダンス情報を記憶するガイダンス情報記憶手段と、
上記顧客のプリント注文時において該顧客の入力操作履歴を記憶する操作履歴記憶手段と、
上記制御手段により制御されて、上記ガイダンス情報をプリント媒体にプリントするガイダンス情報プリント手段とを備え、
上記制御手段は、上記顧客のプリント注文終了後に、上記操作履歴記憶手段に記憶された上記顧客の入力操作履歴に基づいて、上記ガイダンス情報記憶手段に記憶されたガイダンス情報の中に当該顧客にとって参考となる参考ガイダンス情報があるか否かを判定して、該参考ガイダンス情報があると判定したときには、上記ガイダンス情報プリント手段に対し、該参考ガイダンス情報を上記プリント媒体にプリントさせるように構成されていることを特徴とするプリント注文受付装置。 - 請求項1記載のプリント注文受付装置において、
上記制御手段は、上記顧客の入力操作履歴において予め決められた正規の入力操作以外の入力操作である不正規操作がありかつ上記ガイダンス情報記憶手段に記憶されたガイダンス情報の中に、上記不正規操作に対応する正規の入力操作に関するガイダンス情報がある場合に、上記参考ガイダンス情報があると判定して、該正規の入力操作に関するガイダンス情報を、上記参考ガイダンス情報として上記プリント媒体にプリントさせるように構成されていることを特徴とするプリント注文受付装置。 - 請求項1記載のプリント注文受付装置において、
上記制御手段は、上記顧客の入力操作履歴において直前の入力操作から所定時間以上かかって行われた入力操作がありかつ上記ガイダンス情報記憶手段に記憶されたガイダンス情報の中に、上記所定時間以上かかって行われた入力操作に関するガイダンス情報がある場合に、上記参考ガイダンス情報があると判定して、該所定時間以上かかって行われた入力操作に関するガイダンス情報を、上記参考ガイダンス情報として上記プリント媒体にプリントさせるように構成されていることを特徴とするプリント注文受付装置。 - 請求項1記載のプリント注文受付装置において、
上記ガイダンス情報記憶手段に記憶されたガイダンス情報は、上記入力操作により設定される、上記プリント注文に必要な項目を同じ内容に設定可能な複数の入力操作手順情報を含み、
上記制御手段は、上記顧客の入力操作履歴における入力操作手順が、上記複数の入力操作手順のうちの所定の入力操作手順である場合に、上記参考ガイダンス情報があると判定して、上記複数の入力操作手順のうち、上記顧客の入力操作履歴における入力操作手順以外の入力操作手順情報を、上記参考ガイダンス情報として上記プリント媒体にプリントさせるように構成されていることを特徴とするプリント注文受付装置。 - 請求項4記載のプリント注文受付装置において、
上記複数の入力操作手順情報は、上記顧客のプリント注文にかかる操作時間が短い順に順序付けされて上記ガイダンス情報記憶手段に記憶されており、
上記制御手段は、上記顧客の入力操作履歴における入力操作手順が、上記複数の入力操作手順のうち、上記操作時間が最も短い入力操作手順以外の入力操作手順である場合に、上記参考ガイダンス情報があると判定して、上記複数の入力操作手順のうち、上記入力操作履歴における入力操作手順よりも上記操作時間が短い入力操作手順情報を、上記参考ガイダンス情報として上記プリント媒体にプリントさせるように構成されていることを特徴とするプリント注文受付装置。 - 顧客に、受け付けた写真画像情報のプリント注文を行うための入力操作を促す注文用画面を表示する表示手段と、該表示手段に表示される注文用画面に対して上記顧客が上記入力操作を行うための入力手段と、上記表示手段に表示させる注文用画面を制御する制御手段とを備えたプリント注文受付装置であって、
上記顧客の入力操作に関するガイダンス情報を記憶するガイダンス情報記憶手段と、
上記顧客のプリント注文時において該顧客の入力操作履歴を記憶する操作履歴記憶手段と、
上記制御手段により制御されて、上記ガイダンス情報を記憶媒体に書き込み記憶させるガイダンス情報書込み手段とを備え、
上記制御手段は、上記顧客のプリント注文終了後に、上記操作履歴記憶手段に記憶された上記顧客の入力操作履歴に基づいて、上記ガイダンス情報記憶手段に記憶されたガイダンス情報の中に当該顧客にとって参考となる参考ガイダンス情報があるか否かを判定して、該参考ガイダンス情報があると判定したときには、上記ガイダンス情報書込み手段に対し、該参考ガイダンス情報を上記記憶媒体に書き込み記憶させるように構成されていることを特徴とするプリント注文受付装置。 - 顧客に、受け付けた写真画像情報のプリント注文を行うための入力操作を促す注文用画面を表示する表示手段と、該表示手段に表示される注文用画面に対して上記顧客が上記入力操作を行うための入力手段と、上記表示手段に表示させる注文用画面を制御する制御手段とを有するプリント注文受付装置と、
上記プリント注文受付装置と通信可能に接続され、該プリント注文受付装置から送信された注文データを受信して、該注文データに基づいて上記写真画像情報をプリントペーパにプリントするプリント装置とを備えたプリント注文受付システムであって、
上記プリント注文受付装置は、上記顧客の入力操作に関するガイダンス情報を記憶するガイダンス情報記憶手段と、上記顧客のプリント注文時において該顧客の入力操作履歴を記憶する操作履歴記憶手段とを更に有し、
上記プリント注文受付装置の制御手段は、上記顧客のプリント注文終了後に、上記操作履歴記憶手段に記憶された上記顧客の入力操作履歴に基づいて、上記ガイダンス情報記憶手段に記憶されたガイダンス情報の中に当該顧客にとって参考となる参考ガイダンス情報があるか否かを判定して、該参考ガイダンス情報があると判定したときには、該参考ガイダンス情報を上記注文データと共に上記プリント装置に送信するように構成されており、
上記プリント装置は、上記プリント注文受付装置から送信された上記注文データ及び参考ガイダンス情報を受信して、該注文データに基づいて上記写真画像情報をプリントペーパにプリントするとともに、該参考ガイダンス情報を該プリントペーパにおける該写真画像情報とは別の部分にプリントするように構成されていることを特徴とするプリント注文受付システム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2005165573A JP2006340290A (ja) | 2005-06-06 | 2005-06-06 | プリント注文受付装置及びプリント注文受付システム |
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JP2005165573A JP2006340290A (ja) | 2005-06-06 | 2005-06-06 | プリント注文受付装置及びプリント注文受付システム |
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Family Applications (1)
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JP2005165573A Pending JP2006340290A (ja) | 2005-06-06 | 2005-06-06 | プリント注文受付装置及びプリント注文受付システム |
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-
2005
- 2005-06-06 JP JP2005165573A patent/JP2006340290A/ja active Pending
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