JP2006337887A - プリント注文受付装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】テンプレートを利用した合成画像のプリント注文の受付処理を行うプリント注文受付装置1において、そのテンプレートの選択を容易にする。
【解決手段】複数のテンプレートが表示されるテンプレート選択画面において、そのテンプレートの表示をカスタマイズするためのカスタマイズ情報を記憶手段14,21に記憶しておく。制御手段20は、記憶手段14,21に記憶されているカスタマイズ情報に基づいて、テンプレート選択画面におけるテンプレートの表示を行う。
【選択図】図4
【解決手段】複数のテンプレートが表示されるテンプレート選択画面において、そのテンプレートの表示をカスタマイズするためのカスタマイズ情報を記憶手段14,21に記憶しておく。制御手段20は、記憶手段14,21に記憶されているカスタマイズ情報に基づいて、テンプレート選択画面におけるテンプレートの表示を行う。
【選択図】図4
Description
本発明は、画像情報についてのプリント注文を受け付けるプリント注文受付装置に関する。
例えば特許文献1には、DP店等に設置される写真プリント装置のプリント注文受付装置が開示されている。この受付装置は、記憶媒体から画像情報を読み込む読込手段としての媒体ドライブと、表示手段としての液晶画面と、入力手段としてのタッチパネルと、を備えていて、上記液晶画面にプリント注文画面を順に表示しながら、各プリント注文画面において、顧客がタッチパネルの操作により所望の選択及び設定等を行い、それによって、記憶媒体に記憶されている画像情報のプリント注文を受け付ける注文処理を行う。そうして、注文入力の完了後に、顧客に渡すための注文受付証控えを印字する。
このプリント注文受付装置を備えたプリントシステムは、上述したように受付装置から出力された受付証を顧客がDP店の担当者に手渡しすることによって、その担当者が、受付装置からプリント情報をネットワークを介して写真プリント装置に取り込んで、その写真プリント装置によって上記画像情報の複写画像を銀塩印画紙に形成すると共に、プリントされた印画紙を代金と引き換えに顧客に手渡しするようになっている。
特開2003−75930号公報
ところで、こうしたプリント注文受付装置では、画像情報のプリント出力の受付だけでなく、画像情報を予め用意されているテンプレートと合成した上でプリント出力をすること(デザインプリント)の受け付けも可能にされる場合がある。このデザインプリントの受付処理においては、例えば複数のテンプレートをサムネイル表示して、顧客に所望のテンプレートを選択させるテンプレート選択画面(デザイン選択画面)がプリント注文画面として、ディスプレイに表示されことになる。
ところが、上記テンプレート選択画面には、多数のテンプレートが含まれるため、顧客が所望のテンプレートを探し出すことが困難な場合があり、その結果、一人の顧客が装置を占有する時間が相対的に長くなり、顧客の回転率が低下してしまうことにもなる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、テンプレートを利用した合成画像のプリント注文の受付処理を行うプリント注文受付装置において、そのテンプレートの選択を容易にすることにある。
本発明は、テンプレート選択画面におけるテンプレートの表示を、所定の条件(カスタマイズ情報)に従って行うことにより、顧客が所望のテンプレートを効率的に探し出すことができるようにした。
本発明のプリント注文受付装置は、各種画面を表示する表示手段と、上記表示手段に表示されるプリント注文画面を制御する制御手段と、画像情報と合成するためのテンプレート情報を記憶する記憶手段と、を備えた装置である。
そして、上記制御手段は、上記テンプレートを利用した合成画像のプリント注文の受付処理を行うときには、上記記憶手段に記憶されている複数のテンプレートを表示して、所望のテンプレートの選択を実行させるテンプレート選択画面を、上記表示手段に表示させ、上記記憶手段は、上記テンプレート選択画面におけるテンプレートの表示をカスタマイズするためのカスタマイズ情報をさらに記憶しており、上記制御手段はさらに、上記記憶手段に記憶されているカスタマイズ情報に基づいて上記テンプレート選択画面におけるテンプレートの表示を行うフィルタリング表示を行う。
この構成によると、テンプレートを利用した合成画像のプリント注文処理を行う際に、表示手段に表示されるテンプレート選択画面においては、記憶手段に記憶されているカスタマイズ情報に基づいてテンプレートの表示がカスタマイズされる。それによってテンプレート選択画面におけるテンプレートの表示が常に同じである場合に比べて、顧客は、上記テンプレート選択画面において所望のテンプレートを探しやすくなる。その結果、プリント注文受付装置の使い勝手が向上すると共に、一人の顧客によってプリント注文受付装置が占有される時間が短縮されて、顧客の回転率の向上が期待できる。
上記制御手段は、上記各テンプレートの選択頻度をカウントすると共に、そのカウント情報を上記カスタマイズ情報として上記記憶手段に記憶させ、上記制御手段はさらに、上記記憶手段に記憶されているカウント情報に基づき、上記テンプレート選択画面において、テンプレートが選択頻度の高い順に並ぶようにソート表示する、としてもよい。
こうすることで、多くの顧客が選択するテンプレートが、テンプレート選択画面において優先的に表示されることになる。
上記記憶手段は、上記カスタマイズ情報として、各テンプレートに対応する時季の情報を記憶しており、上記制御手段は、上記時季の情報に基づき、上記テンプレート選択画面において、現在の時季に対応するテンプレートが上位になるようにソート表示する、又は現在の時季に対応するテンプレートのみが表示されるようにフィルタリング表示する、としてもよい。
例えばクリスマスや正月の絵柄がデザインされたテンプレートと、12月という時季の情報とを対応付けておくことによって、12月におけるテンプレート選択画面では、クリスマスや正月の絵柄がデザインされたテンプレートが優先的に表示されることになる。
上記記憶手段は、上記カスタマイズ情報として、各テンプレートに対応する時刻の情報を記憶しており、上記制御手段は、上記時刻の情報に基づき、上記テンプレート選択画面において、現在の時刻に対応するテンプレートが上位になるようにソート表示する、又は現在の時刻に対応するテンプレートのみが表示されるようにフィルタリング表示する、としてもよい。
こうすることで、一日の時間帯によって顧客層が変わることに対応して、顧客層に応じたテンプレートを、テンプレート選択画面において優先的に表示させることができる。
上記プリント注文受付装置は、上記表示手段によって表示された画面に対する入力を行うために操作者が操作する入力手段をさらに備え、上記制御手段は、上記入力手段からの入力信号又はネットワークインターフェースを介した外部からの入力信号を受け、その入力信号に基づいて、上記記憶手段に上記カスタマイズ情報を登録及び更新する、としてもよい。
つまり、DP店の担当者等が、入力手段又は本プリント注文受付装置に接続された別の装置を操作することによって、テンプレート選択画面におけるテンプレートの表示の設定変更を可能にしてもよい。こうすることで、例えば流行等を考慮してDP店側が、優先的に表示させるテンプレートを設定すること等が可能になる。
上記プリント注文受付装置は、上記表示手段によって表示された画面に対する入力を行うために操作者が操作する入力手段をさらに備え、上記制御手段は、上記テンプレート選択画面を表示させる前に、テンプレートのジャンルを選択させるジャンル選択画面を上記表示手段に表示させ、当該ジャンル選択画面に対し上記入力手段から出力されたジャンル選択信号を受けて、それをカスタマイズ情報として上記記憶手段に記憶させ、上記制御手段はさらに、上記テンプレート選択画面において、上記選択されたジャンルに対応するテンプレートが上位になるようにソート表示する、又は選択されたジャンルに対応するテンプレートのみが表示されるようにフィルタリング表示する、としてもよい。
こうすることで、予め顧客にジャンルを選択させ、テンプレート選択画面においては、その選択されたジャンルに対応するテンプレートを優先的に表示することで、顧客は所望のテンプレートを容易に探し出すことができる。
以上説明したように、本発明のプリント注文受付装置によると、テンプレート選択画面におけるテンプレートの表示をカスタマイズ可能にすることによって、顧客が所望のテンプレートを容易に探し出すことができる。その結果、プリント注文受付装置の使い勝手が向上すると共に、一人の顧客によって装置が占有される時間の短縮が図られ、顧客の回転率の向上が期待できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1,2は、本発明の実施形態に係るプリント注文受付装置を備えたプリントシステムを示しており、このシステムは複数のプリント注文受付装置(以下、受付装置とも略称する)1と、銀塩式の印画紙5に画像情報のプリントを行うデジタル型の写真プリント装置3とをデータ伝送ネットワーク2によって接続することによって構成されている。このプリントシステムは、例えばDP店における既設の写真プリント装置3に、ネットワークケーブル2aとハブ2bを含むデータ伝送ネットワーク2と、2台の受付装置1とを追加することにより構築することができる。尚、受付装置1同士や受付装置1と写真プリント装置3との間のデータ伝送ネットワーク2の構築には、例えばTCP/IP通信プロトコルを用いてもよいし、他の通信プロトコルを採用してもよい。
このシステムでは、以下の手順でプリント注文の受付からプリントの受け渡しまでを行う。つまり、受付装置1は、デジタルカメラ等で撮影された画像情報を記憶するカード型の記憶媒体やディスク型の記憶媒体(以下、これらを総称してメディアM1ともいう)からプリント出力の注文対象となる画像情報と、プリント枚数等のプリント出力に関する注文情報とを受け付けると共に、その受付時に受付証を顧客に発行する。顧客がその受付証をDP店のカウンターで担当者に提示することにより、その担当者は受付証に記録された受付情報に基づいて写真プリント装置3を操作することによって、受付装置1に一時格納されている画像情報と注文情報とからなるプリント情報を、データ伝送ネットワーク2を介して写真プリント装置3に取込み、写真プリント装置3がそのプリント情報に基づいてプリントを行う。プリント後の印画紙5bは、担当者から顧客に代金と引き替えに手渡される。
(受付装置の構成)
次に受付装置1の構成について説明する。図3は、受付装置1の外観を示していて、この受付装置1は、表示面に入力手段としてのタッチパネル13を形成した液晶型のディスプレイ12(表示手段)と、メディアM1に記憶されている情報を読み込む読込手段としてのメディアドライブ11と、受付証を発行する熱転写式の受付証プリンタ15と、を備え、ディスプレイ12及び受付証プリンタ15はそれぞれ筐体10の上面に、メディアドライブ11は筐体10の前面に設けられている。ここで、上記メディアドライブ11は、フラッシュメモリ等による複数種類のカード型記憶媒体(メモリカード)、及びディスク型記憶媒体(CD−ROM,MO等)に対応したマルチドライブである。
次に受付装置1の構成について説明する。図3は、受付装置1の外観を示していて、この受付装置1は、表示面に入力手段としてのタッチパネル13を形成した液晶型のディスプレイ12(表示手段)と、メディアM1に記憶されている情報を読み込む読込手段としてのメディアドライブ11と、受付証を発行する熱転写式の受付証プリンタ15と、を備え、ディスプレイ12及び受付証プリンタ15はそれぞれ筐体10の上面に、メディアドライブ11は筐体10の前面に設けられている。ここで、上記メディアドライブ11は、フラッシュメモリ等による複数種類のカード型記憶媒体(メモリカード)、及びディスク型記憶媒体(CD−ROM,MO等)に対応したマルチドライブである。
また、受付装置1の筐体10には、汎用コンピュータによって構成される、制御手段としてのコントローラ20と、ハードディスク14とが内蔵されている。
コントローラ20の機能は、データ伝送ネットワーク機能を有する汎用コンピュータと実質的に同様であり、前記メディアドライブ11やタッチパネル13との間の情報のやりとり、取得した画像情報や注文情報から、写真プリント装置3によるプリント出力に用いられるプリント情報の作成、ハードディスク14への格納管理、発光素子や圧電ブザーでなるアラーム17、及び受付証プリンタ15の制御等を行う。
このコントローラ20には汎用オペレーティングシステムを採用してもよく、それによって受付装置1に必要とされる各種機能を、このオペレーションシステムが有する各種プログラムやこのオペレーションシステム上で動作するように作成された各種プログラムによって付属ハードウエアと協働しながら容易に作り出すことができる。
尚、上記ハードディスク14は、ネットワークドライブとしてデータ伝送ネットワーク2上に開放されており、写真プリント装置3や他の受付装置1から、そのハードディスク14に格納されているプリント情報等にアクセスすることが可能にされている。
コントローラ20には、図4に示すように、I/Oインタフェースを介してメディアドライブ11やハードディスク14等の外部機器が接続されており、これにより、コントローラ20は、上記メディアドライブ11との間の情報のアクセスと、タッチパネル13との間の情報のアクセスと、ハードディスク14との間の情報のアクセスと、が可能に構成されかつ、ディスプレイ12に対する画面の出力と、上記受付証プリンタ15に対する情報の出力と、上記アラーム17に対する信号の出力と、が可能に構成されている。
また、コントローラ20は、ネットワークインタフェース2cを介してネットワークケーブル2aとハブ2bとを含むデータ伝送ネットワーク2によって、後述する写真プリント装置3のコントローラ40とLAN(Local Area Network)接続され、所定のプロトコルで互いに情報のアクセスを行えるよう構成される。
そして、コントローラ20は、作業領域が形成されるRAM型の半導体メモリや、プログラムやパラメータが保存されるROM型の半導体メモリの総称としてのメモリ21と、画像情報処理部22と、表示制御部23と、入力処理部24と、注文情報処理部25と、注文情報保存部26と、受付証発行処理部27と、表示カスタマイズ部28と、を含んでおり、これらの各部21〜28がデータバスを介して互いの情報をアクセス自在に構成されている。
上記画像情報処理部22は、メディアドライブ11によってメディアM1から読み出した画像情報(JPEGやTIFF等であり、撮影画像データ等を含む)をサムネイル形式(以下、サムネイル画像と称する)でディスプレイ12に表示するための処理を実行する機能を有する。つまり、この画像情報処理部22は、メディアM1にサムネイル画像が含まれる場合には、そのサムネイル画像が表示制御部23によってディスプレイ12に表示されるようにし、サムネイル画像が存在しない場合には、オリジナルの画像情報からサムネイル画像を生成して、その作成したサムネイル画像が表示制御部23によってディスプレイ12に表示されるようにする。
上記表示制御部23は、ディスプレイ12に各種画面を表示する機能を有しており、プリント注文の受付処理に係る機能としては、ハードディスク14に記憶されている各種の画面データを読み出して、これをディスプレイ12に表示させる機能を有する。一方、上記入力処理部24は、タッチパネル13を顧客が操作することに応じて出力される、該タッチパネル13からの入力信号を処理する機能を有しており、具体的には、顧客が接触操作したタッチパネル13上の座標情報を検出し、その検出した座標情報とディスプレイ12に表示している画面内容とを照らし合わせて、顧客の入力内容を認識し、その認識結果を他の各部21〜28に提供する。
上記注文情報処理部25は、入力処理部24で処理された信号に応じて、換言すれば顧客によって入力されたプリントサイズやプリント枚数等から注文情報を作成する機能を有する。
上記注文情報保存部26は、上記注文情報処理部25で作成された注文情報と、メディアドライブ11によってメディアM1から読み出した画像情報とを、注文番号等を付してハードディスク14の共有フォルダに階層的に格納する機能を有する。それによって、注文情報及び画像情報は、共有フォルダの階層下に注文毎に形成される、注文番号を付したフォルダによって管理される。
上記受付証発行処理部27は、プリントすべき画像情報とそのプリント枚数とが最終的に決定した場合に、注文の明細、端末ID及び注文ID等を、受付証プリンタ15によってプリントして受付証reとして出力する機能を有する。
図21は、受付証プリンタ15を通じて顧客に発行される受付証の一例を示す。この例では、「受付証本体」と「お客様控え」とが連なった形態となっており、即日に写真のプリントを手渡せない場合には、受付証本体とお客様控えとを切り離し、受付証本体をDP店の控えとして残し、お客様控えを顧客に手渡す処理も可能にしている。受付証本体及びお客様控えは互いに同じ内容であり、お客様名、電話番号、受付ID、端末ID、受付日、注文番号等の他に注文の詳細を示す内容がプリントされている。出力された受付証reは、上述のようにサービスカウンターで提示するために使用される。そして、DP店の担当者は、受付証reに記載されている端末IDと注文番号とから、画像情報と注文情報とが保存されている端末及びプリント対象となっているディレクトリを特定して、注文情報と画像情報とを読み出してプリント処理を行うことになる。
上記表示カスタマイズ部28は、後述するように、テンプレートのデザインを選択するための「デザイン選択画面」の表示をカスタマイズする機能を有している。つまり、上記ハードディスク14には、テンプレートの情報が記憶されていると共に、「デザイン選択画面」の表示をカスタマイズするための情報が記憶されている。表示カスタマイズ部28は、詳しくは後述するが、複数のテンプレートがサムネイル表示される「デザイン選択画面」において、上記カスタマイズ情報に基づいてそのテンプレートの並び順を変更するソート表示を行う。
以上の構成により上記コントローラ20は、プリント注文の受付処理として、メディアM1の画像情報をメディアドライブ11を通じて取り込んで、これをサムネイル画像としてディスプレイ12に表示すると共に、後述する各プリント注文画面においてタッチパネル13から出力された選択・設定信号に基づいて注文情報を作成し、作成した注文情報を画像情報と共にハードディスク14に保存すると共に、受付証プリンタ15から受付証reを発行する。その後上記コントローラ20は、上記写真プリント装置3からの要求に応じて、画像情報と注文情報とを写真プリント装置3に転送する。
(写真プリント装置の構成)
次に、写真プリント装置3の構成について説明する。この写真プリント装置3は、図1,2に示すように、テーブル状に形成されたオペレート部3aと現像処理部3bとを一体化した装置本体30と、この装置本体30から分離して配置されたスキャナユニット31とを備えている。
次に、写真プリント装置3の構成について説明する。この写真プリント装置3は、図1,2に示すように、テーブル状に形成されたオペレート部3aと現像処理部3bとを一体化した装置本体30と、この装置本体30から分離して配置されたスキャナユニット31とを備えている。
装置本体30のオペレート部3aの下部には、印画紙マガジン5aからの印画紙5をプリントサイズに切断して、印画紙搬送機構32bによってデジタル型の露光ヘッド32aに供給する露光系が内装されている。
露光ヘッド32aはここでは、印画紙5の搬送方向と直交する方向にレーザービームを送出して走査を行う形式のものを使用しているが、この露光ヘッド32aとしては蛍光ビーム方式、液晶シャッター方式、DMD方式又はFOCRT等の使用が可能である。
また、現像処理部3bには、露光ヘッド32aで露光された印画紙5の現像処理を行う現像処理槽33が内装されており、この現像処理槽33で現像処理が行われた印画紙5は、乾燥の後、現像処理部3bの上面の横送りコンベア34aに送出される。そして、この横送りコンベア34aからの印画紙5は仕分けコンベア34bに送出される。
オペレート部3aは、CD−ROM及びDVDからの情報の読み出し並びにCD−Rに対する情報の書き込みを行うコンボドライブ35と、メモリカードやMO等各種のメディアに対応したマルチドライブ36と、画像情報や各種情報等の表示を行うディスプレイ37と、入力機器としてのキーボード38及びマウス39と、を備えている。
そして、このオペレート部3aの下部にはマイクロプロセッサを有したコントローラ40が設けられており、このコントローラ40には、上述したように、ネットワークインタフェースを介して両受付装置1,1がネットワーク接続されている。
上記スキャナユニット31は、底部にキャスタを備えた筐体31aの上面に交換自在に設けられたフィルムキャリア31bと、筐体31a内部に設けられかつ、光学レンズやCCD等の光電変換素子を有する光電変換部(図示せず)と、筐体31a内部に備えた光源から光ファイバーを介して送られる光線をフィルムキャリア31bの上面側に導くアーム31cと、を備えている。そして、写真フィルムM2のスキャニングを行う場合には、ネガティブフィルム又はポジティブフィルムをフィルムキャリア31bにセットし、このフィルムキャリア31bによって写真フィルムM2を設定速度で移動させながら、アーム31cの先端から下方に向けて照射する光線により写真フィルムM2の各コマの画像情報を光電変換部でデジタル信号化し、ケーブル31dを介してコントローラ40に転送する。
上記コントローラ40は汎用コンピュータからなり、例えば汎用のオペレーションシステムを採用することによって、そのオペレーションシステムが有する各種プログラムやこのオペレーションシステム上で動作するように作成された各種プログラムによって、付属ハードウェアと協働しながら写真プリント装置3に必要とされる各種機能が作り出される。
すなわち、コントローラ40は、ディスプレイ37に各種の画像を表示させると共に、その表示に対してキーボード38又はマウス39から出力された信号を受け、それによって、担当者の操作内容に応じた処理を行う。具体的にコントローラ40は、プリント注文に対する処理として、キーボード38又はマウス39からの入力信号に応じて、受付装置1から注文情報及び画像情報を取得し、又はスキャナユニット31から画像情報を取得して、それらの情報をコントローラ40のメモリ(図示省略)や、コントローラ40に接続されたハードディスク(図示省略)に記憶させると共に、担当者の操作に応じて画像情報の補正を行ってその補正情報を上記メモリやハードディスクに記憶させる。そして、コントローラ40は、画像情報(及び補正情報)に基づいて露光ヘッド32aや印画紙搬送機構32bを制御する。それによって、印画紙5にプリントが行われる。
(プリント注文の受付処理)
次に、受付装置1におけるプリント注文の受付処理について説明する。この注文受付処理は、ディスプレイ12とタッチパネル13とを用いた、装置と顧客との間の対話形式で行われる。つまり、コントローラ20の表示制御部23は、プリント注文に関する画面であるプリント注文画面をディスプレイ12に表示させ、そのプリント注文画面において顧客がタッチパネル13を接触操作することに応じてタッチパネル13から出力された入力信号がコントローラ20の入力処理部24に入力される。このことによって、受付装置1が顧客の入力操作を受け付けることになる。
次に、受付装置1におけるプリント注文の受付処理について説明する。この注文受付処理は、ディスプレイ12とタッチパネル13とを用いた、装置と顧客との間の対話形式で行われる。つまり、コントローラ20の表示制御部23は、プリント注文に関する画面であるプリント注文画面をディスプレイ12に表示させ、そのプリント注文画面において顧客がタッチパネル13を接触操作することに応じてタッチパネル13から出力された入力信号がコントローラ20の入力処理部24に入力される。このことによって、受付装置1が顧客の入力操作を受け付けることになる。
そして、プリント注文の受付処理では、表示制御部23が、後述するようにプリント注文画面として「サービス選択画面」「メディア選択画面」「メディアセット案内画面」「プリントサイズ選択画面」「デザインタイプ選択画面」「デザイン選択画面」「画像選択画面」「プリント枚数設定画面」「名前入力画面」「電話番号入力画面」「注文内容確認画面」「メディア取り出し案内画面」「受付証発行案内画面」を順にディスプレイ12に表示し、顧客が各画面においてタッチパネル13を操作することによって、その操作内容に応じた入力信号がタッチパネル13から入力処理部24に入力され、そのことによりプリント注文に必要な複数の設定項目が設定されてプリント注文の受付が完了することになる。
図5は、受付装置1のコントローラ20が実行する、プリント注文の受付処理のメインフローを示している。このフローのステップS1では、受付装置1は待機状態にあり、この待機状態では、ディスプレイ12に受付装置1の機能やDP店のロゴマーク等を含む待機画面(図7参照)が表示される。この待機画面には「画面に触れてください」とのメッセージが表示されており、プリント注文を行う顧客にディスプレイ12に触れることを促す。
そして、顧客がディスプレイ12のタッチパネル13に指を接触させることにより、フローはステップS2へ進み、図8に示す「サービス選択画面」が表示される。この画面には「サービスを選択してください」とのメッセージと共に、プリントの受付を行うプリント受付ボタン(ボタンアイコン)51aと、メディア保存受付を行うメディア保存受付ボタン51bと、テンプレートを利用したプリントの受付を行うデザインプリント受付ボタン51cと、携帯電話機に保存されている画像情報のプリントの受付を行う携帯プリント受付ボタン51dと、が含まれており、顧客に対しサービスの選択を求める。
そうして「サービス選択画面」において、いずれかの受付ボタン51a〜51dが選択されることによって、メインフローはステップS3へと進む。尚、「サービス選択画面」において、メディア保存受付ボタン51bが選択された場合には、メディア保存の処理としてメディアM1に保存された画像情報を、写真プリント装置3に転送して、写真プリント装置3においてCD−RやMOに保存する処理が行われるが、その処理の受付手順(注文内容設定処理)は、デザインプリントを受け付ける場合の手順と基本的に同じ形態であるため、ここではその説明を省略する。また、プリント受付ボタン51a又は携帯プリント受付ボタン51dが選択された場合の受付手順も、デザインプリントを受け付ける場合の手順と基本的に同じ形態であるため、ここではその説明を省略する。従って、ここではデザインプリント受付ボタン51cが選択された場合について、以下のステップの説明をする。
ステップS3においては、注文内容設定処理が行われる。この注文内容設定処理では、顧客の入力・設定内容に基づいて注文情報処理部25が注文情報を作成する。
この注文内容設定処理は、図6に示すサブフローに従って実行され、先ずステップSA1においては、図9に示す「メディア選択画面」を表示する。この「メディア選択画面」には「メディアを選択してください」とのメッセージと共に、メディアを選択するための複数の選択ボタン53、53、…を表示して、顧客にメディアの選択を求める。
尚、「メディア選択画面」における下側の部分には、処理を中止するための中止ボタン52c及び前の処理に戻るための戻るボタン52dとが表示される。これらの中止ボタン52c及び戻るボタン52d(後述する画面においては、OKボタン54及び進むボタン56e等を含む)といった主として処理の進行に関係するボタンは、後述する各画面においても同じ位置に表示される。
そして、「メディア選択画面」において、顧客が使用するメディアに対応する選択ボタン53を接触操作することによって、フローはステップSA2へ進む。
ステップSA2においては、図10に示す「メディアセット案内画面」を表示する。この画面には「メディアをセットして、OKボタンを押してください」とのメッセージと共に、ステップSA1において顧客が選択したメディアをセットする際の具体的な画像を表示する。
「メディアセット案内画面」において、顧客がメディアドライブ11にメディアM1をセットしOKボタン54を操作することで、フローはステップSA3へ進み、ステップSA3では、画像情報処理部22がセットされたメディアM1から画像情報を読み出す。その後、ステップSA4へ進む。
ステップSA4においては、図11に示す「プリントサイズ選択画面」を表示する。この画面には「プリントサイズを選択してください」とのメッセージと共に、複数のプリントサイズに対応したサイズ指定ボタン55、55、…を表示する。このサイズ指定ボタン55、55、…にはプリントサイズを示す「L版」や「2L版」等の文字の他に、プリントサイズを示す数値と、プリントの単価と、プリントの基本料金とが表示される。
そして、「プリントサイズ選択画面」において、顧客が何れか1つのサイズ指定ボタン55を操作することで、コントローラ20の注文情報処理部25は、入力されたプリントサイズを注文情報としてメモリ21に記憶させる。その後、フローは、ステップSA5へ進む。
ステップSA5においては、図12に示す「プリントタイプ選択画面」を表示する。この画面は、テンプレートのジャンルを選択する画面であり、「プリントタイプを選択してください」とのメッセージと、「カレンダー」「グリーティング」「カード」「アルバム」「フレーム」「マルチフレーム」のジャンルを選択するための複数の選択ボタン53、53、…を表示して、顧客にジャンルの選択を求める。
そして、「プリントタイプ選択画面」において、顧客が所望のジャンルに対応する選択ボタン53を接触操作することによって、注文情報処理部25は、選択されたジャンルの情報を、カスタマイズ情報の一つとしてメモリ21に記憶させ、フローはステップSA6へ進む。
ステップSA6においては、図13に示す「デザイン選択画面」を表示する。この「デザイン選択画面」には「デザインを選択してください」のメッセージと、テンプレートのサムネイル画像STとを表示する。「デザイン選択画面」は、ここでは6つのサムネイル画像を1ページとして表示するよう設定され、進むボタン56eを操作することにより次のページが表示され、戻るボタン56dを操作することにより前のページが表示される。また、「デザイン選択画面」の下側には、現在表示中のページを示す数字(ページ総数を示す数字に対して現在表示中のページ番号を示す数字)が表示される。
ここで、「デザイン選択画面」において表示されるテンプレートのサムネイル画像STは、図22に示すように、全てのジャンルのテンプレートが一続きになっていると共に、各ジャンルに属するテンプレートがまとまって配置されたデータに基づいて表示され、コントローラ20(表示カスタマイズ部28)は、上記「プリントタイプ選択画面」における選択結果に基づいて、選択されたジャンルのテンプレートが優先的に表示されるように、換言すれば、選択されたジャンルのテンプレートが、「デザイン選択画面」が表示される際の最初のページで表示されるようにする。
すなわち、「プリントタイプ選択画面」においてカレンダーが選択されたときには、「デザイン選択画面」が表示される際の最初のページには、カレンダーのジャンルに属するテンプレートである「CL01」のテンプレートから順に表示させるようにし、「プリントタイプ選択画面」においてアルバムが選択されたときには、「デザイン選択画面」が表示される際の最初のページには、アルバムのジャンルに属するテンプレートである「AL01」のテンプレートから順に表示させるようにする。尚、「AL01」のテンプレートから順に表示させる場合でも、進むボタン56e又は戻るボタン56dを操作することにって、カレンダーのジャンルに属するテンプレートも表示される。このことは「プリントタイプ選択画面」における選択結果に基づいて、「デザイン選択画面」におけるテンプレートサムネイルSTの並び順を変更するソート表示を行うことと等価であり、このソート表示によって、顧客は、選択したジャンルに相当するテンプレート中から所望のテンプレートを素早く探し出すことが可能になる。
そうして、上記「デザイン選択画面」において、顧客が所望のテンプレートに対応する選択ボタン53を接触操作することによって、注文情報処理部25は、選択されたテンプレートの情報をメモリ21に記憶させ、フローはステップSA7へ進む。
ステップSA7においては、図14に示す「画像選択画面」を表示する。「画像選択画面」には、「合成する画像を選択して下さい」とのメッセージと共に、「デザイン選択画面」において選択したテンプレートTが表示されるテンプレート表示部58と、メディアM1から読み込んだ画像情報がサムネイル画像Sとして表示されるサムネイル表示部59とが表示される。
サムネイル表示部59には、ここでは6つのサムネイル画像Sを1ページとして表示するよう設定されており、1ページ中のサムネイル画像Sはファイル名順に表示される。また、サムネイル表示部59は、次のページを表示するための進むボタン56e、前のページを表示するための戻るボタン56dが表示されると共に、現在表示中のページを示す数字(ページ総数を示す数字に対して現在表示中のページ番号を示す数字)が表示される。
また「画像選択画面」の画面下側には、中止ボタン52cと、前の画面に戻るための戻るボタン52dと、画像の選択を完了するOKボタン54と、がそれぞれ表示される。
顧客が、サムネイル表示部59において、いずれかのサムネイル画像Sを接触操作することによって、テンプレート表示部58に、その選択した画像情報とテンプレートとを合成した画像が表示される。そうして顧客が、所望のサムネイル画像Sを選択した上で、OKボタン54を接触操作することによって、画像の選択が終了する。
OKボタン54が操作されると、注文情報処理部25は、「画像選択画面」において顧客が選択した画像の情報をメモリ21に記憶させ、フローはステップSA8へ進む。
ステップSA8においては、図15に示す「プリント枚数設定画面」を表示する。この画面には「プリント枚数を設定してください」とのメッセージと、選択したテンプレートと選択した画像情報とを合成した画像TPを表示する。また、「プリント枚数設定画面」の画面下側には、プリント枚数を示す数値を表示するプリント枚数表示エリア57が形成されると共に、このプリント枚数表示エリア57を挟んだ両側それぞれに、プリント枚数を1枚ずつ増加させるプラスボタン56bと、プリント枚数を1枚ずつ減少させるマイナスボタン56cとが表示されると共に、中止ボタン52cと、注文を完了するOKボタン54と、前の画面を表示させるための戻るボタン52dと、がそれぞれ表示される。
そうして顧客が、プリント枚数を設定し「プリント枚数設定画面」におけるOKボタン54を接触操作することで、プリント枚数の設定が終了し、注文情報処理部25は、「プリント枚数設定画面」において顧客が設定したプリント枚数と、メモリ21に記憶されている情報とに基づいて、注文情報を作成する。その後、注文内容設定処理のサブフローは終了し、メインフローへと戻る。
図5のメインフローにおいて、ステップS4では図16に示す「名前入力画面」が表示される。この画面には、「名前を入力してください」とのメッセージが表示されると共に、名前表示部とキーボードとを有した入力ボード60が表示され、キーボードに接触して名前を入力するとOKボタン54が表示される。
そして、顧客がOKボタン54を操作することにより、入力された名前がメモリ21に記憶される。
続くステップS5においては、図17に示す「電話番号入力画面」が表示される。この画面には「電話番号を入力してください」とのメッセージが表示されると共に、電話番号表示部とキーボードとを有した入力ボード61が表示され、キーボードに接触して電話番号を入力するとOKボタン54が表示される。
そして、顧客がこのOKボタン54を操作することにより、入力された電話番号がメモリ21に記憶される。その後、ステップS6に進む。
尚、顧客の名前や電話番号を入力する処理は、プリントを行う上で必須の事項でないので入力がない場合でも次の処理に移行できるよう処理形態を設定することもできる。顧客の名前の入力がない場合には、受付装置1が生成した番号や符号を自動的に入力するよう処理形態を設定するとよい。
ステップS6においては、図18に示す「注文内容確認画面」が表示される。この画面には「注文の内容を確認してください」とのメッセージが表示されると共に、メモリ21に記憶されている、顧客が入力したプリントの注文情報の詳細と、そのプリント料金とを一覧化した確認シート62が表示される。
そして、確認シート62の表示内容に誤りがなければ、顧客がOKボタン54を操作することで、ステップS7において、上記ハードディスク14の共有フォルダに注文番号を付した名前のフォルダが作成され、そのフォルダに上記注文情報と画像情報と受付IDや端末ID等のID情報が記憶される。このように注文情報及び画像情報にID情報を付して保存する処理を上記注文情報保存部26が行う。
ステップS8においては、図19に示す「メディア取り出し案内画面」が表示される。この画面には「メディアを取り出してください」とのメッセージが表示される。
顧客が当該画面の表示に従いメディアM1を取り出し、OKボタン54を操作することでフローはステップS9へ進み、次の処理が実行される一方、メディアM1を取り出さずにOKボタン54を操作した場合には、アラーム17を作動させて電子音で誤操作であることを認識させる。
ステップS9においては、次の処理として、図20に示す「受付証発行案内画面」が表示される。この画面には「受付証を発行中です。しばらくお待ちください。」「受付証はカウンターに持参してください。」とのメッセージが表示され、ステップS10において、コントローラ20の受付証発行処理部27によって受付証プリンタ15を介して受付証reがプリントされて送り出される。このように受付証reが発行されると、受付処理の全てが終了して待機画面に復帰する。
(デザイン選択画面のカスタマイズ)
次に、上記コントローラ20の表示カスタマイズ部28が行う「デザイン選択画面」のカスタマイズについて説明する。
次に、上記コントローラ20の表示カスタマイズ部28が行う「デザイン選択画面」のカスタマイズについて説明する。
図13の例では、デフォルトの表示としてテンプレートがファイル名順でサムネイル表示されているが、上述したように、表示カスタマイズ部28は、テンプレートがサムネイル表示される「デザイン選択画面」(図13参照)において、テンプレートの並び順を、カスタマイズ情報に基づいて上記デフォルトの表示から変更する。
つまり、上記ハードディスク14には、各テンプレートと、カスタマイズ情報の一つとして、そのテンプレートに対応する時季(月)の情報とが対応付けられて記憶されている。例えばクリスマスや正月の絵柄がデザインされたテンプレートには、「12月」が対応付けられて、ハードディスク14に記憶される。表示カスタマイズ部28は、現在の時季に応じて、12月であれば対応するテンプレート(クリスマスや正月の絵柄がデザインされたテンプレート)が上位に表示されるように、並び順を変更する。例えば図22に示すデータにおいて、テンプレートの並びを入れ替えておいてもよい(同図の一点鎖線の矢印参照)。そうすることによって、図示は省略するが、「デザイン選択画面」においては、テンプレートがファイル名順で表示されるのではなく、時季に応じた並びで表示されることになる。また、現在の時季が1月であれば、クリスマスや正月の絵柄がデザインされたテンプレートは現在の時季に対応しないテンプレートとなるため、これらのテンプレートは、下位に表示されるように並び順が変更される。
また、例えば昼間の時間帯の顧客層と夜間の時間帯の顧客層とは異なるように、一日の時間帯によって顧客層が異なることを考慮して、上記ハードディスク14には、各テンプレートと、カスタマイズ情報の一つとして、そのテンプレートに対応する時刻の情報(例えば昼の時間帯や夜の時間帯)とが対応付けられて記憶されている。表示カスタマイズ部28は、現在の時刻に応じて、それに対応するテンプレートが上位に表示されるように、図22に示すデータのテンプレートの並び順を変更する。そうすることによって、「デザイン選択画面」においては、テンプレートがファイル名順で表示されるのではなく、時間帯に応じた並びで表示されることになる。
さらに、上記表示カスタマイズ部28は、「デザイン選択画面」においてタッチパネル13からの入力信号に基づいて、各テンプレートが選択される回数をカウントし、そのカウント値をカスタマイズ情報の一つとしてハードディスク14に記憶させる。そうして、表示カスタマイズ部28は、カウント値に基づいて、選択される頻度が高い順にテンプレートが表示されるように、図22に示すデータのテンプレートの並び順を定期的に変更する。そうすることによって、「デザイン選択画面」においては、テンプレートがファイル名順で表示されるのではなく、選択頻度に応じた並びで表示されることになる。
また、表示カスタマイズ部28は、写真プリント装置3の操作や、DP店の担当者による受付装置1の操作に応じて、図22に示すデータのテンプレートの並び順を変更する機能を有している。これによってDP店側の担当者は、「デザイン選択画面」において、おすすめのテンプレートが上位に表示されるようにすることができる。
従って、本実施形態では、「デザイン選択画面」におけるテンプレートのサムネイル表示が、手動又は自動でカスタマイズされるため、顧客は所望のテンプレートを効率よく探し出すことができる。その結果、受付装置1の使い勝手の向上が図られると共に、一人の顧客によって装置が占有される時間の短縮が図られ、顧客の回転率の向上が期待できる。
尚、本発明は、上記の構成に限るものではなく様々な実施の形態を含む。例えば、上記実施形態では、テンプレートのジャンルを選択する「プリントタイプ選択画面」において、6つのジャンルを設定していたが、ジャンルはこれに限るものに限らず、例えばおすすめテンプレートや、人気順テンプレート、等の様々なジャンルを設定することが可能であり、ジャンルの数も適宜設定することができる。
また、上記実施形態では、「プリントタイプ選択画面」において選択されたジャンルのテンプレートが上位に表示されるようにソート表示をしているたが、例えば選択されたジャンルに対応するテンプレートのみを表示するフィルタリング表示を行ってもよい。
同様に、上記実施形態では、時季や時間帯に応じてソート表示していたが、これに代えて、時季や時間帯に対応するテンプレートのみを表示するフィルタリング表示を行ってもよい。
また、上記実施形態のプリントシステムは、受付装置1と写真プリント装置3とをネットワーク2で接続して構成しているが、受付装置とプリント装置とが一体となったプリント注文受付・プリント装置に、本発明を適用してもよい。
さらに、上記プリント注文受付装置1が適用されるプリントシステムのプリント装置は、上記実施形態の如く銀塩式のプリント装置に限らず、インクジェット式や熱転写式のプリント装置であってもよい。
以上説明したように、本発明は、テンプレートの選択画面がカスタマイズ可能であるため、一般の顧客が操作することになるプリント注文受付装置に特に有用である。
1 プリント注文受付装置
11 メディアドライブ(読込手段)
12 ディスプレイ(表示手段)
13 タッチパネル(入力手段)
14 ハードディスク(記憶手段)
20 コントローラ(制御手段)
21 メモリ(記憶手段)
23 表示制御部
24 入力処理部
25 注文情報処理部
26 注文情報保存部
28 表示カスタマイズ部
11 メディアドライブ(読込手段)
12 ディスプレイ(表示手段)
13 タッチパネル(入力手段)
14 ハードディスク(記憶手段)
20 コントローラ(制御手段)
21 メモリ(記憶手段)
23 表示制御部
24 入力処理部
25 注文情報処理部
26 注文情報保存部
28 表示カスタマイズ部
Claims (6)
- 各種画面を表示する表示手段と、上記表示手段に表示させるプリント注文画面を制御する制御手段と、画像情報と合成するためのテンプレート情報を記憶する記憶手段と、を備えたプリント注文受付装置であって、
上記制御手段は、上記テンプレートを利用した合成画像のプリント注文の受付処理を行うときには、上記記憶手段に記憶されている複数のテンプレートを表示して、所望のテンプレートの選択を実行させるテンプレート選択画面を、上記表示手段に表示させ、
上記記憶手段は、上記テンプレート選択画面におけるテンプレートの表示をカスタマイズするためのカスタマイズ情報をさらに記憶しており、
上記制御手段はさらに、上記記憶手段に記憶されているカスタマイズ情報に基づいて上記テンプレート選択画面におけるテンプレートの表示を行うプリント注文受付装置。 - 請求項1に記載のプリント注文受付装置において、
上記制御手段は、上記各テンプレートの選択頻度をカウントすると共に、そのカウント情報を上記カスタマイズ情報として上記記憶手段に記憶させ、
上記制御手段はさらに、上記記憶手段に記憶されているカウント情報に基づき、上記テンプレート選択画面において、テンプレートが選択頻度の高い順に並ぶようにソート表示するプリント注文受付装置。 - 請求項1に記載のプリント注文受付装置において、
上記記憶手段は、上記カスタマイズ情報として、各テンプレートに対応する時季の情報を記憶しており、
上記制御手段は、上記時季の情報に基づき、上記テンプレート選択画面において、現在の時季に対応するテンプレートが上位になるようにソート表示する、又は現在の時季に対応するテンプレートのみが表示されるようにフィルタリング表示するプリント注文受付装置。 - 請求項1に記載のプリント注文受付装置において、
上記記憶手段は、上記カスタマイズ情報として、各テンプレートに対応する時刻の情報を記憶しており、
上記制御手段は、上記時刻の情報に基づき、上記テンプレート選択画面において、現在の時刻に対応するテンプレートが上位になるようにソート表示する、又は現在の時刻に対応するテンプレートのみが表示されるようにフィルタリング表示するプリント注文受付装置。 - 請求項1に記載のプリント注文受付装置において、
上記表示手段によって表示された画面に対する入力を行うために操作者が操作する入力手段をさらに備え、
上記制御手段は、上記入力手段からの入力信号又はネットワークインターフェースを介した外部からの入力信号を受け、その入力信号に基づいて、上記記憶手段に上記カスタマイズ情報を登録及び更新するプリント注文受付装置。 - 請求項1に記載のプリント注文受付装置において、
上記表示手段によって表示された画面に対する入力を行うために操作者が操作する入力手段をさらに備え、
上記制御手段は、上記テンプレート選択画面を表示させる前に、テンプレートのジャンルを選択させるジャンル選択画面を上記表示手段に表示させ、当該ジャンル選択画面に対し上記入力手段から出力されたジャンル選択信号を受けて、それをカスタマイズ情報として上記記憶手段に記憶させ、
上記制御手段はさらに、上記テンプレート選択画面において、上記選択されたジャンルに対応するテンプレートが上位になるようにソート表示する、又は選択されたジャンルに対応するテンプレートのみが表示されるようにフィルタリング表示するプリント注文受付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011210017A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Dainippon Printing Co Ltd | 画像プリントシステム、画像出力受付端末、及び画像出力方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002245157A (ja) * | 2001-02-20 | 2002-08-30 | Konica Corp | ネットワークプリントシステム、ショッピングセンター及び写真店 |
JP2003046916A (ja) * | 2001-08-02 | 2003-02-14 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像合成用テンプレートの表示方法 |
-
2005
- 2005-06-06 JP JP2005165045A patent/JP2006337887A/ja active Pending
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