JP2007058595A - データ共有装置、共有データ管理装置、共有データ管理システム、共有データ更新プログラム、共有データ連携プログラム、共有データ管理プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

データ共有装置、共有データ管理装置、共有データ管理システム、共有データ更新プログラム、共有データ連携プログラム、共有データ管理プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2007058595A
JP2007058595A JP2005243308A JP2005243308A JP2007058595A JP 2007058595 A JP2007058595 A JP 2007058595A JP 2005243308 A JP2005243308 A JP 2005243308A JP 2005243308 A JP2005243308 A JP 2005243308A JP 2007058595 A JP2007058595 A JP 2007058595A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shared
data
shared data
information
file
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005243308A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Honda
正 本田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2005243308A priority Critical patent/JP2007058595A/ja
Publication of JP2007058595A publication Critical patent/JP2007058595A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

【課題】利用者に共有していることを意識させずに共有データを利用させる。
【解決手段】クライアントが、他のクライアントと共有する共有データと、編集に用いるアプリケーションに関連付けされた拡張子を示す拡張子データと、共有データを特定する共有IDが含まれた装置内共有ファイルを記憶する記憶手段と、装置内共有ファイルに対してダブルクリックが行われた場合に、装置内共有ファイルを読み込む読込部と、読み込まれた装置内共有ファイルに含まれている拡張子データに対応付けられたアプリケーションを起動し、起動したアプリケーションに装置内共有ファイルに含まれる前記共有データを出力する出力部と、当該アプリケーションの終了を検出する検出部と、アプリケーションの終了を検出した場合、共有データ管理サーバに、更新された共有データと、共有IDと、を送信する更新終了送信部、を備えた。
【選択図】 図2

Description

本発明は、データ共有装置、共有データ管理装置、共有データ管理システム、共有データ更新プログラム、共有データ連携プログラム、共有データ管理プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものであり、特に複数の装置等でデータを共有する技術に関するものである。
近年、コンピュータを用いたネットワークのインフラ技術が向上している。このインフラ技術の発展に伴い、一人のユーザが作成したデータをネットワーク内の利用者全員で共有する需要が高まりつつある。
このように複数の利用者で1つのデータを共有する方法は幾つか考えられている。まず第1の方法としては、ネットワーク上に共有するデータを配置し、当該データに対して複数の利用者が編集を行う方法がある。また、第2の方法としては、各利用者が保持するコンピュータ環境毎に共有するデータを配置し、編集が行われた後に編集された内容を送受信することで常に同じ内容のデータを保持して共有を実現する方法がある。
まず、第1の方法では、ネットワーク上に1つのデータを配置するため、データの扱い自体は簡易となるが、利用者は編集する際にネットワーク上のファイルにアクセスする必要がある。利用者は通常、自分に適したコンピュータ環境を装置上に構築しているため、当該装置のコンピュータ環境上の望んだ場所にデータを配置したいという要求が生じる。
また、第2の方法により利用者毎の保持するコンピュータ環境毎にデータを配置し、送受信することでデータを共有する技術は、幾つか提案されている。この方法であれば、自分のコンピュータ環境内にデータを配置することができる。また、この方法では、専用のアプリケーションを用いて共有データを管理している。このような専用のアプリケーションとしては、例えば、Visual SourceSafe(登録商標)がある。このような専用のアプリケーションを用いることで、ユーザ環境とネットワーク内のそれぞれでデータを記憶し且つ同期することができる。
他の例としては、特許文献1には、ネットワークで共有する文書ファイルに対して、ファイル名、編集に用いるアプリケーション及びパス名等を記載した属性ファイルを生成して利用者毎のユーザ環境に記憶する。そして、利用者はこのユーザ環境に置かれた属性ファイルを介して、ネットワーク上の文書ファイルにアクセスする。このように文書ファイルにアクセスするために、利用者はコンピュータ上の文書マネージャを用いている。
特開平9−251416号公報
しかしながら、上述したVisual SourceSafe(登録商標)や特許文献1に記載された発明では、最初に専用のアプリケーションを起動し、起動したアプリケーションを用いてデータにアクセスしなければならず、利用者が共有データを扱う際、共有データに対応する操作を行う必要があり操作性が低減するという問題がある。つまり、利用者の共有データに対する操作は、共有していない他のデータと変わらない方が望ましい。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、利用者に共有していることを意識させずに共有データを利用させることができるデータ共有装置、共有データ管理装置、共有データ管理システム、共有データ更新プログラム、共有データ連係プログラム、共有データ管理プログラム及びコンピュータ読み取り可能な媒体を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、共有データを管理する共有データ管理装置と、共有データを共有する他のデータ共有装置と、ネットワークを介して接続されたデータ共有装置において、アプリケーションにより生成された共有データと、該アプリケーションに関連付けされた拡張子を示す拡張子情報と、該共有データを特定する共有識別情報が含まれた装置内共有ファイルを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された装置内共有ファイルに対する所定の入力を受け付けた場合に、該装置内共有ファイルを読み込む読込手段と、前記読込手段により読み込まれた前記装置内共有ファイルに含まれている前記拡張子情報に関連付けられたアプリケーションを起動し、該起動したアプリケーションに前記装置内共有ファイルに含まれる前記共有データを出力する出力手段と、前記出力手段により起動された前記アプリケーションの終了を検出する検出手段と、前記検出手段により前記アプリケーションの終了を検出した場合、前記共有データ管理装置に、前記アプリケーションにより更新された前記共有データと、前記共有データを特定する前記共有識別情報と、を送信する更新終了送信手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、共有データを管理する共有データ管理装置と、共有データを共有する他のデータ共有装置と、ネットワークを介して接続されたデータ共有装置において、アプリケーションにより生成された共有データと、該共有データを特定する共有識別情報が含まれた装置内共有ファイルを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された装置内共有ファイルに対する所定の入力を受け付けた場合に、該装置内共有ファイルを読み込む読込手段と、前記読込手段により読み込まれた前記装置内共有ファイルに含まれていた前記共有識別情報を、前記共有データ管理装置に送信する更新開始送信手段と、前記更新開始送信手段による送信先の前記共有データ管理装置から、送信した前記共有識別情報と対応付けられた、編集に用いるアプリケーションの種類を特定する種類情報を受信する種類受信手段と、前記読込手段前記種類受信手段により受信した前記種類情報により特定されたアプリケーションを起動し、該起動したアプリケーションに前記装置内共有ファイルに含まれる前記共有データを出力する出力手段と、前記出力手段による出力先の前記アプリケーションの終了を検出する検出手段と、前記検出手段により前記アプリケーションの終了を検出した場合、前記共有データ管理装置に、前記アプリケーションにより更新された前記共有データと、前記共有データを特定する前記共有識別情報と、を送信する更新終了送信手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、請求項1または2にかかる発明において、前記読込手段により読み込まれた前記装置内共有ファイルに含まれていた前記共有識別情報を、前記共有データ管理装置に送信する更新開始送信手段と、前記更新開始送信手段により送信した前記共有識別情報に対応付けられた前記共有データが他のデータ共有装置が編集しているか否かを、前記共有データ管理装置から受信する編集状態受信手段と、前記出力手段は、前記編集状態受信手段による受信から前記他のデータ共有装置で編集中でないと判断した場合に前記アプリケーションを起動し、前記起動したアプリケーションに前記装置内共有ファイルに含まれる前記共有データを出力すること、を特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、請求項3にかかる発明において、前記出力手段は、前記編集状態受信手段により前記他の装置で編集中である旨を受信した場合に前記アプリケーションを閲覧のみ可能な設定で起動し、前記起動したアプリケーションに前記共有データを出力すること、を特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、請求項1〜4のいずれか一つにかかる発明において、前記共有データ管理装置から、共有を許可された前記共有データと、前記共有データを特定する共有識別情報と、前記共有データを起動するアプリケーションを特定する拡張子情報と、を受信する共有データ受信手段と、前記読込手段は、さらに前記共有受信手段により受信した前記共有データと、前記共有識別情報と、前記拡張子情報と、を読み込むこと、を特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、請求項5にかかる発明において、前記共有データ管理装置が管理している前記共有データの一覧を表示処理する一覧表示処理手段と、前記一覧表示処理手段により表示された前記共有データの選択を受け付ける共有データ選択受付手段と、前記共有受信手段は、前記共有データ管理装置から、前記データ選択受付手段により選択を受け付けた前記共有データと、前記共有識別情報と、前記拡張子情報と、を受信すること、を特徴とする。
また、請求項7にかかる発明は、請求項1〜6のいずれか一つにかかる発明において、前記読込手段は、前記装置内共有ファイルであることを示す共有データ拡張子と関連付けがなされており、前記装置内共有ファイルに対する所定の入力を受け付けた場合に、該装置内共有ファイルを読み込むこと、を特徴とする。
また、請求項8にかかる発明は、共有データを管理する共有データ管理装置と、共有データを共有する他のデータ共有装置と、ネットワークを介して接続されたデータ共有装置において、共有データと、該共有データを特定する共有識別情報が含まれた装置内共有ファイルを記憶する記憶手段と、所定のアプリケーションで生成され、該所定のアプリケーションと関連づけされた所定の拡張子を有する共有対象ファイルの入力を受け付ける入力受付手段と、前記入力受付手段により受け付けられた前記共有対象ファイルを、前記共有データ管理装置に送信する登録送信手段と、前記登録情報送信手段による送信先の前記共有データ管理装置から、前記共有対象ファイルに含まれている共有データを特定する共有識別情報を受信する識別受信手段と、前記識別受信手段により受信した前記共有識別情報と、前記共有データと、を含んだ装置内共有ファイルを生成して、前記記憶手段に保存する装置内共有ファイル生成手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項9にかかる発明は、請求項8にかかる発明において、前記装置内共有ファイル生成手段は、さらに前記共有対象ファイルが有していた前記所定の拡張子を示す拡張子情報と、を含んだ前記装置内共有ファイルを生成すること、を特徴とする。
また、請求項10にかかる発明は、請求項9にかかる発明において、前記装置内共有ファイル生成手段は、前記共有識別情報と、前記拡張子情報を、前記装置内共有ファイルが有する属性保持領域に格納し、前記装置内共有ファイルであることを示す共有データ拡張子を付加して前記装置内共有ファイルを生成して、前記記憶手段に保存すること、を特徴とする。
また、請求項11にかかる発明は、請求項10にかかる発明において、前記装置内共有ファイル生成手段は、前記装置内共有ファイルに前記共有データ拡張子を付加して記憶手段に保存する際、前記属性保持領域に格納された前記拡張子情報に係る拡張子と対応付けられたアイコンを表示するための処理を行うこと、を特徴とする。
また、請求項12にかかる発明は、請求項8〜11のいずれか一つにかかる発明において、前記入力受付手段により前記共有対象ファイルの入力を受け付ける場合、前記共有対象ファイルに含まれている共有データを共有するグループの選択を受け付けるグループ選択受付手段を、さらに備え、前記グループ選択受付手段により選択された前記グループに対応付けられた利用者情報を取得する利用者取得手段と、前記登録送信手段は、さらに前記利用者取得手段により取得した前記利用者情報を、前記共有データ管理装置に送信すること、を特徴とする。
また、請求項13にかかる発明は、請求項8〜12のいずれか一つにかかる発明において、前記入力受付手段により前記共有対象ファイルの入力を受け付ける場合、前記共有対象ファイルを共有する利用者を示す利用者情報の指定を受け付ける設定受付手段を備え、前記登録送信手段は、さらに前記設定受付手段により指定された利用者情報を、前記共有データ管理装置に送信すること、を特徴とする。
また、請求項14にかかる発明は、請求項8〜12のいずれか一つにかかる発明において、所定の操作の入力を受け付けた場合、所定の操作と対応付けられた所定の情報の入力を受け付ける設定受付手段と、をさらに備え、前記登録送信手段は、前記設定受付手段により受け付けた前記所定の情報と、前記入力受付手段により受け付けられた前記共有対象ファイルと、を前記共有データ管理装置に送信すること、を特徴とする。
また、請求項15にかかる発明は、複数の装置間で共有データを共有するデータ共有装置と、ネットワークを介して接続された共有データ管理装置において、データ共有装置が備えたアプリケーションで生成された共有データと、該共有データを特定する共有識別情報と、を対応付けたデータ対応情報を記憶するデータ記憶手段と、データ共有装置から前記共有識別情報と、前記共有識別情報に対応付けられた前記共有データを受信する更新受信手段と、前記更新受信手段により受信した前記共有識別情報と前記データ対応情報で対応付けられた前記共有データを、前記更新受信手段で受信した前記共有データで更新する共有データ更新手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項16にかかる発明は、請求項15にかかる発明において、前記共有識別情報と、編集中であるか否かを示す編集状態情報と対応付けた編集状態対応情報を記憶する編集状態記憶手段と、前記データ共有装置から、前記共有識別情報を受信する識別情報受信手段と、前記識別情報受信手段により受信した前記共有識別情報と、前記編集状態対応情報で対応付けられている前記編集状態情報から、前記共有識別情報で特定される前記共有データが編集中であるか否か判断する編集判断手段と、前記編集状態判断手段により判断された前記共有データが編集中であるか否かを示す編集状態情報を、前記データ共有装置に送信する編集状態送信手段と、前記編集判断手段により前記共有データが編集中ではないと判断した後、前記編集状態対応情報で前記共有識別情報と対応付けられた前記編集状態情報を編集中であることを示した情報に更新する編集状態設定手段と、前記データ共有装置から編集が終了した旨を受信した場合に、受信した前記共有識別情報と、前記編集状態対応情報で対応付けられた前記編集状態情報を編集中ではないことを示した情報に更新する編集状態解除手段と、をさらに備え、前記更新受信手段は、前記データ共有装置から前記識別情報受信手段で受信した前記共有識別情報と、前記共有識別情報に対応付けられた前記共有データを受信すること、を特徴とする。
また、請求項17にかかる発明は、請求項15又は16にかかる発明において、前記データ共有装置から、複数のデータ共有装置で共有する対象となる共有データが含まれた共有対象ファイルを受信する共有データ受信手段と、前記共有データ受信手段により受信した前記共有対象ファイルに含まれた前記共有データを特定する共有識別情報を取得する識別情報取得手段と、前記識別情報取得手段により取得された前記共有識別情報を、前記データ共有装置に送信する識別情報送信手段と、前記共有データ受信手段により受信した前記共有対象ファイルに含まれている前記共有データと、前記識別情報取得手段により取得した前記共有識別情報とを対応付けて、前記データ記憶手段に記憶される前記データ対応情報に登録する登録手段と、をさらに備えたことを特徴とする。
また、請求項18にかかる発明は、請求項15〜17のいずれか一つにかかる発明において、グループ情報と、グループに属している利用者情報を対応付けて記憶するグループ対応情報を記憶するグループ記憶手段と、前記データ共有装置から、前記グループ情報を受信するグループ情報受信手段と、前記グループ情報受信手段により受信した前記グループ情報と、前記共有利用者対応情報で対応付けられていた前記利用者情報を取得する利用者取得手段と、前記利用者取得手段により取得した利用者情報を、前記データ共有装置に送信する利用者情報送信手段と、をさらに備えたことを特徴とする。
また、請求項19にかかる発明は、請求項18にかかる発明において、前記共有識別情報と、前記グループ情報とを対応付けた共有識別グループ対応情報を記憶する共有識別グループ対応記憶手段と、前記共有データ更新手段は、前記共有識別グループ対応記憶手段が記憶する前記データ対応情報で対応付けられた前記共有データを更新する場合、前記更新する前記共有データと対応付けられている前記共有識別情報から、前記共有識別グループ対応情報で対応付けられた前記グループ情報を取得し、取得した前記グループ情報と前記グループ対応情報で対応付けられた前記利用者情報を取得し、取得した前記利用者情報でログインしている前記データ共有装置に、前記共有データが更新する旨を通知する更新通知手段と、をさらに備えたことを特徴とする。
また、請求項20にかかる発明は、共有するデータを管理する共有データ管理装置と、他のデータ共有装置と共有する共有データの生成又は更新を行うデータ共有装置を備えたデータ共有システムにおいて、前記共有データ管理装置は、アプリケーションにより生成された共有データと、該アプリケーションに関連付けされた拡張子を示す拡張子情報と、該共有データを特定する共有識別情報が含まれた装置内共有ファイルを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された装置内共有ファイルに対する所定の入力を受け付けた場合に、該装置内共有ファイルを読み込む読込手段と、前記読込手段により読み込まれた前記装置内共有ファイルに含まれている前記拡張子情報に関連付けられたアプリケーションを起動し、該起動したアプリケーションに前記装置内共有ファイルに含まれる前記共有データを出力する出力手段と、前記出力手段により起動された前記アプリケーションの終了を検出する検出手段と、前記検出手段により前記アプリケーションの終了を検出した場合、前記共有データ管理装置に、前記アプリケーションにより更新された前記共有データと、前記共有データを特定する前記共有識別情報と、を送信する更新終了送信手段と、を備え、前記共有データ管理装置は、前記データ共有装置が備えたアプリケーションで生成された共有データと、該共有データを特定する共有識別情報と、を対応付けたデータ対応情報を記憶するデータ記憶手段と、前記データ共有装置から前記共有識別情報と、前記共有識別情報に対応付けられた前記共有データを受信する更新受信手段と、前記更新受信手段により受信した前記共有識別情報と前記データ対応情報で対応付けられた前記共有データを、前記更新受信手段で受信した前記共有データで更新する共有データ更新手段と、を備えたこと、を特徴とする。
また、請求項21にかかる発明は、ネットワークに接続されたデータ共有装置間で共有している共有データを更新する手段として、コンピュータを機能させるプログラムであって、前記共有データと、該アプリケーションに関連付けされた拡張子を示す拡張子情報と、前記共有データを特定する共有識別情報が含まれた装置内共有ファイルに対する所定の入力を受け付けた場合に、該装置内共有ファイルを読み込む読込手段と、前記読込手段により読み込まれた前記装置内共有ファイルに含まれている前記拡張子情報に関連付けられたアプリケーションを起動し、該起動したアプリケーションに前記装置内共有ファイルに含まれる前記共有データを出力する出力手段と、前記出力手段により起動された前記アプリケーションの終了を検出する検出手段と、前記検出手段により前記アプリケーションの終了を検出した場合、共有データを管理する共有データ管理装置に、前記アプリケーションにより更新された前記共有データと、前記共有データを特定する前記共有識別情報と、を送信する更新終了送信手段、としてコンピュータを機能させることを特徴とする。
また、請求項22にかかる発明は、ネットワークに接続されたデータ共有装置間で共有している共有データを更新する手段として、コンピュータを機能させるプログラムであって、前記共有データと、前記共有データを特定する共有識別情報が含まれた装置内共有ファイルに対する所定の入力を受け付けた場合に、該装置内共有ファイルを読み込む読込手段と、前記読込手段により読み込まれた前記装置内共有ファイルに含まれていた前記共有識別情報を、共有データを管理する共有データ管理装置に送信する更新開始送信手段と、前記更新開始送信手段による送信先の前記共有データ管理装置から、送信した前記共有識別情報と対応付けられた、編集に用いるアプリケーションの種類を特定する種類情報を受信する種類受信手段と、前記読込手段前記種類受信手段により受信した前記種類情報により特定されたアプリケーションを起動し、該起動したアプリケーションに前記装置内共有ファイルに含まれる前記共有データを出力する出力手段と、前記出力手段による出力先の前記アプリケーションの終了を検出する検出手段と、前記検出手段により前記アプリケーションの終了を検出した場合、前記共有データ管理装置に、前記アプリケーションにより更新された前記共有データと、前記共有データを特定する前記共有識別情報と、を送信する更新終了送信手段と、としてコンピュータを機能させることを特徴とする。
また、請求項23にかかる発明は、請求項21または22にかかる発明において、前記読込手段により読み込まれた前記装置内共有ファイルに含まれていた前記共有識別情報を、前記共有データ管理装置に送信する更新開始送信手段と、前記更新開始送信手段により送信した前記共有識別情報に対応付けられた前記共有データが他のデータ共有装置が編集しているか否かを、前記共有データ管理装置から受信する編集状態受信手段と、前記出力手段は、前記編集状態受信手段による受信から前記他のデータ共有装置で編集中でないと判断した場合に前記アプリケーションを起動し、前記起動したアプリケーションに前記装置内共有ファイルに含まれる前記共有データを出力すること、を特徴とする。
また、請求項24にかかる発明は、請求項23にかかる発明において、前記出力手段は、前記編集状態受信手段により前記他の装置で編集中である旨を受信した場合に前記アプリケーションを閲覧のみ可能な設定で起動し、前記起動したアプリケーションに前記共有データを出力すること、を特徴とする。
また、請求項25にかかる発明は、請求項21〜24のいずれか一つにかかる発明において、前記読込手段は、前記装置内共有ファイルであることを示す共有データ拡張子と関連付けがなされており、前記装置内共有ファイルに対する所定の入力を受け付けた場合に、該装置内共有ファイルを読み込むこと、を特徴とする。
また、請求項26にかかる発明は、複数のデータ共有装置間で共有データを共有する手段として、コンピュータを機能させるプログラムであって、所定のアプリケーションで生成され、該所定のアプリケーションと関連づけされた所定の拡張子を有する共有対象ファイルの入力を受け付ける入力受付手段と、前記入力受付手段により受け付けられた前記共有対象ファイルを、共有データを管理する共有データ管理装置に送信する登録送信手段と、前記登録情報送信手段による送信先の前記共有データ管理装置から、前記共有対象ファイルに含まれている共有データを特定する共有識別情報を受信する識別受信手段と、前記識別受信手段により受信した前記共有識別情報と、前記共有データと、を含んだ装置内共有ファイルを生成して、記憶手段に保存する装置内共有ファイル生成手段と、としてコンピュータを機能させることを特徴とする。
また、請求項27にかかる発明は、請求項26にかかる発明において、前記装置内共有ファイル生成手段は、さらに前記共有対象ファイルが有していた前記所定の拡張子を示す拡張子情報と、を含んだ前記装置内共有ファイルを生成すること、を特徴とする。
また、請求項28にかかる発明は、請求項27にかかる発明において、前記装置内共有ファイル生成手段は、前記共有識別情報と、前記拡張子情報を、前記装置内共有ファイルが有する属性保持領域に格納し、前記装置内共有ファイルであることを示す共有データ拡張子を付加して前記装置内共有ファイルを生成して、前記記憶手段に保存すること、を特徴とする。
また、請求項29にかかる発明は、請求項28にかかる発明において、前記装置内共有ファイル生成手段は、前記装置内共有ファイルに前記共有データ拡張子を付加して記憶手段に保存する際、前記属性保持領域に格納された前記拡張子情報に係る拡張子と対応付けられたアイコンを表示するための処理を行うこと、を特徴とする。
また、請求項30にかかる発明は、請求項26〜29のいずれか一つにかかる発明において、前記入力受付手段により前記共有対象ファイルの入力を受け付ける場合、前記共有対象ファイルに含まれている共有データを共有するグループの選択を受け付けるグループ選択受付手段を、さらに備え、前記グループ選択受付手段により選択された前記グループに対応付けられた利用者情報を取得する利用者取得手段と、前記登録送信手段は、さらに前記利用者取得手段により取得した前記利用者情報を、前記共有データ管理装置に送信すること、を特徴とする。
また、請求項31にかかる発明は、請求項26〜30のいずれか一つにかかる発明において、前記入力受付手段により前記共有対象ファイルの入力を受け付ける場合、前記共有対象ファイルを共有する利用者を示す利用者情報の指定を受け付ける設定受付手段を備え、前記登録送信手段は、さらに前記設定受付手段により指定された利用者情報を、前記共有データ管理装置に送信すること、を特徴とする。
また、請求項32にかかる発明は、請求項26〜29のいずれか一つにかかる発明において、所定の操作の入力を受け付けた場合、所定の操作と対応付けられた所定の情報の入力を受け付ける設定受付手段と、をさらに備え、前記登録送信手段は、前記設定受付手段により受け付けた前記所定の情報と、前記入力受付手段により受け付けられた前記共有対象ファイルと、を前記共有データ管理装置に送信すること、を特徴とする。
また、請求項33にかかる発明は、請求項26〜32のいずれか一つにかかる発明において、前記共有データ管理装置から、共有を許可された前記共有データと、前記共有データを特定する共有識別情報と、前記共有データを起動するアプリケーションを特定する拡張子情報と、を受信する共有データ受信手段と、前記読込手段は、さらに前記装置内共有ファイル生成手段は、さらに、前記共有受信手段により受信した前記共有データと、前記共有識別情報と、前記拡張子情報と、を含んだ装置内共有ファイルを生成すること、を特徴とする。
また、請求項34にかかる発明は、請求項33にかかる発明において、前記共有データ管理装置が管理している前記共有データの一覧を表示処理する一覧表示処理手段と、前記一覧表示処理手段により表示された前記共有データの選択を受け付ける共有データ選択受付手段と、前記共有受信手段は、前記共有データ管理装置から、前記データ選択受付手段により選択を受け付けた前記共有データと、前記共有識別情報と、前記拡張子情報と、を受信すること、を特徴とする。
また、請求項35にかかる発明は、ネットワークに接続されているデータ共有装置間で共有している共有データを管理する手段として、コンピュータを機能させるプログラムであって、複数の装置間でデータを共有するデータ共有装置から、共有データを特定する共有識別情報と、該共有識別情報に対応付けられた該共有データを受信する更新受信手段と、前記更新受信手段により受信した前記共有識別情報と、記憶手段が記憶するデータ対応情報で対応付けられている前記共有データを、前記更新受信手段で受信した前記共有データで更新する共有データ更新手段と、としてコンピュータを機能させることを特徴とする。
また、請求項36にかかる発明は、請求項35にかかる発明において、前記共有識別情報と、編集中であるか否かを示す編集状態情報と対応付けた編集状態対応情報を記憶する編集状態記憶手段と、前記データ共有装置から、前記共有識別情報を受信する識別情報受信手段と、記憶手段に記憶された前記共有識別情報と編集中であるか否かを示す編集状態情報と対応付けた編集状態対応情報から、前記識別情報受信手段により受信した前記共有識別情報に対応付けられている該編集状態情報から、前記共有識別情報で特定される前記共有データが編集中であるか否か判断する編集判断手段と、前記編集状態判断手段により判断された前記共有データが編集中であるか否かを示す編集状態情報を、前記データ共有装置に送信する編集状態送信手段と、前記編集判断手段により前記共有データが編集中ではないと判断した後、前記編集状態対応情報により前記共有識別情報と対応付けられた前記編集状態情報を編集中であることを示した情報に更新する編集状態設定手段と、前記データ共有装置から編集が終了した旨を受信した場合に、受信した前記共有識別情報と、前記編集状態対応情報で対応付けられた前記編集状態情報を編集中ではないことを示した情報に更新する編集状態解除手段と、をさらに備え、前記更新受信手段は、前記データ共有装置から前記識別情報受信手段で受信した前記共有識別情報と、前記共有識別情報に対応付けられた前記共有データを受信すること、を特徴とする。
また、請求項37にかかる発明は、請求項35又は36にかかる発明において、前記データ共有装置から、複数のデータ共有装置で共有する対象となる共有データが含まれた共有対象ファイルを受信する共有データ受信手段と、前記共有データ受信手段により受信した前記共有対象ファイルに含まれた前記共有データを特定する共有識別情報を取得する識別情報取得手段と、前記識別情報取得手段により取得された前記共有識別情報を、前記データ共有装置に送信する識別情報送信手段と、前記共有データ受信手段により受信した前記共有対象ファイルに含まれている前記共有データと、前記識別情報取得手段により取得した前記共有識別情報とを対応付けて、前記データ記憶手段に記憶される前記データ対応情報に登録する登録手段と、をさらに備えたことを特徴とする。
また、請求項38にかかる発明は、請求項35〜37のいずれか一つにかかる発明において、前記データ共有装置から、前記グループ情報を受信するグループ情報受信手段と、記憶手段に前記グループ情報と利用者情報とを対応付けて記憶された前記グループ対応情報から、前記グループ情報受信手段により受信した前記グループ情報に対応付けられていた前記利用者情報を取得する利用者取得手段と、前記利用者取得手段により取得した利用者情報を、前記データ共有装置に送信する利用者情報送信手段と、をさらに備えたことを特徴とする。
また、請求項39にかかる発明は、請求項38にかかる発明において、前記共有データ更新手段は、前記データ対応情報で対応付けられた前記共有データを更新する場合、前記更新する前記共有データと前記共有データ対応情報で対応付けられている前記共有識別情報をキーとして、記憶手段に前記共有識別情報と前記グループ情報とを対応付けて記憶している共有識別グループ対応情報で対応付けられた前記グループ情報を取得し、取得した前記グループ情報と前記グループ対応情報で対応付けられた前記利用者情報を取得し、取得した前記利用者情報でログインしている前記データ共有装置に、前記共有データが更新する旨を通知する更新通知手段と、をさらに備えたことを特徴とする。
また、請求項40にかかる発明は、請求項21〜25のいずれか1つに記載された共有データ更新プログラムを格納したコンピュータの読み取り可能な記録媒体であることを特徴とする。
また、請求項41にかかる発明は、請求項26〜34のいずれか1つに記載された共有データ連携プログラムを格納したコンピュータの読み取り可能な記録媒体であることを特徴とする。
また、請求項42にかかる発明は、請求項35〜39のいずれか1つに記載された共有データ管理プログラムを格納したコンピュータの読み取り可能な記録媒体であることを特徴とする。
請求項1にかかる発明によれば、装置内共有ファイルに対する所定の入力により、関連付けられたアプリケーションが起動し、当該アプリケーションによる編集が終了した後、共有データ管理装置に共有データと共有識別情報とを送信することで、利用者に共有していることを意識させずに、他のデータ共有装置と共有している共有データを利用させることができるという効果を奏する。
また、請求項2にかかる発明によれば、装置内共有ファイルに対する所定の入力により、対応付けられたアプリケーションが起動し、当該アプリケーションによる編集が終了した後、共有データ管理装置に共有データと共有識別情報とを送信することで、利用者に共有していることを意識させずに、他のデータ共有装置と共有している共有データを利用させることができるという効果を奏する。
また、請求項3にかかる発明によれば、他のデータ共有装置が編集していない場合に、起動したアプリケーションに共有データが出力されるので、複数のデータ共有装置による編集を制御できるという効果を奏する。
また、請求項4にかかる発明によれば、他のデータ共有装置が編集している場合に、起動したアプリケーションに共有データが出力しないことで、他のデータ共有装置との間の整合性を保持できるという効果を奏する。
また、請求項5にかかる発明によれば、共有データ管理装置から受信した共有データと、共有識別情報と、拡張子情報とを読み込むことで、他のデータ共有装置で生成された共有データの参照又は編集を行うことができるという効果を奏する。
また、請求項6にかかる発明によれば、一覧から選択した共有データを受信して読み込むことで、共有データの選択が容易となり、利便性が向上するという効果を奏する。
また、請求項7にかかる発明によれば、関連づけされた所定の拡張子を装置内共有ファイルに付加することで、装置内共有ファイルに対する操作で読込手段による読み込みを行うことができるという効果を奏する。
また、請求項8にかかる発明によれば、入力された共有対象ファイルを共有データ管理装置に送信から、共有データを含む装置内共有ファイルの生成までを自動的に行われるので、利用者の共有する際の操作手続を軽減することができるという効果を奏する。
また、請求項9にかかる発明によれば、拡張子情報を含めることで、共有データの編集に用いるアプリケーションを特定できるので、共有データを編集する際の処理が容易になるという効果を奏する。
また、請求項10にかかる発明によれば、装置内共有ファイルの共有データ拡張子と関連付けがされているため、読み込み処理が容易になるという効果を奏する。
また、請求項11にかかる発明によれば、拡張子情報に係る拡張子と対応付けられたアイコンを表示することで、ユーザが一目で元のアプリケーションが何であるかを理解できるという効果を奏する。
また、請求項12にかかる発明によれば、グループを選択することで、データ共有装置を使用する複数の利用者毎に共有するか否かを設定できるので、共有する際の操作が簡易になるという効果を奏する。
また、請求項13にかかる発明によれば、共有する利用者を任意に指定できるので、利便性が向上するという効果を奏する。
また、請求項14にかかる発明によれば、操作に対応付けられた所定の情報を送信できるので、共有データを共有する際に要求に応じた詳細な設定を可能にするという効果を奏する。
また、請求項15にかかる発明によれば、共有識別情報に対応付けられた共有データを更新することで、データ共有装置で更新された共有データを記憶することができるという効果を奏する。
また、請求項16にかかる発明によれば、編集状態情報によりデータ共有装置による共有データの編集状態を管理することで、複数のデータ共有装置による編集を制御できるという効果を奏する。
また、請求項17にかかる発明によれば、取得した共有識別情報と、共有データとを対応付けて登録することで、データ共有装置で生成された共有データを複数のデータ共有装置で共有できるという効果を奏する。
また、請求項18にかかる発明によれば、グループ情報に対応する利用者情報をデータデータ共有装置に出力することで、データ共有装置がグループ情報と利用者情報の対応関係を記憶していなくとも、グループ情報に対応する利用者情報を取得することで、共有データを共有している利用者を容易に特定できるので、共有データを共有する際の処理が簡易になるという効果を奏する。
また、請求項19にかかる発明によれば、共有データが更新された場合、更新された旨を通知するので、共有している利用者は共有データが更新されたことを容易に把握することができるという効果を奏する。
また、請求項20にかかる発明によれば、データ共有装置で装置内共有ファイルに対する所定の入力をトリガーにして、共有データ管理サーバに対する更新処理まで行われるので、利用者に共有していることを意識させずに、他のデータ共有装置と共有している共有データを利用させることができるという効果を奏する。
請求項21にかかる発明によれば、装置内共有ファイルに対する所定の入力により、関連付けられたアプリケーションが起動し、当該アプリケーションによる編集が終了した後、共有データ管理装置に共有データと共有識別情報とを送信することで、利用者に共有していることを意識させずに、他のデータ共有装置と共有している共有データを利用させることができるという効果を奏する。
また、請求項22にかかる発明によれば、装置内共有ファイルに対する所定の入力により、対応付けられたアプリケーションが起動し、当該アプリケーションによる編集が終了した後、共有データ管理装置に共有データと共有識別情報とを送信することで、利用者に共有していることを意識させずに、他のデータ共有装置と共有している共有データを利用させることができるという効果を奏する。
また、請求項23にかかる発明によれば、他のデータ共有装置が編集していない場合に、起動したアプリケーションに共有データが出力されるので、複数のデータ共有装置による編集を制御できるという効果を奏する。
また、請求項24にかかる発明によれば、他のデータ共有装置が編集している場合に、起動したアプリケーションに共有データが出力しないことで、他のデータ共有装置との間の整合性を保持できるという効果を奏する。
また、請求項25にかかる発明によれば、装置内共有ファイルの共有データ拡張子と関連付けがされているため、読み込み処理が容易になるという効果を奏する。
また、請求項26にかかる発明によれば、入力された共有対象ファイルを共有データ管理装置に送信から、共有データを含む装置内共有ファイルの生成までを自動的に行われるので、利用者の共有する際の操作手続を軽減することができるという効果を奏する。
また、請求項27にかかる発明によれば、拡張子情報を含めることで、共有データの編集に用いるアプリケーションを特定できるので、共有データを編集する際の処理が容易になるという効果を奏する。
また、請求項28にかかる発明によれば、装置内共有ファイルの共有データ拡張子と関連付けがされているため、読み込み処理が容易になるという効果を奏する。
また、請求項29にかかる発明によれば、拡張子情報に係る拡張子と対応付けられたアイコンを表示することで、ユーザが一目で元のアプリケーションが何であるかを理解できるという効果を奏する。
また、請求項30にかかる発明によれば、グループを選択することで、データ共有装置を使用する複数の利用者毎に共有するか否かを設定できるので、共有する際の操作が簡易になるという効果を奏する。
また、請求項31にかかる発明によれば、共有する利用者を任意に指定できるので、利便性が向上するという効果を奏する。
また、請求項32にかかる発明によれば、操作に対応付けられた所定の情報を送信できるので、共有データを共有する際に要求に応じた詳細な設定を可能にするという効果を奏する。
また、請求項33にかかる発明によれば、共有データ管理装置から受信した共有データと、共有識別情報と、拡張子情報とを読み込むことで、他のデータ共有装置で生成された共有データの参照又は編集を行うことができるという効果を奏する。
また、請求項34にかかる発明によれば、一覧から選択した共有データを受信して読み込むことで、共有データの選択が容易となり、利便性が向上するという効果を奏する。
また、請求項35にかかる発明によれば、共有識別情報に対応付けられた共有データを更新することで、データ共有装置で更新された共有データを記憶することができるという効果を奏する。
また、請求項36にかかる発明によれば、編集状態情報によりデータ共有装置による共有データの編集状態を管理することで、複数のデータ共有装置による編集を制御できるという効果を奏する。
また、請求項37にかかる発明によれば、取得した共有識別情報と、共有データとを対応付けて登録することで、データ共有装置で生成された共有データを複数のデータ共有装置で共有できるという効果を奏する。
また、請求項38にかかる発明によれば、グループ情報に対応する利用者情報をデータデータ共有装置に出力することで、データ共有装置がグループ情報と利用者情報の対応関係を記憶していなくとも、グループ情報に対応する利用者情報を取得することで、共有データを共有している利用者を容易に特定できるので、共有データを共有する際の処理が簡易になるという効果を奏する。
また、請求項39にかかる発明によれば、共有データが更新された場合、更新された旨を通知するので、共有している利用者は共有データが更新されたことを容易に把握することができるという効果を奏する。
また、請求項40に係る発明によれば、請求項21〜25のいずれか1つに記載された共有データ更新プログラムを格納した記録媒体であり、この記録媒体をコンピュータに読み込ませることで、共有データ更新プログラムを実行することが可能という効果を奏する。
また、請求項41に係る発明によれば、請求項26〜34のいずれか1つに記載された共有データ連携プログラムを格納した記録媒体であり、この記録媒体をコンピュータに読み込ませることで、共有データ連携プログラムを実行することが可能という効果を奏する。
また、請求項42に係る発明によれば、請求項35〜39のいずれか1つに記載された共有データ管理プログラムを格納した記録媒体であり、この記録媒体をコンピュータに読み込ませることで、共有データ管理プログラムを実行することが可能という効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるデータ共有装置、共有データ管理装置、共有データ管理システム、共有データ更新プログラム、共有データ連携プログラム、共有データ管理プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体の最良な実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、共有データ管理サーバ1200と、クライアント200a〜n、とこれらを接続するネットワーク100からなるネットワーク構成を概念的に示した説明図である。ネットワーク100上に、各種データをデータベースで管理する共有データ管理サーバ1200が1台以上存在し、複数のクライアント200a〜nがネットワーク100に接続されている。これにより、クライアント200a〜nが、共有データ管理サーバ1200との通信が可能となる。そして、クライアント200a〜n間で、データが共有されることとなる。
なお、データを共有する装置をクライアント200a〜nに制限するものではなく、例えばPDA(Personal Digital Assistance)等、あらゆる装置を用いても良い。
この共有データ管理サーバ1200が、共有データ管理データベース1250で各種データを保持するテーブルを管理することでクライアント間の共有を可能としている。なお、共有データ管理サーバ1200が管理する共有データ管理データベース1250は、共有データ管理サーバ1200内に含まれていても良いし、共有データ管理サーバ1200と別のサーバ上に設けても良い。また、本実施の形態では、共有データ管理データベース1250が共有データ管理サーバ1200内に含まれている場合の例について説明する。
また、本実施の形態は、クライアント200aを使用する利用者をユーザ1と、クライアント200bを使用する利用者をユーザ2と、クライアント200cを使用するユーザをユーザ3と、クライアント200dを使用するユーザをユーザ4とし、これらのユーザ間で、文書ファイルを共有および更新する場合について説明する。
また、当然ながら共有の対象となるファイルを文書ファイルに制限するものではなく、表計算用ファイル、画像ファイルや音声ファイル等、利用者が共有することを望むファイルであればどのようなファイルでも良い。
図2は、第1の実施の形態にかかるクライアント200aの構成を示すブロック図である。本図に示すようにクライアント200aの内部は、通信制御部201と、共有データ更新プログラム202と、共有データ連携プログラム203と、データ編集アプリケーション204と、記憶部205と、を備え、他のクライアントと共有する文書データ等の登録、更新を行う。なお、クライアント200b〜nは、上記のクライアント200aと同様の構成を備えていることとし、説明を省略する。
記憶部205は、装置内共有ファイルを記憶する。装置内共有ファイルは、文書データと、共有IDと、文書データの元の拡張子を示す拡張子データが含まれている。そして、装置内共有ファイルは、当該ファイルに含まれている文書データ等を、他のクライアントと共有して、更新又は参照する際に用いられる。
この装置内共有ファイルのどの領域に共有IDと拡張子データが含まれていても良い。また、本実施の形態では、装置内共有ファイルのプロパティに共有IDと拡張子データが含まれている場合の例とする。
また、装置内共有ファイルのプロパティとは、装置内共有ファイルの属性を格納するために予め定められた領域内に配置された情報を示す。例えば、本実施の形態において、OS(Operating System)としてMS−WINDOWS(登録商標)を用いた場合、利用者が、デスクトップ画面又はエクスプローラに表示された対象ファイルをマウスカーソルで指示し、マウス上を右クリックし、これにより表示されるコンテキストメニューの「プロパティ」を選択することでプロパティダイアログが表示される。さらに、利用者が、表示されたプロパティダイアログから「概要」タブを選択した場合に、複数のプロパティの要素が(図示しない)モニタのデスクトップ画面上に表示される。これらプロパティとしては、例えばタイトル、表題、作成者、カテゴリ、キーワード、コメント等の要素が存在する。なお、共有IDと拡張子データは、上記のどのプロパティの要素に格納しても良いし、新たに追加した独自の要素に格納しても良い。
また、装置内共有ファイルのアイコンは、元の文書ファイルのアイコンを設定して表示する。この装置内共有ファイルのアイコンに元の文書ファイルのアイコンを表示するための処理は、どのような処理でも良い。例えば、装置内共有ファイルに元の文書ファイルを示すアイコンの画像データを含めても良い。他の例としては、作成したショートカットにアイコンを示す画像データを含ませ、ショートカットを介して装置内共有ファイルの選択を受け付けることにしても良い。
このように装置内共有ファイルのアイコンとして、元の文書ファイルのアイコンを表示することで、利用者は元のアプリケーションを理解することができる。つまり、利用者に直感的に装置内共有ファイルに含まれているデータの種類を把握させることができる。その一方で、装置内共有ファイルは、後述する共有データ更新プログラム202に対応付けられている。このため、利用者が装置内共有ファイルを選択することで、共有データ更新プログラム202が起動するので、容易に共有している文書データ等の更新を行うことができる。
なお、本実施の形態に係る装置内共有ファイルに含まれ、共有する対象となるデータは、共有する対象となるファイルに応じて異なるものとなる。つまり、共有する対象が文書ファイルであれば、含まれるデータは文書データとなる。このように、装置内共有ファイルに含まれるデータは、例えば、表計算用データ、画像データや音声データ等、どのようなデータでも良い。
また、装置内共有ファイルで、共有しているデータの元の拡張子を示す拡張子データを管理しているので、編集に必要なデータ編集アプリケーション204を容易に特定することができる。また、共有IDを保持していることで、クライアント200a〜nと共有データ管理サーバ1200で共有しているデータの特定が可能となる。
例えば、この装置内共有ファイルが、MS−Windows(登録商標)等のOS(Operating System)が提供しているGUI(Graphic User Interface)から選択された場合、装置内共有ファイルに含まれている文書データに対して、対応付けられているアプリケーションで更新が開始される。なお、この具体的な処理手順については後述する。
通信制御部201は、後述する共有データ更新プログラム202又は共有データ連携プログラム203からの要求に応じて、ネットワーク100を介して共有データ管理サーバ1200との通信を制御する。
共有データ更新プログラム202は、更新通信処理部211と、読込部212と、出力部213と、検出部214と、更新部215と、を備え、共有している文書データの編集を行うデータ編集アプリケーション204を起動し、編集が終了した後に後述する共有データ管理サーバ1200に対して編集された文書データの更新を行う。
また、共有データ更新プログラム202は、装置内共有ファイルの拡張子と関連付けされている。そして、クライアント200aのOSは、ダブルクリック等で装置内共有ファイルに対する選択を受け付けた場合、共有データ更新プログラム202が起動する。そして、共有データ更新プログラム202は、バックグラウンドで起動して、処理を行う。
また、共有データ更新プログラム202は、このようにバックグラウンドで処理を行うためにウィンドウやダイアログを保持する必要がなく、また利用者が使用する際のユーザインターフェースを保持しなくともよい。これにより、共有するための処理が行われていることを意識させずに利用者に利用させることができる。
また、共有データ更新プログラム202と対応付けられた拡張子はどのようなものでもよい。本実施の形態では、共有データ更新プログラム202と対応付けられた拡張子を‘ekc’とした場合の例とする。また、この共有データ更新プログラム202と、拡張子‘ekc’との関連付けは、共有データ更新プログラム202をインストールする際に、OSのレジストリに情報を書き込むことでなされる。
読込部212は、装置内共有ファイルの読み込み処理を行う。具体的な例としては、読込部212は、装置内共有ファイルに対するダブルクリックにより共有データ更新プログラム202が起動した際、ダブルクリックされた装置内共有ファイルの読み込み処理を行う。そして、読込部212は、装置内共有ファイルから、共有している文書データと、共有IDと、元の拡張子データを抽出する。
更新通信処理部211は、更新開始送信部231と、編集状態通信部232と、更新終了送信部233と、を備え、共有している文書データ等のロック・アンロックの状態の受信、交信された共有している文書データ等が含まれたファイルの送信を行う。
更新開始送信部231は、読込部212により装置内共有ファイルの読み込みが終了した後、読込部212で抽出された共有IDを共有データ管理サーバ1200に送信する処理を行う。この処理に伴い、通信制御部201が、共有IDを共有データ管理サーバ1200にネットワークインターフェースから送信する制御を行うこととなる。
編集状態通信部232は、更新開始送信部231で送信した共有IDに対応付けられた文書データが共有データ管理サーバ1200でロックされているか否かを受信する。ロックされているか否かとは、他のクライアント200b〜nが当該共有IDに対応付けられている文書データを編集している場合にはロックされ、他のクライアント200b〜nで編集されていない場合にはアンロックされていることを示す。なお、受信する際に、通信制御部201が、共有データ管理サーバ1200にネットワークインターフェースから受信する制御を行うこととなる。
また、編集状態通信部232は、対応付けられた文書データがロックされているか否かを認識できるのであればどの様な情報を受信しても良い。本実施の形態においては、編集状態通信部232は、共有データ管理サーバ1200から情報を受信しない場合には、該当する文書データがアンロックであるとみなし、共有データ管理サーバ1200からロックされている場合にその旨を受信する場合の例とする。このように、受信しない条件がある場合でも、共有データ管理サーバ1200からの情報の受信により、共有しているデータのロック/アンロックが把握できるといえる。
また、編集状態通信部232は、共有データ管理サーバ1200に対して、共有IDに対応付けられた文書ファイル等のロック・アンロックを要求する。つまり、利用者がクライアント200aで当該文書データの編集を行う場合、編集状態通信部232は、編集する文書データに係る文書ファイルのロックを共有IDと共に要求する。また、利用者がクライアント200aで当該文書データの編集を終了する場合、編集状態通信部232は、編集する文書データに係る文書ファイルのアンロックを共有IDと共に要求する。
更新終了送信部233は、後述する検出部214で、文書データの編集の終了し且つ当該文書データの更新を検出した場合、更新された文書データと、文書データに対応付けられた共有IDと、現在クライアント200aを使用している利用者のユーザIDを共有データ管理サーバ1200に送信する処理を行う。この処理に伴い、通信制御部201が、共有IDを共有データ管理サーバ1200にネットワークインターフェースから送信する制御を行うこととなる。
出力部213は、読込部212により抽出された拡張子データにより、編集を行うためのデータ編集アプリケーション204を決定し、このデータ編集アプリケーション204を起動する。そして、出力部213は、さらに起動したデータ編集アプリケーション204に、読込部212により抽出された文書データを出力する。
また、出力部213は、このように文書データを拡張子データにより決定されたデータ編集アプリケーション204を起動することで、文書データを本来のアプリケーションへバイパスすることができる。
また、出力部213は、共有している文書データ等が他の利用者の使用状況に応じて出力する際の処理を変更しても良い。本実施の形態に係る出力部213は、編集状態通信部232からの受信により他の利用者が当該文書データを編集していない場合には、データ編集アプリケーション204を編集モードで起動する。また、出力部213は、編集状態通信部232からの受信により他の利用者が当該文書データを編集している場合には、データ編集アプリケーション204を閲覧モードで起動する。
検出部214は、出力部213で起動されたデータ編集アプリケーション204の終了を検出する。また、検出部214は、上記の文書データに係る文書ファイルがデータ編集アプリケーション204で更新されたか否かを検出する。また、検出部214は、編集されたか否かを検出する際に、文書ファイルのタイムスタンプや、データサイズ等どのようなデータに基づいても良い。
更新部215は、検出部214がデータ編集アプリケーション204の終了を検出し且つ該当する文書データの更新を検出した場合、更新された文書ファイルを文書データとして、読込部212で読み込まれた装置内共有ファイルを更新する。
図3は、装置内共有ファイルの選択を受け付けた場合に起動する共有データ更新プログラム202を示した説明図である。本図では、‘テスト1.ekc’を編集する対象とする場合の例を示したものである。また、‘テスト1.ekc’は、共有データとして文書データを保持し、拡張子データとして‘doc’が含まれていることとする。本図に示すように、クライアント200aのデスクトップ画面又はファイルを参照するためのアプリケーション(図示しない)内に表示された‘テスト1.ekc’をダブルクリックすることで、共有データ更新プログラム202が起動する。これは、拡張子‘ekc’と共有データ更新プログラム202の関連付けによるものである。
そして、共有データ更新プログラム202は、装置内共有ファイルのプロパティを参照することで、元の拡張子‘doc’が把握できる。これにより、共有データ更新プログラム202は、装置内共有ファイルに含まれている文書データを編集するデータ編集アプリケーション204を把握できる。そして、共有データ更新プログラム202は、データ編集アプリケーション204を起動する前に、装置内共有ファイルに含まれていた文書データと拡張子データから元の文書ファイル‘テスト1.doc’を生成して、データ編集アプリケーション204を起動する際に、引数として生成したファイル名を受け渡す。そして、共有データ更新プログラム202は、データ編集アプリケーション204が終了を検出するまで監視する。これによりデータ編集アプリケーション204で、文書データの編集が可能となる。
このように共有データ更新プログラム202は、装置内共有ファイルの選択を受け付けた際にバックグラウンドで起動し、装置内共有ファイルに含まれている文書データに対応するデータ編集アプリケーション204を起動する。これにより、利用者は、通常の文書ファイルと同様の手順でデータ編集アプリケーション204を起動することができる。
このように共有データ更新プログラム202は、データ編集アプリケーション204を検出部214が終了を検知した後、更新された文書データを自動的に共有データ管理サーバ1200に更新内容を送ることができる。これにより、他のクライアント200b〜nと文書データを共有している場合でも、利用者は、個人用の作業空間に置かれている文書データと同様の手順で共有しているデータを扱うことができる。
共有データ連携プログラム203は、連携通信処理部221と、表示処理部222と、共有データ選択受付部223と、共有データ登録部224と、装置内共有ファイル生成部225と、を備え、利用者が生成した文書データ等の共有するために、共有データ管理サーバ1200に当該文書データ等の登録を行う。さらに、共有データ連携プログラム203は、共有された文書データに係る文書ファイル名等の一覧表示や、共有された文書データを選択して取得等を行うことができる。
また、共有データ連携プログラム203で利用するグループ情報は、どのような方法で取得しても良い。本実施の形態では、共有データ連携プログラム203が起動する際に、共有データ管理サーバ1200に問い合わせ、利用者に関連づけられたグループを一覧として取得する一般的な手法を用いた場合の例を示す。なお、グループに所属する利用者情報の取得方法は後述する。
図4は、共有データ連携プログラム203のユーザインターフェースを示した説明図である。本図に示すように、共有データ連携プログラム203は、共有するグループに対応する矩形の領域を表示する。このグループ毎に対応する矩形の領域をグループボックスとする。また、グループボックス401は、グループ1用のボックスであり、グループ1に所属している利用者との間で文書データ等を共有する場合に用いられる。また、グループボックス402は、グループ2用のボックスであり、グループ2に所属している利用者との間で文書データ等を共有する場合に用いられる。なお、グループボックス403は、特に定められたグループに対応するものではなく、送信先として任意の利用者又はグループを選択してデータを共有する場合に用いられる。なお、本実施の形態では、グループ1にはユーザ1およびユーザ3が所属しており、グループ2のグループにはユーザ1、ユーザ2およびユーザ3が所属している場合の例とする。
なお、本ユーザインターフェースで示されるグループボックスは、通常、共有データ管理サーバ1200から取得したグループの一覧から生成されたものとするが、グループボックスの追加、削除又は変更することは可能とする。
また、共有データ連携プログラム203の起動及び終了はどのような条件で行われても良い。本実施の形態では、共有データ連携プログラム203は、利用者によりインストールされると、OSを起動する度に起動してOSが終了するまで常駐する常駐型アプリケーションとする。これにより、利用者が文書ファイルに含まれた文書データの共有を要求する場合、又は他の利用者により文書データ等の共有が行われた場合に、共有連携プログラム203が常駐しているので、すぐに共有を可能とする。
図2に戻り、連携通信処理部221は、登録送信部241と、ID受信部242と、共有データ受信部243と、更新受信部244と、グループ送受信部245とを備え、共有データ管理サーバ1200と送受信することで共有する文書データ等の登録、又は共有されている文書データ等の受信を行う。
登録送信部241は、共有データ連携プログラム203の入力受付部251が入力を受け付けた文書ファイルと、利用者のグループIDと、後述するユーザID取得部253が取得したユーザID及び共有する利用者として選択を受け付けたユーザIDの少なくとも1つ以上と、また必要に応じて後述する設定受付部254が受け付けたコメントとを、共有データ管理サーバ1200に送信する。これにより共有データ管理サーバ1200が、受信した上記に示した情報に基づいて、文書ファイルに含まれていた文書データを共有するデータとして登録する。また、ユーザID取得部253が取得したユーザIDとは、共有する利用者を示したユーザIDである。なお、この共有データ管理サーバ1200の登録手順については後述する。
ID受信部242は、登録送信部241で送信した文書ファイルに含まれている文書データを特定する共有IDを、共有データ管理サーバ1200から受信する。
共有データ受信部243は、利用者が共有されている文書データ等を参照又は編集する場合又は後述する共有データ選択受付部223からの要求に応じて、共有データ管理サーバ1200に該当する文書データ等を送信する旨を要求する。その後、共有データ受信部243は、当該文書データ等と、共有IDと、元のファイル名等を、共有データ管理サーバ1200から受信する。
また、共有データ受信部243が、共有データ管理サーバ1200に対して、文書データ等を送信する旨を要求する際、共有IDを送信する。これにより、共有データ管理サーバ1200は、送信する対象となる文書データ等を特定できる。なお、共有データ受信部243が要求する際に送信する情報を共有IDに制限するものではなく、ファイル名等でも良い。
更新受信部244は、共有している文書データ等の更新、又は新たに共有するデータが登録された場合、文書データ等の登録又は更新に関する情報(以下、更新情報という)を受信する。なお、本実施の形態に係る更新受信部244が受信する更新情報は、共有する対象にクライアント200aを使用している利用者を対象としている情報とする。これにより利用者は、自分が共有している文書データの登録又は更新を確認することができる。の情報とする。
また、更新受信部244は、共有データ管理サーバ1200に対して更新情報の有無を問い合わせる。なお、更新受信部244が行う共有データ管理サーバ1200に対する問い合わせは、どのような条件で行っても良い。本実施の形態においては、更新受信部244は、所定の時間毎に共有データ管理サーバ1200に問い合わせる。なお、更新受信部244は、共有データ管理サーバ1200に問い合わせに、ユーザIDを含めることとする。これにより共有データ管理サーバ1200は、利用者に対応した更新情報を送信することができる。
このように、更新受信部244が所定時間毎に共有データ管理サーバ1200へ更新情報の有無を問い合わせるので、利用者が意識して共有データ管理サーバ1200に問い合わせしなくとも、利用者は最新の情報を把握することができる。
なお、本実施の形態のように所定の時間毎に問い合わせる以外の例としては、共有データ連携プログラム203が、利用者から更新情報を問い合わせる旨の入力を受け付けた場合に、更新受信部244が、問い合わせることにしてもよい。なお、共有データ管理サーバ1200との間の詳細な通信手順は、後述する。
また、更新受信部244が受信する登録又は更新に関する情報はどのような情報でも良い。本実施の形態に係る更新受信部244は、共有IDと、ファイル名と、グループIDと、更新日時と、更新ユーザIDと、ステイタスと、コメントを対応付けた情報を受信する場合の例とする。ステイタスとは更新か登録かを判断するための情報とし、後述する。また、更新受信部244は、更新されている文書ファイル等がない場合、nullを受信する。
図5は、更新受信部244が、新たに更新情報を受信した場合に、共有データ連携プログラム203が該当するグループ2のグループボックスからポップアップ表示した場合の例を示した説明図である。本図に示すように、更新受信部244が更新情報を受信した場合、後述する表示処理部222が、共有データ連携プログラム203のユーザインターフェースから、登録された文書ファイル等が届いた旨のポップアップ501を表示する。ただし、更新情報はnullではないものとする。これにより、利用者は共有されたデータの更新状況を逐次確認することができる。なお、このポップアップ501は、更新受信部244が受信したグループIDと対応付けられたグループボックスに表示する。
そして、利用者は、ポップアップ501が表示されたグループボックス502を選択することで、後述する一覧表示処理部261が、新たに登録された共有データのファイル名等を一覧として表示する。この一覧は、受信した更新情報に含まれた情報とし、例えば、コメントと、ファイル名と、送信者(更新ユーザIDにより特定される利用者)と、送信日時(更新日時)とする。
図2に戻り、グループ送受信部245は、後述するグループ選択受付部252で選択を受け付けたグループIDを、共有データ管理サーバ1200に送信し、共有データ管理サーバ1200から送信したグループIDに対応付けられたユーザIDを受信する。受信したユーザIDは、後述するユーザID取得部253に出力する。
表示処理部222は、一覧表示処理部261を備え、共有データ連携プログラム203内で行われた処理に基づいて、図示しないモニタに処理結果を表示する。また、表示処理部222は、共有データ連携プログラム203のユーザインターフェースや、コメントの入力受け付けるウィンドウ等を表示する処理を行う。例えば、表示処理部222は、更新又は登録された文書ファイルがあるグループボックスに、ポップアップの表示を行う。
一覧表示処理部261は、クライアント200aを使用しているユーザ1を送信先として、共有されている文書データが含まれた文書ファイルのファイル名等を一覧表示する。また、一覧表示処理部261が行う一覧表示は、共有データ管理サーバ1200から取得した情報とする。
そして、本実施の形態に係る一覧表示処理部261は、登録又は更新された文書データ等のファイル名等を一覧表示する。つまり、更新情報受信部244が、所定時間毎に更新情報を受信する。そして、一覧表示処理部261は、受信した更新情報に基づいて一覧を表示する。これにより、一覧表示処理部261は、更新又は登録された最新の文書ファイルに関する情報の一覧を表示することができる。なお、一覧表示処理部261が表示する一覧は、更新又は登録された文書データに制限するものではく、他の文書データ等を表示しても良い。
図6は、一覧表示処理部261が最近登録又は更新された文書データに係る文書ファイル名等の一覧を表示した例を示した説明図である。また、一覧表示処理部261が一覧として表示する情報は、共有する文書データ等に対応付けられた情報であればどのような情報でも良い。また、本実施の形態に係る一覧表示処理部261は、受信した更新情報に含まれている情報に基づいて一覧の各行を生成して表示した。また、本図で示した例では、一覧表示処理部261が共有データ等のコメント、文書データの元のファイル名、送信者、送信日時を表示した場合の例とする。また、コメントとは、共有している文書データ等が登録又は更新された場合に送信者が入力した情報とする。なお、このコメントの入力方法は後述する。
また、一覧表示処理部261が一覧を表示する条件は、例えば表示処理部222がユーザインターフェースにポップアップを表示した際、表示されたポップアップに対応するグループボックスを利用者が選択した場合に、表示する等が考えられる。
共有データ選択受付部223は、一覧表示処理部261により一覧表示された文書データ等から、利用者が文書データ等を選択した場合、この選択を受け付ける。そして、共有データ選択受付部223は、この選択を受け付けた文書データ等を、共有データ受信部243に対して取得する旨を要求する。これにより共有データ受信部243が選択を受け付けた文書データに係る当該データ自体と、共有IDと、元のファイル名等を受信するので、利用者は文書データ等の参照、編集をすることができる。
このように、更新情報の一覧表示から、簡単な操作で共有している文書データ等を取得することができる。
共有データ登録部224は、入力受付部251と、グループ選択受付部252と、ユーザID取得部253と、設定受付部254と、を備え、共有する対象となる文書ファイル等の入力を受け付けた場合に、共有データ管理サーバ1200との通信を行う。これにより、共有データ管理サーバ1200は、入力を受け付けた文書ファイル等に係る文書データ等を、後述する共有データ管理データベース1250に登録する。これにより当該文書データが複数のクライアント間で共有されることになる。
入力受付部251は、共有する対象となる文書ファイル等の入力を受け付ける。そして、入力受付部251が入力を受け付けた文書ファイル等に係る文書データ等が共有されることになる。
図7は、入力受付部251が共有する文書ファイルの入力を受け付ける場合の手順を示した説明図である。本図に示すように、クライアント200aのデスクトップ画面又はファイルを扱うアプリケーションにより表示された文書ファイルをポインティングデバイスでドラッグし、共有データ連携プログラム203のユーザインターフェースとなるグループボックス内にドロップされた場合に、入力受付部251が入力を受け付けたこととなる。なお、ファイルを扱うアプリケーションとしては、例えばMS−WINDOWS(登録商標)の場合ではエクスプローラ等、どのようなアプリケーションでも良い。
図7で示すようにデスクトップ画面上に、共有データ連携プログラム203のユーザインターフェースにグループボックスを表示した。つまり、後述する表示処理部222が、グループ毎に対応付けられた所定の領域を表示し、入力受付部251が、当該所定の領域から共有する文書ファイル等の入力を受け付ける。つまり、利用者が共有する文書ファイル等をドラッグした後、当該所定の領域にドロップすることで、グループに所属している利用者間で共有できる。従って、容易かつ簡便に文書ファイル等を共有することができる。
図7で示した例では、‘テスト1.doc’701が、グループボックス702に係るグループ2に属している利用者との間で共有されることとなる。このように、ドロップ先のグループボックスに応じて、文書データを共有するグループが異なることとなる。
このように共有するグループを特定することで、共有する際に登録画面で書誌事項の記入欄の入力及びファイルの添付等を行わずとも、文書データ等を共有できる。
グループ選択受付部252は、文書データ等を共有する対象となるグループの選択を受け付ける。図7で示した例では、グループ選択受付部252は、グループボックス702に係るグループ2が選択されたものとして受け付ける。そして、グループ選択受付部252は、選択を受け付けたグループを示すグループIDを、グループ送受信部245に対して送信する。
また、グループ選択受付部252は、図7で示した例で「送信先を指定」グループボックスの選択を受け付けた場合、設定受付部254から設定されたグループを受け付けることができる。
なお、上述したように、グループ名とグループIDの対応付けは、共有データ管理サーバ1200と通信することで取得している。これにより、グループ選択受付部252は、グループボックスで入力を受け付けた場合に、対応するグループIDを特定できる。
ユーザID取得部253は、グループ選択受付部252が選択を受け付けたグループに対応するユーザIDを取得する。また、ユーザID取得部253は、グループに対応するユーザIDを、グループ送受信部245が受信したユーザIDから取得する。そして、ユーザID取得部253が取得したユーザIDは、送信先として登録送信部241から登録する文書データと共に共有データ管理サーバ1200に送信される。
なお、本実施の形態に係るユーザID取得部253が取得するユーザIDを、共有データ管理サーバ1200から受信したユーザIDに制限するものではなく、他の例としては、クライアント200aの記憶部205で、グループIDと、ユーザIDの対応付けたグループ対応テーブルを保持し、このグループ対応情報からユーザIDを取得する等が考えられる。
設定受付部254は、文書データ等を登録する際、文書データ等に異なる設定を受け付ける。また、設定受付部254が受け付ける設定はどのようなものでも良い。また、本実施の形態にかかる設定受付部254は、文書データ等を共有する利用者に対して表示するコメントの受け付けや、送信先等を受け付ける。
例えば、設定受付部254による受け付けとしては、グループ選択受付部252により選択を受け付けたグループボックスが「送信先を指定」の場合、表示処理部222が「コメント、送信先の設定」ダイアログを表示した後に、当該ダイアログに対する入力を受け付ける等がある。
図8は、表示処理部222が表示する「コメント、送信先の設定」ダイアログの一例を示した説明図である。本図に示すように、「コメント、送信先の設定」ダイアログは、コメント入力欄801と、送信先の設定するための複数の欄を備える。このコメント入力欄801は、共有する文書データ等と対応付けて表示するコメントの入力を受け付ける欄である。このコメント入力欄801への入力を受け付けることで、登録送信部241が、共有データ管理サーバ1200に文書データ等と対応付けて送信する。これにより、例えば図6で示した一覧表示処理部261が表示する一覧に、文書データ等と対応付けて表示される。なお、コメント入力欄801への入力は必ずしも必要ではなく、利用者がコメント入力欄801に入力した場合に限り、設定受付部254がコメントの入力を受け付けることとなる。
図8に示した送信先の設定では、表示処理部222は、登録ユーザ/グループ一覧802に共有可能なユーザ名及びグループ名を表示処理する。そして、利用者が、登録ユーザ/グループ一覧802に表示されたユーザ名及びグループ名の少なくとも1つ以上を選択して、送信先追加ボタン804を押下した場合、表示処理部222は、選択されたユーザ名及びグループ名を、送信先表示欄803に表示する。また、送信先表示欄803に表示されたユーザ名及びグループ名の少なくとも1つ以上を削除したい場合、削除するユーザ名及びグループ名を選択して、送信先削除ボタン805を押下する。これにより、表示処理部222は、送信先表示欄803から、選択されたユーザ名及びグループ名を削除して表示する。そして、利用者が、送信ボタン806を押下した場合に、設定受付部254が、送信先表示欄803に表示されたユーザ名及びグループ名を、共有の対象となる利用者又はグループとして設定を受け付ける。また、設定受付部254が、グループ名を設定として受け付けた場合、グループ選択受付部252にグループ名を出力することで、送信するユーザIDが特定される。なお、共有データ連携プログラム203がキャンセルボタンの押下を検出した場合、共有データ管理サーバ1200に登録するための文書データ等の送信等の処理を行わず、表示処理部222が再度、図4で示したユーザインターフェースのみ画面上に表示する。
このように、共有データ連携プログラム203のユーザインターフェースに「送信先を指定」等のグループと関連づけされていない特異領域を設けることで、グループに所属していない利用者又は複数のグループと文書データ等を簡単に共有できる。これにより、利用者の利便性が向上する。
他の例としては、グループ選択受付部252により選択を受け付けたグループボックスが「送信先を指定」以外の場合、表示処理部222は、利用者から所定の入力を受け付けた場合に「コメント」ダイアログを表示処理する。この「コメント」ダイアログを表示するための、利用者から受け付ける所定の入力はどのようなものでも良い。本実施の形態においては、設定受付部254が、グループボックスに文書ファイル等をドロップする際に、利用者によりShiftキーあるいはCtrlキーが押下された状態であるか否かを検出する。そして、設定受付部254が、Shiftキーの押下のみ検出した場合、表示処理部222が「コメントの設定」ダイアログを表示する。
図9は、表示処理部222が表示する「コメントの設定」ダイアログの一例を示した図である。本図に示すように、「コメントの設定」ダイアログは、コメント入力欄901と、送信ボタン902と、キャンセルボタンを備えている。そして、共有データ連携プログラム203が、利用者からのコメント入力欄901に文書データ等を共有する利用者に対して表示するコメントの入力を受け付け、送信ボタン902の押下を検出した場合に、登録送信部241が、コメント入力欄901に入力されたコメントと、文書データ等を対応付けて送信する。
設定受付部254がCtrlキーの押下のみ検出した場合、表示処理部222は「コメント、送信先の設定」ダイアログを表示処理する。この場合に表示される「コメント、送信先の設定ダイアログ」は、図8で示した「コメント、送信先の設定ダイアログ」と同様なので説明を省略する。
また、設定受付部254は、ShiftキーおよびCtrlキーのいずれも押下を検出しなかった場合、又はShiftキーとCtrlキーのいずれも押下を検出した場合、表示処理部222は上記に示したどのダイアログも表示せず、共有データ連携プログラム203内で文書データ等を共有データ管理サーバ1200に登録するための処理を進める。
このように文書データ等の入力を受け付ける際に、例えばShiftキーやCtrlキーの押下などの利用者からの所定の操作に基づいて異なるダイアログを表示するので、送信する際に利用者の要求に応じて、コメント等の情報の付加等の設定が可能となる。このような設定を行う際の操作が容易となると共に、利用者毎の要求に応じた設定が可能となる。
装置内共有ファイル生成部225は、共有データ受信部243による受信又は共有データ登録部224により取得した文書データ等を含み、プロパティには共有IDと、元のファイルの拡張子を示す拡張子データとを含めた装置内共有ファイルを生成して、記憶部205に記憶する。また、この拡張子データは、元のファイル名から生成されたものとする。
図10は、装置内共有ファイル生成部225が生成した装置内共有ファイルを保存する際に、表示処理部222が表示するファイル保存ダイアログの例を示した説明図である。本図に示すように、本実施の形態に係る表示処理部222が表示するファイル保存ダイアログは、MS−Windows(登録商標)で一般的に用いられている保存ダイアログとしたが、どのようなダイアログを用いても良い。
また、装置内共有ファイル生成部225が、図10で示した保存ダイアログで保存場所を指定することで、共有する文書データを含む装置内共有ファイルを自分の管理するハードディスクの好きな場所に保存できる。
このダイアログが表示される状況としては、表示処理部222が図6で示した文書データ等の一覧を表示した後、利用者が当該一覧から文書データを選択した場合に、表示処理部222がこのファイル保存ダイアログを表示する。つまり、利用者が当該一覧から文書データを選択した場合、共有データ連携プログラム203と共有データ管理サーバ1200との間の通信により文書データ等を取得した後、表示処理部222が装置内共有ファイルとして保存するためのダイアログを表示する。また、表示処理部222は、一覧の表示では元のファイル名で表示する。そして、本ダイアログでは装置内共有ファイルによるファイル名で表示する。つまり、一覧表示の際は元のファイル名を表示することで対応するアプリケーション等を把握させ、保存する際は装置内共有ファイルであることを示した。このように、利用者に明示的にファイルの種類を把握させることとするのが好ましい。
また、このダイアログは、共有データ連携プログラム203のユーザインターフェースのグループボックスに文書ファイル等がドロップされた場合に、当該文書ファイルに係る文書データ等を含んだ装置内共有ファイルを保存するダイアログを、表示処理部222が表示してもよい。また、ダイアログを表示せずに、自動的に元の文書ファイルと、装置内共有ファイルを置き換えても良い。
データ編集アプリケーション204は、本クライアント200aにインストールされている文書データ等を編集するアプリケーションとする。また、このデータ編集アプリケーション204は、文書データを共有するための特別な機能が備えられたアプリケーションである必要はなく、一般的なアプリケーションでよい。そして、データ編集アプリケーション204は、共有データ連携プログラム203からの読み出しにより起動し、共有データ連携プログラム203により終了するまで監視される。そして、データ編集アプリケーション204により生成・更新された文書データ等は、共有データ連携プログラム203により、共有データ管理サーバ1200に送信される。
また、共有データ連携プログラム203のユーザインターフェースは、利用者の設定に応じて、グループボックスの表示を変更することができる。
図11は、共有データ連携プログラム203のユーザインターフェースのグループボックスの変更を受け付ける場合の例を示した説明図である。本図に示すように、利用者が共有データ連携プログラム203のユーザインターフェースから「グループ」を選択した場合に、表示処理部222が、「新規作成」1101、「編集」1102及び「削除」1103を表示処理する。また、「新規作成」1101の選択を受け付けた場合、新たに追加されたグループに対応するグループボックスをユーザインターフェースに追加できる。また、「編集」1102の選択を受け付けた場合、現在ユーザインターフェースに表示されているグループボックスに異なるグループで対応付けを行うことができる。また、「削除」1103の選択を受け付けた場合、現在ユーザインターフェースに表示されているグループボックスの削除を行うことができる。
このように、グループボックスの追加、削除又は変更に伴って、共有データ管理サーバ1200のグループ情報管理テーブルのメンバIDリストを変更しても良い。例えば、グループ3のグルーブボックスが追加された場合、当該利用者のユーザIDを、グループ情報管理テーブルのグループ3に該当するレコードのメンバIDリストに追加する等、通常用いられている方法を問わずどのような方法で変更しても良い。
図12は、本発明の第1の実施の形態にかかる共有データ管理サーバ1200の構成を示すブロック図である。本図に示すように共有データ管理サーバ1200の内部は、通信制御部1201と、通信処理部1202と、識別情報取得部1203と、登録部1204と、編集判断部1205と、編集状態設定部1206と、編集状態解除部1207と、共有データ更新部1208と、利用者情報取得部1209と、記憶部1210と、を備え、クライアント200a〜nで共有する文書データ等の登録、更新などの管理を行う。
記憶部1210は、共有データ管理データベース1250と、文書ファイル等を記憶する。また、この文書ファイル等は、クライアント200a〜n間で共有している文書データを含む文書ファイル等とする。
共有データ管理データベース1250は、共有データ対応テーブルと、ユーザ情報管理テーブルと、グループ情報管理テーブルと、更新情報管理テーブルとを備えることで、文書データ等をクライアント200a〜n間で共有することを可能としている。
なお、共有データ管理データベース1250が上述したテーブルを備えたことで、共有データ管理サーバ1200が共有するデータに関する情報を容易に扱うことができる。
図13は、共有対応テーブルのテーブル構造の一例を示した図である。本図に示すように、本実施の形態に係る共有対応テーブルは、共有IDと、ファイル名と、作成日時と、作成ユーザIDと、グループIDと、共有ユーザIDリストと、ロック状態と、ロックユーザIDと、コメントとを対応付けて保持している。共有IDとは、共有データ管理サーバ1200が文書データ等に対してユニークに発行するIDとする。作成ユーザIDとはこの文書データを作成した利用者のユーザIDとする。グループIDとは、作成した利用者が所属しており、文書データ等を共有しているグループのIDとする。そして共有ユーザIDリストとは、この文書データ等を共有している利用者のユーザIDのリストとする。ロック状態とは、現在この文書データは、クライアント200a〜nにログインしている利用者により編集中であるか否かを示している状態とする。つまりロック状態が‘0’であればロックなしであり、クライアントa〜nからの編集を許可し、ロック状態が‘1’であればロック有りであり、クライアント200a〜nからの編集を禁止する。そして、ロックユーザIDとは、ロック有りの状態の時に、編集中の利用者を示したユーザIDとする。そして、コメントは、この文書データで共有している利用者が参照できる、当該文書データに対する任意の文字列とする。
この共有データ対応テーブルで、共有する文書データ等のプロパティ(例えば、ファイル名、作成日時、更新日時)を保持することで、利用者が使用するクライアント200a〜nによる個人間作業空間でのファイルのプロパティが把握できる。また、作成ユーザIDで誰が作成/更新したかを把握できる。また、グループIDでどのグループで共有されているかを把握できる。また、共有ユーザIDリストで共有している利用者を把握できる。また、ロック状態とロックユーザIDでロックされているか否か、ロックされている場合編集している利用者を特定できる。また、コメントで文書に対する作成/更新者の意思を伝達できる。
図14は、ユーザ情報管理テーブルのテーブル構造の一例を示した図である。本図に示すように、本実施の形態にかかるユーザ情報管理テーブルは、ユーザIDと、ユーザ名と、ユーザのメールアドレスとを対応付けて保持している。ユーザIDは、共有データ管理サーバ1200がユーザに対して発行するユニークなIDとする。ユーザ名とは利用者の氏名とし、メールアドレスは、ユーザの連絡先となるメールアドレスとする。このように、ユーザ情報として、利用者の氏名を保持することで人によるユーザの識別が容易になる。また、メールアドレスを保持することで利用者への連絡が可能になる。
図15は、グループ情報管理テーブルのテーブル構造の一例を示した図である。本図に示すように、本実施の形態に係るグループ情報管理テーブルは、グループIDと、グループ名と、メンバIDリストとを対応付けて保持している。グループIDは、共有データ管理サーバ1200がグループに対して発行するユニークなIDとする。グループ名はグループの名称とする。また、メンバIDリストは、グループに所属している利用者のユーザIDのリストとする。
また、グループ情報管理テーブルが、グループ名を保持することで、人によるグループの識別が容易になる。また、グループ情報管理テーブルが、メンバIDリストを保持することで、ユーザの集合を扱うことができる。
図16は、更新管理情報テーブルのテーブル構造の一例を示した図である。本図に示すように、本実施の形態に係る更新情報管理テーブルは、ユーザIDと、共有IDと、グループIDと、ファイル名と、更新日時と、更新ユーザIDと、ステイタスと、コメントと、を対応付けて保持している。ユーザIDは、更新又は登録されたことを通知する利用者を示したユーザIDとする。共有IDは、更新又は登録された文書データ等を示した共有IDとする。ファイル名は、更新又は登録された文書データ等の元のファイル名とする。更新日時とは、文書データ等が更新又は登録された日時とする。更新ユーザIDとは、文書データ等を登録又は更新した利用者を示したユーザIDとする。ステイタスとは、文書データ等が登録されたのか更新されたのかを保持している。つまりステイタスが‘UPDATE’であれば更新されたものとし、‘NEW’であれば登録されたことを示している。なお、ステイタスが保持する状態を更新と登録に制限するものではなく、文書データの状態であればどのような状態を保持しても良い。
また、更新管理情報テーブルが、ユーザID、共有ID、ファイル名、更新日時、更新ユーザID、ステイタスを保持することで、ユーザIDで特定される利用者に対して、当該共有IDにより特定される文書ファイルの作成あるいは更新を通知できる。
図12に戻り、通信制御部1201は、ネットワーク100を介してクライアント200a〜nとの通信を制御する。
通信処理部1202は、識別情報受信部1211と、編集状態通信部1212と、更新データ受信部1213と、共有データ受信部1214と、識別情報送信部1215と、グループ情報受信部1216と、利用者情報送信部1217と、更新通知部1218と、共有データ送信部1219とを備え、クライアント200a〜nとの間で共有する文書データ等の登録や送受信するための処理を行う。
識別情報受信部1211は、クライアント200a〜nから送信された共有IDを受信する処理を行う。また、識別情報受信部1211が共有IDを受信した場合、識別情報受信部1211は、共有IDを送信したクライアントが共有IDに対応付けられた文書データ等の編集を開始しようとしているとみなし、後述する編集判断部1205に対して編集可能であるか否か問い合わせを行う。
編集状態通信部1212は、識別情報受信部1211が受信した共有IDを送信したクライアントに対して、後述する編集判断部1205で編集可能であるか否かを送信する。本実施の形態に係る編集状態通信部1212は、編集可能である場合にクライアントに対して何も送信せず、編集不可能である場合にこの旨をクライアントに対して送信する。
また、編集状態通信部1212は、編集可能である場合に、クライアント200a〜nから共有IDと共に文書ファイル等をロックする旨を受信する。また、編集状態通信部1212は、すでにロックされている場合に、ロックを要求したクライアントから、共有IDと共に文書ファイル等をアンロックする旨を受信する。
更新データ受信部1213は、クライアントa〜nから送信された、共有IDと、更新された文書データ等と、更新した利用者を示したユーザIDとを受信する。更新データ受信部1213は、これら受信した情報を、後述する共有データ更新部1208に出力する。これにより、共有データ更新部1208が、共有されている文書データ等を、クライアントで編集された文書データ等に更新する。
共有データ受信部1214は、クライアントa〜nから文書データ等と、登録する利用者のグループIDと、共有する利用者を示したユーザID及び共有するグループIDのいずれか1つ以上と、場合によってはさらにコメントと、を受信する。そして、受信したこれらの情報に基づいて、後述する登録部1204が登録を行う。
識別情報送信部1215は、共有データ受信部1214が受信した文書データ等に関する情報に対応する共有IDを、上記の文書データ等に関する情報を送信したクライアントに送信する。なお、この共有IDは、後述する識別情報取得部1203が取得したものとする。
グループ情報受信部1216は、クライアントa〜nから送信されたグループIDを受信する。
利用者情報送信部1217は、グループ情報受信部1216により受信したグループIDを送信したクライアントa〜nに対して、当該グループIDに対応付けられたユーザIDを送信する。なお、このユーザIDは、後述する利用者情報取得部1209が取得したユーザIDとする。
更新通知部1218は、共有データ管理サーバ1200が管理している文書データ等が更新又は新たに文書データが登録された場合、当該文書データ等を共有している利用者に対して登録又は更新された旨の通知を行う。つまり、更新通知部1218は、当該利用者が使用しているクライアント200a〜nに対して、上述した更新情報を通知することとなる。
また、更新通知部1218が、クライアント200a〜nに文書データ等が登録又は更新された旨を送信するタイミングはどのようなものでもよい。本実施の形態に係る更新通知部1218は、クライアント200a〜nが備えた更新受信部244からの問い合わせに応じて、更新情報を通知することとする。
また、更新通知部1218が通知する更新情報は、更新情報管理テーブルのレコード情報のうち、レコード情報のユーザIDが送信先のクライアントのユーザIDと一致したレコード情報とする。また、更新通知部1218は、一致したレコード情報がない場合、nullを送信する。一致するレコードがあった場合、更新通知部1218は、レコード情報に含まれていた共有IDと、グループIDと、ファイル名と、更新日時と、更新ユーザIDと、ステイタスと、コメントとを送信する。
共有データ送信部1219は、クライアントからの要求に応じて、更新通知部1218で送信した更新情報に含まれているファイル名で特定される文書データ自体を記憶部1210から取得して送信する。
そして、更新通知部1218は、送信したレコード情報を、更新情報管理テーブルから削除する。
識別情報取得部1203は、共有データ受信部1214でクライアント200a〜nから、新たな文書データ等に関する情報を受信した場合に、この文書データ等に対応付けられた共有IDを取得する。この共有IDは、文書データ毎に対応付けられたユニークなIDであればどの様なIDでもよい。そして、識別情報取得部1203が取得した共有IDは、後述する登録部1204で登録処理が終了した後、識別情報送信部1215からクライアント200a〜nに送信される。
利用者情報取得部1209は、グループ情報受信部1216が受信したグループIDに対応付けられたユーザIDを、共有データ管理データベース1250が保持するグループ情報管理テーブルから取得する。そして、利用者情報取得部1209が、取得したユーザIDは、利用者情報送信部1217からクライアント200a〜nに送信される。
登録部1204は、上記共有データ受信部1214で受信した文書ファイル等に関する情報と、識別情報取得部1203で取得した共有IDとから、共有する文書データ等を登録する。本実施の形態に係る登録部1204は、受信した文書ファイル等を、記憶部1210に記憶させる。そして、登録部1204は、文書ファイル等から作成日時と、更新日時を抽出する。次に、登録部1204は、文書ファイル等に関する情報として受信した作成したユーザIDと、グループIDと、送信先となる共有ユーザIDリストと、受信した場合はコメントとを、抽出した作成日時と、更新日時と、取得した共有IDと、文書ファイル等のファイル名を対応付けて、共有データ管理データベース1250が保持する共有データ対応テーブルにレコードを追加する。また、登録部1204がレコードを追加する際、フィールド‘ロック状態’はデフォルトの‘0’を、そして、‘ロックユーザID’には特に記入しない。
また、登録部1204は、共有データ対応テーブルにレコードを追加した後、更新情報管理テーブルに対して登録された文書データ等に対応するレコードを追加する。つまり、登録部1204は、共有データ対応テーブルに追加したレコード情報から、共有ユーザIDリストと、共有IDと、ファイル名と、更新日時と、作成ユーザIDを取得し、この共有ユーザIDリストが保持している個々のユーザID毎に、更新情報管理テーブルに対してレコードを追加する。この追加されたレコードは、共有ユーザIDリストが保持していたユーザIDと、共有IDと、ファイル名と、更新日時と、作成ユーザIDと、ステイタスと、を対応付けて追加されている。なお、このステイタスには、新規で登録されたことを意味する‘NEW’という文字列が格納される。
編集判断部1205は、識別情報受信部1211が共有IDを受信した場合、共有データ対応テーブルから当該共有IDに対応付けられたロック状態を取得する。ロック状態が‘0’であれば編集中ではないと判断し、ロック状態が‘1’であれば編集中であると判断する。そして、編集判断部1205による判断結果を、編集状態通信部1212が、共有IDを送信したクライアントに対して送信する。
編集状態設定部1206は、編集判断部1205により編集中でないと判断し、編集状態通信部1212がクライアント200a〜nから共有IDと共に文書ファイル等をロックする旨を受信した場合、共有データ対応テーブルで当該共有IDに対応付けられたロック状態を‘1’に更新する。これにより、編集中ではなかった文書データ等が、共有IDを送信したクライアントに対して当該文書データ等の編集を許可され、他のクライアントが編集できないようにロックされたことを示す。
共有データ更新部1208は、更新データ受信部1213が受信した更新された文書ファイル等に関する情報で、共有データ対応テーブルを更新する。詳細な例を示すと、共有データ更新部1208は、受信した文書ファイル等に関する情報に含まれている共有IDをキーとして一致するレコードに対して更新を行う。更新するレコードのフィールドは、更新日時等とする。また、ファイル名が変更された場合は、共有データ更新部1208は、ファイル名等も変更しても良い。また、共有データ更新部1208は、作成ユーザIDを、更新したユーザIDで更新しても良い。
また、共有データ更新部1208は、共有データ対応テーブルのレコードを追加した後、更新情報管理テーブルに対して更新された文書データ等に対応するレコードを追加する。つまり、共有データ更新部1208は、共有データ対応テーブルで更新されたレコード情報の共有ユーザIDリストが保持している個々のユーザID毎に、更新情報管理テーブルに対してレコードを追加する。この追加されたレコードは、ステイタスが‘UPDATE’であること以外は、登録部1204による登録と同様なので説明を省略する。
編集状態解除部1207は、ロックを要求したクライアントから、共有IDと共に文書ファイル等をアンロックする旨を受信した場合、編集が終了したとみなして、共有データ対応テーブルで更新したレコードのロック状態を‘0’で更新する。これにより、クライアントによる編集が終了し、他のクライアントが当該文書ファイルの編集が可能となった。なお、このようにアンロックを解除することを、クライアントからアンロックの要求を受信した場合に制限するものではなく、例えば、クライアントからのロック・アンロックの要求を送受信せず、クライアントからの更新された文書データ等を受信し、共有データ更新部1208による更新が終了した後に、自動的にアンロックする等が考えられる。
以上の構成を備えたクライアント200a〜nと、共有データ管理サーバ1200による新たな文書データの登録時の概略について説明する。図17は、共有データ管理サーバ1200と、クライアント200a〜nとを備えた共有データ管理システムで、新たな文書データが登録された場合の処理手順の概略を示した説明図である。
図17に示すように、クライアント200aを使用しているユーザ1は、グループ1に所属している利用者と文書ファイルを共有する場合、まず、クライアント200aが、共有データ管理サーバ1200に、文書ファイルと関連する情報を共有データ管理サーバ1200に送信する。これにより、共有データ管理サーバ1200が、送信されたファイルを共有データ管理データベース1250に登録する。この際に、共有データ管理サーバ1200で共有IDが発行されているので、登録後に発行された共有IDを、クライアント200aに送信する。これにより、クライアント200aは、ファイルのプロパティに元の拡張子データと共に共有IDを格納し、拡張子を‘.ekc’に変更して保存する。これにより、登録が終了した。
また、グループ1は、ユーザ1とユーザ3が所属している。そして、ユーザ3はクライアント200cを使用しているとする。この場合、図17のクライアント200cから、クライアント200aが登録した文書ファイルを参照できる。そして、クライアント200cは、共有データ管理サーバ1200に定期的に情報更新の問い合わせを行う。そして問い合わせが行われた場合、クライアント200cは、ファイルが新たに登録された旨を受信する。なお、文書ファイル等の更新が行われた場合も同様の処理手順で、他のクライアントが更新された旨を受信することができる。このようにクライアント200a〜n間で、文書ファイル等を共有することができる。なお、詳細な処理手順については後述する。
次に、以上のように構成された本実施の形態にかかるクライアント200aの共有データ連携プログラム203と、共有データ管理サーバ1200における文書ファイルを共有データ管理データベース1250に登録して文書ファイルを共有するまでの処理について説明する。図18は、本実施の形態にかかるクライアント200aと共有データ管理サーバ1200における上述した処理の手順を示すフローチャートである。
まず、共有データ連携プログラム203の共有データ登録部224の入力受付部251が、図4で示したユーザインターフェースのグループボックスへのドラッグ&ドロップによる文書ファイル等の入力を受け付ける(ステップS1801)。
そして、設定受付部254は、入力を受け付けたグループボックスが、「送信先を指定」のグループボックスであるか否か判断する(ステップS1802)。そして、設定受付部254が「送信先を指定」のグループボックスでないと判断した場合(ステップS1802:No)、設定受付部254は、ドロップされる際にShiftキー又はCtrlキーが押下されていた状態か否か判断する(ステップS1803)。設定受付部254が、Shiftキー及びCtrlキーが押下されている又はShiftキー及びCtrlキーが押下されていない場合、特に処理を行わない。
また、設定受付部254がShiftキーのみ押下されていると判断した場合、表示処理部222は、「コメントの設定」ダイアログを表示処理する(ステップS1804)。なお、「コメントの設定」ダイアログは、図9で示したダイアログとする。
そして、設定受付部254は、「コメントの設定」ダイアログのコメント入力欄に入力された文字列による入力を受け付ける(ステップS1805)。また、この文字列の受け付けは、利用者により「送信」ボタンが押下された場合に行う。
また、設定受付部254が「送信先を指定」のグループボックスであると判断した場合(ステップS1802:Yes)、又は設定受付部254がCtrlキーのみ押下されていると判断した場合、表示処理部222は、「コメント、送信先の設定」ダイアログを表示処理する(ステップS1806)。なお、「コメント、送信先の設定」ダイアログは、図8で示したダイアログとする。
そして、設定受付部254は、「コメント、送信先の設定」ダイアログのコメント入力欄に入力された文字列による入力を受け付け、さらに設定された送信先を受け付ける(ステップS1807)。また、この文字列及び送信先の受け付けは、利用者により「送信」ボタンが押下された場合に行う。
次に、グループ選択受付部252は、利用者により選択されたグループを示すグループIDの選択を受け付ける(ステップS1808)。例えば、「送信先を指定」以外のグループボックスに文書ファイルがドロップされた場合、グループ選択受付部252は、ドロップされたグループボックスに対応付けられたグループIDが選択されたものとして受け付ける。また「送信先を指定」のグループボックスに文書ファイルがドロップされた後で表示処理部222により「コメント、送信先の設定」ダイアログが表示された際に、利用者が送信先として任意のグループ名を選択した場合、グループ選択受付部252は、選択されたグループ名に対応付けられたグループIDが選択されたものとして受け付ける。そして、グループ選択受付部252が受け付けたグループIDを、グループ送受信部245が共有データ管理サーバ1200に送信する。これにより、共有データ管理サーバ1200の処理に移る。
共有データ管理サーバ1200のグループ情報受信部1216は、クライアント200aから送信されたグループIDを受信する(ステップS1851)。次に、利用者情報取得部1209が、受信したグループIDに対応付けられたユーザIDを、グループ情報管理テーブルから取得する(ステップS1852)。そして、利用者情報送信部1217は、取得したユーザIDをクライアント200aに送信する(ステップS1853)。これによりクライアント200aの処理に移る。
そして、クライアント200aの共有データ連携プログラム203のユーザID取得部253は、送信先となるグループに所属しているユーザIDを取得する(ステップS1809)。また、ユーザID取得部253が取得するユーザIDは、グループ送受信部245が受信したユーザIDとする。なお、グループ送受信部245が受信したユーザIDは、共有データ管理サーバ1200から送信されたものとする。
次に、登録送信部241は、入力を受け付けた文書ファイル自体と、文書ファイルのファイル名と、利用者のユーザID及びグループIDと、送信先となるユーザIDと、入力を受け付けた場合はさらにコメントとを対応付けて共有データ管理サーバ1200に送信する(ステップS1810)。これにより、共有データ管理サーバ1200の処理に移る。
そして、共有データ管理サーバ1200の共有データ受信部243は、クライアント200aから送信された文書ファイルと、ファイル名と、利用者のユーザID及びグループIDと、送信先のユーザIDと、場合によってはさらにコメントとが対応付けられた状態で受信する(ステップS1854)。
次に、識別情報取得部1203は、受信した文書ファイル等に対応付けられた共有IDを取得する(ステップS1855)。そして、登録部1204は、受信した文書ファイル等及び共有IDを用いて、共有データ管理データベース1250の共有データ対応テーブルと更新情報管理テーブルに、共有する文書ファイルの情報が示されたレコードを追加する(ステップS1856)。なお、追加されるレコード情報は既に説明したので省略する。また、文書ファイル自体は、共有データ管理サーバ1200の記憶部1210に記憶される。
そして、識別情報送信部1215は、取得した共有IDをクライアント200aに送信する(ステップS1857)。これによりクライアント200aの処理に移る。
次に、クライアント200aのID受信部242は、共有データ管理サーバ1200から共有IDを受信する(ステップS1811)。そして、装置内共有ファイル生成部225は、受信した共有IDと、文書ファイルの元の拡張子データをプロパティに含めた装置内共有ファイルを生成し、当該装置内共有ファイルの拡張子を‘.ekc’とし、ファイルのアイコンは元のアイコンを表示するよう設定して保存する(ステップS1812)。
上述した処理手順により、文書ファイル等をクライアント200a〜n間で共有することが可能となる。なお、上述した処理手順は、本実施の形態による文書データを共有するために共有データ管理サーバ1200に登録及びクライアント200aで装置内共有ファイルを生成して保存するまでの処理手順の例を示したものであり、本発明をこの処理手順に制限するものではない。例えば、クライアント200aでグループIDとユーザIDの対応付けを保持している場合や、送信先にグループIDを指定して送信する場合は、クライアント200aと共有データ管理サーバ1200の間でグループIDに対応するユーザIDを取得するための通信を行う必要はない。
次に、以上のように構成された本実施の形態にかかるクライアント200aと共有データ管理サーバ1200におけるクライアント200aの共有データ管理サーバ1200対する更新情報の問い合わせから文書データに係る装置内共有ファイルの保存までの処理について説明する。図19は、本実施の形態にかかるクライアント200aと共有データ管理サーバ1200における上述した処理の手順を示すフローチャートである。
まず、クライアント200aの共有データ連携プログラム203の更新受信部244は、所定の時間毎に共有データ管理サーバ1200に、更新情報があるか否かの問い合わせを行う(ステップS1901)。なお、更新情報があるか否かの問い合わせにはユーザIDが含まれていることとする。これにより、共有データ管理サーバ1200に処理が移る。
共有データ管理サーバ1200の更新通知部1218は、クライアント200aからの更新情報の問い合わせを受信する(ステップS1951)。そして、更新通知部1218は、更新情報管理テーブルから、問い合わせに含まれていたユーザIDをキーとして、一致するレコード情報を取得し、さらに取得したレコード情報を削除する(ステップS1952)。
そして、更新通知部1218は、取得したレコード情報に基づいた更新情報を、クライアント200aに送信する(ステップS1953)。これにより、クライアント200aに処理が移る。なお、一致したレコード情報がなかった場合、共有データ管理サーバの更新通知部1218は、nullを送信する。
クライアント200aの共有データ連携プログラム203の更新受信部244は、共有データ管理サーバ1200から更新情報を受信する(ステップS1902)。なお、新たに更新された情報がない場合、更新受信部244は、nullを受信する。
そして、表示処理部222は、更新受信部244がnullを受信した場合以外、更新情報に含まれていたグループIDに対応するグループボックスに、更新情報が存在する旨のポップアップを表示する(ステップS1903)。このポップアップは、図5で示したので説明を省略する。
次に、利用者からポップアップが表示されたグループボックスの選択を受け付けた場合、一覧表示処理部261は、当該グループボックスのグループに対応付けられた文書ファイル名等の一覧を表示する(ステップS1904)。なお、利用者によるグループボックスの選択の受け付けとは、利用者がマウスなどのポインティングマウスで当該グループボックスの領域を指し示し、ダブルクリックする等が考えられる。なお、この一覧は、受信した更新情報に基づいて作成された一覧であり、新たに更新又は登録された文書データ等からなるものとする。この一覧は、図6で示したので説明を省略する。この一覧は、文書ファイルのファイル名の他、各行には当該文書ファイルを送信した送信者と、共有が行われた日時を示した送信日時等が表示される。
そして、利用者が一覧として表示された文書ファイル名等をダブルクリックした場合、共有データ選択受付部223は、ダブルクリックされた文書ファイル名等に該当する文書ファイルを、利用者が編集又は参照するために、選択されたとものとして受け付ける(ステップS1905)。なお、選択を受け付けた場合、一覧表示処理部261は、例えば選択された行のファイル名等を太字にして表示する等、選択された行を強調して表示しても良い。
次に、共有データ受信部243が、選択された文書ファイル等のデータを送信する旨を、共有データ管理サーバ1200に要求する(ステップS1906)。この際、共有データ受信部243は、一覧から選択を受け付けた行に対応する情報を更新情報から取得しておく。そして、共有データ受信部243は、データの送信を要求する際、更新情報から取得した共有IDを送信する。これにより、共有データ管理サーバ1200に処理が移る。
共有データ管理サーバ1200の共有データ送信部1219は、クライアント200aから文書ファイル等のデータを送信する旨の要求を受信した場合、この要求に含まれていた共有IDをキーとして共有データ対応テーブルから該当するレコード情報を取得し、さらにレコード情報に含まれていた記憶部1210から該当する文書ファイルを取得する(ステップS1954)。
そして、共有データ送信部1219は、取得した文書ファイルのデータと、文書ファイルに対応付けられていたレコード情報を、クライアント200aに送信する(ステップS1955)。これにより、クライアント200aに処理が移る。
クライアント200aの共有データ連携プログラム203の共有データ受信部243は、共有データ管理サーバ1200から、文書ファイルのデータと、この文書ファイルに対応付けられた情報を受信する(ステップS1907)。
そして、装置内共有ファイル生成部225が、受信したデータ等に基づいて装置内共有ファイルを生成して保存する(ステップS1908)。また、装置内共有ファイル生成部225は、装置内共有ファイルに含まれる拡張子データを、受信した元のファイル名から生成する。なお、この装置内共有ファイル生成部225が、保存する前に、表示処理部222は、図10で示したダイアログを表示する。そして、このダイアログの保存ボタン1001が押下された場合に、装置内共有ファイル生成部225による装置内共有ファイルの生成が開始される。
上述した処理手順により、更新又は登録された文書データ等を装置内共有ファイルとして保存した後に、装置内共有ファイルを選択することで、当該文書データ等の参照又は編集することが可能となる。なお、上述した処理手順は、本実施の形態によるクライアント200aの共有データ管理サーバ1200対する更新情報の問い合わせから文書データに係る装置内共有ファイルの保存までの処理手順の例を示したものであり、本発明をこの処理手順に制限するものではない。
次に、以上のように構成された本実施の形態にかかるクライアント200aと共有データ管理サーバ1200における装置内共有ファイルの読み込みから共有データ管理サーバ1200に対して更新を行った後、装置内共有ファイルを保存するまでの処理について説明する。図20は、本実施の形態にかかるクライアント200aと共有データ管理サーバ1200における上述した処理の手順を示すフローチャートである。
まずクライアント200aの共有データ更新プログラム202の読込部212が、装置内共有ファイルの読み込みを行う(ステップS2001)。これは、利用者がデスクトップ画面又はファイルを扱うアプリケーションか当該装置内共有ファイルのダブルクリックをトリガーにして行われる。つまり、当該装置内共有ファイルがダブルクリックされた場合、OSが当該ファイルに関連づけされている共有データ更新プログラム202が起動し、この起動した共有データ更新プログラム202に、当該ファイルが受け渡される。これにより、読込部212が、装置内共有ファイルの読み込みを行う。
次に、更新開始送信部231が、装置内共有ファイルに含まれていた共有IDを、共有データ管理サーバ1200に送信する(ステップS2002)。これにより、共有データ管理サーバ1200に処理が移る。なお、この共有IDは、装置内共有ファイルのプロパティに予め含まれている。
共有データ管理サーバ1200の識別情報受信部1211が、クライアント200aから共有IDを受信する(ステップS2051)。つまり、共有IDのみ受信した場合、クライアント200aが編集を要求しているとみなして、後の処理を行うこととなる。
そして、編集判断部1205が、受信した共有IDに対応付けられたロック状態を、共有データ対応テーブルから取得し、編集中であるか否か判断する(ステップS2052)。そして、編集判断部1205は、取得したロック状態が‘0’であれば編集中ではないと、‘1’であれば編集中であると判断する。
編集判断部1205が編集中であると判断した場合、編集状態通信部1212が、ロックされている旨を、クライアント200aに送信する(ステップS2053)。また、編集判断部1205が編集中ではないと判断した場合、特に処理は行わない。これにより、クライアント200aに処理が移る。
そして、クライアント200aの共有データ更新プログラム202の編集状態通信部232は、共有データ管理サーバ1200から該当する文書ファイルがロックされている旨を受信するか否か判断する(ステップS2003)。
そして、編集状態通信部232が、ロックされている旨を受信した場合、出力部213が、装置内共有ファイルに含まれていた拡張子データに対応するデータ編集アプリケーション204を閲覧モードで起動し、装置内共有ファイルに含まれていた文書ファイル等を当該データ編集アプリケーション204に出力する(ステップS2004)。そして、そのまま共有データ更新プログラム202は、処理を終了する。これにより、ロックされている文書ファイルの編集を抑止し、閲覧モードで参照することを可能とした。
また、編集状態通信部232が、ロックされている旨を受信しなかった場合、さらに編集状態通信部232は、共有IDと、該当する文書ファイルをロックする旨を、共有データ管理サーバ1200に送信する(ステップS2005)。これにより、共有データ管理サーバ1200に処理が移る。
そして、編集状態通信部1212は、クライアント200aから共有IDと、該当する文書ファイルをロックする旨を受信する(ステップS2054)。
次に、編集状態設定部1206は、受信した共有IDにより特定される文書ファイルをロックする(ステップS2055)。具体的な例としては、編集状態設定部1206は、共有データ管理データベース1250の共有データ対応テーブルにおいて、受信した共有IDにより特定されるレコード情報のロック状態を‘1’に、ロックユーザIDにクライアント200aを使用している利用者のユーザIDに更新する。これにより、ロックされたことになるので、クライアント200aは、該当する文書データを編集できることとなる。
なお、図示しなかったが、共有データ管理サーバ1200の編集状態通信部1212が‘1’に変更できたか否かをクライアント200aに送信することにしても良い。この場合、変更できたことを受信した場合に、クライアント200aが、該当する文書データの編集が行えることになる。
そして、クライアント200aの共有データ更新プログラム202の出力部213は、装置内共有ファイルのプロパティに含まれていた拡張子データを取得し、当該拡張子データに関連づけされているデータ編集アプリケーション204を編集モードで起動し、装置内共有ファイルに含まれていた文書データを出力する(ステップS2006)。より詳細な例を示すと、出力部213は、取得した拡張子データに関連づけされたデータ編集アプリケーション204の実行ファイルのパスをOSのレジストリを調査することで取得する。そして、出力部213は、装置内共有ファイルに含まれていた文書データと、拡張子データとから元の文書ファイルを生成して所定の場所に保存した後、当該文書ファイルを引数として、データ編集アプリケーション204を起動する。また、データ編集アプリケーション204は、編集モードで起動する。これにより、データ編集アプリケーション204を起動と、文書データの出力が可能となる。
また、共有データ更新プログラム202は、当該データ編集アプリケーション204が起動している間は待機し続けるものとする。
次に、データ編集アプリケーション204が、文書ファイル等を編集する(ステップS2007)。そして、共有データ更新プログラム202の検出部214は、データ編集アプリケーション204の終了を検出する(ステップS2008)。
検出部214がデータ編集アプリケーション204の終了を検出した場合、編集状態通信部232は、編集していた文書ファイルに対応付けられていた共有IDと、アンロックする旨を共有データ管理サーバ1200に送信する(ステップS2009)。これにより、共有データ管理サーバ1200によるアンロックの処理が開始される。
そして、共有データ管理サーバ1200の編集状態通信部1212が、クライアント200aから共有IDと該当する文書データをアンロックする要求を受信する(ステップS2056)。
次に、編集状態解除部1207が、共有IDにより特定される文書ファイルをアンロックする(ステップS2057)。より詳細な例としては、編集状態解除部1207は、共有データ管理データベース1250の共有データ対応テーブルに対して、受信した共有IDをキーとして特定されるレコード情報のロック状態を‘0’にロックユーザIDをnullに更新する。これにより該当する文書ファイルがアンロックされたことになる。
なお、図示しなかったが、共有データ管理サーバ1200の編集状態通信部1212が‘0’に変更できたか否かをクライアント200aに送信することにしても良い。この場合、変更できたことを受信した場合に共有データ更新プログラム202が後述する処理を行うことになる。
そして、クライアント200aの共有データ更新プログラム202の更新部215は、文書ファイルが更新されたか否かを判断する。そして、文書ファイルが更新されたと判断した場合、更新部215は、更新された文書ファイルを、装置内共有ファイル内の文書データとして保存する(ステップS2010)。
次に、更新終了送信部233は、更新されていた場合、共有IDと、更新された文書ファイルに係る文書データを送信する(ステップS2011)。これにより、共有データ管理サーバ1200に処理が移る。
そして、共有データ管理サーバ1200の更新データ受信部1213は、更新された文書ファイルに係る文書データと、共有IDとを受信する(ステップS2058)。
次に、共有データ更新部1208は、共有データ管理データベース1250に対して更新された文書データに関する情報を更新する(ステップS2059)。より詳細な例として、共有データ更新部1208は、共有データ対応テーブルにおいて、受信した共有IDをキーとして特定されるレコード情報の更新、及び更新情報管理テーブルに更新された文書データ等を示すレコード情報を追加する。なお、共有データ対応テーブルで更新されるフィールドは、更新日時とする。なお、共有データ更新部1208が更新又は追加するレコード情報は、上述したので説明を省略する。また、共有データ更新部1208は、更新された文書ファイルを、記憶部1210に保存する。
図示しなかったが、共有データ更新部1208の処理が終了した後、共有データ管理サーバ1200は、クライアント200aに更新が成功したことを示す情報を送信しても良い。この場合、共有データ更新プログラム202は、この情報が受信した後に、自プログラムを終了させる。
上述した処理手順により、文書ファイル等の更新することが可能となる。なお、上述した処理手順は、本実施の形態による装置内共有ファイルの読み込みから共有データ管理サーバ1200に対して更新を行った後、装置内共有ファイルを保存するまでの処理手順の例を示したものであり、本発明をこの処理手順に制限するものではない。
なお、本実施の形態にかかる共有データ管理データベース1250が保持しているテーブルは、上記の共有データ対応テーブル、グループ情報管理テーブル、ユーザ情報管理テーブル、更新情報管理テーブルに制限するものではなく、どのようなテーブルを設けても良い。
また、共有データ対応テーブル、グループ情報管理テーブル、ユーザ情報管理テーブル、更新情報管理テーブルが備えるフィールドは、上述したフィールドを備えていること制限するものではなく、必要に応じて新たなフィールドの追加、不要なフィールドの削除等を行っても良い。
上記で示したクライアント200a〜nの共有データ更新プログラム202、共有データ管理サーバ1200、又は共有データ更新プログラム202を含むクライアント200a〜nと共有データ管理サーバ1200とからなるデータ共有システムにより、利用者は、編集対象となる文書データが含まれた装置内共有ファイルをダブルクリックすることで、一般的なデータ編集アプリケーション204を起動して編集を行うことができるので、共有しているファイルと、共有せずに個人作業空間に記憶されたファイルを区別なく扱うことができる。これにより、利便性が向上する。
また、本実施の形態に係るクライアント200aの共有データ連携プログラム203及び共有データ更新プログラム202が、装置内共有ファイルとして、共有IDと元の拡張子データを含み、共有データ更新プログラム202に対応付けられた拡張子で保存する。これにより、当該クライアント200aは、共有するために他のファイルを保持する必要もなく、また、ファイルのフォルダ間の移動を行っても破綻を抑止できる。
また、共有データ管理サーバ1200が、文書ファイルの登録時、又は文書ファイルの更新時に、当該文書ファイルが示された更新情報を、更新情報テーブルに登録した。これにより、クライアント200a〜nの共有データ連携プログラム203が定期的に更新情報を確認することで、利用者に対して最新の更新情報を提示できる。
共有データ管理サーバ1200が、共有データ対応テーブルのロック状態を更新することで、当該ロック状態に対応付けられた文書ファイルのロック、アンロックが可能となる。これにより、共有データ管理サーバ1200及びクライアント200a〜nは、複数の利用者が、1つの文書ファイルに対して同時に編集することを制御することができる。
つまり、従来のファイルを共有するシステムでは、編集状態であるか否かを制御するために、明示的にロック/アンロックをする必要があった。このために、利用者は、編集に用いられるアプリケーションを起動する前に、ロック/アンロックを行うためのアプリケーションを起動し、当該アプリケーション上でロック/アンロックをする必要があった。つまり、利用者は、共有している文書データに対する編集と、個人作業空間に保存されている文書データに対する編集とでは、異なる操作をする必要があった。そして、本実施の形態では、通常通り該当するファイルをダブルクリックすれば、通常編集に用いているデータ編集アプリケーション204が起動するので、特に異なる操作をする必要がないので、利便性が向上すると共に、利用者の操作の誤りを防止することができる。
また、従来のファイルを共有するシステムでは、例えば、ファイルの共有するためにブラウザや共有するためのアプリケーション等から登録画面を開き、書誌事項を入力し、ファイルを添付し、「登録」ボタンを押下するという所定の操作を行う必要がある。つまり、利用者は登録するための所定の操作により、登録又は文書の更新をする必要があった。この所定の操作が必要なため、文書を共有するという利用者は、他の利用者にファイルを渡すという意識があるものと思料する。そこで、本実施の形態に係る共有データ連携プログラム203では、送信先の利用者をグループ化したグループボックスを表示し、当該グループボックスに文書ファイル等をドロップすることで共有可能というユーザインターフェースを提供することで、より個人作業空間に近い操作でファイルの共有の機能を実現した。
(第2の実施の形態)
上述した第1の実施の形態において、装置内共有ファイルのプロパティに共有IDと元の拡張子を示す拡張子データを含めることとしたが、装置内共有ファイルに含める情報をこの2つに制限するものではない。これ以上多くても良いし、少なくても良い。そこで第2の実施の形態では、装置内共有ファイルのプロパティに共有IDのみ含めた場合の例を示すものである。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態と同様に、図1と同様のネットワーク構成を備えている。そして、このネットワークには、共有データ管理サーバ2200と、クライアント2100a〜nが接続されている。
図21は、第2の実施の形態にかかるクライアント2100aの構成を示すブロック図である。上述した第1の実施の形態にかかるクライアント200aとは、共有データ更新プログラム202とは処理が異なる共有データ更新プログラム2101に変更され、共有データ連携プログラム203とは共有データ連携プログラム2102に変更された構成を有している点で異なる。以下の説明では、上述した第1の実施の形態と同一の構成要素には同一の符号を付してその説明を省略している。
なお、クライアント2100b〜nは、上記のクライアント2100aと同様の構成を備えていることとし、説明を省略する。
共有データ更新プログラム2101は、上述した第1の実施の形態に係る共有データ更新プログラム202とは、更新通信処理部211とは処理が異なる更新通信処理部2111に変更された構成を有している点で異なる。そして、この更新通信処理部2111は、第1の実施の形態に係る更新通信処理部211とは、種類受信部2131が追加された構成を有している点で異なる。
種類受信部2131は、更新開始送信部231で共有IDを共有データ管理サーバ2200に送信した後、共有データ管理サーバから元の拡張子を示した拡張子データを受信する。これにより、装置内共有ファイルを編集するためのデータ編集アプリケーション204の種類を特定できる。なお、受信する情報を、拡張子データに制限するものではなく、元のファイル名や、これから編集を行う文書ファイルに関連づけされているデータ編集アプリケーションを特定する情報等でも良い。
共有データ連携プログラム2102は、上述した第1の実施の形態に係る共有データ連携プログラム203とは、装置内共有ファイル生成部225とは処理が異なる装置内共有ファイル生成部2121に変更された構成を有している点で異なる。
装置内共有ファイル生成部2121は、共有データ受信部243による受信又は共有データ登録部224により取得した文書データ等を含み、プロパティには共有IDを含めた装置内共有ファイルを生成して、記憶部205に記憶する。また、装置内共有ファイル生成部2121の処理は、プロパティに含める情報が共有IDのみであること以外は、第1の実施の形態に係る装置内共有ファイル生成部225の処理と同様とする。
図22は、第2の実施の形態にかかる共有データ管理サーバ2200の構成を示すブロック図である。上述した第1の実施の形態にかかる共有データ管理サーバ1200とは、通信処理部1202とは処理が異なる通信処理部2201に変更された構成を有している点で異なる。以下の説明では、上述した第1の実施の形態と同一の構成要素には同一の符号を付してその説明を省略している。
通信処理部2201は、上述した第1の実施の形態に係る通信処理部1202とは、種類送信部2211が追加された構成を有している点で異なる。
種類送信部2211は、クライアント2100aから識別情報受信部1211が共有IDを受信した後、共有IDをキーとして共有データ対応テーブルから取得したファイル名から拡張子を抽出し、拡張子データとしてクライアント2100aに送信する。
本実施の形態に係るクライアント2100a〜n及び共有データ管理サーバ2200は、扱う装置内共有ファイルに拡張子データが含まれていなくとも、装置内共有ファイルに含まれているデータの種類を特定する情報を送受信することで、第1の実施の形態に係るクライアント200a〜n及び共有データ管理サーバ1200と同様の効果を得ることができる。
図23は、上述した実施の形態に係るクライアント及び共有データ管理サーバの機能を実現するためのプログラムを実行したPCのハードウェア構成を示した図である。本実施の形態のクライアント及び共有データ管理サーバは、CPU(Central Processing Unit)2301等の制御装置と、ROM(Read Only Memory)2302やRAM(Random Access Memory)2303等の記憶装置と、HDD(Hard Disk Drive)、CD(Compact Disk)ドライブ装置等の外部記憶装置2304と、ディスプレイ装置等の表示装置2305と、キーボードやマウス等の入力装置2306と、通信I/F2307とこれらを接続するバス2308とを備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
上述した実施の形態に係るクライアントで実行される共有データ連携プログラム、共有データ更新プログラム、又は共有データ管理サーバで実行される共有データ管理プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、上述した実施の形態に係るクライアントで実行される共有データ連携プログラム、共有データ更新プログラム、又は共有データ管理サーバで実行される共有データ管理プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、上述した実施の形態に係るクライアントで実行される共有データ連携プログラム、共有データ更新プログラム、又は共有データ管理サーバで実行される共有データ管理プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、上述した実施の形態に係る共有データ連携プログラム、共有データ更新プログラム、又は共有データ管理プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
上述した実施の形態に係るクライアントで実行される共有データ更新プログラムは、上述した各部(更新通信処理部、読込部、出力部、検出部、更新部)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPUが上記記録媒体から共有データ更新プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、更新通信処理部、読込部、出力部、検出部、更新部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
上述した実施の形態に係るクライアントで実行される共有データ連携プログラムは、上述した各部(連携通信処理部、表示処理部、共有データ選択受付部、共有データ登録部、装置内共有ファイル生成部)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPUが上記記録媒体から共有データ連係プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、連携通信処理部、表示処理部、共有データ選択受付部、共有データ登録部、装置内共有ファイル生成部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
上述した実施の形態に係る共有データ管理サーバで実行される共有データ管理プログラムは、上述した各部(通信処理部、識別情報取得部、登録部、編集判断部、編集状態設定部、編集状態解除部、共有データ更新部、利用者情報取得部)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPUが上記記録媒体から共有データ管理プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、通信処理部、識別情報取得部、登録部、編集判断部、編集状態設定部、編集状態解除部、共有データ更新部、利用者情報取得部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
以上のように、本発明にかかるデータ共有装置、共有データ管理装置、共有データ管理システム、共有データ更新プログラム、共有データ連携プログラム、共有データ管理プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、装置間でファイルの共有に有用であり、特に、サーバで管理しているファイルを、複数のクライアント間で共有する技術に適している。
第1の実施の形態に係る共有データ管理サーバと、クライアントとこれらを接続するネットワークからなるネットワーク構成を概念的に示した説明図である。 第1の実施の形態にかかるクライアントの構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかるクライアントにおいて、装置内共有ファイルの選択を受け付けた場合に起動する共有データ更新プログラムを示した説明図である。 第1の実施の形態に係るクライアントの共有データ連携プログラムのユーザインターフェースを示した説明図である。 第1の実施の形態に係るクライアントの更新受信部が、新たに更新情報を受信した場合に、共有データ連携プログラムが更新情報により更新された文書データ等が含まれていたグループ2のグループボックスからポップアップ表示した場合の例を示した説明図である。 第1の実施の形態に係るクライアントの一覧表示処理部が最近登録又は更新された文書データに係る文書ファイル名等の一覧を表示した例を示した説明図である。 第1の実施の形態に係るクライアントの入力受付部が共有する文書ファイルの入力を受け付ける場合の手順を示した説明図である。 第1の実施の形態に係るクライアントの表示処理部が表示する「コメント、送信先の設定」ダイアログの一例を示した説明図である。 第1の実施の形態に係るクライアントの表示処理部が表示する「コメントの設定」ダイアログの一例を示した図である。 第1の実施の形態に係るクライアントの装置内共有ファイル生成部225が生成した装置内共有ファイルを保存する際に、表示処理部が表示するファイル保存ダイアログの例を示した説明図である。 第1の実施の形態に係るクライアントの共有データ連携プログラムのユーザインターフェースのグループボックスの変更を受け付ける場合の例を示した説明図である。 第1の実施の形態にかかる共有データ管理サーバの構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかる共有データ管理サーバの共有データ管理データベースの共有対応テーブルのテーブル構造の一例を示した図である。 第1の実施の形態にかかる共有データ管理サーバの共有データ管理データベースのユーザ情報管理テーブルのテーブル構造の一例を示した図である。 第1の実施の形態にかかる共有データ管理サーバの共有データ管理データベースのグループ情報管理テーブルのテーブル構造の一例を示した図である。 第1の実施の形態にかかる共有データ管理サーバの共有データ管理データベースの更新管理情報テーブルのテーブル構造の一例を示した図である。 第1の実施の形態に係る共有データ管理サーバと、クライアントとを備えた共有データ管理システムで、新たな文書データが登録された場合の処理手順の概略を示した説明図である。 第1の実施の形態にかかるクライアントと共有データ管理サーバにおける文書ファイルを共有データ管理データベース1250に登録して文書ファイルを共有するまでの処理の手順を示すフローチャートである。 第1の実施の形態にかかるクライアントと共有データ管理サーバにおけるクライアントの共有データ管理サーバに対する更新情報の問い合わせから文書データに係る装置内共有ファイルの保存までの処理の手順を示すフローチャートである。 第1の実施の形態にかかるクライアントと共有データ管理サーバにおける装置内共有ファイルの読み込みから共有データ管理サーバに対して更新を行った後、装置内共有ファイルを保存するまでの処理の手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態にかかるクライアントの構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態にかかる共有データ管理サーバの構成を示すブロック図である。 第1又は第2の実施の形態に係るクライアント及び共有データ管理サーバの機能を実現するためのプログラムを実行したPCのハードウェア構成を示した図である。
符号の説明
200a〜n、2100a〜n クライアント
201 通信制御部
202、2101 共有データ更新プログラム
203、2102 共有データ連携プログラム
204 データ編集アプリケーション
205 記憶部
211、2111 更新通信処理部
212 読込部
213 出力部
214 検出部
215 更新部
221 連携通信処理部
222 表示処理部
223 共有データ選択受付部
224 共有データ登録部
225、2121 装置内共有ファイル生成部
231 更新開始送信部
232 編集状態通信部
233 更新終了送信部
241 登録送信部
242 ID受信部
243 共有データ受信部
244 更新受信部
244 更新情報受信部
245 グループ送受信部
251 入力受付部
252 グループ選択受付部
253 ユーザID取得部
254 設定受付部
261 一覧表示処理部
401、402、403、502、702 グループボックス
501 ポップアップ
801 コメント入力欄
802 グループ一覧
803 送信先表示欄
804 送信先追加ボタン
805 送信先削除ボタン
806 送信ボタン
901 コメント入力欄
902 送信ボタン
1001 保存ボタン
1200、2200 共有データ管理サーバ
1201 通信制御部
1202、2201 通信処理部
1203 識別情報取得部
1204 登録部
1205 編集判断部
1206 編集状態設定部
1207 編集状態解除部
1208 共有データ更新部
1209 利用者情報取得部
1210 記憶部
1211 識別情報受信部
1212 編集状態通信部
1213 更新データ受信部
1214 共有データ受信部
1215 識別情報送信部
1216 グループ情報受信部
1217 利用者情報送信部
1218 更新通知部
1219 共有データ送信部
1250 共有データ管理データベース
2131 種類受信部
2211 種類送信部
2301 CPU
2302 ROM
2303 RAM
2304 外部記憶装置
2305 表示装置
2306 入力装置
2307 通信I/F
2308 バス

Claims (42)

  1. 共有データを管理する共有データ管理装置と、共有データを共有する他のデータ共有装置と、ネットワークを介して接続されたデータ共有装置において、
    アプリケーションにより生成された共有データと、該アプリケーションに関連付けされた拡張子を示す拡張子情報と、該共有データを特定する共有識別情報が含まれた装置内共有ファイルを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された装置内共有ファイルに対する所定の入力を受け付けた場合に、該装置内共有ファイルを読み込む読込手段と、
    前記読込手段により読み込まれた前記装置内共有ファイルに含まれている前記拡張子情報に関連付けられたアプリケーションを起動し、該起動したアプリケーションに前記装置内共有ファイルに含まれる前記共有データを出力する出力手段と、
    前記出力手段により起動された前記アプリケーションの終了を検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記アプリケーションの終了を検出した場合、前記共有データ管理装置に、前記アプリケーションにより更新された前記共有データと、前記共有データを特定する前記共有識別情報と、を送信する更新終了送信手段と、
    を備えたことを特徴とするデータ共有装置。
  2. 共有データを管理する共有データ管理装置と、共有データを共有する他のデータ共有装置と、ネットワークを介して接続されたデータ共有装置において、
    アプリケーションにより生成された共有データと、該共有データを特定する共有識別情報が含まれた装置内共有ファイルを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された装置内共有ファイルに対する所定の入力を受け付けた場合に、該装置内共有ファイルを読み込む読込手段と、
    前記読込手段により読み込まれた前記装置内共有ファイルに含まれていた前記共有識別情報を、前記共有データ管理装置に送信する更新開始送信手段と、
    前記更新開始送信手段による送信先の前記共有データ管理装置から、送信した前記共有識別情報と対応付けられた、編集に用いるアプリケーションの種類を特定する種類情報を受信する種類受信手段と、
    前記読込手段前記種類受信手段により受信した前記種類情報により特定されたアプリケーションを起動し、該起動したアプリケーションに前記装置内共有ファイルに含まれる前記共有データを出力する出力手段と、
    前記出力手段による出力先の前記アプリケーションの終了を検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記アプリケーションの終了を検出した場合、前記共有データ管理装置に、前記アプリケーションにより更新された前記共有データと、前記共有データを特定する前記共有識別情報と、を送信する更新終了送信手段と、
    を備えたことを特徴とするデータ共有装置。
  3. 前記読込手段により読み込まれた前記装置内共有ファイルに含まれていた前記共有識別情報を、前記共有データ管理装置に送信する更新開始送信手段と、
    前記更新開始送信手段により送信した前記共有識別情報に対応付けられた前記共有データが他のデータ共有装置が編集しているか否かを、前記共有データ管理装置から受信する編集状態受信手段と、
    前記出力手段は、前記編集状態受信手段による受信から前記他のデータ共有装置で編集中でないと判断した場合に前記アプリケーションを起動し、前記起動したアプリケーションに前記装置内共有ファイルに含まれる前記共有データを出力すること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載のデータ共有装置。
  4. 前記出力手段は、前記編集状態受信手段により前記他の装置で編集中である旨を受信した場合に前記アプリケーションを閲覧のみ可能な設定で起動し、前記起動したアプリケーションに前記共有データを出力すること、
    を特徴とする請求項3に記載のデータ共有装置。
  5. 前記共有データ管理装置から、共有を許可された前記共有データと、前記共有データを特定する共有識別情報と、前記共有データを起動するアプリケーションを特定する拡張子情報と、を受信する共有データ受信手段と、
    前記読込手段は、さらに前記共有受信手段により受信した前記共有データと、前記共有識別情報と、前記拡張子情報と、を読み込むこと、
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載のデータ共有装置。
  6. 前記共有データ管理装置が管理している前記共有データの一覧を表示処理する一覧表示処理手段と、
    前記一覧表示処理手段により表示された前記共有データの選択を受け付ける共有データ選択受付手段と、
    前記共有受信手段は、前記共有データ管理装置から、前記データ選択受付手段により選択を受け付けた前記共有データと、前記共有識別情報と、前記拡張子情報と、を受信すること、
    を特徴とする請求項5に記載のデータ共有装置。
  7. 前記読込手段は、前記装置内共有ファイルであることを示す共有データ拡張子と関連付けがなされており、前記装置内共有ファイルに対する所定の入力を受け付けた場合に、該装置内共有ファイルを読み込むこと、
    を特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載のデータ共有装置。
  8. 共有データを管理する共有データ管理装置と、共有データを共有する他のデータ共有装置と、ネットワークを介して接続されたデータ共有装置において、
    共有データと、該共有データを特定する共有識別情報が含まれた装置内共有ファイルを記憶する記憶手段と、
    所定のアプリケーションで生成され、該所定のアプリケーションと関連づけされた所定の拡張子を有する共有対象ファイルの入力を受け付ける入力受付手段と、
    前記入力受付手段により受け付けられた前記共有対象ファイルを、前記共有データ管理装置に送信する登録送信手段と、
    前記登録情報送信手段による送信先の前記共有データ管理装置から、前記共有対象ファイルに含まれている共有データを特定する共有識別情報を受信する識別受信手段と、
    前記識別受信手段により受信した前記共有識別情報と、前記共有データと、を含んだ装置内共有ファイルを生成して、前記記憶手段に保存する装置内共有ファイル生成手段と、
    を備えたことを特徴とするデータ共有装置。
  9. 前記装置内共有ファイル生成手段は、さらに前記共有対象ファイルが有していた前記所定の拡張子を示す拡張子情報と、を含んだ前記装置内共有ファイルを生成すること、
    を特徴とする請求項8に記載のデータ共有装置。
  10. 前記装置内共有ファイル生成手段は、前記共有識別情報と、前記拡張子情報を、前記装置内共有ファイルが有する属性保持領域に格納し、前記装置内共有ファイルであることを示す共有データ拡張子を付加して前記装置内共有ファイルを生成して、前記記憶手段に保存すること、
    を特徴とする請求項9に記載のデータ共有装置。
  11. 前記装置内共有ファイル生成手段は、前記装置内共有ファイルに前記共有データ拡張子を付加して記憶手段に保存する際、前記属性保持領域に格納された前記拡張子情報に係る拡張子と対応付けられたアイコンを表示するための処理を行うこと、
    を特徴とする請求項10に記載のデータ共有装置。
  12. 前記入力受付手段により前記共有対象ファイルの入力を受け付ける場合、前記共有対象ファイルに含まれている共有データを共有するグループの選択を受け付けるグループ選択受付手段を、さらに備え、
    前記グループ選択受付手段により選択された前記グループに対応付けられた利用者情報を取得する利用者取得手段と、
    前記登録送信手段は、さらに前記利用者取得手段により取得した前記利用者情報を、前記共有データ管理装置に送信すること、
    を特徴とする請求項8乃至11のいずれか1つに記載のデータ共有装置。
  13. 前記入力受付手段により前記共有対象ファイルの入力を受け付ける場合、前記共有対象ファイルを共有する利用者を示す利用者情報の指定を受け付ける設定受付手段を備え、
    前記登録送信手段は、さらに前記設定受付手段により指定された利用者情報を、前記共有データ管理装置に送信すること、
    を特徴とする請求項8乃至12のいずれか1つに記載のデータ共有装置。
  14. 所定の操作の入力を受け付けた場合、所定の操作と対応付けられた所定の情報の入力を受け付ける設定受付手段と、をさらに備え、
    前記登録送信手段は、前記設定受付手段により受け付けた前記所定の情報と、前記入力受付手段により受け付けられた前記共有対象ファイルと、を前記共有データ管理装置に送信すること、
    を特徴とする請求項8乃至12のいずれか1つに記載のデータ共有装置。
  15. 複数の装置間で共有データを共有するデータ共有装置と、ネットワークを介して接続された共有データ管理装置において、
    データ共有装置が備えたアプリケーションで生成された共有データと、該共有データを特定する共有識別情報と、を対応付けたデータ対応情報を記憶するデータ記憶手段と、
    データ共有装置から前記共有識別情報と、前記共有識別情報に対応付けられた前記共有データを受信する更新受信手段と、
    前記更新受信手段により受信した前記共有識別情報と前記データ対応情報で対応付けられた前記共有データを、前記更新受信手段で受信した前記共有データで更新する共有データ更新手段と、
    を備えたことを特徴とする共有データ管理装置。
  16. 前記共有識別情報と、編集中であるか否かを示す編集状態情報と対応付けた編集状態対応情報を記憶する編集状態記憶手段と、
    前記データ共有装置から、前記共有識別情報を受信する識別情報受信手段と、
    前記識別情報受信手段により受信した前記共有識別情報と、前記編集状態対応情報で対応付けられている前記編集状態情報から、前記共有識別情報で特定される前記共有データが編集中であるか否か判断する編集判断手段と、
    前記編集状態判断手段により判断された前記共有データが編集中であるか否かを示す編集状態情報を、前記データ共有装置に送信する編集状態送信手段と、
    前記編集判断手段により前記共有データが編集中ではないと判断した後、前記編集状態対応情報で前記共有識別情報と対応付けられた前記編集状態情報を編集中であることを示した情報に更新する編集状態設定手段と、
    前記データ共有装置から編集が終了した旨を受信した場合に、受信した前記共有識別情報と、前記編集状態対応情報で対応付けられた前記編集状態情報を編集中ではないことを示した情報に更新する編集状態解除手段と、をさらに備え、
    前記更新受信手段は、前記データ共有装置から前記識別情報受信手段で受信した前記共有識別情報と、前記共有識別情報に対応付けられた前記共有データを受信すること、
    を特徴とする請求項15に記載の共有データ管理装置。
  17. 前記データ共有装置から、複数のデータ共有装置で共有する対象となる共有データが含まれた共有対象ファイルを受信する共有データ受信手段と、
    前記共有データ受信手段により受信した前記共有対象ファイルに含まれた前記共有データを特定する共有識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    前記識別情報取得手段により取得された前記共有識別情報を、前記データ共有装置に送信する識別情報送信手段と、
    前記共有データ受信手段により受信した前記共有対象ファイルに含まれている前記共有データと、前記識別情報取得手段により取得した前記共有識別情報とを対応付けて、前記データ記憶手段に記憶される前記データ対応情報に登録する登録手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項15又は16に記載の共有データ管理装置。
  18. グループ情報と、グループに属している利用者情報を対応付けて記憶するグループ対応情報を記憶するグループ記憶手段と、
    前記データ共有装置から、前記グループ情報を受信するグループ情報受信手段と、
    前記グループ情報受信手段により受信した前記グループ情報と、前記共有利用者対応情報で対応付けられていた前記利用者情報を取得する利用者取得手段と、
    前記利用者取得手段により取得した利用者情報を、前記データ共有装置に送信する利用者情報送信手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項15乃至17のいずれか1つに記載の共有データ管理装置。
  19. 前記共有識別情報と、前記グループ情報とを対応付けた共有識別グループ対応情報を記憶する共有識別グループ対応記憶手段と、
    前記共有データ更新手段は、前記共有識別グループ対応記憶手段が記憶する前記データ対応情報で対応付けられた前記共有データを更新する場合、前記更新する前記共有データと対応付けられている前記共有識別情報から、前記共有識別グループ対応情報で対応付けられた前記グループ情報を取得し、取得した前記グループ情報と前記グループ対応情報で対応付けられた前記利用者情報を取得し、取得した前記利用者情報でログインしている前記データ共有装置に、前記共有データが更新する旨を通知する更新通知手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項18に記載の共有データ管理装置。
  20. 共有するデータを管理する共有データ管理装置と、他のデータ共有装置と共有する共有データの生成又は更新を行うデータ共有装置を備えたデータ共有システムにおいて、
    前記共有データ管理装置は、
    アプリケーションにより生成された共有データと、該アプリケーションに関連付けされた拡張子を示す拡張子情報と、該共有データを特定する共有識別情報が含まれた装置内共有ファイルを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された装置内共有ファイルに対する所定の入力を受け付けた場合に、該装置内共有ファイルを読み込む読込手段と、
    前記読込手段により読み込まれた前記装置内共有ファイルに含まれている前記拡張子情報に関連付けられたアプリケーションを起動し、該起動したアプリケーションに前記装置内共有ファイルに含まれる前記共有データを出力する出力手段と、
    前記出力手段により起動された前記アプリケーションの終了を検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記アプリケーションの終了を検出した場合、前記共有データ管理装置に、前記アプリケーションにより更新された前記共有データと、前記共有データを特定する前記共有識別情報と、を送信する更新終了送信手段と、を備え、
    前記共有データ管理装置は、
    前記データ共有装置が備えたアプリケーションで生成された共有データと、該共有データを特定する共有識別情報と、を対応付けたデータ対応情報を記憶するデータ記憶手段と、
    前記データ共有装置から前記共有識別情報と、前記共有識別情報に対応付けられた前記共有データを受信する更新受信手段と、
    前記更新受信手段により受信した前記共有識別情報と前記データ対応情報で対応付けられた前記共有データを、前記更新受信手段で受信した前記共有データで更新する共有データ更新手段と、
    を備えたこと、
    を特徴とする共有データ管理システム。
  21. ネットワークに接続されたデータ共有装置間で共有している共有データを更新する手段として、コンピュータを機能させるプログラムであって、
    前記共有データと、該アプリケーションに関連付けされた拡張子を示す拡張子情報と、前記共有データを特定する共有識別情報が含まれた装置内共有ファイルに対する所定の入力を受け付けた場合に、該装置内共有ファイルを読み込む読込手段と、
    前記読込手段により読み込まれた前記装置内共有ファイルに含まれている前記拡張子情報に関連付けられたアプリケーションを起動し、該起動したアプリケーションに前記装置内共有ファイルに含まれる前記共有データを出力する出力手段と、
    前記出力手段により起動された前記アプリケーションの終了を検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記アプリケーションの終了を検出した場合、共有データを管理する共有データ管理装置に、前記アプリケーションにより更新された前記共有データと、前記共有データを特定する前記共有識別情報と、を送信する更新終了送信手段、
    としてコンピュータを機能させることを特徴とする共有データ更新プログラム。
  22. ネットワークに接続されたデータ共有装置間で共有している共有データを更新する手段として、コンピュータを機能させるプログラムであって、
    前記共有データと、前記共有データを特定する共有識別情報が含まれた装置内共有ファイルに対する所定の入力を受け付けた場合に、該装置内共有ファイルを読み込む読込手段と、
    前記読込手段により読み込まれた前記装置内共有ファイルに含まれていた前記共有識別情報を、共有データを管理する共有データ管理装置に送信する更新開始送信手段と、
    前記更新開始送信手段による送信先の前記共有データ管理装置から、送信した前記共有識別情報と対応付けられた、編集に用いるアプリケーションの種類を特定する種類情報を受信する種類受信手段と、
    前記読込手段前記種類受信手段により受信した前記種類情報により特定されたアプリケーションを起動し、該起動したアプリケーションに前記装置内共有ファイルに含まれる前記共有データを出力する出力手段と、
    前記出力手段による出力先の前記アプリケーションの終了を検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記アプリケーションの終了を検出した場合、前記共有データ管理装置に、前記アプリケーションにより更新された前記共有データと、前記共有データを特定する前記共有識別情報と、を送信する更新終了送信手段と、
    としてコンピュータを機能させることを特徴とする共有データ更新プログラム。
  23. 前記読込手段により読み込まれた前記装置内共有ファイルに含まれていた前記共有識別情報を、前記共有データ管理装置に送信する更新開始送信手段と、
    前記更新開始送信手段により送信した前記共有識別情報に対応付けられた前記共有データが他のデータ共有装置が編集しているか否かを、前記共有データ管理装置から受信する編集状態受信手段と、
    前記出力手段は、前記編集状態受信手段による受信から前記他のデータ共有装置で編集中でないと判断した場合に前記アプリケーションを起動し、前記起動したアプリケーションに前記装置内共有ファイルに含まれる前記共有データを出力すること、
    を特徴とする請求項21又は22に記載の共有データ更新プログラム。
  24. 前記出力手段は、前記編集状態受信手段により前記他の装置で編集中である旨を受信した場合に前記アプリケーションを閲覧のみ可能な設定で起動し、前記起動したアプリケーションに前記共有データを出力すること、
    を特徴とする請求項23に記載の共有データ更新プログラム。
  25. 前記読込手段は、前記装置内共有ファイルであることを示す共有データ拡張子と関連付けがなされており、前記装置内共有ファイルに対する所定の入力を受け付けた場合に、該装置内共有ファイルを読み込むこと、
    を特徴とする請求項21乃至24のいずれか1つに記載の共有データ更新プログラム。
  26. 複数のデータ共有装置間で共有データを共有する手段として、コンピュータを機能させるプログラムであって、
    所定のアプリケーションで生成され、該所定のアプリケーションと関連づけされた所定の拡張子を有する共有対象ファイルの入力を受け付ける入力受付手段と、
    前記入力受付手段により受け付けられた前記共有対象ファイルを、共有データを管理する共有データ管理装置に送信する登録送信手段と、
    前記登録情報送信手段による送信先の前記共有データ管理装置から、前記共有対象ファイルに含まれている共有データを特定する共有識別情報を受信する識別受信手段と、
    前記識別受信手段により受信した前記共有識別情報と、前記共有データと、を含んだ装置内共有ファイルを生成して、記憶手段に保存する装置内共有ファイル生成手段と、
    としてコンピュータを機能させることを特徴とする共有データ連携プログラム。
  27. 前記装置内共有ファイル生成手段は、さらに前記共有対象ファイルが有していた前記所定の拡張子を示す拡張子情報と、を含んだ前記装置内共有ファイルを生成すること、
    を特徴とする請求項26に記載の共有データ連携プログラム。
  28. 前記装置内共有ファイル生成手段は、前記共有識別情報と、前記拡張子情報を、前記装置内共有ファイルが有する属性保持領域に格納し、前記装置内共有ファイルであることを示す共有データ拡張子を付加して前記装置内共有ファイルを生成して、前記記憶手段に保存すること、
    を特徴とする請求項27に記載の共有データ連携プログラム。
  29. 前記装置内共有ファイル生成手段は、前記装置内共有ファイルに前記共有データ拡張子を付加して記憶手段に保存する際、前記属性保持領域に格納された前記拡張子情報に係る拡張子と対応付けられたアイコンを表示するための処理を行うこと、
    を特徴とする請求項28に記載の共有データ連携プログラム。
  30. 前記入力受付手段により前記共有対象ファイルの入力を受け付ける場合、前記共有対象ファイルに含まれている共有データを共有するグループの選択を受け付けるグループ選択受付手段を、さらに備え、
    前記グループ選択受付手段により選択された前記グループに対応付けられた利用者情報を取得する利用者取得手段と、
    前記登録送信手段は、さらに前記利用者取得手段により取得した前記利用者情報を、前記共有データ管理装置に送信すること、
    を特徴とする請求項26乃至29のいずれか1つに記載の共有データ連携プログラム。
  31. 前記入力受付手段により前記共有対象ファイルの入力を受け付ける場合、前記共有対象ファイルを共有する利用者を示す利用者情報の指定を受け付ける設定受付手段を備え、
    前記登録送信手段は、さらに前記設定受付手段により指定された利用者情報を、前記共有データ管理装置に送信すること、
    を特徴とする請求項26乃至30のいずれか1つに記載の共有データ連携プログラム。
  32. 所定の操作の入力を受け付けた場合、所定の操作と対応付けられた所定の情報の入力を受け付ける設定受付手段と、をさらに備え、
    前記登録送信手段は、前記設定受付手段により受け付けた前記所定の情報と、前記入力受付手段により受け付けられた前記共有対象ファイルと、を前記共有データ管理装置に送信すること、
    を特徴とする請求項26乃至29のいずれか1つに記載の共有データ連携プログラム。
  33. 前記共有データ管理装置から、共有を許可された前記共有データと、前記共有データを特定する共有識別情報と、前記共有データを起動するアプリケーションを特定する拡張子情報と、を受信する共有データ受信手段と、
    前記読込手段は、さらに前記装置内共有ファイル生成手段は、さらに、前記共有受信手段により受信した前記共有データと、前記共有識別情報と、前記拡張子情報と、を含んだ装置内共有ファイルを生成すること、
    を特徴とする請求項26乃至32のいずれか1つに記載の共有データ連携プログラム。
  34. 前記共有データ管理装置が管理している前記共有データの一覧を表示処理する一覧表示処理手段と、
    前記一覧表示処理手段により表示された前記共有データの選択を受け付ける共有データ選択受付手段と、
    前記共有受信手段は、前記共有データ管理装置から、前記データ選択受付手段により選択を受け付けた前記共有データと、前記共有識別情報と、前記拡張子情報と、を受信すること、
    を特徴とする請求項33に記載の共有データ連携プログラム。
  35. ネットワークに接続されているデータ共有装置間で共有している共有データを管理する手段として、コンピュータを機能させるプログラムであって、
    複数の装置間でデータを共有するデータ共有装置から、共有データを特定する共有識別情報と、該共有識別情報に対応付けられた該共有データを受信する更新受信手段と、
    前記更新受信手段により受信した前記共有識別情報と、記憶手段が記憶するデータ対応情報で対応付けられている前記共有データを、前記更新受信手段で受信した前記共有データで更新する共有データ更新手段と、
    としてコンピュータを機能させることを特徴とする共有データ管理プログラム。
  36. 前記共有識別情報と、編集中であるか否かを示す編集状態情報と対応付けた編集状態対応情報を記憶する編集状態記憶手段と、
    前記データ共有装置から、前記共有識別情報を受信する識別情報受信手段と、
    記憶手段に記憶された前記共有識別情報と編集中であるか否かを示す編集状態情報と対応付けた編集状態対応情報から、前記識別情報受信手段により受信した前記共有識別情報に対応付けられている該編集状態情報から、前記共有識別情報で特定される前記共有データが編集中であるか否か判断する編集判断手段と、
    前記編集状態判断手段により判断された前記共有データが編集中であるか否かを示す編集状態情報を、前記データ共有装置に送信する編集状態送信手段と、
    前記編集判断手段により前記共有データが編集中ではないと判断した後、前記編集状態対応情報により前記共有識別情報と対応付けられた前記編集状態情報を編集中であることを示した情報に更新する編集状態設定手段と、
    前記データ共有装置から編集が終了した旨を受信した場合に、受信した前記共有識別情報と、前記編集状態対応情報で対応付けられた前記編集状態情報を編集中ではないことを示した情報に更新する編集状態解除手段と、をさらに備え、
    前記更新受信手段は、前記データ共有装置から前記識別情報受信手段で受信した前記共有識別情報と、前記共有識別情報に対応付けられた前記共有データを受信すること、
    を特徴とする請求項35に記載の共有データ管理プログラム。
  37. 前記データ共有装置から、複数のデータ共有装置で共有する対象となる共有データが含まれた共有対象ファイルを受信する共有データ受信手段と、
    前記共有データ受信手段により受信した前記共有対象ファイルに含まれた前記共有データを特定する共有識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    前記識別情報取得手段により取得された前記共有識別情報を、前記データ共有装置に送信する識別情報送信手段と、
    前記共有データ受信手段により受信した前記共有対象ファイルに含まれている前記共有データと、前記識別情報取得手段により取得した前記共有識別情報とを対応付けて、前記データ記憶手段に記憶される前記データ対応情報に登録する登録手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項35又は36に記載の共有データ管理プログラム。
  38. 前記データ共有装置から、前記グループ情報を受信するグループ情報受信手段と、
    記憶手段に前記グループ情報と利用者情報とを対応付けて記憶された前記グループ対応情報から、前記グループ情報受信手段により受信した前記グループ情報に対応付けられていた前記利用者情報を取得する利用者取得手段と、
    前記利用者取得手段により取得した利用者情報を、前記データ共有装置に送信する利用者情報送信手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項35乃至37のいずれか1つに記載の共有データ管理プログラム。
  39. 前記共有データ更新手段は、前記データ対応情報で対応付けられた前記共有データを更新する場合、前記更新する前記共有データと前記共有データ対応情報で対応付けられている前記共有識別情報をキーとして、記憶手段に前記共有識別情報と前記グループ情報とを対応付けて記憶している共有識別グループ対応情報で対応付けられた前記グループ情報を取得し、取得した前記グループ情報と前記グループ対応情報で対応付けられた前記利用者情報を取得し、取得した前記利用者情報でログインしている前記データ共有装置に、前記共有データが更新する旨を通知する更新通知手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項38に記載の共有データ管理プログラム。
  40. 請求項21〜25のいずれか1つに記載された共有データ更新プログラムを格納したコンピュータの読み取り可能な記録媒体。
  41. 請求項26〜34のいずれか1つに記載された共有データ連携プログラムを格納したコンピュータの読み取り可能な記録媒体。
  42. 請求項35〜39のいずれか1つに記載された共有データ管理プログラムを格納したコンピュータの読み取り可能な記録媒体。
JP2005243308A 2005-08-24 2005-08-24 データ共有装置、共有データ管理装置、共有データ管理システム、共有データ更新プログラム、共有データ連携プログラム、共有データ管理プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Pending JP2007058595A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005243308A JP2007058595A (ja) 2005-08-24 2005-08-24 データ共有装置、共有データ管理装置、共有データ管理システム、共有データ更新プログラム、共有データ連携プログラム、共有データ管理プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005243308A JP2007058595A (ja) 2005-08-24 2005-08-24 データ共有装置、共有データ管理装置、共有データ管理システム、共有データ更新プログラム、共有データ連携プログラム、共有データ管理プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007058595A true JP2007058595A (ja) 2007-03-08

Family

ID=37922037

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005243308A Pending JP2007058595A (ja) 2005-08-24 2005-08-24 データ共有装置、共有データ管理装置、共有データ管理システム、共有データ更新プログラム、共有データ連携プログラム、共有データ管理プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007058595A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010239384A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Ntt Docomo Inc データ共有システム、共有データ管理装置、共有データ管理装置の制御方法
JP2011048496A (ja) * 2009-08-25 2011-03-10 Fuji Electric Systems Co Ltd データ共有システム、データ共有方法、データ共有プログラム
JP2012221278A (ja) * 2011-04-11 2012-11-12 Sony Corp 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2013168161A (ja) * 2008-09-10 2013-08-29 Nec Corp コンテンツ配信システム
JP2017502415A (ja) * 2013-12-27 2017-01-19 北京金山▲辧▼公▲軟▼件有限公司 ユーザグループ間で文書共有を実施するための方法及び装置
JP2017138770A (ja) * 2016-02-03 2017-08-10 キヤノン株式会社 管理システム、管理装置、制御方法、及びプログラム
WO2017217653A1 (ko) * 2016-06-16 2017-12-21 재단법인 실감교류인체감응솔루션연구단 다중 사용자간 데이터 공유를 위한 데이터 처리 장치, 방법 및 컴퓨터 프로그램
JP6284058B1 (ja) * 2016-09-21 2018-02-28 株式会社日本デジタル研究所 ファイル送受信管理システムおよび方法
JP2018509688A (ja) * 2015-01-23 2018-04-05 エースキャン コーポレイション,リミテッド ファイル共有システムおよびその方法

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013168161A (ja) * 2008-09-10 2013-08-29 Nec Corp コンテンツ配信システム
JP5278435B2 (ja) * 2008-09-10 2013-09-04 日本電気株式会社 コンテンツ配信システム
US8856903B2 (en) 2008-09-10 2014-10-07 Nec Corporation Content delivery system
US9420061B2 (en) 2008-09-10 2016-08-16 Nec Corporation Content delivery system
CN102318327A (zh) * 2009-03-31 2012-01-11 株式会社Ntt都科摩 数据共享系统、共享数据管理装置、共享数据管理装置的控制方法
JP2010239384A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Ntt Docomo Inc データ共有システム、共有データ管理装置、共有データ管理装置の制御方法
JP2011048496A (ja) * 2009-08-25 2011-03-10 Fuji Electric Systems Co Ltd データ共有システム、データ共有方法、データ共有プログラム
US9942308B2 (en) 2011-04-11 2018-04-10 Sony Corporation Performing communication based on grouping of a plurality of information processing devices
JP2012221278A (ja) * 2011-04-11 2012-11-12 Sony Corp 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2017502415A (ja) * 2013-12-27 2017-01-19 北京金山▲辧▼公▲軟▼件有限公司 ユーザグループ間で文書共有を実施するための方法及び装置
US10129264B2 (en) 2013-12-27 2018-11-13 Beijing Kingsoft Office Software, Inc Method and apparatus for implementing document sharing between user groups
JP2018509688A (ja) * 2015-01-23 2018-04-05 エースキャン コーポレイション,リミテッド ファイル共有システムおよびその方法
JP2017138770A (ja) * 2016-02-03 2017-08-10 キヤノン株式会社 管理システム、管理装置、制御方法、及びプログラム
WO2017217653A1 (ko) * 2016-06-16 2017-12-21 재단법인 실감교류인체감응솔루션연구단 다중 사용자간 데이터 공유를 위한 데이터 처리 장치, 방법 및 컴퓨터 프로그램
US20190124153A1 (en) * 2016-06-16 2019-04-25 Center Of Human-Centered Interaction For Coexistence Data processing device and method for data sharing among multiple users, and computer program
JP6284058B1 (ja) * 2016-09-21 2018-02-28 株式会社日本デジタル研究所 ファイル送受信管理システムおよび方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007058595A (ja) データ共有装置、共有データ管理装置、共有データ管理システム、共有データ更新プログラム、共有データ連携プログラム、共有データ管理プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP3777025B2 (ja) システム資源表示装置およびその方法
US7734690B2 (en) Method and apparatus for providing attributes of a collaboration system in an operating system folder-based file system
EP1526470B1 (en) Group shared spaces
US6246409B1 (en) Method and system for connecting to, browsing, and accessing computer network resources
AU2004216651B2 (en) System and method for file sharing in peer-to-peer group shared spaces
JP3771831B2 (ja) デジタル・コンテンツに付加されるアノテーション情報を共有するためのコンピュータ・システムおよびプログラム
JP5417533B2 (ja) 計算機システムの管理方法及びクライアントコンピュータ
JP4378292B2 (ja) ファイルシステムシェル
JP2001357010A (ja) インターネット上のWebサーバにおいてファイルを受託管理する方法およびこの方法に用いるファイル受託管理装置
US20070067370A1 (en) Information processing apparatus, information displaying apparatus, and information processing method
JP2006521594A (ja) 仮想フォルダを使用するシステムおよび方法
US20080104080A1 (en) Method and apparatus to access heterogeneous configuration management database repositories
JPH1139292A (ja) 文書管理方法、文書検索方法、及び文書検索装置
US8886618B2 (en) Document management apparatus, method and medium storing program
CN1952938A (zh) 对信息管理系统访问的数据进行组织的系统和方法
WO2017221445A1 (ja) 管理装置、管理方法および管理プログラム
JP2012123574A (ja) 帳票システムとその処理方法及びプログラム。
CN103294739B (zh) 文档管理服务器、文档管理装置、文档管理系统及方法
JP2005228270A (ja) ファイル共有システム
JP2009086815A (ja) データベースシステム、サーバ、クライアント端末、検索条件の継承方法、プログラム、及び記録媒体
JP5120986B2 (ja) 情報処理装置、ウェブメールシステム、制御方法およびプログラム。
JP5353143B2 (ja) 電子文書管理システム及び電子文書管理装置、並びにコンピュータ・プログラム
US9910838B2 (en) Alternates of assets
JP2001216335A (ja) 異種のドキュメント保管庫を通じてドキュメントを通知し配信するためのシステム及びその方法