JP2011048496A - データ共有システム、データ共有方法、データ共有プログラム - Google Patents

データ共有システム、データ共有方法、データ共有プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2011048496A
JP2011048496A JP2009194726A JP2009194726A JP2011048496A JP 2011048496 A JP2011048496 A JP 2011048496A JP 2009194726 A JP2009194726 A JP 2009194726A JP 2009194726 A JP2009194726 A JP 2009194726A JP 2011048496 A JP2011048496 A JP 2011048496A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
data sharing
sharing
unit
peripheral device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009194726A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5549149B2 (ja
Inventor
Hiroshi Horiguchi
浩 堀口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Systems Co Ltd filed Critical Fuji Electric Systems Co Ltd
Priority to JP2009194726A priority Critical patent/JP5549149B2/ja
Publication of JP2011048496A publication Critical patent/JP2011048496A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5549149B2 publication Critical patent/JP5549149B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

【課題】
保管データを利用するシステムが現場装置や他システムと直接接続することなく、必要とするデータを容易に入手することを可能とするデータ共有システムおよびデータ共有方法を提供することを目的とする。
【解決手段】
開示のデータ共有システムは、同一のデータを個々に保持する複数のデータ共有装置を含み、一の該データ共有装置は、該一のデータ共有装置に対応する、データ提供元である周辺装置と接続し、さらに、該同一のデータについて、該周辺装置から提供を受けたデータと該周辺装置から提供を受けたデータ以外のデータとを分別して保持するデータ共有システムであって、一の前記データ共有装置は、前記周辺装置からデータの提供を受け、かつ、提供を受けた該データが、該一のデータ共有装置が保持するデータと相違する場合、該提供を受けた該データを他の前記データ共有装置に通知し、前記他のデータ共有装置は、前記一のデータ共有装置から通知されるデータを用いて、該他のデータ共有装置が保持するデータを更新することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、同一データを個々に保持する複数の装置を含むデータ共有システムに関する。
計算機システムが、現場装置によって計測されるリアルタイムデータ若しくは他の計算機システムによって管理されるリアルタイムデータを参照し、又は該データの変化を監視するためには、当該データを保有する装置や計算機システムに直接接続し、データを入手する必要がある(特許文献1、2など)。
特開2001−14204号公報 特許第3562121号公報
上記の場合、現場装置及び計算機システムは、プロトコルを含めた接続方法がそれぞれ異なり、図2で示すように、新たなシステムを追加する場合や様々な接続に対応する場合に大きな労力を要するという問題点がある。
また、接続ができたとしても、データ参照の都度、その複数の現場装置又はシステムに問合わせが必要となり、当該データ参照のレスポンスが悪化するという問題点がある。特に、現場装置又はシステムが複数の工場間に跨る場合などは、その傾向が顕著である。
そこで、本発明では、保管データを利用するシステムが現場装置や他システムと直接接続することなく、必要とするデータを容易に入手することを可能とするデータ共有システム、データ共有方法及びデータ共有プログラムを提供することを目的とする。
図3で示すように、開示のデータ共有システムの一形態は、現場装置と利用システムとが直接接続するのではなく、データ共有装置を介し、現場装置から入手した最新データを管理する。これに加え、開示のデータ共有システムの一形態は、このデータ共有装置間がUDP(User Datagram Protocol)マルチキャストリンクを介して相互に接続することで、管理しているデータを効率良く相互に等価し、全データを管理するデータ共有装置を提供する。
これによって、開示のデータ共有システムにおいて、データ参照を行うシステムは、現場装置や他システムと直接接続することなく、最寄りのデータ共有装置と接続することで、必要とするデータを容易に入手可能となる。
なお、開示のデータ共有システムと類似する仕組みとして、FL−netがある。図4で示すように、FL−netは、同じネットワーク内でそれぞれのシステムがUDPブロードキャスト送信を用いて、順次全システム対象にデータを送信することで、個々のシステムが常に全状態を管理する仕組みである。しかし、当該FL−netと開示のデータ共有システムとでは、下記の相違点が存在する。
(1)FL−netは、UDPブロードキャストを利用するため、同じネットワークに接続するシステムに対してのみデータ送信が可能である。図5で示すように、開示のデータ共有システムが採用するUDPマルチキャストは、他のネットワークに対するデータ送信も可能である。また、開示のデータ共有システムは、TCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)でデータの到達確認を行うため、異なるネットワーク間であっても信頼性を維持することができる。
(2)FL−netは、無条件に各計算機が管理する全データを送信するのに対し、開示のデータ共有システムは、当システムが保持するデータの変化分のみを送信するため、高効率である。
(3)FL−netは、システム及び現場装置は全て当該FL−netに加入する必要があり、システムが一部のデータのみを利用する場合においても全データを共有することになる。一方で、図5で示すように、開示のデータ共有システムは、データ共有装置として独立させた「新たな階層」を設けるため、システムは必要なデータのみ参照し、CPU(Central Processing Unit)など資源の無駄が省かれる。
開示のデータ共有システムは、保管データを利用するシステムが現場装置や他システムと直接接続することなく、必要とするデータを容易に入手することを可能とする。
本実施の形態に係るデータ共有システムの全体図である。 従来技術を説明する図である。 本実施の形態に係るデータ共有システムの概略を示す図である。 FL−netを説明する図である。 本実施の形態に係るデータ共有システムの概略を示す図である。 本実施の形態に係るデータ共有装置Aの詳細を示す図である。 本実施の形態に係るデータ管理部における階層管理を説明する図である。 本実施の形態に係るデータ通知I/F部における管理データ更新処理のフローチャートである。 本実施の形態に係るマルチキャスト送信部における送信キューを説明する図である。 本実施の形態に係るマルチキャスト送信部による送信データの作成例を説明する図である。 本実施の形態に係るマルチキャスト送信部及びマルチキャスト受信部によるデータ送受信処理のシーケンス図である。 本実施の形態に係るマルチキャスト送信部及びマルチキャスト受信部によるデータ送受信処理のフローチャートである。 本実施の形態に係る利用システム連係I/F部による保管データを参照する処理のシーケンス図である。 本実施の形態に係る利用システム連係I/F部による保管データの変化分を参照する処理のシーケンス図である。 本実施の形態に係る利用システム連係I/F部による保管データの新規登録及び更新処理のシーケンス図である。
図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
<本実施の形態に係るデータ共有システムの概要>
図1で示すように、本実施の形態に係るデータ共有システム100は、複数のデータ共有装置が相互に接続して構成される。図1では、データ共有装置A200、データ共有装置B300、データ共有装置C400が相互に接続される例を示している。図1及び図6で示すように、例えば、データ共有装置A200は、データ通知I/F部210、データ管理部220、マルチキャスト送信部230、マルチキャスト受信部240、利用システム連係I/F部250を備える。そして、データ共有装置A200は、データの提供元である1以上の周辺装置(現場装置)260と接続すると共に、データの利用主体である1以上の利用システム270と接続する。また、データ共有装置B300、データ共有装置C400も、データ共有装置A200と同様に、データ通知I/F部、データ管理部、マルチキャスト送信部、マルチキャスト受信部、利用システム連係I/F部を備え、周辺装置及び利用システムと接続する。以下、データ共有装置A200を例に説明するが、データ共有装置B300、データ共有装置C400についてもデータ共有装置A200と同様である。
データ通知I/F部210は、周辺装置260より通知される「周辺装置名」「データ識別名」「データ通知時刻」「データ変化通知タイプ」「データサイズ」「データ」の項目を備えたデータを受信し、データ管理部220にデータ更新を要求する。
データ管理部220は、データ通知I/F部210及びマルチキャスト受信部240よりデータ更新要求を受信し、データ更新を行う。このとき、自データ共有装置分でデータ新規登録又はデータ更新が有る場合は、マルチキャスト送信部230へ送信を要求する。また、自他データ共有装置に関係無く、データ新規登録又はデータ変更が有る場合は、システム連係I/F部250へデータの変化を通知する。
マルチキャスト送信部230は、データ管理部220よりデータ送信要求を受信し、他のデータ共有装置(例えば、データ共有装置B300、データ共有装置C400など)へ新規登録データおよび変化のあったデータを同報送信する。それに加え、マルチキャスト送信部230は、他のデータ共有装置により等価管理されているデータの更新要求を行う。
マルチキャスト受信部240は、他のデータ共有装置からの新規登録データ及び変化のあったデータを受信し、データ管理部220へデータの更新要求を行う。また、マルチキャスト受信部240は、自装置のマルチキャスト送信部230が発信したデータを受信するが、当該データは破棄する。
利用システム連係I/F部250は、1以上の利用システム270と接続し、下記の3つの処理を行う。
(1)利用システム連係I/F部250は、各利用システム270から「データ共有装置名」「周辺装置名」「データ識別名」をリスト形式で受信し、データ管理部220より該当する「データサイズ」「データ」を読み出し、当該要求を行った利用システム270に送信する。
(2)利用システム連係I/F部250は、各利用システム270から「データ共有装置名」「周辺装置名」「データ識別名」をリスト形式で受信し、それらデータの変化を検出して、変化データをデータ管理部220より読み出し、当該要求を行った利用システム270に送信する。
(3)利用システム連係I/F部250は、各利用システム270から「周辺装置名」「データ識別名」「データサイズ」「データ」を受信し、データ管理部220へデータの更新要求を行う。ここで、「データ共有装置名」は、自装置であるデータ共有装置A200となる(利用システム270からのデータ更新)。
<データ管理部におけるデータの階層管理>
図7に、データ管理部220におけるデータの階層管理の一例を示す。図7で示すように、管理データはデータ共有装置毎に(データ共有装置A100、データ共有装置B200など毎に)管理される。さらに、管理データは、各データ共有装置が接続する周辺装置毎に(周辺装置1、周辺装置2など毎に)管理され、各周辺装置の下階層ではデータ識別名毎に(データ識別名1、データ識別名2など毎に)管理される。そして、各管理データは、データ通知時刻、データサイズ、データ、送信要求フラグなどの属性を備える。
<データ通知I/Fの処理>
図8を用いて、データ通知I/F部210における管理データの更新処理について説明する。S10でデータ通知I/F部210が、受信データ中の「データ共有装置名」がデータ管理部220に登録されているか否かを判定し、登録されていればS30へ、登録されていなければS20へ移行する。S20でデータ通知I/F部210が、受信データ中の「データ共有装置名」を管理部220に追加登録する。S30でデータ通知I/F部210が、受信データ中の「周辺装置名」がデータ管理部220に登録されているか否かを判定し、登録されていればS50へ、登録されていなければS40へ移行する。
S40でデータ通知I/F部210が、受信データ中の「周辺装置名」を該当するデータ共有装置直下に追加登録する。S50でデータ通知I/F部210が、受信データ中の「データ識別名」がデータ管理部220に登録されているか否かを判定し、登録されていればS60へ、登録されていなければS90へ移行する。S60でデータ通知I/F部210が、受信データの「データ通知時刻」が管理データより新しいか否かを判定し、新しければS70に移行し、古ければ処理を終了する。
S70でデータ通知I/F部210が、受信データの変化通知タイプを判定し、「すべて」であればS100に移行し、「変化検出時」であればS80に移行する。S80でデータ通知I/F部210が、受信データが管理データの「データサイズ」「データ」に変更があるものであるか否かを判定し、変更が有ればS100に移行し、変更が無ければ処理を終了する。S90でデータ通知I/F部210が、受信データ中の「データ識別名」を該当周辺装置の直下に追加登録する。
S100でデータ通知I/F部210が、該当データ識別名直下に、受信データに係る「データ通知時刻」「データサイズ」「データ」を格納する。S110でデータ通知I/F部210が、システム連係I/F部250に対し、受信データに係る「データ共有装置名」「周辺装置名」「データ通知時刻」「データサイズ」「データ」を通知する。S120でデータ通知I/F部210が、受信データは自装置配下の周辺装置からのものであるか否かを判定し、自装置配下であれば処理を終了し、自装置配下でなければS130に移行する。そして、S130でデータ通知I/F部210が、マルチキャスト送信部230が備えるマルチキャスト送信キューへ、受信データに係る「データ共有装置名」「周辺装置名」「データ識別名」「データ通知時刻」「データ変化通知タイプ」「データサイズ」「データ」を格納する。
<マルチキャスト送信部及びマルチキャスト受信部の処理>
図9及び図10を用いて、マルチキャスト送信部230の処理について説明する。始めに、図9を用いて、マルチキャスト送信部の送信キューについて説明する。図9で示すように、マルチキャスト送信キューは、自データ共有装置配下で、新規に追加されたデータ又は変化のあったデータを他のデータ共有装置へFIFO(First-In First-Out)で送信するため領域である。マルチキャスト送信部230は、当該送信キュー内のデータを取り出して、他のデータ共有装置が備えるマルチキャスト受信部(例えば、マルチキャスト受信部340、440など)へ、取り出したデータを同時送信する。ここで、マルチキャスト送信キューに格納されるデータは、「データ共有装置名」「周辺装置名」「データ識別名」「データ通知時刻」「データ変化通知タイプ(変化検出時又は全て)」「データサイズ」「データ」の項目を備えている。
次に、図10を用いて、マルチキャスト送信部230より送信されるマルチキャスト送信データについて説明する。図10で示すように、マルチキャスト送信部230は、取り出したデータを所定のサイズに分割し、分割した各データのヘッダ部に「送信識別キー」「全体データサイズ」「分割基準データサイズ」「全体分割数」「分割位置」「実際のデータサイズ」を挿入して送信する。ここで、送信識別キーは、分割したデータが同じグループであることを示す情報であり、送信データの抽出毎に、分割したデータ全てに同じ送信識別キーを付与する。また、送信識別キーは、抽出時刻(例えば、マイクロ秒まで)を使用する。
図11を用いて、データ共有装置A200が備えるマルチキャスト送信部230、データ共有装置B300が備えるマルチキャスト受信部340、およびデータ共有装置C400が備えるマルチキャスト受信部440の処理について説明する。UDPによるマルチキャスト送信は、複数の相手に同じデータを同時に送信する際有効な手段である。ただし、UDP送信であるため、送信相手に確実にデータが届いたことの保証はない。したがって、データ共有システム100は、データ送信をUDPマルチキャストで行うが、到達確認はTCP/IPにより個々に確認する。図11は、データ共有装置A200のデータをデータ共有装置B300、データ共有装置C400に等価する場合の処理例である。
S210でマルチキャスト受信部340及びマルチキャスト受信部440が、マルチキャスト送信部230にTCP/IP接続を行う。これにより、マルチキャスト送信部230は、データ共有装置A200のデータを必要としている他のデータ共有装置を認識する。また、TCP/IP接続時、データ共有装置A200配下の全データを一通り送信するため、当該全データの送信要求フラグをオンにする。
S220でマルチキャスト送信部230が、送信キュー、データ共有装置A200配下の送信要求フラグがオンのデータの順で送信データを、例えば200キロバイトなど所定のデータサイズを超えない範囲で抽出し、複数のパケットに分割してマルチキャスト受信部340、350に対しマルチキャスト送信する。また、送信後、送信要求フラグはオフにする。
S230でマルチキャスト送信部230が、TCP/IPによって到達確認通知を受信する都度、全ての送信データに関する到達確認を行い、全データの到達確認ができれば、次の送信データの抽出を行う。一方、再送判定時間経過後、全ての送信データに関する到達確認ができない場合、S240でマルチキャスト送信部230が、到達確認ができない送信データをマルチキャスト受信部340、350に対し再度マルチキャスト送信する。S240の再送処理は全ての送信データについて到達確認ができるまで繰り返す。ただし、マルチキャスト送信部230は、送信相手のデータ共有装置に異常がある場合、当該送信相手とのTCP/IP接続を切断する。そして、全ての送信データについて到達確認ができた場合、S250でマルチキャスト送信部230が、送信処理を終了する。
図12を用いて、データ共有装置A200、データ共有装置B300及びデータ共有装置C400の間で行われるTCP/IP通信及びUDP送受信の処理フローについて説明する。はじめに、TCP/IP通信の処理フローについて説明する。
マルチキャスト送信部230と、マルチキャスト受信部340及びマルチキャスト受信部440との間でTCP/IP接続が確立された後、S310でマルチキャスト送信部230が、UDP送信先リストへマルチキャスト受信部340及びマルチキャスト受信部440を追加する。S320でマルチキャスト送信部230が、受信状況データを受信し、5秒間未受信であればタイムアウトとなる。S330でタイムアウトであればS350に移行し、S330でタイムアウトでなければS340に移行する。S340でマルチキャスト送信部230が、UDP受信状況を自身のUDP送信先リストへ設定する。一方、S350でマルチキャスト送信部230が、タイムアウトとなったマルチキャスト受信部とのTCP/IP接続を切断する。S360でマルチキャスト送信部230が、TCP/IP接続を切断したマルチキャスト受信部をUDP送信先リストから削除する。
他方、マルチキャスト送信部230と、マルチキャスト受信部340及びマルチキャスト受信部440との間でTCP/IP接続が確立された後、S370でマルチキャスト受信部340、440が、データの未送信時間が3秒経過したか否か、又は受信管理データに変化があったか否かを判定する。そして、両判定が「否」であった場合、S370に戻り再判定を行い、両判定条件のうち何れか一方が合致した場合、S380に移行する。S380でマルチキャスト受信部340、440が、現在のUDP送信先リスト受信状況をマルチキャスト送信部230に送信する。S390でマルチキャスト受信部340、440が、マルチキャスト送信部230とのデータ伝送を切断するか否かを判定する。
次に、UDP送受信の処理フローについて説明する。S400で送信キューに送信すべきデータがある場合はS410に移行し、無い場合はS400で待機する。S410でマルチキャスト送信部230が、送信キューから送信データを抽出・分割し、分割した全データをマルチキャスト受信部340、440にUDPマルチキャスト送信する。S420でマルチキャスト送信部230が、再送判定時間が経過するまで待機する。S430でマルチキャスト送信部230が、全UDP送信先リストにおいて、同じ送信識別キーを有する送信データの受信フラグが全て「1」となっているか否か、つまり、同じ送信識別キーを有する全送信データについて到達確認ができたか否かを判定する。そして、全送信データについて到達確認ができた場合はS400に移行し、1以上の送信データについて到達確認ができない場合はS440に移行する。S440でマルチキャスト送信部230が、到達確認ができない送信データをマルチキャスト受信部340、440に再送信する。
一方、S450でマルチキャスト受信部340、440が、マルチキャスト送信部230が送信したデータをUDP受信する。S460でマルチキャスト受信部340、440が、受信したデータの送信識別キーが一致するか否かを判定し、一致する場合はS480に移行し、一致しない場合はS470に移行する。S470でマルチキャスト受信部340、440が、新たに受信したデータの送信識別キーを設定すると共に、全てのフラグを「0」とし、再構築中(組立中)の送信データを破棄する。S480でマルチキャスト受信部340、440が、受信データの分割位置フラグを「1」に設定する。S490でマルチキャスト受信部340、440が、全フラグが揃ったか否かを判定し、揃った場合はS500に移行し、揃っていない場合はS450に移行する。S500でマルチキャスト受信部340、440が、受信データを再構築すると共に、再構築したデータをデータ管理部320、420に通知し、これでデータ共有装置A200のデータがデータ共有装置B300、データ共有装置C400で反映される。
<利用システム連係I/F部の処理>
図13乃至図15を用いて、利用システム連係I/F部250、350、450の処理について説明する。各利用システム連係I/F部は、1以上の利用システムと接続し、以下の3つの処理を行う。
(1)利用システムから「データ共有装置名」「周辺装置名」「データ識別名」をリスト形式で受信し、当該リストに該当するデータサイズ、データをデータ管理部より読み出して、利用システムに返信する(保管データの参照処理)。
(2)利用システムから「データ共有装置名」「周辺装置名」「データ識別名」をリスト形式で受信すると共に、当該リストに含まれるデータの変化をデータ管理部より検出し、検出したデータを利用システムに返信する(保管データの変化分参照処理)。
(3)利用システムから「周辺装置名」「データ識別名」「データサイズ」「データ」を受信し、データ管理部に対し保管データの更新要求を行う(保管データの新規登録及び更新処理)。
特に、上記(2)の保管データの変化分参照処理に関しては、データ管理部が自他データ共有装置のデータを新規追加又は更新する中で、システム連係I/F部へ「データ共有装置名」「周辺装置名」「データ識別名」「データ通知時刻」「データサイズ」「データ」を通知する。そのため、「保管データの変化分参照処理」では、データ通信接続時に、それぞれの利用システムから通知されている「データ共有装置名」「周辺装置名」「データ識別名」のリスト群と一致するか否かを判定し、一致する場合に当該一致したリスト、データサイズ及びデータを利用システムに返信することとなる。
以下、データ共有装置A200を例にして説明するが、データ共有装置B300及びデータ共有装置C400についてもデータ共有装置A200と同様の処理の流れである。はじめに、図13を用いて、上記(1)の保管データの参照処理について説明する。S510で利用システム270と利用システム連係I/F部250とが、TCP/IP接続を行う。S520で利用システム270が、利用システム連係I/F部250に対し、参照したいデータに関する「データ共有装置名」「周辺装置名」「データ識別名」をリスト形式で通知するする。S530で利用システム連係I/F部250が、受信したリストに該当する「データサイズ」「データ」をデータ管理部220より読み出す。S540で利用システム連係I/F部250が、読み出した「データサイズ」「データ」を利用システム270に通知する。
次に、図14を用いて、上記(2)の保管データの変化分参照処理について説明する。はじめに、データ管理部220は、変化データサイクリックバッファの最新位置へ階層名と変化データを格納している。ここで、変化データサイクリックバッファには、データ管理の階層名と所定数(例えば、1万個)のデータとをサイクリックに管理している。
S610で利用システム270と利用システム連係I/F部250とが、TCP/IP接続を行う。S620で利用システム270が、利用システム連係I/F部250に対し、変化を検出したいデータに関する「データ共有装置名」「周辺装置名」「データ識別名」をリスト形式で通知する。S630で利用システム連係I/F部250が、チェック済み位置に変化データサイクリックバッファの最終格納位置を記憶する。S640で利用システム連係I/F部250が、チェック済み位置と最終格納位置が異なるか否かを判定し、異なる場合はS650に移行し、同一である場合はS640で待機する。S650で利用システム連係I/F部250が、チェック済み位置を1つ進め、その位置に対応する変化データをサイクリックバッファから読み出す。S660で利用システム連係I/F部250が、読み出したデータの階層名(「データ共有装置」「周辺装置名」「データ識別名」)がS620で受信したリスト内にあるか否かを判定し、有る場合はS670に移行し、無い場合はS640で待機する。S670で利用システム連係I/F部250が、読み出したデータとその階層名とを利用システム270に通知する。
次は、図15を用いて、上記(3)の保管データの新規登録及び更新処理について説明する。S710で利用システム270と利用システム連係I/F部250とが、TCP/IP接続を行う。S720で利用システム270が、利用システム連係I/F部250に対し、新規登録又は更新を希望するデータに係る「周辺装置名」「データ識別名」「データサイズ」「データ」を通知する。S730で利用システム連係I/F部250が、データ通知I/F機能を用いて、データ管理部220が管理するデータの更新を行う。S740で利用システム連係I/F部250が、利用システム270に対し、データの新規登録又は更新完了の通知を行う。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲において、種々の変形・変更が可能である。
100 データ共有システム
200 データ共有装置A
210、310、410 データ通知I/F部
220、320、420 データ管理部
230、330、430 マルチキャスト送信部
240、340、440 マルチキャスト受信部
250、350、450 システム連係I/F部
260、360、460 周辺装置
270、370、470 利用システム
300 データ共有装置B
400 データ共有装置C

Claims (6)

  1. 同一のデータを個々に保持する複数のデータ共有装置を含み、一の該データ共有装置は、該一のデータ共有装置に対応する、データ提供元である周辺装置と接続し、さらに、該同一のデータについて、該周辺装置から提供を受けたデータと該周辺装置から提供を受けたデータ以外のデータとを分別して保持するデータ共有システムであって、
    前記一のデータ共有装置は、前記周辺装置からデータの提供を受け、かつ、提供を受けた該データが、該一のデータ共有装置が保持するデータと相違する場合、該提供を受けたデータを他の前記データ共有装置に通知し、
    前記他のデータ共有装置は、前記一のデータ共有装置から通知されるデータを用いて、該他のデータ共有装置が保持するデータを更新することを特徴とするデータ共有システム。
  2. 前記一のデータ共有装置は、UDP(User Datagram Protocol)マルチキャスト送信で通知し、
    前記他のデータ共有装置は、前記一のデータ共有装置からデータを受信した場合、該一のデータ共有装置に対し、TCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)を使用して、該データが到達した旨の通知を行うことを特徴とする請求項1に記載のデータ共有システム。
  3. 前記一のデータ共有装置は、前記他のデータ共有装置に通知するデータを、所定のサイズに分割して通知することを特徴とする請求項2に記載のデータ共有システム。
  4. 前記各データ共有装置は、該各データ共有装置が保持するデータを利用する利用システムと接続すると共に、該利用システムからのデータ取得要求に応じ、該データ取得要求を行った該利用システムに対し、該各データ共有装置が保持するデータを通知することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一に記載のデータ共有システム。
  5. 同一のデータを個々に保持する複数のデータ共有装置を含み、一の該データ共有装置は、該一のデータ共有装置に対応する、データ提供元である周辺装置と接続し、さらに、該同一のデータについて、該周辺装置から提供を受けたデータと該周辺装置から提供を受けたデータ以外のデータとを分別して保持するデータ共有システムにおけるデータ共有方法であって、
    一の前記データ共有装置が、前記周辺装置からデータの提供を受け、かつ、提供を受けた該データが、該一のデータ共有装置が保持するデータと相違する場合、該提供を受けたデータを他の前記データ共有装置に通知するステップと、
    前記他のデータ共有装置が、前記一のデータ共有装置から通知されるデータを用いて、該他のデータ共有装置が保持するデータを更新するステップと、を含むことを特徴とするデータ共有方法。
  6. 同一のデータを個々に保持する複数のデータ共有装置を含み、一の該データ共有装置は、該一のデータ共有装置に対応する、データ提供元である周辺装置と接続し、さらに、該同一のデータについて、該周辺装置から提供を受けたデータと該周辺装置から提供を受けたデータ以外のデータとを分別して保持するデータ共有システムにおいて実行されるデータ共有プログラムであって、
    コンピュータに、
    一の前記データ共有装置が、前記周辺装置からデータの提供を受け、かつ、提供を受けた該データが、該一のデータ共有装置が保持するデータと相違する場合、該提供を受けたデータを他の前記データ共有装置に通知するステップと、
    前記他のデータ共有装置が、前記一のデータ共有装置から通知されるデータを用いて、該他のデータ共有装置が保持するデータを更新するステップと、を実行させるためのデータ共有プログラム。
JP2009194726A 2009-08-25 2009-08-25 データ共有システム、データ共有方法、データ共有プログラム Active JP5549149B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009194726A JP5549149B2 (ja) 2009-08-25 2009-08-25 データ共有システム、データ共有方法、データ共有プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009194726A JP5549149B2 (ja) 2009-08-25 2009-08-25 データ共有システム、データ共有方法、データ共有プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011048496A true JP2011048496A (ja) 2011-03-10
JP5549149B2 JP5549149B2 (ja) 2014-07-16

Family

ID=43834770

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009194726A Active JP5549149B2 (ja) 2009-08-25 2009-08-25 データ共有システム、データ共有方法、データ共有プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5549149B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013025321A (ja) * 2011-07-14 2013-02-04 Mitsubishi Electric Corp データ処理システム及びデータ処理方法及びプログラム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001236254A (ja) * 2000-02-22 2001-08-31 Ntt Comware Corp データ共有装置、データ共有方法およびデータ共有プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2001326685A (ja) * 2000-05-18 2001-11-22 Nec Eng Ltd 同報送信システム及びその宛先データベース管理方式
JP2003283559A (ja) * 2002-03-22 2003-10-03 Ricoh Co Ltd データ通信方法、データ通信システム、データ通信プログラム及び記憶媒体
JP2005333568A (ja) * 2004-05-21 2005-12-02 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> データ送信装置、データ送信プログラムおよびデータ送信方法、ならびに、データ受信装置、データ受信プログラムおよびデータ受信方法
JP2007058595A (ja) * 2005-08-24 2007-03-08 Ricoh Co Ltd データ共有装置、共有データ管理装置、共有データ管理システム、共有データ更新プログラム、共有データ連携プログラム、共有データ管理プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001236254A (ja) * 2000-02-22 2001-08-31 Ntt Comware Corp データ共有装置、データ共有方法およびデータ共有プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2001326685A (ja) * 2000-05-18 2001-11-22 Nec Eng Ltd 同報送信システム及びその宛先データベース管理方式
JP2003283559A (ja) * 2002-03-22 2003-10-03 Ricoh Co Ltd データ通信方法、データ通信システム、データ通信プログラム及び記憶媒体
JP2005333568A (ja) * 2004-05-21 2005-12-02 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> データ送信装置、データ送信プログラムおよびデータ送信方法、ならびに、データ受信装置、データ受信プログラムおよびデータ受信方法
JP2007058595A (ja) * 2005-08-24 2007-03-08 Ricoh Co Ltd データ共有装置、共有データ管理装置、共有データ管理システム、共有データ更新プログラム、共有データ連携プログラム、共有データ管理プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013025321A (ja) * 2011-07-14 2013-02-04 Mitsubishi Electric Corp データ処理システム及びデータ処理方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5549149B2 (ja) 2014-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1601158A2 (en) Method for the discovery of devices connected to an IP network and device to carry out said method
WO2004073270A1 (ja) ルータ設定方法及びルータ装置
US20110231508A1 (en) Cluster control system, cluster control method, and program
KR20130068849A (ko) 이종 네트워크로 구성된 네트워크 환경에서 장치들간의 계층적 메시지 전송을 위한 시스템 및 그 방법
CN104144124B (zh) 数据转发方法、装置及系统
US10075354B2 (en) Identification of servers by common wide area network addresses
US20160373268A1 (en) Information processing system, information processing method, and storage medium
CN109586958A (zh) 双系统装置的配置管理方法及双系统装置
WO2015113291A1 (zh) 无线网络数据处理装置和无线网络系统
US20140301226A1 (en) Apparatus and method for network monitoring and packet inspection
CN101009669B (zh) 一种传输组播消息的方法和系统以及路由设备
JP5549149B2 (ja) データ共有システム、データ共有方法、データ共有プログラム
CN106209680A (zh) 信息处理装置以及方法
WO2014010189A1 (ja) プロキシ装置、通信システム、プログラム
JP2009217402A (ja) イベント処理システムおよびイベント処理方法
CN107295057B (zh) 用于在scada系统中中继数据传输的装置
KR102095563B1 (ko) Mac 주소를 이용하는 이더넷 네트워크 장치 및 방법
JP2007233700A (ja) キャッシュシステム、負荷監視サーバ、キャッシュ管理サーバ及びキャッシュサーバ。
WO2016082469A1 (zh) 一种传送文件的方法及装置和下载文件的方法及装置
JP4242262B2 (ja) 通信システム及び端末
JP6347177B2 (ja) 転送装置、制御装置、および、通信方法
CN114285791B (zh) 数据传输方法、装置、计算机设备及存储介质
CN102347937B (zh) 一种发送流媒体数据的方法及虚拟管理器
CN103338115B (zh) 信息处理系统、管理终端装置、信息处理装置
JP2009271857A (ja) 計算機システム

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20110422

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120713

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131001

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140422

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140505

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5549149

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250