JP2007058099A - 光コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 防水性、耐引張り性及び着脱容易性に優れた光コネクタを提供する。
【解決手段】 光コネクタ1は、コネクタプラグ2,3と、コネクタプラグ2,3同士を接続するアダプタ4と、コネクタプラグ2を収容する内側ハウジング5と、コネクタプラグ3及びアダプタ4を収容する外側ハウジング6とを備えている。内側ハウジング5は、コネクタプラグ2をアダプタ4に対して着脱するように外側ハウジング6に着脱自在に支持される。ハウジング本体12の上部には、内側ハウジング5を外側ハウジング6に対してラッチするためのラッチ片14が結合され、このラッチ片14には、外側ハウジング6と係合する係止凹部15が形成されている。ラッチ片14の裏面には、コネクタプラグ2側に突出し、ラッチ片14をハウジング本体12側に弾性変形させたときにコネクタプラグ2の各ツマミ部9aを挟持する1対の係合突起17が設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光通信等において使用される光コネクタに関するものである。
従来の光コネクタとしては、例えば特許文献1に記載されているように、光ファイバを保持したフェルールを有する2つのコネクタプラグと、これらのコネクタプラグ同士を接続するアダプタとを備えたものが知られている。
特開平2―33110号公報
近年では、例えば車載LANに光ファイバを組み込むという要求が高まっているが、車載環境はとても厳しいものであるため、従来の光コネクタをそのまま使用することは出来なかった。具体的には、車両の中に入れる部品としては、天候(雨、雪)や洗車等を考えると防水性が必要であり、更には車両の走行中に生じる振動や、車両の各部品が密に配置されているという狭い環境下で光コード等の配線を行うことを考えると、耐引張り性が必要となってくる。しかし、従来の光コネクタは、そのような防水性及び耐引張り性については全く考慮されていない構造となっている。さらに、コネクタプラグがアダプタに対して容易に着脱できるような構造となっている必要もある。
本発明の目的は、防水性、耐引張り性及び着脱容易性に優れた光コネクタを提供することである。
本発明の光コネクタは、第1コネクタプラグ及び第2コネクタプラグと、第1コネクタプラグと第2コネクタプラグとを接続するアダプタと、第1コネクタプラグを収容する第1ハウジングと、第2コネクタプラグ及びアダプタを収容する第2ハウジングとを備え、第1ハウジングは、第1コネクタプラグをアダプタに対して着脱するように第2ハウジングに着脱自在に支持されると共に、第2ハウジングに係合する係止部をもったラッチ片を有し、ラッチ片には、第1コネクタプラグ側に突出し、第2ハウジングに対する係止部の係合を解除する方向にラッチ片を弾性変形させたときに第1コネクタプラグに係合する突起が設けられていることを特徴とするものである。
このような光コネクタにおいて、第1コネクタプラグと第2コネクタプラグとがアダプタを介して接続された状態では、第1コネクタプラグが第1ハウジングに覆われ、第2コネクタプラグ及びアダプタが第2ハウジングに覆われることになる。このため、例えば光コネクタが車両に備え付けられた場合でも、第1コネクタプラグ、第2コネクタプラグ及びアダプタの内部に水、洗浄液や埃等が入りにくくなり、優れた防水性及び防塵性が確保される。また、第1コネクタプラグと第2コネクタプラグとがアダプタを介して接続された状態では、第1ハウジングに設けられたラッチ片の係止部が第2ハウジングに係合(ラッチ)し、第1ハウジングと第2ハウジングとがロック状態となる。このため、光コネクタに外側から引張り力が加わったときに、第1コネクタプラグ及び第2コネクタプラグには力がかかりにくくなり、優れた耐引張り性が確保される。
さらに、そのような第1コネクタプラグと第2コネクタプラグとが接続された状態の光コネクタにおいて、第1コネクタプラグをアダプタから取り外すときは、ラッチ片を弾性変形させて、第2ハウジングに対する係止部の係合(ラッチ)を解除する。このとき、ラッチ片に設けられた突起が第1コネクタプラグに係合するため、第1ハウジングを指で掴んだ状態で、第1ハウジングを第1コネクタプラグと一緒に第2ハウジングから離すと、第1コネクタプラグがアダプタから抜けるようになる。このように第1コネクタプラグ及び第1ハウジングを一括して取り外すので、第1ハウジングを第2ハウジングから離し、更に第1コネクタプラグをアダプタから抜き出すというように、第1コネクタプラグ及び第2ハウジングを別々に取り外す場合に比べて、光コネクタの着脱容易性が高くなる。
好ましくは、第1コネクタプラグの対向する2つの側面には、第1コネクタプラグをアダプタに対して着脱する際に掴むためのツマミ部がそれぞれ設けられ、突起は、第1コネクタプラグ側に1対突出しており、1対の突起は、第2ハウジングに対する係止部の係合を解除する方向にラッチ片を弾性変形させたときに各ツマミ部を挟持するように構成されている。このようにラッチ片を弾性変形させて、第2ハウジングに対する係止部の係合を解除したときには、第1コネクタプラグのツマミ部が1対の突起により挟持されるので、その状態で第1ハウジングを第2ハウジングから離すと、これと一緒に第1コネクタプラグがアダプタから簡単かつ確実に抜けるようになる。
また、第1コネクタプラグは、アダプタに嵌合した状態にあるときにアダプタに対してラッチするためのラッチアームを有し、ラッチアームは、押し込むことでアダプタに対するラッチが解除可能であり、突起は、第2ハウジングに対する係止部の係合を解除する方向にラッチ片を弾性変形させたときにラッチアームを押し込むように構成されていても良い。このようにラッチ片を弾性変形させて、第2ハウジングに対する係止部の係合を解除したときには、第1コネクタプラグのラッチアームが突起により押し込まれ、アダプタに対する第1コネクタプラグのラッチが解除される。従って、その状態で第1ハウジングを第2ハウジングから離すと、これと一緒に第1コネクタプラグがアダプタから簡単かつ確実に抜けるようになる。
本発明によれば、防水性、耐引張り性及び着脱容易性に優れた光コネクタを得ることができる。これにより、光コネクタを車両等の厳しい環境で使用した場合でも、高信頼性を実現することが可能となる。
以下、本発明に係る光コネクタの好適な実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係る光コネクタの第1実施形態を示す断面図である。同図において、本実施形態の光コネクタ1は、光コード付きのコネクタプラグ2,3と、これらのコネクタプラグ2,3同士を接続するアダプタ4と、コネクタプラグ2を収容する内側ハウジング5と、コネクタプラグ3及びアダプタ4を収容する外側ハウジング6とを備えている。なお、図1では、便宜上、コネクタプラグ2,3及びアダプタ4の側面を示すと共に、内側ハウジング5及び外側ハウジング6の断面を示している。
コネクタプラグ2,3は、図2に示すようにSCコネクタと称されるものである。コネクタプラグ2,3は、光コード7の外皮から露出された光ファイバを保持するプラグ本体8と、このプラグ本体8を収容するハウジング9とを有している。プラグ本体8はジルコニア等で形成され、ハウジング9はプラスチック等で形成されている。ハウジング9の両側面には、コネクタプラグ2,3をアダプタ4に対して着脱(抜き差し)する際に指で掴むためのツマミ部9aがそれぞれ設けられている。ツマミ部9aは、粗面化されている。
アダプタ4はハウジング10を有し、このハウジング10には、コネクタプラグ2,3とそれぞれ嵌合する2つのプラグ収容部11が形成されている。アダプタ4は、例えばハウジング9と同じプラスチックで形成されている。また、ハウジング10の内部には、図3に示すように、プラグ収容部11に差し込まれたコネクタプラグ2,3のプラグ本体8と嵌合するスリーブ21が設けられている。
内側ハウジング5は、コネクタプラグ2をアダプタ4に対して着脱するように外側ハウジング6に着脱自在に支持される。内側ハウジング5は、図4に示すように断面略矩形状のハウジング本体12を有し、このハウジング本体12の内部には、コネクタプラグ2が収容されている。ハウジング本体12の前端側の開口12aは、アダプタ4の外形に対応した矩形状を呈し、アダプタ4の外形寸法よりも僅かに大きい寸法を有している。これにより、図1に示すように、アダプタ4の一部をハウジング本体12内に収容することができる。そして、ハウジング本体12内に収容されたアダプタ4に隣接した位置において、ハウジング本体12の内壁面とコネクタプラグ2との間には、ゴムまたはプラスチック等からなるシール部材22が介在されている。
ハウジング本体12の後端側の開口12bは、例えば円形状を呈し、光コード7のブーツ7aの最大外径よりも僅かに大きい径を有している。ハウジング本体12の内壁面とブーツ7aとの間には、ゴムまたはプラスチック等からなるシール部材13が介在されている。
ハウジング本体12の上部には、ハウジング本体12の後端側に延在し、内側ハウジング5を外側ハウジング6に対してラッチするためのラッチ片14が結合されている。ラッチ片14には、上面に開口し、外側ハウジング6と係合する係止凹部15が形成されている。また、ラッチ片14の先端部には、ラッチ片14の付勢力に抗してラッチ片14をハウジング本体12側に弾性変形させるための押付部16が設けられている。
ラッチ片14の裏面には、ハウジング本体12内に収容されたコネクタプラグ2側に突出した1対の係合突起17が設けられている。これらの係合突起17は、ラッチ片14をハウジング本体12側に弾性変形させたときにコネクタプラグ2の各ツマミ部9aを挟持するように構成されている(図7参照)。
外側ハウジング6の内部には、コネクタプラグ3がアダプタ4の一方のプラグ収容部11に嵌合した状態で収容されている。外側ハウジング6の前端側部分には、内側ハウジング5が挿入されるハウジング収容部18が形成されている。外側ハウジング6の前端側の開口6aは、内側ハウジング5の外形に対応した矩形状を呈している。ハウジング収容部18における内側ハウジング5のハウジング本体12が突き当たる部分において、外側ハウジング6の内壁面とアダプタ4との間には、ゴムまたはプラスチック等からなるシール部材23が介在されている。
外側ハウジング6の前端部の内壁面には、ラッチ片14の係止凹部15と係合する係止凸部19が設けられている。この係止凸部19がラッチ片14の係止凹部15に入り込んで係止凹部15の一側面に引っ掛かることで、内側ハウジング5が外側ハウジング6に対してラッチ状態となる。そして、その状態でラッチ片14をハウジング本体12側に弾性変形させると、外側ハウジング6に対する内側ハウジング5のラッチ状態が解除される。
外側ハウジング6の後端側の開口6bは、例えば円形状を呈し、光コード7のブーツ7aの最大外径よりも僅かに大きい径を有している。外側ハウジング6の内壁面とブーツ7aとの間には、ゴムまたはプラスチック等からなるシール部材20が介在されている。
内側ハウジング5及び外側ハウジング6は、例えばハウジング9と同じプラスチックで形成されている。
コネクタプラグ2,3同士がアダプタ4を介して接続されている状態では、図1に示すように、コネクタプラグ2とアダプタ4の一部とが内側ハウジング5に覆われると共に、コネクタプラグ3とアダプタ4と内側ハウジング5の一部とが外側ハウジング6に覆われる。つまり、コネクタプラグ2,3及びアダプタ4は、内側ハウジング5及び外側ハウジング6によって保護されている。
これに加え、内側ハウジング5のハウジング本体12とコネクタプラグ2とアダプタ4の先端との間にはシール部材22が介在されていると共に、外側ハウジング6と内側ハウジング5の前端とアダプタ4との間にはシール部材23が介在されている。また、内側ハウジング5のハウジング本体12と光コード7のブーツ7aとの間にはシール部材13が介在されていると共に、外側ハウジング6と光コード7のブーツ7aとの間にはシール部材20が介在されている。
従って、例えば車両の中のような環境に光コネクタ1を備え付けた場合でも、雨水、洗車時に使用する洗浄液、埃などが容易にコネクタプラグ2,3及びアダプタ4に入り込むことは無い。なお、図3に示すように、コネクタプラグ2内においてアダプタ4のスリーブ21の先端が接触する部分にも、シール部材24を設けると更に好ましい。
また、図1に示すような状態では、内側ハウジング5のラッチ片14に形成された係止凹部15に外側ハウジング6の係止凸部19が嵌まることで、内側ハウジング5と外側ハウジング6とがロックされるようになる。このため、例えば車両の中に光コネクタ1を備え付けた場合に、車両の走行中の振動等により光コネクタ1に外側から引張り力が加わっても、内部のコネクタプラグ2,3には殆ど力がかからないため、コネクタプラグ2がアダプタ4から抜け出ることは無い。
コネクタプラグ2をアダプタ4から外すときは、図5に示すように、まずラッチ片14の押付部16を指で押し込み、ラッチ片14をハウジング本体12側に弾性変形させることにより、外側ハウジング6に対する内側ハウジング5のラッチ(ロック)状態を解除する。このとき、ラッチ片14の弾性変形に連動して、ラッチ片14の裏面に設けられた1対の係合突起17が下がり、各係合突起17によりコネクタプラグ2のツマミ部9aが挟み込まれるようになる(図7参照)。
そして、その状態を保ったまま、図6に示すように、内側ハウジング5を指で掴んで外側ハウジング6から引き抜く。このとき、コネクタプラグ2は1対の係合突起17により挟持された状態となっているので、内側ハウジング5が外側ハウジング6から引き抜かれるのと同時に、コネクタプラグ2がアダプタ4の一方のプラグ収容部11から抜き出されるようになる。つまり、コネクタプラグ2と内側ハウジング5とを一括して取り外すことができる。
コネクタプラグ2をアダプタ4に付けるときは、内側ハウジング5を持って、外側ハウジング6のハウジング収容部18に押し込むことにより、ラッチ片14をハウジング本体12側に弾性変形させ、1対の係合突起17によりコネクタプラグ2を挟持する。そして、その状態を保ったまま、更に内側ハウジング5を外側ハウジング6のハウジング収容部18に押し入れて、コネクタプラグ2をアダプタ4の一方のプラグ収容部11に差し込む。これにより、図1に示すようにラッチ片14が初期状態に戻り、ラッチ片14によって内側ハウジング5が外側ハウジング6に対してラッチされた状態となる。
以上のように本実施形態によれば、コネクタプラグ2を収容する内側ハウジング5と、コネクタプラグ3とアダプタ4とを収容すると共に、内側ハウジング5の一部が挿入・収容されるハウジング収容部18を有する外側ハウジング6とを設けたので、コネクタプラグ2,3同士がアダプタ4を介して接続された状態において、車載環境に耐え得るような高い防水性及び防塵性を有する光コネクタ1を得ることができる。
また、内側ハウジング5にラッチ片14を設け、コネクタプラグ2,3同士がアダプタ4を介して接続された状態では、内側ハウジング5を外側ハウジング6に対してラッチするようにしたので、光コネクタ1の耐引張り性が高くなる。
さらに、ラッチ片14の裏面に、外側ハウジング6に対する内側ハウジング5のラッチを解除する方向にラッチ片14を弾性変形させたときにコネクタプラグ2を挟持する1対の係合突起17を設けたので、アダプタ4に対するコネクタプラグ2の着脱と外側ハウジング6に対する内側ハウジング5の着脱とを一括して行うことができる。これにより、コネクタプラグ2及び内側ハウジング5の着脱を容易に行うことが可能となる。
また、コネクタプラグ2,3として既存のSCコネクタを使用し、アダプタ4としてSCコネクタに適合した既存のものを使用するので、コネクタプラグ2,3のプラグ本体8同士の高い接続精度が保証される。また、コネクタプラグ及びアダプタを新たに設計・製作する必要がなく、内側ハウジング5、外側ハウジング6及びシール部材24を別途設けるだけで、防水性、防塵性、耐引張り性及び着脱容易性の良好な光コネクタ1が実現可能となるため、コスト的にも有利である。
図8は、本発明に係る光コネクタの第2実施形態を示す断面図である。本実施形態では、第1実施形態の光コネクタ1とは異なるタイプのコネクタプラグ及びアダプタを使用し、これに伴って内側ハウジング及び外側ハウジングの構造を変えている。図中、第1実施形態と同一または同等の部材には同じ符号を付し、その説明を省略する。
同図において、本実施形態の光コネクタ30は、光コード付きのコネクタプラグ31,32と、これらのコネクタプラグ31,32同士を接続するアダプタ33と、コネクタプラグ31を収容する内側ハウジング34と、コネクタプラグ32及びアダプタ33を収容する外側ハウジング35とを備えている。
コネクタプラグ31,32は、図9に示すようにLCコネクタと称されるものである。コネクタプラグ31,32は、光コード7の光ファイバを保持するプラグ本体36と、このプラグ本体36を収容するハウジング37とを有している。ハウジング37の前部上面には、ハウジング37の後方に向けて延在し、コネクタプラグ31,32をアダプタ33に対してラッチするためのラッチアーム38が固定されている。
アダプタ33はハウジング39を有し、このハウジング39には、コネクタプラグ31,32とそれぞれ嵌合する2つのプラグ収容部40が形成されている。各プラグ収容部40の上部には、ラッチアーム38が入り込むアーム収容部41が形成されている。コネクタプラグ31,32がアダプタ33に対してラッチされた状態では、アーム収容部41の一部を形成するハウジング39の上部内壁面にラッチアーム38が係合する。この状態で、ラッチアーム38をハウジング37側に弾性変形させる(押し込む)と、アダプタ33に対するコネクタプラグ31,32のラッチを解除することができる。
内側ハウジング34は、コネクタプラグ31をアダプタ33に対して着脱するように外側ハウジング35に着脱自在に支持される。内側ハウジング34は、図10に示すように断面略矩形状のハウジング本体42を有し、このハウジング本体42の内部には、コネクタプラグ31が収容されている。ハウジング本体42の前端側の開口42aは、アダプタ33の外形に対応した矩形状を呈し、アダプタ33の外形寸法よりも僅かに大きい寸法を有している。
ハウジング本体42の後端側の開口42bについては、上記の第1実施形態における内側ハウジング5のハウジング本体12と同様である。ハウジング本体42と光コード7のブーツ7aとの間には、シール部材13が介在されている。
ハウジング本体42の上部には、ハウジング本体42の後端側に延在し、内側ハウジング34を外側ハウジング35に対してラッチするためのラッチ片43が結合されている。このラッチ片43は、上記の第1実施形態におけるラッチ片14と同じ構造の係止凹部15及び押付部16を有している。
ラッチ片43の裏面には、ハウジング本体42内に収容されたコネクタプラグ31側に突出した係合突起44が設けられている。この係合突起44は、ラッチ片43をハウジング本体42側に弾性変形させたときにコネクタプラグ31のラッチアーム38を押し込むように構成されている(図12参照)。
外側ハウジング35の内部には、コネクタプラグ32がアダプタ33の一方のプラグ収容部40に嵌合した状態で収容されている。外側ハウジング35の前端側部分には、内側ハウジング34が挿入・収容されるハウジング収容部45が形成されている。外側ハウジング35の前端側の開口35aは、内側ハウジング34の外形に対応した矩形状を呈している。ハウジング収容部45における内側ハウジング34のハウジング本体42が突き当たる部分において、外側ハウジング35の内壁面とアダプタ33との間には、ゴムまたはプラスチック等からなるシール部材46が介在されている。外側ハウジング35の前端部の上部内壁面には、ラッチ片43の係止凹部15に係合する係止凸部19が設けられている。
外側ハウジング35の後端側の開口35bについては、上記の第1実施形態における外側ハウジング6と同様である。外側ハウジング35と光コード7のブーツ7aとの間には、シール部材20が介在されている。
さらに、アダプタ33のプラグ収容部40において、コネクタプラグ31のハウジング37の先端が接触する部分には、シール部材47が介在されている(図11参照)。また、図11に示すように、コネクタプラグ31のハウジング37内において、アダプタ33のスリーブ(図示せず)の先端が接触する部分には、シール部材48が介在されている。
コネクタプラグ31,32同士がアダプタ33を介して接続されている状態において、コネクタプラグ31をアダプタ33から外すときは、図12に示すように、まずラッチ片43の押付部16を指で押して、ラッチ片43をハウジング本体42側に弾性変形させることにより、外側ハウジング35に対する内側ハウジング34のラッチ状態を解除する。このとき、ラッチ片43の弾性変形に連動して、ラッチ片43の裏面に設けられた係合突起44が下がり、この係合突起44がコネクタプラグ31のラッチアーム38を押し下げる。
そして、その状態を保ったまま、図13に示すように、内側ハウジング34を指で掴んで外側ハウジング35から引き抜く。このとき、コネクタプラグ31のラッチアーム38は係合突起44により押し下げられており、アダプタ33に対するコネクタプラグ31のラッチが解除された状態となっているので、内側ハウジング34が外側ハウジング35から引き抜かれるのと同時に、コネクタプラグ31がアダプタ33から抜き出される。
以上のように本実施形態にあっては、既存のコネクタプラグ31,32及びアダプタ33に加えて、ラッチ片43を有する内側ハウジング34と外側ハウジング35とを設けたので、コネクタプラグ31,32同士がアダプタ33を介して接続された状態において、防水性、防塵性及び耐引張り性に優れた光コネクタ30を得ることができる。
また、ラッチ片43の裏面に、外側ハウジング35に対する内側ハウジング34のラッチを解除する方向にラッチ片43を弾性変形させたときにコネクタプラグ31のラッチアーム38を押し下げる係合突起44を設けたので、アダプタ33に対するコネクタプラグ31の着脱と外側ハウジング35に対する内側ハウジング34の着脱とを一括して容易に行うことができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態において、光コード7を補強用被覆(例えば金属管、補強チューブ、ケーブル等)により外側から覆うようにしても良い。この場合には、光コネクタに外側から引張り力が加わったときに、補強用被覆内の光コード7には、あまり力がかからないようになる。
また、上記実施形態では、内側ハウジングのラッチ片に係止凹部15を形成し、この係止凹部15と係合する係止凸部19を外側ハウジングに設ける構成としたが、外側ハウジングに係止凹部を形成し、内側ハウジングのラッチ片に係止凸部を設けても良い。
さらに、上記実施形態では、外側ハウジングを一体構造としたが、外側ハウジングの構造としては、例えば複数のハウジング部材からなる分離型のもの等であっても良い。
また、上記実施形態では、コネクタプラグとしてSCコネクタ及びLCコネクタを使用したが、本発明は、これら以外のコネクタプラグ、例えば複数連のSC及びLCコネクタや、MUコネクタ等にも適用可能である。
本発明に係る光コネクタの第1実施形態を示す断面図(一部側面図を含む)である。 図1に示すコネクタプラグ及びアダプタの斜視図である。 図2に示すコネクタプラグ及びアダプタの一部断面図である。 図1に示す内側ハウジングの斜視図である。 図1に示す外側ハウジングに対する内側ハウジングのラッチを解除した状態を示す断面図である。 図5に示すアダプタから一方のコネクタプラグを抜いた状態を示す断面図である。 図6に示すコネクタプラグを収容した状態の内側ハウジングの正面図である。 本発明に係る光コネクタの第2実施形態を示す断面図(一部側面図を含む)である。 図8に示すコネクタプラグ及びアダプタの斜視図である。 図8に示す内側ハウジングの斜視図である。 図9に示すコネクタプラグの一部断面図である。 図8に示す外側ハウジングに対する内側ハウジングのラッチを解除した状態を示す断面図である。 図12に示すアダプタから一方のコネクタプラグを抜いた状態を示す断面図である。
符号の説明
1…光コネクタ、2…コネクタプラグ(第1コネクタプラグ)、3…コネクタプラグ(第2コネクタプラグ)、4…アダプタ、5…内側ハウジング(第1ハウジング)、6…外側ハウジング(第2ハウジング)、9a…ツマミ部、14…ラッチ片、15…係止凹部(係止部)、17…係合突起、30…光コネクタ、31…コネクタプラグ(第1コネクタプラグ)、32…コネクタプラグ(第2コネクタプラグ)、33…アダプタ、34…内側ハウジング(第1ハウジング)、35…外側ハウジング(第2ハウジング)、38…ラッチアーム、43…ラッチ片、44…係合突起。

Claims (3)

  1. 第1コネクタプラグ及び第2コネクタプラグと、
    前記第1コネクタプラグと前記第2コネクタプラグとを接続するアダプタと、
    前記第1コネクタプラグを収容する第1ハウジングと、
    前記第2コネクタプラグ及び前記アダプタを収容する第2ハウジングとを備え、
    前記第1ハウジングは、前記第1コネクタプラグを前記アダプタに対して着脱するように前記第2ハウジングに着脱自在に支持されると共に、前記第2ハウジングに係合する係止部をもったラッチ片を有し、
    前記ラッチ片には、前記第1コネクタプラグ側に突出し、前記第2ハウジングに対する前記係止部の係合を解除する方向に前記ラッチ片を弾性変形させたときに前記第1コネクタプラグに係合する突起が設けられていることを特徴とする光コネクタ。
  2. 前記第1コネクタプラグの対向する2つの側面には、前記第1コネクタプラグを前記アダプタに対して着脱する際に掴むためのツマミ部がそれぞれ設けられ、
    前記突起は、前記第1コネクタプラグ側に1対突出しており、
    前記1対の突起は、前記第2ハウジングに対する前記係止部の係合を解除する方向に前記ラッチ片を弾性変形させたときに前記各ツマミ部を挟持するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の光コネクタ。
  3. 前記第1コネクタプラグは、前記アダプタに嵌合した状態にあるときに前記アダプタに対してラッチするためのラッチアームを有し、
    前記ラッチアームは、押し込むことで前記アダプタに対するラッチが解除可能であり、
    前記突起は、前記第2ハウジングに対する前記係止部の係合を解除する方向に前記ラッチ片を弾性変形させたときに前記ラッチアームを押し込むように構成されていることを特徴とする請求項1記載の光コネクタ。
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