JP2007058011A - 定着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 中空体内に気体を注入することによって中空体を膨張させて弾性層を形成する加圧ローラ又は加熱ローラにおいて、気体を注入した際の中空体の外形を均一にする。
【解決手段】 加熱ローラおよび加圧ローラの少なくとも一方として、芯金21の長手方向に、最大通紙幅よりも間をあけて一対の鍔状部材23a,23bを取り付け、中空体22の両端部をこの一対の鍔状部材23a,23bによって密閉されるように取り付けたものを用いる。
【選択図】 図2

Description

本発明は定着装置に関し、より詳細には熱膨張による加熱部材および加圧部材の外径差の発生を抑えた定着装置に関するものである。
電子写真方式の画像形成装置では定着装置として熱定着ローラ方式のものがこれまで広く使用されてきた。この熱定着ローラ方式の定着装置は、ハロゲンヒータを内蔵させた加熱ローラに加圧ローラを圧接させ、両ローラのニップ部に、トナー画像が載った転写紙を通すことによって、トナー画像を転写紙上に溶融定着させるものである。
このような熱定着ローラ方式の定着装置では、転写紙が通過する領域と通過しない領域とで温度差が不可避的に生じ、転写紙の蛇行を招くことがあった。またニップ部における挟持力が不均一となり定着不良が生じることがあった。
そこで特許文献1では、加圧ローラとして、円筒状の芯金と、芯金上に取り付けられた密閉状の中空体とを有し、中空体内に気体を注入することによって中空体を膨張させて弾性層とするものを用いることが提案されている。
特開2002−55558号公報(特許請求の範囲、図1)
提案された構成によれば、中空体内で気体が対流して加圧ローラの温度がほぼ均一となり、また中空体の厚みが従来の加圧ローラにおけるゴム層のそれよりも薄いので熱膨張量も小さく抑えられるという効果が得られるが、密閉状の中空体の両側端が芯金上に直接固着されているので、気体を注入した際に接着領域の外径が不均一となり、最悪の場合には加圧ローラの外径が、中央部分が大きく両端部分が小さいいわゆるクラウン形状になってしまうおそれがある。
本発明はこのような従来の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は中空体内に気体を注入することによって中空体を膨張させて弾性層を形成する加圧ローラ又は加熱ローラにおいて、気体を注入した際の中空体の外形を均一にすることにある。
前記目的を達成するため第1の発明に係る定着装置は、加熱部材と、この加熱部材に圧接する加圧部材とを備え、加熱部材と加圧部材とのニップ部で被転写部材を挟持搬送することによって、被転写部材上のトナー像を被転写部材に溶融定着させる定着装置であって、前記加圧部材が、外周面に少なくとも1つの貫通穴が形成された円筒状の芯金と、この芯金の長手方向に、最大通紙幅よりも間をあけて取り付けられた一対の鍔状部材と、この一対の鍔状部材によって両端部が密閉された、可撓性を有する円筒状の中空体とを備え、気体注入手段によって前記貫通穴を介して前記中空体内に気体が注入されるとともに、制御手段によって気体の注入圧力が制御される構成とした。
また第2の発明に係る定着装置は、加熱部材と、この加熱部材に圧接する加圧部材とを備え、加熱部材と加圧部材とのニップ部で被転写部材を挟持搬送することによって、被転写部材上のトナー像を被転写部材に溶融定着させる定着装置であって、前記加熱部材が、外周面に少なくとも1つの貫通穴が形成された円筒状の芯金と、この芯金の長手方向に、最大通紙幅よりも間をあけて取り付けられた一対の鍔状部材と、この一対の鍔状部材によって両端部が密閉された、可撓性を有する円筒状の中空体と、この中空体を外側から加熱する外部加熱手段とを備え、気体注入手段によって前記貫通穴を介して前記中空体内に気体が注入されるとともに、制御手段によって気体の注入圧力が制御される構成とした。
ここで外部加熱手段として、前記中空体の外周に加熱用励磁コイルを配置するとともに、前記中空体として導電性部材を用い、加熱用励磁コイルに高周波電流を流すことにより前記中空体を加熱するのが好ましい。中空体としては、導電性の基材の上に弾性層と離型層がこの順で積層されたものが好ましい。
また中空体内の気体圧力を検知する検知手段をさらに設け、中空体内の気体圧力が所定値になるまで定着動作を開始しないようにするのが好ましい。
本発明の定着装置では、加熱部材および加圧部材の少なくとも一方として、芯金の長手方向に、最大通紙幅よりも間をあけて一対の鍔状部材を取り付け、中空体の両端部をこの一対の鍔状部材によって密閉されるように取り付けたものを用いるので、加熱部材又は加圧部材の長手方向の全域にわたって均一な外径を維持し続けることができるようなる。これにより、常に安定した用紙搬送と定着性能が得られるようになる。また制御手段によって中空体に注入される気体圧力が制御されるので、加熱部材と加圧部材のニップ量を最適なものに制御できるようになる。
また外部加熱手段として、前記中空体の外周に加熱用励磁コイルを配置するとともに、前記中空体として導電性部材を用い、加熱用励磁コイルに高周波電流を流すことにより前記中空体を加熱するようにすると、室内温度から定着可能温度に到達するまでのいわうるウォームアップ時間の短縮が可能になると同時に、消費電力の低減も可能となる。ここで中空体として、導電性の基材の上に弾性層と離型層がこの順で積層されたものを用いると、定着性能を損なうことなく誘電加熱を行うことができるようになる。
また中空体内の気体圧力を検知する検知手段をさらに設け、中空体内の気体圧力が所定値になるまで定着動作を開始しないようにすると、常に安定した用紙搬送と定着性能が得られるようになる。
以下、本発明の定着装置について図に基づいて説明するが、本発明はこれらの実施形態に何ら限定されるものではない。
まず第1の発明に係る定着装置について説明する。図1に、第1の発明に係る定着装置の概説図を示し、図2にそれに用いられる加圧ローラ(加圧部材)の概略断面図を示す。図1の定着装置は、円柱状の金属スリーブ11の軸中心にハロゲンヒータ12が設けられた加熱ローラ(加熱部材)1と、この加熱ローラ1に圧接した加圧ローラ2とを備える。図2から明らかなように、加圧ローラ2は、多数の貫通穴24が外周に設けられた円筒状の芯金21と、芯金21の長手方向にLだけ間隔を空けて、接着剤等により芯金21に固着された一対の鍔状部材23a,23bと、この鍔状部材23a,23bの外周面に、弾性体としてのシリコンゴムSを介してその両端部が固着された密閉状の中空体22とを備える。そして芯金21は、定着装置の側壁間に軸受部材51a,51bを介して回転可能に支持されている。なお、一対の鍔状部材23a,23bの離隔距離Lは、定着装置の最大通紙幅よりも大きく設定されている。
芯金21の一方端部の外周には回転を伝達されるためのギアGが填め入れられ、もう一方端部の開口部には、軸方向外方に同軸状に突出した円筒部31を有する蓋部材3がシール部材34を介して嵌合されている。円筒部31の外周面と芯金21の内周面との間には軸受部材52が取り付けられ、ギアGによって回転が伝えられると、蓋部材3は固定された状態で、芯金21および鍔状部材23a,23b、中空体22が回転する。
蓋部材3の軸中心には貫通孔32が形成され、コンプレッサ(気体注入手段)Cに接続されたパイプ33がこの貫通孔32に接続され、コンプレッサCからの圧縮空気が中空体22内に注入される。また芯金21には、安全弁(制御手段)4を備えた排気管26が取り付けられ、中空体22内の気体圧力が一定値を超えると安全弁4が作動し、中空体22内の気体が外部へ排出されるようになっている。これにより中空体22内の気体圧力は常に一定に制御される。安全弁4の具体的構造例を図3に示す。
図3に示す安全弁4は、円柱状のハウジング41の一面に弁座42と排気口45が形成され、押しバネ44によって弁座42に弁43が圧接されてなる。そして弁43の動きを検知する検知手段6がさらに設けられている。検知手段6は、ハウジング41に略中央部が軸支された検知片61と、フォトインタラプタ62とを備え、検知片61の一方端部が弁43と接触し、検知片61のもう一方端部がフォトインタラプタ62の光路を遮るように配置されている。弁43が弁座42と圧接している状態のときは、検知片61の端部によってフォトインタラプタ62の光路は遮られている。一方、弁43が弁座42から離間すると、検知片61が軸63を中心に揺動し、フォトインタラプタ62の光路が開け、フォトインタラプタ62の受光素子(不図示)で光が検知される(図3(b)を参照)。これにより弁43の開閉が検知される。
図2の加圧ローラを用いて定着動作を行う場合には、コンプレッサCによって中空体22内に空気を供給する。これによって中空体22が膨張し、従来の加圧ローラにおける弾性層としての役割を奏するようになる。このとき、中空体22の両端部は鍔状部材23a,23bに取り付けられているので、中空体22の外径は中央部と両端部とで変わることはなく均一となる。これにより、常に安定した用紙搬送と定着性能が得られるようになる。なお、定着動作は、中空体22内の気体圧力が一定値となるまで開始しないようにするのが望ましい。中空体22内の気体圧力によって弾性が変化し、定着性が低下するおそれがあるからである。具体的制御としては、コンプレッサCが駆動し始めてから、弁43が弁座42から離間したことを検知手段6が検知するまで定着動作を行わないようにする。
第1の発明で使用する中空体22の材料としては、可撓性を有するものであれば特に限定はないが、図4に示すような、基材22a上に弾性層22bと離型層22cがこの順で積層したものが好ましい。基材22aとしては、ニッケルやアルミニウム、ステンレス鋼などの金属材料又はポリイミド樹脂などのプラスチック材料などを用いることができ、その層厚は、金属材料の場合には30〜50μm程度、プラスチック材料の場合には100μm以下の範囲が好ましい。また弾性層22bとしてはSiゴムなどを用いることができ、離型層22cとしてはPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)やPFA(テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)などのフッ素樹脂などを用いることができる。
次に、第2の発明に係る定着装置について説明する。図5に、第2の発明に係る定着装置の概説図を示す。図5の定着装置は、加熱ローラ6と加圧ローラ7とが圧接してなる。加熱ローラ6としては、図2に示したものと略同等の構成のものが用いられる。図5の定着装置で使用する加熱ローラが図2の加圧ローラと異なる点は、外部加熱手段としての加熱用励磁コイル(以下、「IH(Induction Heating)コイル」と記すことがある)8を中空体62の外周に設け、中空体62として導電性部材を用いる点にある。これらの詳細については次に説明する。一方、この図の定着装置で使用する加圧ローラ7は、従来公知のものであって、軸部材71の外周に弾性層72が形成されてなる。弾性層72の外周には、フッ素樹脂などからなる離型層が必要により形成される。
中空体62の外周部には温度センサSが配置され、温度センサSによって中空体62の表面温度が測定される。この測定結果に基づいて、中空体62の表面温度が一定となるように、高周波インバータ電源からIHコイルに流される高周波電流が調整される。
本発明で使用する中空体62としては導電性のものであれば特に限定はないが、図6に示すような、基材62a上に導電体層62dと弾性層62b、離型層62cがこの順で積層されたものが例示される。基材62a、弾性層62b、離型層62cの具体的材料としては、前記と同様のものがここでも使用できる。また導電体層62dとしては、強磁性体である鉄、ニッケルなどが誘電加熱効率の点から好適である。また例えばSUS430などのステンレス鋼も使用できる。さらには、弱磁性体や非磁性体を用いても構わない。そしてまた、導電体層62dの材料として、温度が高くなると磁性を失う特性を有する整磁合金であって、キュリー温度(磁性がなくなる温度)が定着温度近傍のものを用いることが推奨される。導電体層62dの材料として整磁合金を用いた場合、導電体層62dの温度が定着温度(キューリ温度)を超えると、磁性がなくなり加熱されなくなるので、導電体層62dの温度が異常に高くなることが確実に防止される。整磁合金としては例えばFe−Ni合金が挙げられ、Ni含有量によってキューリ温度が調整される。なお、基材62aとして鉄やニッケルなどの導電性部材を用いる場合には、基材62aが導電体層の役割を果たすので、導電体層62dを設ける必要はない。
図5の定着装置において、IHコイル8に高周波電流が流れると、IHコイル8の周辺に高周波磁界が発生する。この磁界によって中空体62の導電体層62dに渦電流が流れ、ジュール熱によって導電体層62dが加熱される。また、導電体層62dが磁性を有する場合には、高周波磁界によるヒステリシス損失が発生し、これも加熱に寄与する。したがって、従来のハロゲンヒータを用いた定着装置に比べて、ウォーミングアップ時間が格段に短くなる。
このような構成の定着装置を用いて定着動作を行う場合には、前記と同様に、コンプレッサC(図2に図示)によって中空体62内に空気を供給する。これによって中空体62が膨張し弾性層としての役割を奏するようになる。このとき、前記と同様に、中空体62の両端部は鍔状部材23a,23b(図2に図示)に取り付けられているので、中空体62の外径は中央部と両端部とで変わることはなく均一となる。これにより、常に安定した用紙搬送と定着性能が得られるようになる。
定着動作は、中空体62内の気体圧力が一定値となるまで開始しないようにするのが望ましい。中空体62内の気体圧力によって弾性が変化し、定着性が低下するおそれがあるからである。具体的制御としては、コンプレッサC(図2に図示)が駆動し始めてから、弁43(図3に図示)が弁座42(図3に図示)から離間したことを検知手段6が検知するまで定着動作を行わないようにする。
図7に、第2の発明に係る定着装置の他の実施形態を示す。図7の定着装置は加熱ローラ6と加圧ローラ7が圧接してなる。そして外部加熱手段として、ハロゲンランプ92が内部に取り付けられた、アルミニウムやステンレス鋼などからなるヒートローラ91と、支持ローラ93と、これらのローラ間に掛架された無端ベルト94とを備え、無端ベルト94が加熱ローラ6に所定のニップ幅で圧接してなる。ハロゲンランプ92から放出された熱は、ヒートローラ91を介して無端ベルト94に伝わり、そして加熱ローラ6の中空体62に伝わる。用紙P上のトナー像は、中空体62と加圧ローラ7との間に搬送され、加熱された中空体62によって溶融定着される。
このような構成の定着装置によれば、無端ベルト94から伝わる熱が加熱ローラ6の内部に伝達されるのを極力抑えることができ、ウォームアップ時間の短縮と消費電力の節減が図れるようになる。また中空体62内へ注入する気体圧力を調整することにより、加熱ローラ6と加圧ローラ7と間の圧接力とニップ幅の最適化が図れるようになる。
図8に、さらに他の実施形態を示す。図8の定着装置は、ハロゲンランプ92が内部に取り付けられた、アルミニウムやステンレス鋼などからなるヒートローラ91と、加熱ローラ6との間に無端ベルト94が掛架され、加熱ローラ6と加圧ローラ7とが無端ベルト94を介して圧接してなる。ハロゲンランプ92から放出された熱は、ヒートローラ91を介して無端ベルト94に伝わり、この加熱された無端ベルト94によって、中空体62と加圧ローラ7との間に搬送された用紙P上のトナー像が溶融定着される。
このような構成の定着装置によれば、前記と同様に、無端ベルト94から伝わる熱が加熱ローラ6の内部に伝達されるのを極力抑えることができ、ウォームアップ時間の短縮と消費電力の節減が図れるようになる。また中空体62内へ注入する気体圧力を調整することにより、加熱ローラ6と加圧ローラ7と間の圧接力とニップ幅の最適化が図れるようになる。
なお第2の発明に係る定着装置で使用する加圧部材7は、前記実施形態で示したローラ形状に限定されるものではなく、従来公知のものを使用できる。例えば図9に示すような、2つのローラ73a,73b間に掛架させたベルト74を加熱ローラ6に圧接させるベルト加圧(同図(a))、あるいは加熱ローラ6に、無張力状態のベルト76を介してパッド部材75を圧接させるパッド加圧(同図(b))などが挙げられる。
第1の発明に係る定着装置に用いる加圧ローラの概説図である。 第1の発明に係る定着装置の垂直断面図である。 安全弁の概説図である。 中空体の構成を示す概説図である。 第2の発明に係る定着装置の一例を示す概説図である。 中空体の構成を示す概説図である。 第2の発明に係る定着装置の他の例を示す概説図である。 第2の発明に係る定着装置のさらに他の例を示す概説図である。 第2の発明に係る定着装置のさらに他の例を示す概説図である。
符号の説明
1 加熱ローラ(加熱部材)
2 加圧ローラ(加圧部材)
4 安全弁(制御手段)
6 加熱ローラ(加熱部材)
7 加圧ローラ(加圧部材)
8 IHコイル(外部加熱手段)
21 芯金
22 中空体
23a,23b 鍔状部材
24 貫通穴
61 芯金
62 中空体
64 貫通穴
C コンプレッサ(気体注入手段)
P 用紙(被転写部材)
S センサ(検知手段)

Claims (5)

  1. 加熱部材と、この加熱部材に圧接する加圧部材とを備え、加熱部材と加圧部材とのニップ部で被転写部材を挟持搬送することによって、被転写部材上のトナー像を被転写部材に溶融定着させる定着装置において、
    前記加圧部材が、外周面に少なくとも1つの貫通穴が形成された円筒状の芯金と、この芯金の長手方向に、最大通紙幅よりも間をあけて取り付けられた一対の鍔状部材と、この一対の鍔状部材によって両端部が密閉された、可撓性を有する円筒状の中空体とを備え、
    気体注入手段によって前記貫通穴を介して前記中空体内に気体が注入されるとともに、制御手段によって気体の注入圧力が制御されることを特徴とする定着装置。
  2. 加熱部材と、この加熱部材に圧接する加圧部材とを備え、加熱部材と加圧部材とのニップ部で被転写部材を挟持搬送することによって、被転写部材上のトナー像を被転写部材に溶融定着させる定着装置において、
    前記加熱部材が、外周面に少なくとも1つの貫通穴が形成された円筒状の芯金と、この芯金の長手方向に、最大通紙幅よりも間をあけて取り付けられた一対の鍔状部材と、この一対の鍔状部材によって両端部が密閉された、可撓性を有する円筒状の中空体と、この中空体を外側から加熱する外部加熱手段とを備え、
    気体注入手段によって前記貫通穴を介して前記中空体内に気体が注入されるとともに、制御手段によって気体の注入圧力が制御されることを特徴とする定着装置。
  3. 前記外部加熱手段として前記中空体の外周に加熱用励磁コイルを配置するとともに、前記中空体として導電性部材を用い、加熱用励磁コイルに高周波電流を流すことにより前記中空体を加熱する請求項2記載の定着装置。
  4. 前記中空体が、導電性の基材の上に弾性層と離型層がこの順で積層されたものからなる請求項3記載の定着装置。
  5. 前記中空体内の気体圧力を検知する検知手段をさらに備え、中空体内の気体圧力が所定値になるまで定着動作を開始しない請求項1〜4のいずれかに記載の定着装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008233790A (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Ricoh Co Ltd 定着装置、これを用いた画像形成装置
JP2009046321A (ja) * 2007-08-13 2009-03-05 Seiko Instruments Inc 水素発生装置及び燃料電池システム
JP2011128289A (ja) * 2009-12-16 2011-06-30 Sharp Corp 定着装置、画像形成装置

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