JP2007057828A - Popラベル及び電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】
本発明は、配送時のトラブルを防止できるPOPラベルを実現できる。
【解決手段】
本発明のPOPラベル3は、本体部21に対して操作パネル部21が装脱着するカーオーディオ2において、隠見面となる本体部前面21Bに対して貼付部32が貼り付けられると共に、隣接する変位部33が山折部33A及び谷折部33Bの折曲角度A1及びA2を変化させることによって上記カーオーディオ2のアピールポイントAPを表示するアピールポイント表示部31を一対の隠見面である本体部前面21B及び操作パネル部後面22Cによって形成される空隙Cの内外へ自在に変位させるようにした。
【選択図】 図2
本発明は、配送時のトラブルを防止できるPOPラベルを実現できる。
【解決手段】
本発明のPOPラベル3は、本体部21に対して操作パネル部21が装脱着するカーオーディオ2において、隠見面となる本体部前面21Bに対して貼付部32が貼り付けられると共に、隣接する変位部33が山折部33A及び谷折部33Bの折曲角度A1及びA2を変化させることによって上記カーオーディオ2のアピールポイントAPを表示するアピールポイント表示部31を一対の隠見面である本体部前面21B及び操作パネル部後面22Cによって形成される空隙Cの内外へ自在に変位させるようにした。
【選択図】 図2
Description
本発明は、POP(Point Of Purchase)ラベル及び電子機器に関し、例えばカーオーディオのPOPラベル及びカーオーディオに適用して好適なものである。
従来、店頭においてカーオーディオのアピールポイントを簡易に表示させるために、製造工程においてカーオーディオの前面にPOPステッカーを貼り付けることが広く行われている。そしてこのカーオーディオが店頭に陳列された時には、カーオーディオに予め貼り付けられたこのPOPステッカーによって、店内の顧客に対して当該アピールポイントを広告するようになされている。
しかしながら、このようなPOPステッカーは、カーオーディオの前面に密着して貼り付けられるため、店頭に陳列されているカーオーディオを当該POPステッカーによって部分的に隠してしまうと共に、カーオーディオの全体的なデザインのバランスを崩してしまうことになってしまうため、折角POPステッカーによって顧客の目を惹きつけたにも拘らず、重要なアピールポイントとなるカーオーディオのデザイン性を顧客に伝えることが困難となってしまう。
一方、陳列されている製品を隠すことなくPOPを表示する方法として、POPスタンドを組み立てて、製品の上部に取り付けるようになされたものがある(例えば、非特許文献1参照)。
実用新案登録番号 第3041897号公報
ところでかかる構成のPOPスタンドにおいては、製品の外部に突出した状態で当該POPスタンドを取り付けるようになされているため、製品との一体性が希薄であり、製造工程においてこのPOPスタンドをカーオーディオに取り付けた場合、配送時に外れたり、破損する等のトラブルが生じることとなり、このPOPスタンドをカーオーディオに適用することができないという問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、一体性を向上させるPOPラベル及び電子機器を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明のPOPラベルにおいては、着脱又は開閉動作によって隠見される一対の隠見面を有する製品に対するPOPラベルであって、一対の隠見面に貼り付けられた貼付部と、製品のアピールポイントを表示するアピールポイント表示部と、アピールポイント表示部及び貼付部の間に介設され、アピールポイント表示部を一対の隠見面によって形成される空間の内外へ自在に変位させる変位部とを設けるようにした。
これにより、製品が店頭に陳列された時には、一対の隠見面によって形成される空間からアピールポイント表示部を変位させて当該空間の外部に表示させることができる一方、製品の配送時には当該空間の内部にアピールポイント表示部を保持することができる。
また、本発明の電子機器においては、POPラベルが貼り付けられた電子機器であって、電子機器は、着脱又は開閉動作によって隠見される一対の隠見面を設け、POPラベルは、一対の隠見面に貼り付けられた貼付部と、製品のアピールポイントを表示するアピールポイント表示部と、アピールポイント表示部及び貼付部の間に介設され、アピールポイント表示部を一対の隠見面によって形成される空間の内外へ自在に変位させる変位部とを設けるようにした。
これにより、電子機器が店頭に陳列された時には、一対の隠見面によって形成される空間の外部にアピールポイント表示部を表示させることができる一方、電子機器の配送時には当該空間の内部にアピールポイント表示部を保持することができる。
本発明によれば、製品が店頭に陳列された時には、一対の隠見面によって形成される空間からアピールポイント表示部を変位させて当該空間の外部に表示させることができる一方、製品の配送時には当該空間の内部にアピールポイント表示部を保持することができ、かくして製品との一体性を向上するPOPラベルを実現できる。
本発明によれば、電子機器が店頭に陳列された時には、一対の隠見面によって形成される空間の外部にアピールポイント表示部を表示させることができる一方、電子機器の配送時には当該空間の内部にアピールポイント表示部を保持することができ、かくしてPOPラベルとの一体性を向上する電子機器を実現できる。
以下、図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)カーオーディオの全体構成
図1において、2は全体としてカーオーディオを示している。このカーオーディオ2にはPOP(Point Of Purchase)ラベル3が貼り付けられている。
図1において、2は全体としてカーオーディオを示している。このカーオーディオ2にはPOP(Point Of Purchase)ラベル3が貼り付けられている。
図2に示すように、このカーオーディオ2は、着脱可能な本体部21と操作パネル部22とから構成されている。以下、本体部21に対して操作パネル部22が取り付けられる方向を前方向とし、対向する方向を後方向として説明する。
この本体部21は前面に開口した凹部21Aを有している。一方で操作パネル部22は、当該凹部21Aと略同じ大きさを有する凸部22Aをその後面に有している。そしてこの凹部21Aに対して凸部22Aが嵌め込まれることによって、本体部21に対して操作パネル部22が装着されると共に、当該凹部21A及び当該凸部22Aにそれぞれ設けられた図示しない一対のフックによって係止されるようになされている。
そしてカーオーディオ2は、操作パネル部22が脱着された状態において、本体部21の前方向面となる本体部前面21Bにおける中央付近の下部にPOPラベル3が貼り付けられていると共に、このPOPラベル3が貼り付けられた本体部21に対して操作パネル部22が装着され(図1)、この状態で店頭に陳列される。
一方でカーオーディオ2は、当該カーオーディオ2を実際に購入した顧客(以下、これをユーザと呼ぶ)の手元にPOPラベル3が貼り付けられた状態で届けられ、当該ユーザによって当該POPラベル3が剥離されるようになされている。
(2)POPラベル
次に、POPラベル3について図3を用いて具体的に説明する。なお、POPラベル3がカーオーディオ2に貼り付けられる時に前方向となる面を表面として図3(A)に、同様に後方向となる面を裏面として図3(B)に示している。
次に、POPラベル3について図3を用いて具体的に説明する。なお、POPラベル3がカーオーディオ2に貼り付けられる時に前方向となる面を表面として図3(A)に、同様に後方向となる面を裏面として図3(B)に示している。
図3(A)及び図3(B)に示すように、POPラベル3は、全体として板状でなり、略矩形のアピールポイント表示部31と、貼付部32と、変位部33とから構成されている。
アピールポイント表示部31の表面には、カーオーディオ2の長所や利点、特別価格であること等のアピールポイントAPが文字や図形等を用いて表示されるようになされている。ここではカーオーディオ2が新作モデルであることを示す「NEW MODEL」という文字が印刷されている。
これにより、POPラベル3は、このアピールポイント表示部31を店頭において視認した顧客に対してカーオーディオ2が新作モデルであることを知得させ得、当該カーオーディオ2に対する興味を顧客に持たせるように広告することができ、延いては当該カーオーディオ2の購入を当該顧客に検討させて販売促進に繋げ得るようになされている。
一方、貼付部32の裏面には、両面テープ32Aが貼り付けられ、この両面テープ32Aの剥離紙を除去することによって露出した粘着面によって、カーオーディオ2の任意の場所に貼り付けられるようになされている。
また、貼付部32の表面には、カーオーディオ2を実際に購入したユーザに対して、このカーオーディオ2を使用する時にPOPラベル3を剥離することを促すメッセージMSとして、「使用時には剥がして下さい。」という文字が印刷されており、図4に示すように、操作パネル部22を脱着した状態において、ユーザに当該メッセージMSを視認させ得るようになされている。
これによりPOPラベル3は、このカーオーディオ2がユーザによって購入され、当該カーオーディオ2が実際に使用される場合、当該ユーザに当該POPラベル3を剥離させ得るようになされている。
また、POPラベル3は、カーオーディオ2の使用時には操作パネル部22が装着されることにより隠される本体部前面21Bに対して貼付部32が貼り付けられていることにより、カーオーディオ2の使用時には貼付部32が表面に露出せず、従来のカーオーディオ2の操作部前面22B(図1)にPOPステッカーを貼り付ける方法と比較して、粘着面の糊残りが生じた場合の糊残り跡を目立たせなくすることができる。さらに、POPラベル3は、従来のPOPステッカーのようにアピールポイント表示部31の全面を粘着面とする必要が無いため、貼付部32を小さくでき、一段と糊残り跡を目立たせなくすることができる。
他方、変位部33(図3)は、後述するようにアピールポイント表示面31を変位するために設けられている。また、変位部33の上下端には、山折部33A及び谷折部33Bが設けられており、POPラベル3の表面を上側にした場合に、山折部33Aは山折りに、谷折部33Bは谷折りに折り曲げられるように凹凸や溝等が形成されている。
図4に示したように、POPラベル3は、山折部33A及び谷折部33Bにおいてそれぞれ山折、谷折に折り曲げられると共に、貼付部32がカーオーディオ2における本体部前面21Bの下部の中央周辺に、貼付部32の下端に位置する谷折部33Bが本体前面下縁部21Cに沿うようにして貼り付けられている。
このとき図5に示す断面図のように、POPラベル3は、一切の圧力を加えられていない状態において山折部33A及び谷折部33Bにおける折曲角度A1及びA2がほぼ直角になるように折り曲げられている。そして変位部33の長さLが凹部21Aの奥行きDより大きく形成されているため、アピールポイント表示部31は本体部21から前方向に突き出すようになされている。
図6(A)及び図6(B)に示したように、変位部33は、例えば山折、山折のように同じ向きの折目を繰り返すのではなく、山折部33Aと谷折部33Bとが設けられたことにより、アピールポイント表示部31の斜め上方向に軽く押し上げるだけの簡易な操作のみでPOPラベル3を蛇腹状に折り畳み得るようになされている。
図7(A)及び図7(B)に示すように、POPラベル3を折り畳んだ状態で操作パネル部22が本体部21に装着された場合、POPラベル3は、本体部前面21B及び操作パネル部後面22Cによって形成される間隙Cに保持される。
これにより、POPラベル3は、カーオーディオ2の外側に露出することなく、本体部21及び操作パネル部22によって挟まれて、当該カーオーディオ2との一体性を向上させるようになされている。これにより、POPラベル3は、当該カーオーディオ2によって保護された状態となり、配送等の時に外側から衝撃があった場合であっても破損しないようになされている。
また、変位部33(図3)は、その長さLがアピールポイント表示部31の高さH以上になるように形成されている。これにより、アピールポイント表示部31が本体前面下縁部21C(図7)からはみ出ることがなく、POPラベル3の全てが凹部21A内にきっちり収まるようになされている。
さらに、変位部33(図3)は、アピールポイント表示部31の下縁部である表示下縁部31Aとそれぞれ平行になるように、山折部33A及び谷折部33Bが設けられていることにより、本体前面21B(図4)に対して、貼付部32の下縁部(谷折部33B)が本体前面下縁部21Cに沿うようにして貼り付けられることによって、折り畳まれた場合には略矩形状のアピールポイント表示部31が斜めに傾けられることがなく、POPラベル3(図7)を最もコンパクトな状態に折り畳めると共に、アピールポイント表示部31が表示された場合には、当該アピールポイント表示部31を本体前面下縁部21C(図4)に対して平行に表示させ得るようになされている。
これにより、POPラベル3は、谷折部33Bを本体全面下縁部21Cに沿って貼り付けるだけの簡易な貼付操作によって、アピールポイントAPの文字が傾けられることなく、まっすぐな状態でアピールポイント表示部31を表示させ得るようになされている。
また、このPOPラベル3は、材質として弾性力の高いユポ(登録商標)が使用されている。これにより、図8に示すように、POPラベル3は、本体部21から操作パネル部22が脱着されると自己の弾性力によって伸張することができ、POPラベル3が収納される前(図5)とほぼ同じ、山折部33A及び谷折部33Bの折曲角度A1及びA2がほぼ直角の状態へ自動的に戻るようになされている。
これにより、POPラベル3は、間隙Cを形成していた操作パネル部22が脱着されるのと同時にアピールポイント表示部31を凹部21Aの外部に飛び出させて注目させることができるため、当該操作パネル部22を脱着操作した人物に対してアピールポイントAPを視認させることができる。
これによりカーオーディオ2を購入したユーザによって操作パネル部22が脱着された場合には、アピールポイント表示部31を介して当該カーオーディオ2のアピールポイントAPを認識させて、当該ユーザの当該カーオーディオ2に対する満足度を高め得るようになされている。一方、カーオーディオ2を販売する店の店員によって操作パネル部22が脱着された場合には、POPラベル3の存在を確実に認識させることにより、カーオーディオ2の店頭への陳列時にアピールポイント表示部31を表示させるように当該店員を誘導し得るようになされている。
因みにPOPラベル3は、材質としてユポ(登録商標)が使用されたことによって湿度や温度等による環境変化によってPOPラベル3が変形することを防止すると共に、POPラベル3の強度及び耐久性を向上させることもできる。
一方、操作パネル部22が装着される場合には、図9に示すように、POPラベル3が引き伸ばされた状態で、凹部21Aに対して操作パネル部22の凸部22Aがほぼ水平に、変位部33の上を通って嵌め込まれるようになされている。
この結果、図10に示すように、変位部33が本体部前面21Bから操作パネル部前面22Bに向かって伸び、操作パネル部22の下縁に対して沿った状態で、本体部21及び操作パネル部22に挟まれ、カーオーディオ2との一体性を向上させるようになされている。そして変位部33は、その先端に位置するアピールポイント表示部31を当該操作パネル部前面22Bより僅かに突出した状態で垂れ下げさせるようになされている。
これにより、POPラベル3は、アピールポイント表示部31及び変位部33の一部分のみを表出させ、他の部分をカーオーディオ2の内部に、一体化させた状態で保持させるため、カーオーディオ2が陳列された時に、外部からの衝撃等が加えられた場合であっても当該カーオーディオ2から外れてしまわないようになされている。
さらにPOPラベル3は、操作パネル部前面22Bより僅かに突出した状態でアピールポイント表示部31を表示させることができるため、店頭に陳列される場合には、従来の操作パネル部前面22Bに密着して貼り付けられるPOPステッカーと比較して、アピールポイント表示部31を一段と目立たせることが可能となり、同時にかつ同様に陳列して並べられた他の商品と差別化して効果的に広告することが可能となる。
また、POPラベル3は、カーオーディオ2の下部に垂れ下げた状態でアピールポイント表示部31を表示することにより、操作パネル部前面22Bと重ならないようにアピールポイント表示部31を表示することができ、当該操作パネル部前面22Bを隠すことが無いため、操作パネル部前面22Bのデザインを害することなく、アピールポイント表示部31を表示させることができる。
さらにPOPラベル3は、操作パネル部前面22Bに直接貼り付けられないため、当該操作パネル部前面22Bの面積とは無関係に、すなわち自由にアピールポイント表示部31の面積が決定されるため、従来のPOPステッカーと比較してアピールポイント表示部31を一段と大きい面積にすることができ、この大きい面積を活用してイメージを一段と詳細に表現したり、多彩に表現して効果的にアピールポイントAPを広告することが可能となる。
なお、POPラベル3には、山折部33A及び谷折部33Bの近傍に円弧状の円弧部33C(図3(B))が設けられている。これによりPOPラベル3では、折目となる山折部33A及び谷折部33B付近に角が形成されないため、当該折目における曲げ伸ばしによる応力が角に集中し、破損し易くなることを防止し得るようになされている。
(3)カーオーディオの梱包時におけるPOPラベルの保持
上述したPOPラベル3は、カーオーディオ2の製造工程においてカーオーディオ2に貼り付けられた状態で当該カーオーディオ2と共に店頭に配送されると、そのままカーオーディオ2と共に陳列されるようになされている。以下、このカーオーディオ2にPOPラベル3が貼り付けられてから当該カーオーディオ2が梱包されるまでについて説明する。
上述したPOPラベル3は、カーオーディオ2の製造工程においてカーオーディオ2に貼り付けられた状態で当該カーオーディオ2と共に店頭に配送されると、そのままカーオーディオ2と共に陳列されるようになされている。以下、このカーオーディオ2にPOPラベル3が貼り付けられてから当該カーオーディオ2が梱包されるまでについて説明する。
図11に示すように、カーオーディオ2の本体部21及び操作パネル部22は、それぞれ分離した状態で梱包される。
本体部21には、本体部前面21BにPOPラベル3が貼り付けられると共に、凹部21Aには当該凹部21Aを保護するため、操作パネル部22の代わりにダンボール製の保護スペーサ41が嵌め込まれる。
このとき凹部21Aに保護スペーサ41が完全に嵌め込まれると、POPラベル3は折り畳まれた状態で本体部前面21B及び当該保護スペーサ41の間に保持されるようになされている。これにより、POPラベル3は、カーオーディオ2の外側に露出することなく当該凹部21A及び当該保護スペーサ41によって挟まれて保護された状態となり、配送時等に外側から衝撃があった場合であっても破損しないようになされている。
さらに本体部21は、例えばPE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)製のプラスティック袋に入れられる。一方、操作パネル部22は、専用の操作パネル用ケース42に入れられる。そして本体部21及び操作パネル部22は、図示しないダンボール製の外箱に緩衝材と共に梱包されるようになされている。
なお、通常カーオーディオ等の電子機器は高湿度に弱く、防湿のためにプラスティック袋に入れられた後に外箱に梱包されるが、特にカーオーディオ2の外側にPOPスタンド等が露出していた場合、このプラスティック袋に出し入れされる梱包及び開梱の作業時に外れてしまう等のトラブルが生じる場合が多い。しかしながら、POPラベル3は、カーオーディオ2の外側に露出しないため、このようなトラブルを回避することができるようになされている。
同様にカーオーディオ等の電子機器は衝撃に弱く、衝撃による保護のために発泡スチロール等の緩衝材を使用して外箱内に隙間を形成することなく梱包されるため、特にカーオーディオ2の外側にPOPスタンド等を収納するスペースを確保できない場合が多い。また、カーオーディオ2は筐体でなる場合が多く、外側に凹凸が無いため同様にPOPスタンド等を収納するスペースを確保できない場合が多い。
しかしながら、POPラベル3では、カーオーディオ2自体の機能上必要となる、本体部21及び操作パネル部22からなる脱着機構により形成される間隙Cをそのまま利用することができる。すなわち、POPラベル3は、脱着機構の一部である凹部21A及び当該凹部21Aを保護するための保護スペーサ41の間に形成される間隙Cに折り畳まれた状態で保持されることによって収納され得るようになされている。
因みに、操作パネル部前面22B(図1)には操作ダイヤルやボタン等からなる操作部22C及び表示部22Dを有している。POPラベル3は、操作パネル部前面22Bを隠すことがないため、従来のシール式のPOPステッカーを表示部22Dに貼り付ける方式で生じていた、POPステッカーの貼付後に行われる最後の検査工程において、表示部22Dが正常に稼動しているか否かの検査が不可能になってしまう問題を未然に防止することができる。
(4)カーオーディオの陳列時におけるPOPラベルの表示
次に、店頭に配送されたカーオーディオ2が開梱され、見本として店頭に陳列されると共に、POPラベル3が表示されるまでについて説明する。
次に、店頭に配送されたカーオーディオ2が開梱され、見本として店頭に陳列されると共に、POPラベル3が表示されるまでについて説明する。
図12に示すように、カーオーディオ2は、店頭において開梱されると、本体部21の凹部21Aに嵌め込まれていた保護スペーサ41が取り除かれると共に、操作パネル部22が操作パネル用ケース42から取り出され、さらにこの本体部21に対して操作パネル部22が取り付けられるようになされている。
このとき、POPラベル3は、保護スペーサ41の除去と同時にアピールポイント表示部31を表示位置に変位させ得るため、カーオーディオ2を開梱し、操作パネル部22を本体部21に取り付けるという陳列に係る通常の作業のみでアピールポイント表示部31を半ば自動的に表示させ得るため、従来の別途POPスタンド等を添付し、余分な組み立て作業を伴う方法と比較して、放置されることを防止することができ、一段と確実にアピールポイント表示部31を店頭に表示させ得るようになされている。
なお、通常、店頭では図示しないビスによって本体部21及び操作パネル部22は固定され、着脱が不能な状態で店頭に陳列される。本体部21に操作パネル部22が取り付けられた状態では、変位部33(図10)が本体部21及び操作パネル部22の間に挟まれて固定される。
これにより、カーオーディオ2は、店頭において操作パネル部22が脱着されることなく、変位部33が本体部21及び操作パネル部22の間に挟まれた状態で陳列され続けるため、POPラベル3とカーオーディオ2との一体性を一段と向上させることができ、アピールポイント表示部31を引っ張った場合であってもその引っ張った応力が貼付部32まで到達することができず、POPラベル3を引っ張ることによって取り除くことは困難である。また、POPラベル3は材質として強靭なユポ(登録商標)を使用しているため、通常の人間の力では千切り取ることは困難である。
さらにPOPラベル3は、操作パネル部22が装着された状態(図1)では貼付部32を露出しないため、店内の顧客に対してPOPラベル3の貼付状態を視認させることができないようになされている。これにより、顧客のいたずら心をくすぐることを防止し、POPラベル3を剥がそうとする顧客のいたずらを抑制することができる。
これにより、POPラベル3は、顧客が店頭において当該POPラベル3を取り除くいたずら自体を抑制すると共に、当該POPラベル3がいたずらにより引っ張られた場合であっても千切れないため、取り除かれることがなく、一段と長い期間に渡ってアピールポイント表示部31を表示することができ、広告の効果を向上させ得るようになされている。
(5)動作及び効果
以上の構成において、本発明のPOPラベル3は、本体部21に対して操作パネル部21が着脱するカーオーディオ2において、一隠見面となる本体部前面21Bに対して貼付部32が貼り付けられると共に、変位部33によってカーオーディオ2のアピールポイントを表示するアピールポイント表示部31を当該本体部前面21B及び他の隠見面となる操作パネル部後面22Cによって形成される空間である間隙Cの内外へ自在に変位させる。
以上の構成において、本発明のPOPラベル3は、本体部21に対して操作パネル部21が着脱するカーオーディオ2において、一隠見面となる本体部前面21Bに対して貼付部32が貼り付けられると共に、変位部33によってカーオーディオ2のアピールポイントを表示するアピールポイント表示部31を当該本体部前面21B及び他の隠見面となる操作パネル部後面22Cによって形成される空間である間隙Cの内外へ自在に変位させる。
これによりPOPラベル3は、アピールポイント表示部31を間隙C内に変位させると、本体部21及び操作パネル部22に挟まれた状態でカーオーディオ2と一体的に保護され、カーオーディオ2の外部に露出されないため、POPラベル3がカーオーディオ2に貼り付けられてから店頭に陳列されるまでの間に、外部からの衝撃によって破損したり外れてしまうことを防止できる。
また、POPラベル3は、カーオーディオ2の製造工程において、カーオーディオ2における決められた貼付位置に確実に貼り付けられることによって、当該カーオーディオ2のデザインに合わせた所望の表示位置にアピールポイント表示部31を表示させることができる。
一方でPOPラベル3は、本体部21から操作パネル部22を除去した時に、変位部33によってアピールポイント表示部31を本体部前面21B及び操作パネル部後面22Cの間隙Cから外に変位させることができる。
ここでカーオーディオ2が店頭に陳列される場合、POPラベル3は、アピールポイント表示部31を所定の表示位置に変位させることができるため、本体部21に操作パネル部22を装着された時に、本体部前面21Bから本体部21及び操作パネル部22の隙間を通ってカーオーディオ2との一体性を高めた状態でアピールポイント表示部31を表示させることができる。
これにより、POPラベル3は、カーオーディオ2の内部を通ってアピールポイント表示部31をカーオーディオ2の外部に表示するため、POPラベル3を除去するためには、当該カーオーディオ2の内部へ力を加える必要を生じさせ、従来の単にPOPスタンドが組み立てられた状態でその一部をカーオーディオ2に貼り付けられた場合と比較して、外部からの物理的な力に対して除去されにくくし得る。
さらに、POPラベル3は、変位部33の一部として山折部33A及び谷折部33Bが設けられており、蛇腹状に折り畳まれた状態で収納されることにより、保護スペーサ41を嵌め込む際の圧力によって容易に折り畳まれると共に、当該折り畳まれた状態から開放されると同時にアピールポイント表示部31が自然に飛び出して、アピールポイント表示部31をカーオーディオ2の外側に位置させることができ、POPラベル3の収納及び引き出しに係る作業を一段と簡素化させることができる。
これによりPOPラベル3は、操作パネル部22を装着する店員が行う通常の動作において当該店員がPOPラベル3を意識しなくてもいつの間にかアピールポイント表示部31を表示させ、カーオーディオ2を店頭に陳列させることができる。
また、POPラベル3は、山折部33A及び谷折部33Bによって非常にコンパクトに折り畳まれることができ、本体部21及び操作パネル部22の代わりに嵌め込まれた保護スペーサ41によって形成される狭い間隙Cに収納され得る。
さらにPOPラベル3は、操作パネル部22の下部に表示させるため、当該操作パネル部22を隠すことなく、かつ陳列棚の棚部分や隙間等を利用してアピールポイント表示部31を表示させることができる。
またカーオーディオ2がユーザによって購入された場合、POPラベル3は、保護スペーサ41の除去と同時に、貼付部32に印刷された使用時には剥離する旨のメッセージMSをユーザに視認させることができ、速やかに当該POPラベル3を剥離させ、ユーザにカーオーディオ2を使用させることができる。このとき、POPラベル3は、特にアピールポイント表示部31又は変位部33のいずれの部分を掴んで引っ張るだけで簡単に剥離させることができるため、従来のPOPステッカーと比較して、つめ等を使って端部分をめくって強引に剥離させる必要がなく、ユーザに対して当該POPラベル3を簡易に剥離させることができる。
以上の構成によれば、本発明のPOPラベル3は、本体部21に対して操作パネル部22が着脱するカーオーディオ2において、隠見面となる本体部前面21Bに対して貼付部32が貼り付けられると共に、変位部33によってアピールポイント表示部31を一対の隠見面である本体部前面21B及び操作パネル部後面22Cによって形成される間隙Cの内外へ自在に変位させることができ、店頭における陳列時にはアピールポイント表示部31を間隙Cの外部に表示させると共に、配送時にはPOPラベル3を間隙Cの内部に保持させ、保護された状態にすることができ、かくしてカーオーディオ2との一体性を向上させることができる。
(6)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、POPラベル3の材質としてPPでなるユポ(登録商標)を使用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば紙やPET(ポリエチレンテレフタレート)等の各種プラスティック材料、複合材料等を使用するようにしても良い。このとき、弾性率が100MPa〜100GPa、厚みが25μm〜200μmのプラスティック材料を適宜選択して使用することによって、その弾性を利用して操作パネル部22の除去と同時にアピールポイント表示部31を自動的に飛び出させるようにすることができる。
なお上述の実施の形態においては、POPラベル3の材質としてPPでなるユポ(登録商標)を使用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば紙やPET(ポリエチレンテレフタレート)等の各種プラスティック材料、複合材料等を使用するようにしても良い。このとき、弾性率が100MPa〜100GPa、厚みが25μm〜200μmのプラスティック材料を適宜選択して使用することによって、その弾性を利用して操作パネル部22の除去と同時にアピールポイント表示部31を自動的に飛び出させるようにすることができる。
また上述の実施の形態においては、変位部33の一部として山折部33A及び谷折部33Bが設けられるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、変位部33として折目が設けられる必要はなく、例えば丸めた状態でアピールポイント表示部31が間隙Cに収納されるようにしても良く、また折目の数に関しては販売促進する対象製品の形状や大きさ、間隙Cの大きさ等によって自由に調整されることができる。
さらに上述の実施の形態においては、POPラベル3は、山折部33A及び谷折部33Bが設けられており、蛇腹状に折り畳まれるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、山折の次に山折のように、同じ折目が連続する状態で折り畳むことも可能である。この場合であっても、変位部33を折り畳んだり広げたりする簡易な補助操作のみでアピールポイント表示部31を収納し、引き出すことができる。
さらに上述の実施の形態においては、間隙Cに収納されたPOPラベル3は、操作パネル部22が除去されることによって折曲角度A1及びA2がほぼ直角になるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この折曲角度A1及びA2については、POPラベル3の材質、山折部33A及び谷折部33Bの凹凸や溝の深さ、POPラベル3の収納時に山折部33A及び谷折部33Bに加えられる圧力等によって自由に調整することができる。
さらに上述の実施の形態においては、矩形でなる板状のアピールポイント表示部31が表示されるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、アピールポイント表示部31の形状としては特定されず、丸や三角等の形状としてもよく、さらには立体形状としても良い。例えば図13に示すように、貼付部52、変位部53に加え、アピールポイント表示部51の一部として3つの山折部51B及び三角柱形成部51Cを設け、当該山折部51Bを山折りし、三角柱状に組み立て、アピールポイント表示部51の上縁に両面テープ51Aを貼り合せることによって立体形状を形成することも可能である。これにより、店頭に隣接して陳列されている他のカーオーディオから、アピールポイント表示部31を一段と浮き立たせて目立たせることができ、広告の効果を向上させることができる。
さらに上述の実施の形態においては、カーオーディオ2は、本体部21及び操作パネル部22がビスで固定され、脱着不可能な状態で店頭に陳列されるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、固定されることなく着脱可能な状態で陳列するようにしても良い。
これにより、POPラベル3は、操作パネル部22を装着した状態において、貼付部32を顧客に視認させないため、POPラベル3がどこから出てきているのかを顧客に一目で理解させず、顧客の好奇心をくすぐることにより、POPラベル3を調べるために思わず操作パネル部22を脱着させたり、POPラベル3を触らせたりして、顧客の視線をカーオーディオ2へ惹きつけることができるため、結果として顧客のカーオーディオ2に対する興味を高めることができる。
さらに上述の実施の形態においては、本体部21及び操作パネル部22の着脱によって見え隠れする隠見面のうち、一隠見面となる本体部前面21BにPOPラベル3が貼り付けられるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、他の隠見面となる操作パネル部後面22Cに当該POPラベル3が貼り付けられるようにしても良い。
同様に上述の実施の形態においては、本体部21及び操作パネル部22が着脱可能なカーオーディオ2の一隠見面となる本体部前面21BにPOPラベル3が貼り付けられるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば冷蔵庫や机の引き出し等の開閉可能な製品における隠見面にPOPラベル3が貼り付けられるようにしても良い。この場合POPラベル3は、着脱若しくは開閉動作によって見え隠れする隠見面に貼り付けられるようにすれば良く、例えば冷蔵庫の場合、閉状態で扉の内側となる扉内面を一隠見面、冷蔵庫内部の空間を形成する残り全ての面が他の隠見面となり、一対の隠見面を構成する。
このとき、POPラベル3を開閉又は着脱可能な扉内面以外の位置に貼り付けることにより、アピールポイント表示部31が開閉又は着脱動作によって変位されることがないため、常に同じ位置に表示され、扉の開閉に影響されることなく常にアピールポイント表示部31を一定の場所に表示させることが可能となる。これにより、従来の扉の前面にPOPステッカーを貼り付ける方法と比較して、扉を開いたときにPOPステッカーが当該扉と共に移動し、顧客の視界から消えてしまうことを防止でき、顧客に対して一段と印象的にアピールポイント表示部31を表示することができ、広告の効果を向上させることができる。
さらにこの場合、敢えてユーザに対するメッセージMSが貼付部32に印刷されず、代わりに貼付部32及び変位部33に周囲と同系色の色彩が印刷されることによって、扉を開けた状態であっても貼付部32及び変位部33の存在を目立たせなくし、あたかもアピールポイント表示部31が浮き出ているかのように演出させることによって、顧客にアピールポイントAPを強く印象付けることができる。また貼付部32は、メッセージMSに加えて文字や図形等からなるアピールポイントAPを表示することによってさらにアピールポイントAPを強調させるようにしても良い。
一方、POPラベル3を扉内面に貼り付けさせることも可能である。この場合、アピールポイント表示部31の表面だけでなく裏面にもアピールポイントAPが印刷されることができ、特に表面と裏面とで異なる内容のアピールポイントAPが印刷されることによって、扉を開ける前の状態と、扉を開けたときの状態とで異なるポイントをアピールすることができ、顧客に対して一段と多くの利点をそれぞれの状態に応じて印象付けることができるため、広告の効果を向上させることができる。
さらに上述の実施の形態においては、カーオーディオ2は、本体部前面21Bに対して保護スペーサ41が嵌め込まれた状態で梱包され、本体部前面21B及び保護スペーサ41によって形成された間隙CにPOPラベル3が収納されるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、本体部前面21B及び操作パネル部22とが装着された状態で梱包され、本体部前面21B及び操作パネル部後面22Cによって形成される間隙CにPOPラベル3が収納されるようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、POPラベル3は、収納された状態でカーオーディオ2と共に梱包されることにより、梱包、配送及び開梱等の作業時における破損を防止するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、店頭においてカーオーディオ2を移動させる時に一時的にPOPラベル3を間隙Cに収納し、移動終了後に再び引き出すようにすることによって、梱包時等と同様に破損を防止することができる。
さらに上述の実施の形態においては、アピールポイント表示部31にはカーオーディオ2を広告するアピールポイントAPが印刷されるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、アピールポイントAPに加えて、例えば裏面にバーコード等が印刷され、販売数管理等に使用するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、POPラベル3は、アピールポイント表示部31を操作パネル前面22Bと重ならないように表示するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、重なって表示するようにしても良い。このとき、POPラベル3は、アピールポイント表示部31をカーオーディオ2の前面から大きく突出させることによって、操作パネル部前面22Bを隠すことなく、顧客に対して斜め上からカーオーディオ2の前面を視認させることができる。
さらに上述の実施の形態においては、アピールポイント表示部31にカーオーディオ2のアピールポイントAPが印刷されるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、取扱説明等が印刷されても良い。例えばカーオーディオ2に特有の開閉可能な操作パネルにこのPOPラベル3が貼り付けられ、アピールポイント表示部31に取扱説明等が印刷された場合、ユーザに別途添付した説明書を読ませることなく操作パネルの取扱を説明することが可能となり、ユーザの便宜を向上させることができる。
さらに上述の実施の形態においては、アピールポイント表示部としてのアピールポイント表示部31と、貼付部としての貼付部32と、変位部としての変位部33とによってPOPラベルとしてのPOPラベル3を構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、その他種々の構成でなるアピールポイント表示部と、貼付部と、変位部とによってPOPラベルを構成するようにしても良い。
本発明のPOPラベルは、例えば家具や書籍、自動車等に使用される各種POPラベルや、電子レンジやエアコン、各種音響機器等の電子機器に適用することができる。
2……カーオーディオ、3……POPラベル、21……本体部、22……操作パネル部、31……アピールポイント表示部、32……貼付部、32A……両面テープ、33……変位部、33A……山折部、33B……谷折部。
Claims (4)
- 着脱又は開閉動作によって隠見される一対の隠見面を有する製品に対するPOPラベルであって、
上記一対の隠見面のいずれか一方に貼り付けられた貼付部と、
上記製品のアピールポイントを表示するアピールポイント表示部と、
上記アピールポイント表示部及び貼付部の間に介設され、上記アピールポイント表示部を上記一対の隠見面によって形成される空間の内外へ自在に変位させる変位部と
を具えることを特徴とするPOPラベル。 - 上記変位部は、
板状でなり、
蛇腹状に形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載のPOPラベル。 - 上記貼付部は、
上記POPラベルを剥離することを促すメッセージが上記隠見面に貼り付けられた貼付面の反対面に印刷されている
ことを特徴とする請求項1に記載のPOPラベル。 - POPラベルが貼り付けられた電子機器であって、
上記電子機器は、
着脱又は開閉動作によって隠見される一対の隠見面
を具え、
上記POPラベルは、
上記一対の隠見面のいずれか一方に貼り付けられた貼付部と、
上記製品のアピールポイントを表示するアピールポイント表示部と、
上記アピールポイント表示部及び貼付部の間に介設され、上記アピールポイント表示部を上記一対の隠見面によって形成される空間の内外へ自在に変位させる変位部と
を具える
ことを特徴とする電子機器。
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