JP2007057755A - 画像表示装置及び画像表示装置の制御方法 - Google Patents

画像表示装置及び画像表示装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡易かつ信頼性が高い構成により明るい画像を表示することが可能な画像表示装置等を提供すること。
【解決手段】複数のビーム光を走査させることにより画像を表示する画像表示装置であって、ビーム光を供給する光源部121Rと、光源部121Rからのビーム光を走査させる走査部と、を有し、光源部121Rは、最小ビット数から最大ビット数までのうち割り当てられたビット数に応じて重み付けされた光量のビーム光を用いて階調を表現するように駆動され、かつ、最小ビット数から最大ビット数までのうち上位の少なくとも1ビットに対して、少なくとも2つのビーム光を割り当てる。
【選択図】 図7

Description

本発明は、画像表示装置及び画像表示装置の制御方法、特に、画像信号に応じて変調されたビーム光を走査させることで画像を表示する画像表示装置の技術に関する。
近年、画像を表示する画像表示装置として、レーザ光を走査させることで画像を表示するレーザプロジェクタが提案されている。レーザ光は、単色性及び指向性が高いことを特徴とする。このため、レーザプロジェクタは、色再現性の良い画像を得られるという利点を有する。レーザプロジェクタは、例えば、矩形のパルス状の変調電流によるレーザ光の変調を用いて画像の表示を行う(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−189520号公報
特許文献1には、パルス幅変調によりレーザ光を変調する技術が提案されている。例えば、1920×1080ピクセルのフルハイビジョンの画像を毎秒30フレームで表示する場合、各画素上をレーザ光が走査するタイミングを表す画素クロックは62.2メガヘルツとなる。このとき、8ビットの階調表現を行うためには、16ギガヘルツの変調周波数を要することとなる。このように高速な変調を行うために、光源を駆動させるための構成が複雑となると、製造コストが増大することとなる。特に高出力のレーザ光源は、16ギガヘルツもの変調周波数において正確な駆動を行うことは非常に困難であることから、変調の正確さや装置の信頼性が低下することも考えられる。このように変調周波数を高めることが困難である場合に、複数のレーザ光を用いて階調表現することで、各レーザ光の変調周波数を低減することも考えられる。この場合、例えば10個のレーザ光を用いて階調表現を行うこととしても最小パルス幅を10倍にできるにすぎず、さらなる変調周波数の低下が望まれることとなる。
また、特許文献1には、各レーザ光の光量を2のべき乗に比例するように調整し、表示する階調数(量子化ビット数)に合わせてレーザ光を選択する技術についても提案されている。画素クロックに同期させた光源駆動パルス信号を用いるため、変調周波数を低下させることが可能である。例えば、8ビットの階調表現を行う場合、8個のレーザ光についてそれぞれ0ビットから7ビットが割り当てられる。最大ビット数である7ビットが割り当てられるレーザ光は、128階調に相当する光量となる。この場合、8個のレーザ光を用いて表示できる最大階調は255階調に相当する光量となることから、8個のレーザ光を用いても、最大ビット数が割り当てられるレーザ光の光量を2倍させた光量より少ない光量しか得られないこととなる。これと同様に10個のレーザ光を用いる場合、得られる光量は、最大ビット数が割り当てられるレーザ光の光量の2倍の光量よりさらに少なくなる。このように、従来の技術によると、簡易かつ信頼性が高い構成により明るい画像を表示することが困難であるという問題を生じる。本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、簡易かつ信頼性が高い構成により明るい画像を表示することが可能な画像表示装置、及び画像表示装置の制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明によれば、複数のビーム光を走査させることにより画像を表示する画像表示装置であって、ビーム光を供給する光源部と、光源部からのビーム光を走査させる走査部と、を有し、光源部は、最小ビット数から最大ビット数までのうち割り当てられたビット数に応じて重み付けされた光量のビーム光を用いて階調を表現するように駆動され、かつ、最小ビット数から最大ビット数までのうち上位の少なくとも1ビットに対して、少なくとも2つのビーム光を割り当てることを特徴とする画像表示装置を提供することができる。
最小ビット数から最大ビット数のうち下位のビットに対しては、ビット数に応じた光量の単独のビーム光が割り当てられる。また、上位の少なくとも1ビットに対しては、少なくとも2つのビーム光が割り当てられる。上位の少なくとも1ビットに対して複数のビーム光を割り当てることにより、全てのビットに対して単独のビーム光を割り当てる場合と比較して、最大階調時の光量を増大させることが可能となる。このため、表現可能な階調を増大させ、かつ明るい画像を表示することができる。また、表示する階調数(量子化ビット数)に合わせてビーム光を選択する構成とすることから、画素クロックに同期させた光源駆動パルス信号に応じて光源部を駆動させることが可能である。このため、従来のパルス幅変調により階調表現を行う場合と比較して、変調周波数を低下させることも可能である。このため、飛躍的に高速な変調を行うための複雑かつ高価な構成を不要とし、かつ信頼性が高い構成とすることができる。これにより、簡易かつ信頼性が高い構成により明るい画像を表示することが可能な画像表示装置を得られる。
また、本発明の好ましい態様によれば、光源部は、それぞれ2のべき乗に略比例する光量に調節された複数のビーム光を供給することが望ましい。これにより、表示する階調数(量子化ビット数)に合わせてビーム光を選択することで階調表現を行うことができる。
また、本発明の好ましい態様によれば、光源部は、複数のビーム光のうち一部のビーム光に対して2つ以上のビット数を割り当てるように駆動されることが望ましい。本態様によると、ビーム光を選択する組合せを増加させるとともに最大階調を増加させることを可能とし、表現可能な階調数を増大させることができる。これにより、高品質でさらに明るい画像を表示することができる。
また、本発明の好ましい態様によれば、光源部は、最小ビット数から最大ビット数までを順次割り当てる場合と比較して、ビーム光ごとの出力差を平準化させてビット数を割り当てることが望ましい。これにより、各ビーム光の出力のばらつきを低減することができる。例えば、最大出力が同等である複数のレーザ素子を用いることを可能とし、レーザ素子ごとの出力差を平準化させることで無駄の低減を図ることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、光源部は、複数のビーム光のうち一部のビーム光について2つ以上のパルス幅に応じて点灯時間を切り換えるように駆動されることが望ましい。本態様によると、ビーム光を選択する組合せを増加させるとともに最大階調を増加させることを可能とし、表現可能な階調数を増大させることができる。これにより、高品質でさらに明るい画像を表示することができる。
また、本発明の好ましい態様としては、光源部を駆動させる光源駆動部を有し、光源駆動部は、最小ビット数から最大ビット数のうち下位のビットが割り当てられたビーム光を供給させるための第1駆動部と、最小ビット数から最大ビット数のうち上位のビットが割り当てられたビーム光を供給させるための第2駆動部とを備えることが望ましい。下位のビットが割り当てられるビーム光は小さい出力、上位のビットが割り当てられるビーム光は大きい出力を要する。また、下位のビットにおいては多値による制御を要する場合があるのに対して、上位のビットについては多値による制御が不要である。このため、下位のビットが割り当てられるビーム光に対して第1駆動部、上位のビットが割り当てられるビーム光に対して第2駆動部を用いることで、供給するビーム光に適した構成とすることが可能となる。これにより、部品の無駄を生じさせず、かつ消費電力を低減することを可能とし、省電力及び低コスト化を図ることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、光源部は、ビーム光を出射させる複数のビーム光出射部を有し、出射させるビーム光の光量が大きいビーム光出射部を光源部の一部の領域に配置することが望ましい。例えば、大きい出力のビーム光出射部を配置する領域に冷却部を設けることで、光源部の放熱を効率的に行うことが可能となる。また、放熱し易い領域に大きい出力のビーム光出射部を配置することとしても良い。このように、出力の大きいビーム光出射部を一部の領域に配置する構成とすることで、光源部の放熱を効率的に行うことが可能となる。
また、本発明の好ましい態様としては、光源部は、ビーム光を出射させる複数のビーム光出射部を有し、出射させるビーム光の光量が大きいビーム光出射部の間に、出射させるビーム光の光量が小さいビーム光出射部を配置することが望ましい。これにより、各ビーム光出射部から生じる熱の局在を低減し、不具合の発生を低減することができる。
さらに、本発明によれば、ビーム光を走査させることにより画像を表示する画像表示装置の制御方法であって、複数のビーム光を供給するビーム光供給工程と、ビーム光を、被照射領域において第1の方向と、第1の方向に略直交する第2の方向へ走査させる走査工程と、を含み、ビーム光供給工程において、最小ビット数から最大ビット数までのうち割り当てられたビット数に応じて重み付けされた光量のビーム光を用いて階調を表現し、かつ、最小ビット数から最大ビット数までのうち上位の少なくとも1ビットに対して、少なくとも2つのビーム光を割り当てることを特徴とする画像表示装置の制御方法を提供することができる。上位の少なくとも1ビットに対して複数のビーム光を割り当てることにより、全てのビットに対して単独のビーム光を割り当てる場合と比較して、最大階調時の光量を増大させることが可能となる。このため、表現可能な階調を増大させ、かつ明るい画像を表示することができる。また、表示する階調数(量子化ビット数)に合わせてビーム光を選択する構成とすることから、画素クロックに同期させた光源駆動パルス信号に応じてビーム光を供給することが可能である。このため、従来のパルス幅変調により階調表現を行う場合と比較して、変調周波数を低下させることも可能である。このため、飛躍的に高速な変調を行うための複雑かつ高価な構成を不要とし、かつ信頼性が高い構成とすることができる。これにより、簡易かつ信頼性が高い構成により明るい画像を表示することができる。
以下に図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る画像表示装置100の概略構成を示す。画像表示装置100は、スクリーン110の一方の面にレーザ光を供給し、スクリーン110の他方の面から出射される光を観察することで画像を鑑賞する、いわゆるリアプロジェクタである。画像表示装置100は、複数のビーム光であるレーザ光を水平方向であるX方向、及び垂直方向であるY方向へ走査させることにより画像を表示する。
図2は、レーザ装置101の概略構成を示す。レーザ装置101は、ビーム光である赤色レーザ光(以下、「R光」という。)を供給するR光用光源部121Rと、ビーム光である緑色レーザ光(以下、「G光」という。)を供給するG光用光源部121Gと、ビーム光である青色レーザ光(以下、「B光」という。)を供給するB光用光源部121Bと、を有する。
各色光用光源部121R、121G、121Bは、それぞれ画像信号に応じて変調された10個のレーザ光を供給する。各色光用光源部121R、121G、121Bは、例えば、レーザ光を供給する10個のレーザダイオード素子を備えている。レーザ装置101には、2つのダイクロイックミラー124、125が設けられている。ダイクロイックミラー124は、R光を透過し、G光を反射する。ダイクロイックミラー125は、R光及びG光を透過し、B光を反射する。R光用光源部121RからのR光は、ダイクロイックミラー124、125を透過した後、レーザ装置101から出射する。
G光用光源部121GからのG光は、ダイクロイックミラー124で反射することにより、光路が略90度折り曲げられる。ダイクロイックミラー124で反射したG光は、ダイクロイックミラー125を透過した後、レーザ装置101から出射する。B光用光源部121BからのB光は、ダイクロイックミラー125で反射することにより、光路が略90度折り曲げられる。ダイクロイックミラー125で反射したB光は、レーザ装置101から出射する。レーザ装置101は、このようにして、画像信号に応じて変調されたR光、G光、B光を供給する。
図1に戻って、レーザ装置101からのレーザ光は、照明光学系102を経た後走査部200へ入射する。走査部200からの光は、投写光学系103を経た後、反射部105に入射する。照明光学系102及び投写光学系103は、レーザ装置101からのレーザ光をスクリーン110上へ投写させる。反射部105は、走査部200からのレーザ光をスクリーン110の方向へ反射する。筐体107は、筐体107内部の空間を密閉する。
スクリーン110は、筐体107の所定の一面に設けられている。スクリーン110は、画像信号に応じて変調されたレーザ光を透過させる透過型スクリーンである。反射部105からの光は、スクリーン110の、筐体107の内部側の面から入射した後、観察者側の面から出射する。観察者は、スクリーン110から出射する光を観察することで、画像を鑑賞する。なお、画像表示装置100は、各色について10個のレーザ光をそれぞれ並列させて走査させる構成としても良く、10個のうち一部又は全てを重畳させて走査させる構成としても良い。
図3は、走査部200の概略構成を示す。走査部200は、反射ミラー202と、反射ミラー202の周囲に設けられた外枠部204とを有する、いわゆる二重ジンバル構造をなしている。外枠部204は、回転軸であるトーションばね206によって、不図示の固定部に連結されている。外枠部204は、トーションばね206の捩れと、元の状態への復元とを利用して、トーションばね206を中心として回動する。反射ミラー202は、トーションばね206に略直交する回転軸であるトーションばね207によって、外枠部204に連結されている。反射ミラー202は、レーザ装置101からのレーザ光を反射する。反射ミラー202は、高反射性の部材、例えばアルミニウムや銀等の金属薄膜を形成することにより構成できる。
反射ミラー202は、外枠部204がトーションばね206を中心として回動することにより、スクリーン110においてレーザ光をY方向(図1参照)へ走査させるように変位する。また、反射ミラー202は、トーションばね207の捩れと、元の状態への復元とを利用して、トーションばね207を中心として回動する。反射ミラー202は、トーションばね207を中心として回動することにより、反射ミラー202で反射したレーザ光をX方向へ走査するように変位する。このように、走査部200は、レーザ装置101からのレーザ光をX方向とY方向へ繰り返し走査させる。
図4は、走査部200を駆動させるための構成を説明するものである。反射ミラー202がレーザ光を反射させる側を表側とすると、第1の電極301、302は、外枠部204の裏側の空間であって、トーションばね206に関して略対称な位置にそれぞれが設けられている。第1の電極301、302に電圧を印加すると、第1の電極301、302と、外枠部204との間には、電位差に応じた所定の力、例えば静電力が発生する。外枠部204は、第1の電極301、302に交互に電圧を印加することにより、トーションばね206を中心として回動する。
トーションばね207は、詳細には、第1のトーションばね307と第2のトーションばね308とで構成されている。第1のトーションばね307と第2のトーションばね308との間には、ミラー側電極305が設けられている。ミラー側電極305の裏側の空間には、第2の電極306が設けられている。第2の電極306に電圧を印加すると、第2の電極306とミラー側電極305との間には、電位差に応じた所定の力、例えば静電力が発生する。第2の電極306のいずれにも同位相の電圧を印加すると、反射ミラー202は、トーションばね207を中心として回動する。走査部200は、このようにして反射ミラー202を回動させることで、レーザ光を二次元方向へ走査させる。走査部200は、例えば、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術により作成することができる。
走査部200は、例えば画像の1フレーム期間において、副走査方向であるY方向へ1回レーザ光を走査させる間に、主走査方向であるX方向について複数回レーザ光を往復させるように反射ミラー202を変位させる。X方向を第1の方向、Y方向を第1の方向に略直交する第2の方向とすると、走査部200は、第1の方向へレーザ光を走査する周波数が、第2の方向へレーザ光を走査する周波数に比べて高くなるように駆動される。なお、X方向へのレーザ光の走査を高速に行うために、走査部200は、トーションばね207を中心として反射ミラー202を共振動作させる構成とすることが望ましい。反射ミラー202を共振動作させることにより、反射ミラー202の変位量を増大させることができる。反射ミラー202の変位量を増大させることにより、走査部200は、少ないエネルギーで効率良くレーザ光を走査することができる。なお、反射ミラー202は、共振動作以外の動作により駆動することとしても良い。
走査部200は、電位差に応じた静電力によって駆動する構成に限られない。例えば、圧電素子の伸縮力や電磁力を用いて駆動する構成であっても良い。走査部200は、X方向にレーザ光を走査する反射ミラーと、Y方向にレーザ光を走査する反射ミラーとを設ける構成としても良い。
図5は、本発明の画像表示装置100においてレーザ光の光量を割り当てる例1と、従来技術によりレーザ光の光量を割り当てる比較例とを説明するものである。比較例、及び例1のいずれについても、最小ビット数から最大ビット数までのうち割り当てられたビット数に応じて重み付けされた光量のレーザ光を用いて階調を表現する。このうち比較例の場合、0ビットから9ビットが割り当てられた10個のレーザ光を、表示する階調数(量子化ビット数)に合わせて選択することで、10ビットの階調表現を行う。
比較例では、レーザダイオード素子(以下、適宜「LD」という。)1〜10は、それぞれ0.25mWから128mWまで、2のべき乗に比例し、かつ順次大きくように光量が割り当てられる。最大ビットである9ビットが割り当てられるレーザ光は、128階調に相当する光量となる。また、10個のレーザ光により表示できる最大階調は255.75階調に相当する光量となる。このことから、比較例によると、10個のレーザ光を用いても、最大ビット数が割り当てられるレーザ光の光量を2倍させた256階調に相当する光量よりも少ない光量しか得られないこととなる。
本発明の画像表示装置100は、LD1〜10への光量の割り当てが比較例の場合と異なる。LD1〜10は、それぞれ1mWから128mWまで、2のべき乗に比例する光量が割り当てられる。各色光用光源部は、それぞれ2のべき乗に比例する光量に調節された10個のレーザ光を供給する。LD1〜8については、1mWから128mWまで順次大きくなるように光量が割り当てられる。これに対して、LD9、10については、いずれもLD8と同じ128mWが割り当てられる。
LD1〜8には、それぞれ0ビットから7ビットが割り当てられている。LD9及びLD10には、8ビットが割り当てられている。LD9及びLD10は常にレーザ光の点灯及び消灯を同時に行うことにより、2つで合計256mWの出力を担う。このように、本発明では、最小ビット数である0ビットから最大ビット数である8ビットまでのうち、上位の1ビットである8ビットに対して2つのレーザ光を割り当てる。例1の場合、0ビットから8ビットが割り当てられた10個のレーザ光を、表示する階調数(量子化ビット数)に合わせて選択することで、9ビットの階調表現を行う。
例1によると、比較例の場合よりも1ビット減少している。その代わりに、比較例の場合の最大出力が255.75mWであるのに対して、例1ではその略2倍に相当する511mWの最大出力とすることが可能である。上位の少なくとも1ビットに対して複数のレーザ光を割り当てることにより、全てのビットに対して単独のレーザ光を割り当てる従来例より、最大階調時の光量を増大させることが可能となる。
このため、本発明の画像表示装置100は、表現可能な階調を増大させ、かつ明るい画像を表示することができる。また、表示する階調数(量子化ビット数)に合わせてレーザ光を選択する構成とすることから、画素クロックに同期させた光源駆動パルス信号に応じて光源部を駆動させることが可能である。このため、従来のパルス幅変調により階調表現を行う場合と比較して、変調周波数を低下させることも可能である。このため、飛躍的に高速な変調を行うための複雑かつ高価な構成を不要とし、かつ信頼性が高い構成とすることができる。これにより、簡易かつ信頼性が高い構成により明るい画像を表示することができるという効果を奏する。
図6は、画像表示装置100を制御するためのブロック構成を示すものである。画像信号入力部711は、入力端子から入力された画像信号の特性補正や増幅等を行う。例えば、画像信号入力部711は、アナログ形式の画像信号をディジタル形式の光源変調用強度信号に変換して出力する。この他、画像信号入力部711は、ディジタル形式の画像信号をディジタル形式の光源変調用強度信号として出力する構成としても良い。同期/画像分離部712は、画像信号入力部711からの信号を、R光、G光、B光のそれぞれについての画像情報信号、垂直同期信号、水平同期信号に分離し、制御部713へ出力する。制御部713のうちの画像処理部721は、画像情報をフレームごとの情報に分けて、フレームメモリ714へ出力する。フレームメモリ714は、画像処理部721からの画像信号をフレーム単位で格納する。
制御部713のうちの走査制御部723は、垂直同期信号、水平同期信号に基づいて、走査部200を駆動させる駆動信号を生成する。走査駆動部715は、制御部713からの駆動信号に応答して走査部200を駆動させる。走査工程においては、かかる構成により、レーザ光を被照射領域においてX方向とY方向へ走査させる。水平角度センサ716は、スクリーン110にてレーザ光をX方向へ走査させる反射ミラー202(図3参照)の振り角を検出する。垂直角度センサ717は、スクリーン110にてレーザ光をY方向へ走査させる反射ミラー202の振り角を検出する。信号処理部718は、垂直角度センサ717の変位からフレーム開始信号F_Sync、水平角度センサ716の変位からライン開始信号L_Syncをそれぞれ生成し、制御部713へ出力する。
制御部713は、フレーム開始信号F_Sync、ライン開始信号L_Syncから演算された線速度、及び垂直同期信号、水平同期信号に基づいて、画素タイミングクロックを生成する。画素タイミングクロックは、レーザ光が各画素上を通るタイミングを知るための信号であって、画像信号に応じて変調されたレーザ光を正確な位置に入射させるためのものである。
R光源駆動部732Rは、光源制御部722からの光源駆動パルス信号に基づいて、R光用光源部121Rを駆動させる。R光源駆動部732Rは、光源駆動パルス信号に応じてR光用光源部121Rの10個のLD1〜10を制御する。G光源駆動部732Gも、R光源駆動部732Rと同様にして、G光用光源部121Gを駆動させる。B光源駆動部732Bも、R光源駆動部732Rと同様にして、B光用光源部121Bを駆動させる。ビーム光供給工程においては、かかる構成により、複数のレーザ光を供給する。
図7は、R光用光源部121RのLD1〜10を駆動させる構成について詳細に説明するものである。ここでは各色光用光源部のうち、R光用光源部121Rを代表例として説明を行う。階調データ生成部750は、フレームメモリ714(図6参照)から読み出された画像情報信号に基づいて、最下位のビットである0ビットから最上位のビットである8ビットまでの9つの制御信号を生成する。R光源駆動部732Rは、0ビットから7ビットまでの各制御信号を、それぞれLD1〜8へ出力する。また、R光源駆動部732Rは、8ビットの制御信号を、LD9及びLD10へ出力する。
図8は、R光源駆動部732RのうちLD1を駆動させる構成を示す。スイッチ部801は、階調データ生成部750からの制御信号のうち、LD1に割り当てられた0ビットの制御信号に応じて、レーザ光の供給と停止とを制御する。電流制御部802は、電流値を、LD1に割り当てられた出力1mWになるように調節する。かかる構成により、LD1からのレーザ光の供給と停止とを制御することができる。
R光用光源部121RのうちLD2〜8は、LD1と同様の構成により、レーザ光の供給と停止とが制御される。LD9及びLD10については、それぞれのスイッチ部801が8ビットの制御信号に応じて連動して作動するように構成されている。これにより、LD9及びLD10によるレーザ光の供給と停止とを同時に行うことができる。
図9は、R光用光源部121Rにおける各LD1〜10の配置について説明するものである。R光用光源部121Rは、3つのサブレーザアレイ901、902、903を並列させて構成されている。サブレーザアレイ901には、ビーム光出射部である4つのLD1〜4が設けられている。サブレーザアレイ902には、ビーム光出射部である3つのLD5〜7が設けられている。サブレーザアレイ903には、ビーム光出射部である3つのLD8〜10が設けられている。
R光用光源部121Rのうち、サブレーザアレイ903には、図5を用いて説明したように、出射させるレーザ光の光量が大きいLD8〜10が配置されている。また、サブレーザアレイ901には、出射させるレーザ光の光量が小さいLD1〜4が配置されている。R光用光源部121Rは、複数のビーム光出射部であるLD1〜10のうち、出射させるレーザ光の光量が大きいLD8〜10をR光用光源部121Rのうちの一部の領域であるサブレーザアレイ903上に配置するように構成されている。
また、R光用光源部121Rのうちサブレーザアレイ903が設けられる部分には、冷却部905が設けられている。冷却部905は、R光用光源部121Rで発生する熱を外部へ放出させるものであって、例えば、ペルチェ素子である。R光用光源部121Rは、出力の大きいLD8〜10を一部の領域に配置する構成とすることで、R光用光源部121Rの放熱を効率的に行うことが可能となる。
図10及び図11は、R光用光源部におけるLD1〜10の他の配置例について説明するものである。図10に示すR光用光源部1021Rは、R光用光源部1021Rの外縁近傍に出力の大きいLD8〜10を配置するものである。かかる配置とすることで、R光用光源部1021Rの外部へ効率良く熱を放出させることが可能となる。図11に示すR光用光源部1121Rは、出射させるレーザ光の光量が大きいLD8〜10の間に、出射させるレーザの光量が小さいLD1〜4を配置するものである。R光用光源部1121R中で熱の局在を生じると、LDごとの光量むら等の不具合を生じる場合がある。図11に示す構成によると、各LD1〜10から生じる熱の局在を低減することで、光量むら等の不具合の発生を低減することができる。
なお、各色光用光源部は、LD1〜10をアレイ状に配置する構成に限られず、例えば、一方向へ並列させる構成としても良い。また、各色光用光源部は、ビーム光出射部としてLDを用いる構成に限られない。例えば、複数のLDに代えて、複数の開口部を備える面発光型レーザダイオードを用いても良い。この場合、レーザ光を出射させる複数の開口部が、ビーム光出射部として機能する。
図12は、本発明の実施例2に係る画像表示装置について説明するものであって、レーザ光の光量を割り当てる2つの例について説明するものである。本実施例は、10個のLD1〜10のうち一部のLDに対して2つ以上のビット数を割り当てるように各色光用光源部が駆動されることを特徴とする。
例2では、4つのLD1〜4について、それぞれ2つの制御ビットが割り当てられている。LD1は、0ビットの制御信号と7ビットの制御信号が割り当てられ、1mWの出力と128mWの出力とを行う。LD2は、1ビットの制御信号と2ビットの制御信号が割り当てられ、2mWの出力と4mWの出力とを行う。LD3は、3ビットの制御信号と4ビットの制御信号が割り当てられ、8mWの出力と16mWの出力とを行う。LD4は、5ビットの制御信号と6ビットの制御信号が割り当てられ、32mWの出力と64mWの出力とを行う。このように、4つのLD1〜4には、下位ビットである0ビットから7ビットまでの制御信号が割り当てられている。なお、各LD1〜4は2値を選択的に出力するのみならず、2値を同時に出力することも可能とする。
6つのLD5〜10は、いずれも128mWの出力が割り当てられている。このうちLD5及びLD6には、8ビットの制御信号が割り当てられている。LD5及びLD6は常にレーザ光の点灯及び消灯を同時に行うことにより、2つで合計256mWの出力を担う。4つのLD7〜10には、9ビットの制御信号が割り当てられている。LD7〜10は常にレーザ光の点灯及び消灯を同時に行うことにより、4つで合計512mWの出力を担う。このように、6つのLD5〜10には、上位ビットである8ビット及び9ビットの制御信号が割り当てられている。例2の場合、0ビットから9ビットの制御信号が割り当てられた10個のレーザ光を、表示する階調数(量子化ビット数)に合わせて選択することで、10ビットの階調表現を行う。
例2によると、LD1〜4に下位ビットの制御信号をそれぞれ2つ割り当てることにより、上記の実施例1の場合と比較してレーザ光を選択する組合せを増加させるとともにR光用光源部121R全体の最大出力を1023mWにまで増加させ、表現可能な階調数を増大させることができる。これにより、高品質でさらに明るい画像を表示することができるという効果を奏する。なお、例1においては全てのLD1〜10について最大128mWを出力可能であれば良いのに対し、例2の場合、LD1のみ最大129mWを出力可能であることを要する。よって、本実施例では一部のレーザ光に対して2つのビット数の制御信号を割り当てること、及び1つのレーザ光について最大出力を1mW増加させることにより、10ビットの階調表現を行うことが可能である。
図13は、R光用光源部121RのLD1〜10を駆動させる構成について詳細に説明するものである。階調データ生成部750は、フレームメモリ714(図6参照)から読み出された画像情報信号に基づいて、0ビットから9ビットまでの10個の制御信号を生成する。R光源駆動部732Rは、0ビットの制御信号及び7ビットの制御信号をLD1へ出力する。LD2、LD3、LD4へは、それぞれ1ビット及び2ビット、3ビット及び4ビット、5ビット及び6ビットの各制御信号を出力する。また、R光源駆動部732Rは、8ビットの制御信号を、LD5及びLD6へ出力する。さらに、R光源駆動部732Rは、9ビットの制御信号を、LD7〜LD10へ出力する。
図14は、R光源駆動部732RのうちLD1を駆動させる構成を示す。スイッチ部801は、階調データ生成部750からの0ビットの制御信号に応じて、レーザ光の供給と停止とを制御する。電流制御部802は、出力1mWのレーザ光を出力するように電流値を制御する。さらに、スイッチ部1401は、階調データ生成部750からの7ビットの制御信号に応じて、レーザ光の供給と停止とを制御する。電流制御部1402は、LD1に割り当てられた出力128mWとなるように電流値を制御する。かかる構成により、0ビットの制御信号に応じたレーザ光、及び7ビットの制御信号に応じたレーザ光の供給及び停止をそれぞれ独自に制御することができる。
R光用光源部121RのうちLD2〜4は、LD1と同様の構成により制御される。LD5及びLD6については、それぞれのスイッチ部が8ビットの制御信号に応じて連動して作動するように構成されている。LD7〜LD10については、それぞれのスイッチ部が9ビットの制御信号に応じて連動して作動するように構成されている。
なお、R光源駆動部732Rは、図15に示すように、第1駆動部1501と第2駆動部1502とを備える構成としても良い。第1駆動部1501は、最小ビット数から最大ビット数のうち下位ビットである0ビットから7ビットまでの制御信号が割り当てられたLD1〜4を駆動させる。第2駆動部1502は、上位ビットである8ビット及び9ビットの制御信号が割り当てられたLD5〜10を駆動させる。
下位ビットの制御信号が割り当てられるレーザ光は小さい出力、上位ビットの制御信号が割り当てられるレーザ光は大きい出力を要する。また、本実施例のように、下位ビットの制御信号が割り当てられるLDにおいては多値による制御を要する場合があるのに対して、上位ビットの制御信号が割り当てられるLDについては多値による制御が不要である。LD1〜10は、下位ビットの制御信号が割り当てられるか上位ビットの制御信号が割り当てられるかによって、駆動の仕方が異なってくる。例えば、第1駆動部1501には、低電流駆動用トランジスタと、電流値を制御するための独立した回路とを設ける構成とすることができる。第2駆動部1502には、高電流駆動用トランジスタと、簡易な電流制御部とを設ける構成とすることができる。
このように、第1駆動部1501及び第2駆動部1502を設けることで、R光源駆動部732Rは、出力に応じて最適化された構成とすることが可能となる。これにより、部品の無駄を生じさせず、かつ消費電力を低減することを可能とし、省電力及び低コスト化を図ることができる。なお、R光源駆動部732RのうちLD1〜4を第1駆動部1501、LD5〜10を第2駆動部1502により駆動させる構成に限られない。LD1〜10に各ビットを割り当てる態様に応じて第1駆動部1501により駆動させるLD、第2駆動部1502により駆動させるLDを適宜変更することとしても良い。
図12に戻って、本実施例の変形例について説明する。例3では、10個のLD1〜10のうちLD1に2つのビット数、LD2及びLD3については3つのビット数を割り当てるように光源部を駆動させる。LD2は、3ビット、4ビット、5ビットの各制御信号が割り当てられ、8mW、16mW、32mWの出力を行う。LD3は、1ビット、2ビット、6ビットの各制御信号が割り当てられ、2mW、4mW、64mWの出力を行う。例3では、3つのLD1〜3に下位ビットである0ビットから7ビットまでの制御信号が割り当てられている。
図16は、LD2からのレーザ光による階調表現について説明するものである。LD2は、階調データ生成部750(図13参照)からの3ビットの制御信号に応じて、出力8mWのレーザ光を供給する。また、LD2は、4ビットの制御信号に応じて、出力16mWのレーザ光を供給する。さらに、LD2は、5ビットの制御信号に応じて、出力32mWのレーザ光を供給する。各レーザ光を適宜選択することにより、LD2からのレーザ光のみによって、8mW刻みの階調表現が可能となる。LD2からのレーザ光と、LD2以外の他のLDからのレーザ光とを組合せることで、図12に示すように、出力1151mWを最大階調とする階調表現を行うことが可能となる。
例3によると、LD2及びLD3に3つのビット数の制御信号を割り当てることにより、上記の例2の場合と比較してさらに階調数を増大させ、10ビット以上の階調表現を行うことが可能となる。なお、1つのレーザ光に割り当てる制御信号のビットは2つ又は3つとする場合に限られず、さらに増やすこととしても良い。この場合、さらに階調数を増大させることが可能である一方、各ビットの制御信号に応じたレーザ光を供給するための各色光用光源駆動部の構成が複雑になるというデメリットがある。
なお、例2において、最小ビット数である0ビットの制御信号から最大ビット数である9ビットの制御信号までをLD1〜10に順次割り当てることとすると、LD1の出力を1mWと2mWとに抑えることができる一方、LD4の出力が64mWと128mWとに増加してしまう。この場合、LD4は単独で最大192mWの出力が可能な構成とする必要が生じる。また、LD1については最大3mWのみの出力を行うこととなる。図9を用いて説明するように複数のLDによりアレイレーザを形成する場合、通常、LDごとの最大出力は同等となる。このため、各LDについて最大128mWを出力可能な構成とする場合に、LD1の出力をほとんど使わないことによる無駄を生じることとなる。
そこで例2のように、最小ビット数の制御信号が割り当てられたLD1に7ビットを割り当てることで、最小ビット数から最大ビット数まで制御信号を順次割り当てる場合と比較して、レーザ光ごとの出力差を平準化させる。これにより、各レーザ光の出力のばらつきを低減させ、1つのLDに必要となる最大出力を129mWに抑えることができる。また、最大出力が同等であるLDを用いることを可能とし、LDごとの出力差を平準化させることで無駄の低減を図ることができる。
例3の場合も、最小ビット数から最大ビット数まで制御信号をLD1〜10に順次割り当てることとすると、LD1に出力1、2、4mW、LD2に出力8、16、32mW、LD3に出力64、128mWを割り当てることとなる。この場合、LD2の最大出力56mWはLD1の最大出力7mWの8倍にもなる上、出力差も約50mWとなってしまう。そこで、LD1、LD2、LD3の各最大出力を129mW、56mW、70mWと割り当てることで、最小ビット数から最大ビット数まで制御信号をLD1〜10に順次割り当てる場合と比較してレーザ光ごとに出力差を平準化できる。例えば、LD2とLD3について、最大出力差を14mW、最大出力の比率を80パーセントに近づけることができる。なお、各LDに対するビット数の割り当ては本実施例で説明するものに限られず、最小ビット数から最大ビット数まで制御信号をLD1〜10に順次割り当てる場合と比較してレーザ光ごとの出力差が平準化されたものであれば良い。
図17は、本発明の実施例3に係る画像表示装置について説明するものであって、レーザ光の光量を割り当てる例について説明するものである。上記実施例2では一部のレーザ光に対して2つ以上のビット数を割り当てるのに対して、本実施例は、一部のレーザ光について2つ以上のパルス幅に応じて点灯時間を切り換えることを特徴とする。ここでは、上記図6を用いて説明した構成によって生成される光源駆動パルス信号のパルス幅を1として説明を行う。
本実施例のLD1〜10は、それぞれ2のべき乗とは異なる光量に調節されたレーザ光を供給する。5つのLD1〜5は、それぞれパルス幅0.5と1とを選択して点灯時間を切り換える。例えば、LD1は、パルス幅の選択により、1mWに相当する光量と2mWに相当する光量とを選択できる。なお、本実施例の場合、上記の実施例2とは異なり、LD1〜5は、2値を選択的に出力することが可能である一方、2値を同時に出力することはできない。5つのLD1〜5は、全階調のうち低階調である0〜242階調の表示を担当する。
5つのLD6〜10は、いずれもパルス幅は1に固定されている。また、出力はいずれも162mWが割り当てられている。5つのLD6〜10は、全階調のうち高階調である243〜1052階調の表示を担当する。本実施例の場合、10個のレーザ光を表示する階調数(量子化ビット数)に合わせて選択することで、10ビット(1042階調)の階調表現を行うことが可能である。
本実施例によると、LD1〜5に2つのパルス幅を選択させる構成とすることにより、上記の実施例1の場合と比較してレーザ光を選択する組合せを増加させるとともにR光用光源部121R全体の最大出力を1052mWにまで増加させ、表現可能な階調数を増大させることができる。例えば、図5を用いて説明した比較例の場合と同様に最大出力が128mWのLDを用いたとしても、本実施例によるとR光用光源部121R全体の最大出力を831mWにまで増大でき、従来の場合の3倍以上の最大出力を得られる。これにより、高品質でさらに明るい画像を表示することができるという効果を奏する。
図18は、R光用光源部121RのLD1〜10を駆動させる構成について詳細に説明するものである。階調データ生成部750は、フレームメモリ714(図6参照)から読み出された画像情報信号に基づいて、各レーザ光に割り当てる階調に応じた10個の制御信号を生成する。また、パルス幅制御部760は、画像情報信号に基づいてパルス幅の切り換えを行う。
図19は、R光源駆動部732RのうちLD1を駆動させる構成を示す。パルス幅設定部1901は、選択可能なパルス幅を記憶する。本実施例の場合、パルス幅設定部1901には、パルス幅0.5、1の2値が記憶されている。スイッチ部1902は、階調データ生成部750からの0〜2階調の制御信号に応じて、レーザ光の供給と停止とを制御する。パルス幅選択部1903は、パルス幅制御部760による切り換えに応じて、パルス幅設定部1901に記憶された2値のうちいずれか一方を選択する。電流値設定部1904は、電流値を、LD1に割り当てられた出力2mWになるように設定する。かかる構成により、パルス幅を0.5又は1に選択されたレーザ光の供給及び停止を行うことができる。LD2〜5は、LD1と同様の構成により制御される。LD6〜10についてはパルス幅を選択するための構成は不要である。
なお、本実施例の場合も、上記実施例2と同様に、R光源駆動部732Rに第1駆動部、第2駆動部を備える構成としても良い。なお、各LDに対する階調数の割り当ては本実施例で説明するものに限られない。選択可能なパルス幅や各LDの出力を適宜設定することで、各LDに対する階調数の割り当ては適宜変更することが可能である。
図20は、本発明の実施例4に係る画像表示装置1700の概略構成を示す。画像表示装置1700は、観察者側に設けられたスクリーン1705にレーザ光を供給し、スクリーン1705で反射する光を観察することで画像を鑑賞する、いわゆるフロント投写型のプロジェクタである。上記実施例1と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。走査部200からのレーザ光は、投写光学系103を透過した後、スクリーン1705に入射する。本実施例の場合も、簡易かつ信頼性が高い構成により明るい画像を表示することができる。
なお、上記の実施例において、各色光用光源部はレーザダイオード素子を用いる構成としているが、ビーム状の光を供給可能な構成であれば、これに限られない。例えば、各色光用光源部は、固体レーザ、発光ダイオード素子(LED)等の固体発光素子のほか、液体レーザやガスレーザを用いる構成としても良い。
以上のように、本発明に係る画像表示装置は、複数のビーム光を用いて画像を表示する場合に適している。
本発明の実施例1に係る画像表示装置の概略構成を示す図。 レーザ装置の概略構成を示す図。 走査部の概略構成を示す図。 走査部を駆動させるための構成を説明する図。 レーザ光の光量の割り当てについて説明する図。 画像表示装置を制御するためのブロック構成を示す図。 レーザダイオード素子を駆動させる構成について説明する図。 1つのレーザダイオード素子を駆動させる構成を示す図。 レーザダイオード素子の配置について説明する図。 レーザダイオード素子の他の配置について説明する図。 レーザダイオード素子の他の配置について説明する図。 本発明の実施例2に係る画像表示装置について説明する図。 レーザダイオード素子を駆動させる構成について説明する図。 1つのレーザダイオード素子を駆動させる構成を示す図。 第1駆動部と第2駆動部とを備える構成について説明する図。 階調表現について説明する図。 本発明の実施例3に係る画像表示装置について説明する図。 レーザダイオード素子を駆動させる構成について説明する図。 1つのレーザダイオード素子を駆動させる構成を示す図。 本発明の実施例4に係る画像表示装置の概略構成を示す図。
符号の説明
100 画像表示装置、101 レーザ装置、102 照明光学系、103 投写光学系、105 反射部、107 筐体、110 スクリーン、200 走査部、121R R光用光源部、121G G光用光源部、121B B光用光源部、124、125 ダイクロイックミラー、202 反射ミラー、204 外枠部、206 トーションばね、207 トーションばね、301、302 第1の電極、305 ミラー側電極、306 第2の電極、307 第1のトーションばね、308 第2のトーションばね、711 画像信号入力部、712 同期/画像分離部、713 制御部、714 フレームメモリ、715 走査駆動部、716 水平角度センサ、717 垂直角度センサ、718 信号処理部、721 画像処理部、722 光源制御部、723 走査制御部、732R R光源駆動部、732G G光源駆動部、732B B光源駆動部、750 階調データ生成部、LD1〜10 レーザダイオード素子、801 スイッチ部、802 電流制御部、901、902、903 サブレーザアレイ、905 冷却部、1021R R光用光源部、1121R R光用光源部、1401 スイッチ部、1402 電流制御部、1501 第1駆動部、1502 第2駆動部、760 パルス幅制御部、1901 パルス幅設定部、1902 スイッチ部、1903 パルス幅選択部、1904 電流値設定部、1700 画像表示装置、1705 スクリーン

Claims (9)

  1. 複数のビーム光を走査させることにより画像を表示する画像表示装置であって、
    前記ビーム光を供給する光源部と、
    前記光源部からの前記ビーム光を走査させる走査部と、を有し、
    前記光源部は、最小ビット数から最大ビット数までのうち割り当てられたビット数に応じて重み付けされた光量の前記ビーム光を用いて階調を表現するように駆動され、かつ、前記最小ビット数から前記最大ビット数までのうち上位の少なくとも1ビットに対して、少なくとも2つの前記ビーム光を割り当てることを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記光源部は、それぞれ2のべき乗に略比例する光量に調節された複数の前記ビーム光を供給することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記光源部は、複数の前記ビーム光のうち一部のビーム光に対して2つ以上の前記ビット数を割り当てるように駆動されることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像表示装置。
  4. 前記光源部は、前記最小ビット数から前記最大ビット数までを順次割り当てる場合と比較して、前記ビーム光ごとの出力差を平準化させて前記ビット数を割り当てることを特徴とする請求項3に記載の画像表示装置。
  5. 前記光源部は、複数の前記ビーム光のうち一部のビーム光について2つ以上のパルス幅に応じて点灯時間を切り換えるように駆動されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  6. 前記光源部を駆動させる光源駆動部を有し、
    前記光源駆動部は、前記最小ビット数から前記最大ビット数のうち下位のビットが割り当てられた前記ビーム光を供給させるための第1駆動部と、前記最小ビット数から前記最大ビット数のうち上位のビットが割り当てられた前記ビーム光を供給させるための第2駆動部とを備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  7. 前記光源部は、前記ビーム光を出射させる複数のビーム光出射部を有し、出射させる前記ビーム光の光量が大きい前記ビーム光出射部を前記光源部の一部の領域に配置することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  8. 前記光源部は、前記ビーム光を出射させる複数のビーム光出射部を有し、出射させる前記ビーム光の光量が大きい前記ビーム光出射部の間に、出射させる前記ビーム光の光量が小さい前記ビーム光出射部を配置することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  9. ビーム光を走査させることにより画像を表示する画像表示装置の制御方法であって、
    複数の前記ビーム光を供給するビーム光供給工程と、
    前記ビーム光を、被照射領域において第1の方向と、前記第1の方向に略直交する第2の方向へ走査させる走査工程と、を含み、
    前記ビーム光供給工程において、最小ビット数から最大ビット数までのうち割り当てられたビット数に応じて重み付けされた光量の前記ビーム光を用いて階調を表現し、かつ、前記最小ビット数から前記最大ビット数までのうち上位の少なくとも1ビットに対して、少なくとも2つの前記ビーム光を割り当てることを特徴とする画像表示装置の制御方法。
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