JP2007057615A - 画像形成装置及びこれに用いられる原稿読取装置 - Google Patents

画像形成装置及びこれに用いられる原稿読取装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 ハーネス接続方式を採用した引出式の原稿読取装置における収納動作時のハーネスの挟み込みを抑止し、スムーズな収納動作を可能にすると共に、簡単な構成で安全な電気接続を行う画像形成装置及びこれに用いられる原稿読取装置を提供する。
【解決手段】 画像形成装置本体1に組込まれ且つ記録材に対して作像可能なプリンタ装置2と、画像形成装置本体1に対して引出自在に設けられ、画像形成装置本体1から引き出された引出位置及び画像形成装置本体1に収納可能な収納位置にて保持される原稿読取装置3と、プリンタ装置2と原稿読取装置3とを電気的に接続する接続手段4とを備え、前記接続手段4は、原稿読取装置3及び画像形成装置本体1に対構成の接続要素5が夫々分離して配設され且つ少なくとも原稿読取装置3の引出位置で原稿読取装置3とプリンタ装置2とを結線可能に対構成の接続要素5が接続される引出側コネクタ6aを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に係り、特に、画像形成装置本体に対して引出可能に収納される原稿読取装置を備えた画像形成装置及びこれに用いられる原稿読取装置の改良に関する。
従来における複写機能態様の画像形成装置としては、プリンタ装置に原稿読取装置(スキャナ)を付設したものが知られている。ここで用いられる原稿読取装置としては、例えば原稿を載置するプラテンと、このプラテンを覆うプラテンカバーと、プラテンの下方に配設され走査可能な読取部とを備えたものが挙げられる。
また、この原稿読取装置のレイアウトとしては、画像形成装置筐体内に配設されるプリンタ装置の上部に原稿読取装置を固定的に配置する態様や、画像形成装置筐体内に原稿読取装置を引出自在に収納する態様が挙げられる(特許文献1参照)。
特に、後者の態様にあっては、例えばブック原稿などの非シート状原稿をコピーする際には、当該原稿読取装置を引き出してプラテンカバーを開け、プラテン上に原稿を載置して読取部の走査にて原稿を読み込むことができる。一方、原稿読取装置の非使用時には収納することができるため、原稿読取装置をコンパクトに収納できるだけでなく、外観上整然とするなどの利点がある。
特開2000−232545号公報(実施例)
この種の原稿読取装置引出型の画像形成装置においては、例えば、図12(a)(b)に示すように、電線及び信号線を内部配線するハーネス203によって原稿読取装置201と図示外のプリンタ装置との電気接続を可能にしたハーネス接続方式が通常採用されている。
しかしながら、この種の先行技術において、ハーネス203は、原稿読取装置201の最も引き出された引出位置(図12(a)参照)にて原稿読取装置201とプリンタ装置とが接続可能な長さを要し、一方で、原稿読取装置201の収納された収納位置(図12(b)参照)にて最も撓んでしまうものである。そのため、原稿読取装置201の引出位置から収納位置までの移動に伴って、ハーネス203が当該原稿読取装置201と装置筐体202との隙間に挟み込まれてしまう虞れがある。このようなハーネス203の挟み込みが生ずると、原稿読取装置201のスムーズな収納動作が損なわれるだけでなく、ハーネス203を損傷させてしまうという不具合が生ずる。
また、ハーネス接続方式では、原稿読取装置201の収納位置又は引出位置以外の中途半端な引出状態において、当該原稿読取装置201を使用できてしまい、このような使用をしてしまうと使用時に原稿読取装置201がロックされずに動いてしまうため、適正な複写の妨げになるだけではなく、例えばユーザが誤って原稿読取装置201に接触することにより、原稿読取装置201に急激な力が加わり、原稿読取装置201及び装置筐体202が衝撃を受けてしまう虞れがあるなど、装置の安全面からも好ましくないという不具合が生ずる。
更にまた、このような方式にあっては、収納時にハーネス203を格納するスペースが必要になることから、装置の小型化という要請には応えられないという技術的課題が生ずる。
そこで、図13に示すように、リンク機構を使用したハーネスガイド212を設け、当該ハーネスガイド212にハーネス213を巻き付けることによって原稿読取装置211の移動に伴うハーネス213の伸縮をガイドし、原稿読取装置211の収納動作時に発生する虞れのあるハーネス213の挟み込みを防止すると共に、図示外の位置検知センサを配設することによって原稿読取装置211が中途半端な引出状態にある場合に、当該原稿読取装置211の使用を防止するようにした手法が考えられる。
しかしながら、このような手法では、部品点数の増加からコストアップは避けられず、低廉化という要請には応えられないという不具合が生ずる。
本発明は、以上の技術的課題を解決するためになされたものであって、従前のハーネス接続方式を採用した引出式の原稿読取装置における収納動作時のハーネスの挟み込みを抑止し、スムーズな収納動作を可能にすると共に、簡単な構成で安全な電気接続を行う画像形成装置及びこれに用いられる原稿読取装置を提供するものである。
すなわち、本発明は、図1(a)に示すように、画像形成装置本体1に組込まれ且つ記録材に対して作像可能なプリンタ装置2と、画像形成装置本体1に対して引出自在に設けられ、画像形成装置本体1から引き出された引出位置及び画像形成装置本体1に収納可能な収納位置にて保持される原稿読取装置3と、プリンタ装置2と原稿読取装置3とを電気的に接続する接続手段4とを備え、前記接続手段4が、原稿読取装置3及び画像形成装置本体1に対構成の接続要素5が夫々分離して配設され且つ少なくとも原稿読取装置3の引出位置で原稿読取装置3とプリンタ装置2とを結線可能に対構成の接続要素5が接続される引出側コネクタ6aを備えたことを特徴とする。
このような技術的手段において、本発明に用いられる画像形成装置としては、主に原稿読取装置3が引出式で収納可能なスペースを備えたプリンタ、ファクシミリ等が挙げられる。また、プリンタ装置2のプリント方式についてはカラープリントや白黒プリントを問わない。
また、接続手段4に用いられる引出側コネクタ6aは、原稿読取装置3の引出位置で電気接続可能に設けられると共に、原稿読取装置3が読み取った画像を電気信号として画像形成装置に送出可能にするものである。
また、プリンタ装置2は、記録材に対して作像可能な作像エンジン7と、原稿読取装置3で読み取った画像に基づいて作像エンジン7を制御する制御装置8とを備えることが好ましい。この場合、制御装置8は原稿読取装置3の読み取った画像読取信号をデジタル画像信号として、プリンタ装置2に送出可能なものであれば適宜選定して差し支えない。
更に、原稿読取装置3としては、例えば、原稿が載置される透明なプラテンと、このプラテンを開閉自在に覆うプラテンカバーと、前記プラテンの下方に配置され且つ走査して原稿の画像を読み取る読取部とを備えたものが用いられる。このような原稿読取装置3としては、原稿の画像を読み取るCCDセンサ等の原稿読取素子と原稿に光を照射し且つ原稿からの反射画像を原稿読取素子に結像させる結像光学系とからなる読取部を備え、プラテンとプラテンカバーとプラテンの下方に走査式の読取部とを具備した所謂フラットベッドスキャナが挙げられる。
更にまた、引出側コネクタ6aは、原稿読取装置3を収納位置から引き出す引出動作に連動して接続される一方、原稿読取装置3を引出位置から収納する収納動作に連動して離間されることが好ましい。特に、原稿読取装置3の移動方向と引出側コネクタ6aの着脱方向が同方向であれば、簡単な構成でスムーズな着脱が可能になり、操作性を損なうこともない。この場合、引出側コネクタ6aは原稿読取装置3の移動方向に対して抜き差し可能なことが好ましい。
更に、本発明は、原稿読取装置3が引出位置及び収納位置にて使用可能な態様をも対象とする。
すなわち、本発明は、図1(b)に示すように、画像形成装置本体1に組込まれ且つ記録材に対して作像可能なプリンタ装置2と、画像形成装置本体1に対して引出自在に設けられ、画像形成装置本体1から引き出された引出位置及び画像形成装置本体1に収納可能な収納位置にて保持される原稿読取装置3と、プリンタ装置2と原稿読取装置3とを電気的に接続する接続手段4とを備え、前記接続手段4が、原稿読取装置3及び画像形成装置本体1に対構成の接続要素5が夫々分離して配設され且つ原稿読取装置3の引出位置で原稿読取装置3とプリンタ装置2とを結線可能に対構成の接続要素5が接続される引出側コネクタ6aと、原稿読取装置3及び画像形成装置本体1に対構成の接続要素5が夫々分離して配設され且つ原稿読取装置3の収納位置で原稿読取装置3とプリンタ装置2とを結線可能に対構成の接続要素5が接続される収納側コネクタ6bとを備えたことが好ましい。
このような態様において、原稿読取装置3は、原稿が載置される透明なプラテンと、このプラテンを開閉自在に覆うプラテンカバーと、このプラテンカバーの上部に設けられ且つプラテンカバー閉時に原稿を自動搬送する自動原稿送り装置と、前記プラテンの下方に配置されて原稿の画像を読み取る読取部とを備えたことが好ましい。
本態様は、前記フラットベッドスキャナの機能と、固定配置した読取部によって搬送途中の原稿画像を読み取る所謂シートフィードスキャナの機能とを兼ね備えたものである。
この場合、自動原稿送り装置は原稿台を備え原稿台上の原稿を給送部から一枚ずつ自動搬送可能にするものでもよいし、原稿台を備えずに一枚ずつ手差しすることによって自動搬送可能にするものでもよい。
このような原稿読取装置3であれば、シートフィードスキャナとしての機能とフラットベッドスキャナとしての機能を使い分けることができる。
すなわち、本態様において、用紙などのシート状の原稿を複写する場合は、原稿読取装置3を引き出すことなく収納位置に配設した状態で自動原稿送り装置によって原稿を搬送させて原稿を複写することができる。勿論、この場合において、原稿読取装置3を引き出して使用しても差し支えない。また、本などの非シート状原稿を複写する場合は、原稿読取装置3を引き出し、プラテン上に原稿をセットし、読取部を走査させることによって当該原稿を複写することができる。勿論、この場合においても、収納位置でプラテンカバーを開放するスペースがあれば、収納位置で使用しても差し支えない。
更に、本態様において、制御装置8は引出側コネクタ6a及び収納側コネクタ6bの接離状態に基づいて原稿読取装置3の引出位置及び収納位置を判別すると共に、原稿読取装置3の作動を制御するものであることが好ましい。
この場合、制御装置8は、例えば原稿読取装置3がシートフィードスキャナ機能とフラットベッドスキャナ機能とを有するものであれば、収納位置でシートフィードスキャナ機能に切替制御し、一方、引出位置で読取部が走査するフラットベッドスキャナ機能に切替制御することができる。
更に、引出側コネクタ6a及び収納側コネクタ6bはプリンタ装置2と原稿読取装置3との電気的な接続を可能にすると共に原稿読取装置3の読み取った画像を電気信号として制御装置8に送出可能にするものであれば適宜選定して差し支えない。
また、引出側コネクタ6a及び収納側コネクタ6bは接続検知信号と位置検知信号とが送出可能な検知回路を備え、原稿読取装置3の配設位置を検知可能にすることが好ましい。この検知回路の具体的態様としては、引出側コネクタ6a又は収納側コネクタ6bが接続された際に接続検知信号を送信すると共に、特定したどちらか一方のコネクタが接続された場合にのみ位置検知信号を送信可能にしたものが挙げられる。これにより、センサ等を配設することなく簡単な構成で原稿読取装置3の位置検知を行うことができる。
また、この検知回路からの検知情報に基づいて、制御装置8は原稿読取装置3の位置判別を行うことができる。
更にまた、引出側コネクタ6aは、原稿読取装置3を収納位置から引き出す引出動作に連動して接続される一方、原稿読取装置3を引出位置から収納する収納動作に連動して離間され、収納側コネクタ6bは、原稿読取装置3を引出位置から収納する収納動作に連動して接続される一方、原稿読取装置3を収納位置から引き出す引出動作に連動して離間されることが好ましい。
特に、原稿読取装置3の移動方向とこれらコネクタの着脱方向とが同方向であれば、簡単な構成でスムーズな着脱ができ、操作性を損なうことがない。この場合、コネクタは原稿読取装置3の移動方向に対して抜き差し可能なことが好ましい。
更に、引出側コネクタ6a及び収納側コネクタ6bの原稿読取装置3側に配設される各接続要素5は同一の支持部材に支持されると共に、画像形成装置本体1側に配設される接続要素5に対して原稿読取装置3の収納方向及び引出方向の両方向から接続可能であることが好ましい。これによれば、原稿読取装置3側に配設される引出側コネクタ6aの接続要素5と収納側コネクタ6bの接続要素5との非接続部同士を対向して同一の支持部材に配設すれば、省スペース化を図ることができると共に接続要素5の位置精度を高く保つことができる。
また、引出側コネクタ6a及び収納側コネクタ6bは、接続要素5として、アース端子、電源端子及び信号伝達系端子を備えた凸コネクタ部と、この凸コネクタ部に嵌合する凹コネクタ部とを有し、凸コネクタ部と凹コネクタ部とが、アース端子、電源端子、信号伝達系端子の順に接続され、その逆順で離間されるものであることが好ましい。本態様によれば、電源回路を安定させた後に信号線が接続されると共に離間時に信号線から離間されるため、信号伝達性能を良好に保つことができ、原稿読取装置3のICの破壊を抑止し、安全性を高めることができる。仮に、信号伝達系端子、電源端子、アース端子の順に繋いでしまうと、電源回路が安定する前に信号線が接続されることにより、原稿読取装置3のICを壊してしまう虞れがある。
尚、電源回路を安定させた後に信号線が接続されていればよく、アース端子と電源端子を繋ぐ順はどちらでも差し支えないが、回線のショート防止の観点からすれば、アース端子、電源端子の順に接続されることが好ましい。
また、これを実現するために、引出側コネクタ6a及び収納側コネクタ6bは、凸コネクタ部の接続端子の長さをアース端子、電源端子、信号伝達系端子の順で長くしたものであることが好ましい。
尚、ここで云う電源端子には、原稿読取装置3用の電源の端子と信号用電源の端子とが含まれ、双方の接続順は何れでも差し支えない。
更に、引出側コネクタ6a及び収納側コネクタ6bの原稿読取装置3側に配設される接続要素5は原稿読取装置3内に配設された印刷配線基板に直接接続しても差し支えない。このように、基板の両面に接続要素5を配設するようにしても、操作性を損なうことなく省スペース化を図ることができる。
更にまた、本発明は、画像形成装置に限らず、原稿読取装置3単独での取引性を考慮し原稿読取装置3そのものをも対象とする。
本発明に係る画像形成装置によれば、原稿読取装置の引出位置にてプリンタ装置との電気的接続を可能にするコネクタを備えたので、ハーネス接続方式を採用した場合に発生する原稿読取装置の収納時のハーネスの挟み込みやハーネスによる格納スペースの増大を回避し、小型で簡単な構成でありながらスムーズな引出収納動作を可能にすると共に、安全な電気接続を可能にすることができる。
また、原稿読取装置の引出位置のみならず、収納位置にてプリンタ装置との電気的接続を可能にするコネクタを備えることにより、小型で簡単な構成でありながらスムーズな引出収納動作を可能にすると共に、原稿読取装置の引出位置及び収納位置で安全な電気接続を可能にすることができる。
更に、このような画像形成装置に用いられる原稿読取装置によれば、小型で簡単な構成でありながらスムーズな引出動作を可能にし、安全な電気接続を可能にすることができる。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいてこの発明を詳細に説明する。
◎実施の形態1
図2は本発明が適用された画像形成装置の実施の形態1を示す。
同図において、本実施の形態における画像形成装置10は、ハウジングケース11内にハウジングケース11内の空間を仕切る仕切り板11aを設け、この仕切り板11aの上部にプリンタ装置20を配設すると共に、この仕切り板11aの下部に引出可能な原稿読取装置(スキャナ)40を配設したものである。
更に、プリンタ装置20は、プリンタ筐体21の下部に用紙などの記録材24を供給する給紙カセット23を配設し、その上方には給紙カセット23からの記録材24にトナー像を作像する作像エンジン30を設けたものである。更に、前記作像エンジン30の上部には記録材24上の未定着トナー像を定着する定着装置37が配設され、この定着装置37の上方にはハウジングケース11の一部で構成され且つ定着された記録材24が排出される収容トレイ11bを配設している。
本実施の形態において、給紙カセット23内には、記録材24が供給トレイ25に収容されており、記録材24の上面がピックアップロール26に当接している。
また、作像エンジン30は、光の照射によって抵抗値が低下する感光層を備えた感光体ドラム31と、この感光体ドラム31の周囲に感光体ドラム31を帯電する帯電ロール32と、帯電された感光体ドラム31上に静電潜像を書き込む露光装置33と、感光体ドラム31上に形成された潜像をトナーにて可視像化する現像装置34と、感光体ドラム31上の残留トナーを清掃するクリーニング装置(図示外)とを備えている。また、感光体ドラム31と対向する部位には転写装置として転写ロール35が接触配置され、この転写ロール35と感光体ドラム31との間には感光体ドラム31上で可視像化されたトナー像を転写する転写バイアスが印加されている。
更に、定着装置37は、加熱源にて表面が加熱される加熱ロール38と、この加熱ロール38に圧接配置され且つ加熱ロール38との間で記録材24をニップ搬送する加圧ロール39とを備えたものである。
特に、本実施の形態において、原稿読取装置40は、図3及び図4に示すように、原稿が載置される透明なプラテン41と、このプラテン41を開閉自在に覆うプラテンカバー42と、当該プラテンカバー42の上部に原稿60を自動搬送する自動原稿送り装置43と、前記プラテン41の下方に配置され且つ原稿60の画像を読み取る読取部44とを備えている。
この原稿読取装置40は、非シート状原稿70をコピーする場合にはプラテン上に非シート状原稿70を載置して画像の読み込みを行うことができるものであり、シート状の原稿60をコピーする場合には自動原稿送り装置43によって原稿60を搬送させて画像の読み込みを行うことができるものである。
また、本実施の形態に用いた自動原稿送り装置43は、図4に示すように、原稿60を挿入する原稿給送部61と、原稿60を搬送する無端状ベルトからなる原稿送り部62と、当該原稿60が排出される原稿排出部63とを備えたものである。更に、自動原稿送り装置43は、原稿給送部61の近傍に図示外のセンサを配設しており、当該センサによって原稿60の給送が検知されると、この検知情報に基づいて作動を開始するものである。
尚、本実施の形態に用いた自動原稿送り装置43は原稿60を一枚ずつ手差しするものであるが、これに限られるものではなく、給送前の原稿が載置可能な原稿載置台を備え、この載置台上の原稿を一枚ずつ原稿給送部61に送り込む自動原稿給送装置を付設することも可能である。
更にまた、本実施の形態における原稿読取装置40の読取部44は、原稿60の画像を読み取るCCDセンサと、原稿60に光を照射し且つ原稿60からの反射画像をCCDセンサに結像させる結像光学系とを備えたものであり、固定配置されて搬送途中の原稿を読み取ることや、走査することによりプラテン上の原稿を読み取ることが可能である。
このように、本実施の形態に用いられる原稿読取装置40は、読取部44を固定配置すると共に自動原稿送り装置43によって搬送される原稿60の画像を読み取る所謂シートフィードスキャナとしての機能と、読取部44を走査させることによりプラテン41上の非シート状原稿70を読み取る所謂フラットベッドスキャナとしての機能を兼ね備えたものである。
また、本実施の形態においては、原稿読取装置40の引出収納方向に対して、自動原稿送り装置43の原稿搬送方向を同方向とすると共に、引出時のプラテンカバー42の開閉方向を直交する方向としているが、これに制限されることはなく、自動原稿送り装置43の原稿搬送方向や引出時のプラテンカバー42の開閉方向等については、原稿読取装置40を配設方向や原稿読取装置40の装置態様によって、適宜選定して差し支えない。
更に、本実施の形態においては、原稿読取装置40の収納位置にて接続可能な収納側コネクタ45と、原稿読取装置40の引出位置にて接続可能な引出側コネクタ46とが設けられている。このような収納側コネクタ45及び引出側コネクタ46は、接続要素として、接続端子を備えた収納側凸コネクタ部45a及び引出側凸コネクタ部46aと、この収納側凸コネクタ部45a及び引出側凸コネクタ部46aに嵌合する収納側凹コネクタ部45b及び引出側凹コネクタ部46bとを備えたものである。
本実施の形態において、原稿読取装置40の一側面の収納位置寄りには、収納側凸コネクタ部45a及び引出側凸コネクタ部46aが同一の支持部材に取り付けられている。一方、原稿読取装置40が収容されるハウジングケース11の内壁面には、収納位置側に収納側凹コネクタ部45bを配設すると共に、引出位置側に引出側凹コネクタ部46bを設けている。
ここで、本実施の形態に用いられる収納側凸コネクタ部45aと引出側凸コネクタ部46aとの支持部材への取り付け態様について詳述する。
図5(a)に示すように、本実施の形態において、収納側凸コネクタ部45a及び引出側凸コネクタ部46aは、非接続部側が対向して同一の支持部材47に取り付けられると共に夫々原稿読取装置40内に配設される印刷配線基板にリード線を介して接続されている。このような構成であれば、省スペース化が可能になるだけではなく、原稿読取装置40の引出収納動作に伴う抜き差しが可能なため、スムーズな着脱を行うことができる。
尚、収納側凸コネクタ部45a及び引出側凸コネクタ部46aの態様はこれに限られるものではなく、図5(b)に示すように、印刷配線基板48に対して、一方の面から収納側凸コネクタ部45aを直接取り付けると共に、他方の面から収納側凸コネクタ部45aと偏位した位置に引出側凸コネクタ部46aを直接取り付けた態様であっても差し支えない。
更に、図6に示すように、本実施の形態において、収納側凸コネクタ部45a(引出側凸コネクタ部46a)の接続端子は、アース端子451(461)と電源端子452(462)と信号伝達系端子453(463)とを備え、各端子の長さはアース端子451(461)、電源端子452(462)、信号伝達系端子453(463)の順で長くなっている。このような構成であれば、収納側凸コネクタ部45a(引出側凸コネクタ部46a)と収納側凹コネクタ部45b(引出側凹コネクタ部46b)とは、アース端子451(461)、電源端子452(462)、信号伝達系端子453(463)の順で接続され、また、離間する際はその逆順で離間されることが可能になる。これにより、電源回路を安定させた後に信号線が接続されると共に離間時に信号線から離間されるため、信号伝達性能を良好に保つことができ、原稿読取装置40のICの破壊を抑止し、安全性を高めることができる。
尚、同図に示す端子の数は便宜上5本であるが、電源端子452(462)には原稿読取装置用電源と信号用電源とを含み、信号伝達系端子453(463)には画像読取信号用端子のほか、原稿読取装置40の配設位置を検知する検知信号用端子を含むものとする。
また、本実施の形態において、画像形成装置10には制御装置50が配設されている。図7に示すように、制御装置50は、定着装置37、作像エンジン30、用紙供給系22に接続されると共に、収納側コネクタ45及び引出側コネクタ46を介して原稿読取装置40と接続されている。
本実施の形態に用いられる制御装置50はマイクロコンピュータシステムからなり、制御部としてのCPU、ROM、RAMなどを有し、ROM内には処理プログラムなどが予め格納されており、CPUは各プログラムを実行し、各種の制御を行うようになっている。
この制御装置50は原稿読取装置40からの画像読取信号をデジタル画像信号として作像エンジン30に送出することを可能にするほか、定着装置37の温度制御や用紙供給系22の給紙タイミング等の制御を行うものである。
特に、本実施の形態において、制御装置50は、収納側凸コネクタ部45a(引出側凸コネクタ部46a)内に配線される検知回路51によって検知可能な接続検知信号と位置検知信号と基づいて、原稿読取装置40の収納位置ではシートフィードスキャナ機能に切替制御し、一方、引出位置ではフラットベッドスキャナ機能に切替制御するものである(図8参照)。
ここで、検知回路及びこの検知回路により収納側凹コネクタ部45b及び引出側凹コネクタ部46bから制御装置50に送出される信号について詳述する。
図8(a)〜(c)には、各コネクタ45,46の接続状態のほか、電線と信号線の結線状態を示したものである。
同図に示すように、収納側コネクタ45及び引出側コネクタ46には信号用電源が入力される第一電源ライン52と、同じく信号用電源が入力される第二電源ライン53と、位置検知信号が送出可能な第一信号ライン54と、接続検知信号が送出可能な第二信号ライン55とが配線されている。
ここで、収納側凹コネクタ部45bに繋がる第一電源ライン52と第二電源ライン53とは収納側凹コネクタ部45bの外部で結線されると共に、図示外の電源に接続されている。
また、引出側凹コネクタ部46bに繋がる第一電源ライン52は収納側凹コネクタ部45bの外部で図示外の電源に接続される一方、第二電源ライン53は収納側凹コネクタ部45bの外部で接地されている。
更に、収納側凹コネクタ部45b及び引出側凹コネクタ部46bの第一信号ライン54と第二信号ライン55とは制御装置50に接続されている。
更に、本実施の形態において、収納側凸コネクタ部45a(引出側凸コネクタ部46a)内には収納側コネクタ45及び引出側コネクタ46の接続状態が検知可能な検知回路51が組み込まれている。この検知回路51は第一電源ライン52と第二信号ライン55とを結線すると共に、第二電源ライン53と第一信号ライン54とを結線したものである。
尚、第一信号ライン54及び第二信号ライン55には制御装置50に送出される信号のレベル調整を行うために抵抗57が介在して接地される調整ライン58が夫々接続されている。また、図8(a)〜(c)において、画像読取信号の回線や原稿読取装置40用の電源等は省略している。
図8(a)は、原稿読取装置40が収納位置に配設されているときの収納側コネクタ45の接続を示す。同図に示すように、収納側凸コネクタ部45aと収納側凹コネクタ部45bとが嵌合していると、収納側凹コネクタ部45bは、第一電源ライン52から入力された信号用電源により第二信号ライン55から接続検知信号を送出すると共に、第二電源ライン53から入力された信号用電源により第一信号ライン54から位置検知信号を送出する。
一方、原稿読取装置40が引き出され引出位置までの到達途中では、図8(b)に示すにように、収納側凸コネクタ部45aは収納側凹コネクタ部45bと離間配置されると共に、引出側凸コネクタ部46aは引出側凹コネクタ部46bと離間配置された状態になる。このとき、第一電源ライン52及び第二電源ライン53が接続されず、制御装置50への回路が形成されないため、位置検知信号及び接続検知信号は送出されない。
更に、原稿読取装置40が引出位置まで移動すると、図8(c)に示すように、引出側凸コネクタ部46aは引出側凹コネクタ部46bに嵌合する。このとき、引出側凹コネクタ部46bでは、第一電源ライン52から入力された信号用電源により第二信号ライン55から接続検知信号が送出される一方、第二電源ライン53からの電源入力のない第一信号ライン54から位置検知信号が送出されない。
以上のことから、原稿読取装置40の配設位置と収納側凹コネクタ部45b及び引出側凹コネクタ部46bから制御装置50へ送出される各種信号との関係についてまとめると図9のように表すことができる。尚、同図において、信号が入力された場合をHi、非入力の場合をLowとして記している。
同図に示すように、本実施の形態において、制御装置50は、収納側凹コネクタ部45b及び引出側凹コネクタ部46bから送出される検知信号(位置検知信号と接続検知信号)の組合せから原稿読取装置40の位置を判別し、原稿読取装置40の機能切替を行うものである。
尚、本実施の形態において、原稿読取装置40の位置検知は収納側凸コネクタ部45a(引出側凸コネクタ部46a)内に組み込まれた検知回路51によって行われ、各コネクタが検知機能を備えた態様であるが、これに限られるものではなく、位置検知が可能であれば、検知機能を各コネクタから切り離した態様であっても差し支えない。
次に、本実施の形態に係る画像形成装置の作像プロセスについて、図2〜4を基に説明する。
今、用紙などのシート状の原稿60をコピーする場合、図4に示すように、原稿読取装置40を収納位置に配設した状態で、自動原稿送り装置43の原稿給送部61から原稿60を一枚ずつ給送すると、図示外のセンサが原稿60を検知し自動原稿送り装置43が作動を開始する。そして、当該原稿60が原稿送り部62によって搬送されると共に、この搬送途中の原稿60の画像が読取部44によって読み取られる。
このとき、読取部44の読み取った画像読取信号は、制御装置50でデジタル画像信号として作像エンジン30に送出される。
そして、この制御信号に基づいて作像エンジン30ではトナー像が形成される。
すなわち、作像エンジン30では、帯電ロール32により一様に帯電された感光体ドラム31に前記デジタル画像信号に応じた静電潜像を露光装置33にて書き込ませる。
更に、トナーを搬送する現像装置34により前記静電潜像を現像してトナー像が形成される。
一方、記録材24は所定のタイミングで転写位置へと供給される。
そして、感光体ドラム31上に形成されたトナー像は、転写位置で転写ロール35によって転写バイアスが印加され、感光体ドラム31から記録材24に転写される。
また、転写後に感光体ドラム31上に残留するトナーは、クリーニング装置にてクリーニングされる。
このように、トナー像が転写された記録材24は、定着装置37へと搬送されトナー像の定着が行われた後、収容トレイ11bへ排出される。
ここで、原稿読取装置40の作動の詳細について説明する。
本実施の形態において、原稿読取装置40は、原稿読取装置40を収納位置に配設した状態で、接続状態にある収納側コネクタ45からの位置検知情報に基づきシートフィードスキャナとして機能するよう制御されている。
図4に示すように、原稿給送部61から送り込まれた原稿60は、原稿面を上にして原稿送り部62によって搬送され、ベルト反転部でベルトと共に反転し原稿面を下方に向けた後に固定配置された読取部44によって原稿60の画像が下方から読み取られ、原稿排紙部63に排出される。
このとき、読取部44にて読み取られた画像読取信号は、収納側凹コネクタ部45bから制御装置50に送出される。
そして、制御装置50のCPUは、ROMのプログラムに基づき読取信号をデジタル画像信号としてRAMに一時的に蓄積し、制御信号として作像エンジン30に送出する。
一方、本実施の形態においては、図3に示すように、自動原稿送り装置43から送出させることができない本などの非シート状原稿70を複写する場合は、原稿読取装置40を引き出して使用することができる。この場合、原稿読取装置40は接続状態にある引出側コネクタ46からの位置検知情報に基づいてフラットベッドスキャナとして機能するように制御されている。
同図に示すように、原稿読取装置40は、プラテン41上に非シート状原稿70がセットされ、図示外のスタートボタンがオン操作されると、読取部44の走査により非シート状原稿70の画像を読み取るものである。
このとき、読取部44にて読み取られた読取信号は、引出側凹コネクタ部46bから制御装置50に送出される。
そして、制御装置50のCPUは、ROMのプログラムに基づき読取信号をデジタル画像信号としてRAMに一時的に蓄積し、制御信号として作像エンジン30に送出する。
また、原稿読取装置40を引き出して使用した後は、円滑な収納動作により原稿読取装置40を収納位置まで戻すことができる。
このように、本実施の形態によれば、収納側コネクタ45及び引出側コネクタ46を用いることにより、ハーネス接続方式で生ずる虞れのある原稿読取装置40の収納動作時のハーネスの挟み込みを回避することができ、原稿読取装置40の円滑な収納動作が可能になる。
また、収納側コネクタ45及び引出側コネクタ46が検知回路を備えたことにより、位置検知センサ等を配設することなく簡単な構成で原稿読取装置40の位置検知を行うことができ、この検知情報に基づいて原稿読取装置40の引出位置又は収納位置に応じた原稿読取装置40の機能制御を行うことができる。
尚、本実施の形態においては、モノクロの原稿読取装置40及びモノクロの画像形成装置10を用いたが、これに限られるものではなく、カラーの原稿読取装置を用いる場合にはカラー画像形成装置を用いればよい。
また、本実施の形態においては、フラットベッドスキャナの機能及びオートフィードスキャナの機能を備えた原稿読取装置40を用い、当該原稿読取装置40の配設位置に応じて機能切替制御を行ったが、これに限られるものではなく、機能切替制御等はユーザの使用形態等に応じて適宜選定して差し支えない。
更に、原稿読取装置40としては、フラットベッドスキャナのみの機能を備えたものを用いても差し支えなく、この場合、引出位置で電気接続可能なコネクタが配設されていればよいため、当該原稿読取装置の配設位置に応じた機能切替制御を行わなくてもよい。尚、原稿読取装置40にオートフィードスキャナのみの機能を備えたものを使用してもよいことは云うまでもない。
◎変形形態1
図10は、実施の形態1に係る画像形成装置の変形形態1を示す図である。尚、本変形形態1の基本的構成は実施の形態1と同様であり、実施の形態1と同様のものには同様の符号を付し、ここではその説明を省略する。また、同図において、原稿読取装置40上のプラテンカバーや自動原稿送り装置については省略しており、以下の説明についても同様とする。
本変形形態は、収納側コネクタ80及び引出側コネクタ81の態様が実施の形態1と異なる。
本変形形態においては、原稿読取装置40に設けられた収納側凸コネクタ部80a及び引出側凸コネクタ部81aを別々の支持部材に取り付けたものである。すなわち、収納側凸コネクタ部80a及び引出側凸コネクタ部81aは原稿読取装置40の一側面の収納側に配設されると共に高さ方向に相互に偏位させて夫々別々の支持部材に取り付けられたものである。一方、ハウジングケース11の壁面には、収納側に収納側凸コネクタ部80aと嵌合可能な収納側凹コネクタ部80bが配設されると共に、引出側に引出側凸コネクタ部81aと嵌合可能な引出側凹コネクタ部81bが配設されている。
尚、本変形形態において、収納側コネクタ80及び引出側コネクタ81は原稿読取装置40の一側面のみに配設されているが、これに限られるものではなく、両側面に配設された態様など、適宜選定して差し支えない。
このような態様であっても、実施の形態1と同様の効果を奏する。
◎変形形態2
図11は、実施の形態1に係る画像形成装置の変形形態2を示す図である。
本変形形態は、収納側コネクタ91及び引出側コネクタ90の態様が実施の形態1と異なる。
すなわち、本変形形態において、収納側凸コネクタ部91a及び引出側凸コネクタ部90aは原稿読取装置40の一側面の収納側と引出側に夫々別々の支持部材に取り付けられている。一方、ハウジングケース11の壁面の引出側には、共通の支持部材92に引出側凹コネクタ部90bと収納側凹コネクタ部91bとが非嵌合部側を対向させて取り付けられている。
本態様によれば、原稿読取装置40の引出時には原稿読取装置40の収納側に配設された収納側凸コネクタ部91aと収納側凹コネクタ部91bとが嵌合し、一方、原稿読取装置40の収納時には原稿読取装置40の引出側に配設された引出側凸コネクタ部90aと引出側凹コネクタ部90bとが嵌合するものである。
尚、収納側コネクタ91及び引出側コネクタ90の配設位置は、これに限られるものではなく、適宜選定して差し支えない。
このような態様であっても、実施の形態1と同様の効果を奏する。
(a)及び(b)は本発明に係る画像形成装置の概要を示す説明図である。 実施の形態1に係る画像形成装置を示す説明図である。 実施の形態1に係る原稿読取装置の引出時の原稿読取装置を示す説明図である。 実施の形態1に係る原稿読取装置の収納時の原稿読取装置を示す説明図である。 (a)は実施の形態1に用いられるコネクタを示す説明図、(b)は印刷 配線基板にコネクタを直接取り付けた態様を示す説明図である。 実施の形態1に係るコネクタの接続端子の詳細を示す説明図である。 実施の形態1に係る制御装置の接続を示すブロック図である。 (a)〜(c)は実施の形態1に係るコネクタの接続状態及び電線と信号線の結線状態を示す説明図である。 実施の形態1に係るコネクタの検知信号と原稿読取装置の配設位置との関係を示す説明図である。 実施の形態1に係る変形形態1の各コネクタの配設態様を示す説明図である。 実施の形態1に係る変形形態2の各コネクタの配設態様を示す説明図である。 (a)は従来のハーネス接続方式を用いた原稿読取装置の引出時を示す説明図、(b)は収納時を示す説明図である。 従来のハーネス接続方式を用いた原稿読取装置にハーネスガイドを設けた態様を示す説明図である。
符号の説明
1…画像形成装置本体,2…プリンタ装置,3…原稿読取装置,4…接続手段,5…接続要素,6a…引出側コネクタ,6b…収納側コネクタ,7…作像エンジン,8…制御装置

Claims (14)

  1. 画像形成装置本体に組込まれ且つ記録材に対して作像可能なプリンタ装置と、
    画像形成装置本体に対して引出自在に設けられ、画像形成装置本体から引き出された引出位置及び画像形成装置本体に収納可能な収納位置にて保持される原稿読取装置と、
    プリンタ装置と原稿読取装置とを電気的に接続する接続手段とを備え、
    前記接続手段は、原稿読取装置及び画像形成装置本体に対構成の接続要素が夫々分離して配設され且つ少なくとも原稿読取装置の引出位置で原稿読取装置とプリンタ装置とを結線可能に対構成の接続要素が接続される引出側コネクタを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 画像形成装置本体に組込まれ且つ記録材に対して作像可能なプリンタ装置と、
    画像形成装置本体に対して引出自在に設けられ、画像形成装置本体から引き出された引出位置及び画像形成装置本体に収納可能な収納位置にて保持される原稿読取装置と、
    プリンタ装置と原稿読取装置とを電気的に接続する接続手段とを備え、
    前記接続手段は、原稿読取装置及び画像形成装置本体に対構成の接続要素が夫々分離して配設され且つ原稿読取装置の引出位置で原稿読取装置とプリンタ装置とを結線可能に対構成の接続要素が接続される引出側コネクタと、
    原稿読取装置及び画像形成装置本体に対構成の接続要素が夫々分離して配設され且つ原稿読取装置の収納位置で原稿読取装置とプリンタ装置とを結線可能に対構成の接続要素が接続される収納側コネクタとを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2記載の画像形成装置において、
    プリンタ装置は、記録材に対して作像可能な作像エンジンと、
    原稿読取装置が読み取った画像に基づいて作像エンジンを制御する制御装置とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項2記載の画像形成装置において、
    原稿読取装置は、原稿が載置される透明なプラテンと、このプラテンを開閉自在に覆うプラテンカバーと、このプラテンカバーの上部に設けられ且つプラテンカバー閉時に原稿を自動搬送する自動原稿送り装置と、前記プラテンの下方に配置されて原稿の画像を読み取る読取部とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項3記載の画像形成装置において、
    制御装置は引出側コネクタ及び収納側コネクタの接離状態に基づいて原稿読取装置の引出位置及び収納位置を判別すると共に、原稿読取装置の作動を制御することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5記載の画像形成装置において、
    引出側コネクタ及び収納側コネクタは接続検知信号と位置検知信号とが送出可能な検知回路を備え、原稿読取装置の配設位置を検知可能にすることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1記載の画像形成装置において、
    引出側コネクタは、原稿読取装置を収納位置から引き出す引出動作に連動して接続される一方、原稿読取装置を引出位置から収納する収納動作に連動して離間されることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項2記載の画像形成装置において、
    引出側コネクタは、原稿読取装置を収納位置から引き出す引出動作に連動して接続される一方、原稿読取装置を引出位置から収納する収納動作に連動して離間され、
    収納側コネクタは、原稿読取装置を引出位置から収納する収納動作に連動して接続される一方、原稿読取装置を収納位置から引き出す引出動作に連動して離間されることを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項7又は8記載の画像形成装置において、
    各コネクタは原稿読取装置の移動方向に対して抜き差し可能なことを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項2記載の画像形成装置において、
    引出側コネクタ及び収納側コネクタの原稿読取装置側に配設される接続要素は、同一の支持部材に支持されると共に、画像形成装置本体側に配設される接続要素に対して原稿読取装置の収納方向及び引出方向の両方向から接続可能であることを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項1又は2記載の画像形成装置において、
    引出側コネクタ及び収納側コネクタの原稿読取装置側に配設される接続要素は原稿読取装置内に配設された印刷配線基板に直接接続されることを特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項1又は2記載の画像形成装置において、
    各コネクタは、接続要素として、アース端子、電源端子及び信号伝達系端子とを備えた凸コネクタ部と、この凸コネクタ部に嵌合する凹コネクタ部とを有し、
    凸コネクタ部と凹コネクタ部とが、アース端子、電源端子、信号伝達系端子の順に接続され、その逆順で離間されるものであることを特徴とする画像形成装置。
  13. 請求項12記載の画像形成装置において、
    各コネクタは、凸コネクタ部の各端子の長さをアース端子、電源端子、信号伝達系端子の順で長くしたものであることを特徴とする画像形成装置。
  14. 請求項1乃至13いずれかに記載の画像形成装置に用いられる原稿読取装置。
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