JP2005003894A - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法 - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法

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JP2005003894A JP2003166692A JP2003166692A JP2005003894A JP 2005003894 A JP2005003894 A JP 2005003894A JP 2003166692 A JP2003166692 A JP 2003166692A JP 2003166692 A JP2003166692 A JP 2003166692A JP 2005003894 A JP2005003894 A JP 2005003894A
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Abstract

【課題】リアルタイムに装置ユニットの状態を捕捉しながら保守操作を誘導する。
【解決手段】画像形成装置外部にある装置ユニットに対し、装置ユニットの状態を検出するセンサを駆動するための動作エネルギを生成し、装置ユニットに無線送信する(S307)。この動作エネルギにより駆動するセンサの検出結果を無線受信し(S308)、無線受信した検出結果に基づき、装置ユニットの保守操作を誘導するための情報を表示制御する(S309、S310)。
【選択図】 図4C

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置等に関し、特に画像形成装置本体と着脱可能な装置ユニットとの間で、メインテナンスにおける保守状況等をリアルタイムに無線通信し、保守操作を誘導する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像形成装置において、装置本体に着脱可能な装置ユニット、例えば搬送ユニットやプロセスユニット等と、画像形成装置本体との通信は、装置ユニットが装置の内部に格納されて、所定の有線通信コネクタが接続された状態でのみ可能であり、この有線通信コネクタを介して装置ユニットの駆動モータやセンサに対する給電、制御信号の通信が行なわれていた。
【0003】
例えば、特許文献1においては、駆動源を内蔵する着脱可能なプロセスユニットについて記述されており、特許文献2においては、高圧電源接合部について記述されている。また、特許文献3には引出し可能な転写ユニットに関して、更に、特許文献4には引出し可能な給紙搬送ユニットに関して記述されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平5−2293号公報
【0005】
【特許文献2】
特開平5−19552号公報
【0006】
【特許文献3】
特開2000−47450号公報
【0007】
【特許文献4】
特開2000−001232号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、装置ユニットを画像形成装置から取り出した状態では、有線通信コネクタが外れた状態となり、装置ユニットに対する給電及び制御信号に関する通信を行うことはできなかった。そのため、例えば、搬送ユニット内の用紙詰まりを処理する際には、搬送ユニットを引き出して紙を取り除いた後、再度、搬送ユニットを画像形成装置内に格納し、搬送ユニットの情報が装置本体に伝えられるまで、用紙詰まりを起こした紙が完全に取り除かれたか否かを把握することができなかった。
【0009】
また、搬送ユニットを取り出して見ただけでは、外観上見えにくい場所に関しては、用紙詰まりの原因となった紙を完全に取り除くことができたか否かを確認することが外観の目視からは困難な場合もあり、繰り返し搬送ユニット等を画像形成装置装置内部に格納して、装置本体との通信を介してその都度、装置ユニットの状態を確認する必要があった。このため、装置ユニットの保守作業は、試行錯誤により原因が解消したか否かを確認しながら作業をする必要があり、作業効率は悪いものであった。
【0010】
装置ユニット状態を常時確認するために、画像形成装置と装置ユニットとの間を接続する専用のケーブを用意し、給電線や信号線を接続したままにしておくことも考えられるが、この場合、保守作業時においても、装置ユニットは通常の可動状態と同様の電圧が供給された状態となるため、安全性の確保という点で問題がある。また、専用のケーブの引き回しは、装置ユニットの駆動部分にケーブルが挟まって断線したり、繰り返しの伸縮による負荷を受けるという点で、ケーブルの損傷や耐久性においても問題がある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は上述課題に鑑みてなされたものであって、装置ユニットを画像形成装置の外部に引き出した状態で、リアルタイムに装置ユニットの状態を無線通信により捕捉し、保守操作を誘導するための指示を切り換えることを可能にする画像形成装置を提供することを目的とする。
【0012】
あるいは、安全性をより向上させるために、保守作業時に供給する動作エネルギは、装置ユニットの異常状態を検出するためのセンサ及びセンサ信号の処理回路等の検出手段を駆動するためのものに切り換えることを可能にする画像形成装置を提供することを目的とする。
【0013】
すなわち、上記目的を達成するべく、本発明にかかる着脱可能な装置ユニットと無線通信をして、該装置ユニットの保守情報を表示制御する画像形成装置は、画像形成装置外部にある前記装置ユニットに対し、該装置ユニットの状態を検出する検出手段を駆動するための動作エネルギを生成する生成手段と、
前記生成した動作エネルギを前記装置ユニットに無線送信し、該動作エネルギにより駆動する検出手段による検出結果を、無線受信する無線通信手段と、
前記無線受信した検出結果に基づき、前記装置ユニットの保守操作を誘導するための情報を表示制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
<画像形成装置の構成>
図1は本発明の実施形態にかかる画像形成装置の構成を示す断面図であり、電子写真方式による画像形成装置を例として示している。図1において、参照番号1は画像形成装置本体であり、画像形成装置本体の構成は複数の装置ユニット、例えば、画像形成ユニット、給紙部、中間転写ユニット、搬送ユニット、定着ユニット、操作部、及び制御ユニットから構成される。
【0015】
画像形成ユニットは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)に対応したY画像形成ユニット30Y、M画像形成ユニット30M、C画像形成ユニット30C、K画像形成ユニット30Kを有し、構成要素として像担持体を含んでいる。像担持体は感光ドラム11a、11b、11c、11dがその中心で軸支され、矢印方向に不図示の駆動モータによって回転駆動される構造になっている。感光ドラム11a〜11dの外周面に対向して、その回転方向にローラ帯電器12a、12b、12c、12d、スキャナ13a、13b、13c、13d、現像装置14a、14b、14c、14dがそれぞれ配置されている。
【0016】
ローラ帯電器12a〜12dにより感光ドラム11a〜11dの表面に均一な帯電量の電荷を与え、スキャナ13a〜13dにより、記録画像信号に応じて変調した、例えばレーザービームなどの光線を感光ドラム11a〜11d上に露光させることによって、感光ドラム11a〜11dの表面に静電潜像を形成する。そして、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックといった各色の現像剤(トナー)をそれぞれ収納した現像装置14a〜14dによって上記の静電潜像を顕像化し、顕像化された可視画像を中間転写体30に転写する。各トナーに対応した画像形成ユニット(30Y、30M、30C、30K)は、以上のプロセスを順次実行して所定の画像を形成する。
【0017】
給紙部は、記録材Pを収納する部分と、記録材Pを搬送するためのローラ、記録材Pの通過を検知するためのセンサ、記録材Pの有無を検知するためのセンサ、記録材Pを搬送路に沿って搬送させるためのガイド(不図示)から構成される。21a、21b、21c、21dは種々のサイズの記録材に対応することが可能なカセットであり、27は記録材Pを手差しにより供給するための手差しトレイであり、28はデッキであり、記録材Pを収納する。
【0018】
22a、22b、22c、22dは、カセット21a〜21dから記録材Pを一枚ずつ送り出すためのピックアップローラである。ピックアップローラ22a〜22dでは、複数枚の記録材Pが送り出されることがあるが、BCローラ23a、23b、23c、23dによって確実に一枚だけ分離される。BCローラ23a〜23dによって一枚だけ分離された記録材Pは、さらに引き抜きローラ24a〜24d、レジ前ローラ26によって搬送され、レジストローラ25まで搬送される。
【0019】
手差しトレイ27に収納された記録材Pは、BCローラ29によって一枚分離され、レジ前ローラ26によってレジストローラ25まで搬送される。また、デッキ28に収納された記録材Pは、ピックアップローラ60によって給紙ローラ61まで複数枚搬送され、給紙ローラ61によって一枚だけ確実に分離され、引き抜きローラ62まで搬送される。さらに記録材Pはレジ前ローラ26によってレジストローラ25まで搬送される。
【0020】
次に、中間転写ユニットについて詳細に説明する。30は中間転写ベルトであり、その材料として例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)やPVdF(ポリフッ化ビニリデン)などが用いられる。32は中間転写ベルト30に駆動を伝達する駆動ローラであり、ばね(不図示)の付勢によって中間転写ベルト30に適度な張力を与えるテンションローラ33、中間転写ベルトを挟んで二次転写領域を形成する従動ローラ34によって支持されている。駆動ローラ32は金属ローラの表面に数mm厚のゴム(ウレタンまたはクロロプレン)をコーティングしてベルトとのスリップを防いでいる。駆動ローラ32はステッピングモータ(不図示)によって回転駆動される。
【0021】
各感光ドラム11a〜11dと中間転写ベルト30が対向する位置において、中間転写ベルト30の裏側には、トナー像を中間転写ベルト30に転写するための高圧が印可されている一次転写ローラ35a〜35dが配置されている。また、従動ローラ34に対向して二次転写ローラ36が配置され、この二次転写ローラ36は中間転写ベルト30に対して適度な圧力で加圧されている。中間転写ベルト30とのニップによって二次転写領域が形成される。
【0022】
また、中間転写ベルト30上には中間転写ベルト30の画像形成面をクリーニングするためのクリーニング装置50が配され、このクリーニング装置50は、クリーナーブレード51(材質としては、ポリウレタンゴムなどが用いられる)および廃トナーを収納する廃トナーボックス52から構成される。
【0023】
定着ユニット40は、内部にハロゲンヒーターなどの熱源を備えた定着ローラ41aと、そのローラに加圧される加圧ローラ41b(このローラにも熱源を備える場合もある)、及び上記ローラ対から排出されてきた記録材Pを搬送する内排紙ローラ44から構成される。
【0024】
一方、レジストローラ25まで搬送された記録材Pは、レジストローラ25よりも上流のローラの回転駆動を止めて一旦停止させ、画像形成ユニットの画像形成タイミングに合わせてレジストローラ25を含む上流のローラの回転駆動が制御され、記録材Pは後述の二次転写領域へ送り出される。
【0025】
二次転写領域において画像が転写され、定着ユニット40において画像が定着された記録材Pは、内排紙ローラ44を通過した後、切り替えフラッパー73によって、搬送先が切り替えられる。切り替えフラッパー73がフェイスアップ排紙側にある場合は、記録材Pは外排紙ローラ45によってフェイスアップ排紙トレイ2に排出される。一方、切り替えフラッパー73がフェイスダウン排紙側にある場合は、記録材Pは反転ローラ72a、72b、72cの方向へ搬送され、フェイスダウン排紙トレイ3へ排出される。
【0026】
なお、記録材Pの搬送路には、記録材Pの通過を検知するために複数のセンサが配置されており、給紙リトライセンサ64a、64b、64c、64d、デッキ給紙センサ65、デッキ引き抜きセンサ66、レジストセンサ67、内排紙センサ68、フェイスダウン排紙センサ69、両面プレレジセンサ70、両面再給紙センサ71、等が配置されている。
【0027】
また、記録材Pを収納するカセット21a〜21dには、記録材Pの有無を検知するカセット紙ありなしセンサ63a、63b、63c、63dが配置され、手差しトレイ27には手差しトレイ27上の記録材Pの有無を検知する手差しトレイ紙ありなしセンサ74が配置され、デッキ28にはデッキ28内の記録材Pの有無を検知するデッキ紙ありなしセンサ75が配置されている。
【0028】
制御ユニットは、各センサ信号の処理や、上記の各ユニットの動作を制御するための制御基板(不図示)や、モータドライブ基板(不図示)などから構成され、操作部4は、画像形成装置1の上面に配置されており、記録材Pの収納された給紙部(給紙カセット21a〜21d、手差しトレイ27、デッキ28)の選択、排紙トレイ(フェイスアップトレイ2、フェイスダウントレイ3)の選択、タブ紙束の指定等が可能である。また、操作部4は、装置ユニットで発生した異常状態をオペレータに報知し、異常状態を復旧されるための操作誘導を逐次表示することができる。
【0029】
<画像形成装置の動作>
次に、画像形成装置の動作の説明の一例として、カセット21aから記録材Pを搬送する場合を説明する。画像形成動作開始信号が発せられてから所定時間経過後、まずピックアップローラ22aにより、カセット21aから記録材Pが一枚ずつ送り出され、記録材Pは、給紙ローラ23、引き抜きローラ24a、レジ前ローラ26を経由して、レジストローラ25まで搬送される。その時レジストローラ25は停止してており、記録材Pの先端部はレジストローラ25のニップ部に突き当たる。その後、画像形成ユニットが画像の形成を開始するタイミングに合わせてレジストローラ25は回転を始める。この回転時期は、記録材Pと画像形成ユニットより中間転写ベルト30上に一次転写されたトナー画像とが二次転写領域においてちょうど一致するようにそのタイミングが設定されている。
【0030】
一方、画像形成ユニット(30K、30C、30M、30Y)では、画像形成動作開始信号が発せられると、前述したプロセスにより中間転写ベルト30の回転方向において一番上流にある画像形成ユニット30Kの感光ドラム11d上に形成されたトナー画像が、高電圧が印加された転写ローラ35dによって一次転写領域において中間転写ベルト30に一次転写される。一次転写されたトナー像は次の画像形成ユニット30Cの一次転写領域まで搬送される。そこでは各画像形成ユニット間をトナー像が搬送される時間だけ遅延して画像形成が行われており、前画像の上に記録材Pの先端を合わせて次のトナー像が転写される。以下、画像形成ユニット30M、30Yについても同様の工程が繰り返され、結局4色(Y、M、C、K)のトナー像が中間転写ベルト30上において一次転写される。その後、記録材Pが二次転写領域に進入し、中間転写ベルト30に接触すると、記録材Pの通過タイミングに合わせて二次転写ローラ36に高電圧が印加される。そして前述したプロセスにより中間転写ベルト上に形成された4色のトナー画像が記録材Pの表面に転写される。
【0031】
その後、記録材Pは定着ローラ41a,bのニップ部まで案内される。そしてローラ対41a、41bの熱及びニップの圧力によってトナー画像が記録材表面に定着される。その後、切り替えフラッパー73の切り替え方向に応じて、フェイスアップ排紙トレイ2またはフェイスダウントレイ3に排出される。
【0032】
操作部4はオペレータに画像形成装置の状況を伝えるためのGUI(Graphic User Interface)を備えており、オペレータによる装置の設定の他、表示画面には装置への指示メニュー表示をするだけではなく、装置が異常状態にあるときの状況表示を行なうことができる。図2は画像形成装置内において、記録材Pが用紙詰まり(いわゆるJAM)を起こした場合の操作画面の一例を示しており、画面上の「●」表示により、トラブルが発生している位置を特定し、オペレータに対して用紙詰まりの発生を報知している。図3も同様に用紙詰まりを報知する図であるが、用紙詰まりの発生箇所が図2と異なる位置で特定されている。記録材Pの搬送状態は、上述の給紙リトライセンサ64a、64b、64c、64d、デッキ給紙センサ65、デッキ引き抜きセンサ66、レジストセンサ67、内排紙センサ68、フェイスダウン排紙センサ69、両面プレレジセンサ70、両面再給紙センサ71、等に基づき検出され、この検出結果に基づき制御ユニットは異常状態を報知するための表示(図2、図3)を表示制御する。
【0033】
<装置ユニットの保守(JAM処理の例)>
画像形成装置で用紙詰まり等のトラブルが生じた場合、詰まった用紙を取り除く作業(いわゆるJAM処理)は、制御ユニットの制御の下、オペレータの操作を逐次誘導するための種々の操作手順、例えば、画像形成装置のドア開閉やレバーなどの操作等、の指示を操作部4に表示して、オペレータの操作を誘導する(これを「リアルタイムJAM処理」という)。図4AはリアルタイムJAM処理における操作誘導の一例を示す図であり、画像形成装置のドアを開いた後に、装置内部に収められている搬送ユニットを引き出す操作が指示されている。
【0034】
画像形成装置を構成する装置ユニットのうち、搬送ユニットを例として、以下、用紙詰まりの復旧に関するリアルタイムJAM処理を説明する。ここで、「搬送ユニット」は上記の図1で説明したとおり、記録材を搬送するための搬送路、ローラ、モータ(駆動部)と、センサ等がユニット化されたもので、JAM処理に対応し易いように、画像形成装置の機外に引き出すことができるように一体化されているものとする。
【0035】
更に、搬送ユニットは、JAM処理等の保守作業時において画像形成装置の本体側から引き出され、無線通信が可能な位置で、画像形成装置本体からセンサを駆動するための電力供給を受け、そのセンサによる検出結果を画像形成装置に送信するための無線通信ユニットを備えている。
【0036】
図4Bは本実施形態に係る画像形成装置の概略的な構成を示すブロック図である。本実施形態の画像形成装置は、画像形成装置全体を制御する制御ユニット210と、画像形成装置に装着可能な装置ユニット(本実施形態では搬送ユニット230を例として説明する。)と、画像形成装置の内部で搬送ユニット230との通信を行う本体通信部220から構成される。
【0037】
ここで、制御ユニット210は、CPUを有する主制御回路211と、画像メモリ212、ROM213、電源ユニット214、切替器215とを備えている。主制御回路211は、装置内各部を制御して画像形成を行うとともに、本体通信部220を介して搬送ユニット230との通信を統括的に制御する。画像メモリ212は、画像形成時に画像の読み込み、蓄積、編集等に使用される。ROM213には、画像形成装置の制御プログラム、保守操作のためのプログラムが収められている。主制御回路211は、この保守操作プログラムと搬送ユニット230から無線送信されたセンサの情報とに基づき、オペレータに対する操作誘導を行なうための指示を判断し、表示制御回路290はこの判断結果に基づいて、操作部4に所定の操作誘導表示を行なう。
【0038】
電源ユニット214は、画像形成装置本体、及び搬送ユニット213を含む各装置ユニット等に対して、所定の駆動電源を供給する電源部である。切替器215は、例えば、搬送ユニット230がJAM処理中である場合は、モータなどの大電力を消費する部分に対しては電力供給がされないように、有線通信コネクタで給電する場合、または無線通信により給電を行なう場合に応じて電源ユニット214からの給電量(動作エネルギ)を制御する。これにより、保守作業中において過度の電力が搬送ユニットに通電されることを防止することができ、作業の安全性を確保することができる。切替器215は、搬送ユニットの他、各装置ユニットに対して、選択的に無線による給電量(動作エネルギ)を制御することができる。
【0039】
本体通信部220は、搬送ユニット230が装置内に収納された状態で接続するドロアコネクタ(以下、「有線通信コネクタ」という。)221と、搬送ユニット230が画像形成装置の本体から引き出された状態で、その搬送ユニット230と無線通信をするための無線通信ユニット103と、アンテナ224を備えている。ここで、無線通信ユニット103には、JAM処理中における記録材Pの有無を検出するためのセンサ232、およびそのセンサ信号の処理回路236等を駆動するための動作エネルギを無線信号として送信するための処理を行なう無線給電部105が含まれている。
【0040】
搬送ユニット230は、ユニットの各種状態または異常を検出するためのセンサ232と、そのセンサ232の出力を処理するための信号処理回路236と、搬送経路中において記録材Pを搬送するためのモータ等の駆動部234と、本体通信部220と装置内の所定の収納位置で接続する有線通信コネクタ233と、搬送ユニット230が画像形成装置の本体から引き出された状態で本体通信部220、無線通信を行なう無線通信ユニット104、そしてアンテナ235から構成される。
【0041】
無線通信ユニット104は、画像形成装置側の無線通信ユニット103から無線通信された動作エネルギを処理するための無線給電処理部106を備え、この無線給電処理部106は信号処理回路236、センサ232に対して受信した動作エネルギを供給する。
【0042】
搬送ユニット230が画像形成装置の本体と接続し、画像形成装置本体の内部に装着されている場合、すなわち搬送ユニット230の有線通信コネクタ233が本体側の有線通信コネクタ221と接続している場合には、搬送ユニット230と本体通信部220は有線通信コネクタ(221、233)を介した通信によりセンサ信号の送受信、搬送ユニット230の駆動部233やセンサ232に対する給電や制御信号の送受信を行なうことができる。この場合の給電は搬送ユニット230が画像形成装置に収納され、正常に稼動可能な状態にあるため、センサ232、信号処理回路236の他、駆動部234を駆動するための動作エネルギが供給されることになる。
【0043】
搬送ユニット230が、JAM処理等、保守のために画像形成装置の機外に引き出されたとき、有線通信コネクタ(221、233)が外れるような構成になっている。接続状態の検出は、光学的なセンサを用いて物理的にコネクタの有り無しを検知してもよいし、本体通信部220と搬送ユニット230の通信状況を監視して、通信の成立の有無により接続を検知することで判断してもよい。
【0044】
無線通信ユニット103は、搬送ユニット230側の無線通信ユニット104との間で無線信号の送受信を行う。アンテナ224と235は無線信号を送受信するために使用されるアンテナである。この無線信号の送受信には電磁波を用いた方式のもの、赤外線や可視光、レーザなどの光を用いてもよい。
【0045】
次に、図4Cのフローチャートを用いて、搬送ユニットにおける用紙詰まり処理における通信処理の流れを説明する。
【0046】
オペレータからの指示を受けて、正常に画像形成動作を行っている場合、搬送ユニット230は画像形成装置の本体内に収納されており、センサ232が検知した記録材Pの搬送位置情報、駆動部におけるモータの回転情報等は有線通信コネクタ221、230を介して本体通信部220に通知される。もし、搬送中の記録材Pが、正規のタイミングより規定の範囲を越えて遅いか、もしくは早く搬送されたことをセンサ232が検知した場合には(S301−Yes)、主制御回路211は用紙詰まりが発生したと判断する(S302)。
【0047】
ステップS301,S302の判断で用紙詰まりが発生すると、主制御回路211は画像形成動作を停止させるとともに(S303)、用紙詰まりが発生した位置と、取り除きを指示するメッセージを操作部4(図1)に表示する(S304)。操作部4の表示は、図4Bにおける表示制御回路290の制御に基づくものであり、表示制御回路290は、主制御回路211から搬送ユニット230に関するセンサの情報を取得し、その取得した情報を操作部4に表示する。先に示した図2、図3は、センサの情報に基づき特定された用紙詰まりの位置をオペレータに報知する表示として、表示制御回路290が操作部4に表示するものである。
【0048】
本実施形態においては、画像形成装置内部で用紙詰まりが発生した場合には、画像形成装置本体における、不図示の前扉を開けて搬送ユニットを引き出してから、内部の記録材を取り除く必要があるものとする。従って、この場合、操作部画面には、まず前扉を開けることを指示するメッセージが表示される(S304)。
この表示は例えば、図4に示した図であり、オペレータに対して搬送ユニット230を画像形成装置の機外に引き出す旨の操作の誘導が指示される。
【0049】
オペレータが指示に従って前扉を開けたことを検知すると(S305−Yes)、メッセージは搬送ユニットを引き出すことを指示するメッセージに変わる(S306)。ここで、オペレータが指示に従って搬送ユニットを引き出した場合(S306−Yes)、搬送ユニット230と本体通信部220を繋いでいた有線通信コネクタ221、233が外れる。搬送ユニット230が画像形成装置から引き出され、画像形成装置本体と無線通信が可能な位置に引き出されるまで、オペレータに対しては、搬送ユニットを引き出すことを指示するメッセージが操作部4に表示される。
【0050】
図5は、装置ユニットとしての搬送ユニット230が、画像形成装置1に収納された状態を平面的に示す図である。図5において、230は画像形成装置1から、矢印方向に引き出して保守作業をすることが可能な搬送ユニットであり、搬送ユニットが収納された状態では、画像形成装置1の無線通信ユニット103と、搬送ユニット230側の無線通信ユニット104とは、平面内においてずれた位置に配置されている。各無線通信ユニット103、104の破線部はアンテナ224、235の指向性を示しており、搬送ユニット230が収納された状態では、両アンテナ224、235の指向性が一致しないため無線通信はできない状態にある。図5中のセンサ232は搬送ユニット230内のセンサの一例であり、搬送経路中にある記録材Pの有無を検出し、用紙詰まりの有無を判断するための情報等を提供することができる。センサ232により検出された信号は、信号処理回路236により閾値処理、A/D変換等の処理が施される。収納状態にある搬送ユニット230において、センサ232、信号処理回路236の信号は、有線通信コネクタ233、220を介して画像形成装置の本体通信部220に送信される(図4B)。
【0051】
図6は、搬送ユニット230が、画像形成装置1から引き出された状態を平面的に示す図である。搬送ユニット230が引き出された状態で、画像形成装置と搬送ユニットの無線通信ユニット(103、104)とが対向し、両無線通信ユニットのアンテナ(224、235)の指向性が一致する。画像形成装置1から、搬送ユニット230に対する給電は電磁誘導を利用しているため、図6の破線部60で示すように各無線通信ユニット103,104のアンテナの指向性の方向が一致する位置60になって初めて給電および通信が可能となる。アンテナ(224、235)の指向性が一致する位置60まで、搬送ユニットが引き出されると、無線通信ユニット103,104間の通信が成立し、無線通信によりセンサ232の情報が画像形成装置本体1に送信される。センサ232の情報に基づいて、搬送ユニット230内の記録材の有無や、JAMが発生している位置を特定することができる。
【0052】
説明を図4Cに戻し説明を続けると、無線通信が可能な位置まで搬送ユニット230が引き出されると、主制御回路211の指示により、操作部に表示される図とメッセージが、取り除くべき記録紙の位置を指示するものに切り換えられるとともに、無線通信が開始する(S307)。
【0053】
無線通信が開始すると、これ以後、センサ232により検出される記録材の位置情報等は無線通信ユニット(104、103)を通して本体通信部220に通知される(S308)。主制御回路211は搬送ユニット230から無線通信により送られてくる記録材の位置情報に応じて、取り除くべき記録材の位置をリアルタイムに特定することができ、表示制御回路290は特定された位置情報に応じて、誘導操作の表示を操作部4に表示させる。
【0054】
搬送ユニット230からのセンサ情報によって、取り除くべき記録材がすべて排除されたと主制御回路211が判断すると(S309−Yes)、操作部4の表示は、搬送ユニット230を画像形成装置内に戻し、前扉を閉めることを指示するメッセージに切り換わる(S310)。
【0055】
そして、オペレータがこの指示に従って搬送ユニット230を画像形成装置本体内部に収納した場合(S311−Yes)、無線通信は終了する(S312)。
【0056】
搬送ユニット230と本体通信部220を繋ぐ有線通信コネクタ(221、233)が接続し(S313−Yes)、画像形成装置の前扉が閉まったことを検知すると(S314−Yes)、主制御回路211は、画像形成装置本体に他に異常が無く、画像形成再開が可能か否かを判断し、画像形成が可能な場合は(S315−Yes)、画像形成動作を再開する(S316)。
【0057】
本実施形態においては、装置ユニットとして、搬送ユニットを例として示したが、本発明の趣旨は、これに限定されるものではなく、装置ユニットは、画像形成装置を構成する、画像形成ユニット、給紙部、中間転写ユニット、定着ユニット等が含まれ、これらの装置ユニットに対しても同様に適用することは可能である。
【0058】
以上説明したように、本実施形態で示した画像形成装置によれば、保守作業中における装置ユニットの状態を無線により通信して、リアルタイムに装置ユニットの状態を捕捉しながら保守操作を誘導するための指示を切り換えることが可能になる。オペレータは、装置ユニットの状態に対応した保守操作の誘導に従うことで、円滑に作業を進めることが可能になり、短時間に装置を復旧されることが可能になる。
【0059】
また、装置本体から無線通信により装置ユニットに給電される動作エネルギは、装置ユニットの異常状態を検出するためのセンサ及びセンサ信号の処理回路を駆動するためのものに切り換えられ、大電力を消費するモータ等の駆動部に対する給電を停止する切り替えにより、保守作業中における安全性を向上させることが可能になる。
【0060】
<実施形態2>
図7は、搬送ユニット230が画像形成装置1から引き出された状態を平面的に示す図であり、実施形態1における図6とは無線通信ユニット113,114の配置が異なる。本実施形態で示す無線通信ユニット(113、114)の配置では、搬送ユニット230の引出し方向が、無線通信ユニット(113、114)のアンテナの指向性の方向(破線70)と一致するので、搬送ユニット230を引出して移動させても、その位置によらずに常時無線通信が可能となる。そのため、有線通信コネクタ(図4Bの221、233)が外れた直後から、所定の引き出し位置まで搬送ユニットが引き出される前であっても、画像形成装置本体は、無線通信によりセンサ情報を捕捉することが可能となり、オペレータに対する保守操作の誘導指示を早いタイミングで開始することができ、指示の内容を詳細に切り換えることが可能になる。
【0061】
また、本実施形態での給電方法は実施形態1と同様に電磁誘導による方式を用いてもよいが、搬送ユニットの引き出し時に十分な電力が得られないような場合には、図8に示したように搬送ユニット230の収納時における無線通信ユニット114の位置と、ユニット引き出し時における無線送受信ユニット114の位置で、それぞれ給電が可能な給電部115,116を設けてもよい。この場合、搬送ユニットは破線70で示した指向性の方向と、破線80で示した指向性の方向に対応したセンサ信号の送受信用のアンテナと、給電用のアンテナが有ればよい。
【0062】
本実施形態によれば、有線通信コネクタが外れた直後から、所定の引き出し位置まで搬送ユニットが引き出される前であっても、画像形成装置本体は、無線通信によりセンサ情報を捕捉することができるので、オペレータに対する保守操作の誘導を行なうことができる領域を拡張することができる。これにより、オペレータに対する保守操作の誘導指示をより詳細に切り換えることが可能になる。
【0063】
また、指向性の異なる複数のアンテナを利用することで、無線通信の内容を分けて送受することが可能になる。
【0064】
<他の実施形態>
本発明は、複数の機器、例えば、インタフェイス機器(画像読み取り装置等)、画像形成装置(プリンタ、ファクシミリ装置などが含まれる)から構成されるシステムに適用してもよい。
【0065】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0066】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
【0067】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0068】
更に、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、保守作業中における装置ユニットの状態を無線により通信して、リアルタイムに装置ユニットの状態を捕捉しながら保守操作を誘導するための指示を切り換えることが可能になる。オペレータは、装置ユニットの状態に対応した保守操作の誘導に従うことで、円滑に作業を進めることが可能になり、短時間に装置を復旧されることが可能になる。
【0070】
あるいは、装置本体から無線通信により装置ユニットに給電される動作エネルギは、装置ユニットの異常状態を検出するためのセンサ及びセンサ信号の処理回路を駆動するためのものに切り換えられ、大電力を消費するモータ等の駆動部に対する給電を停止する切り替えにより、保守作業中における安全性を向上させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1にかかる画像形成装置の構成を示す断面図である。
【図2】画像形成装置内において、記録材Pが用紙詰まりを起こした場合の操作画面の一例を示す図である。
【図3】画像形成装置内において、記録材Pが用紙詰まりを起こした場合の操作画面の一例を示す図である。
【図4A】リアルタイムJAM処理における操作誘導の一例を示す図である。
【図4B】実施形態に係る画像形成装置の概略的な構成を示すブロック図である。
【図4C】実施形態に係る画像形成装置において、搬送ユニットにおける用紙詰まり処理における通信処理の流れを説明する図である。
【図5】装置ユニットとしての搬送ユニットが、画像形成装置に収納された状態を平面的に示す図である。
【図6】搬送ユニットが画像形成装置から引き出された状態を平面的に示す図である。
【図7】第2実施形態において、搬送ユニットが画像形成装置から引き出された状態を平面的に示す図である。
【図8】第2実施形態における搬送ユニットに対する給電を説明する図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置
11a、11b、11c、11d 感光ドラム
12a、12b、12c、12d 帯電器
13a、13b、13c、13d スキャナ
14a、14b、14c、14d 現像装置
30 中間転写ベルト
40 定着ユニット
41a 定着ローラ
41b 加圧ローラ
44 内排紙ローラ
35a、35b、35c、35d 一次転写ローラ
34 従動ローラ
36 二次転写ローラ
103,104 無線通信ユニット
105 センサ
113,114 無線通信ユニット
115,116 電源供給ユニット

Claims (8)

  1. 着脱可能な装置ユニットと無線通信をして、該装置ユニットの保守情報を表示制御する画像形成装置であって、
    画像形成装置外部にある前記装置ユニットに対し、該装置ユニットの状態を検出する検出手段を駆動するための動作エネルギを生成する生成手段と、
    前記生成した動作エネルギを前記装置ユニットに無線送信し、該動作エネルギにより駆動する検出手段による検出結果を無線受信する無線通信手段と、
    前記無線受信した検出結果に基づき、前記装置ユニットの保守操作を誘導するための情報を表示制御する制御手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記無線通信手段は、前記画像形成装置における無線通信ユニットと、前記装置ユニットにおける無線通信ユニットと、の指向性が一致する位置で通信を行なうことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成装置の内部に前記装置ユニットが収納された位置で、該装置ユニットと該画像形成装置とが接続する有線通信手段を更に有し、
    前記生成手段は、前記装置ユニットが前記有線通信手段により接続した場合は、前記検出手段を駆動する動作エネルギに加え、該装置ユニットの可動部を駆動するための動作エネルギを生成することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記無線受信した検出結果に基づき、前記装置ユニットにおける異常箇所を特定し、該箇所の異常を復旧させるための保守操作を表示制御し、
    前記保守操作中における前記装置ユニットの状態を、前記無線通信手段により通信して、該異常箇所の異常が復旧したか否かを捕捉しながら保守操作の指示を切り換えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記無線通信手段は、前記動作エネルギと、前記検出手段の検出結果と、を異なる無線通信の指向性を有するアンテナにより別個に通信することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  6. 着脱可能な装置ユニットと無線通信をして、該装置ユニットの保守情報を表示制御する画像形成装置の制御方法であって、
    画像形成装置外部にある前記装置ユニットに対し、該装置ユニットの状態を検出する検出手段を駆動するための動作エネルギを生成する生成工程と、
    前記生成した動作エネルギを前記装置ユニットに無線送信し、該動作エネルギにより駆動する検出手段による検出結果を無線受信する無線通信工程と、
    前記無線受信した検出結果に基づき、前記装置ユニットの保守操作を誘導するための情報を表示制御する制御工程と、を備えることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  7. 着脱可能な装置ユニットと無線通信をして、該装置ユニットの保守情報を表示制御する画像形成装置の制御プログラムであって、該制御プログラムが、
    画像形成装置外部にある前記装置ユニットに対し、該装置ユニットの状態を検出する検出手段を駆動するための動作エネルギを生成する生成モジュールと、
    前記生成した動作エネルギを前記装置ユニットに無線送信し、該動作エネルギにより駆動する検出手段による検出結果を無線受信する無線通信モジュールと、前記無線受信した検出結果に基づき、前記装置ユニットの保守操作を誘導するための情報を表示制御する制御モジュールと、を備えることを特徴とする画像形成装置の制御プログラム。
  8. 請求項7に記載の制御プログラムを格納することを特徴とするコンピュータ可読の記憶媒体。
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