JP2007057304A - 軸重計測システムおよび軸重計測方法 - Google Patents

軸重計測システムおよび軸重計測方法 Download PDF

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Abstract

【課題】重量超過の車両が取締りを逃れるために隣接車線に跨って走行した場合でも、軸重の計測結果から重量超過を正確に検出できるようにする。
【解決手段】車線1の軸重センサ11L,11Rのうち車線2に近い側の軸重センサ11Rと、車線2の軸重センサ21L,21Rのうち車線1に近い側の軸重センサ21Lとから、略同時に検出出力が得られ、かつ、車線1の軸重センサ11L,11Rのうち車線2から遠い側の軸重センサ11Lと、車線2の軸重センサ21L,21Rのうち車線1から遠い側の軸重センサ21Rの両方から検出出力が得られない場合は、走行車両が車線1と車線2とに跨っていると判定し、軸重センサ11Rの検出出力から得られる軸重値と、軸重センサ21Lの検出出力から得られる軸重値とを加算して、跨ぎ走行車両の総重量を求める。
【選択図】 図5

Description

本発明は、路面に配備された軸重センサを用いて走行車両の軸重を計測する軸重計測システムおよび軸重計測方法に関するものである。
道路の構造を保全し、あるいは交通の危険を防止するために、道路法(昭和27年法律第180号)では、車両の幅・重量・高さ・長さなどを一定範囲に制限しており、最高限度を超えるものについては、道路管理者(国土交通大臣または都道府県)の許可を得なければ道路を通行してはならないとされている。具体的な最高限度の値は、車両制限令で定められている。そこで、重量超過で無許可のような法令違反の車両を取り締まるために、走行している車両の重量や寸法などを計測するシステムが従来より用いられている。
走行車両の重量を計測するシステムとしては、路面に軸重センサを埋設し、軸重センサから得られる軸重に基づいて車両の総重量を計測する軸重計測システムが知られている。軸重センサは、走行車両の車軸が路面に与える垂直方向の荷重すなわち軸重を検知するセンサであって、例えば水晶などの圧電素子を備えた棒状のセンサから構成されている。下記の特許文献1には、軸重センサを用いた軸重計測システムの例が記載されている。
特開2001−101568号公報
上記のような軸重計測システムにあっては、軸重センサが車線ごとに左右一対設けられており、車両の左輪の軸重と右輪の軸重とを別々に検出してそれらを合計することで軸重を計測するようになっている。また、軸重の計測は、車線ごとに独立して行われるようになっている。このため、重量超過の車両が取締りを逃れる目的で、意図的に隣接車線に跨って走行した場合には、各車線では左右いずれか一方の軸重センサからの出力しか得られず、車両の重量計測値が実際の重量の約半分となって、重量超過の車両を検出できなくなるという問題がある。このような隣接車線に跨る走行は、他の車両との接触事故を引き起こす可能性が高く非常に危険なことから、これを取り締まることは安全確保の点からも不可欠である。
なお、上記特許文献1には、跨ぎ車両の検出について記載があるが、本文献の場合、軸重センサだけでは跨ぎを検出することができず、軸重センサとは別に、跨ぎ車両を検出するための検出手段(光ビームセンサ等)が必要となるため、コストが高くなるという問題がある。
本発明は、上述した課題を解決するものであって、その目的とするところは、重量超過の車両が取締りを逃れるために隣接車線に跨って走行した場合でも、軸重の計測結果から重量超過を正確に検出できるようにすることにある。本発明の他の目的は、既存の軸重計測システムを利用して跨ぎ走行車両を検出できるようにすることにある。
本発明に係る軸重計測システムは、複数車線のそれぞれの路面に配備された軸重センサの検出出力に基づいて走行車両の軸重を計測する軸重計測システムであって、第1車線に配備された左右1対の軸重センサと、第1車線に隣接する第2車線に配備された左右1対の軸重センサと、各軸重センサの検出出力から走行車両の軸重を計測する軸重計測手段と、この軸重計測手段の計測結果に基づいて走行車両が第1車線と第2車線とに跨っているか否かを判定する判定手段と、この判定手段が走行車両の跨ぎを判定した場合に、軸重計測手段の計測結果に基づいて当該跨ぎ走行車両の総重量を演算する演算手段とを備える。判定手段は、第1車線に配備された軸重センサのうち第2車線に近い側の第1軸重センサと、第2車線に配備された軸重センサのうち第1車線に近い側の第2軸重センサとから、略同時に検出出力が得られ、かつ、第1車線の軸重センサのうち第2車線から遠い側の第3軸重センサと、第2車線の軸重センサのうち第1車線から遠い側の第4軸重センサとの少なくとも一方から検出出力が得られない場合に、走行車両が第1車線と第2車線とに跨っていると判定する。演算手段は、判定手段により走行車両が第1車線と第2車線とに跨っていると判定された場合に、軸重計測手段が第1軸重センサおよび/または第2軸重センサの各検出出力から計測した軸重値に基づいて、当該跨ぎ走行車両の総重量を求める。
また、本発明に係る軸重計測方法は、複数車線のそれぞれの路面に配備された軸重センサの検出出力に基づいて走行車両の軸重を計測する軸重計測方法であって、第1車線に配備された左右1対の軸重センサのうち第2車線に近い側の第1軸重センサと、第2車線に配備された左右1対の軸重センサのうち第1車線に近い側の第2軸重センサとから、略同時に検出出力が得られるか否かを判定し、第1車線の軸重センサのうち第2車線から遠い側の第3軸重センサと、第2車線の軸重センサのうち第1車線から遠い側の第4軸重センサとの少なくとも一方から検出出力が得られないか否かを判定し、第1軸重センサと第2軸重センサとから略同時に検出出力が得られ、かつ、第3軸重センサと第4軸重センサとの少なくとも一方から検出出力が得られない場合に、走行車両が第1車線と第2車線とに跨っていると判定し、第1軸重センサおよび/または第2軸重センサの各検出出力から得られる軸重値に基づいて当該跨ぎ走行車両の総重量を演算するようにしたものである。
本発明においては、隣接する2つの車線のそれぞれに配備された左右1対の軸重センサの状態を監視して、相手車線に近い側の軸重センサから略同時に検出出力が得られたか否か、および、相手車線から遠い側の軸重センサの両方または一方から検出出力が得られなかったか否かを判定することにより、重量超過の車両が隣接車線に跨って走行した場合でも、跨ぎ走行を検出することができるとともに、得られた計測結果に基づいて当該跨ぎ走行車両の総重量を求めることができる。このため、重量超過の車両を確実に検出することができる。また、軸重センサの出力状態から所定のアルゴリズムに従って跨ぎ走行を検出できるので、軸重センサとは別に跨ぎ車両を検出するための検出手段を設ける必要がなく、既存の軸重計測システムを利用して簡単に実現することができる。
本発明の典型的な実施形態においては、第1軸重センサと第2軸重センサの両方から検出出力が得られ、かつ、第3軸重センサと第4軸重センサの両方から検出出力が得られない場合に、演算手段は、第1軸重センサと第2軸重センサの各検出出力から得られる軸重値を加算して跨ぎ走行車両の総重量を求める。これにより、跨ぎ走行車両の一方の車輪が第1、第2軸重センサの一方を通過し、跨ぎ走行車両の他方の車輪が第1、第2軸重センサの他方を通過する通常の跨ぎ走行時における車両の総重量が算出される。
また、第1軸重センサと第2軸重センサの両方から検出出力が得られ、かつ、第3軸重センサと第4軸重センサの一方から検出出力が得られ他方から検出出力が得られない場合は、演算手段において、検出出力が得られた第3軸重センサと第1軸重センサ、または検出出力が得られた第2軸重センサと第4軸重センサの各検出出力の比を算出し、当該比が所定範囲にないときは、検出出力が得られなかった第3軸重センサまたは第4軸重センサと対をなす第1軸重センサまたは第2軸重センサの検出出力から得られる軸重値を2倍して跨ぎ走行車両の総重量を求めればよい。これにより、跨ぎ走行車両の一方の車輪が第1軸重センサと第3軸重センサとに跨って通過し、または跨ぎ走行車両の他方の車輪が第2軸重センサと第4軸重センサとに跨って通過した場合でも、第1または第2軸重センサから得られる軸重値に基づいて、跨ぎ走行する車両の総重量を算出することができる。
各車線に配備された左右1対の軸重センサが、それぞれ、車両の走行方向に所定間隔で配列された複数の軸重センサからなる場合は、判定手段は、複数の軸重センサのうち、左右の検出状態の対からなる検出パターンが同じとなる軸重センサが所定数以上の場合に、当該軸重センサの検出出力を採用し、採用した検出出力に基づいて跨ぎの判定を行う。これにより、ある車線から隣の車線へ移る車両のために、各車線での軸重センサの検出パターンに変則的なものが生じた場合でも、例えば過半数の軸重センサの検出パターンが同じであれば、それらの軸重センサの検出出力を採用し、他の軸重センサの検出出力を無視することで、跨ぎの判定を正確に行うことができる。
本発明の軸重計測システムは、走行車両のナンバープレート情報を読み取る読取手段と、前記判定手段により跨ぎと判定された走行車両に対して、上記読取手段が読み取ったナンバープレート情報とともに警告を表示する表示手段とをさらに備えたものであってもよい。警告は、重量超過の警告であってもよいし、跨ぎの警告であってもよく、その両方の警告であってもよい。これによると、取締りを逃れるために跨ぎ走行をしても無駄なことを運転者に知らしめることで、悪意の跨ぎ走行を抑制することができる。
また、本発明の軸重計測システムは、走行車両のナンバープレート情報を読み取る読取手段と、跨ぎと判定された走行車両に対して、上記読取手段が読み取ったナンバープレート情報を記録する記録手段とをさらに備えたものであってもよい。これによると、跨ぎ走行車両のナンバープレート情報を蓄積していわゆるブラックリスト化することで、跨ぎ走行の取締りを強化することができる。
本発明によれば、重量超過の車両が取締りを逃れるために隣接車線に跨って走行した場合でも、軸重の計測結果から重量超過を正確に検出できるため、悪意の走行車両に対する取締りを強化して、道路交通の安全確保に寄与することができる。さらに、既存の軸重計測システムを利用して簡単に実現することが可能となる。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る軸重計測システム100の一例を示した図である。ここでは、片側複数車線として車線1と車線2を有する道路を例に挙げている。
車線1において、10は矢印方向に走行する車両、11は車両10の軸重を検出する軸重センサ、12,13は車両10を検知するためのループコイルである。軸重センサ11とループコイル12,13とは、ともに路面に埋設されて配備されている。ループコイル12,13は、その上を車両10が通過することでインダクタンスが変化し、このインダクタンスの変化に基づき車両10が検知される。軸重センサ11は、圧電素子を備えた棒状のセンサから構成されていて、車両10の走行方向に所定間隔で複数個配列されており、それぞれの軸重センサは左右1対のセンサからなる。車両10の軸重が軸重センサ11に加わると、軸重センサ11のそれぞれから軸重に比例した電流が出力される。14は軸重センサ11の検出出力から走行車両の軸重を計測する軸重計測部である。
車線2において、21は軸重センサ、22,23は車両検知用のループコイル、24は軸重センサ21の検出出力から走行車両の軸重を計測する軸重計測部であって、これらは、それぞれ車線1の軸重センサ11、ループコイル12,13、軸重計測部14と同じものである。
15は軸重計測部14,24での計測結果に基づいて走行車両が車線1と車線2とに跨っているか否かを判定し、また、跨ぎ走行車両の総重量を演算するなどの処理を行う路側制御部である。軸重計測部14,24と路側制御部15とは、軸重センサ11,21やループコイル12,13,22,23の近傍に設けられる。軸重計測部14,24と路側制御部15とは別ユニットであってもよいし、同じユニットに一緒に収納されていてもよい。16は例えば簡易サーバから構成される上位装置であって、軸重計測部14,24や路側制御部15から離れた別の場所にある管理事務所に設置される。路側制御部15は、上位装置16へ所定のデータを送信する。
17,27は走行車両を撮像するカメラであって、ループコイル13,23の近傍の頭上に配備される。このカメラ17,27は、本発明における読取手段の一実施形態を構成している。18,28は走行車両に対して警告表示を行うLEDディスプレイからなる表示板であって、カメラ17,27から数百メートル先の頭上に配備される。この表示板18,28は、本発明における表示手段の一実施形態を構成している。カメラ17,27の出力は路側制御部15に与えられ、表示板18,28は路側制御部15により制御される。
図2は、軸重計測部14の電気的構成を示したブロック図である。この構成は、軸重計測部24についても同様であるので、軸重計測部24のブロック図の図示は省略する。図2において、141はループコイル12,13のインダクタンスの変化に基づいて車両を検知する車両検知部、142は軸重センサ11から出力される電流を電圧に変換するとともに増幅やA/D変換なども行う信号変換部、143は現在の時刻を計時する計時回路、144は路側制御部15との間で通信を行う通信部、145はROMやRAM等のメモリからなる記憶部、146は全体の動作を制御するCPUである。軸重センサ11が軸重を検出した場合、信号変換部142でA/D変換された軸重データはCPU146に渡され、計時回路143が計時した時刻および車両検知部141で得られた車両情報とともにいったん記憶部145に格納される。通信部144は、記憶部145に格納された軸重等のデータを路側制御部15へ送信する。軸重計測部14,24は、本発明における軸重計測手段の一実施形態を構成している。
図3は、路側制御部15の電気的構成を示したブロック図である。151は軸重計測部14,24およびカメラ17,27から送られてくるデータを処理するデータ処理部であって、マイクロコンピュータや画像処理回路などから構成されている。152は表示板18,28の表示を制御する表示制御部、153は上位装置16との間で通信を行う通信部、154はROMやRAM等のメモリからなる記憶部である。データ処理部151は、軸重計測部14,24での軸重の計測結果に基づき、所定のアルゴリズムに従って、走行車両が車線1と車線2とに跨っているか否かを判定するとともに、前記計測結果に基づいて走行車両の総重量を演算する。また、データ処理部151は、カメラ17,27が撮像した車両のナンバープレート情報の画像を処理する。このデータ処理部151は、本発明における判定手段および演算手段の一実施形態を構成している。表示制御部152は、データ処理部151での跨ぎ有無の判定結果や車両重量の演算結果に基づき、所定の警告メッセージを作成して、これを車両のナンバープレート情報とともに表示板18,28へ送信する。通信部153は、データ処理部151で跨ぎと判定された車両の重量やナンバープレート情報などを上位装置16へ送信する。記憶部154には、データ処理部151での判定結果や演算結果、ナンバープレート情報などが格納される。
図4は、上位装置16の電気的構成を示したブロック図である。上位装置16は、簡易サーバとして構成されている。161は路側制御部15との間で通信を行う通信部、162は路側制御部15から受信したデータを記憶する記憶部、163は記憶部162に備わるデータファイル、164は受信したデータを表示する液晶ディスプレイ等のモニタ、165は重量超過や跨ぎ走行があった場合に点灯する警告灯である。データファイル163には、重量超過車両や跨ぎ走行車両に対して、これらの車両のナンバープレート情報や重量データなどが蓄積される。このデータファイル163は、本発明における記録手段の一実施形態を構成している。
次に、本発明における跨ぎの判定方法につき、いくつかの類型を挙げて説明する。図5は、跨ぎ判定の基本的な原理を示す図である。ここでは、便宜上、軸重センサ11,21の配列方向を縦方向としてある。前述のように、軸重センサ11,21は、車両の走行方向に所定間隔をおいて配列された複数個(ここではa〜dの4個)のセンサからなり、それぞれの軸重センサは左右一対のセンサから構成されている。11Lは、車線1の左側に配備された左輪用の軸重センサであって、車線1を走行する車両の左輪の軸重を検出する。11Rは、車線1の右側に配備された右輪用の軸重センサであって、車線1を走行する車両の右輪の軸重を検出する。21Lは、車線2の左側に配備された左輪用の軸重センサであって、車線2を走行する車両の左輪の軸重を検出する。21Rは、車線2の右側に配備された右輪用の軸重センサであって、車線2を走行する車両の右輪の軸重を検出する。なお、図5では、車線1の軸重センサ11と車線2の軸重センサ21とが、車両の走行方向にずれて配備されているが、これは軸重センサ11,21の配線の便宜のためであって、原理的には軸重センサ11,21はずれていなくてもよい。
図5において、2つの大きな矢印は、1台の車両Aが車線1と車線2とに跨って走行する場合のタイヤの通過を表している。図5の場合、車両の左輪は車線1の右側の軸重センサ11Rの上を通過し、車両の右輪は車線2の左側の軸重センサ21Lの上を通過している。
このときの車線1および車線2における軸重センサの検出状態は図6に示したようになる。図6の○は軸重を検知したセンサを示しており、×は軸重を検知しなかったセンサを示している。車線1については、左側の軸重センサ11Lはタイヤの通過がなかったため、センサは4つとも×であり、右側の軸重センサ11Rはタイヤの通過があったため、センサは4つとも○となっている。また、車線2については、左側の軸重センサ21Lはタイヤの通過があったため、センサは4つとも○であり、右側の軸重センサ21Rはタイヤの通過がなかったため、センサは4つとも×となっている。
このように、車線1の軸重センサ11L,11Rのうち、車線1に隣接する車線2に近い側の軸重センサ11R(第1軸重センサに相当)と、車線2の軸重センサ21L,21Rのうち、車線1に近い側の軸重センサ21L(第2軸重センサに相当)とから、略同時に検出出力が得られ、かつ、車線1の軸重センサ11L,11Rのうち車線2から遠い側の軸重センサ11L(第3軸重センサに相当)と、車線2の軸重センサ21L,21Rのうち、車線1から遠い側の軸重センサ21R(第4軸重センサに相当)の両方から検出出力が得られない場合は、走行車両が車線1と車線2とに跨っていると判定される。そして、この場合、軸重センサ11Rの検出出力から得られる軸重値と、軸重センサ21Lの検出出力から得られる軸重値とを加算した値を、跨ぎ走行車両の総重量とする。
以上のような判定および演算を行うことにより、重量超過の車両が取締りを逃れる目的で、車線1と車線2とに跨って走行した場合でも、跨ぎ走行を検出できるとともに、当該跨ぎ走行車両の総重量を求めることができ、重量超過の車両を確実に検出することができる。
ところで、車両が跨ぎ走行をする場合、常に図5で示したような状態で走行するとは限らず、例えば図7の破線矢印で示したように、車両Aが車線1寄りに偏って跨ぎ走行をした場合、車線1の左右の軸重センサ11L,11Rに左車輪が跨り、その結果、軸重センサ11L,11Rの両方から軸重の検出出力が生じることがある。この場合の車線1および車線2における軸重センサの検出状態は図8に示したようになる。車線1の右側の軸重センサ11Rと、車線2の両軸重センサ21L,21Rについては、図6と同じ検出状態となるが、車線1の左側の軸重センサ11Lについては、車両の左輪の荷重がかかるため、センサは4つとも○となる。
このように、車線1の右側の軸重センサ11R(第1軸重センサ)と、車線2の左側の軸重センサ21L(第2軸重センサ)の両方から検出出力が得られ、かつ、車線1の左側の軸重センサ11L(第3軸重センサ)からも検出出力が得られ、かつ、車線2の右側の軸重センサ21R(第4軸重センサ)からは検出出力が得られない場合は、軸重センサ11Lと軸重センサ11Rの各検出出力の比(これを片荷率という)を算出する。そして、この比が所定範囲にないときは、軸重センサ11L,11Rの各検出出力を無視して、検出出力が得られなかった軸重センサ21Rと対をなす軸重センサ21Lの検出出力から得られる軸重値を2倍した値を跨ぎ走行車両の総重量とする。このようにするのは、車両が図7のような跨ぎ走行をしている場合は、左右の軸重センサ11L,11Rにかかる荷重が均等になることは極めてまれであり、殆どの場合は図7にも示したように、車輪が左右どちらかの軸重センサ(図の場合は軸重センサ11R)に偏る結果、両軸重センサ11L,11Rの荷重がアンバランスになることから、これらの軸重センサの検出出力からは正確な軸重を計測できないためである。
以上のような判定および演算を行うことにより、跨ぎ走行車両の一方の車輪が軸重センサ11Lと軸重センサ11Rとに跨って通過した場合でも、軸重センサ21Lから得られる軸重値に基づいて、左に偏って跨ぎ走行する車両の総重量を算出することができる。なお、跨ぎ走行車両の他方の車輪が軸重センサ21Lと軸重センサ21Rとに跨って通過した場合、すなわち跨ぎ走行車両が右に偏っている場合も、同様の原理に従って、軸重センサ11Rから得られる軸重値を2倍することにより、跨ぎ走行車両の総重量を算出することができる。
図9は、3車線の場合の跨ぎ判定を説明する図である。ここでは、車両Bが車線1と車線2とに跨って走行し、車両Cが車線2と車線3とに跨って走行している場合を示している。31は車線3に配備された軸重センサ、31Lはそのうちの左側の軸重センサを表している。図9の場合、車両Bの左輪は車線1の右側の軸重センサ11Rの上を通過し、右輪は車線2の左側の軸重センサ21Lの上を通過している。また、車両Cの左輪は車線2の右側の軸重センサ21Rの上を通過し、右輪は車線3の左側の軸重センサ31Lの上を通過している。
このときの各車線における軸重センサの検出状態は図10に示したようになる。車線1については、左側の軸重センサ11Lはタイヤの通過がなかったため、センサは4つとも×であり、右側の軸重センサ11Rはタイヤの通過があったため、センサは4つとも○となっている。また、車線2については、左側の軸重センサ21Lと右側の軸重センサ21Rの両方ともタイヤの通過があったため、各センサは4つとも○となっている。また、車線3については、左側の軸重センサ31Lはタイヤの通過があったため、センサは4つとも○であり、右側の軸重センサ(図示省略)はタイヤの通過がなかったため、センサは4つとも×となっている。
図10において、車線2の検出状態だけを見ると、軸重センサ21L,21Rのいずれからも検出出力があるので、車線2には1台の車両が正常に走行しているようにみえる。しかしながら、車線1との関係でみると、車線2の軸重センサ21Lと、車線1の軸重センサ11L,11Rの検出状態は図6の場合と同じであり、車線1の片側(左側)の軸重センサ11Lから検出出力がないことから、車両Bが車線1と車線2とに跨っていると判定される。また、車線3との関係でみると、車線3の検出状態は車線1の検出状態と左右が逆になっているだけで、車線3の片側(右側)の軸重センサから検出出力がないことから、同様に車両Cが車線2と車線3とに跨っていると判定される。
図11は、車線変更があった場合の跨ぎ判定を説明する図である。ここでは、車両Dが車線2から車線1へ移行し、車両Eが車線2と車線3とに跨って走行している場合を示している。車両Dの車線変更によって、各車線における軸重センサの検出状態は図12に示したようになる。車線1については、左側の軸重センサ11Lのうち、b〜dが車両Dの左輪の通過によって○となり、aは左輪の通過がなく×となっている。また、右側の軸重センサ11Rのうち、b〜dが車両Dの右輪の通過によって○となり、aは車両Dの左輪の通過によって○となっている。車線2については、左側の軸重センサ21Lのうち、aが車両Dの右輪の通過によって○となり、b〜dは右輪の通過がなく×となっている。車線2の右側の軸重センサ21Rと、車線3の左側の軸重センサ31Lの検出状態については、図10の場合と同じである。
図12では、車線1と車線2の検出状態が、車両Dの車線変更に基因して変則的なものとなっている。すなわち、車線1の場合、b〜dのセンサについては、左右の検出状態の対からなる検出パターンが○○であるのに対し、aのセンサについては、検出パターンが×○となっている。また、車線2の場合、b〜dのセンサについては、検出パターンが×○であるのに対し、aのセンサについては、検出パターンが○○となっている。ここで、aのセンサの検出状態だけに着目すると、各車線1〜3の検出状態は図10と同じとなるので、車両Dが跨ぎ走行をしていると判定されることになる。しかしながら、車両Dは車線変更の過程で車線1と車線2とを跨ぐことは確かであるが、それは一時的な現象であって、車両Dが車線1と車線2とを跨いだまま走行を継続するわけではない。
そこで、本発明では、このような一時的に生じる変則的な検出状態を排除して誤った判定をしないようにするために、各車線の軸重センサのうち、左右一対の検出パターンが同じとなる軸重センサが所定数以上の場合に、当該軸重センサの検出出力を採用し、採用した検出出力に基づいて跨ぎの判定を行うようにしている。図12の場合は、センサが4個(a〜d)であるので、検出パターンの同じセンサが3個以上あれば、それらのセンサの検出出力を採用する。すなわち、車線1については、検出パターンが○○となる3個のセンサb〜dの検出出力(左右とも)を採用し、検出パターンが×○となるセンサaの検出出力は無視する。図12中の斜めの線は、採用しない(無視する)検出出力を表している。車線2については、検出パターンが×○となる3個のセンサb〜dの検出出力(右側のみ)を採用し、検出パターンが○○となるセンサaの検出出力は無視する。車線3については、検出パターンが○×となる4個のセンサa〜dの検出出力(左側のみ)を採用する。この結果、車両Dに関しては、車線1を正常走行していると判定され、車両Eに関しては、図9の車両Cと同様に、車線2と車線3とに跨って走行していると判定される。このようにして、車線変更があった場合でも、跨ぎの判定を正確に行なうことができる。
図13は、図1の軸重計測システム100における跨ぎ処理の手順を示したフローチャートである。ステップS1では、軸重計測部14,24が各車線の軸重センサから出力信号を受信する。ステップS2では、受信した信号に基づき、各車線の計測データ(軸重値)を演算する。軸重計測部14の場合は、図2の信号変換部142とCPU146とによって、この演算が行なわれる。ステップS3では、演算した計測データを路側制御部15へ送信する。このとき、計時回路143が計時した軸重検出時の時刻情報も一緒に送信される。また、ステップS2での計測結果が、左右いずれか一方のセンサのみによる片側計測であった場合は、跨ぎフラグも一緒に送信される。
ステップS4,S5では、路側制御部15は、軸重計測部14,24から受信した計測データに基づき、図6、図8、図10、図12で説明したようなアルゴリズムに従って、走行車両の跨ぎの有無を判定する。この判定は、図3のデータ処理部151において行なわれる。判定の結果、跨ぎがない場合はステップS1へ戻り、跨ぎがあった場合はステップS6へ移行する。ステップS6では、路側制御部15は、軸重センサの左右いずれか一方のセンサの検出出力から得られる片側計測データに基づき、跨ぎ走行車両の重量を計算する。この計算も、図3のデータ処理部151において行なわれる。
次のステップS7では、路側制御部15は、表示板18,28に対して警告メッセージと、カメラ17,27が撮像した車両のナンバープレート情報とを送信し、これらを表示板18,28に表示させる。図14は、この場合の警告表示の例を示している。ここでは、重量超過のメッセージM1とナンバープレート情報Nとが、一定時間間隔で交互に表示されるようになっている。跨ぎ走行車両は、殆どが重量超過車両であることから、図14では、ステップS6での重量計算の結果にかかわらず、重量超過の警告表示を行っているが、跨ぎ走行車両に対して、図15のような跨ぎの警告表示を行うようにしてもよい。図15では、跨ぎ走行のメッセージM2とナンバープレート情報Nとが交互に表示される。また、ステップS6で計算した重量が車両制限令で定められた最高限度値を超えた場合に、図14の重量超過の警告表示を行い、重量が最高限度値を超えない車両については、図15の跨ぎの警告表示を行うようにしてもよい。あるいは、跨ぎ走行車両に対して、重量超過と跨ぎの両方の警告表示を行うようにしてもよい。このように、表示板18,28にナンバープレート情報Nとともに警告のメッセージM1,M2を表示することで、取締りを逃れるために跨ぎ走行をしても無駄なことを運転者に知らしめることができ、悪意の跨ぎ走行を抑制することができる。
なお、重量超過の車両であっても、道路管理者の許可を得ている車両の場合は取締りの対象外であるため、表示板18,28に図14のような重量超過の警告表示はされない。許可車両か無許可車両かは、カメラ17,27が撮像したナンバープレート情報と、予め登録されている許可車両のナンバープレート情報とを照合することで識別することができる。ただし、このような車両であっても、跨ぎ走行をした場合は、先述のとおり他の車両との接触事故が発生する危険があることから、図15のような跨ぎ走行の警告表示を行なうのが望ましい。
次に、ステップS8において、路側制御部15は上位装置16へ跨ぎ走行車両のデータを送信する。このデータには、跨ぎと判定された車両の重量やナンバープレート情報のほか、跨ぎフラグや時刻情報なども含まれている。上位装置16では、このデータが受信されると、ステップS9において警告灯165(図4)が点灯する。この警告灯165の点灯により、係員は跨ぎ走行車両が検出されたことを知り、当該車両を車線からバイパスした引き込み車線(図示省略)へ誘導するための作業を行なう。引き込み車線には、車両の静止状態での重量を計測する静止重量計などが設けられている。
上記のような警告灯165の点灯と並行して、上位装置16はステップS10において、路側制御部15から受信したデータを記憶部162のデータファイル163(図4)に記録する。これにより、跨ぎ走行車両のナンバープレート情報が蓄積されて、いわゆるブラックリストが作成され、このリストに基づいて跨ぎ走行の取締りを強化することができる。
上述した実施形態では、跨ぎ判定の類型として、図5〜図12に示した4つの場合を例に挙げたが、これ以外にも種々の類型が考えられる。したがって、各類型に応じたアルゴリズムを用意することで、判定の精度を向上させることができる。
また、上記実施形態では、各車線において軸重センサを車両の走行方向に複数個配列しているが、軸重センサは1個であってもよい。さらに、上記実施形態においては、軸重センサとして棒状センサを用いた例を挙げたが、本発明は、軸重センサとして載荷板型のセンサを用いた軸重計測システムにも適用することができる。
本発明に係る軸重計測システムの一例を示す図である。 軸重計測部のブロック図である。 路側制御部のブロック図である。 上位装置のブロック図である。 跨ぎ判定の基本原理を示す図である。 図5の場合の軸重センサの検出状態を示す図である。 跨ぎ判定の他の類型を示す図である。 図7の場合の軸重センサの検出状態を示す図である。 3車線の場合の跨ぎ判定を説明する図である。 図9の場合の軸重センサの検出状態を示す図である。 車線変更があった場合の跨ぎ判定を説明する図である。 図10の場合の軸重センサの検出状態を示す図である。 跨ぎ処理の手順を示したフローチャートである。 表示板に表示される警告表示の例である。 警告表示の他の例である。
符号の説明
10 車両
11,21 軸重センサ
12,13,22,23 ループコイル
14,24 軸重計測部
15 路側制御部
16 上位装置
17,27 カメラ
18,28 表示板
100 軸重計測システム

Claims (7)

  1. 複数車線のそれぞれの路面に配備された軸重センサの検出出力に基づいて走行車両の軸重を計測する軸重計測システムにおいて、
    第1車線に配備された左右1対の軸重センサと、
    第1車線に隣接する第2車線に配備された左右1対の軸重センサと、
    前記各軸重センサの検出出力から走行車両の軸重を計測する軸重計測手段と、
    前記軸重計測手段の計測結果に基づいて走行車両が第1車線と第2車線とに跨っているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段が走行車両の跨ぎを判定した場合に、前記軸重計測手段の計測結果に基づいて当該跨ぎ走行車両の総重量を演算する演算手段と、を備え、
    前記判定手段は、第1車線に配備された軸重センサのうち第2車線に近い側の第1軸重センサと、第2車線に配備された軸重センサのうち第1車線に近い側の第2軸重センサとから、略同時に検出出力が得られ、かつ、第1車線の軸重センサのうち第2車線から遠い側の第3軸重センサと、第2車線の軸重センサのうち第1車線から遠い側の第4軸重センサとの少なくとも一方から検出出力が得られない場合に、走行車両が第1車線と第2車線とに跨っていると判定し、
    前記演算手段は、前記判定手段により走行車両が第1車線と第2車線とに跨っていると判定された場合に、前記軸重計測手段が第1軸重センサおよび/または第2軸重センサの各検出出力から計測した軸重値に基づいて、当該跨ぎ走行車両の総重量を求めることを特徴とする軸重計測システム。
  2. 請求項1に記載の軸重計測システムにおいて、
    第1軸重センサと第2軸重センサの両方から検出出力が得られ、かつ、第3軸重センサと第4軸重センサの両方から検出出力が得られない場合に、前記演算手段は、第1軸重センサと第2軸重センサの各検出出力から得られる軸重値を加算して走行車両の総重量を求めることを特徴とする軸重計測システム。
  3. 請求項1に記載の軸重計測システムにおいて、
    第1軸重センサと第2軸重センサの両方から検出出力が得られ、かつ、第3軸重センサと第4軸重センサの一方から検出出力が得られ他方から検出出力が得られない場合に、前記演算手段は、検出出力が得られた第3軸重センサと第1軸重センサ、または検出出力が得られた第2軸重センサと第4軸重センサの各検出出力の比を算出し、当該比が所定範囲にないときは、検出出力が得られなかった第3軸重センサまたは第4軸重センサと対をなす第1軸重センサまたは第2軸重センサの検出出力から得られる軸重値を2倍して走行車両の総重量を求めることを特徴とする軸重計測システム。
  4. 請求項1に記載の軸重計測システムにおいて、
    各車線に配備された左右1対の軸重センサは、それぞれ、車両の走行方向に所定間隔で配列された複数の軸重センサからなり、
    前記判定手段は、前記複数の軸重センサのうち、左右の検出状態の対からなる検出パターンが同じとなる軸重センサが所定数以上の場合に、当該軸重センサの検出出力を採用し、採用した検出出力に基づいて跨ぎの判定を行うことを特徴とする軸重計測システム。
  5. 請求項1に記載の軸重計測システムにおいて、
    走行車両のナンバープレート情報を読み取る読取手段と、
    前記判定手段により跨ぎと判定された走行車両に対して、前記読取手段が読み取ったナンバープレート情報とともに警告を表示する表示手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする軸重計測システム。
  6. 請求項1に記載の軸重計測システムにおいて、
    走行車両のナンバープレート情報を読み取る読取手段と、
    前記判定手段により跨ぎと判定された走行車両に対して、前記読取手段が読み取ったナンバープレート情報を記録する記録手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする軸重計測システム。
  7. 複数車線のそれぞれの路面に配備された軸重センサの検出出力に基づいて走行車両の軸重を計測する軸重計測方法において、
    第1車線に配備された左右1対の軸重センサのうち第2車線に近い側の第1軸重センサと、第2車線に配備された左右1対の軸重センサのうち第1車線に近い側の第2軸重センサとから、略同時に検出出力が得られるか否かを判定し、
    第1車線の軸重センサのうち第2車線から遠い側の第3軸重センサと、第2車線の軸重センサのうち第1車線から遠い側の第4軸重センサとの少なくとも一方から検出出力が得られないか否かを判定し、
    第1軸重センサと第2軸重センサとから略同時に検出出力が得られ、かつ、第3軸重センサと第4軸重センサとの少なくとも一方から検出出力が得られない場合に、走行車両が第1車線と第2車線とに跨っていると判定し、
    第1軸重センサおよび/または第2軸重センサの各検出出力から得られる軸重値に基づいて当該跨ぎ走行車両の総重量を演算することを特徴とする軸重計測方法。
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