JP2007057239A - 回転計量装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 各計量ユニット10は、容器Mを載せるためのテーブル11と、上下動することでテーブル11上に容器Mを保持する保持状態と容器Mを保持しない非保持状態とに設定可能な容器保持手段20と、容器保持手段20に連なった従動部23と、テーブル11、容器保持手段20および従動部23が負荷された計量器13とを含み、計量ユニット10が回転するのに伴い従動部23を動かす主動部33および従動部23が、計量ユニット10が回転する円周の中心O側に設けられていることを特徴とする。
【選択図】 図4
Description
該特許文献1では、容器保持手段が容器を計量する場合には、バネにより下に降りて容器を保持する。一方、容器の受入時や、排出時には容器保持手段がカムによって持ち上げられて容器の受入れと排出とを許容する。計量時には、遠心力に抗するように容器を上記容器保持手段が保持し、かつ、カム(案内体)とカムフォロア(被駆動部)とが非接触状態となる。これにより正確な計量が可能になると共に、前記容器保持手段が遠心力に抗して容器を保持しているので、計量中も容器を保持できる。
また、容器よりも外側にカムなどの部材があるため、容器内の内容物がこぼれた場合に遠心力で内容物が外にこぼれて飛び散り、カムとカムフォロア間に内容物が挟まり、故障の原因になるし、清掃もしづらい。
また、前記特許文献では、風袋計量時に容器保持手段が下方に下がっている構造であるから、風袋計量して次の容器を受け入れる際に改めて容器保持手段を上げる必要があり、そのため、高速性に乏しい。
したがって、本発明の目的は高速計量が可能で、故障の要因が少なく、清掃の行い易い回転計量装置を提供することである。
また、カムとカムフォロアが内側にあるため、内容物がこぼれてもカムとカムフォロア部には内容物が挟まらないため、故障しづらい。さらに、外側の構造をシンプルにできるため清掃もしやすい。
また、テーブルは一般に多数設けられるので、内側には空間が生じるから、この空間の有効な利用が図れる。したがって、装置の小型化も図り得る。
この態様によれば、上下の位置において各々独立した保持が可能になるから、風袋計量時に容器保持手段を上位置の非保持状態を維持しながら風袋計量できる。このため、次の容器を受け入れる工程において保持手段を上下動させなくても、次の容器を受け入れることができ、高速動作が可能となる。
なお、本明細書における風袋重量とは、容器がテーブルに載せられる前に計量器に常に負荷されている重量、つまり、テーブル上が空である場合の重量をいう。
この態様によれば、前記計量ユニットの構造が簡便になる。
ここで、主動部は固定されているのに対し、計量ユニットは回転しているので、両方を下方または上方の一方から支えると、中空軸を用いるなど装置の構造が複雑になる。しかし、かかる態様によれば、装置の構造が複雑になるのを回避することができる。
以下の説明では容器の一例として、図2および図5に示すような概ね円錐台形の、たとえば、プリンなどが充填された容器Mを例示して説明する。
図1に示すように、回転計量装置2の上流と下流には、取り込み側スターホイール1および振り分け側スターホイール3がそれぞれ設けられている。回転計量装置2は、容器を搬送しながら、当該容器Mを含む内容物の重量の計量を行うものである。
なお、前記スターホイール1,3は、いずれも周知のスターホイールで構成されている。
図3に示すように、回転計量装置2には、複数の計量ユニット10が、回転中心Oを中心に放射状に設けられている。各計量ユニット10は、回転中心Oを中心に回転される。
図4は、図3におけるIV-IV 線断面図である。
図4に示すように、各計量ユニット10は、容器Mを載せるためのテーブル11と容器保持手段20とを備えている。
各計量ユニット10の下部には計量器(ロードセル)13が、それぞれ設けられている。各計量器13には、計量ユニット10を構成するテーブル11や、容器保持手段20、カムフォロワ23などが負荷される。各計量器13は、図示しない制御装置に接続されており、計量ユニット10および該計量ユニット10上に載置された容器Mの重量が計量される。
なお、第1支持手段31の上端部には、回転板30が固定されており、該回転板30には、回転板30が計量ユニット10に接触しないための貫通孔35が穿孔されている。
前記第1支持手段31および回転板30の上方には、第2支持手段32が、本装置のフレーム(図示せず)につり下げられた状態で固定されている。
このように、カム33およびカムフォロワ23が中心側に設けられていることで、高速計量が可能になると共に、故障の要因が少なく、かつ、清掃も行い易くなる。
回転する計量ユニット10が供給エリアA1に差し掛かると、図1の取り込み側スターホイール1により、図3のテーブル11上に容器Mが供給される。一方、図4の容器保持手段20は、図4の右側に示すように非保持状態に維持されており、容器Mの供給後、図3の前記カムフォロワ23がカム33に案内されて保持状態となって容器Mを保持する。
ここで、図4のスライダ24の下部側の磁石21が下ストッパ11aに引き付けられることにより、容器保持手段20の前記保持状態が維持され、容器Mが容器保持手段20とテーブル11との間で保持される。その後、計量ユニット10が若干回転すると、図3のカムフォロワ23がカム33から離れて接触しない非接触状態となる。
容器保持手段20が非保持状態になると、下流の振り分け側スターホイール3(図1)により容器Mが排出され、下流に搬送される。
前記、カムフォロワ23がカム33から離れた計量ユニット10は、風袋計量エリアA5において、計量器13によって容器Mを載置していない空の状態の風袋重量が計量されてゼロ点調整がなされる。その後、計量ユニット10は、再び供給エリアA1に移動され、取り込み側スターホイール1(図1)により容器Mが供給される。
また、前述の図3の実施例の容器保持手段20に図5の棒状部材を一体に設けてもよい。
また、前述の実施例では、容器保持手段20の姿勢を維持する維持手段として永久磁石を用いたが、電磁石を用いてもよいし、メカニカルな方法で容器保持手段20の各状態を維持するようにしてもよい。
また、前記第1維持手段21としては、前記磁石ではなく、容器保持手段20の自重で容器保持手段20が下降した保持状態を維持するようにしてもよい。
たとえば、計量ユニットの数は、2個以上であればよい。
また、回転計量装置への容器の供給および排出には、必ずしもスターホイールを用いる必要はない。
さらに、計量ユニットを支える第1支持手段を上方から吊り下げると共に、主動部を支える第2支持手段を下方から支えるようにしてもよい。
また、装置が複雑となるが、中空軸などを用いて第1支持手段および第2支持手段を同一方向から支えるようにしてもよい。
また、前述の実施例では、計量される容器としては、テーブル上に載置可能な容器であれば良く、たとえば、円柱形の飲料水の缶や、牛乳ビンなどであってもよい。
したがって、そのような変更および修正は、請求の範囲から定まる本発明の範囲内のものと解釈される。
10:計量ユニット
11:テーブル
13:計量器
20:容器保持手段
21:第1維持手段(磁石)
22:第2維持手段(磁石)
23:カムフォロワ(従動部)
31:第1支持手段
32:第2支持手段
33:カム(主動部)
M:容器
Claims (4)
- 容器を載せた複数の計量ユニットを回転手段によって回転させながら前記容器および/または前記容器に充填された内容物の計量を行う回転計量装置であって、
前記各計量ユニットは、前記容器を載せるためのテーブルと、上下動することで前記テーブル上に容器を保持する保持状態と前記容器を保持しない非保持状態とに設定可能な容器保持手段と、前記容器保持手段に連なった従動部と、前記テーブル、容器保持手段および従動部が負荷された計量器とを含み、
前記計量ユニットが回転するのに伴い前記従動部を動かす主動部および前記従動部が、前記計量ユニットが回転する円周の中心側に設けられていることを特徴とする回転計量装置。 - 請求項1において、前記容器および/または内容物の重量あるいは風袋重量を計量するために前記従動部が前記主動部に接触していない非接触のエリアが前記円周上に設けられ、前記非接触のエリアにおいて、前記保持状態を維持する第1維持手段と、前記非保持状態を維持する第2維持手段とを更に備えた回転計量装置。
- 請求項2において、前記第2維持手段は前記容器保持手段を上方の位置に保持する磁石であることを特徴とする回転計量装置。
- 請求項1ないし3のいずれか1項において、前記複数の計量ユニットを下方または上方から支える第1支持手段と、前記主動部を支える第2支持手段とを更に備え、前記第1支持手段が前記計量ユニットを支える側とは反対側の上方または下方から前記第2支持手段が前記主動部を支えていることを特徴とする回転計量装置。
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