JP2007056750A - 内燃機関の排気浄化システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ナノ粒子を始めとする微粒子を低減することが可能な内燃機関の排気浄化システムを提供する。
【解決手段】内燃機関1の運転状態を検知する手段。気筒2内に燃料を噴射するインジェクタ9の燃料噴射圧を調節する手段。運転状態検知手段が、内燃機関の運転状態をアイドル状態や車両減速状態といった低負荷運転状態であると検知すると、燃料噴射圧を減圧する手段。これにより、内燃機関の運転状態が低負荷運転状態の場合におけるナノ粒子の発生を抑制することができる。また、噴射圧調節する手段は、運転状態検知手段が、内燃機関の運転状態を定常走行状態といった中負荷以上の運転状態であると検知すると、燃料噴射圧を昇圧する。これにより、内燃機関の運転状態が中負荷以上の運転状態の場合におけるナノ粒子を含む微粒子全体の発生を抑制することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、排気ガス中の微粒子を浄化する内燃機関の排気浄化システムに関する。
ディーゼルエンジンなどの内燃機関より排出される排気ガスには、粒子状物質が含まれている。そのため、この粒子状物質を排気ガスより取り除くためのフィルタを内燃機関の排気通路に取り付けることが必要となる。このフィルタは、粒子状物質を捕集し、捕集された粒子状物質に対し、酸化処理などの処理を施すことにより浄化している。
粒子状物質は、様々な大きさの微粒子からなり、50nm以下の大きさを有する微粒子、より詳しくは内燃機関の潤滑油成分に由来し、潤滑油燃焼後の形態、あるいは潤滑油凝集成分もしくは燃焼成分と未燃焼成分の凝集体であるとされる微粒子(以下、単に「ナノ粒子」と称す)と、50nmよりも大きく、一般にスス(soot)、可溶有機分(SOF)、酸化硫黄(サルフェート)を成分とする微粒子(以下、単に「PM」と称す)とに大別することができる。この粒子状物質は、排気ガスと共にフィルタに流入し、フィルタによって捕集され、酸化処理がされる。
しかし、ナノ粒子は、その大きさが50nm以下と小さいため、通常のPMとはフィルタに対する振舞いが異なる。ナノ粒子の発生の原因としては、近年の燃料噴射圧の高圧化による燃料の微粒化や、内燃機関が、アイドル(軽負荷)状態となることによる燃焼温度の低下、車両減速状態となることによる気筒内圧力の低下によって発生するオイルの吸出し等が挙げられる。
なお、特許文献1では、フィルタの下流側に放電装置を設け、フィルタを通り抜けたナノ粒子を、放電により帯電させ、その帯電させたナノ粒子を、電極を用いて捕集することで、ナノ粒子の数量を低減している。特許文献2では、車両減速状態でコモンレールの圧力を下げ、燃焼を緩慢にすることで燃焼音を抑制する技術が記載されている。
特開2004−76669号公報 特開2004−156578号公報
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、ナノ粒子を始めとする微粒子を低減することが可能な内燃機関の排気浄化システムを提供する。
本発明の1つの観点では、内燃機関の排気浄化システムは、内燃機関の気筒内に燃料を噴射するインジェクタと、前記インジェクタの燃料噴射圧を調節する噴射圧調節手段と、前記内燃機関の運転状態を検知する運転状態検知手段と、を備え、前記運転状態検知手段が、前記内燃機関の運転状態を低負荷運転状態であると検知すると、前記噴射圧調節手段は、前記燃料噴射圧を減圧し、前記運転状態検知手段が、前記内燃機関の運転状態を中負荷以上の運転状態であると検知すると、前記噴射圧調節手段は、前記燃料噴射圧を昇圧する。
上記の内燃機関の排気浄化システムは、内燃機関の気筒内に燃料を噴射するインジェクタと、噴射圧調節手段と、運転状態検知手段と、を備えている。前記運転状態検知手段は、前記内燃機関の運転状態を検知する。前記噴射圧調節手段は、前記インジェクタの燃料噴射圧を調節する。前記噴射圧調節手段は、前記運転状態検知手段が、前記内燃機関の運転状態をアイドル状態や車両減速状態といった低負荷運転状態であると検知すると、前記燃料噴射圧を減圧する。これにより、内燃機関の運転状態が低負荷運転状態の場合におけるナノ粒子の発生を抑制することができる。また、前記噴射圧調節手段は、前記運転状態検知手段が、前記内燃機関の運転状態を定常走行状態といった中負荷以上の運転状態であると検知すると、前記燃料噴射圧を昇圧する。これにより、内燃機関の運転状態が中負荷以上の運転状態の場合におけるナノ粒子を含む微粒子全体の発生を抑制することができる。このように、検知された内燃機関の運転状態に応じて、インジェクタの燃料噴射圧の減圧及び昇圧の制御を行うことで、微粒子の発生の最適な抑制を行うことができる。
上記の内燃機関の排気浄化システムの一態様では、前記内燃機関より排出される排気ガスを導く排気通路と、前記排気通路によって結ばれ、前記排気ガス中に含まれる微粒子を、蓄積した後、酸化により浄化するフィルタと、前記フィルタに蓄積されている前記微粒子の量を検知するフィルタ微粒子量検知手段と、を備え、前記フィルタ微粒子量検知手段が前記フィルタに蓄積された前記微粒子の量が所定量以下であると検知した場合において、前記運転状態検知手段が、前記内燃機関の運転状態を低負荷運転状態であると検知すると、前記噴射圧調節手段は、前記燃料噴射圧を減圧し、前記運転状態検知手段が、前記内燃機関の運転状態を中負荷以上の運転状態であると検知すると、前記噴射圧調節手段は、前記燃料噴射圧を昇圧する。これにより、フィルタ再生直後などのフィルタの隔壁の孔が大きい状態となる場合に、フィルタを通り抜けてしまうナノPMの発生を抑制することができる。
上記の内燃機関の排気浄化システムの他の一態様では、前記排気通路の一部を迂回する迂回通路と、前記迂回通路へ流入する排気ガスの流量を調節する流量調節手段と、を備え
前記フィルタ微粒子量検知手段が、前記フィルタに蓄積された微粒子の量が所定量以下であると検知すると、前記流量調節手段は、排気ガスの一部を迂回通路へ流入させる。これにより、さらに、発生したナノ粒子を凝集してPMと同程度の大きさの微粒子に大径化することができ、下流側にあるフィルタで効率良く捕集することができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。
[第1実施形態]
まず、第1実施形態に係る排気浄化システムについて説明する。図1は、第1実施形態に係る排気浄化システムを適用した内燃機関1の概略構成を示している。内燃機関1は、4つの気筒2が一列に並べられた直列4気筒型のディーゼルエンジンで、吸気通路3、排気通路4、内燃機関1に対して過給を行うターボ過給機5、エンジンコントロールユニット(ECU)24を備えている。吸気通路3には、エアーフィルタ13と、吸気流量を計測するエアフロメータ14と、ターボ過給機5のコンプレッサ5aと、コンプレッサ5aにて圧縮された吸気を冷却するインタークーラ7と、が設けられている。排気通路4には、ターボ過給機5のタービン5bと、NOx吸蔵還元触媒19と、内燃機関1の排気ガス中のPMを捕集するとともに、NOxを吸蔵及び還元する機能を有するフィルタ22と、フィルタ22において処理しきれずに通過したPMを酸化する酸化触媒23と、を備えている。吸気通路3と排気通路4とはEGR通路6にて接続されて排気ガスの一部が排気通路4から吸気通路3へ還流される。EGR通路6には、吸気通路3に還流させるべき排気ガスを冷却するEGRクーラ17と、排気ガスの還流量を調整するためのEGRバルブ8と、がそれぞれ設けられている。内燃機関1は、NOx吸蔵還元触媒19によって吸蔵されたNOxを還元させるために、還元剤(燃料)を排気通路4に添加する燃料添加インジェクタ28を備えている。燃料添加インジェクタ28はサプライポンプ11と接続される。
内燃機関1には、各気筒2に対応させて4つのインジェクタ9が設けられている。4つのインジェクタ9はコモンレール10に接続される。コモンレール10は、燃料タンク15から燃料を汲み上げてコモンレール10に圧送するサプライポンプ11に接続される。4つのインジェクタ9は夫々、コモンレール10に圧送された燃料を4つの気筒2内に噴射する。
本発明の第1実施形態に係る内燃機関の排気浄化システムは、内燃機関1の運転状態、フィルタ22のPMの蓄積量を基にインジェクタ9の燃料噴射圧を調節するものである。従って、本発明の第1実施形態に係る内燃機関の排気浄化システムは、ECU24、インジェクタ9、フィルタ22をその構成要素として備える。
ECU24は、図示しないCPU、ROM、RAM、A/D変換器及び入出力インタフェイスなどを含んで構成され、アクセルセンサ31、ブレーキセンサ32、回転速度センサ33と電気的に接続されている。アクセルセンサ31はアクセルペダル(図示なし)の踏み込み量を示す検知信号S1を、ブレーキセンサ32はブレーキペダル(図示なし)の踏み込み量を示す検知信号S2を、回転速度センサ33は内燃機関1の機関回転速度を示す検知信号S3を、それぞれ、ECU24に供給する。ECU24は、アクセルセンサ31、ブレーキセンサ32、回転速度センサ33のそれぞれより供給される検知信号S1、S2、S3を基に、アクセルの状態、エンジン回転変化量、ブレーキの状態を検知する。ECU24は、これらの状態が、アクセルオフの状態、エンジン回転変化量が負となる状態、ブレーキオンの状態のうち、いずれかの状態であると検知した場合、内燃機関1の運転状態が、アイドル状態もしくは車両減速状態といった低負荷運転状態にあると判定する。一方、ECU24は、これらの状態が、アクセルオフの状態、エンジン回転変化量が負となる状態、ブレーキオンの状態のうち、いずれの状態にもなっていないと検知した場合、内燃機関1の運転状態が、定常走行状態といった中負荷以上の運転状態にあると判定する。従って、ECU24は、本発明の第1実施形態に係る排気浄化システムの運転状態検知手段として機能する。
ECU24は、検知信号S1、S2、S3を基に判定された内燃機関1の運転状態に応じて、サプライポンプ11に制御信号S4を供給することにより、サプライポンプ11がコモンレール10に燃料を圧送する際におけるポンプ圧を調節する。ECU24は、ポンプ圧を調節することで、インジェクタ9の燃料噴射圧を制御する。従って、ECU24は、本発明の第1実施形態に係る排気浄化システムの噴射圧調節手段としても機能する。
フィルタ22の入口側には、圧力センサ34が設けられ、出口側には、圧力センサ35が設けられる。ECU24は、圧力センサ34、35と電気的に接続されている。圧力センサ34は、フィルタ22の入口側の圧力の大きさを示す検知信号S5を、圧力センサ35は、フィルタ22の出口側の圧力の大きさを示す検知信号S6を、それぞれ、ECU24に供給する。後に詳しく述べるが、ECU24は、圧力センサ34、35より供給される検知信号S5、S6を基に、フィルタ22に捕集され、蓄積されたPMの量(以下、単に「PM蓄積量」と称す)を算定する。従って、ECU24は、本発明の第1実施形態に係る排気浄化システムのフィルタ微粒子量検知手段としても機能する。
図2は、フィルタ22の断面図を示す。フィルタ22は、多数のセル(貫通孔)51を有するハニカム状に形成されている。セル51はそれぞれ両端のうち一方においてプラグ52で栓詰めがされている。プラグ52は、入口端51inにおいて栓詰めされているセル51と、出口端51outにおいて栓詰めされているセル51が交互に配列されるように設けられている。互いに隣り合うセル51の間には、隔壁53が設けられ、微細な孔54が多数形成されている。フィルタ22の入口端51inに導かれたPM55およびナノ粒子56を含む排気ガスは、矢印61で示すように、隔壁53を通過して、出口端51outに導かれる。排気ガスが隔壁53を通過する際、排気ガス中に含まれるPM55は、その慣性力により破線矢印61aに示す経路を辿り、隔壁53に衝突する。このように慣性衝突によって、PM55は隔壁53で捕集される。隔壁53には、白金(Pt)や酸化セリウム(CeO)等の酸化触媒物質が担持されており、フィルタ22は、酸化触媒物質の作用により捕集したPM55の酸化を促進して浄化する機能を有する。しかし、ナノ粒子56は、PM55と較べて質量が小さいので、その慣性力も小さい。よって、矢印62に示すように、ナノ粒子56は、隔壁53で捕集されず、排気ガスとともに出口端51outに導かれて、結局、フィルタ22を通り抜けてしまうことがある。そのため、ナノ粒子の発生を何らかの方法で抑制する必要がある。
図3は、アイドル時における粒子数分布のグラフを示す。図3では、横軸に微粒子の直径の大きさを示し、縦軸に微粒子数濃度を示す。ある燃料噴射圧における粒子数分布は、グラフ201として示される。図3を見てみると、グラフ201は、粒子径50nm以下のナノ粒子の山と、粒子径50nmよりも大きなPMの山の2つの山を有するグラフとなることが分かる。一方、当該燃料噴射圧よりも高い燃料噴射圧における粒子数分布は、グラフ202として示され、当該燃料噴射圧よりも低い燃料噴射圧における粒子数分布は、グラフ203として示される。グラフ202は、グラフ201と比較して、ナノ粒子の山が大きくなり、PMの山が小さくなっている。このことから、燃料噴射圧が高くなれば、ナノ粒子の発生量が増え、PMの発生量は減ることが分かる。グラフ203は、グラフ201と比較して、PMの山が大きくなり、ナノ粒子の山が小さくなっている。このことから、燃料噴射圧が低くなれば、ナノ粒子の発生量が減り、PMの発生量は増えることが分かる。従って、ECU24は、検知信号S1、S2、S3を基に、内燃機関1の運転状態が、このようなアイドル状態、または車両減速状態といった低負荷運転状態であると判定すると、サプライポンプ11に制御信号S4を供給して、インジェクタ9の燃料噴射圧の減圧を行う。これにより、内燃機関1の運転状態が低負荷運転状態の場合におけるナノ粒子の発生を抑制することができる。
図4は、定常走行時における粒子数分布のグラフを示す。図4では、横軸に微粒子の直径の大きさを示し、縦軸に微粒子濃度を示す。ある燃料噴射圧における粒子数分布は、グラフ301として示される。図4を見てみると、図3と異なり、グラフ301は、ナノ粒子の山を有さないグラフとなるが、粒子径が50nmに近い粒子径の値を頂点とする裾野の広い大きなPMの山を有していることが分かる。このことから、定常走行時においては、粒子径が50nmに近い大きさのナノ粒子が、大量に発生することが分かる。一方、当該燃料噴射圧よりも高い燃料噴射圧における粒子数分布は、グラフ302として示される。グラフ302も、裾野の広いPMの山を有してはいるが、このときの微粒子濃度は、グラフ301における微粒子濃度よりも全体的に大幅に低くなっていることが分かる。従って、ECU24は、検知信号S1、S2、S3を基に、内燃機関1の運転状態が、このような定常走行状態といった中負荷以上の運転状態であると判定すると、サプライポンプ11に制御信号S4を供給して、インジェクタ9の燃料噴射圧の昇圧を行う。これにより、内燃機関1の運転状態が中負荷以上の運転状態の場合におけるナノ粒子を含む微粒子全体の発生を抑制することができる。
以上に述べたように、ECU24は、検知信号S1、S2、S3を基に、内燃機関1の運転状態を判定し、インジェクタ9の燃料噴射圧の減圧及び昇圧の制御を行う。これにより、内燃機関1の夫々の運転状態に応じて、ナノ粒子を含む微粒子全体の発生の最適な抑制を行うことができる。
(第1実施形態における微粒子低減処理)
次に、第1実施形態における微粒子低減処理について述べる。図2で述べたように、PMは、慣性衝突によって、フィルタ22の隔壁53で捕集される。このフィルタ22の隔壁53にPMが捕集され続けると、PMがフィルタ22の隔壁53に蓄積する。フィルタ22の隔壁53に形成された孔54は、フィルタ22の隔壁53に蓄積されたPMによって、その周囲が覆われ、次第に小さくなる。そのため、PMがフィルタ22の隔壁53に蓄積されると、ナノ粒子であっても次第にフィルタ22の隔壁53に捕集されるようになる。しかし、蓄積されたPMが、フィルタ22の隔壁53の酸化物質によって酸化され、除去された時には、即ち、フィルタ再生直後には、フィルタ22における隔壁53の孔54は本来の大きさに戻るため、ナノ粒子は、再び、フィルタ22を通り抜けるようになる。このことから、ナノ粒子の発生を抑制する必要性が特に高いのは、フィルタ再生直後であることが分かる。そこで、第1実施形態に係る微粒子低減処理の一例として、このようなフィルタ再生直後に微粒子低減処理を行う場合について述べる。
図5は、第1実施形態に係る微粒子低減処理のフローチャートである。まず、ECU24は、アクセルセンサ31、ブレーキセンサ32、回転速度センサ33のそれぞれより供給される検知信号S1、S2、S3を基に、アクセルの状態、エンジン回転変化量、ブレーキの状態を検知する(ステップS401)。
次に、ECU24は、圧力センサ34、35より供給された検知信号S5、S6を基に、フィルタ22の入口側における排気ガスの圧力の値から、フィルタ22の出口側における排気ガスの圧力の値を引いたときの差、即ち、フィルタ22における圧力損失を求め、この圧力損失よりフィルタ22の状態がフィルタ再生直後か否かを判定する(ステップS402)。詳しく述べると、フィルタ22における隔壁53の孔54が大きくなると、排気ガスはフィルタ22を流れ易くなることから、フィルタ22における隔壁53の孔54が大きくなると、フィルタ22における圧力損失は減少すると考えられる。従って、ECU24は、フィルタ22における圧力損失の値より、フィルタ22における隔壁53に蓄積したPM堆積量を算定することができる。ECU24は、算定されたPM堆積量が、所定量よりも少ない(例えば、PM堆積量が0.1gよりも少ない)ときには、フィルタ再生直後であると判定し、所定量以上となるときには、フィルタ再生直後でないと判定する。ECU24は、フィルタ再生直後でないと判定した場合には、微粒子低減処理を終了する。なぜならば、このとき、フィルタ22における隔壁53の孔54は、PMの堆積によって小さくなっているため、フィルタ22における隔壁53は、ナノ粒子も、ある程度、捕集することが可能な状態となっていると考えられるからである。一方、ECU24は、フィルタ再生直後であると判定した場合には、燃料噴射圧最適化制御を実行した後(ステップS403)、微粒子低減処理を終了する。
次に、燃料噴射圧最適化制御について説明する。まず、ECU24は、ステップS401において検知されたアクセルの状態、エンジン回転変化量、ブレーキの状態より、内燃機関1の状態が、アイドル状態もしくは車両減速状態といった低負荷運転状態にあるのか、又は、定常走行状態といった中負荷以上の運転状態にあるのか、について判定する。
ECU24は、判定された内燃機関1の状態によって、インジェクタ9の燃料噴射圧の調節を行う。具体的には、ECU24は、内燃機関1の状態が低負荷運転状態にあると判定すれば、インジェクタ9の燃料噴射圧を減圧し、内燃機関1の状態が中負荷以上の運転状態にあると判定すれば、インジェクタ9の燃料噴射圧を昇圧する。
ここで、ECU24によって行われるインジェクタ9の燃料噴射圧の調節について詳細に述べる。このインジェクタ9の燃料噴射圧の調節は、燃料噴射期間やノッキングを引き起こさないための条件を制約条件とした上で行われる。
図6は、内燃機関1の状態が低負荷運転状態にある場合における燃料噴射圧とナノ粒子排出濃度の関係を示すグラフである。グラフ501に示すように、燃料噴射圧とナノ粒子排出濃度の関係はほぼ比例関係を示し、燃料噴射圧が高いほど、ナノ粒子排出濃度が高くなる。この燃料噴射圧とナノ粒子排出濃度の関係のグラフ501は、予め、マップとしてROMなどに記憶されている。ECU24は、内燃機関1の状態が低負荷運転状態にあると判定すれば、当該マップを基に、ナノ粒子排出濃度が所定の許容値となるまで、制御信号S4をサプライポンプ11に供給することにより、インジェクタ9の燃料噴射圧を減圧する。これにより、フィルタ22に流入するナノ粒子の量を減少させることができる。
一方、ECU24は、内燃機関1の状態が中負荷以上の運転状態にあると判定すれば、制御信号S4をサプライポンプ11に供給することにより、インジェクタ9の燃料噴射圧を昇圧する。先に述べたように、内燃機関1の状態が中負荷以上の運転状態の場合には、燃料噴射圧を昇圧することにより、ナノ粒子を含む微粒子全体の発生量を減少させることができる。そこで、燃料噴射圧とナノ粒子を含む微粒子の排出濃度の関係を示すマップを予めROMなどに記憶しておき、ECU24は、当該マップを基に、微粒子の排出濃度が所定の許容値となるまで、制御信号S4をサプライポンプ11に供給することにより、インジェクタ9の燃料噴射在を昇圧する。これにより、フィルタ22に流入するナノ粒子を含む微粒子全体の量を減少させることができる。
この燃焼噴射圧最適化制御は、フィルタ22の圧力損失より求められるPM堆積量が所定量(例えば、0.1g)以上となるまで繰り返され、当該所定量以上となった時点で終了する。
以上に述べた第1実施形態に係る微粒子低減処理を行うことにより、フィルタ再生直後におけるフィルタ22の隔壁53の孔54が大きい状態となる場合に、フィルタ22を通り抜けてしまうナノPMの発生を抑制することができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態に係る内燃機関の排気浄化システムについて説明する。図7は、第2実施形態に係る排気浄化システムを適用した内燃機関1の概略構成を示している。第1実施形態に係る内燃機関の構成とは異なり、第2実施形態に係る内燃機関の構成では、更に、排気ガス中のナノ粒子をPM程度の大きさに凝集して大径化する機能を有するナノ粒子凝集装置21が、フィルタ22の上流側の排気通路4上に設置されている。
本発明の第2実施形態に係る内燃機関の排気浄化システムは、フィルタ22のPM蓄積量を基にナノ粒子凝集装置を用いて排気ガス中のナノ粒子を大径化するものである。従って、本発明の第2実施形態に係る内燃機関の排気浄化システムは、ECU24、ナノ粒子凝集装置21、フィルタ22をその構成要素として備える。
ナノ粒子凝集装置21は、排気通路4から分岐した後、再び排気通路4に合流する迂回(バイパス)通路42を有している。迂回通路42の排気ガスが流入する入口には、切り替えバルブ41が備えられており、切り替えバブル41を制御することにより、迂回通路42への開閉が行われると共に、排気ガスの流れ込む流量が調整される。この切り替えバルブ41は、ECU24からの制御信号S7により、制御される。従って、ECU24は、本発明の第2実施形態に係る内燃機関の排気浄化システムの流量調節手段として機能する。
図8は、排気通路における滞留時間と、滞留時間に対するナノ粒子の最大の大きさ、即ちピーク粒子径の関係を示すグラフであり、図9は、排気通路における滞留時間と、滞留時間に対するナノ粒子の数量を示すグラフである。図8のグラフ510が示すように、ピーク粒子径は、排気通路における滞留時間が経過するにつれて、大きくなる。これは、滞留時間が経過するにつれて、滞留しているナノ粒子同士が、衝突や吸着を繰り返すことにより、凝集して大径化するからである。このように、ナノ粒子は、滞留時間の経過と共に凝集する性質を有する。よって、ナノ粒子は、滞留時間が長ければ、その大きさが50nmよりも大きな微粒子、即ち、PMと同程度の大きさの微粒子に凝集し、大径化することができる。
図9のグラフ520が示すように、ナノ粒子の数量は、滞留時間が経過するにつれて、減少している。これは、ナノ粒子が凝集を行い、PMと同程度の大きさの微粒子に大径化することにより、ナノ粒子単体の数量が減少するからである。グラフ520から分かるように、ナノ粒子数は、滞留を始めてから、ある所定の滞留時間Tまでは、急速に減少し続け、それよりも長い時間では、ナノ粒子数の減少数は、緩やかとなる。従って、最低でもナノ粒子を、滞留時間Tの間、排気通路に滞留させることが、ナノ粒子数を減少させる上で効果的である。一般的には、この滞留時間Tとしては、5秒程度である。
図10は、ナノ粒子凝集装置21の斜視図である。切り替えバルブ41は、図示を省略している。図10が示すように、迂回通路42は、排気通路4に対し、らせん状に巻きついて囲む形状となる。この迂回通路42は、ナノ粒子を、滞留させることにより、凝集させる機能を有する。従って、迂回通路42は、先に述べた理由により、最低でも滞留時間Tの間、ナノ粒子を滞留させる必要がある。そこで、迂回通路42の経路の長さは、排気ガスの量、排気通路42の管径から計算されるナノ粒子の滞留時間が、滞留時間T以上となる長さとされる。なお、ナノ粒子凝集装置21では、迂回通路42が、排気通路4に対し、らせん状に巻きついて囲む構造としているが、この迂回通路42の形状は、らせん状には限られない。要は、迂回通路の長さが、ナノ粒子の滞留時間が、滞留時間T以上となる長さであればよい。第2実施形態に係るナノ粒子凝集装置21では、迂回通路42を、排気通路4にらせん状に巻きつける構造とすることにより、余分なスペースを取らずに迂回通路42を長くすることができる。
次に、ナノ粒子凝集装置21におけるナノ粒子の凝集の仕組みについて、詳細に述べる。図11は、切り替えバルブ41が開いている状態のナノ粒子凝集装置21の拡大された模式図である。ナノ粒子凝集装置21は、迂回通路42が排気通路4から分岐している分岐部分21aと、迂回通路42が排気通路4に対してらせん状に巻きついているらせん部分21bと、迂回通路42が排気通路4に合流する合流部分21cからなる。
内燃機関1より導かれた排気ガスは、分岐部分21aにおいて、そのまま排気通路4を進む流れと、迂回通路42へ流入する流れとに分かれる。排気ガス中に含まれるナノ粒子も、排気ガスの流れに乗って、排気通路4をそのまま進むナノ粒子Pbと、迂回通路42へ向かうナノ粒子Paとに分かれる。らせん部分21bにおいて、ナノ粒子Paは、排気通路4に対し、らせん状に巻きつけられた迂回通路42を進むので、排気通路4を進むナノ粒子Pbに較べ、排気通路4と迂回通路42の合流部分21cに到達するのに長い時間がかかる。ナノ粒子Paは、迂回通路42を通過する間、迂回通路42に流入した他のナノ粒子またはPMと、衝突や吸着を繰り返すことにより凝集する。これにより、ナノ粒子Paは、合流部分21cに到達するときには、PMと同程度の大きさの微粒子Pacに大径化している。さらに、微粒子Pacは、合流部分21cにおいて、排気通路4をそのまま進んできたナノ粒子Pbも吸着することができる。このように、ナノ粒子凝集装置21は、ナノ粒子を、凝集することによりPMと同程度の大きさの微粒子に大径化、もしくはPMに吸着凝集して大径化させることができる。よって、ナノ粒子凝集装置21の下流側では、ナノ粒子単体の数量を減少させることができる。また、ナノ粒子は、ナノ粒子凝集装置21で凝集してPMと同程度の大きさの微粒子に大径化することにより、フィルタ22で効率良く捕集されることが可能となる。
(第2実施形態における微粒子低減処理)
次に、第2実施形態における微粒子低減処理について、第1実施形態で述べたのと同様にフィルタ再生直後に微粒子低減処理を行う場合を例に述べる。
図12は、第2実施形態に係る微粒子低減処理のフローチャートである。ステップS601では、図5に示した第1実施形態に係る微粒子低減処理のフローチャートにおけるステップS402と同じ処理が行われる。
ステップS601において、ECU24は、フィルタ再生直後であると判定した場合には(ステップS601:Yes)、ナノ粒子凝集装置21の切り替えバルブ41に制御信号S7を供給することによって、切り替えバルブ41を開き、排気ガスを迂回通路42へ流入させ、ナノ粒子の凝集を行う(ステップS602)。このとき、ECU24は、フィルタ22の圧力損失より求められるPM堆積量が所定量以上となるまで、切り替えバルブ41を開き、当該所定量以上となった時点で切り替えバルブ41を閉じる。
一方、ECU24は、内燃機関1の運転状態が、フィルタ再生直後でないと判定した場合には(ステップS601:No)、切り替えバルブ41に制御信号S7を供給することにより、切り替えバルブ41を閉じる制御を行う(ステップS603)。
以上に述べた第2実施形態に係る微粒子低減処理を行うことにより、フィルタ再生直後におけるフィルタ22の孔が大きい状態において、ナノ粒子を、凝集してPMと同程度の大きさの微粒子に大径化することができ、下流側にあるフィルタで効率良く捕集することが可能となる。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態に係る内燃機関の排気浄化システムについて説明する。図13は、第3実施形態に係る排気浄化システムを適用した内燃機関1の概略構成を示している。図13に示すように、第3実施形態に係る内燃機関の排気浄化システムは、第1実施形態に係る内燃機関の排気浄化システムと、第2実施形態に係る内燃機関の排気浄化システムを組み合わせたものである。具体的には、ナノ粒子凝集装置を備えた内燃機関において、ナノ粒子凝集装置の切り替えバルブを開くと共に、第1実施形態で述べた内燃機関の燃焼噴射圧の最適化制御処理を行う。従って、本発明の第3実施形態に係る内燃機関の排気浄化システムは、ECU24、インジェクタ9、ナノ粒子凝集装置21、フィルタ22をその構成要素として備え、ECU24は、噴射圧調節手段、運動状態検知手段、フィルタ微粒子量検知手段、流量調節手段として機能する。
(第3実施形態における微粒子低減処理)
第3実施形態における微粒子低減処理について、第1実施形態及び第2実施形態で述べたのと同様にフィルタ再生直後に微粒子低減処理を行う場合を例に述べる。
図14は、第3実施形態に係る微粒子低減処理のフローチャートである。ステップS701〜S703では、図12に示した第2実施形態に係る微粒子低減処理のフローチャートにおけるステップS601〜S603と同じ処理が行われる。第3実施形態に係る微粒子低減処理において、第2実施形態に係る微粒子低減処理と異なる点は、ステップ702における切り替えバルブ開制御を行うと共に、ステップS704で第1実施形態に係る微粒子低減処理のフローチャート(図5)におけるステップS403と同じ処理を行う点である。具体的には、ECU24が、ステップS702において、ナノ粒子凝集装置21の切り替えバルブ41に制御信号S7を供給することによって、切り替えバルブ41を開き、排気ガスを迂回通路42へ流入させ、ナノ粒子の凝集を行うと共に、さらに、ステップS704において、燃料噴射圧最適化制御を行う。
以上のことから分かるように、第3実施形態に係る内燃機関の排気浄化システムでは、燃焼噴射圧の最適化制御を行うことにより、ナノ粒子を始めとする微粒子の発生自体を抑制しつつ、発生したナノ粒子を、ナノ粒子凝集装置において、凝集してPMと同程度の大きさの微粒子に大径化して、下流側にあるフィルタで効率良く捕集する。つまり、第3実施形態に係る内燃機関の排気浄化システムでは、燃料噴射圧の最適化制御の効果とナノ粒子の凝集の効果という2つの効果を併せ持つことができる。
第1実施形態に係る内燃機関を示した図である。 フィルタを示した図である。 アイドル時における粒子数分布のグラフである。 定常走行時における粒子数分布のグラフである。 第1実施形態に係る微粒子低減処理のフローチャートである。 燃料噴射圧とナノ粒子排出濃度の関係を示すグラフである。 第2実施形態に係る内燃機関を示した図である。 ナノ粒子のピーク粒子径と滞留時間の関係を示した図である。 ナノ粒子の数量と滞留時間の関係を示す図である。 ナノ粒子凝集装置を示した図である。 ナノ粒子凝集装置を示した図である。 第2実施形態に係る微粒子低減処理のフローチャートである。 第3実施形態に係る内燃機関を示した図である。 第3実施形態に係る微粒子低減処理のフローチャートである。
符号の説明
1 内燃機関
4 排気通路
9 インジェクタ
10 コモンレール
11 サプライポンプ
22 フィルタ
23 酸化触媒
24 ECU

Claims (3)

  1. 内燃機関の気筒内に燃料を噴射するインジェクタと、
    前記インジェクタの燃料噴射圧を調節する噴射圧調節手段と、
    前記内燃機関の運転状態を検知する運転状態検知手段と、を備え、
    前記運転状態検知手段が、前記内燃機関の運転状態を低負荷運転状態であると検知すると、前記噴射圧調節手段は、前記燃料噴射圧を減圧し、前記運転状態検知手段が、前記内燃機関の運転状態を中負荷以上の運転状態であると検知すると、前記噴射圧調節手段は、前記燃料噴射圧を昇圧することを特徴とする内燃機関の排気浄化システム。
  2. 前記内燃機関より排出される排気ガスを導く排気通路と、
    前記排気通路によって結ばれ、前記排気ガス中に含まれる微粒子を、蓄積した後、酸化により浄化するフィルタと、
    前記フィルタに蓄積されている前記微粒子の量を検知するフィルタ微粒子量検知手段と、を備え、
    前記フィルタ微粒子量検知手段が前記フィルタに蓄積された前記微粒子の量が所定量以下であると検知した場合において、前記運転状態検知手段が、前記内燃機関の運転状態を低負荷運転状態であると検知すると、前記噴射圧調節手段は、前記燃料噴射圧を減圧し、前記運転状態検知手段が、前記内燃機関の運転状態を中負荷以上の運転状態であると検知すると、前記噴射圧調節手段は、前記燃料噴射圧を昇圧することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排気浄化システム。
  3. 前記排気通路の一部を迂回する迂回通路と、
    前記迂回通路へ流入する排気ガスの流量を調節する流量調節手段と、を備え
    前記フィルタ微粒子量検知手段が、前記フィルタに蓄積された微粒子の量が所定量以下であると検知すると、前記流量調節手段は、排気ガスの一部を迂回通路へ流入させることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の排気浄化システム。
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