JP2007056531A - ドア用補助錠、補助錠の取付具及び該補助錠に用いられる受け具 - Google Patents

ドア用補助錠、補助錠の取付具及び該補助錠に用いられる受け具 Download PDF

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哲夫 高橋
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Abstract

【課題】 外開き型のドアと内開き型のドアとに兼用可能なドア用補助錠、補助錠の取付具及び該補助錠に用いられる受け具を提供する。
【解決手段】 外開き型のドア2の場合は、当該ドア2が外開き操作されると、錠本体3から突出されたデッドボルト4がドア枠の梁部5に取付けられた受け具6の外開き阻止部37に当接されて当該ドア2の外開き動作が阻止される。また、内開き型のドア2の場合は、当該ドア2が内開き操作されると、錠本体3から突出されたデッドボルト4がドア枠の梁部5に取付けられた受け具6の内開き阻止部38に当接されて当該ドア2の内開き動作が阻止される。したがって、受け具6を用いることにより、補助錠1を外開き型のドア2と内開き型のドア2とに兼用することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、建物等の出入り口のドアに装置されて遠隔操作によって出没されるデッドボルトを備えるドア用補助錠、補助錠の取付具及び該補助錠に用いられる受け具に関する。
近年、特殊開錠工具を用いて建物錠を開錠する、所謂ピッキングやサムターン回し等による侵入行為及び盗難の被害が社会問題になっており、既存のドアに後付けされる補助錠への感心が高まっている。このような補助錠には、例えば、特許文献1に記載の建具用錠機構がある。この建具用錠機構は、ドアの室内側に取付けられて、内蔵された閂片(デッドボルト)がリモコン操作によって出没されて、ドアの室外側から不正に施錠解除することができないため、高い安全性が確保される。しかしながら、この建具用錠機構は、突出された閂片がドア枠の室内側の側面に当接されてドアが室外側へ開動作されるのが制止される構造であるため、開示された実施の形態のように、室外側へ回動されて開かれるタイプ(以下、外開き型と称する。)のドアのみに適用されて、室内側へ回動されて開かれるタイプ(以下、内開き型と称する。)のドアへの適用は想定外である。
また、特許文献2には、電子キーの操作によって、補助錠本体に内蔵されたロック片(デッドボルト)が突出されて、当該ロック片がロック片受け体に係合されることにより施錠が完了するドア用補助錠が開示されている。この補助錠では、ドアの室内側に取付けられた補助錠本体から突出されたロック片がドア枠に固定されたロック片受け体によって拘束されてドアが室外側へ開動作されるのが制止される。しかしながら、特許文献2の補助錠においても、上記特許文献1の錠機構と同様に、外開き型のドアに使用する目的で開発されたものであって、内開き型のドアへの適用は想定外である。仮に、特許文献2の補助錠を外開き型のドアと内開き型のドアとに兼用する場合、ドアを内開き動作させた際にロック片受け体がドアに干渉するためドアを室内側へ開くことができない。さらに、ロック片受け体を、ロック孔に突出されたロック片が挿通されるように厳格に位置決めして取付固定する必要があるため、ロック片受け体の取付には多大な手間と時間とを要する。
第3090118号登録実用新案公報(段落番号0010〜0016、図1及び図2) 特開2004−218296号公報(段落番号0020〜0022、図9)
そこで本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、第1の目的は、外開き型のドアと内開き型のドアとに兼用可能なドア用補助錠を提供することにある。
また、第2の目的は、外開き型のドアと内開き型のドアとに兼用可能なドア用補助錠の取付具を提供することにある。
また、第3の目的は、ドア用補助錠が外開き型のドアと内開き型のドアとに兼用可能な受け具を提供することにある。
上記第1の目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載のドア用補助錠は、ドアの室内側に装置されて遠隔操作によって突出されるデッドボルトを備えた錠本体と、ドア枠に取付けられて、突出されたデッドボルトを拘束してドアの外開き動作及び内開き動作を阻止する受け具と、からなることを特徴とする。
上記第2の目的を達成するために、本発明のうち請求項2に記載の発明は、遠隔操作によって突出されるデッドボルトを備えた補助錠をドアに装置するための補助錠の取付具であって、取付具は、ドアの上部に装着されるドア側取付具と、補助錠に装着される本体側取付具と、に分割して構成されて、本体側取付具は、ドア幅方向の両側面に上下一対で設けられて、本体側取付具にドア側取付部を取付固定するための留め具が装着される取付孔を備えて、ドア側取付具は、ドア幅方向に間隔を有して対向する一対の本体取付片と、各本体取付片に上下一対で設けられて、上下の各取付孔に装着される各留め具が水平方向に移動されることにより補助錠の位置がドアの厚みに対応して調節される長孔と、少なくとも一方の長孔の下縁部に所定間隔で配設されて、上下の各取付孔に装着される各留め具が選択的に係合されることにより補助錠がドアに対して水平方向に位置決めされる凹部と、を備えることを特徴とする。
上記第3の目的を達成するために、本発明のうち請求項3に記載の発明は、ドアの室内側に装置されて遠隔操作によって突出されるデッドボルトを備えたドア用補助錠に用いられる受け具であって、ドア枠への取付部と、突出されたデッドボルトを拘束してドアの外開き動作を阻止する外開き阻止部と、突出されたデッドボルトを拘束してドアの内開き動作を阻止する内開き阻止部と、を具備することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の受け具において、受け具は、下面を開口した断面コ字状の溝部を備えて、該溝部の対向する一対の壁部に、外開き阻止部及び内開き阻止部が形成されることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3又は4に記載の受け具において、溝部は、ドア枠の開口部縁端に沿って延設されることを特徴とする。
したがって、請求項1及び3に記載の発明では、ドアが外開き操作されると、突出されたデッドボルトが受け具の外開き阻止部によって拘束されて、当該ドアの外開き動作が阻止される。また、ドアが内開き操作されると、突出されたデッドボルトが受け具の内開き阻止部によって拘束されて、当該ドアの内開き動作が阻止される。
請求項2に記載の発明では、少なくとも一方の取付孔に装着された留め具が長孔内を水平方向へ移動されることにより、補助錠の位置がドアの厚みに対応して調節される。また、少なくとも一方の取付孔に装着された留め具が選択された凹部に係合されることにより、補助錠がドアに対して水平方向に位置決めされる。
請求項4に記載の発明では、突出されたデッドボルトが、受け具の溝部によって拘束される。
請求項5に記載の発明では、突出されたデッドボルトがドア枠の開口部縁端に沿って延設された溝部によって拘束される。
外開き型のドアと内開き型のドアとに兼用可能なドア用補助錠、補助錠の取付具及び該補助錠に用いられる受け具を提供することができる。
本発明の一実施の形態を図1〜図5に基づいて説明する。図1に示されるように、本補助錠1は、住宅の玄関その他建物の出入口のドア2に装置されて、錠本体3に収容されるデッドボルト4が遠隔操作によって出没される構造になっている。そして、本補助錠1は、錠本体3から突出されたデッドボルト4が、ドア枠の梁部5に取付けられた受け具6によって拘束されることにより、外開き型のドア2に装置された場合は、当該ドア2の外開き動作(図1における左側への開動作)が、また、内開き型のドア2に装置された場合は、当該ドア2の内開き動作(図1における右側への開動作)がそれそれ阻止されて、外開き型のドア2と内開き型のドア2とに兼用される構造になっている。なお、図1では、説明を簡単にするために、ドア2の戸当りを図示していないが、外開き型のドア2の場合は室内側に、内開き型のドア2の場合は室外側に、それぞれ戸当りが設置されている。
図1に示されるように、上記錠本体3は、外観が箱状に形成されて、ブラケット8(取付具)によって上記ドア2の上部の室内側(図1における右側)に取付けられる。そして、上記錠本体3は、上記デッドボルト4が、錠本体3に収容される駆動機構の駆動によって上下方向(図1における上下方向)に移動される構造になっている。また、本補助錠1は、上記ブラケット8によって上記ドア2の上部の室外側(図1における左側)に取付けられて送信装置によって送信された赤外線信号を受信する受信装置9を備えて、該受信装置9によって受信された受信信号に基づいて上記駆動機構が作動されることにより、上記デッドボルト4が突出若しくは退避される構造になっている。なお、上記デッドボルト4には、コ字形に形成される補強部材10(図3参照)が装着される。図2に示されるように、上記ブラケット8は、ステンレス材によって形成される3つのプレス部品11,12,13(以下、ブラケット部材11,12,13と称する。)に分割して構成される。
上記ブラケット部材11は、上記錠本体3のドア2に対向して配置される面14(以下、錠本体3の背面14と称する。)に合わせられると共に上記錠本体3と上記受信装置9とを接続するケーブル15(図3参照)が挿通されるケーブル挿通孔16と上記錠本体3の背面14に突設された凸部17が嵌合される本体支持孔18とが配設される基片19を有する。また、上記ブラケット部材11は、上記基片19の幅方向(図1における紙面視方向)両側縁端に、当該基片19の上記錠本体3の背面14が合わせられる面とは反対側の面側にL字状に折り曲げられて形成される側片20が設けられる。また、上記ブラケット部材12(本体側取付具)は、ねじ挿通孔21に挿通されたねじが上記ブラケット部材11のねじ孔22に螺合されて締付けられることにより、上記錠本体3の上部とブラケット部材11とを束縛した状態で該ブラケット部材11に固定されるように構成される。
上記ブラケット部材13(ドア側取付具)は、上記ドア2の上部に支持される上片23を有して、該上片23の室外側(図1における左側)縁端には、上記ドア2の上部の室外側の面に沿って垂設される受信装置取付片24が設けられる。そして、図4に示されるように、該受信装置取付片24には、監視カメラ(ダミーカメラ)の筐体を用いて構成される受信装置9が取付固定されて、上記監視カメラのレンズの位置に当該受信装置の受信部が配置される。また、上記ブラケット部材13は、上記上片23の幅方向(図1における紙面視方向)両側縁端に本体取付片25が垂設されて、図1に示されるように、各本体取付片25には、水平(図1における左右方向)に延びて鉛直方向(図1における上下方向)に配列される3つの長孔26,27,28が設けられる。なお、上記3つの長孔26,27,28のうちの上下の長孔26,28は、下縁部に、後述する固定ねじ29(留め具)のねじ部の外形に整合されて形成される複数個の凹部30が所定ピッチで配設される。
上記受け具6は、ステンレス材によって形成されるプレス部品であって、図1及び図5に示されるように、上記ドア枠の梁部5に沿って水平に延びて下向きに開口される断面コ字状の溝部7を備えて、該溝部7を構成する3つの片における対向する一対の片(壁部)のうち、室外側(図1における左側)に配置される片(壁部)に外開き阻止部37が形成されると共に、室内側(図1における右側)に配置される片(壁部)に内開き阻止部38が形成される。また、上記受け具6は、上記溝部7を構成する3つの片のうちの室外側に配置される片の下端部に連続されて上記ドア枠の梁部5の下面5aの室内側縁端に固定される固定片35(取付部)と、上記溝部7を構成する3つの片のうちの上側に水平に配置される片が垂直に切起し加工されて形成されて、上記ドア枠の梁部5の正面5bに固定される固定片36(取付部)とを備える。なお、上記受け具6は、上記溝部7の内角部(屈折部内側)に、剛性を高めるためのリブ34が配設される。
そして、本補助錠1では、上記ブラケット部材13の各本体取付片25の上下の各長孔26,28に挿通された上下の各固定ねじ29が、図3に示される上記錠本体3を束縛した状態の上記ブラケット部材12の対応する上下の各ねじ孔31,33(取付孔)に螺合(仮止め)されて上記ブラケット8が仮組みされて、上記ブラケット部材13の受信装置取付片24とブラケット部材11との間に上記ドア2が差入れられて仮組みされた上記ブラケット8が当該ドア2の上部に装着される構造になっている。この状態で、上下の各固定ねじ29のねじ部を上下の各長孔26,28の選択された各凹部30に係合させて、図1に示されるように、上記錠本体3から突出されたデッドボルト4が上記受け具6の溝部7を構成する3つの片のうちの対向する一対の片(壁部)間に位置されるようにして、上記錠本体3の位置が調整される構造になっている。
そして、上記錠本体3が位置決めされた後、中間の固定ねじ29が上下の長孔26,28間に配設された各長孔27に挿通されて上記ブラケット部材12の対応する各ねじ孔32に螺合されて、この状態で、全ての固定ねじ29(本実施の形態では、6つの固定ねじ29。)が締付けられることにより、本補助錠1が上記ドア2に装置される構造になっている。これにより、本補助錠1では、外開き型のドア2に装置された場合は、上記ドア2が外開き操作されると、上記錠本体3から突出されたデッドボルト4が上記受け具6の溝部7の外開き阻止部37に当接されて当該ドア2の外開き動作が阻止される。また、内開き型のドア2に装置された場合は、上記ドア2が内開き操作されると、上記錠本体3から突出されたデッドボルト4が上記受け具6の溝部7の内開き阻止部38に当接されて当該ドア2の内開き動作が阻止される構造になっている。
次に、本補助錠1の作用を説明する。まず、ドア2がドア枠に収容された状態で、ドア2の室外側(図1における左側)の操作者によって送信装置(赤外線小型リモコン)が施錠操作されると、該送信装置から施錠信号(赤外線信号)が発せられる。そして、該施錠信号が受信装置9の受信部(ダミーカメラのレンズ部分)によって受信されると、錠本体3に収容された駆動機構が作動されて、図1に示されるように、錠本体3からデッドボルト4が突出されて本補助錠1が施錠される。そして、本補助錠1が外開き型のドア2に装置された場合は、本補助錠1が施錠された状態でドア2が外開き操作されると、デッドボルト4がドア枠の梁部5に固定された受け具6の溝部7の外開き阻止部37に当接されることにより、当該ドア2の外開き動作が阻止される。また、内開き型のドア2に装置された場合は、ドア2が内開き操作されると、デッドボルト4がドア枠の梁部5に固定された受け具6の溝部7の内開き阻止部38に当接されることにより、当該ドア2の内開き動作が阻止される。
このように、本補助錠1は、外開き型のドア2、または内開き型のドア2のどちらに装置した場合でも、それぞれのドア2の開き動作が確実に阻止される。
そして、図1に示される本補助錠1が施錠された状態から当該補助錠1を開錠させる場合には、操作者によって送信装置が開錠操作される。これにより、錠本体3に収容された駆動機構が作動されて、デッドボルト4が錠本体3内へ退避されて本補助錠1が開錠される。
この実施の形態では以下の効果を奏する。
本補助錠1では、外開き型のドア2に装置された場合は、当該ドア2が外開き操作されると、錠本体3から突出されたデッドボルト4がドア枠の梁部5に取付けられた受け具6の外開き阻止部37に当接されて、当該ドア2の外開き動作が阻止される。また、内開き型のドア2に装置された場合は、当該ドア2が内開き操作されると、錠本体3から突出されたデッドボルト4がドア枠の梁部5に取付けられた受け具6の内開き阻止部38に当接されて、当該ドア2の内開き動作が阻止される。
したがって、本補助錠1は、受け具6を用いることにより、外開き型のドア2と内開き型のドア2とに兼用に装置することができる。
これにより、本補助錠1では、外開き型のドア2向けの錠本体3と内開き型のドア2向けの錠本体3とを別個に用意する必要がないため、双方を別個に用意する場合と比較して製造コストが低減される。
また、本補助錠1では、錠本体3から突出されたデッドボルト4が受け具6の水平に延びる溝部7の対向する一対の片(壁部)間に位置されるようにして錠本体3が受け具6に対して位置決めされるため、錠本体3の水平方向への位置決め幅が広い。
さらに、本錠本体3では、ブラケット8に設けられる各長孔26,27,28が用いられて錠本体3がドア2の厚み方向(図1における左右方向)に位置決めされるため、ブラケット部材13に設けられる各丸孔とブラケット部材12に設けられる各ねじ孔31,32,33とを整合させた状態で各丸孔に挿通させた各固定ねじ29を各ねじ孔31,32,33に螺合させる従来の補助錠1で問題になっていた煩雑な作業が廃止される。
また、上下の長孔26,28の下縁部に所定ピッチで凹部30を配設したことにより、錠本体3の位置決めを容易にすることができると共に位置決め後に錠本体3がドア2に対して当該ドア2の厚み方向へ移動してしまうのを防ぐことができる。これにより、本補助錠1は、誰にでも簡単に且つ確実に取付けることができる。
また、本補助錠1では、ダミーカメラを流用して受信装置としたので、犯罪行為の抑止効果が期待できる。
なお、実施の形態は上記に限定されるものではなく、例えば次のように構成してもよい。
本実施の形態では、錠本体3がブラケット8を介してドア2の上部に装着されるが、錠本体3を、態様に応じたブラケットを介してドア2の上下方向へ延びる側縁部に装着してもよい。この場合、補助錠1が外開き型のドア2に装置された場合は、ドア2が外開き操作されると、錠本体3から(横向きに)突出されたデッドボルト4がドア枠の上下方向に配置された柱部5に取付けられた受け具6の外開き阻止部37当接されて当該ドア2の外開き動作が阻止される。また、内開き型のドア2に装置された場合は、ドア2が内開き操作されると、錠本体3から突出されたデッドボルト4がドア枠の上下方向に配置された柱部5に取付けられた受け具6の内開き阻止部38に当接されて当該ドア2の内開き動作が阻止される。
また、例えば、図6に示される断面がクランク状に形成された受け具6を用いてもよい。この形態では、外開き型のドア2の場合は、錠本体3から突出されたデッドボルト4をドア枠に直接当接させてドア2の外開き動作を阻止して、内開き型のドア2の場合は、錠本体3から突出されたデッドボルト4が受け具6の内開き阻止部38に当接してドア2の内開き動作を阻止する。
また、ブラケット8の構成並びに各ブラケット部材11,12,13の形状は、錠本体3の位置決め機構を有するものであればよく、また、ドア2の厚み方向への位置決めに加えて、高さ方向(図1における上下方向)に位置決め可能な機構を付与して構成してもよい。
本実施の形態の説明図である。 ブラケットの分解斜視図である。 ブラケット部材によって錠本体が束縛された状態を示す図である。 ブラケット部材に受信装置としてのダミーカメラが取付けられた状態を示す図である。 受け具の斜視図である。 他の実施の形態の説明図である。
符号の説明
1 補助錠、2 ドア、3 錠本体、4 デッドボルト、5 ドア枠、6 受け具、7 溝部、8 ブラケット(取付具)、12 ブラケット部材(本体側取付具)、13 ブラケット部材(ドア側取付具)、25 本体取付片、26,28 長孔、29 固定ねじ(留め具)、30 凹部、31,33 ねじ孔(取付孔)35,36 固定片(取付部)、37 外開き阻止部、38 内開き阻止部

Claims (5)

  1. ドアの室内側に装置されて遠隔操作によって突出されるデッドボルトを備えた錠本体と、ドア枠に取付けられて、突出された前記デッドボルトを拘束して前記ドアの外開き動作及び内開き動作を阻止する受け具と、からなることを特徴とするドア用補助錠。
  2. 遠隔操作によって突出されるデッドボルトを備えた補助錠をドアに装置するための補助錠の取付具であって、
    前記取付具は、前記ドアの上部に装着されるドア側取付具と、前記補助錠に装着される本体側取付具と、に分割して構成されて、
    前記本体側取付具は、ドア幅方向の両側面に上下一対で設けられて、前記本体側取付具に前記ドア側取付部を取付固定するための留め具が装着される取付孔を備えて、
    前記ドア側取付具は、ドア幅方向に間隔を有して対向する一対の本体取付片と、各本体取付片に上下一対で設けられて、上下の各取付孔に装着される各留め具が水平方向に移動されることにより前記補助錠の位置が前記ドアの厚みに対応して調節される長孔と、少なくとも一方の長孔の下縁部に所定間隔で配設されて、上下の各取付孔に装着される各留め具が選択的に係合されることにより前記補助錠が前記ドアに対して水平方向に位置決めされる凹部と、を備えることを特徴とする補助錠の取付具。
  3. ドアの室内側に装置されて遠隔操作によって突出されるデッドボルトを備えたドア用補助錠に用いられる受け具であって、
    ドア枠への取付部と、突出された前記デッドボルトを拘束して前記ドアの外開き動作を阻止する外開き阻止部と、突出された前記デッドボルトを拘束して前記ドアの内開き動作を阻止する内開き阻止部と、を具備することを特徴とする受け具。
  4. 前記受け具は、下面を開口した断面コ字状の溝部を備えて、該溝部の対向する一対の壁部に、前記外開き阻止部及び前記内開き阻止部が形成されることを特徴とする請求項3に記載の受け具。
  5. 前記溝部は、前記ドア枠の開口部縁端に沿って延設されることを特徴とする請求項3又は4に記載の受け具。
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