JP2007056353A - プラズマ生成モジュール及びプラズマ生成方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】コンパクト化を図ることが可能なプラズマ生成モジュールを提供する。
【解決手段】 プラズマ生成モジュール40は、陽極として機能するハース42と、ハース42の周囲に配置された磁石44と、磁石44によってチャンバ20内に形成されるリターンフラックスF上に配置されたプラズマガン46と、を備える。
【選択図】 図1
【解決手段】 プラズマ生成モジュール40は、陽極として機能するハース42と、ハース42の周囲に配置された磁石44と、磁石44によってチャンバ20内に形成されるリターンフラックスF上に配置されたプラズマガン46と、を備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、成膜材料をイオン化等するためのプラズマを生成するプラズマ生成モジュール及びプラズマ生成方法に関する。
プラズマを用いて成膜材料を蒸発させ、蒸発した成膜材料粒子をイオン化し、基板に成膜させるイオンプレーティング装置として、例えば特許文献1に開示されたものがある。このイオンプレーティング装置のプラズマ生成モジュールは、チャンバの側壁に設けられたプラズマガンと、底壁に設けられたハースとを備えている。プラズマガンの周囲には、プラズマビームをガイドするための径の大きなステアリングコイルが設けられている。また、ハースの周囲にはプラズマビームを修正するための永久磁石とハースコイルが設けられている。
このプラズマ生成モジュールでは、上記構成により形成される合成磁場により、ハース上における高密度プラズマの形状を制御し、蒸発した成膜材料粒子のイオン化を図っている。
特開2002−241926公報
しかしながら、上記した従来のプラズマ生成モジュールでは、径の大きなステアリングコイルが必要であったため、モジュールの大型化を招いていた。また、ステアリングコイルを避けて基板を搬送しなければならないため、チャンバ自身も無駄に高さが必要となり、成膜装置自体の大型化を招いていた。
本発明は、上記した事情に鑑みて為されたものであり、コンパクト化を図ることが可能なプラズマ生成モジュール及びプラズマ生成方法を提供することを課題とする。
本発明に係るプラズマ生成モジュールは、陽極として機能するハースと、ハースの周囲に配置された磁石と、磁石によってチャンバ内に形成されるリターンフラックス上に配置されたプラズマガンと、を備えることを特徴とする。
また本発明に係るプラズマ生成モジュールは、陽極として機能するハースと、ハースの周囲に配置された磁石と、磁石によって形成されるリターンフラックス上に配置され、該リターンフラックスに沿ってプラズマビームを出射するプラズマガンと、を備えることを特徴とする。
このプラズマ生成モジュールでは、プラズマガンが磁石によって形成されるリターンフラックス上に配置されており、リターンフラックスに沿ってプラズマビームが出射される。出射されたプラズマビームは、リターンフラックスに沿って磁石に向けてガイドされてから、ハース上に供給される。これにより、ハース上に高密度プラズマが生成される。このように、このプラズマ生成モジュールでは、ステアリングコイルやハースコイルが不要となるため、コンパクト化を図ることができる。
プラズマ生成モジュールは、プラズマガンを複数備えると好ましい。これら複数のプラズマガンは、ハースを通る軸を中心とした同一円上に対称に配置されていると好ましい。このようにすれば、ハース上に形成される高密度プラズマは、ハースを通る軸を中心として均一となる。その結果、活性化された成膜材料粒子の分布も均一になるため、膜質の分布の均一性を高めることができる。
プラズマ生成モジュールは、磁石上であってプラズマガンからのプラズマビームが到達する部位に設けられており、磁石の磁力を弱める弱磁力部を備えると好ましい。そして、弱磁石部は、磁石とは逆方向に着磁された逆着磁磁石を含むと好ましい。或いは、弱磁石部は、磁石上に設けられた穴を含むと好ましい。このようにすれば、逆着磁磁石又は穴を設けて磁力を弱めた弱磁石部で局所的に磁力線が広がり、プラズマが拡散する。これにより、プラズマガンからのプラズマとハース上に形成されたプラズマとが相互に拡散して接続され易くなる。
プラズマ生成モジュールは、当該モジュールにバイアス電圧を印加するバイアス電源を備えると好ましい。このようにすれば、モジュールの電位を制御することができ、成膜材料粒子が基板に入射する運動エネルギーを調整することができる。これにより、成膜時における基板や膜へのダメージを低減したり、マイグレーションをアシストしたりすることが可能となる。
プラズマ生成モジュールは、ハース、磁石、及びプラズマガンを一体に搭載するベースを備えると好ましい。このようにすれば、モジュールのユニット化が図られ、取扱が容易になる。
ベースは、チャンバの底壁部として機能すると好ましい。このようにすれば、下方が開口したチャンバにプラズマ生成モジュールを取り付けることで、チャンバを構成することができる。
磁石は、ハースが搭載された側とは反対側のベース上に搭載されていると好ましい。このようにすれば、チャンバの外側から磁石の位置や組み合わせを調整することができ、磁場調整が容易になる。
本発明に係る成膜装置は、上記したいずれかに記載のプラズマ生成モジュールと、このプラズマ生成モジュールにより生成されるプラズマを利用して成膜を行うチャンバと、を備えることを特徴とする。この成膜装置によれば、コンパクト化されたプラズマ生成モジュールを備えることで、チャンバを無駄に高くする必要が無くなり、成膜装置自体のコンパクト化を図ることができる。
本発明に係る成膜装置は、上記したいずれかに記載の複数のプラズマ生成モジュールと、複数のプラズマ生成モジュールにより生成されるプラズマを利用して成膜を行うチャンバと、を備えることを特徴とする。この成膜装置によれば、コンパクト化されたプラズマ生成モジュールを複数備えることで、広幅で且つ均質な成膜を行うことができる。
本発明に係るプラズマ生成方法は、ハースの周囲に設けられた磁石によりリターンフラックスを形成し、リターンフラックスに沿って磁石に向けてプラズマビームをガイドしてから、ハース上に供給することを特徴とする。
このプラズマ生成方法では、磁石によって形成したリターンフラックスに沿ってプラズマビームを磁石に向けてガイドしてから、ハース上に供給する。これにより、ハース上に高密度プラズマが生成される。このように、このプラズマ生成方法では、ステアリングコイルやハースコイルが不要となるため、コンパクト化を図ることができる。
本発明によれば、コンパクト化を図ることが可能なプラズマ生成モジュール及びプラズマ生成方法を提供することが可能となる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態に係る成膜装置としてのイオンプレーティング装置を示す縦断面図である。この成膜装置10は、真空チャンバ20、搬送機構30、及びプラズマ生成モジュール40を備える。
真空チャンバ20は、成膜対象である基板Wを搬送するための搬送室20aと、成膜材料Maを拡散させる成膜室20bとを有する。搬送室20aは、所定の搬送方向(図中の矢印A)に延びており、成膜室20b上に配置されている。成膜室20bは、側壁部22と底壁部24とを有している。底壁部24は、後述するプラズマ生成モジュール40のベースを兼ねている。
搬送機構30は、基板Wを保持する基板ホルダWHを搬送方向Aに搬送する。搬送機構30は、搬送室20a内に設置された複数の搬送ローラ32によって構成されている。搬送ローラ32は、搬送方向Aに沿って等間隔で並んでおり、基板ホルダWHを支持しつつ搬送方向Aに搬送する。
プラズマ生成モジュール40は、ハース42、永久磁石44、四つのプラズマガン46、ベース24、及びバイアス電源48を有している。
ハース42は、導電材料から形成されており、プラズマビームPBを吸引する陽極として機能する。このハース42には、例えば基板Wに絶縁膜を形成するための成膜材料Maとして一酸化ケイ素(SiO)が収容されている。
永久磁石44は、図1及び図2に示すように、円環状をなし、ハース42を取り囲むように配置されている。永久磁石44は、着磁方向が鉛直方向に沿っている。この永久磁石44は、ハース42を通り鉛直方向に延びる軸X上にゼロ磁場領域を持つ湾曲したカスプ磁場を形成する。この永久磁石44は、単一の磁石により構成するだけでなく、例えば厚くするために円環状の複数の磁石を重ね合わせて構成してもよく、また小さな磁石を多数組み合わせて構成してもよい。この永久磁石44上であって後述する四つのプラズマガン46からのプラズマビームPBが各々到達する部位には、図2及び図3に示すように、永久磁石44とは逆方向に着磁された逆着磁磁石50が局所的に配置されている。
四つのプラズマガン46の各々は、複合陰極型のプラズマガンである。各プラズマガン46は、永久磁石44と真空チャンバ20の側壁部22との間にあり、永久磁石44が外周側に作るリターンフラックスF上に配置されている。各プラズマガン46は、リターンフラックスFに沿ってプラズマビームPBを出射する。これら四つのプラズマガン46は、ハース42を通る軸Xを中心とした同一円上に、90度の等角度間隔で対称に配置されている。
各プラズマガン46には、直流放電電源52が接続されている。直流放電電源52は、外部コントロール信号によりプラズマガン46を定電流制御する。この外部コントロール信号を上下させることで、プラズマの出力を調整することができる。なお、各プラズマガン46の着火には、着火用高電圧回路を個々に持たせても良いし、一つの高電圧回路を切り替えながら使用して順次着火するようにしても良い。
ベース24は、上記したハース42、永久磁石44、及び四つのプラズマガン46を搭載する。このベース24は、前述したように真空チャンバ20の底壁部を兼ねている。なお、このベース24は予め側壁部22と一体化しておき、後からハース42等を搭載してモジュールを形成してもよい。このベース24と真空チャンバ20の側壁部22との間は、セラミック等の絶縁物54により絶縁されている。
バイアス電源48は、ハース42及び各直流放電電源52に接続されており、プラズマ生成モジュール40にバイアス電圧を印加する。
次に、上記したプラズマ生成モジュール40及び成膜装置10の作用及び効果について説明する。
上記した構成の成膜装置10では、直流放電電源52を動作させると、プラズマガン46とハース42との間で放電が始まる。これによって、プラズマガン46からプラズマビームPBがリターンフラックスFに沿って出射される。このプラズマビームPBは、リターンフラックスFにガイドされて永久磁石44に到達してから、ハース42上に供給される。これにより、ハース42上にはドーム状の高密度プラズマが形成されると共に、ハース42に電流が集中し、これに伴い生じる熱によってハース42内の成膜材料Maが蒸発する。
蒸発した成膜材料粒子は、プラズマビームPBによって励起、イオン化されて、基板Wの表面に到達する。これにより、基板W上に絶縁膜が形成される。
このように本実施形態では、プラズマガン46が永久磁石44によって形成されるリターンフラックスF上に配置されており、リターンフラックスFに沿ってプラズマビームPBが出射される。出射されたプラズマビームPBは、リターンフラックスFに沿って永久磁石44に向けてガイドされてから、ハース42上に供給される。これにより、ハース42上に高密度プラズマが生成される。このように、このプラズマ生成モジュール40では、ステアリングコイルやハースコイルが不要となるため、コンパクト化を図ることができる。また、この成膜装置10によれば、コンパクト化されたプラズマ生成モジュール40を備えることで、真空チャンバ20を無駄に高くする必要が無くなり、成膜装置10自体のコンパクト化を図ることができる。
また、ハース42上に形成された高密度プラズマは、ハース42近傍に溜まって真空チャンバ20内への広がりを抑えることができるため、プラズマの基板Wへの到達を低減して基板Wへのダメージを低減することができる。
また、複数のプラズマガン46は、ハース42を通る軸Xを中心とした同一円上に対称に配置されているため、ハース42上に形成される高密度プラズマは、ハース42を通る軸Xを中心として均一となる。その結果、活性化された成膜材料粒子の分布も均一になるため、膜質の分布の均一性を高めることができる。ここで、従来のプラズマ生成モジュール40では、ステアリングコイルによる横方向の磁場によりプラズマビームPBをガイドしていたため、対称性が低く、均一に成膜材料Maを蒸発させるには、ハース42周りの環状磁石とハース42位置との微妙な位置関係のオフセットを必要とし、またステアリングコイルの取付姿勢や励磁電流の調整が必要であった。これに対し、本実施形態のプラズマ生成モジュール40では、ハース42周囲の永久磁石44が磁場を形成し、プラズマガン46をハース42の軸Xに対して対称に配置するため、ハース42直上のプラズマの対称性が良く、活性化された成膜材料粒子も分布が均一になるため、膜質の分布均一性を得易い。
また、プラズマガン46が配置されている外周側の磁力線と、ハース42側の磁力線とは交わらないため、プラズマガン46で形成されたプラズマとハース42側のプラズマとは必ずしも繋がっていない。このため、放電電圧が高くなったり、チラつきが発生したりするなどの不具合が生じる可能性がある。これに対し、永久磁石44上であってプラズマガン46からのプラズマビームPBが到達する部位には逆着磁磁石50が局所的に配置されているため、逆着磁磁石50を設けた部位で磁力が弱められることで局所的に磁力線が広がり、プラズマが拡散する。これにより、プラズマガン46からのプラズマとハース42上に形成されたプラズマとが相互に拡散して接続され易くなる。その結果、プラズマがスムーズに接続されることで、放電電圧が高くなったり、チラつきが発生したりするなどの不具合を解消することができる。
また、本実施形態に係るプラズマ生成モジュール40は、高密度プラズマの領域がコンパクトであるため、プラズマによる側壁22などへの地絡が起こり難く、バイアス電源48によりバイアス電圧を印加してモジュール40の電位を制御することができるため、基板Wに入射する成膜材料粒子の運動エネルギーを調整することができる。これにより、成膜時における基板Wや膜へのダメージを低減したり、マイグレーションをアシストしたりすることが可能となる。
また、ハース42、永久磁石44、及びプラズマガン46はベース24に一体に搭載されているため、モジュール40のユニット化が図られ、取扱が容易になる。
また、ベース24は真空チャンバ20の底壁部として機能するため、下方が開口した真空チャンバ20の側壁部22にプラズマ生成モジュール40を取り付けることで、真空チャンバ20を構成することができる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されることなく、種々の変形が可能である。例えば、永久磁石44の着磁方向は鉛直方向に限られず、図4に示すように斜め方向に向いていてもよい。また、図5に示すように、必要に応じて鉄心(継鉄)60を用いることで、磁力線の向きを調整しても良い。このように、プラズマガン46から永久磁石44やハース42に至るまでの距離が短くなるように磁場を調整することで、より安定した放電を維持することが可能となる。
また、永久磁石44上に逆着磁磁石50を設ける代わりに、図6に示すように、プラズマガン46からのプラズマビームPBが到達する部位に局所的に穴62を設けてもよい。このようにしても、磁力線を局所的に弱めて乱すことができ、逆着磁磁石50を設けた場合と同様の効果を奏することができる。なお、磁力線を局所的に弱めて乱すことができれば足りるため、穴62は上下に貫通していても貫通していなくてもよい。
また、永久磁石44は、図7に示すように、ハース42が搭載された側とは反対側のベース24上に搭載してもよい。このようにすれば、真空チャンバ20を開けることなく真空チャンバ20の外側から永久磁石44の位置や組み合わせを調整することができ、磁場調整が容易になる。
また、プラズマガン46の周囲には、アース電位若しくはフローティング電位のシールド電極を配置してもよい。このようにすれば、異常放電を防ぐことが可能となる。
また、プラズマガン46の数は1〜3個、若しくは5個以上であっても良いが、対称性の観点からは複数個が好ましい。
また、本実施形態に係るプラズマ生成モジュール40を複数並置して、成膜装置10を構成してもよい。このようにすれば、広幅で且つ均質な成膜を行うことができる。
また、永久磁石44は円環状の一体物について説明したが、複数の永久磁石44を不連続に環状に配置したものであってもよい。
また、成膜材料Maとしては絶縁膜を形成するためのSiOについて説明したが、蒸発させる成膜材料Maはこれに限定されず、例えば透明電極を形成するためのZnOなどであってもよい。
また、上記した実施形態では成膜装置10としてイオンプレーティング装置について説明したが、成膜装置10は化学的気相堆積装置(CVD装置)であってもよい。この場合、陽極として機能するハース42は管状とし、ハース42を通してプロセスガスを供給して、ハース42上に形成された高密度プラズマにより活性化させることができる。
10…成膜装置、24…ベース、40…プラズマ生成モジュール、42…ハース、44…永久磁石、46…プラズマガン、48…バイアス電源、50…逆着磁磁石、62…穴、PB…プラズマビーム。
Claims (13)
- 陽極として機能するハースと、
前記ハースの周囲に配置された磁石と、
前記磁石によってチャンバ内に形成されるリターンフラックス上に配置されたプラズマガンと、
を備えることを特徴とするプラズマ生成モジュール。 - 陽極として機能するハースと、
前記ハースの周囲に配置された磁石と、
前記磁石によって形成されるリターンフラックス上に配置され、該リターンフラックスに沿ってプラズマビームを出射するプラズマガンと、
を備えることを特徴とするプラズマ生成モジュール。 - 前記プラズマガンを複数備え、これら複数のプラズマガンは、前記ハースを通る軸を中心とした同一円上に対称に配置されている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のプラズマ生成モジュール。
- 前記磁石上であって前記プラズマガンからのプラズマビームが到達する部位に設けられており、該磁石の磁力を弱める弱磁力部を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のプラズマ生成モジュール。
- 前記弱磁石部は、前記磁石とは逆方向に着磁された逆着磁磁石を含むことを特徴とする請求項4に記載のプラズマ生成モジュール。
- 前記弱磁石部は、前記磁石上に設けられた穴を含むことを特徴とする請求項4に記載のプラズマ生成モジュール。
- 当該モジュールにバイアス電圧を印加するバイアス電源を備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のプラズマ生成モジュール。
- 前記ハース、前記磁石、及び前記プラズマガンを一体に搭載するベースを備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のプラズマ生成モジュール。
- 前記ベースは、チャンバの底壁部として機能することを特徴とする請求項8に記載のプラズマ生成モジュール。
- 前記磁石は、前記ハースが搭載された側とは反対側の前記ベース上に搭載されていることを特徴とする請求項9に記載のプラズマ生成モジュール。
- 請求項1〜10のいずれかに記載のプラズマ生成モジュールと、
前記プラズマ生成モジュールにより生成されるプラズマを利用して成膜を行うチャンバと、
を備えることを特徴とする成膜装置。 - 請求項1〜10のいずれかに記載の複数のプラズマ生成モジュールと、
前記複数のプラズマ生成モジュールにより生成されるプラズマを利用して成膜を行うチャンバと、
を備えることを特徴とする成膜装置。 - ハースの周囲に設けられた磁石によりリターンフラックスを形成し、
前記リターンフラックスに沿って前記磁石に向けてプラズマビームをガイドしてから、前記ハース上に供給する、
ことを特徴とするプラズマ生成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005246446A JP2007056353A (ja) | 2005-08-26 | 2005-08-26 | プラズマ生成モジュール及びプラズマ生成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005246446A JP2007056353A (ja) | 2005-08-26 | 2005-08-26 | プラズマ生成モジュール及びプラズマ生成方法 |
Publications (1)
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JP2007056353A true JP2007056353A (ja) | 2007-03-08 |
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ID=37920081
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JP2005246446A Pending JP2007056353A (ja) | 2005-08-26 | 2005-08-26 | プラズマ生成モジュール及びプラズマ生成方法 |
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Country | Link |
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2005
- 2005-08-26 JP JP2005246446A patent/JP2007056353A/ja active Pending
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