JP2007055514A - 三輪自転車 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 前フレームが後フレーム4に対して鉛直中立位置Nから左右両側へ最大傾斜角度まで揺動自在な三輪自転車において、前フレームの傾斜角度を規制する揺動規制部材38と、規制される傾斜角度を切換える傾斜角度切換手段とが設けられ、傾斜角度切換手段は揺動規制部材38の取付位置を変更する取付位置変更部材39からなり、取付位置変更部材39を揺動規制部材38と取付部材46との間に挿入することにより、揺動規制部材38で規制される前フレームの傾斜角度が鉛直中立位置Nと最大傾斜角度との間の中間傾斜角度Bに切換えられ、取付位置変更部材39を揺動規制部材38と取付部材46との間から脱抜することにより、揺動規制部材38で規制される前フレームの傾斜角度が最大傾斜角度に切換えられる。
【選択図】 図6
Description
傾斜角度切換手段によって揺動規制部材の規制面の位置を変更することで、メインフレームが規制面に当接する当接位置が変化し、これにより、前フレームの傾斜角度が最大傾斜角度と中間傾斜角度とのいずれかに選択的に切換えられる。
図1に示すように、1は三輪自転車であり、車体フレーム2は前フレーム3と後フレーム4とに分割されている。前フレーム3には、前輪5と、シート6と、ハンドル7と、ペダル8によって回転する前部スプロケット9等が設けられている。また、前フレーム3は後方へ水平に延出する丸パイプ状のメインフレーム10を有している。
三輪自転車1は下記三種類の切換機能を有している。
(1)後フレーム4に対して前フレーム3を鉛直中立位置Nに固定する固定切換機能。
(2)上記固定機能を解除して、後フレーム4に対して前フレーム3を揺動自在にし、この際の前フレーム3の傾斜角度を最大傾斜角度Aに切換える最大傾斜角度切換機能。
(3)上記固定機能を解除して、後フレーム4に対して前フレーム3を揺動自在にし、この際の前フレーム3の傾斜角度を中間傾斜角度Bに切換える中間傾斜角度切換機能。
(1)固定切換機能について
図12に示すように、六角穴付きボルト61を用いて、一方の固定用レバー60aを前フレーム側連結片58と一方の後フレーム側連結片59aとの間に連結し、他方の固定用レバー60bを前フレーム側連結片58と他方の後フレーム側連結片59bとの間に連結する。これにより、後フレーム4に対して前フレーム3が鉛直中立位置Nに固定され、前フレーム3の左右への揺動が阻止される。
(2)最大傾斜角度切換機能について
図5に示すように、両方の固定用レバー60a,60bを取外して、後フレーム4に対する前フレーム3の固定を解除する。これにより、前フレーム3は後フレーム4に対して左右両側へ揺動可能となる。
(3)中間傾斜角度切換機能について
図6に示すように、両方の固定用レバー60a,60bを取外して、後フレーム4に対する前フレーム3の固定を解除する。これにより、前フレーム3は後フレーム4に対して左右両側へ揺動可能となる。
次に、上記(1)〜(3)の切換機能を有する三輪自転車1の使用方法の一例を説明する。
上記実施の形態では、図12に示すように、左右一対の固定用レバー60a,60bを用いて前フレーム3を固定しているが、どちらか片方のレバーのみを用いて固定してもよい。
上記実施の形態では、前フレーム3を最大傾斜角度Aと中間傾斜角度Bとの二種類の傾斜角度に切換えているが、取付位置変更部材39の挿入板部51と取付部材46との間又は上記挿入板部51と揺動規制部材38との間に、板状の別の取付位置変更部材を挿入して、三種類以上の傾斜角度に切換えられるようにすることも可能である。
3 前フレーム
4 後フレーム
5 前輪
6 シート
10 メインフレーム
12a,12b 後輪
14 籠
14a 底部
20 軸心
21 回動軸
24 円周軌道
38 揺動規制部材
39 取付位置変更部材(傾斜角度切換手段)
43,44 規制面
46 取付部材
47 六角穴付ボルト(締結部材)
54 操作用開口部
A 最大傾斜角度
B 中間傾斜角度
D 所定間隔
N 鉛直中立位置
S 間隔
Claims (6)
- 前輪およびシートを支持する前フレームと、後二輪を支持する後フレームとを有し、上記前フレームが、後フレームに対して、鉛直中立位置から左右両側へ最大傾斜角度まで揺動自在である三輪自転車であって、
上記前フレームの傾斜角度を規制する揺動規制部材と、この揺動規制部材によって規制される傾斜角度を切換える傾斜角度切換手段とが設けられ、
上記傾斜角度切換手段は、揺動規制部材で規制される前フレームの傾斜角度を、上記最大傾斜角度と、鉛直中立位置と最大傾斜角度との間の中間傾斜角度とのいずれかの傾斜角度に、選択的に切換えることを特徴とする三輪自転車。 - 前フレームは後方へ延出するメインフレームを有し、
揺動規制部材は、上記メインフレームに当接することで、前フレームの傾斜角度を規制する規制面を有しており、
傾斜角度切換手段は、上記メインフレームに対する規制面の位置を変更することで、前フレームの傾斜角度を最大傾斜角度と中間傾斜角度とのいずれかの傾斜角度に選択的に切換えることを特徴とする請求項1記載の三輪自転車。 - 前フレームの右側の傾斜角度を規制する右側の規制面と前フレームの左側の傾斜角度を規制する左側の規制面との両者が1つの揺動規制部材に具備されていることを特徴とする請求項2記載の三輪自転車。
- 後フレームに、前後方向の軸心周りに回動自在な回動軸が設けられ、
上記メインフレームは、回動軸の軸心を中心とする円周軌道の半径方向に所定間隔をあけて回動軸に連結されているとともに、上記円周軌道上を揺動自在であり、
揺動規制部材は、後フレームに設けられて、メインフレームと回動軸との間に配置され、
傾斜角度切換手段は、揺動規制部材の取付位置を上記円周軌道の半径方向に変更する取付位置変更機能を有していることを特徴とする請求項2又は請求項3記載の三輪自転車。 - 揺動規制部材は後フレームに設けられた取付部材に取付けられ、
傾斜角度切換手段は揺動規制部材と取付部材との間に着脱自在に挿入される取付位置変更部材であり、
取付位置変更部材を揺動規制部材と取付部材との間に挿入することにより、円周軌道の半径方向における揺動規制部材の規制面とメインフレームとの間隔が縮小し、
取付位置変更部材を揺動規制部材と取付部材との間から脱抜することにより、円周軌道の半径方向における揺動規制部材の規制面とメインフレームとの間隔が拡大することを特徴とする請求項4記載の三輪自転車。 - 揺動規制部材と取付位置変更部材とは共通の締結部材で取付部材に締結されており、
上記締結部材を操作することによって取付位置変更部材が着脱され、
後フレーム上に籠が取付けられ、
上記籠の底部に、籠の内側から上記締結部材を操作するための操作用開口部が形成されていることを特徴とする請求項5記載の三輪自転車。
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