JP2007054711A - 振動篩スクリーン及び振動篩 - Google Patents

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Abstract

【課題】 櫛歯によって固体の分離を行う振動篩において、目詰まりを抑制することができる振動篩スクリーンを提供する。
【解決手段】 振動篩スクリーンS1は、櫛歯の間のスリット21から固体を篩い落としながら、焼却灰の内容物をサイズ別に分離する振動篩1に取り付けられる。振動スクリーンS1は、複数の櫛歯19を備え、櫛歯19は、先端にいくほど幅が狭くなるように形成されると共に、スリット21に向かって下るように形成された傾斜面23を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、固体相互を分離する振動篩、及び振動篩に利用される振動篩スクリーンに関するものである。
従来、このような分野の技術として、下記特許文献1に記載の振動篩が知られている。この文献に記載された振動篩は、櫛歯を有する振動篩スクリーンを備えており、この櫛歯の間のスリットから固体を篩い落とすことによって固体相互の分離処理を行うものである。
特開平10−113615号公報
しかしながら、この種の振動篩は、細長い櫛歯同士の間のスリットを通して固体を落下させるものである。このため、固体の形状や向きによっては、固体が櫛歯と櫛歯との間に噛み込んでしまい、スクリーンの目詰まりが発生する場合がある。目詰まりが発生すると、スクリーンに噛み込んだ固体を取り除く作業が必要であり、分離処理効率の低下を招くので、この種の振動篩においては、特に、目詰まりの抑制が望まれている。
本発明は、櫛歯によって固体の分離を行う振動篩において、目詰まりを抑制することができる振動篩スクリーン及び振動篩を提供することを目的とする。
本発明に係る振動篩スクリーンは、搬送される固体を、搬送方向に延在する櫛歯の間のスリットから篩い落としながら、固体をサイズ別に分離する振動篩に取り付けられる振動篩スクリーンにおいて、複数の櫛歯を備え、櫛歯は、先端にいくほど幅が狭くなるように形成されると共に、スリットに向かって下るように形成された傾斜面を有することを特徴とする。
この振動篩スクリーンでは、櫛歯が先端にいくほど幅が狭くなるように形成されており、スリットに向かって下るように傾斜した傾斜面を有している。このような形状の櫛歯のスクリーンが振動篩に用いられた場合、分離処理においてスリットで篩い落とされない固体は、スリットの上方において櫛歯の傾斜面で支持されながら円滑に下流に搬送されるので、固体の櫛歯間への噛み込みが抑制される。
また、この場合、櫛歯は、延在方向に直交する断面が二等辺三角形を呈することが好ましい。このような構成によれば、櫛歯の機械的強度を確保しながら、上記の傾斜面を形成することができる。
また、本発明に係る振動篩は、搬送される固体を、振動篩スクリーンを用いて、搬送方向に延在する櫛歯の間のスリットから篩い落としながら、固体をサイズ別に分離する振動篩において、振動篩スクリーンは、複数の櫛歯を備え、櫛歯は、先端にいくほど幅が狭くなるように形成されると共に、スリットに向かって下るように形成された傾斜面を有することを特徴とする。
この振動篩では、振動篩スクリーンの櫛歯が先端にいくほど幅が狭くなるように形成されており、スリットに向かって下るように傾斜した傾斜面を有している。このような振動篩スクリーンを用いているので、分離処理においてスリットで篩い落とされない固体は、スリットの上方において櫛歯の傾斜面で支持されながら円滑に下流に搬送され、その結果、固体の櫛歯間への噛み込みが抑制される。
本発明によれば、櫛歯によって固体の分離を行う振動篩において、目詰まりを抑制することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る振動篩スクリーン及び振動篩の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1及び図2に示す振動篩1は、焼却炉で発生する焼却灰を導入し、その焼却灰に含まれる内容物を、そのサイズ別に分離する装置である。この振動篩1は、焼却灰の分離処理を行うための内部空間Rを画成する筐体3と、筐体3を振動させるための振動モータ5とを備えている。振動篩1は、この振動モータ5で筐体3を振動させることによって、投入口7から導入された焼却灰を内部空間R内で矢印A方向に搬送する。この振動篩1では、焼却灰を、大きさ200mm以上の内容物である不適物、大きさ約80〜200mmの内容物である中間物、及び大きさ約80mm未満の内容物である細粒灰の3種類に分離することができる。そして、ここで分離された不適物は第1排出口E1から、中間物は第2排出口E2から、細粒灰は第3排出口E3からそれぞれ排出される。なお、投入口7及び排出口E1〜E3は、筐体3の振動が伝わらないように、ベローズ9を介して前段或いは後段のラインに接続されている。
このような焼却灰の分離処理を行うため、振動篩1の内部空間Rは、上下方向に、第1搬送路R1、第2搬送路R2、及び第3搬送路R3の3つの搬送路に区切られている。そして、第1搬送路R1と第2搬送路R2との境界には、同一の構成の3つの振動篩スクリーンS1,S2,S3が、矢印A方向に沿って配列されている。また、第2搬送路R2と第3搬送路R3との境界には、同一の構成の6つの小型振動篩スクリーンT1,T2,T3,T4,T5,T6が矢印A方向に沿って配列されている。また、このスクリーンS1〜S3及びスクリーンT1〜T6を点検するための点検口11が筐体3の上部に設けられている。
図3に示す振動篩スクリーンS1〜S3は、フランジ等を介しボルト止め等によって筐体3の内壁に取り付けられた櫛状の部材であり、基部17と、基部17から平行に延びて先端が開放された複数本(ここでは、5本)の櫛歯19を有している。この櫛歯19は、焼却灰の搬送方向下流側に向かって延びており、先端にいくほど幅が狭くなるように形成されている。つまり、櫛歯19と櫛歯19との間に形成される4つのスリット21は、先端にいくほど幅が広くなる。また、5本のうち中央の3本の櫛歯19は、断面が山形になるように形成されている。すなわち、この櫛歯19の両側には、スリット21に向かって下るように傾斜した傾斜面23が両側に形成されており、櫛歯19の延在方向に直交する断面Bは、上方に鈍角の頂点を有する二等辺三角形を呈する。なお、スクリーンS1〜S3の厚さは9〜12mm、スリット21の幅は搬送方向における中央付近において150mm程度であり、このようなサイズのスリット21によって、約200mm未満の大きさのもの(不適物以外のもの)を篩い落とすことが可能である。
スクリーンT1〜T6は、スクリーンS1〜S3に比して、櫛歯24及びスリット25の寸法が小さいことと、櫛歯24の数が多い(ここでは、8本)こと以外は、スクリーンS1〜S3と同等の構成を有しているので、重複する説明を省略する。なお、スクリーンT1〜T6のスリット25の幅は搬送方向における中央付近において70mm程度であり、このようなサイズのスリット25によって、約80mm未満の大きさのもの(細粒灰)を篩い落とすことが可能である。
以上のような構成に基づく振動篩1の分離処理における動作について説明する。
焼却炉で発生した焼却灰は、投入口7を通じて振動篩1に導入される。導入された焼却灰は、まず、第1搬送路R1の最上流側に落下する。このとき、筐体3は振動モータ5を駆動源として振動しており、焼却灰は、この振動によって第1搬送路R1の傾斜に沿って下流側(矢印A方向)に搬送されていく。そして焼却灰が1番目のスクリーンS1上まで搬送された時、焼却灰に含まれる内容物のうちサイズが小さい細粒灰及び中間物は、スクリーンS1によって篩い落とされ、スリット21を通り抜けて落下し第2搬送路R2に移動する。
また、このとき、篩い落とされるべき細粒灰及び中間物の一部が、山形断面を有する櫛歯19の上に乗り上げたとしても、これらの細粒灰や中間物は、櫛歯19の両側に形成された傾斜面23に沿って滑り落ち、スリット21を通って下方に落下することになる。従って、本来は篩い落とされるべき小サイズの物が、スクリーンS1を通過してしまうことが抑制される。
一方、焼却灰に含まれる不適物は、スクリーンS1まで搬送された時に、スリット21を通らず、隣接する2本の櫛歯19同士の間に引っかかることになる。このとき、不適物は、対向して隣接する2つの傾斜面23によって二点支持される。そして、2つの傾斜面23からの斜め上向きの力で支持されながら、筐体3の振動によって、下流側に搬送されていく。すなわち、この櫛歯19の形状では、不適物を挟み込むような水平方向の力が働きにくいので、不適物が櫛歯19の間に噛み込まれることが抑制される。また、スリット21の幅が下流にいくほど広がっているので、不適物の下流への搬送を妨げる力も働きにくい。その結果、不適物はスクリーンS1にほとんど噛み込まれることなく円滑に下流側のスクリーンS2上に搬送されていく。
そして、スクリーンS1上を通過した不適物等は、スクリーンS2,S3上においてもまったく同様に処理されながら、第1搬送路R1を順次下流に送られ、第1排出口E1から排出される。このように、直列に配列された同一構成の3つのスクリーンS1〜S3に焼却灰を通過させることで、不適物とそれ以外との分離の精度を高めている。なお、第1排出口E1から排出された不適物は、後工程において埋め立て処分される。
上記スクリーンS1〜S3の何れかによって篩い落とされた焼却灰中の内容物(中間物及び細粒灰)は、第2搬送路R2を搬送されながら、スクリーンT1〜T6によって篩い分けされる。スクリーンT1〜T6は、上述のようにスクリーンS1〜S3と同等の構成を有しているので、中間物と細粒灰との分離も、上述のスクリーンS1〜S3による焼却灰の分離と同様のメカニズムによって行われる。この分離により、中間物は、第2搬送路を順次下流に送られていき、第2排出口E2から排出される。排出されたこの中間物は、後工程において粉砕処理され、再度この振動篩1に導入され処理される。
また、細粒灰は、スクリーンT1〜T6の何れかによって篩い落とされ、スリット25を通り抜けて落下し、第3搬送路R3に移動する。そして、第3搬送路R3を搬送され、第3排出口E3から排出された細粒灰は、後工程において鉄分等を除去した後、約1200℃で溶融処理される。
以上説明したように、振動篩1によれば、スクリーンS1〜S3の櫛歯19、及びスクリーンT1〜T6の櫛歯21の形状では、不適物を挟み込むような水平方向の力が働きにくいので、分離対象物が櫛歯19,21の間に噛み込まれることが抑制される。その結果、スクリーンにおける目詰まりを抑制することができる。
また、上述したように、櫛歯19,21の傾斜面23によって、本来は篩い落とされるべき小サイズの物が、スクリーン上を通過してしまうことが抑制されるので、結果として、振動篩1の分離の精度を向上させることができる。また、櫛歯19,21の断面が二等辺三角形を呈する形状であるので、櫛歯19,21の機械的強度を確保しながら、上記傾斜面23を形成することができる。
本発明は、前述した実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態におけるスクリーンS1〜S3,T1〜T6を、図4(a),(b),(c)に示すようなスクリーンPに代えてもよい。スクリーンPは、スクリーンS1に比べて、櫛歯39の最大の厚さが、基部37の厚さよりも厚くなるように形成されている。そして、櫛歯39の基端側の上部には、焼却灰の搬送方向の上流側に向かって下り、基部37の上面に連結された斜面40が設けられている。
このような形状のスクリーンPを用いれば、比較的サイズが大きい物は、この斜面40を乗り越える一方、比較的サイズが小さい物は斜面40を迂回して基部37上から直接スリット41に落下することになる。よって、小さいサイズの物が櫛歯39上に乗り上げること自体が抑制され、本来は篩い落とされるべき小サイズの物が、櫛歯39上を通過することでスクリーンP上を通過してしまうことが抑制される。その結果、振動篩の分離の精度を向上させることができる。
また、上記実施形態におけるスクリーンS1〜S3,T1〜T6の傾斜面23は、平面に限られず、スリット21,25に向かって下る傾斜面であれば曲面であってもよい。
本発明に係る振動篩の一実施形態を示す斜視図である。 図1の振動篩の断面図である。 図1の振動篩に取り付けられる振動篩スクリーンの斜視図である。 振動篩スクリーンの変形例を示す図であり、(a)は振動篩スクリーンの平面図、(b)はその側面図、(c)は(a)におけるI−I断面図である。
符号の説明
1…振動篩、19,24,29…櫛歯、21,25,41…スリット、23…傾斜面、A…搬送方向、S1,S2,S3,T1,T2,T3,T4,T5,T6…振動篩スクリーン。

Claims (3)

  1. 搬送される固体を、搬送方向に延在する櫛歯の間のスリットから篩い落としながら、前記固体をサイズ別に分離する振動篩に取り付けられる振動篩スクリーンにおいて、
    複数の前記櫛歯を備え、
    前記櫛歯は、先端にいくほど幅が狭くなるように形成されると共に、前記スリットに向かって下るように形成された傾斜面を有することを特徴とする振動篩スクリーン。
  2. 前記櫛歯は、延在方向に直交する断面が二等辺三角形を呈することを特徴とする請求項1に記載の振動篩スクリーン。
  3. 搬送される固体を、振動篩スクリーンを用いて、搬送方向に延在する前記櫛歯の間のスリットから篩い落としながら、前記固体をサイズ別に分離する振動篩において、
    前記振動篩スクリーンは、複数の前記櫛歯を備え、
    前記櫛歯は、先端にいくほど幅が狭くなるように形成されると共に、前記スリットに向かって下るように形成された傾斜面を有することを特徴とする振動篩。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009142765A (ja) * 2007-12-14 2009-07-02 Hitachi Constr Mach Co Ltd 振動式スクリーン
CN103551305A (zh) * 2013-10-31 2014-02-05 济南中燃科技发展有限公司 一种防堵梳齿筛筛面

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