JP3614494B2 - 振動篩 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は粗ぶるいのためのグリズリ型振動篩に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】
グリズリ型振動篩は頑強であることから粗ぶるいに多用されている。
【0003】
(第1従来例)図10の斜視図に示すグリズリ型振動篩60は最も一般的なものであり、前後をコイルばね69で支持された振動トラフ61の上流部にほぼ水平な被処理物の受板62が設けられ、これに続いて角棒ないしは丸棒からなる複数本のグリズリバー63が所定の間隙、すなわち目開きS で移送方向に平行に、かつ若干下向き傾斜に並べられ篩面とされている。振動トラフ61の両側壁61a、61bの外面にはそれぞれ振動電動機65aと65b(図示されていない)が取り付けられている。振動電動機65a、65bは公知のように、回転軸の両端部に不平衡重錘が固定されており、回転軸の回転によって遠心力を発生するが、両者の回転軸を逆方向に回転させることにより遠心力が合成されて振動トラフ61に矢印mで示す方向の直線振動を与える。従って、受板62上の被処理物はグリズリバー63上へ移送されて篩別される。被処理物中の篩下成分はグリズリバー63の目開きS から落下し、篩上成分はグリズリバー63の下流端から排出される。
【0004】
このグリズリ型振動篩60は被処理物が塊状物である場合には問題はないが、棒状物ないしは筒状物が篩上成分として含まれている被処理物の篩別には適していない。例えば棒状物は一般に直線振動を受けることにより移送方向に配向され易くグリズリバー63と平行になり易いが、棒状物の長さが目開きS より大であっても、その断面の最大径が目開きS より小さいと、本来は篩上となるべき棒状物がグリズリバー63の目開きS から落下して篩下成分に混入する。
【0005】
(第2従来例)上記の欠点を解消するグリズリ型振動篩が本願出願人の出願による特願平6−329586号に係る「グリズリ型振動篩」において開示されている。すなわち、図11は第2従来例のグリズリ型振動篩70の側面図であり、図12は同正面図である。図11、図12を参照して、グリズリ型振動篩70は振動トラフ11内に被処理物の受板12が移送方向に若干下がり傾斜に設けられており、その直上方には被処理物搬送コンベヤの排出口93が配置されている。受板12の下流端からグリズリ(丸棒篩)・ユニット10、20、30が間隙Gをあけて3段のカスケード状に配設されている。図12、及び後述する図13、図14も参照して、例えばグリズリ・ユニット10は振動トラフ11の両側壁11a、11bの内面に取り付けられている側板21a、21bの間に3本のグリズリバー31、32、33が等間隔に設けられて篩面とされ、これらの目開きS は例えば150mmとされる。このグリズリバー31、32、33は側板21a、21bよりも下流側へ突き出されて、中段のグリズリ・ユニット20の上流端部の直上方まで延在している。又、側板21aとグリズリバー31との間には断面が半円形である樋状の篩下移送トラフ35が溶接固定され、グリズリバー31とグリズリバー32との間には篩下移送トラフ36が溶接固定されている。以下同様にして篩下移送トラフ37、38が取り付けられている。
【0006】
以上はグリズリ・ユニット10についてであるが、グリズリ・ユニット20にはグリズリバー41、42、43と篩下移送トラフ45、46、47、48が設けられ、又、グリズリ・ユニット30にはグリズリバー51、52、53と篩下移送トラフ55、56、57、58が同様に設けられている。
【0007】
更には、図11に示すように、上段のグリズリ・ユニット10と中段のグリズリ・ユニット20とは、グリズリ・ユニット10における篩下移送トラフ35、36、37、38の下流端とグリズリ・ユニット20の上流端とは例えば130mm幅の間隙Gをあけ、かつグリズリ・ユニット10の篩下移送トラフ35、36、37、38の移送面より低い高さにグリズリ・ユニット20のグリズリバー41、42、43で形成される篩面があるような位置関係に配設されている。このことはグリズリ・ユニット20とその下段になるグリズリ・ユニット30との間においても同様である。
【0008】
更には、振動トラフ11にはグリズリ・ユニット30に続いて篩上排出口13が設けられているが、グリズリ・ユニット30と篩上排出口13との間にも同様な間隙Gが設けられ、かつグリズリ・ユニット30の篩下移送トラフ55、56、57、58の移送面より低い高さに篩上排出口13の底面板が配置されている。
【0009】
上述の間隙Gは被処理物中の篩下成分を落下させるためのものであり、グリズリ・ユニット10、20、30の下方には両側壁11a、11bの間において角筒状の篩下排出口14とそれに至るガイドシュート14Sが設けられており、その下端には篩下成分を次工程へ送る径路としての床面を貫通する排出シュート8が支持部材9によって床面に支持されて設けられている。
【0010】
振動トラフ11の側壁11aはリブ16a、17a、18a、その他によって補強されており、このことはもう一方の側壁11bについても同様である。又、振動トラフ11は上流側においてその底板11cが防振コイルばね5を介し床面上の支柱4によって支持されており、下流側においてリブ18a、18bが防振コイルばね7を介し床面上の支柱6によって支持されている。
【0011】
更には、両側壁11a、11bにはそれぞれ振動電動機19a、19bが一対として取り付けられているが、これらは第1従来例における振動電動機65a、65bと同様であり、通電されることによって振動トラフ11に矢印nで示す方向の直線振動を与える。
【0012】
以上はグリズリ型振動篩70の全体の構成であるが、上述したグリズリ・ユニット10、20、30を代表させて、グリズリ・ユニット10の拡大側面図を図13に示した。又、図14は図13における[14]−[14]線方向の断面図である。側板21a、21bの間に篩下移送トラフ35、36、37、38が移送方向の底面リブ29と、これに直交する前後2枚のリブ28に支持されて設けられており、篩下移送トラフ35、36、37、38がそれぞれ当接する稜線上にグリズリバー31、32、33が一体的に溶接されてグリズリ・ユニット10が構成されている。又、図13を参照し、側板21aと振動トラフ11の側壁11aは3箇所においてボルト23a、24a、25aによって固定されているが、ボルト24aは側板21aに設けた長孔26aを挿通し、ボルト25aは同じく長孔27aを挿通している。そして、このことはもう一方の側板21bと側壁11bとについても同様である。すなわち、グリズリ・ユニット10はボルト23a(23b)を支点として長孔26a(26b)、27a(27b)の長さの範囲内で回動可能であり、グリズリ・ユニット10を篩別に適した傾斜角度に設置し得るようになっている。そして、これらのことはグリズリ・ユニット20、30にも共通している。
【0013】
第2従来例のグリズリ型振動篩70は以上のように構成されるが、その作用は次の如くである。
【0014】
図11、図12を参照して、被処理物搬送コンベヤの排出口93から被処理物がグリズリ型振動篩70の振動トラフ11内の受板12上へ投入される。振動トラフ11は矢印nの方向に振動されているので、被処理物は受板12上を移送され、その下流端からグリズリバー31、32、33で形成される篩面上へ落下する。グリズリバー31、32、33の目開きS より小さい篩下成分は篩面から篩下移送トラフ35、36、37、38へ落ちて移送され、それらの下流端と次段のグリズリ・ユニット20との間隙Gへ落下する。目開きS より大きい篩上成分はグリズリバー31、32、33上を下流側へ移送され、付着し分離されないでいる篩下成分があればこれらと共に、次段のグリズリ・ユニット20との間隙Gを越えて、グリズリ・ユニット20のグリズリバー41、42、43で形成される篩面へ落下する。このグリズリ・ユニット20においてもグリズリ・ユニット10と同様な篩別が行われ、更には下段のグリズリ・ユニット30においても同様な篩別が繰り返される。この間、被処理物は受板12からグリズリ・ユニット10へ、又グリズリ・ユニット10から20へ、更にはグリズリ・ユニット20から30へと落下して移送されるが、この時の落下衝撃によって、又、落下時における被処理物の掻きまぜ効果によって篩上成分と篩下成分との分離と篩別が確実に行われる。
【0015】
グリズリ・ユニット10と20との間隙G、グリズリ・ユニット20と30との間隙G、グリズリ・ユニット30と篩上排出口13との間隙Gから落下する篩下成分はガイドシュート14Sを経て、篩下排出口14へ集められ、排出シュート8へ導かれる。一方、グリズリ・ユニット10、20、30をそのまま通過する篩上成分は最終的に篩上排出口13から排出される。
【0016】
以上の作用は被処理物が一般的な塊状物の場合であるが、被処理物中に棒状物(又は筒状物)が含まれている場合に、第2従来例のグリズリ型振動篩70は有効に働く。例えば長さが目開きS より大で当然に間隙Gより大きく、断面の最大径が目開きS より小の棒状物Rが被処理物中に含まれているものとする。図12を参照し棒状物Rは先述したように直線振動によって移送方向に配向され易く、例えばグリズリ・ユニット10においてグリズリバー31、32、33と平行な向きになり易い。平行ないし平行に近い向きとなった棒状物Rはグリズリバー31、32、33の目開きS から篩下移送トラフ35、36、37、38へ落下して下流端まで移送されるが、長さが間隙Gより大きいのでこの間隙Gを落下することなく、次段のグリズリ・ユニット20のグリズリバー41、42、43で形成される篩面へ移行する。
【0017】
又、直線振動によって配向されずに移送方向にほぼ直交してくる棒状物R’がある場合、これらは次段のグリズリ・ユニット20の上流端部の直上方まで延在しているグリズリバー31、32、33上を移送され、下流端からグリズリ・ユニット20のグリズリバー41、42、43で形成される篩面上へ落下する。
【0018】
以上、グリズリ・ユニット10について説明したが、グリズリ・ユニット20、30においても同様である。このようにして、第2従来例のグリズリ型振動篩70においては被処理物中の棒状物Rは篩下成分に混入することなく、本来の篩上成分として篩別される。
【0019】
ただ、第2従来例のグリズリ型振動篩70においては、被処理物中に鍋、フライパンや押し潰されたガロン缶の如き受皿状の篩上成分が含まれている場合には、これらの表面に篩下成分が乗って移送されるので篩別が不完全になる。すなわち、篩上成分としてフライパンPが混在する場合、図11における[15]−[15]線方向の断面を示す図15を参照して、フライパンPは側縁部を篩下移送トラフ35に突込み底面をグリズリバー31に支えられて移送されるか(図15中にP として示す)、グリズリバー32と33とに乗って移送される(図15中にP として示す)。このフライパンP内に本来は篩下となるべきビール缶やジュース缶の如き金属缶Cが乗って移送され、篩上成分として処理されてしまうという問題がある。
【0020】
(第3従来例)第2従来例の欠点を解決するグリズリ型振動篩が本願出願人によって出願手続中にある。すなわち、図16は被処理物中に受皿状の篩上成分が混在する場合に対応するグリズリ型振動篩80の側面図であり、図17は同正面図である。すなわち、第3従来例のグリズリ型振動篩80は全体としては第2従来例のグリズリ型振動篩70と同様に構成されているので、共通する構成要素には同一の符号を付しており、それらの説明は省略する。
【0021】
第3従来例のグリズリ型振動篩80が第2従来例のグリズリ型振動篩70と異なるところは、受板22の表面に溶接固定され、受板22の下流端からグリズリバー31、32、33の上方に位置して、3本の転落バー71、72、73がグリズリバー31、32、33の目開きS と同様な間隙Wをあけて平行に設けられており、それらの下流端は中段のグリズリ・ユニット20の中流部上方まで延在していることにある。
【0022】
図16、図17を参照し、被処理物は上流の搬送コンベヤの排出口93から受板面22上へ投入される。振動トラフ11は矢印nで示す方向に直線振動されているので被処理物は受板22上を移送されてその下流端に至るが、篩下成分や本来は篩上成分である棒状物Rの中で移送方向に配向されたものは受板22の下流端から転落バー71、72、73で形成されている間隙Wを落下し、更には下方のグリズリバー31、32、33で形成される篩面に落下して、以降は第2従来例のグリズリ型振動篩70と同様に篩別される。又、移送方向に配向されない棒状物R’がある場合、これらは転落バー71、72、73上をほぼ直行して移送され、その下流端から中段のグリズリ・ユニット20におけるグリズリバー41、42、43で形成される篩面上へ落下するか、又はその途中で移送方向に配向される場合には転落バー71、72、73で形成される間隙Wから下方へ落下し、上述の棒状物Rと同様に処理される。
【0023】
そして被処理物中に篩上成分として受皿状の篩上成分、例えばフライパンPが混在する場合、図16における[18]−[18]線方向の断面を示す図18を参照してフライパンPは受板22の下流端から一点鎖線で示すフライパンP3 のように1本の転落バー71に乗ることにより直ぐにバランスを失って転落もしくは滑落し、実線で示すように横向きとなって転落バー71にもたれて移送されるか、又は二点鎖線で示すフライパンP4 のように当初は2本の転落バー72、73に乗って移送されても直線振動を受けていることにより、転落バー72、73の下流端に至るまでには転落して、実線で示すように横向きになって篩下移送トラフ37上に着地して転落バー73にもたれて移送されるようになる。すなわち、フライパンP上に篩下成分としての金属缶Cが乗っていても、フライパンPが横向きとされることにより金属缶CはフライパンPから篩下移送トラフ35〜38上へ分離され、その下流端から間隙Gへ落下するようになるので、篩上成分に混入されることはない。
【0024】
一方、フライパンPは篩下移送トラフ36、37上において横向きに立ち、転落バー71、72にもたれて移送されるが、篩上成分としてのフライパンPの径は間隙Gより大きいので、篩下移送トラフ36、37の下流端において間隙Gへ落下することなく、次段のグリズリ・ユニット20のグリズリバー41、42、43で形成される篩面へ移行され、以降は第2従来例のグリズリ型振動篩70と同様な篩別が行われる。
【0025】
これら、第1従来例、第2従来例、第3従来例のグリズリ型振動篩60、70、80はそれぞれに長所を有して賞用されるものであるが、共通して有する問題点は、例えば第2従来例のグリズリ型振動篩70について説明するに、その側面図である図19を参照して、受板12の上流端から下流端に至る間、ないしは受板12からグリズリ・ユニット10への落下箇所において、形状的にも種類的にも種々雑多なものからなる被処理物が堆積し移送詰まりを起こすことである。そして一旦詰まりが発生すると上流の被処理物搬送コンベヤの排出口93から供給される被処理物が更に重畳して堆積Mを生じ極端な場合には振動トラフ11の両側へあふれ出すに至るのである。
【0026】
【発明が解決しようとする問題点】
本発明は上記の問題に鑑みてなされ、被処理物の移送詰まりが発生しにくく、移送詰まりが発生しても、時間の経過と共に解消され易いグリズリ型振動篩を提供することを目的とする。
【0027】
【問題点を解決するための手段】
以上の目的は、振動トラフ内に被処理物を篩別するための一定の目開きで移送方向に延びる平行な複数本のグリズリバーが設けられているグリズリ型振動篩において、前記グリズリバーで形成される篩面に対する背面板と側面板との少なくとも何れかに被処理物中の篩下成分の排出口が設けられており、被処理物の移送詰まり時に篩下成分が排出されることを特徴とする振動篩、によって達成される。
【0028】
又、以上の目的は、振動トラフ内に、被処理物の投入される受板、及び該受板の下流側において被処理物を篩別するための一定の目開きで移送方向に延びる平行な複数本のグリズリバーが設けられているグリズリ型振動篩において、前記受板に対する背面板と側面板、及び前記グリズリバーで形成される篩面に対する背面板と側面板の中の何れか1つ以上に被処理物中の篩下成分の排出口が設けられており、被処理物の移送詰まり時に篩下成分が排出されることを特徴とする振動篩、によって達成される。
【0029】
又、以上の目的は、振動枠内に金網、ゴム網、パンチングメタル等による篩面が張架された振動篩において、前記篩面に対する背面板と側面板との少なくとも何れかに被処理物中の篩下成分の排出口が設けられており、被処理物の目詰まり時に篩下成分が排出されることを特徴とする振動篩、によって達成される。
【0030】
【作用】
請求項1による振動篩においては、グリズリバーで形成される篩面における被処理物の移送詰まりに際し、直線振動され移送力を有する篩下成分は移送詰まりによる被処理物の堆積から受ける背圧ないしは反撥力によって篩面に対する背面板と側面板の何れか1つ以上に設けられている排出口から排出される。
【0031】
請求項2による振動篩においては、受板、及びグリズリバーで形成される篩面における被処理物の移送詰まりに際し、直線振動され移送力を有する篩下成分は移送詰まりによる被処理物の堆積から受ける背圧ないしは反撥力によって、受板に対する背面板と側面板、及び篩面に対する背面板と側面板の何れか1つ以上に設けられている排出口から排出される。
【0032】
請求項5による振動篩においては、金網、ゴム網、パンチングメタル等による篩面での被処理物の目詰まりに際し、振動されて移送力を有する篩下成分は目詰まりによる被処理物の堆積から受ける背圧ないしは反撥力によって、篩面に対する背面板と側面板との何れか1つ以上に設けられている排出口から排出される。
【0033】
【実施例】
以下、本発明の実施例によるグリズリ型振動篩について図面を参照して説明する。
【0034】
(第1実施例)図1は第1実施例のグリズリ型振動篩1の側面図であり、図2はその正面図である。第1実施例のグリズリ型振動篩1は全体としては第2従来例で示したグリズリ型振動篩70と同様に構成されているので、共通する構成要素には同一の符号を付して、それらの説明は省略する。
【0035】
第1実施例のグリズリ型振動篩1が第2従来例のグリズリ型振動篩70と異なるところは、図1、図2を参照して、振動トラフ11の受板12の受板背面板12Bに、篩上成分は排出させず篩下成分のみを排出させる大きさと形状の受板背面板排出口12Eが設けられ、トラフ11の側壁11aにおいて、受板12の面の上方、及びグリズリ・ユニット10のグリズリバー31、32、33で形成される篩面の上方に位置して、同じく篩下成分を排出させるための側壁排出口11Eが設けられていることである。もう一方の側壁11bについても同様である。
【0036】
受板背面板排出口12Eから排出される篩下成分を受けて篩下排出口14へ導くためのシュート面14S’が振動トラフ11の下部に設けられており、又、側壁排出口11Eから排出される篩下成分を受けて篩下排出口14へ導くために、図1における[3]−[3]線方向の部分断面を示す図3を参照して、振動トラフ11の側壁11aの外面にダクト11Dが外付けされている。すなわち、受板12の面の上方に位置して側壁11aに設けられた側壁排出口11Eから排出される篩下成分は側壁11aに外付けされたダクト11D内を落下し、側壁11aに設けられた開口11Fを経由して振動トラフ11内へ戻されシュート面14S’から篩下排出口14へ導かれるようになっている。
【0037】
受板背面板12Bに設けられた受板背面板排出口12E、側壁11a、11bに設けられた側壁排出口11Eは、前述した図19に示すような被処理物の堆積Mが生じた場合、篩下成分は直線振動による移送力を受けても堆積Mに阻止され下流側へは移送されないが、堆積Mから背圧ないしは反撥力を受けるので、移送方向とは逆の方向にある受板背面板排出口12Eや側方の側壁排出口11Eから排出されるようになる。篩上成分は受板背面板排出口12E、側壁排出口11Eからは排出されない。これら受板背面板排出口12E、側壁排出口11Eからの篩下成分の排出は被処理物の移送詰まりの発生当初から始るので側壁11a、11bから被処理物があふれ出るような極度の移送詰まりに至ることを防ぐし、一旦発生した移送詰まりにおいても篩下成分は受板背面板排出口12E、側壁排出口11Eから排出され続ける上、篩上成分を含む被処理物の通常の篩別も継続して行われることから、時間の経過と共に移送詰まりが解消されるようになる。
【0038】
なお、移送詰まり時ではない正常稼動時において受板背面板排出口12E、側壁排出口11Eから篩下成分が落下排出されるようなことがあっても、これらは篩下排出口14へ導かれるので篩別上の障害とはならない。
【0039】
(第2実施例)図4は第2実施例のグリズリ型振動篩2の側面図であり、図5はその正面図である。第2実施例のグリズリ型振動篩2は全体としては第3従来例で示したグリズリ型振動篩80と同様に構成されているので、共通する構成要素には同一の符号を付してそれらの説明は省略する。
【0040】
第2実施例のグリズリ型振動篩2が第3従来例のグリズリ型振動篩80と異なるところは図4、図5、及び図4における[6]−[6]線方向の断面図である図6を参照して、受板22の下流端における垂下面、すなわちグリズリ・ユニット10の篩下移送トラフ35、36、37、38の背面板となる篩下背面板39に篩下成分は通過させるが、篩上成分は通過させない篩下背面板排出口39Eが設けられていることである。
【0041】
そして、被処理物の篩別中にグリズリ・ユニット10からグリズリ・ユニット20にかけて、又、篩上成分の落下箇所において移送詰まりが発生し、例えばグリズリ・ユニット10において被処理物が堆積する場合には、直線振動によって移送力を受ける篩下成分は堆積Mに阻止されて下流側へは移送されないが、堆積Mから受ける背圧ないしは反撥力を持つので移送方向とは逆の方向にある篩下背面板排出口39Eから排出され、矢印のように落下して篩下排出口14へ導かれる。この篩下背面板排出口39Eの効果は第1実施例における受板背面板排出口12E、側壁排出口11Eと全く同様である。
【0042】
なお、移送詰まり時ではなく正常な運転時に、篩下成分が篩下背面板排出口39Eから落下排出される篩下成分があっても、これは篩下排出口14へ導かれるので問題を生じない。
【0043】
(第3実施例)図7は第3実施例のグリズリ型振動篩3の斜視図であり、全体的には図8に示した第1従来例のグリズリ型振動篩60と同様に構成されている。従って共通する構成要素には同一の符号を付して説明は省略する。
【0044】
第3実施例のグリズリ型振動篩3が第1従来例のグリズリ型振動篩60と異なるところは受板62の背面板62Bに篩上成分は排出させずに篩下成分を排出させる形状と大きさの受板背面板排出口62Eが設けられていることにある。そして受板62ないしはグリズリバー63上において被処理物の移送詰まりが発生する場合、第1実施例、第2実施例の場合と同じく篩下成分が受板背面板排出口62Eから排出されるので、極端な移送詰まりになりにくく、発生した移送詰まりは時間の経過と共に解消されるようになる。なお、受板背面板排出口62Eからの篩下成分はグリズリバー63からの篩下成分と合流される。
【0045】
以上、本発明の各実施例について説明したが、勿論、本発明はこれらに限定されることなく、本発明の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
【0046】
例えば各実施例において受板背面板排出口12E、側壁排出口11E、受板背面板排出口12Eは何れも直方形とし、篩下背面板排出口39Eは篩下移送トラフ35、36、37、38の断面形状と近似させたが、これら排出口の形状は篩下成分の形状によって最適のものとすることができる。
【0047】
又、第1実施例においては受板背面板排出口12Eと側壁排出口11Eとを設けたが何れか一方であってもよい。又、側壁排出口11Eを受板12とグリズリ・ユニット10に対応する位置に設けたが、受板12又はグリズリ・ユニット10の何れかに対応する位置のみとしてもよく、又グリズリ・ユニット20、30に対応する位置に増設することもできる。
【0048】
又、第2実施例においては篩下背面板排出口39Eのみを設けたが、第1実施例と同様な側壁排出口11Eを同時に設けてもよいことは言うまでもない。
【0049】
又、各実施例においては振動トラフ内に受板とこれに続くグリズリバーとが設けられた振動篩を例示したが、図8に示すように振動トラフ91内にグリズリバー93のみを設けた第1変形例としての振動篩90についても、グリズリバー93で形成される篩面に対しての傾斜背面板93Bと側面板91a、91bとの少なくとも1つ以上に篩下成分の排出口、例えば93Eを設けることにより、移送詰まりに際し同様な効果が得られる。篩下排出口93Eから白抜き矢印のように排出される篩下成分は側面板91a、91bの外面に外付けしたダクト91Dを経て振動トラフ91の下方へ導かれ、篩下排出口93Eから排出されガイドシュートを経由する篩下成分と共に、通常の径路の篩下成分と合流される。
【0050】
側面板91a、91bに設けた篩下排出口93Eに対し、一点鎖線で示すようなガイド板91Gを設けることもできる。通常の篩別の場合には、篩下成分も含めて被処理物はガイド板91Gに沿って矢印pの方向へ移送されるが、グリズリバー93の下流端部で移送詰まりによる堆積が発生した場合、それによる背圧ないしは反撥力を受ける篩下成分のうち、側面板91a、91bの近傍にあるものはガイド板91Gに導かれて篩下排出口93Eから排出されるようになる。なお、この第1変形例の振動篩90では側面板91a、91bと背面板93Bとの両方に篩下排出口93Eを設けたが、何れか一方としてもよい。
【0051】
又、以上の各実施例、変形例においては、グリズリ型の振動篩を例示したが、例えば図9に示すように振動枠101内に金網、ゴム網、パンチングメタル等の篩面、例えば金網103を張架した特に粗ぶるい用の第2変形例としての振動篩100についても、金網103に対する側面板としての振動枠101の側面板101a、101b、及び背面板102に篩下成分の排出口101E、102Eを設けたものは目詰まりが発生しにくく、目詰まりが発生しても時間の経過と共に解消される。この振動篩100においても、篩下成分の排出口101E、102Eから白抜き矢印のように排出される篩下成分は側面板101a、101b、及び背面板102の外側に設けたそれぞれのダクト101D、102Dから下方へ導かれ振動枠101の下方において通常の径路の篩下成分と合流される。金網103の下流の開口は篩上排出口104である。又、側面板101a、101bに設けた篩下排出口101Eに対して、一点鎖線で示すようなガイド板101Gを設けることもできる。その効果は第1変形例で示したガイド板91Gと同様であり、通常の篩別においては被処理物の移送を妨げないが、下流側において目詰まりで発生した堆積によって受ける背圧ないしは反撥力を持つ篩下成分のうち側面板101a、101bの近傍にあるものはガイド板101Gに導かれて篩下排出口101Eから排出されるようになる。なお、第2従来例の振動篩100では側面板101a、101bと背面板102との両方に篩下排出口101E、102Eを設けたが、何れか一方としてもよい。
【0052】
【発明の効果】
以上述べたように、請求項1による振動篩によれば、被処理物が移送詰まりして堆積が発生する場合において、直線振動を受けて移送力を有する篩下成分が堆積からの背圧ないしは反撥力によってグリズリバーで形成される篩面に対する背面板、側面板に設けた篩下成分の排出口を経由して排出されるので、極端な移送詰まりとなり難く、又、上記篩下成分の排出と共に通常の篩別も同時に行われるので、発生した移送詰まりは時間の経過と共に解消される。
【0053】
又、請求項2による振動篩によれば、被処理物が移送詰まりして堆積が発生する場合において、直線振動を受けて移送力を有する篩下成分が堆積からの背圧ないしは反撥力によって、受板に対する背面板、側面板、及びグリズリバーで形成される篩面に対する背面板、側面板に設けた篩下成分の排出口を経由して排出されるので、極端な移送詰まりとなり難く、又、上記篩下成分の排出と共に通常の篩別も同時に行われるので、発生した移送詰まりは時間の経過と共に解消される。
【0054】
又、請求項5による振動篩によれば、被処理物が目詰まりして堆積が発生する場合において、振動を受けて移送力を有する篩下成分が堆積からの背圧ないしは反撥力によって金網、ゴム網、パンチングメタル等による篩面に対する背面板、側面板に設けた篩下成分の排出口を経由して排出されるので、極端な目詰まりとなり難く、又、上記篩下成分の排出と共に通常の篩別も同時に行われるので、発生した目詰まりは時間の経過と共に解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のグリズリ型振動篩の側面図である。
【図2】同振動篩の正面図である。
【図3】図1における[3]−[3]線方向の部分断面図である。
【図4】第2実施例のグリズリ型振動篩の側面図である。
【図5】同振動篩の正面図である。
【図6】図4における[6]−[6]線方向の断面図である。
【図7】第3実施例のグリズリ型振動篩の斜視図である。
【図8】第1変形例の平面図である。
【図9】第2変形例の平面図である。
【図10】第1従来例のグリズリ型振動篩の斜視図である。
【図11】第2従来例のグリズリ型振動篩の側面図である。
【図12】同振動篩の正面図である。
【図13】グリズリ・ユニットの拡大側面図である。
【図14】図13における[14]−[14]線方向の断面図である。
【図15】図11における[15]−[15]線方向の断面図である。
【図16】第3従来例のグリズリ型振動篩の側面図である。
【図17】同振動篩の正面図である。
【図18】図16における[18]−[18]線方向の断面図であり、転落バーの作用を示す。
【図19】図11と同様な第2従来例の側面図であり、被処理物の堆積を示す。
【符号の説明】
1 第1実施例のグリズリ型振動篩
2 第2実施例のグリズリ型振動篩
3 第3実施例のグリズリ型振動篩
10 グリズリ・ユニット
11 振動トラフ
11D ダクト
11E 側壁排出口
12 受板
12E 受板背面板排出口
13 篩上排出口
14 篩下排出口
19 振動電動機
20 グリズリ・ユニット
21 側板
22 受板
30 グリズリ・ユニット
31 グリズリバー
32 グリズリバー
33 グリズリバー
35 篩下移送トラフ
36 篩下移送トラフ
37 篩下移送トラフ
38 篩下移送トラフ
39E 篩下背面板排出口
60 第1従来例のグリズリ型振動篩
62E 受板背面板排出口
70 第2従来例のグリズリ型振動篩
71 転落バー
72 転落バー
73 転落バー
C 金属缶
G 間隙
P フライパン
R 棒状物
目開き

Claims (5)

  1. 振動トラフ内に被処理物を篩別するための一定の目開きで移送方向に延びる平行な複数本のグリズリバーが設けられているグリズリ型振動篩において、前記グリズリバーで形成される篩面に対する背面板と側面板との少なくとも何れかに被処理物中の篩下成分の排出口が設けられており、被処理物の移送詰まり時に篩下成分が排出されることを特徴とする振動篩。
  2. 振動トラフ内に、被処理物の投入される受板、及び該受板の下流側において被処理物を篩別するための一定の目開きで移送方向に延びる平行な複数本のグリズリバーが設けられているグリズリ型振動篩において、前記受板に対する背面板と側面板、及び前記グリズリバーで形成される篩面に対する背面板と側面板の中の何れか1つ以上に被処理物中の篩下成分の排出口が設けられており、被処理物の移送詰まり時に篩下成分が排出されることを特徴とする振動篩。
  3. 前記グリズリバーがそれぞれの前記目開きの直下方に設けられている断面が半円形の樋状の篩下移送トラフと共にグリズリ・ユニットを構成し、該グリズリ・ユニットの少なくとも1ユニットと篩上排出面とがカスケード状に配設されて、上段となるグリズリ・ユニットの篩下移送トラフの下流端に対し、下段となるグリズリ・ユニットの上流端または前記篩上排出面の上流端が前記目開きと同程度またはそれより狭い間隙をあけ、かつ下方にあるように配置されており、更には前記上段となるグリズリ・ユニットのグリズリバー下流端が前記下段となるグリズリ・ユニットの上流端部または前記篩上排出面の上流端部の直上方まで延在している請求項2に記載の振動篩。
  4. 少なくとも最上段の前記グリズリ・ユニットの直上方において、前記受板に接続され、前記グリズリバーと平行に所定の間隙をあけて複数本の転落バーが設けられており、該転落バーへ供給される被処理物中の受皿状の篩上成分が前記転落バーから滑落してその周縁部が前記グリズリ・ユニットにおける前記篩下移送トラフ上に着地して前記受皿状の篩上成分を前記転落バーにもたれさせて横向きにして移送することにより、前記受皿状の篩上成分の面上にある篩下成分が篩上成分から分離される請求項3に記載の振動篩。
  5. 振動枠内に金網、ゴム網、パンチングメタル等による篩面が張架された振動篩において、前記篩面に対する背面板と側面板との少なくとも何れかに被処理物中の篩下成分の排出口が設けられており、被処理物の目詰まり時に篩下成分が排出されることを特徴とする振動篩。
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