JP2007051007A - リアルタイムの荷物の追跡のためのシステム、方法および装置 - Google Patents

リアルタイムの荷物の追跡のためのシステム、方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】リアルタイムの荷物の追跡のためのシステムに使用される、携帯可能な装置を提供する。
【解決手段】荷物データを収集し記憶することができる携帯用のデータ取込み装置、データ記憶装置とドッキング装置通信無線を含むドッキング装置、およびドッキング装置から収集され記憶されたデータを受け取ることができるメインフレーム・データ保管庫を含む。データ取込み装置は、スタイラスを使って入力されるデータを受け取ることができ、かつデータ取込み装置のまわりの複数の視点および固定された位置からデータを見ることができるようにデータを切り替えられる向きに表示することができるディスプレイ画面を含む。ディスプレイ画面は、タッチ画面ディスプレイで受け取られたデータを表示する改良された方法を持つタッチ画面ディスプレイを含む。
【選択図】図4

Description

本発明は、リアルタイムの荷物追跡システムおよび方法、および多様なインタフェイスを通して情報を取り込み、取り込まれた情報を離れた場所から中央のコンピュータに送るように構成された携帯可能な手持ち式の装置に関する。この装置とその利用方法は、とりわけ小包の配達や追跡の分野において役に立つ。一つの実施の形態では、本発明の装置は、ユナイテッド・パーセル・サービスによって現在使われている配達情報取込み装置(DIAD)の改良点を組み入れている。
発明の背景
日常の荷物配達サービスにおいて、ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)の配達ドライバは、DIAD装置を使ってデータを得ている。DIADは、ドライバにより書かれる書類に取って代わり、出荷情報を直接にUPSの追跡システムに送信する電子クリップボードである。DIADは電子的に配達情報を記録するので、一年間に数百万枚の紙を不要にし、かつUPSが一つの主な接触点において、受取人への引き渡しの直後にデータおよび電子サインを取り込むことを可能にする。現在では、60,000以上の配達員がDIAD装置を使っている。
ディジタルの受取人のサインを取り込むために、このDIAD装置はLCDディスプレイとスタイラスからの入力を受け取る別個のサイン取込みウィンドウを含む。顧客がスタイラスを使って取込みウィンドウ内にサインしたとき、そのサインがLCDディスプレイ内に現れる。ディジタル化された受取人のサインのDIADによる取込みは、これらのサインが配達の証明のために電子的に利用できることを可能にする。サインは、顧客サービス代理人や顧客によってアクセス可能なメインフレームにダウンロードされる。したがって、安全な接続で(例えばインターネットを通じて)UPSに電子的に接続されている企業顧客は、問い合わせをしてきた顧客にそれらを渡すことができるように、そのディジタル化されたサインにアクセスする。同様に、顧客が荷物が配達されなかったと主張するとき、顧客(または顧客サービス代理人)は、その状態、具体的には、その荷物が配達されたかどうか、そしてもし配達されているなら誰がそれに対してサインしたのか判断することができる。
典型的な配達においては、ドライバは、DIAD装置に組み込まれたまたは取り付けられたレーザ・スキャナを使って配達されるべき荷物を確認する。このようにして、DIADはそのメモリにバーコードが付けられた荷物からデータを取り込む。配達直後にDIADによって集められる追加のデータも、キーによる入力、バーコードのスキャンによる取込み、および電子的なデータ転送を使って取り込まれる。ひとたび収集されると、荷物追跡情報は、ドライバが彼または彼女の車に戻ってDIADをその配達車内の配達車アダプタ(DVA)に挿入すると、リアルタイムでメインフレーム・ベースの荷物追跡システムに転送される。アダプタ(DVA)は、無線ネットワークを通じてUPSのホスト・システムにデータを送信するためにドライバがその中にDIADを挿入する、車に搭載された受け台である。このアダプタは、DIADと車載のデータ無線装置、すなわち全国的なセル方式のネットワークを通じてメインフレーム・コンピュータと通信できる携帯電話モデムとの間の通信リンクを提供する。ひとたび受信されると、その情報は、顧客に提供される追跡情報が最新に保たれかつインターネットまたは電話コールイン・センタを通じて顧客に利用可能であるようにするために使用される。DIADはまたドライバが長い時間車から離れるであろうときに追跡情報が送信できるようにするための、通常の電話に対する音響リンクを備えている。
DIADは有益であったが、リアルタイムの荷物の追跡のためのツールとしてのその有効性を制約するいくつかの特性によって制限されている。第1に、前述したように、DIADは、LCDディスプレイとスタイラスからの入力を受け入れる別個のサイン取込みウィンドウを含む。顧客がスタイラスを使って取込みウィンドウ内にサインしたとき、そのサインがLCDディスプレイ内に現れる。しかしながら、顧客のサインは顧客がサインを行っている間はサイン取込みウィンドウ内に現れない。したがって、スタイラスを使ってサイン取込みウィンドウにサインすることは、見えないインクを使ってサインすることに等しい。顧客のなかには彼らのサインが別のところに現れることに違和感を持ったり、彼らの書く結果がスタイラスの下に直ちに現れるのを見ないでサインすることが困難である人々がいる。さらに、サイン取込み装置のタッチ・パネルは電気抵抗を持つ材料で作られることができるので、サインをする人によって加えられる圧力の変動により、サインの画像の品質を低下させ、またはスタイラスの書き跡の再生を不正確にする偽電圧が発生する可能性がある。例えば、人がこのような装置からスタイラスを持ち上げると、その圧力の解除が書かれた線として誤解される可能性がある。この問題を解決するための以前の試みは、例えば画面を圧力に対して構造的に低感度にする、それはまた正確さを低下させる、ことを含んだ。したがって、より良い品質のサインの表示、およびスタイラスが画面上を動くときのスタイラスの動きとその図形表示との間のより良い追跡に対する要求が存在する。
第2に、顧客のサインを得るためにDIADを使うとき、ドライバはDIAD装置を顧客に手渡しかつ顧客が正しい向きにサインできるようにそれを逆向きにしなければならない。顧客がサインした後、ドライバは、装置を返してもらい、サイン見そして顧客の名前をキーで入力するためにそれを回して元の向きに戻す。すなわち、ドライバと顧客は共に同じ方向からDIADを見る。この目的のための装置の手渡しと取り扱いは、時間がかかり、また装置が落とされて壊れる可能性が増大する。さらに、顧客が装置を操作するので、顧客がドライバによる訂正を必要とするDIAD上の一つまたはそれ以上のボタンを意図せずに押すかもしれない可能性がある。
第3に、DIADは全国的なセル方式のネットワークを通じてメインフレーム・コンピュータと通信できるが、これは、DIADが、DIADと車に装備されたデータ無線装置、すなわちメインフレーム・コンピュータと通信可能な携帯電話モデム、との間の通信リンクを提供する車載のアダプタに挿入されることを必要とする。それに代わるものとして、DIADは、ドライバが長い時間車から離れるであろうときに追跡情報の送信を可能にするために、通常の電話に対する音響リンクを備えている。しかしながら、これは、ドライバが比較的低速の音響リンクを使って情報を送りながら貴重な時間を費やすことを要求する。したがって、荷物の配達後すぐにDIAD装置が車載アダプタに入れられない場合には、荷物の配達を行った後リアルタイムに近い時間でメインフレーム・コンピュータと高速に通信する手段が無い。さらに、データがDIADからメインフレームに転送されることができる間に、DIADがデータを受信することを可能にする双方向通信機能が無い。この機能はDIAD内に記憶されている情報を更新するとき、または車を離れている配達員と通信するときに便利であろう。
必要とされている物は、サインが書かれつつあるときにサインをディジタル的に表示する改良されたサイン取込み画面、顧客のサインをもらっている間にドライバがDIADの支配を保ち続けることを可能にする改良されたサイン取込み画面、およびDIADがDVAにドッキングされていないときに発送データをメインフレームに送信するための内蔵のセルラ・アンテナを含む改良されたDIADである。
発明の概要
本発明は、リアルタイムの荷物の追跡を可能にする、改良されたデータ取込みシステム、装置および方法である。本発明の一実施の形態によれば、荷物追跡データを収集し記憶することができる、無線通信部と少なくとも一つの入力装置を含む携帯可能なデータ取込み装置と、データ記憶装置およびドッキング装置通信無線を含むドッキング装置を含む、荷物追跡システムとが開示されている。データ取込み装置はドッキング装置に一緒に働き、データ取込み装置は赤外線通信ポートでドッキング装置と通信し、またデータ取込み装置は収集され記憶された荷物データをデータ取込み装置からドッキング装置に送信する。この追跡システムはさらにメインフレーム・データ保管庫を含む。メインフレーム・データ保管庫は、無線通信で直接にデータ取込み装置からまたはドッキング装置の通信無線によりドッキング装置からどちらかでも収集され記憶された荷物データを受信することでき、そしてメインフレーム・データ保管庫は収集され記憶された荷物データを含む荷物データベースを維持する。
本発明の一面によれば、少なくとも一つの入力装置がタッチ画面を含む。本発明のもう一つの面によれば、このタッチ画面はスタイラスを使って入力されるサインを受け取ることができるサイン取込み要素を含み、そしてタッチ画面はサインをそのサインが行われている間に表示することができる。本発明のさらに別の一面によれば、タッチ画面はLCDディスプレイを含み、サインが終わった後にサインの向きを上下逆にすることができる。
データ取込み装置はさらに無線通信部と電気的に接続されている無線通信部のアンテナを含み、この無線通信のアンテナは完全にデータ取込み装置の内部に収容されている。追跡システムはまたデータ取込み装置からメインフレーム・データ保管庫に情報を送信するためのパケット・データ無線ネットワークを含んでもよい。さらに、無線通信部は、データ取込み装置が無線通信を受信することができる双方向無線機であってもよい。
本発明のさらに別の面によれば、少なくとも一つの入力装置が複数のキーを含むキーボードであり、複数のキーのうちの少なくとも一つがそれに割り当てられた複数の機能を持つ。さらに、データ取込み装置はタッチ画面を含むことができ、複数のキーのうちの少なくとも一つに対応する複数の機能のうちの少なくとも一つの機能がタッチ画面に表示される。
本発明のさらに他の面によれば、データ取込み装置が音響モデムを含み、そしてドッキング装置が配達車の中におかれていてもよい。追跡システムはまた、データ取込み装置がその日の終わりにそこでドッキング装置に接続される基地局を含んでもよい。基地局はPSTNまたはインターネットのような通信ネットワークによりメインフレーム・データ保管庫と通信できることが好ましい。本発明の別の面によれば、データ取込み装置はメモリを含む。このメモリは収集された荷物データを記憶する、そしてデータ取込み装置からメインフレーム・データ保管庫に直接に送信された収集データはメインフレーム・データ保管庫に直接に送信されない収集データから識別されることができる。
本発明の一実施の形態によれば、手持ち式のデータ取込み装置が開示される。本発明の手持ち式のデータ取込み装置は、丈夫で使い易い装置であることに加えて、より効率的な取込みと情報の遠隔転送を可能にする特徴の独自の組合せを含む。大まかに言えば、これらの特徴は、キーパッド、シンボル・スキャナ、およびサイン取込み、および遠隔コンピュータへのデータの送信のための基板に組み込みのデータ無線を含む。一つの好ましい構成では、この装置はまた車載のアダプタを介した通信のための赤外線データ・リンク、音響データ・リンク、装置に覆われるラベルを照明するための照明器、燐光性のメンブレイン・キーボード、ディスプレイ中の複数行のプログラム可能な「ソフトキー」、およびサイン取込み機能の主ディスプレイ画面への組込みを含む。これらの構成要素は、丸みをつけられ、ゴムで覆われた端縁部と、落とされても損傷をできるかぎり小さくするための内側周辺の緩衝区域を持つ、取り扱いを容易にするために中央部がくびれた形状にされたケース内に収容されている。他の特徴はこの出願の他の部分で説明されている。
データ取込み装置は、荷物追跡データをデータ取込み装置に入力するための少なくとも一つのデータ入力装置、データ取込み装置に入力された荷物追跡データを記憶するためのメモリ、記憶された荷物追跡データを直接に遠隔のメインフレーム・データ保管庫に送信する無線通信部、および記憶された荷物追跡データの遠隔のメインフレーム・データ保管庫へのパケット・データ無線ネットワークによる送信を容易にし、少なくとも一部分が気泡ゴム部材に埋め込まれた第1の金属の細長材とその気泡ゴム部材の表面の第2の金属の細長材を含むアンテナを有する。
本発明の一つの面にしたがって、アンテナは全体がデータ取込み装置の内部に収容されている。このアンテナの第2の金属の細長材は、第2の金属の細長材の少なくとも一つの別の縦方向の部分から少なくとも90度の方向に向けられた少なくとも一つの縦方向の部分を含んでもよい。本発明のもう一つの面によれば、第2の金属の細長材は複数の金属の細長材の分節部分から成り、この複数の分節部分の少なくとも一つは少なくとも0.75cmの長さの幅方向の部分を構成する。
本発明のさらにもう一つの面によれば、少なくとも一つのデータ入力装置はLCDおよびサイン取込み機能の両方を持つタッチ画面であり、このタッチ画面はスタイラスを使って入力されるサインを取り込む。この画面はまた、サインが行われている間にディジタル的にサインを画面に再生するサイン再生機能も含む。さらに、本発明によれば、データ取込み装置はさらに、ディジタル的に再生されたサインがそのサインが行われた後に画面にディジタル的に再生されたサインに対して上下が逆になるように、ディジタル的に再生されたサインを垂直方向に反転するサイン反転要素を含んでもよい。
本発明のさらにもう一つの面によれば、メインフレーム・データ保管庫に送信される荷物データは、ディジタル化された顧客のサイン、荷物の配達の完了を表すデータ、または荷物の素性を表すデータを含むことができる。さらに、本発明の一つの面によれば、少なくとも一つのデータ入力装置が、バーコード・スキャナ、または複数のキーを持ち、複数のキーのうちの少なくとも一つがそれに割り当てられた複数の機能を持つ「ソフトキー」であるキーボードでもよい。したがって、データ取込み装置はタッチ画面を含み、複数のキーのうちの少なくとも一つに対応する複数の機能のうちの少なくとも一つの機能がそのタッチ画面に表示される。
本発明のもう一つの実施の形態によれば、画面上でデータを上下逆にするための改良された装置および方法が開示される。この装置と方法は、データを第1の向きに表示し、次に装置の反対の側に立っている人がそのデータを見ることができるように、そのデータを180度反転すなわち上下を逆にすることができる。例えば、テキストまたはグラフィックスのようなデータが、その装置を取り扱っている第1の人により最初に見られるか調べられ、上下が逆にされ、それから装置の反対の側に立ち第1の人に向かっている第2の人により見られるかもしれない。第2の人が上下を逆にされたデータを見た後、データは装置を取り扱う第1の人に向くように再び向きが変えられるすなわち反転されてもよい。画面上で上下が逆になっているデータは画面により直接に受け取られたデータであってもよい。画面はサイン取込み機能を持つタッチ画面であってもよい。
したがって、本発明の一つの面によれば、この装置と方法は手書きのテキストを電子的に取り込んで調べることができる。これは配達時に荷物の受取人からデータを得るのに使うと都合がよい。この装置はディスプレイ上に上下逆向きのサイン書式のイメージを表示する。そのため、主ユーザ(例えば、ドライバまたは荷物の配達員)は、キーボードに面して装置を保持しつつ、別の1人が上下逆にされた書式にサインするために装置を支えることができる。サインが終了したあと、主ユーザは、装置を相手に渡したり装置の向きを変えたりすることなく、ボタンまたはキーを押すことによりサインの画像を逆転させてサインを調べることができる。ユーザは今や正しい側を上にしてサインを見ているので、サインした人の名前を速やかにキー入力することができる。
本発明のさらにもう一つの実施の形態によれば、サインの取込み中のスタイラスの筆跡の改良された処理を提供する装置、方法およびコンピュータ・プログラム製品が開示される。偽電圧の影響に対抗するため、本発明は、書かれたものがディスプレイのパネルに直接に書かれたものであるかのようにより強く感じさせる、スタイラスの書跡のグラフィック表示を与えるために、スライディング・フィルタを使う。その結果得られるサインの画像も改善された外観をもつ。例えば、書き手はスタイラスを上げるときに圧力を抜くので、意図されない線は表示されない。
本発明のさらにもう一つの実施の形態によれば、基板に組み込みのデータ無線装置を実現するための改良されたアンテナのデザインが提供される。このアンテナは、手持ち式のデータ取込み装置の内部に完全に収容され、装置のケース内を延びており、改良された形を持つ気泡ゴム部材の中に埋め込まれた細長材で終わるワイヤを含む。このアンテナは改良された全方向への均一性とアンテナ利得を持つ。基板に組み込まれたデータ無線は、双方向のテキスト・ベースの通信を可能にする。さらに、改良されたデータ取込み装置の角部の発光体は、メッセージがあるときにユーザに警告を発する。基板に組み込まれたデータ無線は、データ取込み装置に関して上に説明されたように、メインフレーム・コンピュータと通信するための従来の手段に加えて含められる。したがって、本発明の装置は、3つのことなる方法、すなわち内蔵のパケット・データ無線、トラック内のセル方式のモデムおよび通常の電話線(地上線)のための内蔵の音響カップラにより、メインフレームのデータ・センタにデータを送信することができる。3重の通信の重複性があらゆる環境におけるリアルタイムの追跡を確実にする。
この改良されたデータ取込み装置と方法を使うことにより、荷物が受け取られた直後に配達データがアップロードされることが可能になる。さらに、双方向無線機能はまたドライバが車から離れているときも運行管理員との接触を保つことを可能にする。
さらに、本発明による装置は、上述した従来のデータ取込み装置を使うと約10秒であるのに対して、10分の3秒で情報を送信することができる。
発明の詳細な説明
さて本発明の好ましい実施の形態が示されている添付の図面を参照して以下に本発明がより完全に説明される。しかしながらこの発明は多数の異なる形で実施されることができ、ここに説明されている実施の形態に限定されると解釈されるべきではない。むしろ、これらの実施の形態は、この開示が徹底的で十分であり、この分野の専門家に本発明の範囲を十分に伝えるために与えられている。全体を通して類似の数は類似の構成要素を指している。
図1は本発明の一実施の形態による荷物追跡システム10を示す。荷物追跡システム10は好ましくは携帯可能なデータ取込み装置15、メインフレーム(汎用大型コンピュータ)のデータ保管部16、配達車17、電話18、通信ネットワーク7、およびコンピュータ8および/または電話9を含む。以下に詳しく説明されるように、データ取込み装置15は、通常は荷物の配達場所において、荷物の追跡データを収集し、その荷物追跡データを記憶し、その荷物追跡データを3つの通信方法の一つでメインフレーム・データ保管庫16に送る。この荷物追跡データは荷物追跡データベース(図示されていない)内のメインフレーム・データ保管庫16において受け取られて記憶される。そしてそれは通信ネットワーク7を通じてメインフレーム・データ保管庫16と通信する一つまたは複数のコンピュータ8および電話9により顧客および/または顧客サービス代理人によってアクセスされることができる。好ましくは、通信ネットワーク7はインターネットであり、そして顧客(例えば荷送り人と受取人)および/または顧客サービス代理人は輸送中の荷物のデリバリ・ステータス(配達進行状況)を見つけて見るために、ウェッブ・ページのような一つまたはそれ以上のグラフィカル・ユーザ・インタフェイスを利用する。その代わりに、通信ネットワーク7は、コンピュータ、無線装置、および/または電話がそれらを通じてメインフレーム・データ保管庫16にあるデータにアクセスできる一つまたは複数のPSTN、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、セルラ・ネットワーク、または同種の他のものを表してもよいことは、この分野の専門家によって理解されるはずである。さらに、許可を持つ顧客サービス代理人および/または顧客は、メインフレーム・データ保管庫16から直接荷物追跡データにアクセスしてもよい。システム10を使い、荷物が配達員によって配達されているとき荷物の配達がリアルタイムで監視されることができる。
図1に示されるように、本発明のデータ取込み装置15は、3つの異なる方法でメインフレーム・データ保管庫16と通信していてもよい。3つの異なる方法の通信が利用できるので、荷物の追跡がすべての環境で確実に行える。第1に、本発明のデータ取込み装置15は、配達トラック17を介してメインフレーム・データ保管庫16と通信することができる。この場合には、データ取込み装置15は、収集され記憶されている荷物追跡を、通信リンク13により配達車17内にあるドッキング装置すなわち配達車アダプタ(DVA)(図示されていない)に直接送信する。本発明の一面によれば、データ取込み装置15は、データ取込み装置15を受け入れるように構成されているDVA内に物理的に挿入される。データ取込み装置15とDVAの間の通信リンク13は、この分野の専門家によく知られているように、赤外線通信およびデータ取込み装置15内の赤外線通信ポートを通じて、またはデータ取込み装置15がDVA内に挿入されているときに確立される直接通信リンクにより行われてもよい。荷物追跡データがDVAに伝達された後、DVAはそのデータを無線通信リンク14によりメインフレーム・データ保管庫16に送信する。本発明の一面によれば、無線通信リンク14はセルラ通信ネットワークである。しかしながら、無線通信リンク14は、メインフレーム・データ保管庫16と通信するために、公衆交換電話ネットワーク(PSTN)または他の同様のものを利用してもよい。それに加えて、図示されていないが、何かの理由でメインフレーム・データ保管庫16が応答できないときまたはオフラインのときは、セルラ・ネットワークおよび/またはPSTNは、その荷物追跡データをデータ保管庫の役目を果たしている別の装置に向けて送る。
データ取込み装置15が荷物追跡データをメインフレーム・データ保管庫16に送る第2の方法は、従来の電話18によってである。この実施の形態では、データ取込み装置15は好ましくは通常の電話線を通して通信するための内蔵の音響カップラを含む。従って、通信リンク11はデータ取込み装置15と電話18の間の音響通信を表す。この場合には、荷物配達員は、リンク12として図に示されている、PSTNによりメインフレーム・データ保管庫16にアクセスするために、メインフレーム・データ保管庫のアクセス番号をダイアルする。メインフレーム・データ保管庫16にダイアルした後、次にデータ取込み装置15内のスピーカが、この分野の通常の専門家に知られているように、従来の音響モデムと類似のやり方で、音響信号によりデータ取込み装置15からメインフレーム・データ保管庫16に荷物追跡データが伝達されることができるように、電話18のマイクロフォンに近づけて保持される。そうする代わりに、図示されていないが、データ取込み装置15は、データ取込み装置15が直接PSTNに接続して、PSTNにより荷物追跡データをメインフレーム・データ保管庫16に自動的にダウンロードできるように、モデムと電話ジャックを含むこともできる。
データ取込み装置15からメインフレーム・データ保管庫16に荷物追跡を送信する第3の、そして好ましい方法は、データ取込み装置15内の内蔵パケット・データ無線通信部を使い直接パケット・データ無線ネットワーク19によるものである。パケット・データ無線ネットワーク19は、荷物追跡データをメインフレーム・データ保管庫16に送信するために一つまたは複数のPSTN、LAN、WAN、または同種の他のものを利用してもよい。本発明の一面によれば、データ取込み装置15内の内蔵パケット・データ無線通信部は、この分野の専門家によく知られているように、アーディス(Ardis)(商標)パケット・データ無線通信部である。先に説明された2つの通信方法と同様に、データ取込み装置15は荷物追跡データを収集して記憶する。しかしながら、配達車17およびDVAにより、または従来の電話に対する音響リンクにより、荷物追跡データを間接的にメインフレーム・データ保管庫16に送信する代わりに、荷物追跡データは、データ取込み装置15内に受け取られ記憶された直後にメインフレーム・データ保管庫16に直接に送信される。
パケット・データ無線ネットワークによる直接の通信リンクは、先に説明された2つの形の通信にまさる幾つかの利点を提供する。第1に、直接のリンクを使うことにより、荷物追跡データは、データ取込み装置15がDVA内に置かれるか、または荷物配達員が従来の電話を見つけて初めてメインフレーム・データ保管庫16に送信されるのとは対照的に、データ取込み装置15により受け取られると直ぐに送信されることができる。第2に、荷物配達員が配達トラックから、そしてDVAからある時間離れている(例えば一つの場所に多数の配達が必要である)場合に、メインフレーム・データ保管庫16は、配達員が配達車に戻るか電話を見つけることを必要とするのとは対照的に、パケット・データ無線通信部を使ってリアルタイムの荷物データで連続的に更新される。第3に、配達員が「忙しく動き回り」他の仕事をしている間に情報がリアルタイムで送信されるので、直接の通信は他の2つの方法に比べて時間を節約できる。これらの利点のために、荷物追跡データをパケット無線によりメインフレーム・データ保管庫29に送信すること、およびメインフレーム・データ保管庫29を更新する他の2つの方法はパケット・データ無線を使いメインフレーム・データ保管庫16を更新しようとする試みが成功しなかったときにのみ使用されることが好ましい。
荷物追跡データをメインフレーム・データ保管庫16に送信するための上に説明された3つの方法は、互いに排他的である。従って、ある期間(例えば、1日、一つの配達経路など)中にデータ取込み装置15に取り込まれた全ての荷物追跡データはデータ取込み装置15内に記憶されているが、その荷物追跡データは上で説明された3つの通信方法の一つを使ってメインフレーム・データ保管庫29に一度だけ送信される。データがメインフレーム・データ保管庫16に一度より多く送信される、これは貴重なシステムの資源を浪費するのを防ぐために、荷物追跡データの成功した送信ごとに、成功裡に送信されたデータは、その荷物追跡データを送信しようとするそれ以上の試みがなされないように、データ取込み装置15のメモリ内に成功裡に送信されたというマークが付けられる。このマークは、一つの取引または荷物に対応する特定の配達または集荷記録に関係づけられた一つのデータ構成要素を含んでもよい。
例えば、荷物追跡データが装置のパケット・データ無線を使ってデータ取込み装置15から直接にメインフレーム・データ保管庫16に送信されたとき、そのデータは、そのデータが正確に受信されたというメインフレーム・データ保管庫16からの受領証の送信の後にマークが付けられる。その後、データ取込み装置15がDVAに挿入されたとき、パケット・データ無線により先に送信された荷物追跡データは、通信リンク14によりメインフレーム・データ保管庫16に送信するためにDVAに移されない。同様に、例えば、荷物追跡データがパケット・データ無線によりうまく送信できないときは、データ取込み装置内に記憶されているデータは変更されていない。したがって、データ取込み装置がDVAに挿入されたとき、荷物追跡データがメインフレーム・データ保管庫16への送信のためにDVAに送信される。その荷物追跡データが受信されたというメインフレーム・データ保管庫16からの受信通知の後、DVAは、荷物追跡データがメインフレーム・データ保管庫16に送信されたことを確認するために、データ取込み装置15と通信する。従来の電話18によりメインフレーム・データ保管庫16と通信する第3の方法は、通常直接通信リンクまたは配達車17とDVAによる間接通信リンクで送信できない場合にのみ使用される。DVAが荷物追跡データの送信ができない場合は、配達員は電話を見つけて電話18によりデータをメインフレーム・データ保管庫16に送信しなければならないというメッセージを一つまたは複数、配達員に対して、データ取込み装置15またはDVA上に、音声、視覚、文字、または図形メッセージで提示することもできる。
1日または1配達期間の全ての荷物追跡データが上に説明された3つの方法のどれかで送信された後、データ取込み装置15は配達中心場所、通常はそのデータ取込み装置と関係づけられた配達車または配達員に関係づけられた配達中心場所に戻される。図2は、それにより荷物追跡データが第1の通信リンク22を通じてデータ取込み装置25から基地局27にダウンロードされ、さらに第2の通信リンク24を通じて基地局27からメインフレーム・データ保管庫29にダウンロード24される、本発明によるシステム20のブロック線図である。これらの通信リンクはインターネット、LAN、WANまたはその他を表してもよく、好ましくはいろいろなデータ取込み装置から同時にメインフレーム・データ保管庫29へのデータのダウンロードを可能にする高速の接続である。荷物追跡情報のダウンロードの目的は、配達段階で受け入れた荷物追跡データが、メインフレーム・データ保管庫29内に正確に集めされることを保証することである。このデータは、配達員によって配達される荷物および集荷される荷物に関する荷物追跡データを含む。本発明の一面によれば、情報のダウンロードは、上で図1を参照しつつ詳しく説明されたように、それ以前にデータ取込み装置からメインフレーム・データ保管庫に送信された全てのデータを入れ替える。したがって、図1の3つの通信方法によりダウンロードされたデータは、リアルタイムの荷物の追跡のために使われる。他方、ドッキングおよび荷物追跡データの基地局27およびメインフレーム・データ保管庫29へのダウンロード後の顧客または顧客サービス担当者によるどんな照会も、データ取込み装置から基地局に直接に提供された情報だけを利用する。図1におけるように、顧客または顧客サービス代理人は、通信ネットワーク26によりメインフレーム・データ保管庫29と通信する一つまたはそれ以上のコンピュータ23または電話を使って、メインフレーム・データ保管庫29にアクセスすることができる。
本発明の一面によれば、基地局27を介してメインフレーム・データ保管庫29にダウンロードされる荷物追跡データのなかには、データ取込み装置25の基地局27とのドッキングより前にはメインフレーム・データ保管庫29に転送されていなかったものがあるかも知れない。例えば、かなりの帯域幅を必要とするが、即時の荷物の追跡には重要でないデータは、無線によるデータ送信の時間をできるだけ短くしようと意図において図1に示される3つの通信方法では送信されなくてもよい。無線データ送信の時間をできるかぎり短くすることにより、そうでなく長い無線データ送信がなされる場合に生じ得る不必要な無線通信のコストが削減でき、また無線送信の誤りを減らすことができる。図1の3つの通信モードにより通常送信される荷物追跡データは、荷物の識別番号すなわち番号すなわちバーコード番号、受取人、荷物がその最終の届け先に到着したかどうかのような荷物の場所を示すデータを含む。追加の荷物追跡データとして、この分野でよく知られているように、運送業者が荷物を見つけて追跡するために必要なデータと同じく、荷物の重量、発送される1揃いのグループの荷物の1部として発送される荷物の数、支払いの領収書、受取人または荷送り人のサイン(以下に詳細に説明されているように)、集荷日または配達日、受取人または荷送り人の住所などを含めることができる。通信リンク22、24による荷物追跡データのダウンロードは通常高速の接続により行われ、正確なそしてヒストリカルな荷物追跡記録のためにシステム20によって使用できるので、データ取込み装置25内に記憶されたすべての荷物追跡データは、基地局27を経由して、メインフレーム・データ保管庫29にダウンロードされる。例えば、配達および/または集荷の時点でもらったディジタル・サインは、たとえ、この情報が図1に示されるような荷物データ無線、DVA、または電話と音響モデムではダウンロードされなくても、データ取込み装置25から基地局27への、および基地局27からメインフレーム・データ保管庫29への荷物追跡データの完全なダウンロードに含まれてもよい。データ取込み装置25内に保持されている荷物追跡データは、データ取込み装置25からメインフレーム・データ保管庫29に送信された無線データよりも正確であるように保たれるので、基地局を介したデータのダウンロードが、先に記憶されたデータに取って代わる、すなわち優先する。システム20は新しいデータ、すなわち先に収集された荷物追跡データとの同期エラーが存在する荷物追跡データだけをダウンロードしてもよいが、このような実現は、比較が必要とされるであろうこと、そして不一致を判断するためのどのような試みも荷物追跡データの記録の信頼性の低下につながるので好ましくない。
この発明の一つの面によれば、基地局27はまた、例えばデータ取込み装置25の再充電またはデータ取込み装置25からのソフトウェアの更新のような、荷物データのダウンロードに関係のない一つまたはそれ以上の機能を提供してもよい。基地局27へのダウンロードが完了した後、基地局27は、配達されるべきさらに別の荷物に関する新しいデータがデータ取込み装置25にダウンロードできるように、荷物追跡データをリセットするかまたはメモリから消去してもよい。
図3は、この発明の一実施の形態による、本発明のデータ取込み装置30を示す。装置30の構造は、上側ケース31および下側ケース32を含む。これらのケースは、比較的軽量でありながら耐久性と強度を与える硬質プラスチックまたは同様の材料で作られることが好ましい。図3に示されるように、装置30の上側ケース31は、キーパッド33、画面34、スピーカ37、およびその中にスタイラス(またはペン)を取り出し可能に保持できるスタイラス・ホルダ35を含む。データ取込み装置30にはまた、把握部40と、装置が前面から直に落ちるのを防ぐために画面の各側部から上に突出する1対の突起39が含まれてもよい。さらに、装置30の各等高線をつけられた側面に沿って延びるゴムの細長材が含まれてもよい。
本発明の一つの面によれば、キーパッド33、画面34およびスピーカ37は、装置の内部にある一つまたは複数の構成要素と接触すなわち通信できるように、上側ケース31の一つまたは複数の穴にはめ込まれている。キーパッド33は、数字、文字、および記号(例えば、バーコードまたはバックライト・グラフィック)などの一つまたは複数のハード・キーと、それらの機能が変わるソフト・キー38を含む。キーパッドは、配達員が、受取人の名前や住所を含む、荷物に関する実際上どんなタイプのデータでも入力することを可能にする。各ソフトキーに割り当てられた機能は、キーパッド33上のソフトキーの場所に対応づけられて、画面34に表示される。例えば、ソフトキーからソフトキー38に割り当てられている機能が表示される画面34上の場所に、一つまたは複数の、眼に見える線41が延びている。
本発明の一つの面によれば、画面34は、LCDと、スタイラスを使って入力されるサインをタッチ画面が受け取ることができるようにするためのサイン取込み機能の両方を組み込んだ多層タッチ画面である。さらに、スタイラス36を使ってサインを行っている間にスタイラス36の下の画面にサインがディジタル的に再現されるようにするためのサイン再生機能を含む。これらの機能は、図6〜8を参照して、以下に詳しく説明される。
図4は、本発明の一実施の形態に従う、データ取込み装置51の頂部にあるストリップ・ラインのパケット・データ無線ネットワーク・アンテナを示す外部一部切取り図を含む、本発明のデータ取込み装置51の上面図を示す。図1について先に説明したように、無線ネットワーク・アンテナ50は、荷物追跡データがメインフレーム・データ保管庫16に無線で送信できるように、データ取込み装置の無線通信部のメインフレーム・データ保管庫16との通信を容易にする。このアンテナはまたデータ取込み装置がメインフレーム・データ保管庫から、または使用されていないときにデータ取込み装置がそこに所在する中心場所のように、データ取込み装置と関係する他の場所からの通信を受信することを可能にする。したがって、荷物データ無線通信部とアンテナ50は、データ取込み装置と、データ取込み装置と関係する離れた場所との双方向のメッセージ通信を可能にする。この双方向機能は、ドライバがリアルタイムの配達指令(例えば、途中で行われるべき急ぎの集荷)を受け取りながら、同時にリアルタイムの荷物追跡情報をメインフレーム・データ保管庫に送信することができるように、最新の情報が両方向に渡されることを可能にする。
アンテナ50は、アンテナ50のどの部分もデータ取込み装置51の上側および下側ケースによって形成される滑らかな端縁から突出しないように、データ取込み装置51の上側および下側ケースの完全に内側に配置されている。このことは、データ取込み装置がそれが毎日毎日落とされたり振動を加えられたりする可能性のある環境によりよく耐えるであろうので、従来のアンテナに優る一つの重要な利点を与える。しかしながら、アンテナはケース内に完全に収容されているので、装置が落とされたときにひび割れたり壊れたりする可能性のある、突出する構成要素がケースに必要とされない。図に示されるように、アンテナ50は一般的にバーコード・スキャナ55およびタッチ画面構成要素58より上部に配置される。アンテナ50は気泡ゴム部材54に埋め込まれた平らな金属の細長材52を含む。気泡ゴム部材54の主な目的は、もしデータ取込み装置51が落とされても、ストリップ・ライン・アンテナ50の完全な状態を保護することである。図示されているように、平らな金属の細長材52は、データ取込み装置51の幅全体に延びている。もう一つの金属の細長材56は気泡ゴム部材54の表面に貼り付けられ、かつ伝導体(図示されていない)によって角部57において細長材52に接続されている。細長材52および56と気泡ゴム部材54は、アンテナ50の全方向性能力を最大にするために特別の形状にされている。多数の方向に向けられた細長材を持つ長いアンテナを備えることにより、データ取込み装置51の向きに係わらず十分なアンテナ利得が得られる。
図5Aは、本発明の一面による、図4の荷物データ無線通信部アンテナ50の底面斜視図である。示されているように、平らな金属の細長材52は複数の直線の分節部分を含む。そして各分節部分は、互いに他の分節部分に対してある角度に向けられている。さらに、気泡ゴム部材54からさらに先に位置する分節は、データ取込み装置51の頂部に隣接する気泡ゴム部材の縦方向の部分に対して次第に増大する角をなす。それらの分節部分の長さ全体で、平らな金属の細長材52は約90度曲がっている。本発明の一面によれば、平らな金属の細長材52の分節部分は、少なくとも0.75cmの長さ、そして好ましくは長さ1cmの、細長材52の長さに垂直な幅方向の部分(図5B参照)を含む。図4および5Aに示されているように、平らな金属の細長材52は、第2の金属の細長材の少なくとも一つの他の長さ方向の部分から少なくとも90度の方向に向けられた少なくとも一つの長さ方向の部分を含む。アンテナ50の遠端49は、アンテナ50の第1の端部とほぼ向き合う位置において、タッチ画面構成要素58に取り付けられてもい。図5Aに示されるように、アンテナ50は、アンテナ50の上内角部の気泡ゴム部材54から出てくる同軸ライン60を含む。この同軸ラインは、一端がアンテナ50の角部57において平らな金属の細長材52に取り付けられており、他端が荷物データ無線通信部(図示されていない)に取り付けられている。
図5Bは、本発明の一面による、図4の荷物データ無線アンテナの底面側から見た透視図である。この底面側から見た透視図は、気泡ゴム部材59、61、62の異なる厚さを示している。具体的には、平らな金属の細長材の第1の端部48は、金属の細長材52が気泡ゴム部材54のほぼ中心に位置するように、図5Aに示されるように気泡ゴム部材61の下に延びている。第1の端部48は、気泡ゴムと第1の端部がタッチ画面構成要素に支持されることができるように、気泡ゴム部材の部分61の穴と同じ穴を含む。図5Aに示されるように、気泡ゴム部材の部分62は、気泡ゴム部材54の表面に貼り付けられた金属の細長材56が気泡ゴム部材の部分61と62の厚さによって平らな金属の細長材から離間させられるように、気泡ゴム部材の部分61の上に置かれている。
次にデータ取込み装置の残りの構成要素について、図6を参照しながら、データ取込み装置の画面と、サインを受け、表示し、反転するための画面の機能に特に重点をおきつつ説明する。この分野の専門家によって理解されるように、データ取込み装置はソフトウェアとハードウェアを組み合せることが好ましいが、完全にハードウェアによる実現の形をとることもできる。さらに、記憶媒体中にコンピュータが読むことができるプログラム・コード手段として実現されている、コンピュータが読むことができる記憶媒体上のコンピュータ・プログラムの形をとることもできる。ハード・ディスク、可換ディスク、CD−ROM、光記憶装置、または磁気記憶装置を含む適宜なコンピュータが読むことができる記憶媒体が利用できる。
さらに本発明が、発明の一実施の形態による方法、装置およびコンピュータ・プログラムのブロック線図およびフローチャート図を参照しつつ以下に説明される。ブロック線図やフローチャート図の各ブロック、およびブロック線図やフローチャート図のブロックの組合せは、それぞれ、コンピュータ・プログラム命令によって実現できることは理解されるであろう。これらのコンピュータ・プログラム命令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、または他のプログラム可能なデータ処理装置上に、コンピュータまたは他のプログラム可能なデータ処理装置上で実行される命令がフローチャートの一つまたは複数のブロックに指定されている機能を実現するための手段を生成するように、ロードすることができる。
コンピュータまたは他のプログラム可能なデータ処理装置に特定のやり方で動作するように指示することができるこれらのコンピュータ・プログラム命令はまた、コンピュータが読むことができるメモリに、コンピュータが読むことができるメモリに記憶された命令がフローチャートの一つまたは複数のブロックに指定されている機能を実現する、命令手段を含む装置を形成するように、記憶させることができる。コンピュータ・プログラム命令はまた、コンピュータまたは他のプログラム可能なデータ処理装置に、そのコンピュータまたは他のプログラム可能な装置上で実行される命令がフローチャートの一つまたは複数のブロックに指定されている機能を実行するためのステップを提供することで1連の動作ステップがそのコンピュータまたは他のプログラム可能な装置上で実行されてコンピュータにより実行される処理を行わせるように、ロードすることができる。
したがって、ブロック線図およびフローチャート図のブロックは、指定されている機能を行うための手段の組合せ、指定されている機能を行うためのステップの組合せ、および指定されている機能を行うためのプログラム命令手段で実現されてよい。ブロック線図およびフローチャート図の各ブロックおよびブロック線図およびフローチャート図の中のブロックの組合せは、指定された機能またはステップを実行する専用のハードウェアを主とするコンピュータ・システム、または専用のハードウェアとコンピュータ命令の組合せによって実現することができる。
図6はデータ取込み装置80の構成要素のブロック線図を示す。図示されているように、データ取込み装置80は概して無線通信部88、プロセッサ82、記憶装置85、メモリ89、アンテナ90、バス83、入力および出力装置88、87およびバッッテリ86を含む。メモリ89には、オペレーティング・システム96と、タッチ画面制御モジュール91、通信モジュール94およびキーパッド制御モジュール95が入っている。さらに、タッチ画面制御モジュールは、サイン表示モジュール92と画面反転モジュール93を含む。メモリ89内のモジュール91、92、93、94、95は、オペレーティング・システム96およびプロセッサ82からの助けで動作する、メモリ内に常駐するコンピュータ・ソフトウェアの形で実現できることは、この分野の専門家によって理解されるであろう。プロセッサ82およびモジュール91、92、93、94、95は互いに、またシステム・インタフェイスまたはバス83を通じてデータ取込み装置80内の他の構成要素と通信する。
記憶装置85は、ハード・ディスク、可換磁気ディスクまたはCD−ROMディスクのような、いろいろなコンピュータが読むことができる媒体に情報を記憶させるための、ハード・ディスク・ドライブ、フロッピー(登録商標)・ディスク・ドライブ、CD−ROMドライブまたは光ディスク・ドライブのような、少なくとも一つの記憶装置を表す。この分野の専門家により理解されるであろうように、この少なくとも一つの記憶装置85は、適当なインタフェイスによってシステム・バス83に接続されている。記憶装置85とそれらのコンピュータが読むことができる媒体は、データ取込み装置80のために不揮発性の記憶手段を提供する。このコンピュータが読むことができる媒体は、この分野で知られているどれかの他のタイプのコンピュータが読むことができる媒体で代替できることに言及することは重要である。そのような媒体には、例えば、磁気カセット、フラッシュ・メモリ・カード、ディジタル・ビデオ・ディスク、およびベルヌイ・カートリッジが含まれる。図に示されているように、記憶装置85の主な機能は、データ取込み装置80によって取り込まれた荷物追跡データ97を記憶することである。荷物追跡データは一般に一つまたはそれ以上の入力装置88から取り込まれる。
データ取込み装置80の入力装置88は、バーコード・スキャナ75、キーパッド76、タッチ画面77および赤外線通信素子78を含む。これらの素子のうちの少なくとも2つ、タッチ画面77と赤外線ポート78は、出力装置87の機能も果たすことは理解されるべきである。したがって、出力装置87は、音響モデム79、タッチ画面77、および赤外線ポート78を含む。さらに、入力または出力装置88、89には含まれないが、そしてそれらの構成要素は図6のブロック線図に別々に描かれているが、無線通信部84はアンテナ90の助けで入出力装置として働く。さらに、図示されていない一つまたは複数の追加の入力/出力要素がデータ取込み装置に含まれてもよいし、通信ポート(図示されていない)を介してデータ取込み装置に付け加えられてもよい。例えば、プリンタ、クレジット・カード・リーダ、またはその種の他のものを、バス83を通してプロセッサと通信している通信ポートを介して、データ取込み装置80に付け加えてもよい。
再びメモリ89の構成要素を参照して、キーパッド制御モジュール95は、ソフトキーの機能と、キーが押されたときに発生する機能を制御する。例えば、ドライバがキーパッド76上のバー・コード・キーを押したとき、キーパッド制御モジュール95はバーコード・スキャナ75に荷物をスキャンするように命令する。もう一つの説明のための例として、キーパッド制御モジュール95は、タッチ画面77に、キーパッド76により入力された文字を表示するように命令する、また配達員がキーパッド76上の一つまたは複数のキーを押すことによって商取引を完了させた後にデータ取込み装置に荷物追跡データをその記憶装置に記憶するように命令する。したがって、キーパッド制御モジュールは、ユーザのデータ取込み装置との相互作用を制御する。通信モジュール94は、無線通信部84とアンテナ90、バーコード・スキャナ75、赤外線通信素子78、音響モデム79、およびタッチ画面77によるデータ取込み装置の装置の他の構成要素および通信ネットワークとの通信を容易にする。したがって、通信モジュールは入力素子88のどれかおよび無線通信部84で受信されたメッセージを解釈し、また一つまたは複数の出力装置を使うデータ取込み装置の外部構成要素との通信を容易にする。例えば、データがメインフレーム・データ保管庫に正しく送信されたという受信通知を受け取った後、通信モジュール94は、プロセッサの助けにより、データ取込み装置がその荷物追跡データを再送信しようとしないように、記憶装置85に、その送信に成功した荷物追跡データにそれがデータ取込み装置によって送信されかつ受信されたという印を付けるように命令する。
タッチ画面制御モジュール91は、タッチ画面77を使って入力されるデータの受け入れと表示を制御する。タッチ画面制御モジュールは、スタイラスを使ってタッチ画面上にサインが行われている間にサインの正確な表示を可能にするソフトウェア・アルゴリズムであるサイン表示モジュールを含む。サイン表示モジュール92の機能は、図9のフローチャートを参照しつつ、以下に詳細に説明される。画面反転モジュール93は、タッチ画面77と通信し、タッチ画面の出力を、それが反転されて、データ取込み装置のどちらの端からも容易に見えるように変えるソフトウェア・アルゴリズムである。例えば、配達員がデータ取込み装置を持っているときに荷物配達員の反対側に向き合って立っている人がデータを見ることができるように画面を反転させてもよい。本発明のもう一つの面によれば、タッチ画面77は、一つの向きの、顧客のサインのような入力を受け入れ、データ取込み装置を持っている荷物の配達員によって見られるようにそのサインを180度向きを変えることができる。画面表示反転モジュールのこの機能は、図7Aおよび7Bを参照しながら詳細に説明される。
メモリ・モジュール91、92、93、94、95のうちの一つまたはそれ以上のものを組み合せてもよいこと、およびこの明細書に説明されている機能を果たすこの分野の専門家によく知られている追加の構成要素をメモリ89内に入れてもよいことは、この分野の専門家に理解されるであろう。さらに、メモリ・モジュールの一つまたはそれ以上の機能は、データ取込み装置80の一つまたはそれ以上の他のメモリ以外の構成要素に含まれてもよい。一つの説明の例として、バーコード・スキャナ75に対する命令は、通信モジュール94の代わりに、バーコード・スキャナ75に置かれてもよい。したがって、図6のブロック線図はデータ取込み装置80の一実施の形態にすぎないと意図されており、データ取込み装置80の唯一の実施の形態を表すものとは意図されていない。
図7Aはタッチ画面・ディスプレイ上に顧客のサイン105を受け取った直後の、データ取込み装置100の上面図を示す。図に示されているように、顧客のサインは、サインが行われている時にスタイラスによりタッチ画面に加えられる圧力によりタッチ画面104上に受け取られる。サイン105を受け取った後、データ取込み装置は、図7Bに示されるように、そのサイン106を反転すなわち上下を逆にしてもよい。本発明の一面によれば、顧客のサインを反転させることは、本発明のデータ取込み装置の総合的な設計コンセプトの一部である。しかしながら、データ取込み装置100は、サイン反転機能無しで実現されてもよい。さらに重要なことは、画面104上に表示されているデータの反転を行う画面反転モジュールは、画面104上に表示されているすべてのデータを反転させる、すなわちデータ取込み装置100とは独立に実現されてもよいことは、理解されるべきである。したがって、画面反転モジュール93は、この機能を持つ装置によって生成されたまたはそれに入力されたデータの表示を反転させるために、手持ち式の装置、サイン取込み装置、および他の類似の装置に組み込むことができる。
図7Aの説明のための実施の形態を再び参照して、配達停車/荷物情報をすべて入力した後、ドライバはキーパッド109のサイン・キー110を押してもよい。それによりその停車のために入力された荷物の数を表示する画面が現れる。ドライバが「エンター(Enter)」キーのような一つまたはそれ以上のキーを押すことによりこのデータを確認した後、データ取込み装置100は「サイン(署名)・モード」に入る。サイン・モードでは、データ取込み装置100は、ドライバがデータ取込み装置100を持っている間に画面がデータ取込み装置の上端(顧客の向き)から読むことができるように、画面表示104を反転する。顧客がその中にサインするためのサイン・ボックスが表示される。本発明の一面によれば、画面14はまた、顧客がその中にサインすべき場所を示す指示のような、顧客に対する指示も表示する。本発明の別の面によれば、顧客がデータを容易に見ることができるように画面が顧客のほうに向けられているので、画面14はまた顧客によって確認されることができる追加の荷物データを表示してもよい。
サインを行っている間は、顧客は通常彼らの手を、タッチ画面104にすぐ隣接してデータ取込み装置103に組み込まれた手置き台103に置く。顧客がサインしている間荷物配達員がデータ取込み装置を保持しており、顧客は荷物配達員に向きながら彼らのサインを行うので、図7Aではサインは上下が逆さまになって現れる。このようにすることで、荷物配達員は、顧客のサインを得るためにデータ取込み装置100の支配を顧客に渡さなくてもよい。したがって、ドライバは常にデータ取込み装置100のキーパッド109に向かっていることができる。顧客がサインを終えたら、ドライバは、テキストやなされたサインを含む画面が、ドライバが見るために、図7Bに示されるように、反転されて元に戻されるように、再びサイン・キー110を押してもよい。ドライバは次にキーパッド109を使って顧客の名前をテキストで入力してもよい。図7Bは、図7Aと同じ視点からの、データ取込み装置100の上面図であり、図7Aに示される顧客のサインの上下反転された表示を含む。前述されたように、データ取込み装置100内の画面反転モジュール93は、ディジタル的に再生されるサインがサインが行われた後画面上にディジタル的に再生されたサインに対して上下が逆さになるように、画面105の上下方向の反転を行う。
画面反転モジュール93は簡単なグラフィックス反転アルゴリズムを使う。図8は、本発明の一面にしたがい、データ取込み装置の画面がこのグラフィックス反転アルゴリズムを使って上下逆さにされるプロセスを示すフローチャートである。タッチ画面104は、タッチ画面に関係づけられたそしてメモリ89内の表示バッファ内に記憶された一連の画素であるので、サイン反転アルゴリズムは、表示バッファ内の左上の画素を取り上げ、それを反転バッファの右下の位置に移動させることにより、画面に表示されるデータの反転を実行する(ブロック112)。反転バッファもまたメモリ89、より詳しくは画面反転モジュール93内に維持されてもよい。反転バッファの目的は、移動させられるタッチ画面の画素を、表示バッファ内に格納されている画素により表示されている画面から180度の方向に向きづけられた画面の生成に対応させて格納することである。反転バッファは画面反転モジュール93内に含められることが好ましいが、その代わりにタッチ画面77にまたは記憶装置85内に置かれてもよい。
画面反転モジュール93は、タッチ画面104を左から右、上から下に進み、画素をディスプレイ・バッファから反転バッファに右から左、下から上の方向にコピーする。したがって、画面がL×Hの画素−ここにLは画面の長さ方向の画素数を表し、Hは画面の高さ方向の画素数を表す−から構成される場合には、画面内の上左端を表す画面位置L、H に表示されるディスプレイ・バッファ内の画素は、位置L、H の画素、すなわち画面内の下右端の画素として反転バッファに置かれる。例として、画面位置L、Hに表示されるディスプレイ・バッファ内の画素は、画面位置LL-5、HH-8 の画素として反転バッファに置かれる。したがって、画面104の中心の水平線を構成する画素は、水平方向に反転されるにもかかわらず、画面の中心に在り続ける、そして画面104の中心の垂直線を構成する画素は、垂直方向に反転されるにもかかわらず、画面の中心に在り続ける。この方法によるディスプレイ・バッファから反転バッファへの画素のコピーが完了すると、反転バッファの内容が表示される(ブロック118)。画面を再度上下逆さにするために図8に説明されている処理の逆の処理が使用できることも理解されるであろう。
図9は、サイン表示モジュール92によって実行される本発明のサイン画像化アルゴリズムを説明する流れ図である。サイン画像化アルゴリズムの目的は、サインが行われている間に画面104上に顧客のサインのディジタル表現を表示することである。ここに説明されている本発明のサイン画像化アルゴリズムはサインが行われている間にサインを表示することを言っているが、このアルゴリズムはスタイラスがタッチ画面104に押しつけられている間にスタイラスから受け取るどんな入力でも表示することに使用できることは理解されるべきである。
図9を参照して、ユーザがスタイラスで画面上に書き始めたとき、ステップ120において「ペンが降ろされた」状態が検出される。ステップ130において調べられるように、スタイラスがまだ降ろされているときは、ステップ140において、タッチ画面制御モジュール91またはタッチ画面77内の従来のディジタイザ回路が接触点の(x,y)座標を取得する。スタイラスの点位置は、スタイラスがLCDタッチ画面に押しつけられているときにスタイラスからLCDタッチ画面への圧力の印加によって決定される。ステップ150において、LCD画面上に何か表示される前に10点のキュー(待ち行列)がスライディング・キューとして記憶される。10点のキューが好ましいが、ディジタル的に生成された一つの点がLCDタッチ画面上に表示される前に満足されなければならない平均の閾値として任意の点の数が使用できることは、理解されるであろう。キュー中の点の数が10になった後、ステップ160において、キューに入れられた座標の平均が計算される。ステップ170において調べられるように、取得された次の点がその平均から予め決められた許容範囲内にあるときは、ステップ180において、その点がディジタイザ座標からLCD座標に変換される。ディジタイザ座標からLCD座標への変換のための式は、丸めの誤差の影響を抑えるために、分子に対する乗数を使う。

式は次のとおりである:
(100×ディジタイザ点)
LCDの点=―――――――――――――――――――――――――
(100×ディジタイザ表示範囲)/LCD表示範囲

ディジタイザおよびLCDの表示範囲は個々の装置によって決まり、例えば、ディジタイザの表示範囲は0〜1024、およびLCDの表示範囲は0〜330画素である。この変換は、ディジタイザの表示範囲とLCDの表示範囲が同じである場合には必要でないが、そうでない場合にはタッチ画面上のスタイラスの動きを示すディジタル画像を生成するために好ましい。この変換の後、ステップ190においてその点がLCD上に表示される。スライデング・キーはその後ステップ200においてキュー中の最初に取得された点が除去されることにより前に進められ、処理はステップ130に戻る。ペンがまだ降ろされているときは、一つの新しい点が取得されてキューに付け加えられ、前述のステップが繰り返される。
しかしながら、ステップ170において、その点が平均に対して十分に近くないときは、その点は表示されない。キューを進めそして次の点を調べるために、処理は次にステップ200に続く。この処理は、サインの低品質の画像またはスタイラスの書跡の再生の低い正確さの原因になる偽電圧を発生させる可能性のある、サイン者によって加えられる圧力の変動の問題を解決する。したがって、人がスタイラスを上げたとき、多くの従来のサイン取込み装置において起こったように、その圧力の解除が描かれた線として誤解されないであろう。
上記の説明と付属の図面において提示された教示のおかげで、この発明が関係する分野の専門家には、本発明の多数の変形や他の実施の形態が思い浮かぶであろう。したがって、本発明は開示された実施の形態に限定されないこと、および変形や他の実施の形態は添付の請求範囲に含まれるように意図されていることは理解されるべきである。この明細書には具体的な語が用いられているが、それらは一般的そして説明的な意味でのみそして限定の目的のためではなく使用されている。
以上のように本発明を一般的な語を使って説明したので、次は添付の図面に対する参照がなされるであろう。図は必ずしも正確な縮尺で描かれていない。
図1は本発明のシステムのブロック線図であり、本発明の一面にしたがって、データ取込み装置がメインフレームのデータ保管部と通信する方法を示す。 図2は本発明の別のシステムのブロック線図であり、本発明の一面にしたがって、データ取込み装置からのデータの基地局へのダウンロードを説明する。 図3は本発明の一実施の形態による、本発明のデータ取込み装置の斜視図を示す。 図4は本発明の一実施の形態による、本発明のデータ取込み装置の上面図を示し、データ取込み装置の上部にあるパケット・データ無線ネットワーク・アンテナを示す切欠き図を含む。 図5Aは、本発明の一つの面による、図4のパケット・データ無線ネットワーク・アンテナの底面側から見た透視図である。 図5Bは、本発明の一つの面による、図4のパケット・データ無線ネットワーク・アンテナの下端側から見た透視図である。 図6は、本発明の一実施の形態による、データ取込み装置の構成構成要素のブロック線図であり、サイン書込み構成要素およびサイン表示構成要素を含む。 図7Aは、本発明の一実施の形態によるデータ取込み装置の、顧客のサインをもらった直後の上面図を示す。 図7Bは、本発明の一実施の形態によるデータ取込み装置の、図7Aに示されている顧客のサインの反転されたサインを含む。 図8は、本発明の一面に従い、顧客に見せるためにデータ取込み装置の画面表示を反転させるプロセスを説明するフローチャートを示す。 図9は、本発明の一実施の形態による、サインをデータ取込み装置の画面に表示するプロセスを説明するフローチャートを示す。

Claims (40)

  1. 無線通信部と少なくとも一つのデータ入力装置を含む、荷物データを収集して記憶することができるデータ取込み装置と、
    データ記憶装置とドッキング装置の通信無線通信部を含むドッキング装置であって、ここにデータ取込み装置はドッキング装置と連携させられており、データ取込み装置は赤外線通信ポートでドッキング装置と通信し、収集され記憶されている荷物データをデータ取込み装置からドッキング装置に送信するドッキング装置と、
    収集され記憶されている荷物データを、無線通信によりデータ取込み装置から直接に、またはドッキング装置通信無線によりドッキング装置から受信することができる、収集され記憶されている荷物データを含む荷物データベースを維持するメインフレーム・データ保管庫と、
    を含む、荷物追跡システム。
  2. 少なくとも一つのデータ入力装置がタッチ画面である、請求項1記載の荷物追跡システム。
  3. タッチ画面がスタイラスを使って入力されるサインを受け入れることができるサイン取込み要素を含む、請求項2記載の荷物追跡システム。
  4. タッチ画面がサインが行われている間にサインを表示することができる、請求項3記載の荷物追跡システム。
  5. タッチ画面がサインが終わった後にそのサインを上下の向きを逆にすることができる、請求項4記載の荷物追跡システム。
  6. タッチ画面がLCDディスプレイを含む、請求項3記載の荷物追跡システム。
  7. ドッキング装置が配達車の中にある、請求項1記載の荷物追跡システム。
  8. データ取込み装置がさらにデータ取込み装置の内部に完全に収容されかつ無線通信部と電気的に接続されている無線アンテナを含む、請求項1記載の荷物追跡システム。
  9. データ取込み装置からメインフレーム・データ保管庫に情報を送信するためのパケット・データ無線ネットワークをさらに含む、請求項1記載の荷物追跡システム。
  10. 無線通信がそれによりデータ取込み装置が無線通信される情報を受信することができる双方向無線である、請求項1記載の荷物追跡システム。
  11. 少なくとも一つのデータ入力装置が複数のキーを含むキーボードであり、かつ複数のキーのうちの少なくとも一つがそれに関係づけられた複数の機能を持つ、請求項1記載の荷物追跡システム。
  12. データ取込み装置がタッチ画面を含み、複数のキーのうちの少なくとも一つに対応する複数の機能うちの少なくとも一つの機能がそのタッチ画面に表示される、請求項11記載の荷物追跡システム。
  13. データ取込み装置が音響モデムをさらに含む、請求項11記載の荷物追跡システム。
  14. 荷物データをメインフレーム・データ保管庫に送信するためにデータ取込み装置をそこにドッキングさせることができる基地局をさらに含む、請求項1記載の荷物追跡システム。
  15. 基地局がセル方式の通信ネットワークでメインフレーム・データ保管庫と通信する、請求項1記載の荷物追跡システム。
  16. データ取込み装置がメモリを含み、そのメモリが収集された荷物データを記憶し、そしてデータ取込み装置からメインフレーム・データ保管庫に直接に送信された収集データがメインフレーム・データ保管庫に直接には送信されない収集データから見分けることができる、請求項1記載の荷物追跡システム。
  17. 荷物追跡データを装置内に入力するための、少なくとも一つのデータ入力装置と、
    装置内に入力された荷物追跡データを記憶するためのメモリと、
    記憶された荷物追跡データを直接に遠隔のメインフレーム・データ保管庫に送信するための無線通信部と、
    記憶された荷物追跡データの遠隔のメインフレーム・データ保管庫へのパケット・データ無線ネットワークによる送信を容易にするアンテナと、
    を含む、荷物追跡データを取り込んで記憶するための携帯式データ取込み装置。
  18. 少なくとも一つのデータ入力装置がLCDとスタイラスを使って入力されるサインを受け取るサイン取込み機能の両方を持つ、請求項17記載のデータ取込み装置。
  19. 画面が、サインが行われている間に画面にそのサインをディジタル的に再生するサイン取込み機能を含む、請求項18記載のデータ取込み装置。
  20. ディジタル的に再生されたサインをそのサインが行われた後に画面上にディジタル的に再現されたサインに対して上下を逆にするようにディジタル的に再生されたサインを垂直方向に反転するサイン反転要素をさらに含む、請求項19記載のデータ取込み装置。
  21. 荷物データがディジタル化された顧客のサインを含む、請求項17記載のデータ取込み装置。
  22. 荷物データが荷物の配達の完了を表すデータを含む、請求項17記載のデータ取込み装置。
  23. 少なくとも一つのデータ入力装置がバーコード・スキャナである、請求項17記載のデータ取込み装置。
  24. 少なくとも一つのデータ入力装置がバーコード・スキャナである、請求項17記載のデータ取込み装置。
  25. 少なくとも一つのデータ入力装置が複数のキーを含むキーボードであり、かつ複数のキーのうちの少なくとも一つがそれに関係づけられた複数の機能を持つ、請求項17記載のデータ取込み装置。
  26. データ取込み装置がタッチ画面を含み、複数のキーのうちの少なくとも一つに対応する複数の機能うちの少なくとも一つの機能がそのタッチ画面に表示される、請求項25記載のデータ取込み装置。
  27. (a)ディジタル的に生成される点がLCDタッチ画面上に表示されるか否かを決定するために使われる平均閾値を設定するステップと、
    (b)タッチ画面装置上のスタイラスの点位置を表す座標を取り込む、ここにスタイラスの点位置はスタイラスがLCDタッチ画面に押しつけられているときにスタイラスからLCDタッチ画面への圧力の印加によって決定されるステップと、
    (c)取り込まれた座標値をスライディング・キューに入れるステップと、
    (d)取り込まれたキューに入れられた座標値の数が平均閾値に等しくなるまでステップ(b)と(c)を繰り返すステップと、
    (e)キーに入れられた座標値の平均を計算するステップと、
    (f)タッチ画面装置上のスタイラスの次の点位置を表す座標値を取り込むステップと、
    (g)次の点位置の座標値を計算されたキーに入れられた座標値の平均と比較するステップと、
    (h)次の点位置の座標値が計算された平均から予め決められた許容範囲内であるとき、LCDタッチ画面に次の点位置を表示するステップと、
    を含む、LCDタッチ画面に顧客のサインを画面上にそのサインが行われている間に再生する方法。
  28. 少なくとも一つの点位置を表すディジタル的に生成された点をLCDタッチ画面に表示するステップの前に、少なくとも一つの点位置に対応する座標値をLCDの座標値に変換するステップをさらに含む、請求項27記載の方法。
  29. ディジタル的に生成された点をLCDタッチ画面に表示したステップの後に、最も古い取り込まれた座標値をスライディング・キューから削除するステップをさらに含む、請求項27記載の方法。
  30. スライディング・キューが先入れ先出し(FIFO)キューである、請求項27記載の方法。
  31. 好ましいキーボードを読む向きを持つキーボードを備えた装置に対する2人の異なる人からのデータ入力を容易にするための方法であって、
    A)前記装置が前記好ましいキーボードを読む向きに向けられている間の前記第1の人による前記装置へのデータの入力のステップと、
    B)前記第1の人が前記第2の人に向かっている間における前記第1の人から前記第2の人への、前記装置が前記第1の人に対しては前記好ましいキーボードを読む向きに向けられたままであるが前記第2の人に対しては前記好ましいキーボードを読む向きからほぼ180度に向けられるように、前記装置を差し出すステップと、
    C)前記装置が前記第2の人に対して前記好ましい読む向きからほぼ180度に向けられたままである間における前記第2の人によるデータの入力するステップであって、ここに前記データに対応するデータの表示が、前記第2の人に対しては好ましいデータの表示を読む向きに向けられるが、前記第1の人に対しては好ましい読む向きからほぼ180度に向けられて、与えられるステップと、
    前記第1の人が前記第2の人に向かっている間における、前記装置が前記第1の人に対して前記好ましいデータの表示を読む向きに向けられているが、前記第2の人に対しては前記好ましいデータの表示を読む向きからほぼ180度に向けられているままでの、前記第2の人から前記第1の人へ前記装置を差し戻すステップと、
    前記装置は前記第1の人に対して前記好ましい読む向きに向けられたまま、前記第1の人が前記データをステップ「C」においてそれが前記第2の人によって見られるのと実質上同じ向きで見ることができるように、前記データの表示がそれにより前記第1の人に対して好ましいデータを読む向きに向けられるように、前記データの表示を前記装置のそれ以外の部分に対する向きの変更を行うステップと、
    を含む方法。
  32. 前記第2の人による前記データ入力がスタイラスで行われる、請求項31記載の方法。
  33. 好ましい読む向きを持つキーボードを備えた装置に対する2人の異なる人からのデータ入力を容易にするための方法であって、
    A)前記装置が前記好ましいキーボードを読む向きに向けられている間における前記第1の人による前記装置へのデータの入力のステップと、
    B)前記第1の人が前記第2の人に向いている状態における前記第1の人から前記第2の人への、前記装置が前記第1の人に対しては前記好ましいキーボードを読む向きに向けられたままであるが前記第2の人に対しては前記好ましいキーボードを読む向きからほぼ180度に向けられるように、前記装置を差し出すステップと、
    C)前記装置が前記第2の人に対して前記好ましい読む向きからほぼ180度に向けられたままである間における前記第2の人によるサインの入力、ここに前記サインに対応するサインの表示が、前記第2の人に対しては好ましいサインを読む向きに向けられているが前記第1の人に対しては好ましい読む向きからほぼ180度に向けられて、与えられるステップと、
    D)前記第1の人が前記第2の人に向いている状態における前記第2の人から前記第1の人への、前記装置が前記第1の人に対して前記好ましいサインを読む向きに向けられているが、前記第2の人に対しては前記好ましいサインを読む向きからほぼ180度に向けられているままでの、前記装置の差し戻すステップと、
    E)前記装置は前記第1の人に対して前記好ましい読む向きに向けられたまま、前記第1の人が前記サインの表示をそれが前記第2の人によって入力されたのと実質上同じ向きで見ることができるように前記サインの表示がそれにより前記第1の人に対して好ましいデータを読む向きに向けられるべく、前記サインの表示を前記装置のそれ以外の部分に対して向きを変えるステップと、
    を含む方法。
  34. ステップ「C」がサインの取込み機能を備えたタッチ画面の使用を含む、請求項33記載の方法。
  35. 無線通信機能を備えたデータ取込み装置と送信システムを使って荷物データを追跡する方法であって、
    データ取込み装置を使って荷物追跡データを収集し記憶するステップと、
    収集され記憶された荷物追跡データの少なくとも幾らかを直接にメインフレーム・データ保管庫にパケット・データ無線ネットワークを通じて送信するステップと、
    送られてきた収集され記憶された荷物追跡データに基づいてメインフレーム・データ保管庫内にアクセス可能な荷物追跡データベースを維持する、ここに荷物追跡データベースはメインフレーム・データ保管庫によって受信された、送られてきた収集され記憶された荷物追跡データを格納するステップと、
    前記荷物追跡データベース内に格納されている前記荷物追跡データを、コンピュータ・ネットワークを通じてメインフレーム・データ保管庫と通信するコンピュータによりアクセス可能にするステップと、
    を含む方法。
  36. データ取込み装置がスタイラスを使って入力されたサインを受け取ることができるサイン取込み要素を持つタッチ画面を含む、請求項35記載の方法。
  37. タッチ画面がサインをそのサインが行われている間に表示する、請求項36記載の方法。
  38. データ取込み装置がパケット・データ無線ネットワークを通じて無線通信を受信する、請求項36記載の方法。
  39. ディスプレイの画面がディスプレイの2つの側にいる人にデータを表示することができ、かつ各人によるデータの見え方が同じであるような、ディスプレイの画面にデータを表示する方法であって、
    ディスプレイの画面にデータを表示する、ここにデータはディスプレイの画面に関して第1の向きであり、データが第1の向きのときは第1の人によって見られることができるステップと、
    ディスプレイの画面にデータを再生するための命令を受け取る、ここにデータの再生はデータがディスプレイの画面に関して第2の向きでありデータが第2の向きのとき第2の人によって見られることができるようにデータを再生成するステップと、
    を含み、
    データの第1の向きはデータの第2の向きから180度であり、
    ディスプレイの対向する側にいて互いに向き合っている人が、ディスプレイの画面に関し位置を変えずに、同じ見え方で交互にデータを見ることができる方法。
  40. タッチ画面ディスプレイであるディスプレイの画面を使ってデータを生成するステップをさらに含む、請求項39記載の方法。
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