JP2007049689A - フィードフォワード増幅器 - Google Patents

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Abstract

【課題】主増幅器や誤差増幅器の群遅延時間の短縮を実現することができるフィードフォワード増幅器を得る。
【解決手段】歪み抽出部を構成する主増幅器4または歪みキャンセル部を構成する誤差増幅器2の少なくとも一方に、負の群遅延時間を有する回路1または素子を前置または後置する。また、負の群遅延時間を有する回路1として、(A)コンデンサ、インダクタおよび抵抗を用いた直列共振回路8を、信号線路に対して並列接続すると共に、所望の周波数近傍で共振させる負の群遅延時間を有する回路、または(B)コンデンサ、インダクタおよび抵抗を用いた並列共振回路を、信号線路に対して縦続接続すると共に、所望の周波数近傍で共振させる負の群遅延時間を有する回路の少なくとも1つを用いる。
【選択図】図1

Description

この発明はフィードフォワード増幅器に関し、より詳細には、主増幅器や誤差増幅器の群遅延時間の短縮に関する。
近年の通信の急速な発達により周波数の有効利用が求められており、単位周波数あたりの情報伝送量を高めることが可能なOFDMやCDMA変調が盛んに用いられるようになってきた。これらの変調波では信号の平均電力に対する瞬時電力が非常に大きく、増幅器には広い電力範囲に渡って低歪み特性と高効率特性の両立が求められている。
高効率特性を満足した上で、低歪み特性を実現する方法として歪み補償技術がある。歪み補償技術とは、発生した歪みを外部回路によって低減する技術であり、その1つとしてフィードフォワード方式がある。
フィードフォワード方式は、増幅器の歪み成分を抽出し、出力側に逆位相で合成することにより歪みを低減する方式である。大きな歪み補償量が得られるため、極低歪み特性が要求される基地局用増幅器などに適用されている。しかし、増幅器の出力側に大きな損失を有する遅延線路が必要であり、電力効率は高くない。そこで、以下に示す手法によりフィードフォワード増幅器の高効率化が行われてきた。
従来例1として、歪み抽出ループの遅延線側に低歪み増幅器を入れることにより補助増幅器で必要となる利得を低下させ、補助増帽器、遅延線の群遅延量を小さくし、その結果、遅延線の通過損失を小さくすることができ、主増幅器の消費電力を低減できるものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、従来例2として、主増幅器の動作安定化のためのアイソレータを方向性結合器より後に移すことで、遅延線における遅延を従来に比べ少なく設定でき、また、高調波除去等のための低域通過フィルタを方向性結合器より前に移すことで、一層の遅延の短縮を図り、その結果、遅延線の通過損失が減少し、主増幅器の消費電力を低減できるものがある(例えば、特許文献2参照)。
また、従来例3として、増幅器の出力側に直列共振回路や並列共振回路を接続することで増幅器を高効率動作させ、動作周波数の2、4、6倍で短絡、3、5倍で開放のインピーダンスになるようにし、フィードフォワード増幅器の主増幅器、誤差増幅器に適用することで、フィードフォワード増幅器の高効率化を図るものがある(例えば、非特許文献1参照)。
また、従来例4として、信号線路に対し、インダクタとしての働きをする線路とコンデンサを縦続に接続し、インダクタが信号線路に対して並列接続した構造を有し、フィードフォワード増幅器の遅延線に適用することで大きな群遅延時間を発生させ、遅延線の損失を軽減して、フィードフォワード増幅器の高効率化を図るものがある(例えば、非特許文献2参照)。
さらに、従来例5として、信号線路に対し、コンデンサおよびインダクタからなる並列共振回路を信号線路に対して2個縦続接続すると共に、所望の周波数近傍で共振させるようにして、フィードフォワード増幅器の主増幅器のバイアス回路等に適用することで、バイアス回路等への基本波の漏れ込みを抑圧し、主増幅器の高効率化を図り、これにより、フィードフォワード増幅器の高効率化を図るものがある(例えば、非特許文献3参照)。
特開平11−112241号公報 特開2000−252759号公報 相川、本城、"完全集中定数化F級増幅回路の提案"、2004年電子情報通信学会総合大会C−2−37 大久保、鷹井、山根、堤、"左手系伝送線路に関する一考察"、2004年電子情報通信学会総合大会C−2−97 本城和彦、"超高周波エレクトロニクス入門"、日刊工業新聞社
ところで、上述した従来例1では、歪み抽出ループの遅延線側に低歪み増幅器を設け、補助増幅器に要求される利得を低下させている。これにより、補助増幅器の群遅延時間の減少を図り、遅延線の群遅延量を減少させている。
しかしながら、補助増幅器の入力信号は歪み抽出ループによって抽出された主増幅器の歪み成分であるため、補助増幅器の入力電力を大きくするためには主増幅器から分配させる信号の電力も大きくしなければならない。分配電力の増加は主増幅器の出力側の損失を増加させることと等価となる。その結果、補助増幅器の利得と主増幅器からの分配量はトレードオフの関係となり、遅延線の群遅延量低減には制限が発生する。
また、従来例2では、アイソレータを方向性結合器より後に移すことや、低域通過フィルタを方向性結合器より前に移すことで、遅延線における遅延を減少させている。しかしながら、低域通過フィルタやアイソレータを含めた遅延線トータルの群遅延量は変化せず、実質的な群遅延時間は短縮できていない問題がある。
また、従来例3では、並列共振回路や直列共振回路を増幅器に後置することで、増幅器で発生した2倍波、3倍波等の高調波を反射し、基本波の波形を矩形波に近づけることで高効率動作を達成している。高調波を反射するため、これらの共振回路の共振周波数は基本波以外に設定されている。また、これらの回路は増幅器の出力側に接続され、損失が発生し、効率が低下することを防ぐため、回路はリアクタンス素子のみで構成される。
また、従来例4では、信号線路に対し、インダクタの働きをする線路とコンデンサが縦続接続された構成になっており、直列共振回路を構成している。このため、発生する群遅延時間は正である。
さらに、従来例5では、信号線路に対し、コンデンサおよびインダクタからなる並列共振回路を信号線路に対して縦続接続している。また、所望の周波数近傍で共振させることで、インピーダンスを高め、並列共振回路を通過する信号に対し、損失を与えている。
この発明は上述した点に鑑みてなされたもので、主増幅器や誤差増幅器の群遅延時間の短縮を実現することができるフィードフォワード増幅器を得ることを目的とする。
この発明に係るフィードフォワード増幅器は、歪み抽出部を構成する主増幅器または歪みキャンセル部を構成する誤差増幅器の少なくとも一方に、負の群遅延時間を有する回路または素子を前置または後置したことを特徴とする。
この発明によれば、歪み抽出部を構成する主増幅器または歪みキャンセル部を構成する誤差増幅器の少なくとも一方に、負の群遅延時間を有する回路または素子を前置または後置することで、主増幅器や誤差増幅器の群遅延時間の短縮を実現することができる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係るフィードフォワード増幅器の構成図である。
図1に示すフィードフォワード増幅器は、主増幅器4で発生した歪み成分を抽出し、出力側に逆位相で合成することにより歪みを低減する歪み補償方式を適用した増幅器である。このフィードフォワード増幅器は、歪み抽出ループおよび歪み除去ループからなり、歪み抽出ループは、主増幅器4、第1の遅延線5で構成され、歪み除去ループは、第2の遅延線3、負の群遅延時間を有する回路1、誤差増幅器2で構成される。なお、6は入力端子、7は出力端子である。
次に、実施の形態1における動作について説明する。
入力端子6から入力された信号は、主線路と副線路に分配される。主線路の信号は、主増幅器4によって増幅され、再び主線路と副線路に2分配される。一方、入力端子6から入力され分配された副線路の信号は、第1の遅延線5によって群遅延特性が与えられた後、主増幅器4の出力側で分配された副線路の信号に逆位相で合成され、主増幅器4の歪み成分が抽出される。抽出された歪み成分は、負の群遅延特性を有する回路1によって負の群遅延時間が与えられた後、主線路の歪み成分と同じ振幅になるように誤差増幅器2で増幅される。歪み除去ループにおいて、この信号は、主増幅器4の出力側に逆位相で合成され、出力端子7へ導かれる。
フィードフォワード増幅器では、必要な帯域を確保するために、主増幅器4と第1の遅延線5の群遅延時間を一致させるとともに、誤差増幅器2と第2の遅延線3の群遅延時間を一致させる必要がある。つまり、主増幅器4や誤差増幅器2の群遅延時間が大きいほど、大きな群遅延時間を有する遅延線を用いる必要がある。大きな群遅延時間を得るためには、遅延線の線路長を長くしなければならず、損失が増加する問題がある。特に、第2の遅延線3は、主増幅器4の出力側に接続されため、損失の低減は、フィードフォワード増幅器の高効率化を行う上で非常に重要な課題である。そこで、誤差増幅器2および主増幅器4の群遅延時間低減を図る必要がある。
そこで、実施の形態1では、主増幅器4または誤差増幅器2の少なくとも一方に、負の群遅延時間を有する回路または素子を前置または後置することで、等価的に主増幅器4や誤差増幅器2の群遅延時間の短縮を実現する。
ここで、負の群遅延時間を発生させるためには、周波数の増加に対して通過位相が進む特性を発生させる必要があるが、線路やフィルタ、増幅器などの従来のコンポーネントでは、一般に周波数の増加に対して通過位相は遅れる特性を有し、群遅延時間は正の値となる。この発明では、実施の形態2に示す回路を用いることで、位相が進む特性を実現し、負の群遅延時間を発生させる。これにより、遅延線の群遅延時間を短縮することができ、フィードフォワード増幅器の高効率化が可能となる。
実施の形態2.
図2は、この発明の実施の形態2における負の群遅延時間を有する回路の構成を示す図である。
負の群遅延時間を有する回路としては、図2(A)に示す直列共振回路8または図2(B)に示す並列共振回路9を少なくとも1つ用いる。
すなわち、図2(A)に示す直列共振回路は、コンデンサCs、インダクタLsおよび抵抗Rsからなるもので、信号線路に対して並列接続すると共に、所望の周波数近傍で共振させた回路である。また、図2(B)に示す並列共振回路は、コンデンサCpおよびインダクタLpおよび抵抗Rpからなるもので、信号線路に対して縦続接続すると共に、所望の周波数近傍で共振させた回路である。
実施の形態2における動作について説明する。
実施の形態2の動作を示すため、図2(A)、図2(B)の回路の群遅延特性(GD:Group Delay)、反射特性(S11、S22)を計算した計算結果を、図3(A)、(B)にそれぞれ示す。なお、図3(A)は、Cs=1pF、Ls=101.3nH、Rs=37.5Ωとした結果であり、図3(B)は、Cp=100pF、Lp=1.01nH、Rp=25Ωとした結果である。図3(A)、(B)に示すように、共振周波数の500MHz近傍で負の群遅延時間が得られていることがわかる。
実際に負の群遅延時間が発生することを確認するために、実施の形態2で示した図2(A)および(B)の回路を組み合わせた回路を試作した。試作した回路を図4に示す。図4において、インダクタとしてLs=Lp=8.9nH、コンデンサとしてCp=Cs=10pFを用い、抵抗にはインダクタおよびコンデンサの寄生抵抗分を活用している。また、図5に測定した群遅延時間を示す。図5に示すように、周波数が550MHzで、負の群遅延時間−2.2nsecが発生していることが確認できる。
これにより、遅延線を短縮することができ、フィードフォワード増幅器の高効率化を図ることができる。なお、図2(A)、(B)では抵抗が用いられているが、コンデンサおよびインダクタの損失分を抵抗として代用しても良い。
なお、図2(A)、(B)に示す負の群遅延時間を有する回路の他に、これら回路と同等な特性を有する素子として、フェライト等の素子を用いることもできる。
実施の形態3.
図6は、この発明の実施の形態3における負の群遅延時間を有する回路の構成を示す図である。
図6に示す負の群遅延時間を有する回路は、図2(A)に示す直列共振回路1つと図2(B)に示す並列共振回路2つをT字形に接続して構成している。このとき、直列共振回路の共振周波数における抵抗分Rsと並列共振回路の共振周波数における抵抗分Rpは、Rp×Rp+2×Rs×Rp=Zo×Zoの関係をおおむね満足している。ここで、Zoは特性インピーダンスである。
実施の形態3における動作について説明する。
実施の形態3における動作を示すため、図6の回路の群遅延特性、反射特性を計算した計算結果を図7に示す。なお、図7は、Cp=100pF、Lp=1.01nH、Rp=25Ω、Cs=1pF、Ls=101.3nH、Rs=37.5Ωとした結果である。図7に示すように、共振周波数の500MHz近傍で負の群遅延時間が得られているとともに、実施の形態2の場合より反射特性が改善されていることがわかる。
これにより、多重反射によるフィードフォワード増幅器を構成する他のコンポーネントへの影響を抑圧しつつ、フィードフォワード増幅器の高効率化を図ることができる。
実施の形態3で示した図6の回路により、実際に負の群遅延時間が発生することを確認するために回路を試作した。試作した回路を図8に示す。試作した図8に示す回路では、負の群遅延時間を有する回路を縦続接続すると共に、回路の共振周波数をそれぞれ異なる値に設定し、負の群遅延時間が得られる周波数を広帯域化した。また、回路損失を補う増幅器11を段間に配置した。
図8に示す回路の群遅延特性、反射特性を計算した計算結果を図9及び図10に示す。図9に示す群遅延特性では、周波数が495MHzで、負の群遅延時間−7.4nsecが発生していることが確認できる。また、図10に示す反射特性では、周波数が495MHz近傍で、反射−15dB以下の良好な反射特性が得られていることが確認できる。
本回路を用いることで、フィードフォワード増幅器の遅延線路が短縮されることを確認するために、試作した回路をフィードフォワード増幅器の誤差増幅器に前置した。図11にOFDM変調波を入力したフィードフォワード増幅器の歪特性の測定結果を示す。負の群遅延時間を有する回路の有無にかかわらず、ほぼ同等の歪特性が得られており、フィードフォワード増幅器がいずれの状態でも正常に動作していることが確認できる。
このとき、フィードフォワード増幅器の遅延線路の群遅延時間は、負の群遅延時間を有する回路がない場合は22nsecであるのに対し、本回路を用いることで群遅延時間を17.5nsecに短縮することができ、遅延線路の線路長を1.4m短縮することができた。遅延線路の短縮により、遅延線路の損失は1.7dBから1.3dBに短縮することができ、フィードフォワード増幅器の効率を5%から5.5%に向上することができた。また、遅延線路を短縮することで、装備性(線路引き回し)の向上や装置の小型化が図れた。
実施の形態4.
図12は、この発明の実施の形態4における負の群遅延時間を有する回路の構成を示す図である。
図12に示す負の群遅延時間を有する回路は、図2(A)に示す直列共振回路2つと図2(B)に示す並列共振回路1つをπ字形に接続して構成している。このとき、直列共振回路の共振周波数における抵抗分Rsと並列共振回路の共振周波数における抵抗分Rpは、2×Zo×Zo×Rs+Zo×Zo×Rp=Rp×Rs×Rsの関係をおおむね満足している。ここで、Zoは特性インピーダンスである。
実施の形態4における動作について説明する。
実施の形態4の動作を示すため、図12に示す回路の群遅延特性、反射特性を計算した計算結果を図13に示す。なお、図13は、Cp=100pF、Lp=1.0nH、Rp=37.5Ω、Cs=1pF、Ls=101.3nH、Rs=150Ωとした結果である。図13に示すように、共振周波数の500MHz近傍で負の群遅延時間が得られているとともに、実施の形態2の場合より反射特性が改善されていることがわかる。
これにより、多重反射によるフィードフォワード増幅器を構成する他のコンポーネントへの影響を抑圧しつつ、フィードフォワード増幅器の高効率化を図ることができる。
実施の形態5.
図14は、この発明の実施の形態5における負の群遅延時間を有する回路の構成を示す図である。
図14に示す実施の形態5における負の群遅延時間を有する回路の基本的な構成、動作に関しては、図6に示す実施の形態3と同じであるが、並列共振回路を構成するインダクタLpにコンデンサCspを直列接続した回路を用いている点が異なる。コンデンサCspをインダクタLpに直列接続することで、より大きな負の群遅延時間を得ることができる。
このことを確認するため、コンデンサCspの有無に対する群遅延特性を計算した計算結果を図15に示す。なお、図15は、コンデンサがある場合、Cp=100pF、Lp=2.02nH、Rp=25Ω、Csp=100pF、Cs=1pF、Ls=101.3nH、Rs=37.5Ωとした結果であり、コンデンサがない場合、Cp=100pF、Lp=1.01nH、Rp=25Ω、Cs=1pF、Ls=101.3nH、Rs=37.5Ωとした結果である。図15に示すように、コンデンサCspをインダクタLpに直列接続することで(図では、ありの場合)、より大きな負の群遅延時間を得られていることがわかる。これにより、遅延線を一層短縮することができ、フィードフォワード増幅器の高効率化を図ることができる。
なお、実施の形態2や4の場合でも、実施の形態5に示した場合と同様に、インダクタにコンデンサを直列接続しても良い。また、図14では、並列共振回路のインダクタにのみコンデンサを直列接続しているが、直列共振回路のインダクタに対してもコンデンサを接続しても良い。
実施の形態6.
図16は、この発明の実施の形態6における負の群遅延時間を有する回路の構成を示す図である。
図16に示す実施の形態6における負の群遅延時間を有する回路の基本的な構成、動作に関しては、図6に示す実施の形態3と同じであるが、直列共振回路および並列共振回路を構成するインダクタにマイクロストリップ線路や同軸線路等の線路を用いている点が異なる。線路を用いることでインダクタの微調整が行うことができ、共振周波数の設定精度を高めることができる。これにより、帯域内での負の群遅延時間を有する回路の損失平坦性や群遅延時間偏差を抑圧でき、フィードフォワード増幅器の歪み補償量の増加を図ることができる。
なお、実施の形態2や4の場合でも、実施の形態6に示した場合と同様にマイクロストリップ線路や同軸線路等の線路を用いても良い。
実施の形態7.
図17は、この発明の実施の形態7における負の群遅延時間を有する回路の構成を示す図である。図17ではRF等価回路を示した。
図17に示す実施の形態7の基本的な構成、動作に関しては、図6に示す実施の形態3と同じであるが、直列共振回路および並列共振回路を構成するコンデンサとして、逆バイアスされた可変容量ダイオードを用いた点が異なる。可変容量ダイオードを用いることで共振周波数の微調整が行うことができ、負の群遅延時間を有する回路の帯域内での損失平坦性や群遅延時間偏差を抑圧できる。これにより、フィードフォワード増幅器の歪み補償量の増加を図ることができる。
なお、実施の形態2や4の場合でも、実施の形態7に示した場合と同様に可変容量ダイオードを用いても良い。
実施の形態8.
図18は、この発明の実施の形態8における負の群遅延時間を有する回路の構成を示す図である。図中、10は実施の形態3の負の群遅延時間を有する回路である。
図18に示す実施の形態8の基本的な構成、動作に関しては、図6に示す実施の形態3と同じであるが、実施の形態3の回路を複数個縦続接続して多段化した点が異なる。多段化することで、大きな負の群遅延時間を得ることができる。
このことを確認するため、2段化した回路の群遅延特性を計算した計算結果を、図19に示す。図19に示すように、多段化する(2段にする)ことで、1段の場合よりも大きな負の群遅延時間を得られていることがわかる。これにより、遅延線を一層短縮することができ、フィードフォワード増幅器の高効率化を図ることができる。
なお、図18の隣り合う直列共振回路や並列共振回路を一体化し、図20や図21に示すように1つの共振回路で構成しても良い。これにより、回路の小型化を図ることができる。
なお、実施の形態2や4の場合でも、実施の形態7に示した場合と同様に多段化しても良い。
実施の形態9.
実施の形態9の基本的な構成、動作に関しては、図18に示す実施の形態8と同じであるが、縦続接続する負の群遅延時間を有する回路の共振周波数を、それぞれ異なる周波数に設定した点が異なる。共振周波数をそれぞれ異なる周波数に設定することで、負の群遅延時間を有する回路の帯域内での損失平坦性や群遅延時間偏差を抑圧できる。
このことを確認するため、共振周波数が13%異なる回路(共振周波数は500MHzおよび470MHz)を縦続接続した回路の群遅延特性を計算した計算結果を、図22に示す。図22に示すように、縦続接続する負の群遅延時間を有する回路の共振周波数を、それぞれ異なる周波数に設定することで、広い周波数範囲に渡って負の群遅延時間が得られていることがわかる。これより、フィードフォワード増幅器の広帯域化が可能となる。
なお、実施の形態2や4の回路を多段化した場合でも、実施の形態9に示した場合と同様に回路の共振周波数をそれぞれ異なる周波数に設定しても良い。
実施の形態10.
図23は、この発明の実施の形態10における負の群遅延時間を有する回路の構成を示す図である。図中、11は増幅器である。
図23に示す実施の形態10の基本的な構成、動作に関しては、図18に示す実施の形態8と同じであるが、回路の損失を補う増幅器11を、前置または後置した点が異なる。増幅器11を用いることで負の群遅延回路で発生する損失を補償することができる。これにより、負の群遅延回路の有無に対するフィードフォワード増幅器のレベル変化を防止できる。
なお、実施の形態2や4の場合でも、実施の形態10に示した場合と同様に回路の損失を補う増幅器11を前置または後置しても良い。
実施の形態11.
実施の形態11の基本的な構成、動作に関しては、実施の形態9と同じであるが、周波数帯域の両端以外の回路で発生させる負の群遅延時間を周波数帯域両端の回路で発生させる負の群遅延時間より0nsecに近づけた点が異なる。帯域内で発生させる負の群遅延時間を変えることで、負の群遅延時間を有する回路の帯域内での群遅延時間偏差を抑圧できる。
このことを確認するため、帯域の両端以外の回路で発生させる負の群遅延時間を帯域両端の回路で発生させる負の群遅延時間より0nsecに近づけた回路の群遅延特性を図24に示す。図24では、縦続接続した負の群遅延時間を有する回路として、例えば3つの回路を備え、それら回路の各群遅延特性P1〜P3とそれら回路の総合群遅延特性Pmを示している。図24に示すように、周波数帯域両端の回路(群遅延特性P2,P3を有する回路)で発生させる負の群遅延時間より、周波数帯域の両端以外の回路(群遅延特性P1を有する回路)で発生させる負の群遅延時間を0nsecに近づけることにより、総合群遅延特性Pmは平坦化し、負の群遅延時間を有する回路の帯域内での群遅延時間偏差を抑圧できることが分かる。これより、フィードフォワード増幅器の広帯域化が可能となる。
なお、実施の形態2や4の回路を多段化した場合でも、実施の形態11に示した場合と同様に回路の負の群遅延時間をそれぞれ異なる値に設定しても良い。
実施の形態12.
図25は、この発明の実施の形態12における負の群遅延時間を有する回路の構成を示す図である。図25ではRF等価回路を示した。
図25に示す実施の形態12の基本的な構成、動作に関しては、図6に示す実施の形態3と同じであるが、直列共振回路を構成するコンデンサとして、マイクロストリップ線路で構成されたオープンスタブを用いる点が異なる。
直列共振回路を構成するコンデンサとして、マイクロストリップ線路で構成されたオープンスタブを用いることで、接地するためのグランドを形成する必要がなくなり、回路の製作を容易にすることが出来る。特に、基板厚が厚い場合やかたい場合、基板の低価格化を図りたい場合に有効である。また、オープンスタブの長さを調整することで共振周波数の微調整が可能になり、負の群遅延時間を有する回路の帯域内での損失平坦性や群遅延時間偏差を抑圧できる。これらにより、フィードフォワード増幅器の製作を容易にすると共に、歪み補償量の増加を図ることができる。
この発明の実施の形態1に係るフィードフォワード増幅器の構成を示す図である。 この発明の実施の形態2における負の群遅延時間を有する回路の構成を示す図である。 図2(A)、図2(B)に示す回路の群遅延特性、反射特性を計算した計算結果をそれぞれ示す図である。 負の群遅延時間が発生することを確認するために、実施の形態2で示した図2(A)および(B)の回路を組み合わせた試作回路の構成を示す図である。 図4に示す回路の群遅延特性を計算した計算結果を示す図である。 この発明の実施の形態3における負の群遅延時間を有する回路の構成を示す図である。 図6に示す回路の群遅延特性及び反射特性を計算した計算結果を示す図である。 図6の回路により、実際に負の群遅延時間が発生することを確認するために試作した回路を示す図である。 図8に示す回路の群遅延特性を計算した計算結果を示す図である。 図8に示す回路の反射特性を計算した計算結果を示す図である。 OFDM変調波を入力したフィードフォワード増幅器の歪特性の測定結果を示す図である。 この発明の実施の形態4における負の群遅延時間を有する回路の構成を示す図である。 図12に示す回路の群遅延特性及び反射特性を計算した計算結果を示す図である。 この発明の実施の形態5における負の群遅延時間を有する回路の構成を示す図である。 図14に示す回路の群遅延特性及び反射特性を計算した計算結果を示す図である。 この発明の実施の形態6における負の群遅延時間を有する回路の構成を示す図である。 この発明の実施の形態7における負の群遅延時間を有する回路の構成を示す図である。 この発明の実施の形態8における負の群遅延時間を有する回路の構成を示す図である。 図18に示す回路の群遅延特性を計算した計算結果を示す図である。 図18の隣り合う直列共振回路や並列共振回路を一体化して構成した1つの共振回路の構成を示す図である。 図18の隣り合う直列共振回路や並列共振回路を一体化して構成した1つの共振回路の図20とは異なる構成を示す図である。 この発明の実施の形態9における負の群遅延時間を有する回路を説明するもので、共振周波数が異なる回路を縦続接続した回路の群遅延特性を計算した計算結果を示す図である。 この発明の実施の形態10における負の群遅延時間を有する回路の構成を示す図である。 この発明の実施の形態11における負の群遅延時間を有する回路を説明するもので、帯域両端の回路で発生させる負の群遅延時間より0nsecに近づけた回路の群遅延特性を示す図である。 この発明の実施の形態12における負の群遅延時間を有する回路の構成を示す図である。
符号の説明
1 負の群遅延時間を有する回路、2 誤差増幅器、3 第2の遅延線、4 主増幅器、5 第1の遅延線、6 入力端子、7 出力端子、8 直列共振回路、9 並列共振回路、10 負の群遅延時間を有する回路、11 増幅器。

Claims (12)

  1. 歪み抽出部を構成する主増幅器または歪みキャンセル部を構成する誤差増幅器の少なくとも一方に、負の群遅延時間を有する回路または素子を前置または後置した
    ことを特徴とするフィードフォワード増幅器。
  2. 請求項1に記載のフィードフォワード増幅器において、
    前記負の群遅延時間を有する回路として、
    (A)コンデンサ、インダクタおよび抵抗を用いた直列共振回路を、信号線路に対して並列接続すると共に、所望の周波数近傍で共振させる負の群遅延時間を有する回路、
    (B)コンデンサ、インダクタおよび抵抗を用いた並列共振回路を、信号線路に対して縦続接続すると共に、所望の周波数近傍で共振させる負の群遅延時間を有する回路
    の少なくとも1つを用いた
    ことを特徴とするフィードフォワード増幅器。
  3. 請求項2に記載のフィードフォワード増幅器において、
    前記直列共振回路の1つと前記並列共振回路の2つをT字形に接続し、かつ、前記直列共振回路の共振周波数における抵抗分Rsと並列共振回路の共振周波数における抵抗分Rpが、特性インピーダンスZoの時に、Rp×Rp+2×Rs×Rp=Zo×Zoの関係をおおむね満足する
    ことを特徴とするフィードフォワード増幅器。
  4. 請求項2に記載のフィードフォワード増幅器において、
    前記直列共振回路の2つと前記並列共振回路の1つをπ字形に接続し、かつ、直列共振回路の共振周波数における抵抗分Rsと並列共振回路の共振周波数における抵抗分Rpが、特性インピーダンスZoの時に、2×Zo×Zo×Rs+Zo×Zo×Rp=Rp×Rs×Rsの関係をおおむね満足する
    ことを特徴とするフィードフォワード増幅器。
  5. 請求項2から4までのいずれか1項に記載のフィードフォワード増幅器において、
    前記直列共振回路または前記並列共振回路を構成するインダクタとして、インダクタとコンデンサを直列接続した回路を用いた
    ことを特徴とするフィードフォワード増幅器。
  6. 請求項2から4までのいずれか1項に記載のフィードフォワード増幅器において、
    前記直列共振回路または前記並列共振回路を構成するインダクタとして、マイクロストリップ線路または同軸線路を用いた
    ことを特徴とするフィードフォワード増幅器。
  7. 請求項2から4までのいずれか1項に記載のフィードフォワード増幅器において、
    前記直列共振回路または前記並列共振回路を構成するコンデンサとして、逆バイアスされた可変容量ダイオードを用いた
    ことを特徴とするフィードフォワード増幅器。
  8. 請求項2から4までのいずれか1項に記載のフィードフォワード増幅器において、
    前記負の群遅延時間を有する回路を複数個縦続接続した
    ことを特徴とするフィードフォワード増幅器。
  9. 請求項8に記載のフィードフォワード増幅器において、
    前記負の群遅延時間を有する回路の共振周波数をそれぞれ異なる周波数に設定した
    ことを特徴とするフィードフォワード増幅器。
  10. 請求項2から4までのいずれか1項に記載のフィードフォワード増幅器において、
    前記負の群遅延時間を有する回路において、回路の損失を補う増幅器を前置または後置または段間に配置した
    ことを特徴とするフィードフォワード増幅器。
  11. 請求項9に記載のフィードフォワード増幅器において、
    複数個縦続接続した負の群遅延時間を有する回路において、周波数帯域両端の回路で発生させる負の群遅延時間より、周波数帯域の両端以外の回路で発生させる負の群遅延時間を0nsecに近づけた
    ことを特徴とするフィードフォワード増幅器。
  12. 請求項2から4までのいずれか1項に記載のフィードフォワード増幅器において、
    前記直列共振回路を構成するコンデンサとして、マイクロストリップ線路で構成されたオープンスタブで構成した
    ことを特徴とするフィードフォワード増幅器。
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