JP2007049281A - Ip電話装置、ip電話着信転送方式及びip電話着信転送方法 - Google Patents

Ip電話装置、ip電話着信転送方式及びip電話着信転送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】発信元IP電話装置や転送先IP電話装置と特殊な連携を行うことなくIP電話の着信転送を実現させる。
【解決手段】IP電話装置300において、転送設定制御部310には転送先のIP電話装置の番号が予め設定されている。発信元IP電話装置からインターネット1000を介して第1のIP電話の着信を受けると、着信転送起動制御部330はその着信を呼出中状態に保持したまま、転送先IP電話装置に対して第2のIP電話の発信を行い、転送先がその発信に応答して第2のIP電話の通話の確立後に、呼出中状態の第1のIP電話の着信に応答して第1のIP電話の通話を開始させ、第1のIP電話の音声と第2のIP電話の音声とを中継転送する。
【選択図】 図2

Description

本発明はインターネットから受けたIP(Internet Protocol)電話を他のIP電話装置へ着信転送するIP電話装置、IP電話着信転送方式及びIP電話着信転送方法に関する。
現在、IP電話の普及は目覚しいものがある。これはインターネットへの接続において、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)/CATV(Community Antenna TeleVision;Cable Television)/FTTH(Fiber To The Home)等のいわゆるブロードバンド接続が普及するのに伴って伸び続けている。IP電話を実現するためのプロトコルも複数規定されているがSIP(Session Initiation Protocol)と呼ばれるIETF(The Internet Engineering Task Force)が規定しているRFC(The Requests for Comments)3261記載の技術を利用したものが多く見られる。呼制御プロトコルとしてSIPを用いたIP電話方式の一例が、下記特許文献1に開示されている。
特開2004−235778号公報
現在、SIPを利用した着信転送方式はIETFで議論は行われているがまだ制定されておらず、インターネットドラフト(Internet Draft)の状態である。インターネットドラフトであるdraft−ietf−sipping−cc−transfer−03を参照すると、着信転送の方式として、発信元と着信元が連携することにより実現している。この方式を用いた場合、発信元のIP電話装置と着信元のIP電話装置の双方が着信転送という機能を実装していることが前提となる。
例えば、発信元が着信転送機能を実装していない場合、着信元のメッセージを解釈することができず、結果として着信転送を実現することは不可能となる。しかしながら、このような具体的な機能、方式はあくまでインターネットドラフト段階であり、確定した方式ではないため、現在この方式にて着信転送を実現したとしても、必ずしも将来においての使用が保証されているわけではない。即ち、SIPにおける着信転送機能の詳細において現在のドラフトから変更があった場合に、ドラフトに基づく現在のシステムでは発信元と着信元との連携がうまく取れなくなり、当該機能が使用出来なくなる可能性を否定出来ない。
本発明は、かかる状況を鑑みてなされたものであり、その目的は、上述のような課題を解決したIP電話装置、IP電話着信転送方式及びIP電話着信転送方法を提供することにある。
本発明のIP電話装置は、インターネットからの第1のIP電話通信の着信を、転送先IP電話装置へ着信転送する着信転送機能を有するIP電話装置であって、前記第1のIP電話通信の着信を呼出中状態に保持したまま、予め設定された前記転送先IP電話装置に第2のIP電話通信の発信を行い、この第2のIP電話通信が開始されたことを認識してから、前記呼出中状態の第1のIP電話通信の着信に応答して前記第1のIP電話通信を開始し、前記第1のIP電話通信の音声データと前記第2のIP電話通信の音声データとを中継転送することを特徴とする。
また、本発明のIP電話装置は、インターネットからの第1のIP電話通信の着信を、転送先IP電話装置へ着信転送する着信転送機能を有するIP電話装置であって、前記第1のIP電話通信の着信を呼出中状態に保持したまま、予め設定された前記転送先IP電話装置に第2のIP電話通信の発信を行い、この第2のIP電話通信が開始されたことを認識してから、前記呼出中状態の第1のIP電話通信の着信に応答して前記第1のIP電話通信を開始させる着信転送起動制御手段と、前記第1のIP電話通信の音声データと前記第2のIP電話通信の音声データとを中継転送する転送制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明のIP電話装置は、インターネットからの第1のIP電話通信の着信を、転送先IP電話装置へ着信転送する着信転送機能を有するIP電話装置であって、前記転送先IP電話装置の番号を予め設定する転送設定制御手段と、前記第1のIP電話通信の着信を呼出中状態に保持したまま、前記転送先IP電話装置に第2のIP電話通信の発信を行い、この第2のIP電話通信が開始されたことを認識してから、前記呼出中状態の第1のIP電話通信の着信に応答して前記第1のIP電話通信を開始させる着信転送起動制御手段と、前記第1のIP電話通信の音声データと前記第2のIP電話通信の音声データとを中継転送する転送制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明のIP電話装置は、インターネットを介しての発信元IP電話装置からの第1のIP電話通信の着信を、転送先IP電話装置へ着信転送する着信転送機能を有するIP電話装置であって、着信転送対象となる発信元IP電話装置の番号と、その発信元IP電話装置からの着信の転送先のIP電話装置の番号とを対にして予め設定する転送設定制御手段と、前記第1のIP電話通信の発信元が前記転送設定制御手段に設定された着信転送対象であることを認識すると着信転送機能の起動を行う着信判定制御手段と、この着信判定制御手段の起動を受け、前記第1のIP電話通信の着信を呼出中状態に保持したまま、前記転送設定制御手段に前記発信元IP電話装置と対として設定されている転送先IP電話装置に第2のIP電話通信の発信を行い、この第2のIP電話通信が開始されたことを認識してから、前記呼出中状態の第1のIP電話通信の着信に応答して前記第1のIP電話通信を開始させる着信転送起動制御手段と、前記第1のIP電話通信の音声データと前記第2のIP電話通信の音声データとを中継転送する転送制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明のIP電話装置は、インターネットを介しての発信元IP電話装置からの第1のIP電話通信の着信を、転送先IP電話装置へ着信転送する着信転送機能を有するSIP方式のIP電話装置であって、着信転送対象となる発信元IP電話装置の番号と、その発信元IP電話装置からの着信の転送先のIP電話装置の番号とを対にして予め設定する転送設定制御部と、前記第1のIP電話通信の着信SIPメッセージを解析し、発信元IP電話装置が前記転送設定制御部に設定された着信転送対象であることを認識すると着信転送機能の起動を行う着信判定制御部と、この着信判定制御部の起動を受け、前記第1のIP電話通信の着信を呼出中状態に保持したまま、前記転送設定制御部に前記発信元IP電話装置と対として設定されている転送先IP電話装置に第2のIP電話通信の発信を行い、この第2のIP電話通信が開始されたことを認識してから、前記呼出中状態の第1のIP電話通信の着信に応答して前記第1のIP電話通信を開始させる着信転送起動制御部と、前記第1のIP電話通信の音声パケットと前記第2のIP電話通信の音声パケットとを中継転送するパケット転送制御部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明のIP電話装置は、SIPサーバーの制御の元でインターネットを介して到来した、発信元IP電話装置からの第1のIP電話通信の着信を、転送先IP電話装置へ着信転送する着信転送機能を有するSIP方式のIP電話装置であって、着信転送対象となる発信元IP電話の番号と、その発信元IP電話からの着信の転送先のIP電話装置の番号とを対にして予め設定する転送設定制御部と、前記SIPサーバーから受信した前記第1のIP電話通信の着信を示すSIPメッセージを解析し、発信元IP電話装置が前記転送設定制御部に設定された着信転送対象であることを認識すると着信転送機能の起動を行う着信判定制御部と、この着信判定制御部の起動を受け、前記第1のIP電話通信の着信について呼出中を示すSIPメッセージを前記SIPサーバーに送信して呼出中状態に保持したまま、前記転送設定制御部に前記発信元IP電話装置と対として設定されている転送先IP電話装置への第2のIP電話通信の発信を示す発信SIPメッセージを前記SIPサーバーに送信し、前記転送先IP電話装置がその第2のIP電話通信の着信に応答して、第2のIP電話通信が開始されたことを示す応答SIPメッセージを前記SIPサーバーから受信してから、前記呼出中状態の第1のIP電話通信の着信に応答した事を示す応答SIPメッセージを前記SIPサーバーに送信して前記第1のIP電話通信を開始させる着信転送起動制御部と、前記第1のIP電話通信の音声パケットと前記第2のIP電話通信の音声パケットとを中継転送するパケット転送制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明のIP電話着信転送方式は、インターネットに接続された第1〜第3のIP電話装置を備え、第1のIP電話装置から第2のIP電話装置への着信を、第3のIP電話装置へ着信転送を行うIP電話着信転送方式において、前記第2のIP電話装置が、前記第1のIP電話装置からのIP電話着信を呼出中状態に保持したまま、予め設定された前記第3のIP電話装置に別の発信を行い、その第3のIP電話装置とのIP電話通話が開始されたことを認識してから、前記呼出中状態の前記第1のIP電話装置からの着信に応答して前記第1のIP電話装置とのIP電話通話を開始する着信転送起動手段と、前記第1のIP電話装置と送受信する音声データと前記第3のIP電話装置と送受信する音声データとを中継転送する転送制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の上記のIP電話着信転送方式では、前記第2のIP電話装置は、着信転送対象となる前記第1のIP電話装置の番号とその第1のIP電話装置からの着信の転送先である第3のIP電話装置の番号とを対にした転送情報を予め設定する転送設定制御手段を、更に備えていても良い。
また、本発明の上記のIP電話着信転送方式では、前記転送設定制御手段は、複数個の前記転送情報の対を設定し、前記第2のIP電話装置は、更に、IP電話通信の着信メッセージを解析し、前記転送設定制御手段の設定内容により、発信元IP電話装置が前記転送設定制御部に設定された着信転送対象であることを認識すると、認識された発信元IP電話装置と対になった転送先IP電話装置の番号を検出して前記着信転送起動手段に着信転送機能の起動を通知する着信判定制御手段を、備えていても良い。
また、本発明のIP電話着信転送方式は、インターネットに接続された第1〜第3のIP電話装置及びSIPサーバーを備え、第1のIP電話装置から第2のIP電話装置への着信を、第3のIP電話装置へ着信転送を行うSIPによるIP電話の着信転送方式において、前記第2のIP電話装置が、着信転送対象となる前記第1のIP電話装置の番号とその第1のIP電話装置からの着信の転送先である第3のIP電話装置の番号とを対にした転送情報を予め設定する転送設定制御手段と、前記SIPサーバーから受信したIP電話の着信を示すSIPメッセージを解析し、前記転送設定制御手段の設定内容により、発信元IP電話装置が着信転送対象である前記第1のIP電話装置であることを認識すると、対になった転送先である前記第3のIP電話装置の番号を検出して着信転送機能の起動を行う着信判定制御手段と、この着信判定起動手段の起動を受け、前記第1のIP電話装置からの着信を示すSIPメッセージに対し、呼出中を示すSIPメッセージを前記SIPサーバーに送信して前記着信を呼出中状態に保持したまま、前記第3のIP電話装置への発信を要求するSIPメッセージを前記SIPサーバーに送信し、前記第3のIP電話装置がその呼に応答して第3のIP電話装置とのIP電話通信が開始されたことを示すSIPメッセージを前記SIPサーバーから受信してから、前記呼出中状態の前記第1のIP電話装置からの着信に応答した事を示すSIPメッセージを前記SIPサーバーに送信して前記第1のIP電話装置とのIP電話通信を開始する着信転送起動手段と、前記第1のIP電話装置と送受信する音声パケットと前記第3のIP電話装置と送受信する音声パケットとを中継転送する転送制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明のIP電話着信転送方法は、インターネットに接続されたIP電話装置間で、第1のIP電話装置から第2のIP電話装置への着信を第3のIP電話装置へ着信転送を行うIP電話着信転送方法において、前記第2のIP電話装置が、前記第1のIP電話装置からのIP電話着信を呼出中状態に保持したまま、予め設定された前記第3のIP電話装置に別の発信を行い、その第3のIP電話装置とのIP電話通話が開始されたことを認識してから、前記呼出中状態の前記第1のIP電話装置からの着信に応答して前記第1のIP電話装置とのIP電話通話を開始し、前記第1のIP電話装置と送受信する音声データと前記第3のIP電話装置と送受信する音声データとを中継する、ことを特徴とする。
また、本発明のIP電話着信転送方法は、発信元IP電話装置からインターネットを介して転送元IP電話装置に第1のIP電話の着信が到来すると、その着信を転送先IP電話装置へ転送を行うIP電話着信転送方法であって、前記転送元IP電話装置が、前記第1のIP電話の着信を呼出状態に保持したままで前記転送先IP電話装置に第2のIP電話の発信を行う第1の手順と、前記転送先IP電話装置と前記転送元IP電話装置とが前記第2のIP電話により通話状態になったことを認識する第2の手順と、前記転送元IP電話装置は前記呼出状態に保持されたままの前記第1のIP電話の着信に応答して前記第1のIP電話を通話状態にする第3の手順と、前記発信元IP電話装置から前記第1のIP電話により受信した音声データを前記第2のIP電話により前記転送先IP電話に転送し、前記転送先IP電話装置から前記第2のIP電話により受信した音声データを前記第1のIP電話により前記発信元IP電話に転送する第4の手順と、を実行することを特徴とする。
また、本発明の上記のIP電話着信転送方法は、前記転送元IP電話において前記第1の手順の前に、前記第1のIP電話の着信時に発信元IP電話の番号を検出し、着信転送対象の発信元電話番号に対応して予め設定されている転送先IP電話装置の番号を識別する第5の手順を実行し、この第5の手順により識別された転送先IP電話装置に対して前記第2のIP電話の発信を行っても良い。
また、本発明のIP電話着信転送方法は、インターネットに接続された第1〜第3のIP電話装置及びSIPサーバーを備え、第1のIP電話装置から第2のIP電話装置への着信を、第3のIP電話装置へ着信転送を行うSIPによるIP電話の着信転送方法において、前記第2のIP電話装置が、着信転送対象となる前記第1のIP電話装置の番号とその第1のIP電話装置からの着信の転送先である第3のIP電話装置の番号とを対にした転送情報を予め設定する第1の手順と、前記SIPサーバーから受信したIP電話の着信を示すSIPメッセージを解析し、前記第1の手順の設定内容により、発信元IP電話装置が着信転送対象である前記第1のIP電話装置であることを認識すると、対になった転送先である前記第3のIP電話装置の番号を検出して着信転送機能の起動を行う第2の手順と、この第2の手順の起動を受け、前記第1のIP電話装置からの着信を示すSIPメッセージに対し、呼出中を示すSIPメッセージを前記SIPサーバーに送信して前記着信を呼出中状態に保持したまま、前記第3のIP電話装置への発信を要求するSIPメッセージを前記SIPサーバーに送信する第3の手順と、前記第3のIP電話装置がその呼に応答して第3のIP電話装置とのIP電話通信が開始されたことを示すSIPメッセージを前記SIPサーバーから受信してから、前記呼出中状態の前記第1のIP電話装置からの着信に応答し、その応答を示すSIPメッセージを前記SIPサーバーに送信して前記第1のIP電話装置とのIP電話通信を開始する第4の手順と、前記第1のIP電話装置と送受信する音声パケットと前記第3のIP電話装置と送受信する音声パケットとを中継転送する第5の手順と、を実行することを特徴とする。
本発明によれば、IP電話の着信転送機能は、発信元装置や転送先装置との特殊な連携を行うことなく、着信を受ける転送元装置だけで基本的呼制御動作を使用して実現されているので、相手装置やサーバーの実装機能によらずIP電話の着信転送を実現できる。更に、発信元装置やサーバーとの特殊な連携動作が無いので、RFC等の規格が変更になったり改版になっても影響されない。
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。まず、図1により、本発明の一実施形態を含む概要構成について説明する。図1において、本発明に関わるIP電話着信転送は、インターネット(IPネットワーク)1000と、それに接続されるIP電話装置100、300、400及びSIPサーバー200とで実現される。後に詳述するが、IP電話装置300は本発明に基づく特有の構成を備えている。又、IP電話装置300においては、着信転送先としてIP電話装置400が設定されているものとする。
本発明の一実施形態の概要動作を説明する。IP電話装置100(発信元)は、インターネット1000を介して本願発明のIP電話装置300(転送元)へ、IP電話方式による発信を行う(第1の呼)。そのときに、IP電話装置100から送出された発信情報は、SIPサーバー200を経由してIP電話装置300へ送られる。IP電話装置300は、転送先として設定されているIP電話装置400(転送先)へ、自動的にIP電話方式による別の発信を行う(第2の呼)。そのときに、IP電話装置300から送出された発信情報は、SIPサーバー200を経由してIP電話装置400へ送られる。
IP電話による着信を受けたIP電話装置400がその着信に応答すると、IP電話装置400とIP電話装置300との間のIP電話方式による通話が確立する(第2の呼の確立)。これに伴い、IP電話装置300は、呼出状態で保持中であるIP電話装置100からのIP電話着信(上記第1の呼)に初めて応答し、IP電話装置300とIP電話装置100との間のIP電話による通話が確立する(第1の呼の確立)。
IP電話での通話中はIPパケット化された音声データがやり取りされる。IP電話装置400からの音声データは、まずIP電話装置300へ送信される。IP電話装置300は、IP電話装置400から受け取った音声データをIP電話装置100へ転送し、IP電話装置100の利用者は音声を聞くことが出来る。一方、IP電話装置100からの音声データは、IP電話装置300へ送信され、IP電話装置300では、IP電話装置100から受け取った音声データをIP電話装置400へ転送する。これにより、IP電話装置100とIP電話装置400との間で通話が成立する。
図2を参照すると、本発明の一実施形態におけるIP電話装置300の詳細構成例が示されている。同図において、IP電話装置300は、まず、外部とのインタフェースとして、アナログ電話接続口部301と、インターネット接続口部302と、PC接続口部303を有している。
IP電話装置300の内部構成としては、パーソナルコンピュータ(PC)600やアナログ電話機500からの着信転送の設定受付や設定状態の確認を行うための転送設定制御部310と、インターネット1000からIP電話着信が到来した場合に着信パケットの内容を確認して着信転送を起動するかしないかを判断する着信判定制御部320と、着信転送起動時に転送先へIP電話発信を行う着信転送起動制御部330と、着信転送起動後に音声パケットを発信元や転送先に中継転送するパケット転送制御部340と、着信転送を起動せずにIP電話装置300自身がアナログ電話機500を使用して通話を行う場合に通話をつかさどる通話制御部350とを有している。
図2の各部について更に詳細に説明する。アナログ電話接続口部301は、アナログ公衆網やISDN(Integrated Services Digital Network)ターミナルアダプタで使用される一般的なアナログ電話機と接続するためのインターフェースであり、一般的なアナログ電話機の接続に使用されるアナログ電話ケーブル501を経由してアナログ電話機500と接続される。
インターネット接続口部302は、インターネット1000にインターネット接続ケーブル1001により接続するための接続口部であり、Ethernet(登録商標)(イーサネット)インターフェースが一般的となるが、インターネット1000へ接続するための手段によりそのインタフェース機能や構造が変わる。例えば、接続手段がADSLであればADSLモデムと接続するための機能を有する接続口部である。接続手段がFTTHであれば光メディアコンバーターと接続するための機能を有する接続口部となる。接続手段がCATVインターネットであればCATVモデムと接続するための機能を有する接続口部となる。IP電話装置300がADSLモデム機能を内蔵すれば、インターネット接続口部302は、ADSLを直接接続するためにアナログ公衆網と接続するためのアナログ電話インターフェースとなる。IP電話装置300が光メディアコンバーター機能を内蔵すれば、インターネット接続口部302は、FTTHを直接接続するためにFTTH回線と接続するための光回線接続インターフェースとなる。IP電話装置300がCATVモデム機能を内蔵すれば、インターネット接続口部302は、CATVを直接接続するためにCATV回線と接続するためのCATV回線接続インターフェースとなる。
インターネット接続ケーブル1001の種類は、インターネット接続口部302の形状により変わる。それがイーサネットインターフェースであればイーサネットケーブルとなり、ADSLインターフェースであればアナログ電話ケーブルとなり、FTTHインターフェースであれば光回線ケーブルとなり、CATVインターフェースであればCATVケーブルとなる。
PC接続口部303は、PC600にPCケーブル601により接続するための接続口部であり、一般的にはイーサネット、RS−232C等のインターフェースが挙げられる。PC接続口部303及びPCケーブル601で接続することにより、PC600からIP電話装置300の設定を行ったり確認したりすることができる。利用者はPC600から、例えばインターネットブラウザーアプリケーションやターミナル制御アプリケーション等により各種設定を行ったり、設定状態を確認することができる。PC接続口部303の具体的構成は、IP電話装置300とPC600との接続手段により異なる。それがイーサネット接続であればイーサネット接続口部となり、シリアル接続であればRS−232C接続口部となる。同様にPCケーブル601はPC接続口部303の形状により異なる。それがイーサネット接続であればイーサネットケーブルとなり、RS−232C接続であればRS−232Cケーブルとなる。
転送設定制御部310は、アナログ電話機500やPC600からの設定要求による着信転送設定の実行、設定内容の保持、設定解除要求に基づく設定解除、設定確認要求による現設定の通知等を行う。尚、転送設定制御部310により設定、制御される内容は様々なものが考えられる。まず、着信転送を使用する/使用しないを設定する着信転送起動パラメーター、着信転送先の電話番号を設定する着信転送先パラメーター、発信元により着信転送を起動するか否かを決定するための発信元パラメーター等が挙げられる。図7(a)にその一例を示す。このような各パラメーターを複数持つことにより、また組合せることにより様々な着信転送動作バリエーションを作り出すことができる。
着信判定制御部320は、インターネット1000から到来するIP電話着信パケットの内容を解析し、転送設定制御部310の設定内容により着信転送を起動するか否かを決定する。転送設定制御部310の着信転送起動パラメーターの設定が「着信転送しない」であれば通話制御部350に対してIP電話着信の受け付けを通知する。転送設定制御部310の着信転送起動パラメーターの設定が「着信転送する」であれば、着信転送起動制御部330に対してIP電話着信転送の起動を通知する。
着信転送起動制御部330は、着信判定制御部320からの着信転送起動の通知を受けてIP電話着信転送動作を起動する。着信転送起動制御部330は、転送設定制御部310の着信転送先パラメーターから転送先電話番号を読み取り、IP電話装置300から転送先IP電話装置への発信を行う。
パケット転送制御部340は、着信転送が成功して発信元と転送先とが通話状態となったときに、発信元から送信されてくる音声パケットを転送先へ転送する処理及び転送先から送信されてくる音声パケットを発信元へ転送する処理をつかさどる。
通話制御部350は、着信転送を起動せずにIP電話装置300に接続されているアナログ電話機500で通話を行う場合に動作する。アナログ電話機500へのリンガー信号送出や通話確立後にIPパケット化された音声パケットをデジタル−アナログ変換してアナログ電話機500が受け取れる形に変換する機能を有する。
これら転送設定制御部310、着信判定制御部320、着信転送起動制御部330、パケット転送制御部340、通信制御部350の機能、動作はIP電話装置300内に実装された図示されないCPU、マイクロプロセッサがプログラムを実行することにより実現できる。また、一部の機能や動作、例えば、アナログ電話機500での通話を実現する通話制御部350におけるリンガー信号送出やデジタル−アナログ変換等の機能は良く知られている集積回路等のハードウェアでも実現出来る。
次に、本発明の一実施形態の動作について図面を参照して説明する。まず、図3により、IP電話装置100(図1)がIP電話装置300へSIPプロトコルを使用して通常に発呼/通話する場合、即ち、着信転送を行わない場合の各SIPメッセージのシーケンスの一例を説明する。
まず、IP電話装置100は、IP電話装置300へ電話をかけるためにSIPサーバー200へ「INVITE」メッセージを送出する(図3−S1)。SIPサーバー200は、受信した「INVITE」メッセージをチェックし、発信を受け付けたことをIP電話装置100に通知するために「100 TRYING」メッセージを送出する(図3−S2)。更に、SIPサーバー200は、着信先であるIP電話装置300に対して「INVITE」メッセージを送出する(図3−S3)。IP電話装置100からのIP電話着信を示す「INVITE」メッセージを受信したIP電話装置300は、この「INVITE」メッセージを受け付けたことをSIPサーバー200に通知するために「100 TRYING」メッセージを送出する(図3−S4)。次に、IP電話装置300は、呼び出し中の状態であることを示す「180 RINGING」メッセージを送出する(図3−S5)。
IP電話装置300の着信判定制御部320では、受信した「INVITE」メッセージの内容と転送設定制御部310に設定されている着信転送起動パラメーター(この場合は「着信転送しない」に設定)とを確認し、通常に着信を受け付けることを判断すると通話制御部350へIP電話着信が来たことを通知する。IP電話着信の通知を受けた通話制御部350は、IP電話装置300に接続されたアナログ電話機500に対してリンガー信号を送出して呼び出しを開始する。
図3のS5において「180 RINGING」メッセージを受信したSIPサーバー200は、IP電話装置300での呼び出し中を通知するためにIP電話装置100へ「180 RINGING」メッセージを送出する(図3−S6)。IP電話装置300に接続されているアナログ電話機500において利用者が受話器を取ったこと(応答)を認識すると、通話制御部350はリンガー信号を停止し、着信に応答したことを知らせるためにSIPサーバー200へ「200 OK」メッセージを送出する(図3−S7)。
この「200 OK」メッセージを受信したSIPサーバー200は、IP電話装置300が応答したことを知らせるためにIP電話装置100へ「200 OK」メッセージを送出する(図3−S8)。この「200 OK」メッセージを受信したIP電話装置100は、「200 OK」メッセージを受け付けたことを知らせるためにSIPサーバー200に対して、「ACK」メッセージを送出する(図3−S9)。SIPサーバー200は、IP電話装置300に対して「200 OK」メッセージが受け付けられたことを知らせるために「ACK」メッセージを送出する(図3−S10)。
この状態においてIP電話装置100−IP電話装置300間のIP電話による通話が成立する(図3−S11)。尚、これ以降から通話を行うための音声パケットのやり取りが行われるが、音声パケットは通常、SIPサーバー200を介さずにIP電話装置100−IP電話装置300間で直接やり取りされる。即ち、IP電話装置100は、自身の音声パケットをIP電話装置300に送出し、IP電話装置300は受信した音声パケットを通話制御部350内でアナログ音声に変換して、アナログ電話接続口部301に接続されるアナログ電話機500に送信する。逆に、アナログ電話機500から送信されるアナログ音声を受け取ったIP電話装置300の通話制御部350は、アナログ音声をデジタル音声パケットに変換し、その音声パケットをIP電話装置100に送出する。IP電話装置100は、受信した音声パケットを処理する。
IP電話の通話が終了すると、IP電話装置100は通話切断の動作を行う。IP電話装置100は、通話を切断したことを知らせるためにSIPサーバー200へ「BYE」メッセージを送出する(図3−S12)。SIPサーバー200は、通話が切断されたことを知らせるためにIP電話装置300に対して「BYE」メッセージを送出する(図3−S13)。この「BYE」メッセージを受信したIP電話装置300の通話制御部350は、「BYE」メッセージを受信したことを知らせるためにSIPサーバー200に対して「200 OK」メッセージを送出する(図3−S14)と共に、IP電話装置300に接続されているアナログ電話機500にビジートーン信号を送出する。SIPサーバー200は、IP電話装置100に対して「200 OK」メッセージを送出する。これで通話が終了する。
本願発明においては、図3を使用して説明した以上の動作を基本として、図1で説明したような、IP電話装置100(発信元)−IP電話装置300(転送元)−IP電話装置400(転送先)の着信転送動作を実現する。尚、分かりやすく説明するために、転送設定制御部310の設定パラメーターは、着信転送起動パラメーターが1つ(着信転送する)と着信転送先パラメーターが1つ(IP電話装置400の番号)が設定されているものとする。
図4に、本願発明のIP電話装置300が着信転送を起動して通話状態になるまでのSIPメッセージのシーケンスの一例を示す。図4のS1からS6までの動作は、図3のS1からS6までの動作と全く同様であるので説明を省略し、その後の動作について説明する。
IP電話装置300の着信判定制御部320は、受信した「INVITE」メッセージの内容をチェックし、加えて転送設定制御部310に設定されている着信転送起動パラメーターをチェックする。その内容が「着信転送する」に設定されているので、着信判定制御部320は、着信転送起動制御部330へ着信転送起動通知を行う。着信転送起動制御部330では、この通知を受け取ると転送設定制御部310に設定されている着信転送先パラメーターを取り出して、転送先のIP電話装置400の電話番号を取得する。着信転送起動制御部330は、転送先へのIP電話発信をするように「INVITE」メッセージをSIPサーバー200に送出する(図4−S21)。
SIPサーバー200は、受信した「INVITE」メッセージをチェックし、発信を受け付けたことをIP電話装置300に通知するために「100 TRYING」メッセージを送出する(図4−S22)。更に、SIPサーバー200は、着信転送先であるIP電話装置400に対して「INVITE」メッセージを送出する(図4−S23)。IP電話装置300からのIP電話着信を示す「INVITE」メッセージを受信したIP電話装置400は、この「INVITE」メッセージを受け付けたことをSIPサーバー200に通知するために「100 TRYING」メッセージを送出する(図4−S24)。次に、IP電話装置400は、呼び出し中の状態であることを示す「180 RINGING」メッセージをSIPサーバー200に送出する(図4−S25)。この「180 RINGING」メッセージを受信したSIPサーバー200は、IP電話400で呼び出し中であることを知らせるためにIP電話装置300へ「180 RINGING」メッセージを送出する(図4−S26)。
IP電話装置400は、着信に応答すると、この応答を知らせるためにSIPサーバー200へ「200 OK」メッセージを送出する(図4−S27)。この「200 OK」メッセージを受信したSIPサーバー200は、IP電話装置400が応答したことを知らせるためにIP電話装置300へ「200 OK」メッセージを送出する(図4−S28)。この「200 OK」メッセージを受信したIP電話装置300内の着信転送起動制御部330は、「200 OK」を受け付けたことを知らせるためにSIPサーバー200に対して、「ACK」メッセージを送出する(図4−S29)。SIPサーバー200は、IP電話装置400に対して「200 OK」メッセージが受け付けられたことを知らせるために「ACK」メッセージを送出する(図4−S30)。この時点で、まず、IP電話装置300(転送元)とIP電話装置400(転送先)とのIP電話通信による通話が可能な状態となる(上述の図1の概要説明における第2呼の確立)。
IP電話装置300の着信転送起動制御部330は、転送先との通話が確立したことを認識し、次に発信元であるIP電話装置100との通話を成立させるために、SIPサーバー200に対して「200 OK」メッセージを送出する(図4−S7)。この「200 OK」メッセージは、発信元IP電話装置100からのIP電話の着信(図4−S5で呼出状態が保持継続中)への応答を示すメッセージである。
この「200 OK」メッセージを受信したSIPサーバー200は、IP電話装置300が応答したことを知らせるために、IP電話装置100へ「200 OK」メッセージを送出する(図4−S8)。この「200 OK」メッセージを受信したIP電話装置100は、「200 OK」を受け付けたことを知らせるためにSIPサーバー200に対して、「ACK」メッセージを送出する(図4−S9)。SIPサーバー200は、IP電話装置300に対して「200 OK」メッセージが受け付けられたことを知らせるために「ACK」メッセージを送出する(図4−S10)。
この状態において、呼出中が保持されていた発信元であるIP電話装置100とIP電話装置300の間で初めて通話状態が成立する(上述の図1に概要説明における第1呼の確立)。これにより、既に成立していた第2の呼(転送先であるIP電話装置400−IP電話装置300間)と合わせて、IP電話装置100(発信元)とIP電話装置400(転送先)との通話が可能な状態となる。
具体的には、IP電話装置300の着信転送起動制御部330は、発信元のIP電話装置100との通話(上記第1の呼)、及び転送先のIP電話装置400との通話(上記第2の呼)が各々確立したことを認識すると、パケット転送制御部340に対して発信元の情報と転送先の情報を通知する。パケット転送制御部340は、これらの情報を受け取り音声パケットの転送先を認識する。
発信元であるIP電話装置100では、通話(発呼)が確立したので自身の音声パケットをIP電話装置300に向けて送出する(図4−S40)。IP電話装置100からの音声パケットを受信したIP電話装置300のパケット転送制御部340は、受信した音声パケットがIP電話装置100からのものであると認識すると、中継転送動作を行う。即ち、受信した音声パケットの宛先アドレスやポート番号の情報等がIP電話装置400のものに変更され、IP電話装置400に対して送出される(図4−S41)。
転送先であるIP電話装置400では、通話(着呼)が確立したので自身の音声パケットをIP電話装置300に向けて送出する(図4−S42)。IP電話装置400からの音声パケットを受信したIP電話装置300のパケット転送制御部340は、受信した音声パケットがIP電話装置400からのものであると認識すると、中継転送動作を行う。即ち、受信した音声パケットの宛先アドレスやポート番号の情報等がIP電話装置100のものに変更され、IP電話装置100に対して送出される(図4−S43)。このようにして、発信元であるIP電話装置100と転送先であるIP電話装置400の通話が成立する。
次に、このようにして成立した通話を切断する場合について説明する。図5には発信元であるIP電話装置100から通話切断を行った場合のシーケンスの一例を、図6には転送先であるIP電話装置400から通話切断を行った場合のシーケンスの一例を示す。まず、図5によりIP電話装置100から通話切断を行った場合を説明する。
発信元であるIP電話装置100は、通話を切断するために「BYE」メッセージをSIPサーバー200へ送出する(図5−S12)。この「BYE」メッセージを受信したSIPサーバー200は、IP電話装置100が通話切断を行ったことを知らせるためにIP電話装置300に対して「BYE」メッセージを送出する(図5−S13)。IP電話装置300のパケット転送制御部340は、IP電話装置100が通話を切断したことを認識して「200 OK」メッセージをSIPサーバー200へ送出する(図5−S14)。この「200 OK」メッセージを受信したSIPサーバー200は、IP電話装置100へ「BYE」メッセージが受け付けられたことを知らせるために「200 OK」メッセージを送出する(図5−S15)。
発信元であるIP電話装置100との通話が切断されたことを認識したIP電話装置300のパケット転送制御部340は、転送先であるIP電話装置400との通話を切断するために「BYE」メッセージをSIPサーバー200に対して送出する(図5−S51)。この「BYE」メッセージを受信したSIPサーバー200は、IP電話装置300が通話切断を行ったことを知らせるためにIP電話装置400に対して「BYE」メッセージを送出する(図5−S52)。IP電話装置400は、通話相手が通話を切断したことを認識して「200 OK」メッセージをSIPサーバー200へ送出する(図5−S53)。「200 OK」メッセージを受信したSIPサーバー200は、IP電話装置300へ「BYE」メッセージが受け付けられたことを知らせるために「200 OK」メッセージを送出する(図5−S54)。これによりIP電話装置300は着信転送による通話が終了したことを認識し、アイドル状態に戻る。
次に、図6によりIP電話装置400から通話切断を行った場合を説明する。転送先であるIP電話装置400は、通話を切断するために「BYE」メッセージをSIPサーバー200へ送出する(図6−S61)。この「BYE」メッセージを受信したSIPサーバー200は、IP電話装置400が通話切断を行ったことを知らせるためにIP電話装置300に対して「BYE」メッセージを送出する(図6−S62)。これによりIP電話装置300のパケット転送制御部340は、IP電話装置400が通話を切断したことを認識して、「200 OK」メッセージをSIPサーバー200へ送出する(図6−S63)。この「200 OK」メッセージを受信したSIPサーバー200は、IP電話装置400へ「BYE」メッセージが受け付けられたことを知らせるために「200 OK」メッセージを送出する(図6−S64)。
転送先であるIP電話装置400との通話が切断されたことを認識したIP電話装置300のパケット転送制御部340は、発信元であるIP電話装置100との通話を切断するために「BYE」メッセージをSIPサーバー200に対して送出する(図6−S65)。この「BYE」メッセージを受信したSIPサーバー200は、IP電話装置300が通話切断を行ったことを知らせるためにIP電話装置100に対して「BYE」メッセージを送出する(図6−S66)。IP電話装置100は、通話相手が通話を切断したことを認識して「200 OK」メッセージをSIPサーバー200へ送出する(図6−S67)。この「200 OK」メッセージを受信したSIPサーバー200は、IP電話装置300へ「BYE」メッセージが受け付けられたことを知らせるために「200 OK」メッセージを送出する(図6−S68)。これによりIP電話装置300は着信転送による通話が終了したことを認識し、アイドル状態に戻る。
以上説明したように、本発明の一実施形態においては、着信転送動作を実施するに当たって通常の発信、呼出、応答、切断、などの基本的な呼制御に関するメッセージのやり取りで実行している。即ち、SIP方式での着信転送機能に関する特殊なメッセージやコマンドを使用しないので、SIPサーバー200は転送元IP電話装置300を通常の基本的な発信、着信、切断を行うメッセージしか送受信しない端末として扱うことが出来る。また、発信元IP電話装置100や転送先IP電話装置400もSIP方式による通常のIP電話の通話を行う端末で充分であり、SIPによる着信転送機能を実装する必要がない。例えば、IP電話装置100とIP電話装置400との間の通話の開始、終了について着目すると、図3に示したシーケンスで使用する各メッセージと、図4及び図5(IP電話装置100からの切断時)に示したシーケンスで使用する各メッセージ(図4のS1−S6及びS7−S10、図5のS12−S15)とは同じであり、着信転送機能を実現するための特殊なメッセージを使用していない。
よって、本発明の一実施形態に示すようなIP電話装置300を用いることにより、SIPサーバー200、IP電話装置100、400共に現在ドラフト中のSIPによる着信転送機能に依存せずに着信転送を実現出来る。即ち、これらの装置が特殊なメッセージを解釈する必要無しに、着信転送を実現出来るので、現在のドラフトに変更があったとしても影響を受けない。
また、本発明の着信転送機能を使用するユーザーは、回線事業者が提供する着信転送サービス等に加入することなく着信転送機能を使用することができ、料金も転送先までの通話料金を負担するだけでよい。更に、着信転送を受けた発信元IP電話装置100のユーザーはIP電話装置300迄の通話料金負担でよい。
尚、以上に説明した実施形態においては、着信転送の起動は1つの着信を1つの転送先へ転送するだけのものを説明したが、IP電話装置300の転送設定制御部310の設定パラメーターを追加することによりさまざまなバリエーションを持たせることができる。これは、着信転送完了後、IP電話装置300は発信元の音声パケットを転送先に転送し、転送先の音声パケットを発信元に転送するだけで実現しているからである。例えば、図7(b)に示すように、転送設定制御部310の設定パラメーターに発信元情報と転送先情報をペア(対)とした転送情報として、転送拡張パラメーターを必要なだけ定義することにより、複数の発信元(IP電話装置100、XXX、…)からの着信を別々の転送先(IP電話装置400、YYY、…)に同時に転送を実現することが可能となる。
着信転送を複数起動するシーケンスは、図4に記載したシーケンスを複数起動すれば良い。要点は、IP電話装置300の着信転送起動制御部330が、転送設定制御部310の転送拡張パラメーターを参照して発信元情報とペアになった転送先へ着信転送を起動することである。更に、転送拡張パラメーターに一致しない発信元からの着信については、IP電話装置300自身で着信を受け付け、IP電話装置300に接続されているアナログ電話機500で通話することも可能となる。IP電話装置300自身が通話を行う場合は図3のシーケンスと同じである。
尚、本発明は上述の実施形態のみに限定されるものではない。例えば、転送設定制御部310における各種パラメーターの種類や組合せ等は必要に応じて変更出来る。本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することが出来る。
本発明の一実施形態を含む概要構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態におけるIP電話装置300の詳細構成を示すブロック図である。 IP電話装置がSIPプロトコルを使用して通常に通話する場合のSIPメッセージのシーケンスの一例を示す図である。 本願発明の一実施形態において着信転送を起動して通話状態になるまでのSIPメッセージのシーケンスの一例を示す図である。 本願発明の一実施形態において発信元IP電話装置100から通話切断を行った場合のSIPメッセージのシーケンスの一例を示す図である。 本願発明の一実施形態において転送先IP電話装置400から通話切断を行った場合のSIPメッセージのシーケンスの一例を示す図である。 図2のIP電話装置300における転送設定制御部310内のパラメーターの設定例を示す図である。
符号の説明
100 IP電話装置
200 SIPサーバー
300 IP電話装置
400 IP電話装置
500 アナログ電話機
600 PC
1000 インターネット
301 アナログ電話接続口部
302 インターネット接続口部
303 PC接続口部
310 転送設定制御部
320 着信判定制御部
330 着信転送起動制御部
340 パケット転送制御部
350 通話制御部

Claims (14)

  1. インターネットからの第1のIP電話通信の着信を、転送先IP電話装置へ着信転送する着信転送機能を有するIP電話装置であって、
    前記第1のIP電話通信の着信を呼出中状態に保持したまま、予め設定された前記転送先IP電話装置に第2のIP電話通信の発信を行い、
    この第2のIP電話通信が開始されたことを認識してから、前記呼出中状態の第1のIP電話通信の着信に応答して前記第1のIP電話通信を開始し、
    前記第1のIP電話通信の音声データと前記第2のIP電話通信の音声データとを中継転送することを特徴とするIP電話装置。
  2. インターネットからの第1のIP電話通信の着信を、転送先IP電話装置へ着信転送する着信転送機能を有するIP電話装置であって、
    前記第1のIP電話通信の着信を呼出中状態に保持したまま、予め設定された前記転送先IP電話装置に第2のIP電話通信の発信を行い、この第2のIP電話通信が開始されたことを認識してから、前記呼出中状態の第1のIP電話通信の着信に応答して前記第1のIP電話通信を開始させる着信転送起動制御手段と、
    前記第1のIP電話通信の音声データと前記第2のIP電話通信の音声データとを中継転送する転送制御手段と、
    を備えることを特徴とするIP電話装置。
  3. インターネットからの第1のIP電話通信の着信を、転送先IP電話装置へ着信転送する着信転送機能を有するIP電話装置であって、
    前記転送先IP電話装置の番号を予め設定する転送設定制御手段と、
    前記第1のIP電話通信の着信を呼出中状態に保持したまま、前記転送先IP電話装置に第2のIP電話通信の発信を行い、この第2のIP電話通信が開始されたことを認識してから、前記呼出中状態の第1のIP電話通信の着信に応答して前記第1のIP電話通信を開始させる着信転送起動制御手段と、
    前記第1のIP電話通信の音声データと前記第2のIP電話通信の音声データとを中継転送する転送制御手段と、
    を備えることを特徴とするIP電話装置。
  4. インターネットを介しての発信元IP電話装置からの第1のIP電話通信の着信を、転送先IP電話装置へ着信転送する着信転送機能を有するIP電話装置であって、
    着信転送対象となる発信元IP電話装置の番号と、その発信元IP電話装置からの着信の転送先のIP電話装置の番号とを対にして予め設定する転送設定制御手段と、
    前記第1のIP電話通信の発信元が前記転送設定制御手段に設定された着信転送対象であることを認識すると着信転送機能の起動を行う着信判定制御手段と、
    この着信判定制御手段の起動を受け、前記第1のIP電話通信の着信を呼出中状態に保持したまま、前記転送設定制御手段に前記発信元IP電話装置と対として設定されている転送先IP電話装置に第2のIP電話通信の発信を行い、この第2のIP電話通信が開始されたことを認識してから、前記呼出中状態の第1のIP電話通信の着信に応答して前記第1のIP電話通信を開始させる着信転送起動制御手段と、
    前記第1のIP電話通信の音声データと前記第2のIP電話通信の音声データとを中継転送する転送制御手段と、
    を備えることを特徴とするIP電話装置。
  5. インターネットを介しての発信元IP電話装置からの第1のIP電話通信の着信を、転送先IP電話装置へ着信転送する着信転送機能を有するSIP方式のIP電話装置であって、
    着信転送対象となる発信元IP電話装置の番号と、その発信元IP電話装置からの着信の転送先のIP電話装置の番号とを対にして予め設定する転送設定制御部と、
    前記第1のIP電話通信の着信SIPメッセージを解析し、発信元IP電話装置が前記転送設定制御部に設定された着信転送対象であることを認識すると着信転送機能の起動を行う着信判定制御部と、
    この着信判定制御部の起動を受け、前記第1のIP電話通信の着信を呼出中状態に保持したまま、前記転送設定制御部に前記発信元IP電話装置と対として設定されている転送先IP電話装置に第2のIP電話通信の発信を行い、この第2のIP電話通信が開始されたことを認識してから、前記呼出中状態の第1のIP電話通信の着信に応答して前記第1のIP電話通信を開始させる着信転送起動制御部と、
    前記第1のIP電話通信の音声パケットと前記第2のIP電話通信の音声パケットとを中継転送するパケット転送制御部と、
    を備えることを特徴とするIP電話装置。
  6. SIPサーバーの制御の元でインターネットを介して到来した、発信元IP電話装置からの第1のIP電話通信の着信を、転送先IP電話装置へ着信転送する着信転送機能を有するSIP方式のIP電話装置であって、
    着信転送対象となる発信元IP電話の番号と、その発信元IP電話からの着信の転送先のIP電話装置の番号とを対にして予め設定する転送設定制御部と、
    前記SIPサーバーから受信した前記第1のIP電話通信の着信を示すSIPメッセージを解析し、発信元IP電話装置が前記転送設定制御部に設定された着信転送対象であることを認識すると着信転送機能の起動を行う着信判定制御部と、
    この着信判定制御部の起動を受け、前記第1のIP電話通信の着信について呼出中を示すSIPメッセージを前記SIPサーバーに送信して呼出中状態に保持したまま、前記転送設定制御部に前記発信元IP電話装置と対として設定されている転送先IP電話装置への第2のIP電話通信の発信を示す発信SIPメッセージを前記SIPサーバーに送信し、前記転送先IP電話装置がその第2のIP電話通信の着信に応答して、第2のIP電話通信が開始されたことを示す応答SIPメッセージを前記SIPサーバーから受信してから、前記呼出中状態の第1のIP電話通信の着信に応答した事を示す応答SIPメッセージを前記SIPサーバーに送信して前記第1のIP電話通信を開始させる着信転送起動制御部と、
    前記第1のIP電話通信の音声パケットと前記第2のIP電話通信の音声パケットとを中継転送するパケット転送制御部と、
    を備えることを特徴とするIP電話装置。
  7. インターネットに接続された第1〜第3のIP電話装置を備え、第1のIP電話装置から第2のIP電話装置への着信を、第3のIP電話装置へ着信転送を行うIP電話着信転送方式において、
    前記第2のIP電話装置が、
    前記第1のIP電話装置からのIP電話着信を呼出中状態に保持したまま、予め設定された前記第3のIP電話装置に別の発信を行い、この第3のIP電話装置とのIP電話通話が開始されたことを認識してから、前記呼出中状態の前記第1のIP電話装置からの着信に応答して前記第1のIP電話装置とのIP電話通話を開始する着信転送起動手段と、
    前記第1のIP電話装置と送受信する音声データと前記第3のIP電話装置と送受信する音声データとを中継転送する転送制御手段と、
    を備えることを特徴とするIP電話着信転送方式。
  8. 前記第2のIP電話装置は、着信転送対象となる前記第1のIP電話装置の番号とその第1のIP電話装置からの着信の転送先である第3のIP電話装置の番号とを対にした転送情報を予め設定する転送設定制御手段を、更に備えることを特徴とする請求項7記載のIP電話着信転送方式。
  9. 前記転送設定制御手段は、複数個の前記転送情報の対を設定し、
    前記第2のIP電話装置は、更に、
    IP電話通信の着信メッセージを解析し、前記転送設定制御手段の設定内容により、発信元IP電話装置が前記転送設定制御部に設定された着信転送対象であることを認識すると、認識された発信元IP電話装置と対になった転送先IP電話装置の番号を検出して前記着信転送起動手段に着信転送機能の起動を通知する着信判定制御手段を、
    備えることを特徴とする請求項8記載のIP電話着信転送方式。
  10. インターネットに接続された第1〜第3のIP電話装置及びSIPサーバーを備え、第1のIP電話装置から第2のIP電話装置への着信を、第3のIP電話装置へ着信転送を行うSIPによるIP電話の着信転送方式において、
    前記第2のIP電話装置が、
    着信転送対象となる前記第1のIP電話装置の番号とその第1のIP電話装置からの着信の転送先である第3のIP電話装置の番号とを対にした転送情報を予め設定する転送設定制御手段と、
    前記SIPサーバーから受信したIP電話の着信を示すSIPメッセージを解析し、前記転送設定制御手段の設定内容により、発信元IP電話装置が着信転送対象である前記第1のIP電話装置であることを認識すると、対になった転送先である前記第3のIP電話装置の番号を検出して着信転送機能の起動を行う着信判定制御手段と、
    この着信判定起動手段の起動を受け、前記第1のIP電話装置からの着信を示すSIPメッセージに対し、呼出中を示すSIPメッセージを前記SIPサーバーに送信して前記着信を呼出中状態に保持したまま、前記第3のIP電話装置への発信を要求するSIPメッセージを前記SIPサーバーに送信し、前記第3のIP電話装置がその呼に応答して第3のIP電話装置とのIP電話通信が開始されたことを示すSIPメッセージを前記SIPサーバーから受信してから、前記呼出中状態の前記第1のIP電話装置からの着信に応答した事を示すSIPメッセージを前記SIPサーバーに送信して前記第1のIP電話装置とのIP電話通信を開始する着信転送起動手段と、
    前記第1のIP電話装置と送受信する音声パケットと前記第3のIP電話装置と送受信する音声パケットとを中継転送する転送制御手段と、
    を備えることを特徴とするIP電話着信転送方式。
  11. インターネットに接続されたIP電話装置間で、第1のIP電話装置から第2のIP電話装置への着信を第3のIP電話装置へ着信転送を行うIP電話着信転送方法において、
    前記第2のIP電話装置が、
    前記第1のIP電話装置からのIP電話着信を呼出中状態に保持したまま、予め設定された前記第3のIP電話装置に別の発信を行い、
    その第3のIP電話装置とのIP電話通話が開始されたことを認識してから、前記呼出中状態の前記第1のIP電話装置からの着信に応答して前記第1のIP電話装置とのIP電話通話を開始し、
    前記第1のIP電話装置と送受信する音声データと前記第3のIP電話装置と送受信する音声データとを中継する、
    ことを特徴とするIP電話着信転送方法。
  12. 発信元IP電話装置からインターネットを介して転送元IP電話装置に第1のIP電話の着信が到来すると、その着信を転送先IP電話装置へ転送を行うIP電話着信転送方法であって、
    前記転送元IP電話装置が、
    前記第1のIP電話の着信を呼出状態に保持したままで前記転送先IP電話装置に第2のIP電話の発信を行う第1の手順と、
    前記転送先IP電話装置と前記転送元IP電話装置とが前記第2のIP電話により通話状態になったことを認識する第2の手順と、
    前記転送元IP電話装置は前記呼出状態に保持されたままの前記第1のIP電話の着信に応答して前記第1のIP電話を通話状態にする第3の手順と、
    前記発信元IP電話装置から前記第1のIP電話により受信した音声データを前記第2のIP電話により前記転送先IP電話に転送し、前記転送先IP電話装置から前記第2のIP電話により受信した音声データを前記第1のIP電話により前記発信元IP電話に転送する第4の手順と、
    を実行することを特徴とするIP電話着信転送方法。
  13. 請求項12記載のIP電話着信転送方法であって、
    前記転送元IP電話において前記第1の手順の前に、
    前記第1のIP電話の着信時に発信元IP電話の番号を検出し、着信転送対象の発信元電話番号に対応して予め設定されている転送先IP電話装置の番号を識別する第5の手順を実行し、
    この第5の手順により識別された転送先IP電話装置に対して前記第2のIP電話の発信を行うことを特徴とするIP電話着信転送方法。
  14. インターネットに接続された第1〜第3のIP電話装置及びSIPサーバーを備え、第1のIP電話装置から第2のIP電話装置への着信を、第3のIP電話装置へ着信転送を行うSIPによるIP電話の着信転送方法において、
    前記第2のIP電話装置が、
    着信転送対象となる前記第1のIP電話装置の番号とその第1のIP電話装置からの着信の転送先である第3のIP電話装置の番号とを対にした転送情報を予め設定する第1の手順と、
    前記SIPサーバーから受信したIP電話の着信を示すSIPメッセージを解析し、前記第1の手順の設定内容により、発信元IP電話装置が着信転送対象である前記第1のIP電話装置であることを認識すると、対になった転送先である前記第3のIP電話装置の番号を検出して着信転送機能の起動を行う第2の手順と、
    この第2の手順の起動を受け、前記第1のIP電話装置からの着信を示すSIPメッセージに対し、呼出中を示すSIPメッセージを前記SIPサーバーに送信して前記着信を呼出中状態に保持したまま、前記第3のIP電話装置への発信を要求するSIPメッセージを前記SIPサーバーに送信する第3の手順と、
    前記第3のIP電話装置がその呼に応答して第3のIP電話装置とのIP電話通信が開始されたことを示すSIPメッセージを前記SIPサーバーから受信してから、前記呼出中状態の前記第1のIP電話装置からの着信に応答し、その応答を示すSIPメッセージを前記SIPサーバーに送信して前記第1のIP電話装置とのIP電話通信を開始する第4の手順と、
    前記第1のIP電話装置と送受信する音声パケットと前記第3のIP電話装置と送受信する音声パケットとを中継転送する第5の手順と、
    を実行することを特徴とするIP電話着信転送方法。
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