JP2007049014A - 磁性体収納用ケース - Google Patents

磁性体収納用ケース Download PDF

Info

Publication number
JP2007049014A
JP2007049014A JP2005233152A JP2005233152A JP2007049014A JP 2007049014 A JP2007049014 A JP 2007049014A JP 2005233152 A JP2005233152 A JP 2005233152A JP 2005233152 A JP2005233152 A JP 2005233152A JP 2007049014 A JP2007049014 A JP 2007049014A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
cylindrical
magnetic material
pair
core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005233152A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Takahashi
真幸 高橋
Takahiro Suzuki
隆博 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
NEC Tokin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Tokin Corp filed Critical NEC Tokin Corp
Priority to JP2005233152A priority Critical patent/JP2007049014A/ja
Publication of JP2007049014A publication Critical patent/JP2007049014A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Abstract


【課題】 車載用ハーネスなどの振動下に常時曝される場合でも、電子機器の筐体やプリント基板に安定な固定ができる構造を備えた磁性体収納用ケースを提供すること。
【解決手段】 電気ケーブルを貫通させる筒状の磁性体からなるコアをそのコアの軸を含む平面で分割してなる一対の磁性体コア片と電気ケーブル8とを収納する略半円筒状の一対のケース分割体を対向させ、接触させて略円筒状の磁性体からなるコアを形成する磁性体収納用ケース2において、略円筒状の磁性体からなるコアと電気ケーブル8との嵌合を強固にし、機器の固定部への装着のための鉤爪を有する突起部である取り付け爪3を略半円筒状の一対のケース分割体の円筒状外表面の中央部に具設して、略半円筒状の一対のケース分割体における主面にある突起部である取り付け爪3を中央に挟んだ両側に略半円筒状の一対のケース分割体保持部である棒状又は板状の突起からなるケース保持部6を一体化して具設すること。
【選択図】 図2

Description

本発明は、磁性体収納用ケースに関し、特に、ハーネスや電子機器のケーブルを伝搬するノイズを抑制する分割フェライトコアを収納する磁性体収納用ケースに関する。
ノイズ伝搬しやすい電気ケーブルにケーブル径に応じた分割フェライトコアを収納した磁性体収納用ケースを嵌合し、取付けることで、ノイズを抑制することが実用化されている。
ハーネスや電子機器の電気ケーブルを伝搬するノイズを抑制する分割フェライトコアは、ケーブルの形状に合わせて、インピーダンス特性を確保しやすい円筒状の形状にするのが一般的で、磁性体収納用ケースも円筒状の構造のものが一般的である。しかしながら、電子機器の筐体やプリント基板に取付ける際に、安定な固定をするのは困難であるという問題点があった。
このような問題点を解決するために、四角柱状の台座の上に円筒状の磁性体収納用ケースを装着する技術が、特許文献1に開示されている。また、六角柱状の磁性体収納用ケースを凹状の容器に装着することで、プリント基板への固定を強化する技術が特許文献2に開示されている。
また、車載用ハーネスなどの振動下に常時曝される場合は、磁性体収納用ケースの嵌合部が外れやすいという問題があり、嵌合部が外れるとノイズ抑制効果が低下又は消失し、ノイズの伝搬が増大するという問題が発生した。この嵌合部が外れないように、取り付け後に磁性体収納用ケース本体にテーピングを施す対策を行っているが、振動により取り付け位置からずれる可能性があるので、テーピング後に再加工して固定する工程が必要になり、コストが増大するという問題点があった。
特開平9−22821号公報 特開2002−93626号公報
上述した特許文献1では、四角柱状の台座と円筒状の磁性体収納ケースは、一体化した構造ではなく、着脱可能な構造になっているので、車載用ハーネスなどの振動下に常時曝される場合は、磁性体収納用ケースの嵌合部が外れやすいという問題があった。
上述した特許文献2では、六角柱状の磁性体収納用ケースを凹状の容器に装着することで、プリント基板への固定を強化しているが、それぞれが一体化した構造でなく、また、密着して接合する構造になっていないので、車載用ハーネスなどの振動下に常時曝される場合は、磁性体収納用ケースの嵌合部が外れやすいという問題があった。
本発明は、上述した問題点を解決すべくなされたもので、その技術課題は、車載用ハーネスなどの振動下に常時曝される場合でも、電子機器の筐体やプリント基板に安定な固定ができる構造を備えた磁性体収納用ケースを提供することである。
上記目的を達成するための第1の発明は、電気ケーブルを貫通させる筒状の磁性体からなるコアを前記筒状の磁性体からなるコアの軸を含む平面で分割してなる一対の磁性体コア片と前記電気ケーブルとを収納する略半円筒状の一対のケース分割体を対向させ、接触させて略円筒状の磁性体からなるコアを形成する磁性体収納用ケースにおいて、前記略円筒状の磁性体からなるコアと前記電気ケーブルとの嵌合を強固にし、機器の固定部への装着のための鉤爪を有する突起部を前記略半円筒状の一対のケース分割体の円筒状外表面の中央部に具設した磁性体収納用ケースである。
上記目的を達成するための第2の発明は、前記略半円筒状の一対のケース分割体にある前記突起部を中央に挟んだ両側に、棒状又は板状の突起を具設した磁性体収納用ケースである。
本発明によれば、電気ケーブルを貫通させる筒状の磁性体からなるコアを筒状の磁性体からなるコアの軸を含む平面で分割してなる一対の磁性体コア片とケーブルとを収納する略半円筒状の一対のケース分割体を対向させ、接触させて略円筒状の磁性体からなるコアを形成する磁性体収納用ケースにおいて、略円筒状の磁性体からなるコアと前記電気ケーブルとの嵌合を強固にし、機器の固定部への装着するための鉤爪を有する突起部を前記略半円筒状の一対のケース分割体の円筒状外表面の中央部に具設して、略半円筒状の一対のケース分割体にある突起部を中央に挟んだ両側に棒状又は板状の突起を具設することで、電子機器の筐体やプリント基板の固定穴による締め付けとそれぞれの突起部である取付爪を対向させることで、固定穴に取付けでき、固定磁性体収納用ケースの嵌合を強固にできる構造になっているので、振動条件下においても電気ケーブルと略円筒状の磁性体からなるコアとの嵌合が緩くならない。また、棒状又は板状の突起を備えることで、鉤爪を有する突起部である取り付け爪にかかる応力を緩和できるので、磁性体収納用ケースが振動の影響を抑制でき、安定な固定が可能になる。
その結果、車載用ハーネスなどの振動下に常時曝される場合でも、電子機器の筐体やプリント基板に安定な固定ができる構造を備えた磁性体収納用ケースの提供が可能になる。
本発明を実施するための最良の形態に係る磁性体収納用ケースを、以下に図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係る磁性体収納用ケースの実施の形態1の開いた状態を示す平面図である。図2は、本発明に係る磁性体収納用ケースの実施の形態1の電気ケーブルに嵌合し、取り付け板に取付けた状態を示す正面図である。
図1に示すように、本発明の磁性体収納用ケースの実施の形態1では、略半円筒状の一対のケース分割体2a,2bに略円筒状の磁性体からなるコアと電気ケーブル8との嵌合を強固にし、機器の固定部へ装着するための鉤爪を有する突起部である取り付け爪3a,3bが具設されている。係止爪4a,4bと係止部5a,5bを嵌合させることで、電気ケーブルを貫通させる筒状の磁性体からなるコアを筒状の磁性体からなるコアの軸を含む平面で分割してなる一対の磁性体コア片と電気ケーブルとを収納する略半円筒状の一対のケース分割体2a,2bを対向できる。
図1、図2に示すように、本発明の磁性体収納用ケースの実施の形態1では、磁性体収納ケース2に具設された略半円筒状の一対のケース分割体2a,2bにおける外円筒面の中央部に設けられた鉤爪を持つ突起部である取り付け爪3a,3bを中央に挟んだ両側に、略半円筒状の一対のケース分割体保持部である棒状又は板状の突起からなるケース保持部6,6a,6b,6c,6dを具設することで、電子機器の筐体やプリント基板の固定穴による締め付けとそれぞれの突起部である取り付け爪3a,3bを対向させることで、固定穴に取付けできるようになる。
また、固定穴からの締め付けにより、係止爪4a,4bと係止部5a,5bとの嵌合がより強固になり、磁性体収納用ケース2の嵌合をより強固にできる。なお、磁性体収納用ケース2に具設された略半円筒状の一対のケース分割体2a,2bにある突起部である取り付け爪3を、取り付け部である固定穴を有する取り付け板7(この部分のみは図で示した)に嵌合している。
また、図2に示すように、取り付け爪3を磁性体収納用ケース2に一体化して具設しているので、電気ケーブル8の荷重の影響を受けて、荷重バランスがくずれやすい構造になっている。そこで、磁性体収納用ケース2の保持を兼ねる取り付け爪3への荷重バランスが不安定になるのを抑制するために、磁性体収納用ケース2にケース保持部6,6a,6b,6c,6dを一体化して具設している。
なお、取り付け爪3a,3bは、取り付け板7の形状に応じて、任意に形状を容易に変更できる。また、ケース保持部6a,6b,6c,6dも形状を容易に変更できる。
本発明の最良の形態では、振動下における設置を想定しているが、その用途は必ずしもその条件下のみでなく広く適用できる。
以上に示したように、本発明により車載用ハーネスなどの振動下に常時曝される場合でも、電子機器の筐体やプリント基板に安定に固定できる構造を備えた磁性体収納用ケースの提供が可能になる。
本発明に係る磁性体収納用ケースの実施の形態1の開いた状態を示す平面図。 本発明に係る磁性体収納用ケースの実施の形態1の電気ケーブルに嵌合し、取り付け板に取付けた状態を示す正面図。
符号の説明
1a,1b 磁性体コア片
2 磁性体収納用ケース
2a,2b 略半円筒状の一対のケース分割体
3,3a,3b 取り付け爪
4a,4b 係止爪
5a,5b 係止部
6,6a,6b,6c,6d ケース保持部
7 取り付け板
8 電気ケーブル

Claims (2)

  1. 電気ケーブルを貫通させる筒状の磁性体からなるコアを前記筒状の磁性体からなるコアの軸を含む平面で分割してなる一対の磁性体コア片と前記電気ケーブルとを収納する略半円筒状の一対のケース分割体を対向させ、接触させて略円筒状の磁性体からなるコアを形成する磁性体収納用ケースにおいて、前記略円筒状の磁性体からなるコアと前記電気ケーブルとの嵌合を強固にし、機器の固定部への装着のための鉤爪を有する突起部を前記略半円筒状の一対のケース分割体の円筒状外表面の中央部に具設したことを特徴とする磁性体収納用ケース。
  2. 前記略半円筒状の一対のケース分割体にある前記突起部を中央に挟んだ両側に、棒状又は板状の突起を具設したことを特徴とする請求項1記載の磁性体収納用ケース。
JP2005233152A 2005-08-11 2005-08-11 磁性体収納用ケース Pending JP2007049014A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005233152A JP2007049014A (ja) 2005-08-11 2005-08-11 磁性体収納用ケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005233152A JP2007049014A (ja) 2005-08-11 2005-08-11 磁性体収納用ケース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007049014A true JP2007049014A (ja) 2007-02-22

Family

ID=37851584

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005233152A Pending JP2007049014A (ja) 2005-08-11 2005-08-11 磁性体収納用ケース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007049014A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012094758A (ja) * 2010-10-28 2012-05-17 Nichicon Corp ノイズフィルタ
JP2012134028A (ja) * 2010-12-22 2012-07-12 Sumitomo Wiring Syst Ltd ワイヤーハーネス
JP2015015828A (ja) * 2013-07-04 2015-01-22 星和電機株式会社 フェライトケース

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11240980A (ja) * 1998-02-24 1999-09-07 Junichi Inoko 廃棄物用の熱分解炉

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11240980A (ja) * 1998-02-24 1999-09-07 Junichi Inoko 廃棄物用の熱分解炉

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012094758A (ja) * 2010-10-28 2012-05-17 Nichicon Corp ノイズフィルタ
JP2012134028A (ja) * 2010-12-22 2012-07-12 Sumitomo Wiring Syst Ltd ワイヤーハーネス
JP2015015828A (ja) * 2013-07-04 2015-01-22 星和電機株式会社 フェライトケース

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7367819B2 (en) Board mounted terminal construction
JP2007049014A (ja) 磁性体収納用ケース
JP2007131158A (ja) バッテリ固定装置
JP2009110697A (ja) コネクタ
JP3957149B2 (ja) ケーブル保持具
JP2007137179A (ja) 車両機器取付具及び車両機器の取付方法
JP2007282401A (ja) 電気接続箱
JP2007194318A (ja) Dinレール取付け型電気機器の取付け構造
JPH0555047A (ja) 保持ケース付のノイズ対策用フエライト部品
JP7250506B2 (ja) 充電ケーブルユニット、及び、急速充電装置
JP2013030291A (ja) コネクタ保持構造、電子機器、電動機制御装置
JP2011138978A (ja) 記録機器セットおよびホルダー
JP2009071981A (ja) プロテクタ
JP5234972B2 (ja) 電子機器筺体の取り付け構造
CN210027237U (zh) 安装组件、安装结构及车载电子装置
JP2012182011A (ja) プラグ付属部品
JP2007012627A (ja) 配線材の配索構造
JP2014154638A (ja) ケーブル支持構造及び電源装置
JP2016207731A (ja) ノイズ低減部材の保持部材
TWI497526B (zh) 腕戴式裝置
JP2023132488A (ja) ケーブルの保持構造
JP2011036073A (ja) 電子機器の線部材固定具
JP2008193353A (ja) 無線機
JP3154135U (ja) 配線位置決め用ホルダ
JP5694242B2 (ja) 電気コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080303

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100602

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101013