JP2007048414A - 記録装置の接続装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記憶装置を接続する装置において、接続端子の位置調整を不要とした接続装置を提供する。
【解決手段】
支持板232に形成された長孔233、233を挿通する2つのネジ234、234により、支持板232に接続部23が支持される。弾性部材235は、各ネジ234、234を長孔233、233の中心(基準位置)に位置させるように付勢する。そして、接続部23は、ハードディスクドライブ装置Hの接続部と接続する際に、接続方向に交差する方向に外力が加わると、弾性部材234を変形させながら、長孔233、233の範囲内で、接続に適した位置に移動することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、多数の記録装置に情報を記録する装置にかかり、詳しくは、多数の記録装置を接続する接続装置に関するものである。
パーソナルコンピュータ等の記録装置が内蔵されている製品を大量に製造するには、オペレーションシステム等の基本ソフトウエアーを、各製品の記録装置に記録する必要がある。従来では、ハードディスクドライブ装置に代表される記録装置に対して、複写元のハードディスクドライブ装置に必要な情報を記録しておき、該複写元ハードディスクドライブ装置から、複数の複写先ハードディスクドライブ装置へ情報をコピーする作業が行われていた。このコピー作業には、複数の複写先ハードディスクドライブ装置を接続する接続装置が持ちられ、この接続装置は、端子の機械的な位置が同じ複写先ハードディスクドライブ装置を複数接続することができるように構成されていた。
特開平10-074384号。
しかし、近年のハードディスクドライブ装置は、機種に応じて、電源端子の機械的な位置が微妙に異なる。このため、ハードディスクドライブ装置を交換する度に、ハードディスクドライブ装置を収容する収容部に対する接続端子の位置を変更する必要が生じ、作業工程が煩雑となるといった問題があった。この問題は、信号端子についても同様に生じでいた。
特に、位置調整が、1mm前後の場合には、かえって位置調整が難しく微妙な距離を位置調整するために、作業時間が掛かるといった問題があった。
この発明は、記憶装置を接続する装置において、接続端子の位置調整を不要とした接続装置を提供することを目的とする。
以上のような問題を解決する本発明は、以下のような構成を有する。
(1) 本体に設けられた移動基台と、
前記移動基台上に設けられ、接続端子を有する記録装置を収容する第1収容部と、
前記本体側において、第1収容部に対応する位置に配置され、記録装置側接続部に接続される第1受け側接続部とを有し、
前記移動基台は、前記第1受け側接続部と記録装置側接続部とが接続された接続位置と、前記第1受け側接続部から記録装置側接続部が引き抜かれた離脱位置との間で、前記本体に対して往復移動可能に支持されており、
前記第1受け側接続部を保持する保持部材と、
前記保持部材と前記第1受け側接続部との間に設けられた付勢部材と、
一方の接続部の有する接続口に、他方の接続部が有する挿入片を挿入することによって、接続が行われる接続構造を有し、
接続口又は挿入片は、接続挿入時に接続前の基準位置から接続後の接続位置へ向けて第1受け側接続部が移動するように案内する案内部を有し、
前記第1受け側接続部は、前記第1受け側接続部に記録装置側接続部を接続させる際の接続方向に対して、これに交差する方向に移動可能な状態で前記保持部材に保持され、前記付勢部材よって接続前の基準位置へ向けて付勢される構成を有する記録装置の接続装置。
(2) 前記移動基台には複数の第1収容部が載置されている上記(1)に記載の記録装置の接続装置。
請求項1に記載の本発明によれば、記録装置を収容部に接続する際に、受け側接続部が、記録装置側接続部の位置に合わせて移動するので、受け側接続部の微小な位置調整が不要となり、作業効率が向上する。
請求項2に記載の本発明によれば、移動基台を移動させることで、一括して複数の記録装置を接続させ、又は接続を解除させることができ、作業効率が向上する。特に、移動基台を移動させることで、一括して接続と、接続の解除を行う場合には、1つの記録装置の接続位置が狂っている他の接続が困難となるため、記録装置毎の接続部の位置調整を、より精密に行う必要が生じるが、本発明の構成によれば、収容部毎の接続部の微小な位置調整が不要なため、特に作業効率が向上する。
以下、本発明の好適実施形態について詳細に説明する。図1は、本発明の記録装置の接続装置1を示す全体斜視図、図2は同じく全体側面図である。
接続装置1は、本体11と、本体11において上下2段に保持された第1基台である第1トレー3と、第2基台である第2トレー2を有する。上段の第2トレー2は、記録装置であるハードディスクドライブ装置Hを収容する3つの第2収容部21a、21b、21cを有し、各第2収容部21a、21b、21cは、左右方向(図2中、Z軸方向)に配列されている。
また、下段に位置する移動基台としての第1トレー3は、記録装置であるハードディスクドライブ装置Hを収容する3つの第1収容部31a、31b、31cを有し、各第1収容部31a、31b、31cは、左右方向(図2中、Z軸方向)に配列されている。
一方本体11は、左右の側板41、42を有し、側板41、42の背面側には、背面板43が架設されており、左右の側板41、42の下端片には、底板44が架設され、全体として箱型の本体11が形成されている。また、側板41、42の間には、背面板43の正面側において、第1トレー3に対向する位置に取付板46が架設されている。
第2トレー2は、板状のトレー本体22が、側板41、42の間において、支持支点としての支持軸221、221において、上下揺動自在に支持されている。また、板状のトレー本体22は、側板41、42の内側に固定された当接部材45によって、下側から支持され、作動状態では水平となる(接続時姿勢)ように構成されている。側板42には、第2トレー2を上方へ傾斜させた状態で固定するロック機構5が設けられている。ロック機構5は、先端に爪511を有するロック部材51と、ロック部材51を揺動自在に支持するカバー52と、ロック部材51の先端を第2トレー2の方向へ付勢する付勢機構53とを備えている。爪511は、側板42に形成され孔54を介して、側板42の内側に突出できる構成となっている。
第2トレー2を上方へ傾斜させ、所定角度以上とすると、図2中想像線で示されているように、爪511が第2トレー2の下側に突出し、傾斜した状態(交換時姿勢)で、爪511が第2トレー2を下側から支える構成となっている。
第2トレー2上には、既述の通り、第2第2収容部21a、21b、21cが設けられている。これらの第2第2収容部21a、21b、21cの構成は、それぞれ同じなので、中央の第2収容部21bについて説明し、他の第2収容部21a、21cの説明は省略する。
図3は、第2収容部21bの部分拡大斜視図である。第2収容部21bは、収容するハードディスクドライブ装置Hの幅に合わせて配置されたL字断面のレール221、222を有している。レール221、222において、相互に対向する側に設けられた支持面には、導電性を有する弾性材223が設けられ、ハードディスクドライブ装置Hに蓄えられている静電気が、弾性材223を伝って接続装置1側へ流れるように構成されている。また、この弾性材が、ハードディスクドライブ装置Hの駆動状態における振動を吸収する。
ハードディスクドライブ装置Hは、レール221、222の間に収容され、これらのレール221、222に案内されて、スライド可能に保持される。そして、レール221、222によって案内されるハードディスクドライブ装置Hの移動方向には、ハードディスクドライブ装置Hの端面に対向する位置に、信号端子を備える接続部24と、第2受け側としての接続部23設けられている。接続部23は、電源端子を備える接続部である。接続部23は、ハードディスクドライブ装置Hの電源接続口Hsに対向する位置に、接続部24は、信号接続口に対向する位置にそれぞれ設けられている。
図4は、接続部23の支持構造を示す分解斜視図、図5は、第2収容部21bの側面である。接続部23は、本体11側に支持された直方体形状であり、第2収容部21bへ向けて突出した挿入片231を有する。接続部23は、本体11側の長孔233、233を挿通するネジ234、234によって、保持部材としての支持板232に取り付けられている。接続部23は、長孔233、233の形成されている範囲内で移動可能に構成される。そして、長孔233、233の間には、弾性部材235が固定され、2つのネジ234、234の間に位置し、各ネジ234、234に弾性部材235の端部が接触した構成となっている。付勢部材である弾性部材235は、長孔233、233の中心(基準位置)にネジ234、234が位置するように、ネジ234、234を付勢する。そして、接続部23が長孔233、233に沿って移動すると、ネジ234、234を基準位置に戻るように付勢力を働かせる。
図9(a)に示されているように、ハードディスクドライブ装置Hの接続部Hsを第2収容部21b側の接続部23へ(Y軸負方向)押し込むと、接続部相互の接触時に、電源端子Htの先端の丸みや、挿入片231と接続口Hsi間のテーパーなどによって、接続部23は接続可能な位置へ移動するようにZ軸方向に案内され、図9(b)に示されているように、電源端子Htは挿入片231の端子孔23t内に納まり、接続が完了する。このように、ハードディスクドライブ装置Hの接続部Hsと、第2収容部21b側の接続部23の位置が、多少異なっていても、接続部23側が位置調整され、接続に適した位置に移動される。これにより、接続部23の微小な位置調整する手間が省けるため、作業効率が向上する。
一方、接続部24は、基板241に固定されており、基板241は、移動部材431に固定されている。移動部材431は、背面板43に対して移動可能に構成され、締着ネジ432によって締着固定される構成となっている。他の第2収容部21a、21cに設けられた各接続部24も、同一の移動部材431に固定されており、3つの接続部24の位置を同時に調整することができ、同時に固定することができる構成となっている。
第2収容部21bには、接続部24に接続されたハードディスクドライブ装置Hを外すための離脱機構6が設けられている。離脱機構6は、離脱部材61と、第2トレー2の下側に設けられた連結枠60と、連結枠60の正面側に揺動自在に接続されたストッパー部材62と、第2トレー2の底面と連結枠60の間に架設されスプリング63と、連結枠60を正面方向(Y軸正方向)へ引き出すレバー64とを備えている。
係合部材としての離脱部材61は、各第2収容部21毎に設けられて、その基端は、1つの連結枠60に固定されている。また、離脱部材61の先端は、接続部24に近接した位置に設けられ、ハードディスクドライブ装置Hの端面に接触する押接部611が屈曲形成されている。押接部611がハードディスクドライブ装置Hを離脱方向に押すことによって、接続部23とハードディスクドライブ装置Hの接続口Hsとの接続が解除される。
受け部材としてのストッパー部材62は、基端がヒンジ621を介して連結枠60に接続され、先端には、上方に屈曲して形成された受け部622が設けられている。受け部622の第2収容部21側には、緩衝材が固定されている。また、ストッパー部材62の下側には、傾斜面63が設けられ、その下側に設けられた傾斜面64と接触することによって、ストッパー部材62は、正面方向(Y軸正方向)へ移動すると同時に、上方(X軸正方向)へ揺動する構成となっている。
連結枠60には、レバー部材であるレバー64が接続されている。レバー64は、レバー64一端の摘み641を手前に引くことにより、他端のローラ642か支点として作用し、連結枠60全体を手前に引っ張る作用を発揮する。
これにより、各第2収容部21a、21b、21cに収容されているハードディスクドライブ装置Hの、接続部23との接続が解除され、手前側(Y軸正方向)に押し出される。接続部23の接続は固い場合には、接続が解除されたハードディスクドライブ装置Hが手前側に押し出される際の移動速度が速くなり、第2収容部21a、21b、21cから飛び出る恐れがあるが、この場合には、ストッパー部材62の受け部622によって、動きが規制される。受け部622は手前に移動しつつ、ハードディスクドライブ装置Hを受け止めるため、衝撃を抑制しつつハードディスクドライブ装置Hの飛び出しを規制することができ、取り外す際にハードディスクドライブ装置Hに加わる衝撃を緩和することができる。
また、離脱部材61が元の位置に復帰した場合、受け部622は、ハードディスクドライブ装置Hの移動領域から退避し(ハードディスクドライブ装置Hの底面(弾性材223の支持面(上面))よりも下側に後退する)、ハードディスクドライブ装置Hを第2収容部21内に収める作業を妨げない姿勢となる。
次に、図6〜8に基づいて、第1トレー3について説明する。図6は、第2トレー2を交換時姿勢とした状態における本発明の接続装置1を示す正面斜視図、図7は、支持部材34の全体斜視図、図8は、第1トレー3の全体平面図である。第1トレー3は、底板44上にレール441、441を介して前後方向(Y軸方向)スライド自在に設けられている。第1トレー3には、板状の基板30と、基板30上に配置固定された第1収容部31a、31b、31cとを備えている。上記レール441は、基板30の底面と、これに対向する底板44の上面との間に設けられており、基板30の底面と底板44の上面にそれぞれ固定されたレール片は、その間に介挿されたベアリングによって、前後方向(Y軸方向)に滑らかに相対移動可能に構成されている。基板30を前後に移動させることによって、3つの第1収容部31a、31b、31cが一体として移動する。
第1収容部31aについて説明する。各第1収容部31a、31b、31cは同一の構成であるので、他の第1収容部31b、31cの構成は、説明を省略する。
第1収容部31aは、板状の底部材320aと、その周端片に沿って設けられた枠体32aとを備えている。該底部材320aと枠体32aとによって、第1収容部31aが画成される。第1収容部31aの背面側端には、本体11に固定された取付板46が対向して設けられている。この取付板46には、各第1収容部31a、31b、31cに対応する位置に、接続端子を備えた第1受け側接続部としての接続部33を支持する支持部材34が、各取り付けられている。図7に示されているように、支持部材34は、中央に接続部33を保持する取付孔341を有し、取付孔341の形成された中央部分340が突出するように、上下端部はクランク状に屈曲した形状に構成され、屈曲端は、取付板46側に支持されるための支持部342、342となっている。また、中央部分340は、取付板46に形成された矩形の開口461に、背面側から挿入されて正面側に突出する。
支持部342、342の角部は、円弧状の切欠343を有している。該各切欠343には、該円弧に沿った外周形状を有する円輪状の弾性体352が収容されている。また、付勢部材としての弾性体352の中心孔には、ピン351が挿通し、ピン351は、中心を挿通するネジ353によって取付板46に固定されている。
このような構成によって、支持部材34は、弾性体352を介して取付板46に支持されることとなる。つまり、支持部材34は、接続部33とハードディスクドライブ装置H2との挿脱方向へは固定され、該挿脱方向に直角に交わる平面に含まれるベクトルへは、弾性体352の変形可能な範囲内で、移動可能に構成されている。即ち、取付板46の平面方向へは、弾性体352の変形可能な範囲内で、接続部33の位置を移動させ得る構成である。
このような構成とすることにより、ハードディスクドライブ装置H2の接続端子の位置が、機種に応じて微妙に違っている場合に、ハードディスクドライブ装置H2の接続端子と、接続部33の接続端子を接続させる場合において、ハードディスクドライブ装置H2の接続端子の位置に応じて、接続が可能となるように、接続部33が接合位置に位置変更されつつ接続端子同士の接合が行われる。
これは、接続端子は、電気的な接続をおこなう通電端子部と、該通電端子が固定され、機械的な接続を維持し、通電端子部の電気的な通電を確保する接続嵌合部とを備えるが、この接続嵌合部同士が、相互に接続方向へ移動する際に、相互に滑りつつ位置修正を行い、最終的に通電端子部が接続可能な位置に修正されている。
支持部材34の支持構造は、このような接続部33の位置修正が可能となるように、例えば0.3〜3mm以内の範囲で、移動可能となるように構成されている。なお、ハードディスクドライブ装置H2を取り外した際には、弾性体352の復元力によって、接続部33は元の基準位置(取付孔341の中央位置)に戻される。
板状の基板30の下側には、位置決め手段と、緩衝手段が設けられている。基板30の背面側端と、正面側端には、それぞれ下側に折り曲げられたフランジ部301、302が設けられている。背面側のフランジ部301の背面側には、位置決め手段の一部を構成する接合凸部712が背面方向(Y軸負方向)へ向けて突設され、ており、この接合凸部712に対向する位置には、接合凹部711が底板44上に固定されている。第1トレー3が、収容しているハードディスクドライブ装置H2が接続部33に接続されている位置(接続位置)にある場合に、接合凸部712と接合凹部711が係合し、第1トレー3は接続位置に固定される。接合凹部712は、開口が開く方向に弾性変形可能に構成され、所定以上の力を加えることで、接合凸部712と接合凹部711とを、接合させ、又は離脱させることができる構成となっている。
また、フランジ部301の正面側の側面にも、係合凸部721が設けられ、係合凸部721に対向する位置には、係合凹部722が底板44上に固定されている。係合凸部721の先端は、係合凹部722の凹部723に係合し、この状態で、第1トレー3は、接続部33からハードディスクドライブ装置H2側接続部が引き抜かれた離脱位置となる。係合凸部721と係合凸部721は導電性を有する材質で構成されており、両者が係合している状態で、第1トレー3から本体11に、ハードディスクドライブ装置H2に帯電している静電気が流れる(アースされる)構成となっている。このように、ハードディスクドライブ装置H2が接続部33に接続される前に、静電気が除かれる構成となっているので、接続時に、接続端子から回路に静電気が流れ、接続される電子機器や、ハードディスクドライブ装置H2に悪影響を与えるといったトラブルが抑制される。また、接合凹部711や接合凸部712を電気絶縁材料で構成することにより、ハードディスクドライブ装置H2と接続部33を接合した状態では、外部との通電を不能とする構成としてもよい。このような接合凸部712と接合凹部711、及び係合凸部721と係合凸部721によって、位置決め手段が構成される。
また、底板44は、矩形の孔442、442を有しており、孔442の正面側縁部と、前記フランジ部301の間には、スプリング73が張設されている。スプリング73は、第1トレー3の移動に伴って伸縮し、第1トレー3が接続位置にあるとき、最も伸びだ状態となり、離脱位置にあるとき最も縮んだ状態となる。そして、第1トレー3が接続位置にあるとき、第1トレー3を離脱位置へ向けて付勢する。また、この場合の付勢力は、接合凹部711と接合凸部712との接合を解除する程の強さはない。正面側のフランジ部302には、取っ手303が設けられている。接続位置にある第1トレー3は、取っ手303を介して正面側(Y軸正方向)へ引っ張ることで、接合凹部711と接合凸部712との接合が解除される。取っ手303を介して、第1トレー3を進退させることにより、第1トレー3上に収納された複数の(本実施形態では3つ)ハードディスクドライブ装置H2は、同時に接続端子の接合と離脱を行うことができ、作業効率が向上する。
また、第1トレー3を押し込んで(Y軸負方向へ進めて)、接続部33と、ハードディスクドライブ装置H2の接続部H2sを接合させる場合には、接続部33を保持する支持部材34は、図10に示されているように、以下のような作用を有する。図10(a)に示されているように、ハードディスクドライブ装置H2が接続方向(Y軸負方向)へ(接続位置へ向けて)押し込まれた際に、接続部33の位置と、ハードディスクドライブ装置H2の接続部H2sの位置が適正に対向する位置でなく、左右(Z軸方向)、上下(X軸方向)に若干外れている場合がある。このような場合に、両接続部33、H2sの接触によって、開口内側のテーパーや挿入片外側のテーパー、或は、接続端子H2t、33tが付設されている接続プレートH2p、33pの端片、端部に形成されたテーパーなどの接触によって、接続端子同士が適正に接続できる位置へ向かうように、接続部33に対して外力が加わる(図10(a)中の横方向(Z軸正方向)の矢印)。
この際、弾性体352が変形し、接続部33が適正な接続位置となるよう、支持部材34が移動する。最終的に、図10(b)に示されているように、接続部33は適正な接続位置に移動し、接続端子H2t、33tが物理的に接続され、電気的な接続が完了する。このように、接続操作時に、接続部33が微小な範囲で、移動可能に構成されているので、複数のハードディスクドライブ装置H2を、一体として同時に接続する場合に、各ハードディスクドライブ装置H2毎に、接続部33の位置を微調整するといった手間が省け、作業効率が向上する。
一方、接合凹部711と接合凸部712との接合が解除されると、第1トレー3は、スプリング73の付勢力によってY軸正方向へ押し出されるが、載置されているハードディスクドライブ装置H2への衝撃を緩和するため、第1トレー3の移動速度を緩和する緩衝手段が設けられている。
底板44には、レール441に沿って、ラック741が設けられ、基板30の下側面には、ラック741に噛み合うピニオン742が支持されている。ピニオン742は、第1トレー30の移動とともに、ラック741と噛み合いながら転動する。ピニオン742には、回転に一定の抵抗が加えられた構成となっており、スプリング73の付勢力に抗して、第1トレー30の移動に抵抗を加えるように構成されている。これにより、接合凹部711と接合凸部712との接合が解除された第1トレー3は、スプリング73の付勢力により緩やかに移動し、第1トレー3の急速な移動によってハードディスクドライブ装置H2に加わる衝撃を緩和する。
なお、上記実施形態では、弾性部材235や弾性体352は、圧縮変形する弾性材料を用いたが、図11に示されているように、スプリングや湾曲変形する板バネや等を、用いてもよい。図11に示す構成例では、支持部材34Aと、取付板46Aの間には、4つのスプリング352Aが架設されている。スプリング352Aの一端は、支持部材34Aの支持部342A、342Aの角部にそれぞれ接続され、一対の支持部342A、342Aの角部を結ぶ対角線に沿う方向にスプリング352Aが位置している。各スプリング352Aの他端は、取付板46Aに設けられたピン463Aにそれぞれ接続される。各スプリング352Aは、張力によって、支持部材34Aを引っ張り、各スプリング352Aから加わる張力の釣り合いによって、支持部材34Aは、基準位置に支持されている。また、ピン351Aは、支持部342A、342Aの中央部に形成された孔343Aを挿通し、取付板46A側に固定される。孔343Aは、ピン351Aの径よりも大径に形成されており、この孔343Aの範囲内で、支持部材34Aは、移動可能に構成されている。また、ピン351Aのヘッド部分は、孔343Aの径よりも大径に構成されており、支持部材34Aは、接続部33の挿脱方向へは移動不能に構成されている。
このような構成とすることで、支持部材34Aは、取付板46Aの側面に平行な方向に移動可能に支持され、接続部33の挿入時には、左右上下方向に微動することで、接続を容易かつ円滑に行うことが可能となる。なお、スプリング352Aは、伸張スプリングでなく、圧縮スプリングでもよく、あるいは、湾曲した板バネをピン463Aと支持部342A、342Aの角部との間に介挿しても同様の作用を得ることができる。
本発明の記録装置の接続装置を示す全体斜視図である。 本発明の記録装置の接続装置を示す全体側面図である。 収容部の部分拡大斜視図である。 接続部の支持構造を示す分解斜視図である。 第2トレーの側面図である。 本発明の記録装置の接続装置(交換時姿勢)を示す全体正面図である。 支持部材の支持構造を示す分解斜視図である。 第1トレーの全体平面図である。 第2トレーにおける、本体側接続部に記録装置側接続部を接続する際の本体側接続部の動きを示す平面断面図である。 第1トレーにおける、本体側接続部に記録装置側接続部を接続する際の本体側接続部の動きを示す平面断面図である。 他の構成例を示す支持部材の支持構造を示す斜視図である。
符号の説明
1 接続装置
11 本体
2 第2トレー
21 第2収容部
3 第1トレー
31 第1収容部

Claims (2)

  1. 本体に設けられた移動基台と、
    前記移動基台上に設けられ、接続端子を有する記録装置を収容する第1収容部と、
    前記本体側において、第1収容部に対応する位置に配置され、記録装置側接続部に接続される第1受け側接続部とを有し、
    前記移動基台は、前記第1受け側接続部と記録装置側接続部とが接続された接続位置と、前記第1受け側接続部から記録装置側接続部が引き抜かれた離脱位置との間で、前記本体に対して往復移動可能に支持されており、
    前記第1受け側接続部を保持する保持部材と、
    前記保持部材と前記第1受け側接続部との間に設けられた付勢部材と、
    一方の接続部の有する接続口に、他方の接続部が有する挿入片を挿入することによって、接続が行われる接続構造を有し、
    接続口又は挿入片は、接続挿入時に接続前の基準位置から接続後の接続位置へ向けて第1受け側接続部が移動するように案内する案内部を有し、
    前記第1受け側接続部は、前記第1受け側接続部に記録装置側接続部を接続させる際の接続方向に対して、これに交差する方向に移動可能な状態で前記保持部材に保持され、前記付勢部材よって接続前の基準位置へ向けて付勢される構成を有する記録装置の接続装置。
  2. 前記移動基台には複数の第1収容部が載置されている請求項1に記載の記録装置の接続装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019059085A (ja) * 2017-09-26 2019-04-18 キヤノン株式会社 画像形成装置

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