JP2007047306A - 画像形成装置および印刷画像除去装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷済の用紙からトナーを剥離させて用紙を再使用しやすいように印字出力可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像パターンに対応する静電潜像を第1感光体上に形成する画像パターン露光部と、形成された前記静電潜像を有色トナーで現像して印刷画像を形成する有色トナー現像部と、前記画像パターンに基づいて決定される剥離層パターンに対応する静電潜像を第2感光体上に形成する剥離層パターン露光部と、形成された前記静電潜像を剥離用トナーで現像して剥離パターン層を形成する剥離用トナー現像部と、用紙を給紙する給紙部と、前記印刷画像と前記用紙との間に前記剥離パターン層が位置するように前記印刷画像と前記剥離パターン層とを重ねて前記用紙上に転写し得る転写部と、前記用紙上に転写された前記剥離パターン層と前記印刷画像とを定着し得る定着部とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
【選択図】図1

Description

この発明は、画像形成装置および印刷画像除去装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、出力した用紙上の印字画像をユーザーが消去して用紙を再使用することを想定していない。近年、資源および環境保護の観点から、印刷された用紙の再使用が進められている。最も一般的な手法は、使用済みの用紙を回収して専門の業者が再パルプ化し、再生紙としてリサイクルするものである。
あるいは、異なる手法を実現するものとして、消色性着色剤を用いたトナー、インクなどの記録材料を用いて印刷済みの用紙に印字を行い、不要になったら消して再び印刷することのできるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、感熱転写記録方法として、サーマルヘッドの発熱温度および熱転写フィルムの剥離条件を適切に設定することにより用紙上の有色インクを剥離除去する手法が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平6−258980号公報 特公平6−98838号公報
消色性着色剤を用いたトナー、インクなどの記録材料を用いる場合、消去する印刷領域を覆い、かつ印刷のパターンを見えなくする程度の厚さに前記記録材料を用紙上に印字する必要がある。例えば、用紙上の全域に及ぶ印刷領域を消去する場合、前記記録材料の消費量が無視できる程度を越え、返って省資源の目的に反する結果になりかねない。
従って、省資源の観点からは用紙上のトナーを除去して用紙を再使用可能にする手法が望ましい。しかし、用紙上にトナーをしっかり定着させて資料の保存性を確保することと、用紙上のトナーをきれいに剥離させて除去可能にすることは、互いに矛盾する要求である。そこで、用紙の再使用を優先させて印字する場合に、後でトナーを剥離させやすいように印字を行うことが望まれている。
この発明は、印刷済の用紙からトナーを剥離させて用紙を再使用しやすいように印字出力可能な画像形成装置を提供するものである。またこの発明は、前記画像形成装置で印字された印刷出力からトナーを除去する印刷画像除去装置を提供するものである。
この発明は、画像パターンに対応する静電潜像を第1感光体上に形成する画像パターン露光部と、形成された前記静電潜像を有色トナーで現像して印刷画像を形成する有色トナー現像部と、前記画像パターンに基づいて決定される剥離層パターンに対応する静電潜像を第2感光体上に形成する剥離層パターン露光部と、形成された前記静電潜像を剥離用トナーで現像して剥離パターン層を形成する剥離用トナー現像部と、用紙を給紙する給紙部と、前記印刷画像と前記用紙との間に前記剥離パターン層が位置するように前記印刷画像と前記剥離パターン層とを重ねて前記用紙上に転写し得る転写部と、前記用紙上に転写された前記剥離パターン層と前記印刷画像とを定着し得る定着部とを備え、前記剥離用トナー現像部が、形成した剥離パターン層にて前記印刷画像を形成する有色トナーを前記用紙から剥離させることによって前記用紙を再使用可能とする前記剥離パターン層を形成することを特徴とする画像形成装置を提供する。
また、この発明は、前述の画像形成装置で印刷されて出力された用紙を給送する用紙給送部と、給送された前記用紙上の印刷画像面側に配置され、印刷画像を形成する有色トナーを所定温度に加熱して溶融させるための加熱ローラと、前記加熱ローラよりも出紙側に配置され、前記加熱ローラよりも小さい半径を有する剥離ローラと、前記加熱ローラと前記剥離ローラとにまたがって張られ、前記加熱ローラと前記剥離ローラとの間で前記用紙の印刷画像面に接触して溶融した前記有色トナーを剥離パターン層から剥離させるトナー剥離ベルトとを備えることを特徴とする印刷画像除去装置を提供する。
この発明の画像形成装置は、剥離用トナーで現像して剥離パターン層を形成する剥離用トナー現像部を備え、前記剥離用トナー現像部が、形成した剥離パターン層にて前記印刷画像を形成する有色トナーを前記用紙から剥離させることによって前記用紙を再使用可能とする前記剥離パターン層を形成するので、有色トナーを用紙からきれいに剥離させることができる。また、剥離パターン層のトナーが用紙に残っても用紙の再使用に支障のない剥離用トナーを選択することにより用紙を有効に再使用することができる。
ここで、剥離層パターンは、前記画像形成装置が決定してもよいが、外部で決定された剥離層パターンを前記画像形成装置が受領してもよい。
前記画像形成装置に用いる前記剥離用トナーは、前記有色トナーよりも高い融点を有するようにその材料が選択されたトナーであり、前記加熱ローラが、前記有色トナーが溶融した状態で前記剥離パターン層が維持されるような温度に設定されるものであることが好ましい。
剥離用トナーは、例えば、1/2フロー軟化点(Tm)が165℃、ガラス転移点(Tg)が57℃の特性を有するポリエステル樹脂に負荷電制御剤やポリプロピレンを加えて溶融混練し、混練物を冷却粉砕することによって粒子を得、さらに疎水性シリカを添加混合して得ることができる。この剥離用トナーよりも融点の低い有色トナーは、例えば、1/2フロー軟化点(Tm)が106℃、ガラス転移点(Tg)が57℃の特性を有するポリエステル樹脂に負荷電制御剤、着色剤やポリプロピレンを加えて溶融混練し、混練物を冷却粉砕することによって粒子を得、さらに疎水性シリカを添加混合して得ることができる。
そして、前記加熱ローラの温度を制御することにより有色トナー層は十分に溶融して下地の剥離層に定着するが、剥離層は溶融により有色トナーと完全に混ざり合うことなく用紙上に剥離層が維持されることが好ましい。また、前記の温度制御により剥離層は容易に用紙から剥離することがない程度に定着されるが印刷画像除去装置によってきれいに剥離できる程度の状態に定着されることが好ましい。
また、この発明の印刷画像除去装置は、加熱ローラと、前記加熱ローラよりも小さい半径を有する剥離ローラと、前記加熱ローラと前記剥離ローラとにまたがって張られ、前記加熱ローラと前記剥離ローラとの間で前記用紙の印刷画像面に接触し、前記加熱ローラからの熱でベルトに融着した有色トナーを前記剥離ローラの周に沿って前記用紙から離れるときに用紙から剥離させるトナー剥離ベルトとを備えるので、有色トナーを用紙上から機械的に除去する手法に比べて用紙表面を傷つけることがない。また、剥離ローラの半径を有色トナーを剥離させやすい条件に設定できるので良好な除去性能を得ることができる。
また、前記剥離用トナー現像部に用いる剥離用トナーが、透明なトナーであってもよい。あるいは、前記剥離用トナー現像部に用いる剥離用トナーが、白色のトナーであってもよい。
あるいはまた、前記剥離層パターンは、画像パターンの輪郭を所定の幅だけ広げることによって決定されるパターンであってもよい。このようにすれば、消色性着色剤を用いたトナーや剥離用トナー像を全面に形成する場合よりも前記トナーの消費を抑制することができ、引いては再使用のために用紙から前記トナーを除去する場合に、除去された廃トナーの量を低減することができる。あるいは、このようにすれば、有色トナー現像部による現像の際に有色トナーが印刷画像の周囲にはみ出したり飛び散ったりしても剥離層パターン上に有色トナーが付着し用紙上には付着しないので有色トナーを剥離層から剥離して用紙をきれいに再使用することができる。
さらに、前記転写部が、前記印刷画像を前記用紙上に転写し得る転写部であり、前記定着部が、前記用紙上に転写された前記印刷画像を定着し得る定着部であり、前記画像パターン露光部を用いて画像パターンに対応する静電潜像を第1感光体上に形成し、前記有色トナー現像部を用いて前記静電潜像を有色トナーで現像して印刷画像を形成し、前記剥離層パターン露光部を用いて前記剥離層パターンに対応する静電潜像を第2感光体上に形成し、前記剥離用トナー現像部を用いて前記静電潜像を剥離用トナーで現像して剥離パターン層を形成し、前記転写部を用いて前記印刷画像と前記剥離パターン層とを前記用紙上に転写し、前記定着部を用いて前記用紙上に転写された前記剥離パターン層と前記印刷画像とを定着して用紙を出力する再使用印字モードと、前記画像パターン露光部を用いて画像パターンに対応する静電潜像を第1感光体上に形成し、前記有色トナー現像部を用いて前記静電潜像を有色トナーで現像して印刷画像を形成し、前記転写部を用いて前記印刷画像を前記用紙上に転写し、前記定着部を用いて前記用紙上に転写された前記印刷画像を定着して用紙を出力する保存印字モードとを含む印字モードから1の印字モードを選択する印字モード選択部をさらに備えていてもよい。このようにすれば、印字の際に前記再使用印字モードと前記保存印字モードとを選択させることにより、使用者の目的に応じて最適な印字を行うことができる。
前記定着部が、前記印字モード選択部の選択に応じて前記再使用印字モードに対応する第1定着温度と、前記保存印字モードに対応し前記第1定着温度よりも高い第2定着温度とを切り替えるものであってもよい。このようにすれば、再使用印字モードは有色トナーが剥離しやすい第1定着温度で定着し、保存印字モードは前記第1定着温度よりも高い第2定着温度でトナーを十分に溶融させて用紙にしっかりと定着させることができる。
再使用印字モードで印字された用紙を給紙する給紙部をさらに備え、前記定着部が、給紙された前記用紙を前記再使用印字モードに対応する第1定着温度よりも高い第3定着温度で定着し得る定着部であり、前記印字モード選択部が、前記用紙を前記第3定着温度で再定着させる再定着モードを印字モードとしてさらに含むものであってもよい。このようにすれば、再使用印字モードで印字出力された後に、保存が必要になった用紙を高温の第3定着温度で再度定着することによって、トナーを十分に溶融させて用紙にしっかりと定着させることができる。
また、前記画像除去装置は、溶融した前記有色トナーを前記剥離パターン層にて前記用紙から剥離させやすいように前記剥離ローラの半径が設定され、かつ、加熱ローラの温度が設定されてなるものであってもよい。
以下、図面を用いてこの発明をさらに詳述する。以下の説明により、この発明をよりよく理解することが可能であろう。なお、以下の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。
はじめに、この発明の画像形成装置の機械的な構成の一例について説明する。図1は、この発明の画像形成装置の構成の一例を示す断面図である。
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置100の構成を示す説明図である。本画像形成装置100は、外部から伝達された画像データに応じて、所定のシート(記録用紙)に対して多色および単色の画像を形成するものである。そして、図1に示すように、露光ユニット1,現像器2,感光体ドラム3,帯電器5,クリーナユニット4,転写搬送ベルトユニット8,定着ユニット12と、用紙搬送路S,給紙トレイ10および排紙トレイ15,33等より構成されている。
なお、本画像形成装置において扱われる画像データは、ブラック(K),シアン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y)の各色トナーを用いたカラー画像と剥離のための透明トナーを用いた剥離層形成に対応したものである。従って、露光ユニット1(1a,1b,1c,1d、1e),現像器2(2a,2b,2c,2d、2e),感光体ドラム3(3a,3b,3c,3d、3e),帯電器5(5a,5b,5c,5d、5e),クリーナユニット4(4a,4b,4c,4d、4e)は各トナーに応じた5種類の潜像を形成するようにそれぞれ5個ずつ設けられ、それぞれbがブラックに、cがシアンに、dがマゼンタに、eがイエロー,に設定され4つの画像ステーションが構成され、さらにaの透明トナーによる剥離層形成ステーションが構成されている。
感光体ドラム3は、本画像形成装置のほぼ中心部に配置(装着)されている。
帯電器5は、感光体ドラムの表面を所定の電位に均一に帯電させるための、帯電手段であり接触型のローラ型やブラシ型の帯電器のほか図1に示すようにチャージャー型の帯電器が用いられる。露光ユニット1は、発光素子をアレイ状に並べた例えばELやLED書込みヘッドや、レーザ照射部および反射ミラーを備えた、レーザスキャニングユニット(LSU)を用いる。そして帯電された感光体ドラム3を入力される画像データに応じて露光することにより、その表面に、画像データに応じた静電潜像を形成する機能を有するものである。現像器2はそれぞれの感光体ドラム上に形成された静電潜像を(K,C,M,Y)のトナーにより顕像化するものである。クリーナユニット4は、現像・画像転写後における感光体ドラム上の表面に残留したトナーを、除去・回収するものである。
感光体ドラム3の下方に配置されている転写搬送ベルトユニット8は、転写ベルト7,転写ベルト駆動ローラ71,転写ベルトテンションローラ73,転写ベルト従動ローラ72,74,転写ローラ6(6a,6b,6c,6d,6e)、および転写ベルトクリーニングユニット9を備えている。
転写ベルト駆動ローラ71、転写ベルトテンションローラ73、転写ローラ6、転写ベルト従動ローラ72,74等は、転写ベルト7を張架し、転写ベルト7を矢印c方向に回転駆動させるものである。一例では、転写ベルト7の移動速度、即ちプロセス速度は180mm/秒である。
転写ローラ6は、転写ベルトユニット8のハウジング75の転写ローラ取付部76に回転可能に支持されており、感光体ドラム3のトナー像を、転写ベルト7上に吸着されて搬送されるシート(記録用紙)に転写するための転写バイアスを与えるものである。
転写ベルト7は、それぞれの感光体ドラム3に接触するように設けられている、そして、感光体ドラム3に形成された各色のトナー像をシート(記録用紙)に順次的に重ねて転写することによって、カラーのトナー像(多色トナー像)を形成する機能を有している。この転写ベルトは、厚さ100μm〜150μm程度のフィルムを用いて無端状に形成されている。単色のトナー像、例えば黒トナー像を形成する場合、他の色については感光体ドラム3の帯電、露光を行わない。また、用紙を再使用できるように剥離層を形成する場合は、黒トナー像に加えて透明トナー像の形成をおこなう。このように、使用するトナーに対応して感光体を帯電、露光しトナー像を形成するようにすればよい。
感光体ドラム3からシート(記録用紙)へのトナー像の転写は、転写ベルト7の裏側に接触している転写ローラ6によって行われる。転写ローラ6には、トナー像を転写するために高電圧の転写バイアス(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)が印加されている。転写ローラは、直径8〜10mmの金属(例えばステンレス)軸をベースとし、その表面は、導電性の弾性材(例えばEPDM,発泡ウレタン等)により覆われているローラである。この導電性の弾性材により、記録紙(シート)に対して均一に高電圧を印加することができる。本実施例では転写電極として転写ローラ6を使用しているが、それ以外にブラシなども用いられる。
単色のトナー像、例えば黒トナー像を形成する場合、他の色用の転写ローラ6には転写バイアスを印加しない。また、用紙を再使用できるように剥離層を形成する場合は、黒トナー像に加えて透明トナー像の転写をおこなう。用紙上に転写されるトナー層の順序は、転写ローラ6の給紙側からの配置順序で決まる。図2は、図1の画像形成装置によって用紙上に転写されるトナー像の断面を模式的に示す説明図である。図2(a)に示すように、ブラックトナー像と剥離層が転写された場合は、用紙上に剥離層41が形成され、さらにその上にブラックトナー層42が形成される。また、図2(b)に示すように、剥離層上にイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの多色トナー像を形成する場合は、用紙上に剥離層41、ブラックトナー層42、シアントナー層43、マゼンタトナー層44、イエロートナー層45が形成される。
また、感光体ドラム3との接触により転写ベルト7に付着したトナーは、記録紙の裏面を汚す原因となるために、転写ベルトクリーニングユニット9によって除去・回収されるように設定されている。転写ベルトクリーニングユニット9には、転写ベルト7に接触する例えばクリーニング部材としてクリーニングブレードが備えられており、クリーニングブレードが接触する転写ベルト7は、裏側から転写ベルト従動ローラ74で支持されている。
給紙トレイ10は、画像形成に使用するシート(記録用紙)を蓄積しておくためのトレイであり、本画像形成装置100の画像形成部の下側に設けられている。また、本画像形成装置100の上部に設けられている排紙トレイ15は、印刷済みのシートをフェイスダウンで載置するためのトレイであり、本画像形成装置の側部に設けられている排紙トレイ33は、画像形成済みのシートをフェイスアップで載置するためのトレイである。
また、本画像形成装置100には、給紙トレイ10のシートを転写搬送ユニット8や定着ユニット12を経由させて排紙トレイ15に送るための、Sの字形状の用紙搬送路Sが設けられている。さらに、給紙トレイ10から排紙トレイ15および排紙トレイ33までの用紙搬送路Sの近傍には、ピックアップローラ16,レジストローラ14,定着部12,搬送方向切換えガイド34,シートを搬送する搬送ローラ25等が配されている。
搬送ローラ25は、シートの搬送を促進・補助するための、小型のローラであり、用紙搬送路Sに沿って複数設けられている。ピックアップローラ16は、給紙トレイ10の端部に備えられ、給紙トレイ10から、シートを1枚毎に用紙搬送路Sに供給する呼び込みローラである。
搬送方向切換えガイド34は、側面カバー35に回転可能に設けられており、実線で示す状態から破線で示す状態にすることにより搬送路Sの途中からシートを分離し排紙トレイ33にシートを排出できるようになっている。実線で示す状態の場合には、シートは定着ユニット12と側面カバー35,搬送切換えガイド34の間に形成される搬送部S´(用紙搬送路Sの一部)を通り上部の排紙トレイ15に排出される。
また、レジストローラ14は、用紙搬送路Sを搬送されているシートをいったん保持するものである。そして、感光体ドラム3上のトナー像をシートに良好に多重転写できるように、感光体ドラム3の回転にあわせて、シートをタイミングよく搬送する機能を有している。すなわち、レジストローラ14は、図示しないレジスト前検知スイッチの出力した検知信号に基づいて、各感光体ドラム3上のトナー像の先端をシートにおける画像形成範囲の先端に合わせるように、シートを搬送するように設定されている。
定着ユニット12は、ヒートローラ31,加圧ローラ32,等を備えており、ヒートローラ31および加圧ローラ32は、シートを挟んで回転するようになっているまた、ヒートローラ31は、図示しない温度検出器からの信号に基づいて制御部20によって所定の定着温度となるように設定されており、加圧ローラ33とともにシートを熱圧着することにより、シートに転写された多色トナー像を溶融・混合・圧接し、シートに対して熱定着させる機能を有している。
なお、トナー像の定着後のシートは、搬送ローラ25によって用紙搬送路Sの反転排紙経路に搬送され、反転された状態で(多色トナー像を下側に向けて)、排紙トレイ15上に排出されるようになっている。
図3は、図1の画像形成装置において、印刷画像に対応して形成される剥離層のパターンの一例を示す説明図である。図3(a)のX−X’断面は、図2(a)に対応する。図3(b)は、ブラックトナーによる画像パターン、図3(c)は剥離層のパターンを示す。図3(c)の剥離層パターンは、図3(b)の画像パターンに基づいて決定される。制御部20は、画像パターンに画像フィルタ処理を行い、画像パターンの輪郭を所定ドット数だけ広げて境界線とし、境界線の内部をベタで埋める処理を行って剥離パターンを生成する。前記処理は、例えば、画像フィルタを利用する公知の画像処理手法によって処理可能である。生成した前記剥離パターンに基づいて露光ユニット1aで感光体3aを露光して透明トナーで現像し剥離層を形成する。多色トナー層の場合、制御部20は、各トナー層の画像を重ね合わせた上で輪郭を広げるか、もしくは書くトナー層の画像の輪郭の広げた後に輪郭を広げた各画像を重ね合わせることによって剥離パターンを決定する。あるいは、剥離パターンは、画像形成装置100に印字画像を提供する図示しないホストで決定されてもよい。輪郭を広げる幅は、画像形成装置100が画像を重ね合わせる位置精度や画像パターンを現像した場合のパターンの輪郭部でのトナーの飛び散りやはみ出し量を考慮して予め決定すればよい。
画像形成装置100は、前述のように用紙上に剥離層を形成した印字を行うほかに、剥離層を形成しない印字ができる。剥離層を形成しない場合は、制御部20は、感光体3a上に透明トナー像を形成せずに、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローのトナー層のみを形成する。制御部20は、剥離層を形成して印字を行うか、剥離層を形成せずに印字を行うかをユーザーに選択させる。あるいは、制御部20は、剥離層を形成して印字をするか、剥離層を形成せずに印字を行うかの設定を予めユーザーに選択させて記憶しておき、記憶した設定に応じて印字を実行するようにしてもよい。
剥離層を形成する場合は、再利用を前提としているので、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色のトナー層を後で剥離させやすいようにヒートローラ31の温度を制御する。一方、剥離層を形成せずに印字を行う場合は、再利用よりも印字出力の保存性を重視するので、ヒートローラ31の制御温度を前記の温度よりも高く設定する。一例では、剥離層を形成する場合のヒートローラ31の制御温度は150℃であり、剥離層を形成せずに印字を行う場合は180℃である。
さらに、画像形成装置100は、剥離層を形成して印字したものを、後日保存のために再定着させることができる。この場合、制御部20は、再定着用の印字モードをユーザーに選択させる。そして、再定着する用紙を手差しトレイ11に印刷面を上側にした状態でセットさせる。再定着のモードでは、透明トナー、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローのいずれのトナー画像も形成することなく、セットされた用紙を手差しトレイ11から給紙して転写ベルト7上を搬送し、定着ユニット12を通過させる。このとき、ヒートローラ31の制御温度は、再定着のために高い温度に制御する。一例では、定着制御温度は200℃である。
また、多量の用紙を再定着させる場合、手差しトレイ11ではなく、給紙トレイ11に用紙をセットさせてもよい。この場合、制御部20は、手差しトレイ11の属性として、「印刷済み用紙」をユーザーに設定させ、前記属性のトレイからの給紙する場合は、再定着モードとして画像を形成せずに用紙をトレイから給紙して搬送し、高温で定着させる。
次に、画像形成装置100で使用するトナーの材料および製造方法の一例について説明する。
現像器2b、2c、2d、2eに用いるブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色のトナー粒子は、例えば、以下の材料を二軸押出機で溶融混練し、混練物を冷却粉砕することによって得られる。一例では、得られるトナー粒子の平均粒径は6.7μmである。
1.ポリエステル樹脂 100重量部
(1/2フロー軟化点(Tm):106℃、ガラス転移点(Tg):57℃、
酸価:28KOHmg/g)
2.負荷電制御剤 1.5重量部
(商品名:Aizen Spilon Black TRH、保土ヶ谷化学工業(株)製)
3.着色剤 10重量部
イエロートナー用:モノアゾ系顔料(C.I.ピグメントイエロー74)
マゼンタトナー用:ジメチルキナクリドン(C.I.ピグメントレッド122)
シアントナー用:銅フタロシアニン(C.I.ピグメントブルー15)
ブラックトナー用K:カーボンブラック
4.ポリプロピレン 6重量部
(ビスコール550P 三洋化成工業(株)製)
得られたトナー粒子100重量部に対して、さらに疎水性シリカ(商品名:R976S、日本アエロジル(株)製)2.8重量部を添加混合して各色のトナーが得られる。
また、現像器2aに用いる剥離層用の透明トナー粒子は、例えば、以下の材料を二軸押出機で溶融混練し、混練物を冷却粉砕することによって得られる。一例では、得られるトナー粒子の平均粒径は、6.7μmである。
1.ポリエステル樹脂 100重量部
(1/2フロー軟化点(Tm):165℃、ガラス転移点(Tg):57℃、
酸価:28KOHmg/g 三洋化成(株)PE208)
2.負荷電制御剤 1.5重量部
(商品名:Aizen Spilon Black TRH、保土ヶ谷化学工業(株)製)
3.ポリプロピレン 4重量部
(ビスコール550P 三洋化成工業(株)製)
得られたトナー粒子100重量部に対して、さらに疎水性シリカ(商品名:R976S、日本アエロジル(株)製)2.8重量部を添加混合して透明トナーが得られる。
さらにまた、現像器2aに用いる剥離層用のトナーとして白色トナーを用いる場合は、その製造方法として
1.ポリエステル樹脂 100重両部
(1/2フロー軟化点(Tm):165℃、ガラス転移点(Tg):57℃、
酸価:28KOHmg/g)
2.酸化チタン 5重量部
3.LR−147(日本カーリット(株)製) 2重量部
4.ビスコール550P(三洋化成(株)製) 2重量部
上記組成の材料をヘンシェルミキサーでよく混合した後、二軸混練機で溶融混練し、冷却、粗粉化した後、ジェットミルによって粉砕し、さらに風力分級機を用いて分級し、平均粒径7μmの白色トナーが得られる。
図4は、この発明の印刷画像除去装置の構成の一例を示す断面図である。図4に示すように、この発明の印刷画像除去装置200は、給紙トレイ110、ピックアップローラ116、加熱ローラ131、加圧ローラ132および134、剥離ローラ133、剥離ベルト135、クリーニングローラ140、巻取りローラ141、布ウエブ142、排紙ローラ125、排紙トレイ115等から構成されている。加熱ローラ131は、図示しない温度検出器からの信号に基づいて図示しない制御部によって所定の加熱温度となるように設定される。
印刷画像除去装置200は、前述の画像形成装置100で印刷済みの用紙から印刷画像を除去して用紙を再使用するための装置である。給紙トレイ110は、印刷済みの用紙をフェイスダウンで格納し、給紙するためのトレイである。ピックアップローラ116は、給紙トレイ110に格納された用紙を給紙するローラである。給紙トレイ110から給紙された印刷済みの用紙は、加熱ローラ131と加圧ローラ132の間に導かれる。加熱ローラ131と剥離ローラ133との間には、剥離ベルト135が張られている。剥離ベルト135は、ポリテトラフルオルエチレン(polytetrafluoroethylene)からなるベルトである。
図5は、図4の印刷画像除去装置において、有色トナー層が用紙から除去される様子を模式的に示す説明図である。ここで、給紙された用紙40上には、剥離層41とブラックトナー層42が形成されているものとする。用紙40は、給紙トレイ110から給紙された後、搬送路を通過して加熱ローラ131を通過する。このとき、用紙40の印刷面は、剥離ベルト135に接する。この状態で、加熱ローラ131から剥離ベルト135を介して用紙の印刷面に熱が供給され、印刷面のブラックトナー層42が溶融する。
一方、剥離層41の透明トナーの融点は、ブラックトナー層42のトナーの融点よりも高く設定されており、剥離層41が完全に溶融して有色トナー層42と混ざることはない。用紙が加圧ローラ131の表面近くを通過するときに、用紙の背面から加圧ローラ132によって圧力が加えられ、溶融したブラックトナーが剥離ベルト135に密着する。加圧ローラ132は、シリコンゴムからなるローラである。加熱ローラ131を通過した用紙は、溶融したブラックトナーが剥離ローラ135に密着した状態で搬送されて自然冷却され、やがて剥離ローラ133の近くを通過する。
加熱ローラ131の加熱温度、剥離ローラの半径は、有色トナー層を用紙から剥離させやすいように設定される。一例では、前記加熱温度は180℃に制御される。また、剥離ローラの半径は50mmに設定される。
剥離ローラ133は、加熱ローラ131よりも半径が小さく設定されている。剥離ローラ133を通過した後、用紙は自身のコシで直進するが、剥離ベルト135は剥離ローラ133に沿って用紙表面から離れる。このとき、ブラックトナーが剥離ベルト135の側に付いてゆき、軟化した剥離層41の少なくとも一部と共にブラックトナー層42が用紙40から除去される。
用紙40から除去されたトナーは、再び加熱ローラ131の表面に至り、剥離ベルト135の表面付近に配置されたクリーニングローラ140を通過する。クリーニングローラ140の表面には、巻取り式の布ウエブ142が張られており、剥離ローラ135に接してその表面に付着したトナーをクリーニングする。布ウエブ142は、加熱ローラ131が回転するときに巻き取りローラ141にゆっくりと巻き取られていき、絶えず新しい部分が剥離ベルト135に接するようになっている。従って、クリーニングローラ140を通過した剥離ベルト135の表面は、トナーがきれいに除去された状態を保つ。
一方、剥離ローラ133を通過してトナーが除去された用紙は、そのまま直進して排紙ローラ125を通過して排紙トレイ115に排出される。排出された用紙40の印刷面には、剥離層41が一部残ることがあるが、剥離層41は透明トナーで形成されているので用紙を再使用する上での支障はない。
最後に、前述した実施の形態の他にも、この発明について種々の変形例があり得ることは明らかである。そのような変形例は、この発明の特徴及び範囲に属さないと解釈されるべきものではない。本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更とが含まれることが意図される。
この発明の画像形成装置の構成の一例を示す断面図である。 図1の画像形成装置によって用紙上に転写されるトナー像の断面を模式的に示す説明図である。 図1の画像形成装置において、印刷画像に対応して形成される剥離層のパターンの一例を示す説明図である。 この発明の印刷画像除去装置の構成の一例を示す断面図である。 図4の印刷画像除去装置において、有色トナー層が用紙から除去される様子を模式的に示す説明図である。
符号の説明
1 露光ユニット
2 現像器
3 感光体ドラム
4 クリーナユニット
5 帯電器
6 転写ローラ
7 転写ベルト
8 転写搬送ベルトユニット
9 転写ベルトクリーニングユニット
10 給紙トレイ
11 手差しトレイ
12 定着ユニット
14 レジストローラ
15、33 排紙トレイ
16 ピックアップローラ
20 制御部
25 搬送ローラ
31 ヒートローラ
32 加圧ローラ
34 搬送方向切換えガイド
35 側面カバー
40 用紙
41 剥離層
42 ブラックトナー層
43 シアントナー層
44 マゼンタトナー層
45 イエロートナー層
71 転写ベルト駆動ローラ
72、74 転写ベルト従動ローラ
73 転写ベルトテンションローラ
75 ハウジング
76 転写ローラ取付部
100 画像形成装置
110 給紙トレイ
116 ピックアップローラ
115 排紙トレイ
125 排紙ローラ
131 加熱ローラ
132、134 加圧ローラ
133 剥離ローラ
135 剥離ベルト
140 クリーニングローラ
141 巻取りローラ
142 布ウエブ
200 印刷画像除去装置

Claims (10)

  1. 画像パターンに対応する静電潜像を第1感光体上に形成する画像パターン露光部と、
    形成された前記静電潜像を有色トナーで現像して印刷画像を形成する有色トナー現像部と、
    前記画像パターンに基づいて決定される剥離層パターンに対応する静電潜像を第2感光体上に形成する剥離層パターン露光部と、
    形成された前記静電潜像を剥離用トナーで現像して剥離パターン層を形成する剥離用トナー現像部と、
    用紙を給紙する給紙部と、
    前記印刷画像と前記用紙との間に前記剥離パターン層が位置するように前記印刷画像と前記剥離パターン層とを重ねて前記用紙上に転写し得る転写部と、
    前記用紙上に転写された前記剥離パターン層と前記印刷画像とを定着し得る定着部とを備え、
    前記剥離用トナー現像部が、形成した剥離パターン層にて前記印刷画像を形成する有色トナーを前記用紙から剥離させることによって前記用紙を再使用可能とする前記剥離パターン層を形成することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記剥離用トナー現像部に用いる剥離用トナーが、透明なトナーである請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記剥離用トナー現像部に用いる剥離用トナーが、白色のトナーである請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記剥離層パターンは、画像パターンの輪郭を所定の幅だけ広げることによって決定されるパターンである請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記転写部が、前記印刷画像を前記用紙上に転写し得る転写部であり、
    前記定着部が、前記用紙上に転写された前記印刷画像を定着し得る定着部であり、
    前記画像パターン露光部を用いて画像パターンに対応する静電潜像を第1感光体上に形成し、前記有色トナー現像部を用いて前記静電潜像を有色トナーで現像して印刷画像を形成し、前記剥離層パターン露光部を用いて前記剥離層パターンに対応する静電潜像を第2感光体上に形成し、前記剥離用トナー現像部を用いて前記静電潜像を剥離用トナーで現像して剥離パターン層を形成し、前記転写部を用いて前記印刷画像と前記剥離パターン層とを前記用紙上に転写し、前記定着部を用いて前記用紙上に転写された前記剥離パターン層と前記印刷画像とを定着して用紙を出力する再使用印字モードと、
    前記画像パターン露光部を用いて画像パターンに対応する静電潜像を第1感光体上に形成し、前記有色トナー現像部を用いて前記静電潜像を有色トナーで現像して印刷画像を形成し、前記転写部を用いて前記印刷画像を前記用紙上に転写し、前記定着部を用いて前記用紙上に転写された前記印刷画像を定着して用紙を出力する保存印字モードと
    を含む印字モードから1の印字モードを選択する印字モード選択部をさらに備える請求項1記載の画像形成装置。
  6. 前記定着部が、前記印字モード選択部の選択に応じて前記再使用印字モードに対応する第1定着温度と、前記保存印字モードに対応し前記第1定着温度よりも高い第2定着温度とを切り替える請求項5記載の画像形成装置。
  7. 再使用印字モードで印字された用紙を給紙する給紙部をさらに備え、
    前記定着部が、給紙された前記用紙を前記再使用印字モードに対応する第1定着温度よりも高い第3定着温度で定着し得る定着部であり、
    前記印字モード選択部が、前記用紙を前記第3定着温度で再定着させる再定着モードを印字モードとしてさらに含む請求項5記載の画像形成装置。
  8. 前記請求項1記載の画像形成装置で印刷されて出力された用紙を給送する用紙給送部と、
    給送された前記用紙上の印刷画像面側に配置され、印刷画像を形成する有色トナーを所定温度に加熱して溶融させるための加熱ローラと、
    前記加熱ローラよりも出紙側に配置され、前記加熱ローラよりも小さい半径を有する剥離ローラと、
    前記加熱ローラと前記剥離ローラとにまたがって張られ、前記加熱ローラと前記剥離ローラとの間で前記用紙の印刷画像面に接触し、前記加熱ローラからの熱でベルトに融着した有色トナーを前記剥離ローラの周に沿って前記用紙から離れるときに用紙から剥離させるトナー剥離ベルトとを備えることを特徴とする印刷画像除去装置。
  9. 前記画像除去装置は、溶融した前記有色トナーを前記剥離パターン層にて前記用紙から剥離させやすいように前記剥離ローラの半径が設定され、かつ加熱ローラの温度が設定されてなる請求項8記載の印刷画像除去装置。
  10. 前記剥離用トナーが、前記有色トナーよりも高い融点を有するようにその材料が選択されたトナーであり、
    前記加熱ローラが、前記有色トナーが溶融した状態で前記剥離パターン層が維持されるような温度に設定される請求項8記載の印刷画像除去装置。
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