JP2007047292A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 自由曲面形状の反射面を有する光学素子を用いる撮像装置において、撮影時に補助光を被写体に向けて照射できる撮像装置を提供する。
【解決手段】 撮像装置21は、自由曲面形状の反射面62を有する第1プリズム41と、自由曲面形状の反射面72,73を有する第2プリズム42と、被写体像を電気信号に変換する撮像素子31と、発光装置32と、ケース33などを備えている。発光装置32は、第1プリズム41の近傍に配置されたキセノン管90と、反射板92と、補正レンズ95などを有している。キセノン管90から出た光は第1プリズム41に設けられた半透明の反射膜64を透過して第1プリズム41の内部に入り、第1プリズム41の入射面61から被写体に向けて照射される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、デジタルカメラ、カメラ付携帯電話、携帯端末装置等に使用される撮像装置に係り、特に、反射面等に自由曲面を用いた光学素子を有する撮像装置に関する。
最近のデジタルカメラやカメラ付携帯電話は、小型化、薄型化、高性能化が要求されてきている。これらの機器に共軸系の光学系を使用した撮像装置においては、撮像装置の大きさをコンパクトにしようとすると、レンズの枚数を少なくする必要がある。しかしレンズの枚数を少なくすると、光学系で発生する収差を小さく抑えることが困難になり、画質が低下する。また画質を良くしようとすると、レンズの枚数を多くする必要が発生し、この結果、撮像装置が大きくなるという問題が発生する。この問題に対応するための一手段として、偏心光学系を使用した撮像装置が提案されている。例えば、自由曲面等を有するプリズムを使用した撮影光学系を用いる撮像装置が下記の特許文献1〜3に記載されている。
これらの特許文献に記載されている技術の狙いは、プリズムを使用して撮影光学系を形成し、そのプリズムの光入射面や、光射出面、あるいは反射面に自由曲面を使用することによって、コンパクトでかつ画質の良い画像を得ることができる点である。これらの特許文献では、2個プリズム(第1プリズムと第2プリズム)を組合わせ、物体に近い方の第1プリズムの光入射面、反射面、光射出面と、撮像面に近い方の第2プリズムの光入射面、二つの反射面、光射出面等の全てに自由曲面を使用することが記載されている。
このような光学系の特徴としては、
(1)3面ある反射面に光学的パワーを有する自由曲面を使用しているが、これらの反射面は従来の共軸光学系等のレンズを用いる屈折光学系と比較して、大きな光学的パワーを得ることができると同時に、色収差の影響を受けない。
(2)前記(1)に記述した理由で光路長の大きい光学系を複数回折曲げることにより、コンパクトな空間内に多数の光学面を有することができる。したがって、限られた空間内に光学要素を凝縮して設定することができる。
(3)光学性能を高めるには光学系全体の光路長をある程度大きくすることが望まれるが、前記プリズム光学系を採用することにより、従来の共軸光学系と比較して、光路を折曲げることによって光路長を大きくすることができるため、光学性能を高めることができるとともに、全体の大きさをコンパクトにすることができる。
以上の理由から、例えば特許文献1の撮像装置では、コンパクトでありながら、画質を高めることができる。
なお、特開平7−333505号公報に記載されている光学系では、被写体側から順に、反射鏡、レンズによる光学系、反射鏡により構成されているが、このような構成に比べて特許文献2や特許文献3に記載されている光学系は、横幅を小さくすることができるため、よりコンパクトな撮像装置を提供することができる。
また特許文献4,5に記載された携帯端末装置は、カメラモジュールと補助光源(フラッシュまたは発光ダイオード)を備えている。
特開2005−55755公報 特開2002−196243公報 特開2003−84200公報 特開2004−271981公報 特開2004−164559公報
前記従来の撮像装置を小型、薄型のデジタルカメラ、カメラ付携帯電話、または携帯端末装置等に使用するために、2個のプリズム(第1プリズムと第2プリズム)を組合わせ、物体に近い方の第1プリズムの光入射面、反射面、光射出面と、撮像面に近い方の第2プリズムの光入射面、二つの反射面、光射出面等の全てに自由曲面を使用することが考えられる。
このようなコンパクトな撮影光学系を備えた撮像装置において、撮影シーンの多様化に伴い、補助光を使用することによって高画質な撮影を行うことが望まれている。例えば前記特許文献4,5の携帯端末装置では、補助光源を用いて撮影することができるようにしている。
しかし補助光源を備えた携帯端末装置等では、補助光源を撮像装置内にコンパクトに収めることができなければ、せっかく撮影光学系がコンパクトに構成されていたとしても、その長所を生かすことができない。言い換えると、よりコンパクトなカメラ付携帯電話や携帯端末装置を得るには、補助光源を撮影光学系の形状等に適した実装にすることが必要不可欠である。しかし前述したようなコンパクトな撮影光学系に補助光源を効率良く実装する手段について、具体的な提案がなされていないのが実情であった。
従って本発明の目的は、自由曲面形状の光学素子を有する撮像装置において、発光手段を効率良く組込むことができる撮像装置を提供することにある。
本発明は、被写体からの光束を入射する入射面と、被写体像を結像面に形成するための自由曲面形状の反射面と、前記結像面に向けて光束を射出する射出面とを有し、前記入射面の入射光軸と前記射出面の射出光軸とが前記結像面に沿う方向に離間した複数の光学素子を含む撮影光学系と、前記結像面に配置され、前記撮影光学系により形成された被写体像を電気信号に変換する撮像素子と、前記光学素子の近傍に配置された光源を有し該光源からの光を前記光学素子の一部を透過させて前記被写体に向けて照射する発光手段と、前記撮影光学系と前記発光手段を覆うケースとを具備している。
前記複数の光学素子は、例えば、前記入射面と1つの反射面を有する第1プリズムと、前記射出面と2つの反射面を有する第2プリズムである。
本発明の一つの形態では、前記第1プリズムの前記反射面に、該反射面の外側から照射された光を該プリズム内に入射可能な半透明な反射膜が設けられ、前記光源から出た光を前記反射膜を透過させて前記第1プリズムに入射させるとともに前記入射面から前記被写体に向けて射出される。
前記発光手段の一例は、光源としてのキセノン管と、該キセノン管の発光のための昇圧回路と、前記キセノン管から出た光を前記光学素子に向けて反射する反射板とを含んでいる。前記昇圧回路は、前記キセノン管の発光のための電気エネルギーを蓄えるコンデンサを有し、該コンデンサが前記ケースの長手方向に沿う側面に配置される。
また前記発光手段は、前記光源から出た光の照射範囲を設定するための補正レンズを有していてもよい。
本発明の他の形態では、前記第1プリズムの一部でかつ前記入射面から外れた位置に、前記光源から出た光の照射範囲を設定するためのレンズ部が前記第1プリズムと一体に形成されている。このレンズ部の一例はフルネルレンズである。
前記発光手段の他の形態は、光源としてのキセノン管と、該キセノン管の発光のための昇圧トランスと、前記キセノン管から出た光を前記レンズ部に向けて反射する反射板とを含み、該反射板が前記昇圧トランスによって支持されてもよい。
前記発光手段の他の例は、光源として発光ダイオードが採用される。この場合、発光ダイオードから出た光の照射範囲を設定するための補正レンズと、発光ダイオードから出た光を前記光学素子に向けて反射する反射板とを含んでいてもよい。
本発明によれば、自由曲面形状の反射面を有する光学素子と、この光学素子により形成された物体像を電気信号に変換する撮像素子とを有する撮像装置において、簡略化された構成の発光手段により、被写体に補助光を照射することができ、より優れた画質を得ることができる。
以下に本発明の第1の実施形態について、図1から図8を参照して説明する。
図1は撮像用機器の一例としてのカメラ付携帯電話10の外観を示している。図2は、カメラ付携帯電話10の内部を示す断面図である。このカメラ付携帯電話10は、本体部11と、本体部11にヒンジ12によって開閉可能に取付けられた表示ユニット13とを備えている。
図2に示すように本体部11は、外装14に設けられたキートップ15と、撮影時等に使用するレリーズボタン16と、下記の「適用された記録媒体」としての記録部17と、CPU18などを備えている。レリーズボタン16はCPU18に接続され、操作者がレリーズボタン16を操作したときに、このカメラ付携帯電話10による撮影が行われるようになっている。
図2に示すように表示ユニット13は、外装20の内部の所定位置に収容された撮像装置21と、外装20の一面側に配置された画像モニタ22と、外装20の他面側に配置された撮影光入射用のカバーガラス23と、画像モニタ22を駆動する液晶ドライブ回路24などを備えている。画像モニタ22は、操作者が撮影対象物を視認するためのファインダ機能と、撮影画像を操作者に表示する機能を有している。
図3は撮像装置21の外観を示す斜視図、図4は撮像装置21の内部を示す断面図である。この撮像装置21は、以下に詳述する撮影光学系30と、例えばCCD等を用いた撮像素子31と、後述する発光装置32と、撮影光学系30および発光装置32を収容するケース33と、画像プロセス処理回路34と、撮影基板35などを含んでいる。ケース33は、固定枠36と遮光カバー37とによって構成されている。固定枠36と遮光カバー37は、接着剤38(図3〜図5に示す)等の固定手段によって互いに固定されている。
撮影光学系30は、光学素子であるところの2個のプリズム(第1プリズム41および第2プリズム42)と、絞り開口部43aを有する保持部材43などを含んでいる。第1プリズム41および第2プリズム42は、例えば接着剤などの固定手段(図示せず)によって、保持部材43の絞り開口部43aを挟む両側に固定されている。
第1および第2のプリズム41,42は回転非対称な偏心光学系を構成し、その結像面44に、物体像を電気信号に変換するためのセンサとしての前記撮像素子31が配置されている。図4に示すように、遮光カバー37の入射側の開口部である入射窓45に、カバーガラス46が装着されている。
固定枠36の所定位置にプリント基板50が取付けられている。このプリント基板50には、光を通過する開口部51が形成されている。このプリント基板50に、前記撮像素子31と、赤外線カットフィルタまたは防塵用カバーガラス等の光学部材52が接合されている。プリント基板50は、図示しない接着剤等によって、固定枠36に固定されている。またこのプリント基板50に、例えば異方性導電ゴムなどの導電部材55を介して前記撮影基板35が固着され、この撮影基板35に前記画像プロセス処理回路34が実装されている。
図4に示すように、第1プリズム41は、回転非対称な偏心光学系の入射面61と、回転非対称な反射面62と、回転非対称な偏心光学系の射出面63とを有する回転非対称な偏心光学系プリズムである。第1プリズム41の入射面61は、遮光カバー37の入射窓45に対向している。反射面62には、いわゆるハーフミラーを形成するための半透明の反射膜64が形成されている。
この第1プリズム41は、撮影対象物から集光した光線を、回転非対称な偏心光学面である射出面63より射出する。この第1プリズム41は、絞り開口部43aを有する保持部材43の絞り位置に光学瞳位置を有し、後述する第2プリズム42の回転非対称な偏心光学系の入射面71に光線を導く。
図4に示すように第2プリズム42は、回転非対称な偏心光学系の入射面71と、反射面72と、反射面73と、射出面74とを有する偏心プリズムで構成されている。反射面72と反射面73のうち少なくとも一つは回転非対称な面であることにより、光学的に非常に高い性能(周辺性能、収差性能)を得ることができる。これら反射面72,73に、例えばアルミニウム蒸着等によるコーティング層75,76(図4に示す)が形成されている。
保持部材43は、遮光カバー37に固定される取付部80を有している。この取付部80を、例えば遮光カバー37に形成された孔に挿入し、熱かしめ、あるいは接着剤などの固定手段によって、保持部材43を遮光カバー37の所定位置に固定するようになっている。この保持部材43は、第2プリズム42の射出面74から出て撮像素子31に向かう撮影対象物の物体像が、撮像素子31の結像面44に正しく結像するように、第1および第2プリズム41,42をケース33の所定位置に保持する機能を担っている。
以上説明したように本実施形態の撮影光学系30は、物体からの光束を入射して結像面44に物体像を形成するためのものであって、2面以上の自由曲面形状の反射面62,72,73を有している。しかも、物体からの光束を入射するための入射光学作用面の光軸(図4に示す入射光軸λ1)と、射出面74から結像面44に光束を射出するための射出光軸λ2とが略平行なプリズム光学系によって構成されている。射出光軸λ2は、撮像素子31の受光面(結像面44)に対して垂直である。入射光軸λ1と射出光軸λ2は、互いに撮像素子31の結像面44に沿う方向に離間している。
第2プリズム42の射出面74と対向して前記光学部材52が配置されている。第2プリズム42の射出面74から出た光は光学部材52を通って結像面44にて結像する。この結像面44に、前記撮像素子31の受光面(すなわち結像面44)が配置されている。
撮像素子31によって得られる電気信号は、LSIを用いた処理手段としての画像プロセス処理回路34に入力される。画像プロセス処理回路34は、撮像装置21に取付けられた撮影基板35に実装されている。画像プロセス処理回路34は、撮像素子31によって得られる電気信号に所定の電気的プロセス処理(例えば色処理、ホワイトバランス、自動露光、出力信号フォーマット化など)を施すことにより、画像データを得る機能を担っている。
図2に示される記録部17は、画像プロセス処理回路34からの画像データを、適用された記録媒体に記録するための情報記録媒体の一手段として機能する。ここで「適用された記録媒体」とは、このカメラ付携帯電話10に内蔵されたフラッシュメモリや、外部から挿脱可能なメモリカード等のことである。
この撮像装置21は発光手段として機能する発光装置32を備えている。図6は発光装置32と第1プリズム41の側面図、図7はその斜視図、図8は発光装置32の分解斜視図である。発光装置32は、第1プリズム41の反射面62の近傍に反射面62に沿って配置された光源としてのキセノン管90と、キセノン管90の発光用の電源電圧を高める昇圧回路91(図4に示す)と、キセノン管90から出た光を第1プリズム41の反射面62に向けて反射する反射板92と、キセノン管90の両端に設けられた電極補助板93(図8に示す)と、第1プリズム41に固定されるフレーム部材94と、補正レンズ95などを備えている。
フレーム部材94は、例えば合成樹脂等からなり、第1プリズム41に固定される基部100と、補正レンズ95の両側面に沿って基部100から反射板92に向かって延出する一対の腕部101とを有している。基部100は、接着等の固定手段によって、第1プリズム41の反射面62の周縁部(非光学機能面)に固定される。腕部101には、補正レンズ95の両側面に形成された位置決め凸部102(図8に示す)に嵌合する溝103が形成されている。
図6に示されるように反射板92は、キセノン管90から出た光を反射し、その光を第1プリズム41の反射面62に設けられている半透明の反射膜64を透過させ、さらに入射面61に向かわせることができるように、前記フレーム部材94に配置されている。例えば、反射板92の上端部92aがフレーム部材94の上部94aに接着等によって固定され、反射板92の下端部92bがフレーム部材94の下部94bに接着等によって固定される。
図4に示すように固定枠36に発光回路基板110が配置されている。この発光回路基板110にリード線111を介して前記昇圧回路91が接続されている。また発光回路基板110にリード線113(図7に示す)を介してキセノン管90の電極114が接続されている。昇圧回路91は、図3に示すコンデンサ120と、図4に示す昇圧トランス121などを含んでいる。昇圧トランス121は、ケース33の内部において、撮影基板35の延出部122に実装されている。
コンデンサ120は、キセノン管90の発光のための電気エネルギーを蓄えるものであり、図3に示すようにケース33の長手方向に沿う側面130に配置されている。図5はコンデンサ120をケース33から取外した状態を示している。図5に示すように、ケース33の側面130にコンデンサ120を支持するための取付け部131が形成され、両面接着テープ等の固定用の部材132によって、コンデンサ120をケース33の長手方向に沿う側面130の所定位置に固定するようになっている。コンデンサ120に接続されたリード線123は、ケース33に形成された孔124を通って、ケース33の内部の昇圧回路91に接続されている。
図6に示すように発光装置32は、キセノン管90から第1プリズム41に向かう光の照射範囲を設定するための前記補正レンズ95を有している。補正レンズ95は例えば凸レンズ等からなり、図8に示すように、反射板92に形成された孔140に挿入される凸部141を有している。これらの凸部141を反射板92の孔140に挿入し、接着剤142(図6および図7に示す)を塗布することによって、補正レンズ95が反射板92とフレーム部材94の所定位置に固定される。
以下に、上記第1の実施形態の撮像装置21の作用について説明する。
図4に示すように、入射光軸λ1に沿って入射窓45から第1プリズム41に入射した光束は、第1プリズム41の反射面62で反射し、射出面63から第2プリズム42の入射面71に向かう。入射面71に入射した光は、反射面72,73にて反射し、射出光軸λ2に沿って射出面74から出て、光学部材52を通り、撮像素子31の受光面(結像面44)にて結像する。ここでレリーズボタン16を押すことにより、撮像素子31の画像データが記録部17に送られ、記録部17のメモリに保存される。
撮影状況に応じて補助光が必要な場合に発光装置32が使用される。発光装置32が使用される場合、図示しない電池の電圧が昇圧回路91によって昇圧され、コンデンサ120に蓄えられる。レリーズボタン16を押すと、コンデンサ120に蓄えられていた高圧電流がキセノン管90の電極114に供給され、キセノン管90が発光する。キセノン管90から出た光は、第1プリズム41の反射面62に設けられている半透明な反射膜64を経て第1プリズム41の内部に入射するとともに、第1プリズム41の入射面61から入射窓45を経て、被写体に向って射出する。このため必要に応じて撮影の際の補助光として使用することができる。
図9から図11は本発明の第2の実施形態に係る撮像装置21Aを示している。この撮像装置21Aの発光装置200は、第1プリズム41の一部に形成されたレンズ部201を備えている。レンズ部201の一例はフルネルレンズである。このレンズ部201は、第1プリズム41の入射面61(図10に示す)から外れた位置にある。レンズ部201は第1プリズム41と一体に形成されている。レンズ部201は、光源としてのキセノン管90から出た光の照射範囲を設定するためのものである。第1プリズム41の反射面62には、入射面61から入射した光を反射させるために、例えばアルミニウム蒸着等によるコーティング層64´が形成されている。
この実施形態の発光装置200(図10と図11に示す)は、光源としてのキセノン管90と、キセノン管90の発光のための昇圧トランス121を含む昇圧回路91と、キセノン管90から出た光を前記レンズ部201に向けて反射する反射板202とを含んでいる。この反射板202は反射板ケース203に収容されている。キセノン管90から出た光の一部は反射板202によって反射され、レンズ部201を通って被写体に向かう。キセノン管90から出た光の一部は直接レンズ部201を通って被写体に向かう。
図11と図12に示すように反射板202は、反射板ケース203を介して昇圧トランス121によって支持されている。反射板ケース203は接着剤204によって昇圧トランス121に固定されている。それ以外は第1の実施形態の撮像装置21と同様に構成されているので説明は省略する。この実施形態では、発光装置200のレンズ部201を第1プリズム41と一体に形成したことにより、発光装置200の構成を簡略化することができる。
図12は本発明の第3の実施形態に係る撮像装置21Bを示している。この撮像装置21Bの発光装置210は、光源として発光ダイオード211が使われている。またこの撮像装置21Bは、発光ダイオード211が発生する光の照射範囲を設定するための前記補正レンズ95と、発光ダイオード211が発生する光を第1プリズム41に向けて反射する前記反射板92とを含んでいる。発光ダイオード211は発光回路基板212に接続されている。それ以外は第1の実施形態の撮像装置21(図1〜図8)と同様に構成されているので説明は省略する。この実施形態では、発光装置210の光源に発光ダイオード211を用いることで、発光回路をさらに簡略化することができる。
以上説明した各実施形態をはじめとして、この発明を実施するに当たり、光学素子や撮像素子、発光手段、ケース等の発明の構成要素をこの発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変更して実施できることは言うまでもない。
本発明の第1の実施形態に係る撮像装置を備えたカメラ付携帯電話の斜視図。 図1に示されたカメラ付携帯電話の表示ユニットを少し開けた状態の断面図。 本発明の第1の実施形態の撮像装置を示す斜視図。 図3中のF4−F4線に沿う撮像装置の断面図。 図3に示された撮像装置からコンデンサを分離した状態で示す斜視図。 図4に示された第1プリズムと発光装置の側面図。 図4に示された第1プリズムと発光装置の斜視図。 図4に示された発光装置の分解斜視図。 本発明の第2の実施形態の撮像装置を示す斜視図。 図9中のF10−F10線に沿う撮像装置の断面図。 図10に示された第1プリズムと発光装置の斜視図。 本発明の第3の実施形態の撮像装置の断面図。
符号の説明
21,21A,21B…撮像装置
30…撮影光学系
31…撮像素子
32…発光装置(発光手段)
41…第1プリズム(光学素子)
42…第2プリズム(光学素子)
44…結像面
61…入射面
64…反射膜
74…射出面
90…キセノン管(光源)
91…昇圧回路
92…反射板
120…コンデンサ
200…発光装置
201…レンズ部
210…発光装置
211…発光ダイオード(光源)

Claims (11)

  1. 被写体からの光束を入射する入射面と、被写体像を結像面に形成するための自由曲面形状の反射面と、前記結像面に向けて光束を射出する射出面とを有し、前記入射面の入射光軸と前記射出面の射出光軸とが前記結像面に沿う方向に離間した複数の光学素子を含む撮影光学系と、
    前記結像面に配置され、前記撮影光学系により形成された被写体像を電気信号に変換する撮像素子と、
    前記光学素子の近傍に配置された光源を有し該光源からの光を前記光学素子の一部を透過させて前記被写体に向けて照射する発光手段と、
    前記撮影光学系と前記発光手段を覆うケースと、
    を具備したことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記複数の光学素子が、前記入射面と1つの反射面を有する第1プリズムと、前記射出面と2つの反射面を有する第2プリズムであることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第1プリズムの前記反射面に、該反射面の外側から照射された光を該プリズム内に入射可能な半透明な反射膜が設けられ、前記光源から出た光を前記反射膜を透過させて前記第1プリズムに入射させるとともに前記入射面から前記被写体に向けて射出することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記発光手段は、光源としてのキセノン管と、該キセノン管の発光のための昇圧回路と、前記キセノン管から出た光を前記光学素子に向けて反射する反射板とを含むことを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記昇圧回路は、前記キセノン管の発光のための電気エネルギーを蓄えるコンデンサを有し、該コンデンサが前記ケースの長手方向に沿う側面に配置されることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記発光手段は、前記光源から出た光の照射範囲を設定するための補正レンズを有していることを特徴とする請求項1ないし5のうちいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記第1プリズムの一部でかつ前記入射面から外れた位置に、前記光源から出た光の照射範囲を設定するためのレンズ部が前記第1プリズムと一体に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  8. 前記レンズ部がフルネルレンズであることを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 前記発光手段は、光源としてのキセノン管と、該キセノン管の発光のための昇圧トランスと、前記キセノン管から出た光を前記レンズ部に向けて反射する反射板とを含み、該反射板が前記昇圧トランスによって支持されることを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  10. 前記発光手段の光源が発光ダイオードであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  11. 前記発光手段は、前記発光ダイオードから出た光の照射範囲を設定するための補正レンズと、前記発光ダイオードから出た光を前記光学素子に向けて反射する反射板と、を含むことを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109856893A (zh) * 2019-03-12 2019-06-07 苏州大学 一种全自动工业射线胶片读片机机构
CN110519524A (zh) * 2019-08-28 2019-11-29 北京迈格威科技有限公司 补光组件、拍摄组件、移动终端及拍摄方法

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