JP4880840B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は撮像装置に関し、特に入射された光束を内部で繰り返し反射させて出射するレンズを複数備えた撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
デジタルカメラなどの撮像装置には、所望の撮影範囲が得られるように、ズームレンズ機構が設けられている。たとえば図10は、従来のデジタルカメラの斜視図である。撮影光学系43は図11に示すように物体側から第1のレンズ43a、第2のレンズ43b、第3のレンズ43c、第4のレンズ43dで構成されている。第2のレンズ43bを光軸41の方向に移動させることで撮影光学系のズーム動作を行い、第4のレンズ43dを光軸41方向に移動させることで焦点調節が行われる。
【0003】
第4のレンズ43dの後方の光軸上には、光学ローパスフィルタ410およびCCDなどの撮像素子411が順次配置されている。第1レンズ43a、第3レンズ43cおよび光学ローパスフィルタ410、撮像素子411は、図示しない鏡筒に支持される。これに対して第2レンズ43b、第4レンズ43dは軸支持により鏡筒内を光軸41方向にのみ移動可能に支持され、各々専用のアクチュエータによりズーム、フォーカスの調節のために駆動される。鏡筒は図10のカメラ本体42内に内包され、第1のレンズ43aのみ外部に露出している。
【0004】
44は閃光手段であるストロボであり、撮影被写体が暗いときなど必要に応じて発光して、撮影が良好に行われるようにする。45はLCDなどの液晶素子であり、撮影前の被写体の状態の観察や撮影した像の観察を液晶素子45により行なえるようになっている。このカメラではカメラの厚み方向を撮影光軸41に沿わせて撮影する形態なので、実際に撮影を行なうときに液晶素子45を見て被写体の状態を観察し難い。
【0005】
そこで、液晶素子45はリトラクタブルベース46上に設けられており、リトラクタブルベース46がカメラ42に対して、矢印47方向に跳ね上がるように構成されている。これにより撮影時に液晶素子45を観察しながら、構図を定めることができるようになっている。電池48は矢印49方向からカメラ42に収納するようになっており、レンズの長手方向を含む平面(カメラ42の平面)と電池48の平面が揃っているために薄型化できている。
【0006】
このような形態にすると撮影光学系の変倍比を大きくしても、カメラの厚みをさほど厚くすることがない等のメリットがある。そのことを図12および図13を用いて説明する。
図12は、最も一般的なレイアウトのカメラの斜視図である。図12は撮影光学系が沈胴技術により沈胴した状態であるが、実際の撮影時には図13のようにカメラ52に対して撮影光学系53が繰り出してくる。なお、ここで54は閃光手段であるストロボであり、55はファインダ窓である。
【0007】
このような配置において撮影光学系の変倍比を大きくし、望遠系のズームレンズにしてゆくと、図13の撮影光学系53の全長が長くなる。全長が長くなると、それらを沈胴させた後の長さもさほど短くできなくなる。つまり、沈胴および繰出し動作を行うためには、撮影光学系を支持する鏡筒を幾層もの層構造にしなくてはならない。それらの層を増やしてゆけば、全長に対する沈胴長さは短くできそうであるが、実際には鏡筒剛性や各層間のオーバラップ量の確保の問題で制限がかかり、沈胴長さを短くできなくなってくる。そのために図12、図13の形態では撮影光学系の変倍比を大きくし、望遠系の撮影光学系にしてゆくと、次第にカメラの厚みが厚くなってしまう。
【0008】
また、図10の形態においても図11で分かるように、撮影光学系の前玉である第1のレンズ43aはその径はかなり大きくなってしまう。これは撮影光学系のワイド側の焦点距離における光束を確保するために必要な径である。図10の形態においても撮影光学系の変倍比を大きくしてゆくと(特にワイド側に)、第1のレンズ43aの径が増大し、それを内包するためにカメラ42の厚みは厚くなってくる問題もある。そのために図10の形態は、特に望遠側のズーム光学系には適したレイアウトにはなっているが、ワイド側のズームには適した形態ではない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
近年、メモリ、マイコンあるいは映像処理ICなどの半導体チップの進歩により、カメラの形態はその小型化および高性能化がさらに進められている。しかしながら従来例で説明したように、撮影光学系はカメラの小型化に制限をかけている。また、上述のICや撮像素子を駆動するために電力消費量が大きくなってきていることから、大型の電池を搭載する必要があり、電池の大きさも小型化を妨げる原因となっている。
【0010】
たとえば、前述した図10のカメラ形態においてはズームをワイドに高倍化しようとすると、カメラ42の厚みが厚くなってしまう。また、逆に図12のカメラ形態ではズームをテレに高倍化しようとすると、カメラ52の厚みが厚くなってしまう。
【0011】
そこで、本発明の目的は、ワイド側に高倍率化しても、テレ側に高倍率化しても、撮像装置のサイズが極端に大型化することがない撮像装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の撮像装置は、被写体からの光束を折り曲げて出射するプリズムと、前記プリズムから出射した光束が入射し、内部で反射を繰り返して出射する第1のレンズと、前記第1のレンズから出射した光束が入射し、内部で反射を繰り返して出射する第2のレンズと、前記第2のレンズから出射した光束が入射し、内部で反射を繰り返して出射する第3のレンズと、前記第3のレンズから出射した光束が結像する撮像素子とを備え、前記第2のレンズから出射した光束が前記第3のレンズに入射する領域よりも外側に位置する第1の空間にて、前記プリズムから出射した光束が前記第1のレンズに入射するように、前記プリズムを配置するとともに、前記第1のレンズから出射した光束が前記第2のレンズに入射する領域よりも外側に位置する第2の空間にて、前記第3のレンズから出射した光束が結像するように、前記撮像素子を配置することを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基き、本発明の好適な実施の形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1および図2は本発明の実施例のデジタルカメラの斜視図であり、図1はカメラを正面から見た図、図2は背面から見た図である。被写体に向かう撮影撮影光軸11aに対して垂直な平面に沿う形状のカメラ本体12は、撮影光学系13をその内部に保持している。
【0026】
撮影光学系13は第1のレンズ13a、第2のレンズ13bおよび第3のレンズ13cにより構成されている。さらに撮影光軸11aに沿う被写体からの光束をカメラ内部に取り入れる撮影窓13a1と、その取り入れた光束を直角に折り曲げ、第1のレンズ13aの屈折面より第1のレンズ13aの内部に入射させるプリズム13a2を有している。なお、プリズム13a2は、第1のレンズ13aに対して別体に設けて各々カメラ本体12に支持されるように図示されているが、第1のレンズ13aと一体的に形成してもよく、たとえば硝子モールド技術で一体に成形したり、あるいはプリズム13a2と第1のレンズ13aは各々別体で作成し、それらを貼り合せて一体にしてもよい。
【0027】
撮影光束について図3を用いて説明する。第1のレンズ13aの第1屈折面13a3から入射した光束は、その内部で第1のレンズ13aの各壁で複数回反射を繰り返した後に、第2屈折面13a4より出射する。その後、第2のレンズ13bの第1屈折面13b2より第2のレンズ13b内部に光束が入射され、第2のレンズ13bの各壁で複数回反射を繰り返した後に、第2屈折面13b3より光束は出射する。さらに第3のレンズ13cの第1屈折面13c2より第3のレンズ13c内部に光束が入射され、第3のレンズ13cの各壁で複数回反射を繰り返した後に、第2屈折面13c3より光束は出射する。
【0028】
第3のレンズ13cの第2屈折面13c3から出射した光束は、その延長線上に配置されたCCDなどの撮像素子111に結像する。CCD111には光学ローパスフィルタ(図示せず)が一体に設けられており、撮影像の光学ノイズを減衰させている。
【0029】
また、第3のレンズ13cの第1屈折面13c2には、光束を制御する絞りと光束を遮断するシャッタ(共に図示せず)が設けられている。そして、撮影被写体の明るさに応じて絞りを駆動することで、撮像素子111に入射する撮影光束の明るさが適切になるようにしており、撮影後にはさらにシャッタを閉じて録画、転送中に余計な光束が撮像素子111に入射しないようにしている。
【0030】
ここで、図3に図示するように第1のレンズ13a、第2のレンズ13bおよび第3のレンズ13cの内部を通り、撮像素子111に入射する光束の光路11bを光学主光軸11bと呼び、撮影光軸11aとは区別することにする。
【0031】
再び図1に戻り、第2のレンズ13bは矢印13b1の方向に、モータなどの図示しないアクチュエータで駆動され、それに応じて第1のレンズ13a、第2のレンズ13bおよび第3のレンズ13cで構成されるズーム光学系13の焦点距離を変更する。また第3のレンズ13cは矢印13c1の方向に、図示しない電磁式のアクチュエータで駆動され、ズーム光学系13のピント調節(焦点調節)を行う。
【0032】
14は撮影主被写体が暗いときなど必要に応じて閃光して主被写体を照射し、露光の補助を行う閃光手段であるストロボである。そのストロボに閃光エネルギを供給するメインコンデンサ19は、ズーム光学系13に対してストロボ14とは反対の面に配置されている。これは図3を見て分かるようにズーム光学系13は、カメラ12の形状に対して斜めになっているので、その右上の隅と左下の隅に空間ができる。このためその部分に各々ストロボ14とメインコンデンサ19を配置することで、カメラ全体の小型化を図るものである。
【0033】
ここで説明しているように反射を繰り返すことで撮影光束を撮像素子に導く反射光学系において、レンズを複数設け、その出射面(第2屈折面)と入射面(第1屈折面)を対向させていくと、各レンズは階段状にずれてゆき、図4に示すように全体で斜めの光学系になる。そのような光学系をカメラ内部に効率的に配置しようとすると、比較的小型でかつ配置自由度の高いストロボとメインコンデンサをその光学系の両端隅に配置することが最も好ましい。すなわち図4において、空間112にはストロボ14と撮像素子111を配置し、空間113にはプリズム13a2とメインコンデンサの一部を配置することで、スペース効率を上げてカメラの小型化を図っている。
【0034】
15は液晶素子であり、図2に示すようにカメラの背面に液晶で撮影時の被写体の様子や撮影後の画像を表示する。16はカメラのメイン基板であり、撮像素子111からの信号を処理する映像処理回路やカメラの動作を制御するカメラマイコンなどが実装されている。液晶素子15やメイン基板16は共に面積が広いが厚みが薄いので、カメラ背面に並べて配置することでカメラの小型化を図っている。かつ液晶素子15はズーム光学系の背面に配置するので、撮影窓13a1と液晶表示15とのずれをなくし、撮影時の違和感を少なくしている。
【0035】
17は電池18からの電力を必要に応じて昇圧するDC/DC変換基板であり、ストロボ14の制御基板も兼ねている。DC/DC変換基板17は昇圧のための素子が多く実装されているので、その体積は大きい。
【0036】
図1のカメラにおける厚み方向に大きな部品を順番に並べると、つぎの通りである。
1.DC/DC変換基板17
2.電池18
3.ズーム光学系13
また、それらの中で投影面積の大きな部品の順に並べると、つぎの通りである。
1.電池18
2.ズーム光学系13
3.DC/DC変換基板17
【0037】
したがって、それらの順番を考慮するとDC/DC変換基板17とズーム光学系13を縦に並べてカメラに向かって右側に配置し、電池18を左側に配置し、さらにズーム光学系13の後に液晶素子15を配置し、電池18の後にメイン基板16を配置し、DC/DC変換基板17の後には何も配置しない構成が最もカメラを小型にできる。
【0038】
別言すれば、ズーム光学系13とDC/DC変換基板17を同一平面内に並べ、その後に液晶素子15を配置して第1のユニットとし、電池18とメイン基板16で第2のユニットを構成し、第1のユニットと第2のユニットを同一平面内に並べて配置する構成にしたのでカメラの薄型化を行うことができる。
【0039】
さらに他の言い方では、図3のようにジグザグに進む撮影主光軸11bを含む第1の面(図3の紙面方向)と、電池18の最大投影面積を含む第2の面(図3の紙面方向)を並べて配置する。このように配置することで、それぞれの面が、撮影方向11aに対して重ならないようにしカメラの小型化を図っている。
【0040】
なお、図10においても電池48と撮影光学系43は、カメラ42の平面内(図1cの紙面方向)に並べて配置してある。しかしながら、従来の光学系においてはワイド側のズームにすると前玉径が大きくなり、撮影光学系43全てをカメラの厚み内に収めようとするとカメラが厚くなってしまう。そこで図10のように撮影光学系43の部分のみカメラを厚くするが、それでは薄いスペースにカメラを収納して持ち運ぶことができなくなる。本発明のようにOff−Axial光学系ではワイド系にしても前玉径が大きくならないことを利用して、ズーム光学系13全てをカメラに内包してもカメラに不要な出っ張りが生じない。
【0041】
この場合、ズーム光学系13の光学主光軸11bの延長上に撮影被写体が来るような配置を考えると、図10のようにカメラを横型に薄い形態にしなければならない。そこでズーム光学系13の先端に、光学主光軸11bを直角に曲げることで撮影光軸11aにするプリズム13a2を設ける。そして第1のレンズ13a、第2のレンズ13bおよび第3のレンズ13cにより平面方向に広がるズーム光学系13を縦型に配置し、その上で電池18と共通の平面内で並列に配置している。
【0042】
これにより自然にカメラを構える位置で撮影を行えるので、手ブレも少なくなり、かつカメラを構えた状態で液晶素子15の表示が見えるので、図10のようなリトラクタブルベース47が不要になり、カメラを薄型にすることができる。
【0043】
さらに図2で分かるようにメイン基板16より後方には、撮影した画像を記録しておくための記録媒体110を配置している。記録媒体110を図2の位置に配置している理由は、つぎの通りである。
1.メイン基板のそばに配置することで、配線を短くできる。
2.記録媒体110の配置してある面だけカメラの外装を盛り上げることで、撮影者がカメラを構えたときの指掛りができ、カメラをホールドし易くなる。
3.電池の交換と記録媒体の取出し、挿入を共通の蓋で行えるので、カメラが小型にできる。
【0044】
図5は、カメラを底面側からみた背面図である。カメラ本体12の蓋12aを開口すると、電池18およびコンパクトフラッシュ(R)などの記録媒体110が交換可能になっている。図5から分かるように蓋12aが電池18と記録媒体110の交換用に共通で1つになっている。これにより小型化が図れるばかりでなく、カメラの密閉性も高くできるので、水分やゴミのカメラ内部への進入を防ぐことができて信頼性の高いカメラとなる。
【0045】
さらに記録媒体110と電池18に挟まれた空間には、メイン基板16が配置してあり、そのメイン基板の蓋12a近傍にはUSB接続などのデジタル接続端子114が設けられ、蓋12aがその端子を保護する構成になっている。そのため端子保護用の特別な蓋が不要になり、カメラ全体を小型にできている。このように電池18とメイン基板16と記録媒体110を重ねて配置してあるので、蓋12aを共通化でき、カメラ全体を小型にできている。
【0046】
なお、ズーム光学系13の配置は図3の例に限らず、たとえば図6のようにズーム光学系13を図3の場合と比べて縦軸線対称に配置してもよい。この場合でもストロボ14とメインコンデンサ19は、ズーム光学系13を挟むように各隅に配置することで、カメラの小型化を図ることができる。
【0047】
以上のように光束が1つの屈折面(13a3,13b2,13c2)から内部に入射し、複数の反射面で反射を繰り返して別の屈折面(13a4,13b3,13c3)から外部へ射出するように構成した光学系(第1のレンズ13a、第2のレンズ13b、第3のレンズ13c)と、その光学系から外部へ射出した光束が結像する面に配置される撮像素子111と、撮像素子111を駆動する電源18を筐体内に内包する光学装置(カメラ12)において、電源18と光学系13を同一平面上に並列に配置し、光学装置(カメラ12)は撮像素子111の信号を処理する処理回路(メイン基板16)と、処理回路で処理した信号を表示する表示素子(液晶素子15)を有し、処理回路(メイン基板16)と表示素子(液晶素子15)は平面よりも撮影者側の平面内に並列に配置し、かつ処理回路(メイン基板16)の撮影者側に処理回路(メイン基板16)で処理した信号を記録する記録媒体110を配置する。
【0048】
また、光学装置(カメラ12)は同一平面上に光学系を複数設けて(第1のレンズ13a、第2のレンズ13b、第3のレンズ13c)ズーム光学系13を構成することで、カメラ要素を最適配置にでき小型化を行っている。
【0049】
また、光束が1つの屈折面(13a3,13b2,13c2)から内部に入射し、複数の反射面で反射を繰り返して別の屈折面(13a4,13b3,13c3)から外部へ射出するように構成した光学系(13a,13b,13c)を有する光学装置(カメラ12)であって、その光学系(13a,13b,13c)を有する第1のユニットと、光学装置を駆動する電源18を有する第2のユニットを撮影被写体に向かう光軸11a1と直交する方向に並べて光学装置(カメラ12)の筐体内に配置することで、カメラの小型化を行っている。
【0050】
また、光束が1つの屈折面13a3から内部に入射し、複数の反射面で反射を繰り返して別の屈折面13c3から外部へ射出するように構成した光学部材(第1のレンズ13a、第2のレンズ13b、第3のレンズ13c)を複数有するズーム光学系13と、そのズーム光学系13から外部へ射出した光束が結像する面に配置される撮像素子111と、撮像素子111を駆動する電源18を筐体内に内包する光学装置(カメラ12)において、ズーム光学系13内の主光軸(光学主光軸11b)を含む平面と電源18の長手方向を揃えて配置することで、カメラの小型化を図っている。
【0051】
また、光束が1つの屈折面(13a3,13b2,13c2)から内部に入射し、複数の反射面で反射を繰り返して別の屈折面(13a4,13b3,13c3)から外部へ射出するように構成した光学系(13a,13b,13c)と、その光学系から外部へ射出した光束が結像する面に配置される撮像素子111と、撮像素子111を駆動する電源18を筐体内に内包する光学装置(カメラ12)において、光学系(13a,13b,13c)の光軸(光学主光軸11b)を含む第1の面と電源18の最大投影面積を含む第2の面が平行で、かつ第1の面と第2の面を光学装置の撮影方向に対して重ならないように配置することで、カメラの小型化を行っている。
【0052】
また、撮影被写体からの光束を略直角に折り曲げる第1の光学系(プリズム13a2)と、第1の光学系(プリズム13a2)の光束が屈折面(13a3,13b2、13c2)から内部へ入射し、複数の反射面で反射を繰り返し別の屈折面(13a4,13b3,13c3)から外部へ射出するように構成した第2の光学系(第1の光学系13a、第2のレンズ13b、第3のレンズ13cなど)と、第2の光学系から外部へ射出した光束が結像する面に配置される撮像素子111と、撮像素子111を駆動する電源を筐体内に内包する光学装置12において、 電源18と光学系(13a,13b,13c)を撮影被写体からの光束に対して略垂直な平面上に並列に配置し、光学装置12は撮像素子111の信号を処理する処理回路16と、処理回路16で処理した信号を表示する表示素子15を有し、処理回路16と表示素子15は平面よりも撮影者側の平面内に並列に配置し、かつ処理回路16の撮影者側に処理回路16で処理した信号を記録する記録媒体110を配置する。
【0053】
また、光学装置は同一平面上に光学系(13a,13b,13c)を複数設けてズーム光学系13を構成することで、カメラの小型化を図っている。
【0054】
また、撮影被写体からの光束を第1屈折面(13a3,13b2,13c2)から内部に入射させ、内部で光束を略直角に折り曲げた後に複数の反射面で反射を繰り返し第2屈折面(13a4,13b3,13c3)から外部へ射出するように構成した光学系(13a,13b、13c)と、光学系(13a,13b,13c)から外部へ射出した光束が結像する面に配置される撮像素子111と、撮像素子111を駆動する電源18を筐体内に内包する光学装置12において、撮影被写体からの光束と略垂直な第1の平面11cと、第1の平面に平行な第2の平面11dに挟まれた光学系(13a,13b,13c)内の光路を光束が複数の反射を繰り返し、第2屈折面(13a4,13b3,13c3)から第1あるいは第2の平面に平行に光束は外部へ射出した後撮像素子111に結像し、電源18と光学系(13a,13b,13c)を第1の平面11cと平行な平面上に並列に、あるいは電源18と光学系(13a,13b,13c)を第1の平面11cと第2の平面11dで挟まれる空間内に配置し、光学装置12は撮像素子111の信号を処理する処理回路16と、処理回路16で処理した信号を表示する表示素子15を有し、処理回路16と表示素子15は第1の平面11cより撮影者側の第2の平面11d内に並列に配置し、かつ処理回路16の撮影者側に処理回路16で処理した信号を記録する記録媒体を110を配置する。
【0055】
また、光学装置12は第1平面11cと第2平面11dの間に光学系(13a,13b,13c)を複数設けてズーム光学系13を構成することで、カメラの小型化を行っている。
【0056】
また、被写体からの光束をカメラ12に導く撮影光軸11aと、カメラ12の筐体の所定の平面内(平面11c,11d)において複数の方向に広がる第1の光学系(13a,13b,13c)内光軸(光学主光軸11b)と、撮影光軸11aに沿う光束を略直角に偏光して光学主光軸11bに導く第2の光学系(プリズム13a2)と、第2の光学系(13a2)から外部へ射出した光束が結像する面に配置される撮像素子111と、撮像素子111を駆動する電源18を筐体内に内包する光学装置12において、電源18の平面方向を所定の平面に沿わせ、第1の光学系(13a,13b,13c)と電源18を所定の平面上に並列に配置し、光学装置12は撮像素子111の信号を処理する処理回路16と、処理回路16で処理した信号を表示する表示素子15を有し、処理回路16と表示素子15は所定平面より撮影者側の平面内に並列に配置し、かつ処理回路16の撮影者側に処理回路16で処理した信号を記録する記録媒体110を配置する。
【0057】
また、光学装置12は所定平面上に第1の光学系(13a,13b,13c)を複数設けてズーム光学系13を構成することで、カメラの小型化を図っている。
【0058】
また、被写体からの光束を撮像素子111に導く光学系(13a,13b,13c)と、光学系(13a,13b,13c)から外部へ射出した光束が結像する面に配置される撮像素子111と、撮像素子111を駆動する電源18と、撮像素子111の信号を処理する処理回路16と、処理回路16で処理した信号を記録する記録媒体110とを筐体内に内包する光学装置12において、電池18と処理回路16と記録媒体110を重なるように配置し、電池18交換用の蓋および記録媒体110交換用の蓋および処理回路16に設けられる外部機器との接続端子114の保護カバーを共通化することで、カメラの小型化を図っている。
【0059】
(第2の実施形態)
つぎに、本発明の第2の実施形態を説明する。図7は本発明の第2の実施形態を示す図であり、第1の実施形態と異なり電池18は光学系13の下面に配置され、それに伴いメイン基板16は光学系13の下面で、電池18の後方に配置されている。メインコンデンサ19は第1のレンズ13aと第2のレンズ13bの間に配置され、ストロボ14は第2のレンズ13bと第3のレンズ13cの間に配置されている。また、記録媒体110はDC/DC変換基板17の後方に配置される。
【0060】
この光学系においては第2のレンズは固定され、光学系のズーム動作は行わなわず、第3のレンズ13cのみが駆動されてフォーカス調整を行う。そしてストロボ14とメインコンデンサ19で光学系(第2のレンズ13b)を挟んでいる点は第1の実施形態と同じであるが、ストロボ14とメインコンデンサ19が第1のレンズ13a、第2のレンズ13bおよび第3のレンズ13cで構成される撮影光学系内に入り込んでいる点が第1の実施形態と異なる。
【0061】
また、電池18は光学系13の下面に配置されているが、光学系13と同一の平面上に配置されているので、カメラが厚くなってしまうことはない。ここで説明しているOff‐Axial光学系は、その反射面の設計上レンズが弓なり形状になりスペース効率が低くなってしまうが、この例のようにレンズの湾曲(第1のレンズ13a)とメインコンデンサ19の円筒部を沿わせるように配置することで、そのスペースの有効活用が行える。
【0062】
以上のように光束が1つの屈折面(13a3,13b2,13c2)から内部に入射し、複数の反射面で反射を繰り返し、別の屈折面(13a4,13b3,13c3)から外部へ射出するように構成した光学系(第1のレンズ13a、第2のレンズ13b、第3のレンズ13c)と、その光学系から外部へ射出した光束が結像する面に配置される撮像素子111と、撮像素子111を駆動する電源18を筐体内に内包する光学装置(カメラ12)において、電源18と光学系13を同一平面上に並列に配置し、光学装置(カメラ12)は撮像素子111の信号を処理する処理回路(メイン基板16)と、処理回路で処理した信号を表示する表示素子(液晶素子15)を有し、処理回路(メイン基板16)と表示素子(液晶素子15)は平面よりも撮影者側の平面内に並列に配置し、かつ処理回路(メイン基板16)の撮影者側に処理回路(メイン基板16)で処理した信号を記録する記録媒体110を配置する。
【0063】
また、光学装置(カメラ12)は同一平面上に前記光学系を複数設けて(第1のレンズ13a、第2のレンズ13b、第3のレンズ13c)ズーム光学系13を構成させることで、カメラ要素を最適配置にでき小型化を行っている。
【0064】
また、光束が1つの屈折面(13a3,13b2,13c2)から内部に入射し、複数の反射面で反射を繰り返して別の屈折面(13a4,13b3,13c3)から外部へ射出するように構成した光学系(13a,13b,13c)を有する光学装置(カメラ12)であって、その光学系(13a,13b,13c)を有する第1のユニットと、光学装置を駆動する電源18を有する第2のユニットを撮影被写体に向かう光軸11a1と直交する方向に並べて光学装置(カメラ12)の筐体内に配置することで、カメラの小型化を行っている。
【0065】
また、光束が1つの屈折面13a3から内部に入射し、複数の反射面で反射を繰り返して別の屈折面13c3から外部へ射出するように構成した光学部材(第1のレンズ13a、第2のレンズ13b、第3のレンズ13c)を複数有するズーム光学系13と、そのズーム光学系13から外部へ射出した光束が結像する面に配置される撮像素子111と、撮像素子111を駆動する電源18を筐体内に内包する光学装置(カメラ12)において、ズーム光学系13内の主光軸(光学主光軸11b)を含む平面と電源18の長手方向を揃えて配置することで、カメラの小型化を図っている。
【0066】
また、光束が1つの屈折面(13a3,13b2,13c2)から内部に入射し、複数の反射面で反射を繰り返して別の屈折面(13a4,13b3,13c3)から外部へ射出するように構成した光学系(13a,13b,13c)と、その光学系から外部へ射出した光束が結像する面に配置される撮像素子111と、撮像素子111を駆動する電源18を筐体内に内包する光学装置(カメラ12)において、光学系(13a,13b,13c)の光軸(光学主光軸11b)を含む第1の面と電源18の最大投影面積を含む第2の面が平行で、かつ第1の面と第2の面を光学装置の撮影方向に対して重ならないように配置することで、カメラの小型化を行っている。
【0067】
また、撮影被写体からの光束を略直角に折り曲げる第1の光学系(プリズム13a2)と、第1の光学系(プリズム13a2)の光束が屈折面(13a3,13b2,13c2)から内部へ入射し、複数の反射面で反射を繰り返して別の屈折面(13a4,13b3,13c3)から外部へ射出するように構成した第2の光学系(第1の光学系13a、第2のレンズ13b、第3のレンズ13cなど)と、第2の光学系から外部へ射出した光束が結像する面に配置される撮像素子111と、撮像素子111を駆動する電源を筐体内に内包する光学装置12において、電源18と光学系(13a,13b,13c)を撮影被写体からの光束に対して略垂直な平面上に並列に配置し、光学装置12は撮像素子111の信号を処理する処理回路16と、処理回路16で処理した信号を表示する表示素子15を有し、処理回路16と表示素子15は平面よりも撮影者側の平面内に並列に配置し、かつ処理回路16の撮影者側に処理回路16で処理した信号を記録する記録媒体110を配置する。
【0068】
また、光学装置は同一平面上に光学系(13a,13b,13c)を複数設けてズーム光学系13を構成することで、カメラの小型化を図っている。
【0069】
また、撮影被写体からの光束を第1の屈折面(13a3,13b2,13c2)から内部に入射させ、内部で光束を略直角に折り曲げた後に、複数の反射面で反射を繰り返して第2の屈折面(13a4,13b3,13c3)から外部へ射出するように構成した光学系(13a,13b、13c)と、光学系(13a、13b、13c)から外部へ射出した光束が結像する面に配置される撮像素子111と、撮像素子111を駆動する電源18を筐体内に内包する光学装置12において、撮影被写体からの光束と略垂直な第1の平面11cと、第1の平面に平行な第2の平面11dに挟まれた光学系(13a,13b,13c)内の光路を光束が複数の反射を繰り返し、第2の屈折面(13a4,13b3,13c3)から第1あるいは第2の平面に平行に光束は外部へ射出した後撮像素子111に結像し、電源18と光学系(13a,13b,13c)を第1の平面11cと平行な平面上に並列に或いは電源18と光学系(13a,13b,13c)を第1の平面11cと第2の平面11dで挟まれる空間内に配置し、光学装置12は撮像素子111の信号を処理する処理回路16と、処理回路16で処理した信号を表示する表示素子15を有し、処理回路16と表示素子15は第1の平面11cよりも撮影者側の第2の平面11d内に並列に配置し、かつ処理回路16の撮影者側に前記処理回路16で処理した信号を記録する記録媒体を110を配置する。
【0070】
また、光学装置12は第1の平面11cと第2の平面11dの間に光学系(13a,13b,13c)を複数設けてズーム光学系13を構成することで、カメラの小型化を図っている。
【0071】
また、被写体からの光束をカメラ12に導く撮影光軸11aと、カメラ12の筐体の所定の平面内(平面11c,11d)において複数の方向に広がる第1の光学系(13a,13b,13c)内光軸(光学主光軸11b)と、撮影光軸11aに沿う光束を略直角に偏光して光学主光軸11bに導く第2の光学系(プリズム13a2)と、第2の光学系(13a2)から外部へ射出した光束が結像する面に配置される撮像素子111と、撮像素子111を駆動する電源18を筐体内に内包する光学装置12において、電源18の平面方向を所定の平面に沿わせ、第1の光学系(13a,13b,13c)と電源18を所定の平面上に並列に配置し、光学装置12は撮像素子111の信号を処理する処理回路16と、処理回路16で処理した信号を表示する表示素子15を有し、処理回路16と表示素子15は所定平面よりも撮影者側の平面内に並列に配置し、かつ処理回路16の撮影者側に処理回路16で処理した信号を記録する記録媒体110を配置する。
【0072】
また、光学装置12は所定平面上に第1の光学系(13a,13b,13c)を複数設けてズーム光学系13を構成することで、カメラの小型化を図っている。
【0073】
(第3の実施形態)
つぎに、本発明の第3の実施形態を説明する。図8は本発明の第3の実施形態を示している。この実施形態では電池18が直方体ではなく、円筒である点が第1の実施形態と異なっている。
【0074】
この例においても電池18は第1の平面11cと第2の平面11dに挟まれた平面内に収まっており、光学系13もその平面内に収めることでカメラの厚みが増大することを防いでいる。このような円筒形の電池の場合、たとえば図10に示した従来の光学系のカメラにおいても、電池の軸と光学系の撮影光軸を平行にして配置することで、カメラ全体の薄型化が図れる。
【0075】
しかしながら、このような形態はカメラを構えても手ブレし易く、かつ液晶などの表示素子45を撮影の度に矢印47方向に起こさなくてはならず、取扱いが面倒である。そこで通常カメラを構える形態での薄型化を図るために、Off‐Axial光学系においてその撮影主光軸をカメラの平面に揃え、その撮影主光軸をわざわざプリズム13a2で直角に曲げている。
【0076】
そのために図8に示すように自然な形態で撮影ができ、撮影時に自然に表示素子15を観察できる。そして図10のようなリトラクタブルベース46が不要になってカメラが薄くできるばかりでなく、軽量化、コストダウンさらには信頼性向上も図れる。さらに撮影時にわざわざ表示素子を倒す必要もないので、カメラの取扱いも円滑にできる。
【0077】
Off‐Axial光学系は前玉の径を小さくすることができるので、プリズムやミラーなどを前玉の前に設けて撮影光軸を曲げる場合においても、その体積をかなり小型にできる。こにより撮影光軸を曲げるためにカメラが大型になってしまうことはなく、レイアウトの自由度はかなり高い。
【0078】
図8では電池18は撮影光学系13の横に並んでいるが、これに限られるものではない。たとえば、図9のように撮影光学系13の下面に電池18を配置しても、その電池18が撮影光学系13と同一の平面内に配置されていれば、カメラの厚みが増大することはない。
【0079】
図9においては撮影光学系は第1のレンズ13a、第2のレンズ13b、第3のレンズ13c、第4のレンズ13dの4枚で構成されている。このような場合においては間の2枚のレンズ13b,13dを、図9のように配置すれば、第1のレンズ13aと第3のレンズ13cが階段状にずれることがなくなる。そしてそのような場合において、第2のレンズ13bと第4のレンズ13dの上下の空間は、第1のレンズ13aと第3のレンズ13cに挟まれてデッドスペースとなる。
【0080】
しかし、そこにストロボ14およびメインコンデンサ19を第2のレンズ13b、第4のレンズ13dを挟むように配置すれば、スペースの有効利用が図れ、カメラを小型化できる。このようにストロボ14とメインコンデンサ17の対の部品で、Off−Axial光学系を挟むような配置を行えば、カメラ全体の小型化を図ることができる。
【0081】
以上のように光束が1つの屈折面(13a3,13b2,13c2)から内部に入射し、複数の反射面で反射を繰り返して別の屈折面(13a4,13b3,13c3)から外部へ射出するように構成した光学系(第1のレンズ13a、第2のレンズ13b、第3のレンズ13c)と、その光学系から外部へ射出した光束が結像する面に配置される撮像素子111と、撮像素子111を駆動する電源18を筐体内に内包する光学装置(カメラ12)において、電源18と光学系13を同一平面上に並列に配置し、光学装置(カメラ12)は撮像素子111の信号を処理する処理回路(メイン基板16)と、処理回路で処理した信号を表示する表示素子(液晶素子15)を有し、処理回路(メイン基板16)と表示素子(液晶素子15)は平面よりも撮影者側の平面内に並列に配置し、かつ処理回路(メイン基板16)の撮影者側に処理回路(メイン基板16)で処理した信号を記録する記録媒体110を配置する。
【0082】
また、光学装置(カメラ12)は同一平面上に光学系を複数設けて(第1のレンズ13a、第2のレンズ13b、第3のレンズ13c)、ズーム光学系13を構成させることで、カメラ要素を最適に配置にでき、小型化を図っている。
【0083】
また、光束が1つの屈折面(13a3,13b2,13c2)から内部に入射し、複数の反射面で反射を繰り返して別の屈折面(13a4,13b3,13c3)から外部へ射出するように構成した光学系(13a,13b,13c)を有する光学装置(カメラ12)であって、その光学系(13a,13b,13c)を有する第1のユニットと、光学装置を駆動する電源18を有する第2のユニットを撮影被写体に向かう光軸11a1と直交する方向に並べて光学装置(カメラ12)の筐体内に配置することで、カメラの小型化を図っている。
【0084】
また、光束が1つの屈折面13a3から内部に入射し、複数の反射面で反射を繰り返して別の屈折面13c3から外部へ射出するように構成した光学部材(第1のレンズ13a、第2のレンズ13b、第3のレンズ13c)を複数有するズーム光学系13と、そのズーム光学系13から外部へ射出した光束が結像する面に配置される撮像素子111と、撮像素子111を駆動する電源18を筐体内に内包する光学装置(カメラ12)において、ズーム光学系13内の主光軸(光学主光軸11b)を含む平面と電源18の長手方向を揃えて配置することで、カメラの小型化を図っている。
【0085】
また、光束が1つの屈折面(13a3,13b2,13c2)から内部に入射し、複数の反射面で反射を繰り返して別の屈折面(13a4,13b3,13c3)から外部へ射出するように構成した光学系(13a,13b,13c)と、その光学系から外部へ射出した光束が結像する面に配置される撮像素子111と、撮像素子111を駆動する電源18を筐体内に内包する光学装置(カメラ12)において、光学系(13a,13b,13c)の光軸(光学主光軸11b)を含む第1の面と電源18の最大投影面積を含む第2の面が平行で、かつ第1の面と第2の面を光学装置の撮影方向に対して重ならないように配置することで、カメラの小型化を図っている。
【0086】
また、撮影被写体からの光束を略直角に折り曲げる第1の光学系(プリズム13a2)と、第1の光学系(プリズム13a2)の光束が屈折面(13a3、13b2、13c2)から内部へ入射し、複数の反射面で反射を繰り返して別の屈折面(13a4,13b3,13c3)から外部へ射出するように構成した第2の光学系(第1の光学系13a、第2のレンズ13b、第3のレンズ13cなど)と、第2の光学系から外部へ射出した光束が結像する面に配置される撮像素子111と、撮像素子111を駆動する電源を筐体内に内包する光学装置12において、電源18と光学系(13a,13b,13c)を撮影被写体からの光束に対して略垂直な平面上に並列に配置し、光学装置12は撮像素子111の信号を処理する処理回路16と、処理回路16で処理した信号を表示する表示素子15を有し、処理回路16と表示素子15は平面よりも撮影者側の平面内に並列に配置し、かつ処理回路16の撮影者側に処理回路16で処理した信号を記録する記録媒体110を配置する。
【0087】
また、光学装置は同一平面上に前記光学系(13a,13b,13c)を複数設けてズーム光学系13を構成することで、カメラの小型化を図っている。
【0088】
また、撮影被写体からの光束を第1の屈折面(13a3,13b2,13c2)から内部に入射させ、内部で光束を略直角に折り曲げた後に複数の反射面で反射を繰り返して第2の屈折面(13a4,13b3,13c3)から外部へ射出するように構成した光学系(13a,13b、13c)と、光学系(13a,13b,13c)から外部へ射出した光束が結像する面に配置される撮像素子111と、撮像素子111を駆動する電源18を筐体内に内包する光学装置12において、撮影被写体からの光束と略垂直な第1の平面11cと、第1の平面に平行な第2の平面11dに挟まれた光学系(13a,13b,13c)内の光路を光束が複数の反射を繰り返し、第2の屈折面(13a4,13b3,13c3)から第1或いは第2の平面に平行に光束は外部へ射出した後、撮像素子111に結像し、電源18と光学系(13a,13b,13c)を第1の平面11cと平行な平面上に並列に或いは電源18と光学系(13a,13b,13c)を第1の平面11cと第2の平面11dで挟まれる空間内に配置し、光学装置12は撮像素子111の信号を処理する処理回路16と、処理回路16で処理した信号を表示する表示素子15を有し、処理回路16と表示素子15は第1の平面11cよりも撮影者側の第2の平面11d内に並列に配置し、かつ処理回路16の撮影者側に処理回路16で処理した信号を記録する記録媒体を110を配置する。
【0089】
また、光学装置12は第1の平面11cと第2の平面11dの間に光学系(13a,13b,13c)を複数設けてズーム光学系13を構成することで、カメラの小型化を図っている。
【0090】
また、被写体からの光束をカメラ12に導く撮影光軸11aと、カメラ12の筐体の所定の平面内(平面11c,11d)において複数の方向に広がる第1の光学系(13a,13b,13c)内光軸(光学主光軸11b)と、撮影光軸11aに沿う光束を略直角に偏光して光学主光軸11bに導く第2の光学系(プリズム13a2)と、第2の光学系(13a2)から外部へ射出した光束が結像する面に配置される撮像素子111と、撮像素子111を駆動する電源18を筐体内に内包する光学装置12において、電源18の平面方向を所定の平面に沿わせ、第1の光学系(13a,13b,13c)と電源18を所定の平面上に並列に配置し、光学装置12は撮像素子111の信号を処理する処理回路16と、処理回路16で処理した信号を表示する表示素子15を有し、処理回路16と表示素子15は所定平面より撮影者側の平面内に並列に配置し、且つ処理回路16の撮影者側に処理回路16で処理した信号を記録する記録媒体110を配置する。
【0091】
また、光学装置12は所定平面上に第1の光学系(13a,13b,13c)を複数設けてズーム光学系13を構成することで、小型化を図っている。
【0092】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ワイド側に高倍率化しても、テレ側に高倍率化しても、撮像装置のサイズが極端に大型化することがない撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における正面斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態における背面斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施形態における平面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態における配置構成を説明する図である。
【図5】本発明の第1の実施形態における底面斜視図である。
【図6】本発明の第1の実施形態における別の形態の平面図である。
【図7】本発明の第2の実施形態における平面図である。
【図8】本発明の第3の実施形態における正面斜視図である。
【図9】本発明の第3の実施形態における別の形態の平面図である。
【図10】従来のカメラ形態を示す斜視図である。
【図11】従来の光学系の説明図である。
【図12】従来の別のカメラ形態を示す沈胴時の斜視図である。
【図13】従来の別のカメラ形態におけるスタンバイ時の斜視図である。
【符号の説明】
11a 撮影光軸
11b 光学主光軸
11c 第1の平面
11d 第2の平面
12 カメラ本体
12a 蓋
13 光学系(ズーム光学系)(第2の光学系)
13a 第1のレンズ
13a1 撮影窓
13a2 プリズム(第1の光学系)
13a3 第1の屈折面
13a4 第2の屈折面
13b 第2のレンズ
13b1 ズーム方向
13b2 第1の屈折面
13b3 第2の屈折面
13c 第3のレンズ
13c1 フォーカス方向
13c2 第1屈折面
13c3 第2屈折面
13d 第4レンズ
13d1 第1屈折面
13d2 第2屈折面
14 ストロボ
15 表示素子(液晶表示板、LCD)
16 メイン基板(処理回路)
17 DC/DC変換基板
18 電池
19 メインコンデンサ
110 記録媒体(メモリカード)
111 撮像素子(CCD)
112 空間
113 空間
114 接続端子

Claims (3)

  1. 被写体からの光束を折り曲げて出射するプリズムと、
    前記プリズムから出射した光束が入射し、内部で反射を繰り返して出射する第1のレンズと、
    前記第1のレンズから出射した光束が入射し、内部で反射を繰り返して出射する第2のレンズと、
    前記第2のレンズから出射した光束が入射し、内部で反射を繰り返して出射する第3のレンズと、
    前記第3のレンズから出射した光束が結像する撮像素子とを備え、
    前記第2のレンズから出射した光束が前記第3のレンズに入射する領域よりも外側に位置する第1の空間にて、前記プリズムから出射した光束が前記第1のレンズに入射するように、前記プリズムを配置するとともに、
    前記第1のレンズから出射した光束が前記第2のレンズに入射する領域よりも外側に位置する第2の空間にて、前記第3のレンズから出射した光束が結像するように、前記撮像素子を配置することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記被写体に向けて光を照射するストロボと、前記ストロボにエネルギを供給するコンデンサとをさらに備え、
    前記ストロボを前記第2の空間に配置するとともに、前記コンデンサを前記第1の空間に配置することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第2のレンズが駆動されることでズーム動作が実行され、前記第3のレンズが駆動されることでピント調節動作が実行されることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
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