JP2007046910A - 密封容器の内面に付着した内容物の剥ぎ落し方法及びその装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 内容物が缶底に付着し易い高粘度飲料や粒入り飲料における打検適性を確保でき、且つ飲用時に粒等が容器底部内面に付着して残留することを防止する。
【解決手段】 容器を倒立させる第1供給コンベヤ2、倒立された容器に加速度を付与する倒立搬送振動コンベヤ4、及び倒立状態の容器を正立状態に反転させる第2コンベヤ6を有し、倒立搬送振動コンベヤ4では内容物を密封充填した容器30を倒立した状態で、該容器に向き及び又は大きさの異なる加速度を与えながら搬送することにより、容器底面に付着した内容物に直接働く重力、与えられた加速度により生じる力、加速度によって液状物の液体に発生する液流による力の複合作用により、容器底面から内容物を剥ぎ落す。
【選択図】 図1

Description

本発明は、密封容器の底部内面に付着した内容物の剥ぎ落し方法及びその装置、特に高粘度飲料や粒入り飲料等の内容物を充填密封した缶詰の内圧を打検法によって検査する際に、これらの内容物が打検面である缶底に密着して打検適性を損なうことを防止するため、及び又は粒等の固形物など底面に付着した内容物が飲料時に底部に残らないように、密封容器の底部内面に付着した内容物を剥ぎ落すための内容物の剥ぎ落し方法及びその装置に関する。
従来、飲料缶等の缶詰の内圧を検査する方法として、打検法が広く採用されている。打検法は、打検面となる缶底に電磁衝撃を与えた場合の缶底が発生する音波が内圧と相関関係にあることに基く検査法であるため、缶底に内容物が付着した状態で行なった場合は、振動が抑制されて周波数が変化して内圧との相関関係が変化し、正確な測定ができなくなる。特に、例えばスープ、お汁粉、甘酒、麦芽飲料等の内容物が缶底に付着し易い高粘度飲料や粒入り飲料を打検する際は、その傾向が顕著である。本出願人は、このような問題点を解決するために、打検面となる缶底に付着した液滴を流下させる前処理を打検前に行うことによって、打検精度を向上させる方法及び装置を過去に提供した(特許文献1参照)。該方法及び装置は、コンベヤベルトの両側上方に密封容器の上部両側を案内規制するように平行延架したサイドガイドの打検機所定直前部位をコンベヤ両側上方から進行方向左方に並行に外れて湾曲部を設け、該部を通過する密封容器の上部を一旦左方に所要角強制傾斜自在に形成し(特許文献1の第6図参照)、あるいはコンベヤベルトの打検機所定直前部位を加工傾斜部に形成し、該部を通過する密封容器が降坂姿勢で前方に所要角強制傾斜自在として(特許文献1の第7図〜8図参照)、通過後は引き続いて静かに立てなおすように構成することによって、検査に先立ち密封容器を一旦傾斜させて被検査壁面に付着した液滴を流下させてから、打検を行うようなものであった。また、粒入り飲料等の場合は粒が缶底に付着して、飲用時に底部から離れずそのまま残ってしまう場合がある。特に、レトルト殺菌した場合、内容物が加熱によりより容器底に付着し易くなり、飲用時に容器を逆さまにして強く振らなければ底部に付着した内容物を除去することができない等の問題点がある。
特公平1−34332号公報
上記提案した方法は、一旦横向きに傾けた容器をゆっくりと起き上げることによって、缶底に付着した液滴を流下させるものであるので、低粘度の液体や粘度が高くても表面張力の少ない内容液には特に有効であるが、レトルト処理されたスープ、お汁粉、甘酒、麦芽飲料等の内容物が缶底に付着し易い高粘度飲料や粒入り飲料の場合は、より長時間かけて缶を起こさなければならず、短時間に缶底に付着した内容物を効率的に除去するには未だ満足するものではなかった。また、飲用時にも缶を逆さにして強く振らなければ缶底に付着した内容物を容易に除去できないという問題点があった。
そこで、本発明は、スープ、お汁粉、甘酒、麦芽飲料等の内容物が缶底に付着し易い高粘度飲料や粒入り飲料の場合であっても、より短時間に効率よく容器底部内面に付着した内容物を除去でき、打検精度を向上させて打検適性を確保でき、且つ飲用時に粒等が容器底部内面から残らないように、容器底部との密着を破壊することを可能とする、密封容器の底部内面に付着した内容物の剥ぎ落し方法及びその装置を提供することを目的とするものである。
本発明者は、上記問題点を解決するために行った種々の実験において、例えば上記特許文献1に記載のものにおいて、容器を傾斜した状態で容器を積極的に叩いて衝撃を与えたり、サイドガイドを振動させる方法を採用したが、その場合特に薄肉化した近年の容器の場合、容器胴部に疵や凹みが発生しやい問題が生じた。また、他の方法として、容器を搬送中に完全に倒立状態にし、且つ缶をガイドに当てて揺動するようにしたが、その場合缶胴より小径のキャップ付缶では反転した状態での搬送が不安定で、且つ搬送装置が複雑であり、また、缶をガイドに当てて振動させると前記のように缶胴に疵や凹みが発生するという問題があり、何れも実用化に適用できなかった。それらの問題を解消して容器を傷付けずに且つ短時間に確実に容器底に付着した内容物を除去する方法についてさらに研究した結果、液状内容物自体によって容器底に付着した内容物を削ぎ落とす方法を知見し、且つ粒入り内容物の場合、レトルト殺菌により容器底に粒状物が付着し易くなるが、冷却後に缶底から一旦除去するとその後は飲用時にも比較的粒が容器底に残らないで飲用することができることを知見し、本発明に到達したものである。
すなわち、上記課題を解決する本発明の密封容器内面に付着した内容物の剥ぎ落し方法は、内容物を密封充填した容器の内面に付着した内容物を剥ぎ落す方法であって、内容物を密封充填した容器を内容物付着内面を上方に配置した状態で、該容器に加速度を与えることにより、容器内面に付着した内容物を容器内面から剥ぎ落すことを特徴とする。該方法を充填密封後あるいはレトルト殺菌後の缶詰食品に施すことによって、打検特性を向上させることができると共に、飲用時の粒状物等の固形物が容器底面に付着して残留することを防止することができる。
前記内容物が粒又は固形物を含む液状内容物である場合、前記容器が倒立状態で加速度を与えることにより、容器内の液面を揺らして波を発生させ、液状物の波により容器底に付着している粒又は固形物が効果的に剥ぎ落されるが、容器のヘッドスペースが大きくて内容液が直接容器底部に付着している粒状物に直接液状物の波が作用しない場合でも、容器に加速度が付与されることにより、加速度により生じる力で、缶底面に付着している固形物や液滴を効果的に除去することができる。前記容器の少なくとも一部分に強磁性体の材料が用いられ、前記加速度が、前記幅広コンベヤと該幅広コンベヤの上方に搬送方向に沿ってジグザグ状に配置された磁石により構成される加速度付与手段により与えられ、前記容器が水平に揺動しながら搬送することにより、より簡単な方法で確実に容器に対して加速度を与えることができる。前記密封容器内面に付着した内容物の剥ぎ落としを打検工程前の缶に行なうことによって、該缶の打検適性が確保できる。
上記方法を実施するための本発明の密封容器の底部内面に付着した内容物の剥ぎ落し装置は、内容物を密封充填した容器の底部内面に付着した内容物を剥ぎ落す装置であって、前記容器を倒立させる第1容器反転手段、倒立された容器に加速度を付与して搬送する加速度付与手段、倒立状態の容器を正立状態に反転させる第2容器反転手段を有することを特徴とするものである。
前記加速度付与手段としては、倒立容器を鋸歯状、波状又は円弧状の軌道に沿って搬送するガイド付きコンベヤ又はターレットが採用できる。前記加速度付与手段を構成するガイド付きコンベヤとして、幅広ベルトコンベヤ、該幅広ベルトコンベヤの搬送面の裏側に搬送方向に沿ってジグザグ状に配置された吸着磁石群からなるものが好適に採用できる。そして、前記吸着磁石群を、磁石を互いに所定の隙間を介して平行に配置した一対の磁石を、前記隙間の中心線が缶の水平揺動経路の中心を形成するように、複数対をジグザグに配置することによって、容器群をより確実に水平揺動させ、上記効果を確実に発揮させることができる。
前記加速度付与手段は、上記形態のものに限らず、速度可変のコンベヤ、あるいは倒立した容器を水平面内で回転又は揺動させる装置で構成することも可能である。また、前記第1容器反転手段及び又は前記第2容器反転手段は、把持面に弾性フィンを有し容器の胴部を両側から挟み垂直方向に円弧軌道に沿って移動して容器を反転させる一対のグリップコンベヤで好適に構成することができる。前記容器が、少なくともスチールを含む素材で形成された容器である場合、加速度付与手段として、吸着磁石群を有するものを使用でき、より好適に実施できる。前記容器が缶であって缶の内面に付着した内容物を剥ぎ落す装置を打検装置の上流側に配置して、打検する缶の打検適性確保装置として好適に適用することができる。
本発明の密封容器の底部内面に付着した内容物の剥ぎ落し方法によれば、容器を倒立した状態で、容器に加速度を向きおよび又は大きさを変えながら与えることにより、容器底部に付着した内容物に直接働く重力、及び与えられた加速度による生じる力と、さらに加速度によって液状内容物の液体に発生する液流による力とにより、容器底部内面に付着した内容物を缶底から効果的に除去することができる。特に、内容物が粒入り飲料等の場合は、容器底部に付着した粒を前記3つの力、特に液状内容物の液体に発生する液流による力により、効果的に剥ぎ落すことができ、打検適性を向上させることができると共に、容器の底に粒がこびり付いて残る事が無く、飲み残しがなくなる。また、加速度を水平方向に与えることにより、液状内容物の液上面をより効果的に波立たせ、その波の勢いにより容器内面に固着した粒又は固形物を剥ぎ落すことができる。
本発明の密封容器の底部内面に付着した内容物の剥ぎ落し装置によれば、上記方法を確実に実施できる。特に、請求項6の構成によれば、第1容器反転手段、倒立容器加速度手段、および第2容器反転手段を有しているので、正立状態で搬送されてくる容器を自動的に倒立状態にして、その状態で前記方法で確実に底面に付着している内容物を剥ぎ落すことができ、且つその後自動的に正立状態に戻して次工程に送ることができ、連続的に自動的に行なうことができる。請求項7の構成によれば、容器を搬送しながら、確実に水平振動させることができ、容器底部に付着した内容物に直接働く重力、及び与えられた加速度による生じる力と、さらに加速度によって液状内容物の液体に発生する液流による力とにより、容器底部内面に付着した内容物を缶底から効果的に除去することができる。請求項8の構成によれば、容器の底部を吸着して吊り下げらた状態で磁石によって形成されるジグザグ状の軌道に沿って移動させることができる。請求項9の構成によれば、磁石によって形成されるジグザグ状の軌道をより安定して移動させることができる。本発明の密封容器の底部内面に付着した内容物の剥ぎ落し装置における加速度付与手段は、請求項6〜10に示すように種々の形態に形成することができる。また、容器反転手段を請求項11記載の構成にすることによって、容器を傷つけることなく、確実に容器を反転することができる。そして、容器を少なくともスチールを含む素材で形成することによって、底部を磁石で吸着して搬送することができるため、例えば口部がキャップで密封される容器では、キャップ天面が床面と接触することなく搬送することができ、密封性や外観に悪影響を及ぼすおそれがなく、上記効果を奏することができる。さらに、請求項13によれば、該装置を打検装置の上流側に配置することによって、缶の打検適性確保装置として適用できる。
以下、本発明の容器の内面に付着した内容物を剥ぎ落す方法及びその装置の実施形態を図面を基に詳細に説明する。図1〜図5に示す本実施形態は、スチールを含む材料で形成されている容器(図では、ボトル状スチール缶に適用した場合を示しているが、それに限るものではない)に適用できる装置の実施形態を示している。
本実施形態における容器の底部内面に付着した内容物を剥ぎ落す装置1は、缶30を正立状態で搬送してくる第1供給コンベヤ2(図3)、該供給コンベヤから缶を受取り、缶の胴部を両側から挟み垂直方向に円弧軌道を通過するコンベヤによって缶を反転させる入口側反転コンベヤ3、入口側反転コンベヤから反転状態の缶を受取り、その底部を吸着して水平面を搬送し且つ搬送中に水平振動を与える倒立搬送振動コンベヤ4、該倒立搬送振動コンベヤの下流端で缶を受取り缶の胴部を両側から挟み垂直方向に円弧軌道を通過して缶を再び反転させて正立状態に戻す出口側反転コンベヤ5、及び該出口側反転コンベヤ5から正立状態になった缶を受取り、次工程の打検位置に搬送する第2供給コンベヤ6の組み合わせからなり、これらのコンベヤは装置本体を構成するフレーム7に取付けられ、同期して回転駆動される。
缶を正立状態で搬送する第1供給コンベヤ2と第2供給コンベヤ6は下方位置にあり、缶を倒立状態で搬送する倒立搬送振動コンベヤ4はその上方位置にあり、下方位置の第1供給コンベヤ2及び第2供給コンベヤ6と上方位置の倒立搬送振動コンベヤ4間を、入口側反転コンベヤ3及び出口側反転コンベヤ5でそれぞれ連結している。倒立搬送振動コンベヤ4は、倒立容器に加速度付与する加速度付与手段を構成し、幅広に形成され、それに連結する入口側反転コンベヤ3と出口側反転コンベヤ5は、図3に示すように、図1において奥行き方向に互いに平行にずれている状態に配置されている。入口側反転コンベヤ3及び出口側反転コンベヤ5は、一対のグリップコンベヤで構成され、図1〜3に示すように缶の胴部を挟持して搬送できるように、互いに挟持面が対向して缶搬送経路の両側に対称的に一対配置されている。
各グリップコンベヤは、図3に示すように、無端状の弾性体からなる細幅ベルト10の把持面側に、所定の高さを有して垂直方向に延びる弾性フィン11が突出して間欠的に取付けられて構成され、該細幅ベルトが下方の入口端部に配置された駆動側プーリ12−1及び上方の出口端部に配置された従動側プーリ12−2との間に、円弧状に配置されたガイド13に案内され、図1〜図3に示すように、垂直方向に円弧状で且つ図1において奥行き方向に隔置して略平行して循環するように構成されている。各グリップコンベヤは、第1供給コンベヤ2及び倒立搬送振動コンベヤ4との連接部となる水平部と、該水平部間を連通する半円弧状部からなり、各無端状ベルトはその出口側に配置されたモータ14によって駆動され、その挟持面が常に同一垂直面を回転し、下方の第1コンベヤとの連接部である水平部で直立状態の缶30の胴部を把持して第1供給コンベヤ2から受取り、その状態で円弧部を通過することにより、缶30を180°反転させて、次の倒立振動コンベヤ4に受け渡す。出口側反転コンベヤ5の構成も入口側反転コンベヤ3と同様な構成であるので、同様な符号を付し詳細な説明を省略する。
倒立搬送振動コンベヤ4は、磁石コンベヤで形成され、缶底を吸引した状態で缶を搬送できるように循環駆動される幅広の無端ベルト20を有し、その搬送面の裏側に近接して磁石群21が適宜のブラケットを介して固定配置されている。磁石群21は、図5に模式的に示すように、本実施形態では所定の隙間を有して平行する一対の磁石22−1、22−2をジグザグ状に無端ベルト20に対して平面で所定角度(図4の例では9.5°)傾斜した状態で配置して、ジグザグ状の揺動搬送経路23を構成している。したがって、入口側反転コンベヤ3で胴部を挟持して反転状態で上部に達した缶は、入口側反転コンベヤ3の水平部と倒立搬送振動コンベヤ4の上流部が並走することによって、缶底が磁石22−1、22−2の磁力により無端ベルト20に吸着され、無端ベルトの進行に伴って、缶も一体に移動するが、缶はベルトの走行に伴ってジグザグに配置されている吸着磁石群で形成される揺動搬送経路23に沿って移動し、水平揺動しながら倒立状態で移動する。本実施形態では、図示のように、その経路が振動の幅が40mm、波長が約200mmの周期の三角波形を形成するように磁石が配置されている。この場合、例えば図4において55m/分の速度でコンベヤを走行させた場合、缶は約4.6Hzで振動し、缶に働く最大加速度は約16.6m/secとなる。したがって、缶底に付着した内容物には、その質量×最大加速度の力が作用することになる。前記磁石は、磁極面が図示のように片側がS極列、他側がN極列となるように、配列すると共に、所定の間隔を空けて配置することによって、より強力に缶を吸引することができるようにした。磁石をそのように配列することによって、単に同極の磁石を配置する場合と比べて容器の底部を強く吸着することができ、加速度の変化に対しても缶が落下することなく、確実に搬送することができる。しかしながら、本発明における倒立振動コンベヤの構成は、上記のものに限定されるものではない。例えば、進行方向に向ってN極、S極を交互に配置しても良いし、一体物で単一極性の磁石をジグザグに形どっても良い。
本実施形態の装置は以上のように構成され、該装置を打検装置の上流側に配置し、内容物が密封されて例えばレトルト処理された缶詰が、第1供給コンベヤ2によって1列状態で搬送されてきて、入口側反転コンベヤ3の入口部に達すると該入口側反転コンベヤによって胴部を挟持されて、その状態で入口側反転コンベヤが垂直面内を円弧状に進行することによって缶詰は次第に反転され、上端に達した状態では完全に180°反転した状態になる。入口側反転コンベヤ3の出口端部の水平軌道は倒立搬送振動コンベヤ4の上流側端部と重なった状態にあり、この位置に達すると缶詰の底部が無端ベルトの内側にジグザグに配置されている磁石22−1、22−2に吸引され、無端ベルト20の進行に応じて図4に模式的に示すように、缶30はジグザグ状に水平揺動しながら入口側反転コンベヤ3と出口側反転コンベヤ5のオフセット量に対応する幅だけ斜めに移動することになる。
缶が倒立した状態でジグザグ状に水平揺動しながら移動することにより、缶に加速度が与えられ、缶底に付着した例えば粒や固形物等の内容物32は、それ自体に直接働く重力、及び与えられた加速度による生じる力と、加速度によって液状内容物の液体に発生する液流による力の複合作用により剥ぎ落される。加速度により発生する内容液の液流が、缶底33に付着した内容物32に作用する条件を満たす場合、液流の力により剥ぎ落される状態を模式的に図6(a)〜(d)に示す。缶底33に付着した内容物32に作用する条件を満たす場合とは、容器を倒立した状態で容器が加速度の変化により振動した場合、内容液に作用する加速度の変化により発生する内容液の波が付着した内容物32に作用する波高を発生させる場合であり、図6に示すように内容物となる粒や固形物の最大径乃至最小径の長さのヘッドスペースが確保されている場合が、最も好条件である。その結果、缶底に付着している内容物が搬送中に液中に落下し、従来困難であったスープ、お汁粉、甘酒、麦芽飲料等の高粘度飲料や粒入り飲料における缶底に付着した内容物を確実に且つ短時間に缶底から除去することができる。倒立振動コンベヤの端部に至った缶は、出口側反転コンベヤ5に胴部を挟持されて拘束され、該出口側反転コンベヤによって垂直面を円弧状に搬送することにより、倒立状態から正立状態に戻されて、第2供給コンベヤ6に移載され、図示しない打検装置に搬送される。このように、本実施形態では、倒立搬送振動コンベヤによって缶底を吸着して搬送しながら、磁力により形成される振動搬送経路に沿って移動して水平揺動させているので、缶に直接衝撃を与えることなく安定して搬送することができ、且つ揺動のために容器胴部への接触がないので、容器胴部に窪みや傷の発生する恐れもない。なお、本実施形態では、第1供給コンベヤ2と第2供給コンベヤ6を同一水平面に配置してあるため、両者を奥行き方向にオフセットして配置してあるが、たとえば第1供給コンベヤ2を倒立搬送振動コンベヤ4の上方側に配置し、第1供給コンベヤ2、入口側反転コンベヤ3、倒立搬送振動コンベヤ4、出口側反転コンベヤ5、及び第2供給コンベヤ6が同一直立面でS字状になるように配置することも可能である。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限らず、種々の設計変更が可能である。
図7は、倒立容器加速度付与手段における揺動搬送経路24を、半径Rの曲線をその曲率中心が交互に反対側になるように組合して形成した場合の実施形態を示している。図の場合は、該曲線に沿って無端ベルトの吸着面側裏面に磁石を配置することによって、或は胴部を案内するガイド25を配置することによって構成できる。その場合、加速度の向きが矢印に示すように、順次その向きが変更することによって、内容物に直接作用する加速度によって発生する力、重力、及び容器内の液面の揺れにより、容器の裏面に付着した内容物を剥ぎ落す力が作用する。
図8は、倒立容器加速度付与手段の他の実施形態を示している。この実施形態では、倒立容器加速度付与手段を複数のターレット25の組合せによって構成している。回転方向が交互に異なる複数のターレット25を順次組み合わせて、該ターレットのポケットに容器を保持してターレット間を倒立した容器を順次搬送することによって、その搬送経路は図7に示す同様な揺動搬送経路を構成し、容器の加速度の向きを変えながら搬送することができ、容器底面に付着した内容物を容器底面から剥ぎ落すことができる。
さらに、図9は倒立容器加速度付与手段としての倒立搬送振動コンベヤ29のさらに他の実施形態を示している。本実施形態では、図1に示す実施形態において、ベルトコンベヤ26の搬送面の裏面側に極性が互いに異なるように帯磁石27−1、27−2を平行に配置して振動搬送経路28を形成し、ベルトコンベヤの速度が一定の周期で高速・低速に変わるようにベルトコンベヤ駆動モータを可変速制御するように構成してある。このように構成することによって、帯磁石27−1、27−2の磁力によりコンベヤに吸着して反転状態で搬送される容器に、コンベヤの速度を一定周期で変えることにより、順次向き及び大きさの異なる加速度を与えることができ、容器底面に付着した内容物を効果的に削ぎ落とすことができる。また、他の方法として、図9に示す実施形態において、コンベヤを可変速制御するのに代えて、帯磁石27−1、27−2を適当なブラケットに保持して、該ブラケットを適当な周期でコンベヤの幅方向に揺動させることによって、図5に示す磁石の配置と同様な機能を奏することが可能である。
図10は、倒立容器加速度付与手段のさらに他の実施形態を示している。この実施形態における倒立容器加速度付与手段は、速度の相違する速度が異なるコンベヤ28−1、28−2、28−3の群で構成されている。コンベヤ群は少なくとも隣接するコンベヤは速度を異にすることによって、各コンベヤで異なる大きさ、向きの相違する加速度が付与され、容器はコンベヤの進行方向に沿って振動し、容器の上方端壁に付着した内容物が剥ぎ落される。
図1に示す実施形態では、倒立搬送振動コンベヤ4へ缶を倒立させながら供給し、かつ倒立搬送振動コンベヤ4から倒立した缶を受け取り、第2供給コンベヤに正立状態で供給する手段として、半円弧軌道を有する入口側反転コンベヤ3及び出口側反転コンベヤ5を採用したが、出口側反転コンベヤ5に代えて図11に示す反転シュート29を採用することも可能である。該反転シュートは例えば4本の針金状のガイドロッドで缶の天地面及び胴部を支える螺旋状に捻った反転経路を形成し、倒立搬送振動コンベヤで倒立状態で水平揺動を与えながら搬送されてきた缶が移載されると自重で反転しながら落下して第2供給コンベヤに正立状態で供給する。該反転シュートは、第1供給コンベヤが倒立振動搬送コンベヤの上方位置に配置されている場合は、入口側反転コンベヤとしても採用可能である。
以下、上記実施形態に係る装置を使用して、レトルト処理後の3種類の缶詰について、図1に示す装置を用いて加速度を付与して打検前処理を行なって打検した場合と、前処理を行なわずに直接打検した場合の打検値の変化を調べて、本発明の有効性を確認した。
内容物が(1)粒入りコーンスープ、(2)粒入りお汁粉、(3)麦芽飲料の各缶詰(缶サイズ:缶胴φ53mm、口径φ38mm、全高124mm、重量226gの実缶)について、それぞれ振動幅40mmで振動数2.2回/秒、3回/秒、4.1回/秒で4.5回振動させて10回加速度を加えた場合の打検値と、前処理を行わず(すなわち、振動を付与せず)に打検した場合(比較例)の打検値をそれぞれ測定した。その結果を表1に示すと共に、図12〜図13のグラフに示す。なお、打検値とは、打検によって測定される缶の振動周波数を変換した値で、周波数に比例している。缶底に内容物が付着していない場合の適正値は160〜200であり、160未満の場合は密封不良、漏洩のおそれがあり、200を超える場合缶が異常変形しているおそれがある。
Figure 2007046910
なお、図5に示す寸法の倒立搬送振動コンベヤで振動軌道中心が図14の摸式図に示すように、9.5°傾斜した場合における各振動数と、コンベヤ速度、容器への加速度は、表2に示すとおりとなる。
Figure 2007046910
実験の結果は表1から明らかなように、本実施例で前処理を行なって打検を行なった場合と、前処理を行なわずに直接打検を行なった場合(比較例)とでは、明らかに打検値に差があり、比較例の場合は打検面に内容物の付着のため、打検による振動が抑制され、正確な打検値が得られてないことが分かる。実施例において、粒入りコーンスープの場合、振動数が2.2回/秒の場合は、振動回数が3.4回/秒、4.1回/秒と比べて低く、振動数が3.4回/秒、4.1回/秒の場合は、打検値187、186と略同じ打検値が得られている。したがって、この場合、振動数2.2では、未だ缶底に付着した内容物が十分に落下してなく、未だ正確な打検値が得られていないことが分かる。したがって、その場合は、振動数が3.4回/秒以上になるように缶詰に加速度を付与することによって、缶底に付着している粒が除去され、正確な打検値を得ることができ、容器の陰圧確認による密封確認が可能となる。
同様に、粒入りお汁粉缶詰の場合、及び麦芽飲料の場合の何れにおいても、振動回数2.2回/秒は打検値が低く、3.4回/秒以上の場合が一定した打検値が得られていることが分かる。さらに、麦芽飲料の場合も3.4回/秒以上では打検値の変化がなく、容器内の陰圧確認による密封確認ができた。これに対して、前処理を行わないで直接打検をおこなった場合は、表1及び図9〜図11に示すように、打検値が低く、内容物が缶底に付着していることを示し、容器の密封確認においては漏洩による低打検値と混同するため、密封の確認ができないことが分かる。
以上のように、本実施例によって、粒入りコーンスープ等缶底に内容物が付着し易く、且つレトルト処理により内容物が凝固してしまい自然落下が困難であるような場合であっても本発明の方法によれば、缶底に付着した内容物を確実に除去することができ、正確な打検値を得ることができることが確認された。また、該実験において、缶体に疵や凹みの発生は観察されなかった。
本発明は、高粘度飲料や粒入り飲料等の内容物を充填密封した缶詰等の内圧を打検法によって検査する際に、容器の形態を問わずに、内容物が打検面である容器底に密着して打検適性を損なうことを防止するための缶詰の打検適性確保のため、及び又は密封容器の底部内面に付着した内容物を剥ぎ落し、飲用に際して内容物が容器底に付着して残留することを防止する手段として好適に適用できる。また、容器の底面に付着した内容物の除去ばかりでなく、レトルト殺菌時に容器を倒立しておいて、加振時に正立させた状態で加速度を与えて天蓋についた粒等の内容物を落す装置としても好適に適用できる。
本発明の実施形態に係る容器内面に付着した内容物を剥ぎ落す装置の正面模式図である。 図1におけるA−A矢視図である。 図1におけるB−B矢視図である。 図1におけるC−C矢視図である。 図1における揺動搬送経路を形成する磁石群の配置を示す模式図である。 缶詰の底部に付着した内容物が液流の力により剥ぎ落される状態を示す模式図である。 本発明における振動搬送経路の他の実施形態を示す模式図である。 本発明における振動搬送経路のさらに他の実施形態を示す模式図である。 本発明における加速度付与手段のさらに他の実施形態を示す模式図である。 本発明における加速度付与手段のさらに他の実施形態を示す模式図である。 本発明における出口側反転コンベヤ又は入口側反転コンベヤの他の実施形態を示す概略図である。 粒入りコーンスープ缶詰における実施例及び比較例の振動数と打検値の関係を示すグラフである。 粒入りお汁粉缶詰における実施例及び比較例の振動数と打検値の関係を示すグラフである。 麦芽飲料缶詰における実施例及び比較例の振動数と打検値の関係を示すグラフである。 図5に示す倒立搬送振動コンベヤにおいて、振動数4.1Hz再現させる場合の説明図である。
符号の説明
1 容器内面に付着した内容物を剥ぎ落す装置 2 第1供給コンベヤ
3 入口側反転コンベヤ 4、29 倒立搬送振動コンベヤ
5 出口側反転コンベヤ 6 第2供給コンベヤ
7 フレーム 10 細幅コンベヤ
11 弾性フィン 21 磁石群
21−1、22−2 磁石 23、24、28 振動搬送経路
25 ターレット 26 ベルトコンベヤ
27 帯磁石
28−1、 28−2、28−3 コンベヤ 29 反転シュート
30 缶 31 液流
32 内容物

Claims (13)

  1. 内容物を密封充填した容器の内面に付着した内容物を剥ぎ落す方法であって、内容物を密封充填した容器を内容物付着内面を上方に配置した状態で、該容器に加速度を与えることにより、容器内面に付着した内容物を容器内面から剥ぎ落すことを特徴とする密封容器内面に付着した内容物の剥ぎ落し方法。
  2. 前記内容物が粒又は固形物を含む液状内容物であって、また、内容物が付着した内面が容器底側内面であり、前記容器が倒立状態で加速度をほぼ水平方向に与えることにより、容器内に発生する液状物の波の勢いが付加されて容器底に付着している粒又は固形物が剥ぎ落される請求項1に記載の密封容器内面に付着した内容物の剥ぎ落し方法。
  3. 前記容器の構成の少なくとも一部分に強磁性体材料が用いられ、前記加速度が、前記幅広コンベヤと該幅広コンベヤの上方に搬送方向に沿ってジグザグ状に配置された磁石により構成される加速度付与手段により与えられ、前記容器が水平に揺動しながら搬送される請求項1又は2に記載の密封容器内面に付着した内容物の剥ぎ落し方法。
  4. 前記密封容器が底部にぶりき又はティンフリースチール製の蓋で巻締められた缶であり、前記蓋の内面に付着した内容物の剥ぎ落しが打検工程前の前記缶に、該缶の打検適性確保のために行われる請求項1〜3何れかに記載の密封容器内面に付着した内容物の剥ぎ落し方法。
  5. 内容物を密封充填した容器の底部内面に付着した内容物を剥ぎ落す装置であって、前記容器を倒立させる第1容器反転手段、倒立された容器に加速度を付与して搬送する加速度付与手段、倒立状態の容器を正立状態に反転させる第2容器反転手段を有することを特徴とする容器の底部内面に付着した内容物を剥ぎ落す装置。
  6. 前記加速度付与手段が、倒立容器を鋸歯状、波状又は円弧状の軌道に沿って搬送するガイド付きコンベヤ又はターレットである請求項5に記載の容器の内面に付着した内容物を剥ぎ落す装置。
  7. 前記加速度付与手段を構成するガイド付きコンベヤが、幅広ベルトコンベヤ、該幅広ベルトコンベヤの搬送面の裏側に搬送方向に沿ってジグザグ状に軌道を形成された吸着磁石からなる請求項6に記載の容器の内面に付着した内容物を剥ぎ落す装置。
  8. 前記吸着磁石が、複数個用いられた吸着磁石群であり、それらが互いに所定の隙間を介して平行に配置した一対の磁石を、前記隙間の中心線が缶の水平揺動経路の中心を形成するように、複数対ジグザグに配置してなる請求項7に記載の容器の内面に付着した内容物を剥ぎ落す装置。
  9. 前記加速度付与手段が、速度可変のコンベヤである請求項5に記載の容器の内面に付着した内容物を剥ぎ落す装置。
  10. 前記加速度付与手段が、倒立した容器を水平面内で回転又は揺動させる装置である請求項5に記載の容器の内面に付着した内容物を剥ぎ落す装置。
  11. 前記第1容器反転手段及び又は前記第2容器反転手段が、把持面に弾性フィンを有し容器の胴部を両側から挟み垂直方向に円弧軌道に沿って移動して容器を反転させる一対のグリップコンベヤで構成されている請求項5〜10の何れかに記載の容器の内面に付着した内容物を剥ぎ落す装置。
  12. 前記容器が、少なくともスチールを含む素材で形成されたキャップ式容器である請求項5〜11の何れかに記載の容器の内面に付着した内容物を剥ぎ落す装置。
  13. 前記容器の内面に付着した内容物を剥ぎ落す装置が打検装置の上流側に配置され、打検する容器の打検適性確保装置を兼ねる請求項5〜12何れかに記載の容器の内面に付着した内容物を剥ぎ落す装置。
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