JP2007046652A - 配管及びその継手 - Google Patents

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泰廣 大浦
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Abstract

【課題】 軽量であって取扱いが容易で、製造コストの安い配管とその継手を提供する。
【解決手段】 スパイラルダクト管(1A)を接続するための継手(2A)は、管(1A)の端部を受け入れる凹部(204)を備える。凹部(204)内には接着シール剤を備える。継手(2A)は管(1A)内に圧入する圧入部を備え、管(1A)内に圧入する圧入部の概先端部に凸部(202)を備え、継手(2A)を管(1A)に圧入した際に管(1A)内部に形成された凹部(102)に噛み合う。
【選択図】 図1

Description

本発明は配管及びその継手に関し、土木用配管、例えば、トンネル掘削現場における給水管並びに湧水の排水管及び濁水処理装置の前後配管等に使用されている配管及びその継手に関する。
従来使用されている配管材の形状は、一般構造用炭素鋼鋼管(STK管、SGP管等)に継手材としてリング(鉄製)を嵌め込み、このリングを鋼管本体に溶接した構造になっている。
一般的に、鋼管の肉厚は1.6−4.5mmの範囲で使用されている。その理由は、溶接に必要な最低肉厚が最低肉厚は1mm以上であるため、鋼管肉厚も1mm以上にせざるをえないからである。このことが、重量の軽量化を阻む一つの要因になっており、製造コストも高いという問題があった。
本発明は、このような問題を解決することを目的として成されたもので、軽量であって取扱いが容易で、しかも、製造コストの安い排水、給水用等の配管とその継手を提供することを目的とする。
従って、本発明に係る配管(1A)を接続するための継手(2A)は、配管(1A)の端部を受け入れる凹部(204)と、前記配管(1A)内に圧入される圧入部であって、当該圧入部の概先端部に凸部(202)を備える当該圧入部とを備える。
また、本発明に係る配管は、継手(2A)の圧入部の概先端部の凸部(202)と噛み合う凹部を内面に備える。
本発明によれば、軽量であって取扱いが容易で、しかも、製造コストの安い排水、給水用等の配管とその継手が提供される。
(第1の実施形態)
次に、上述の目的を達成する本発明に係る一実施形態の配管とその継手について説明する。
図1は、排水、給水等に利用される、本実施形態の複数の配管を、それらを接合する本実施形態にかかる継手を用いて接続する様子を示す。
図1の1A,1B(側面断面図)は本発明に係る一実施形態の配管であって、2A、2Bは、それらの配管を接続する継手である。この構成によって、必要とされる長さの配管を自由に構築することができる。配管1A,1Bは基本的に同じ構造を備える。また、継手2A、2Bも基本的に同じ構造を備える。図1では、2本の所定の長さの配管1A,1Bを接続する一例をしめしているが、それ以上の本数の配管を接続する方法も図1に示す方法と同様である。
本発明の配管1A,1Bは円筒状のスパイラルダクト管である。このスパイラルダクト管は帯鉄をハゼ折りにて巻き上げた構造である(スパイラルダクト管の基本構造は当業者にとっては周知のものであるため、そのハゼ折り構造については図示とその説明を省略する)。
ハゼ部分からのリークを防止するために、ハゼ部分に接着・シール剤を注入した構造とする。但し、本スパイラルダクト管の使用条件によってリークが発生する可能性がない場合は、ハゼ部分に接着・シール剤を注入する必要はない。
配管1A,1Bともに同じ構造を備えるため、説明の重複を避けるために、配管1Aとそれに接続される継手2Aに焦点を当てて説明する。図1に示すように、継手2Aは配管1A内に圧入できる構造を備える。継手2Aは、例えば、プラスチック(塩化ビニール)成形体である。
配管1Aは、継手2Aとの接続を確実にするために凹部102を備える。凹部102は、配管1Aの内周に連続的に形成されており、継手2Aの圧入部先端部に形成されている凸部202を受け入れるものである。
即ち、継手2Aを配管1Aに圧入すると、凸部202が凹部102と噛み合い、継手2Aと配管1Aの接続が安定になる。尚、配管1Aの凹部102は、配管1Aのもう一方の接続端(不図示)から管の内側に向かって予定の距離の位置にも同様な凹部が形成されている。
言うまでもないが、その凹部を利用して、配管1Aをさらに別の配管に接続することが可能である。図1に示すように、凹部102に対応する外周部分104が膨らんでいるが、この膨らみは、凹部102をプレス処理によって形成したため生じるものであって、本発明の必須要件ではない。
継手2Aの構造について以下説明する。継手2Aの端(図1に向かって左側の端)には、切り込み部203A,203B,203C,203D,...が形成されている。
図1では、継手2Aの裏側の構造は示されていないが、切り込み部203A,203B,203C,203Dと同様の切り込み部が形成される。これらの切り込みによって、継手2Aの圧入端が比較的柔軟になり、継手2Aを配管1Aに圧入することが容易になる。201はフランジであって、図1に示すように、フランジ201には、配管1Aの先端を挿入する凹部204が形成されている。
この凹部204は、フランジ201にリング状に形成されており、配管1Aの端部を挿入することができる。この凹部204によって、配管1Aと継手2Aの接続を確実なものにすることができる。フランジ201以外の部分、即ち、配管1Aに圧入される継手2Aの部分、即ち、フランジ201を除く部分を、以後、圧入部と呼ぶ。
尚、継手2Aを配管1Aに圧入すると、上述した構造によって確実な接合が得られるが、その中に流される流体(気体、流体)がその接合部からリークすることを防ぐために、継手2Aの凹部204には予め所定の接着・シールド材を塗布しておいて、継手2Aを配管1Aに圧入することによって、リークを防ぐことができる。
さらに、より確実にリークを防止する必要がある環境で使用する際は、継手2Aの凸部202から凹部204までの表面の一部もしくは全面にも所定の接着・シールド材を塗布しておいて継手2Aを配管1Aに圧入してもよい。
以上説明したように、本発明の継手2Aを本発明の配管1Aに圧入することによって、確実な接合が得られる。同様に、継手2Bと配管1Bの接合についても、継手2Bと配管1Bはそれぞれ継手2Aと配管1Aと同じ構造を備えているため、継手2Bを配管1Bに圧入することによって確実な接合が得られることが言うまでもない。
次に、継手2Aと継手2Bの接合方法を説明する。継手2Aと継手2Bの接合については、ハウジング形管継手(例えば、ビクトリックジョイント)を用いて接合してもよいが、これに限定されることはなく、継手2Aと継手2Bを接合できるものであれば、いかなる形態のものであってもよい。
次に、本発明の継手の構造について図2を参照して詳細に説明する。図2は、図1に示した継手2Aの構造に対応する左側面と右側面の構造を説明するものである。図2からわかるように、継手2Aの内壁205は円筒状であって、図1に示す本発明の円筒状の配管1Aの内面103に圧入する構造になっている。配管1Aに継手2Aの圧入部を圧入した際に、凸部202と配管1Aの凹部102が噛み合って水平方向の移動が阻止され、配管1Aの端部がフランジ201の凹部204に差し込まれて垂直方向の移動が阻止される。この構造によって、配管1Aと継手2Aはロバストに接続される。
切り込み部203A,203B,203C,203Dによって、継手2Aの圧入部の先端部分が継手2Aの中心方向に対して柔軟となるため、配管1Aに継手2Aの圧入部を圧入することが容易になる。一般的には、この柔軟性は強度の低下を意味するが、本発明では、継手2Aの圧入部の端に凸部202を構成することによって、強度の低下を防いでいる。従って、継手2Aの凸部202は、配管1Aとの接合を確実にする機能とともに、継手2Aの圧入部の強度低下の防止機能を備える。
次に、図3を参照して、本発明に係る一実施形態の配管1Aの構造を詳細に説明する。図3の左側の構造図は、図1の配管1Aと同じであって、その右側の図は図1の配管1Aを右側からみたときの図である。図3の左側の図は、図3の右側の図をL1−L1ラインで切った場合の断面を示す。
図3からわかるように、配管1Aは円筒状のスパイラルダクト管であって、継手2Aの圧入部を配管1Aの内面103に圧入すると、継手2Aの凸部202と噛み合う凹部102が内部に構成されている。105は配管1Aの外面であって、そこには、凸部104が構成されているが、この凸部104は、凹部102をプレス加工する際に形成されることを想定したものであって、本発明の趣旨にとって必須要件ではない。
以上説明した構造を備える本実施の形態例の配管と継手は軽量であって取扱いが容易で、しかも、製造コストが安いという特徴を備える。
(第2実施の形態)
上述の第1の実施形態では、配管を接続するための継手は、配管の凸部を受け入れる凹部を備えていたが、逆に、配管が凹部を備え、継手側には、それに対応する凸部を備えていてもよい。この構成を図4を参照して説明する。
図4の4Aは、図1の1Aの配管の別の形態を示す。また、図4の5Aは、図1の2Aの継手の別の形態を示す。配管4Aが配管1Aと異なっている部分は、基本的に、402の凸部と404の凹部であって、これらは、配管1Aの凸部104と凹部102とちょうど逆になっている。図4から明らかなように、凸部402は、図4の継手5Aを配管4Aに圧入した際に、継手5Aの凹部502と噛み合うように形成されている。
405は、配管4Aの外面であり、403は、配管4Aの内面である。凹部404は、凸部402をプレス成形した際に形成されたものであるが、凹部404は以下の機能がある。即ち、継手5Aを配管4Aに圧入して、継手5Aの凹部502と配管4Aの凸部402が噛み合ったのちに、凹部404にワイヤーを回して所定の圧力で締めつけることによって、その噛み合いを堅固にすることができる。一方、図4の継手5Aと、図1の継手2Aとの基本的な違いは、図4の継手5Aの圧入部には、配管4Aの凸部402と噛み合うように凹部502が設けられていることである。
(他の実施形態)
上述の実施形態では、図1に示すように2つの配管(1A,1B)のそれぞれに、継手(2A,2B)を接続し、接続後、継手(2A,2B)を別のジョイント材(例えば、ハウジング形管継手)で接続するものとしたが、本発明はこの構成に限定されることはない。例えば、2つの継手(2A,2B)は、一体化した構造であってもよい。即ち、2つの継手(2A,2B)のそれぞれのフランジ側の端面を接続した一体構造であってもよい。この構造によって、前述の別のジョイント材は不要となる。
また、上述の実施形態では、配管1Aの凹部102は、配管1Aの外周の360度に渡って連続的に構成されていたが、本発明はこの構造に制限されることはない。例えば、配管1Aの外周の360度に渡るのではなく、そのうちの一部に凹部を構成したものであってもよい。この場合、対応する継手の凸部も、配管1Aの外周の一部に形成される凹部に対応する位置に構成されることは言うまでもない。
本発明を上述の実施形態に基づいて説明したが、本発明の技術範囲は、上述の実施形態に限定されることはない。即ち、本発明の請求項で記述した技術範囲から逸脱しない限り、上述の実施形態のあらゆる変形、代替物は本発明の範囲内にある。
図1は排水、給水等に利用される、本発明の第一の実施形態の配管を本発明にかかる第一の実施形態の継手を用いて接続する様子を示す図である。
図1の継手の構造を示す図である。 図1の配管の構造を示す図である。
本発明にかかる第2の実施形態の配管と継手の構造を示す図である。
符号の説明
1A 配管
102 配管の凹部
2A 継手
202 継手の凸部
201 フランジ
204 継手の凹部
203A,203B,203C,203D 切り欠き部

Claims (4)

  1. 配管(1A)を接続するための継手(2A)であって、
    配管(1A)の端部を受け入れる凹部(204)と、
    前記配管(1A)内に圧入される圧入部とを備え
    当該圧入部の概先端部に凸部(202)を備えることを特徴とする継手。
  2. 前記圧入部は、前記圧入部の先端から所定の深さの切り欠き部(203A、203B、203C、203D)をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の継手。
  3. 配管(1A)の端から内部に向かって所定の距離離れた内面に凹部(102)を備え、当該凹部(102)は、継手の凸部(202)と噛み合うものであることを特徴とする配管。
  4. 前記配管は、帯鉄をハゼ折りにて巻き上げた構造を備えることを特徴とする請求項3記載の配管。
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