JP2007046297A - 屋根の除雪装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な構造で容易に屋根の積雪を除くことができる屋根の除雪装置を提供すること。
【解決手段】 屋根20上の積雪を除去する屋根の除雪装置10であって、屋根20の棟21側から軒22側までにわたって配設されたボールネジ35と、ボールネジ35を回転させる駆動手段31と、ボールネジ35に螺合し、ボールネジ35の回転によりボールネジ35の軸方向に移動するスライド部材41とを備え、スライド部材41がボールネジ35の軸方向に沿って屋根20の棟21側から軒22側に移動するときに、スライド部材41が屋根20上の積雪を屋根20の軒22側に押すこと。さらに、スライド部材41にヒンジを介して第1および第2雪押板51、53が付設され、ヒンジの回動可能な角度は各雪押板51、53が屋根20の軒22側に倒れた位置から各雪押板51、53が立った位置になるまでである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、建物の屋根上の積雪を除去する屋根の除雪装置に関するものであり、特に簡単な構造で容易に屋根の積雪を除くことができる屋根の除雪装置に関するものである。
従来、建物の屋根の積雪を除去する除雪装置が使用されている。図6はこの屋根の除雪装置の正面を示し、図7は図6の屋根の除雪装置の側面を示し、図8は図6の屋根の除雪装置の一部分を拡大して示している(例えば特許文献1参照)。
図6に示す屋根の除雪装置60は、建物の屋根61の上面に屋根勾配方向の上下方向に沿って往復動可能な可動部材62(図7参照)と、この可動部材62を往復動させる駆動機構71と、可動部材62に屋根60の左右方向に延びて配設される雪押動部材63とを具備している。
この屋根の除雪装置60では、具体的には、図7に示すように駆動機構71により回転する回転軸72に3つの巻回ローラ73が設けられ、各巻回ローラ73に対応する各折返ローラ74が屋根61の棟側に設けられ、各巻回ローラ73と各折返ローラ74とに鋼索75が掛けられ、各鋼索75は可動部材62に連結されている(図8参照)。このため、駆動機構71が回転軸72を回転させ、各巻回ローラ73が駆動されると、鋼索75が牽引され、可動部材62が各ガイドレール64に沿って屋根61の棟側から軒側に移動する。このため、図6に示すように、積雪65が雪押動部材63に押されて屋根61の軒側から落下する。
特開平5−202638号公報
しかし、上述の従来例では、複数の巻回ローラ73および折返ローラ74を使用し、各巻回ローラ73および折返ローラ74に各鋼索75をかけ、各鋼索75により可動部材62を牽引している。このため、駆動機構71の動力が複数の並列に構成されたルートを経由して可動部材62に伝達されることになるので、屋根の除雪装置の構成が複雑になるという問題があった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、簡単な構造で容易に屋根の積雪を除くことができる屋根の除雪装置を提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、屋根上の積雪を除去する屋根の除雪装置であって、前記屋根の棟側から軒側までにわたって配設されたボールネジと、前記ボールネジを回転させる駆動手段と、前記ボールネジに螺合し、前記ボールネジの回転により前記ボールネジの軸方向に移動するスライド部材とを備え、前記スライド部材が前記ボールネジの軸方向に沿って屋根の棟側から軒側に移動するときに、前記スライド部材が前記屋根上の積雪を前記屋根の軒側に押すことを特徴とする屋根の除雪装置である。
これにより、駆動手段がボールネジを回転させると、スライド部材がボールネジの軸方向に移動する。その際、ボールネジの回転方向を逆にすると、スライド部材の移動方向が逆になり、スライド部材が屋根の棟方向に移動するときは、屋根上の積雪を軒方向に押して除去することができる。そして、除雪後にボールネジの回転方向を逆にしてスライド部材を屋根の棟側に移動させ、上記除雪作業を繰り返すことができる。
さらに、請求項2記載の発明は、請求項1に記載した屋根の除雪装置であって、前記スライド部材にヒンジを介して雪押板が付設され、前記ヒンジの回動可能な角度は前記雪押板が前記屋根の軒側に倒れた位置から前記雪押板が立った位置になるまでであることを特徴とする屋根の除雪装置である。
これにより、除雪の場合には、ヒンジにより雪押板が屋根上の積雪に押されて立った状態になり、また、スライド部材を軒側から棟側に戻す場合には、雪押板が屋根上の積雪に押されてヒンジにより軒側に倒れた状態になる。
さらに、請求項3記載の発明は、請求項2に記載した屋根の除雪装置であって、前記雪押板が前記屋根の軒側に倒れた位置にある状態で前記雪押板の先端部が上側に湾曲していることを特徴とする屋根の除雪装置である。
これにより、雪押板が屋根の軒側に倒れた位置にある状態で除雪を開始すると、雪押板の上側に湾曲している先端部が屋根上の積雪に押されるので、容易に立った状態になる。
請求項1記載の発明によれば、簡単な構造で容易に屋根の積雪を除くことができる。
さらに、請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果とともに、除雪作業を繰り返すことが容易になる。
さらに、請求項3記載の発明によれば、請求項2記載の発明の効果とともに、除雪作業を開始することが容易になる。
以下、図面を参照して、本発明における実施の形態を説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る屋根の除雪装置を示し、図2は図1のA視図(A矢視は屋根の傾斜した上面に垂直な方向である。)を拡大して一部を切り欠いて示し、図3は図1のスライド部材の側面を示し、図4は前記スライド部材のガイド部材を示し、図5は前記ガイド部材のB視図を示す。
図1に示すように、枠部材30が建物の傾斜した屋根20の周辺部上に配設され、枠部材30に駆動手段31、第1軸受32、第2軸受33、第1ガイド部材36および第2ガイド部材37が取付けられている。
屋根20上の積雪23(図3参照)を除去する屋根の除雪装置10は、屋根20の棟21側から軒22側までにわたって配設されたボールネジ35(棟21側の第1軸受32および軒22側の第2軸受33で回動可能に支えられている。)と、ボールネジ35をウオームギヤ34(図2参照)を介して回転させるギヤモータ等の駆動手段31と、ボールネジ35に螺合し、ボールネジ35の回転によりボールネジ35の軸方向に移動するスライド部材41とを備えている。具体的には、スライド部材41の中央部にネジ部41aが設けられ、このネジ部41aがボールネジ35に螺合している。
スライド部材41がボールネジ35の軸方向に沿って屋根20の棟21側から軒22側に移動するときに、スライド部材41が屋根20上の積雪23を屋根20の軒22側に押す。
図2に示すように、スライド部材41の棟側端部42にヒンジ46(図3参照)を介して第1雪押板51および第2雪押板53(図1参照)が付設され、ヒンジ46の回動可能な角度は各雪押板51、53が軒22側に倒れた位置(図3にて二点鎖線で示す位置)から各雪押板51、53が立った位置(図3にて実線で示す位置)になるまでである。
なお、図3に二点鎖線で示すように、各雪押板51、53が軒22(図1参照)側に倒れた位置にある状態で第1雪押板51の先端部52および第2雪押板53の先端部54が上側に湾曲している。
なお、図2に示すように、ボールネジ35のうち、第1軸受32からスライド部材41までの部分は第1蛇腹状部材38で覆われ、ボールネジ35のうち、スライド部材41から第2軸受33までの部分は第2蛇腹状部材39で覆われている。これにより、ボールネジ35が露出することを防ぐことができる。
また、図1に示すように、スライド部材41の第1先端部44(図示右側端部)をガイドする第1ガイド部材36が屋根20の図示右端に配設され、スライド部材41の第2先端部45(図示左側端部)をガイドする第2ガイド部材37が屋根20の図示左端に配設されている。これにより、スライド部材41が円滑にスライドすることができる。具体的には、図4および図5に示すように、第1先端部44から突出している横軸にローラ44aが回動可能に支持され、このローラ44aが第1ガイド部材36の溝36a内を回転して溝36aに沿って移動する。第2ガイド部材37においても同様である。図1に示す第2先端部45と第2ガイド部材37との組み合わせにおいても同様である。
図1のように、枠部材30の右端には積雪23(図3参照)の状態を測定する積雪センサ24が配設されている。積雪センサ24が積雪23が所定の量以上になったことを検出すると、自動的に駆動手段31が始動し、積雪23の除雪を開始する。また、図2のように、枠部材30の軒22(図1参照)側には第1リターンスイッチ55が配設され、枠部材30の棟21(図1参照)側には第2リターンスイッチ56が配設されている。これにより、スライド部材41が除雪して軒22側の第1リターンスイッチ55に達すると(図1にて二点鎖線で示すスライド部材41参照)、駆動手段31の回転方向が逆になり、ボールネジ35の回転方向が逆になるので、スライド部材41は棟21側に移動し、第2リターンスイッチ56に達すると、再度、駆動手段31の回転方向が逆になり、スライド部材41は除雪を始める。このようにして、屋根の除雪装置10は除雪作業を繰り返すことができる。さらに、積雪センサ24が積雪23が所定の量未満になったことを検出すると、自動的に駆動手段31が停止する。
上記構成の屋根の除雪装置10は以下の作用効果を奏する。
駆動手段31がボールネジ35を回転させると、スライド部材41がボールネジ35の軸方向に移動する。その際、ボールネジ35の回転方向を逆にすると、スライド部材41の移動方向が逆になり、スライド部材41が屋根20の棟21方向に移動するときは、屋根20上の積雪23を軒22方向に押して除去することができる。そして、除雪後にボールネジ35の回転方向を逆にしてスライド部材41を屋根20の棟21側に移動させ、上記除雪作業を繰り返すことができる。
さらに、除雪の場合には、ヒンジ46により第1および第2雪押板51、53が積雪23に押されて立った状態になり、また、スライド部材41を軒22側から棟21側に戻す場合には、第1および第2雪押板51、53が積雪23に押されてヒンジ46により軒22側に倒れた状態になる。
さらに、除雪の際に、第1および第2雪押板51、53が屋根20の軒22側に倒れた位置にある状態で、第1および第2雪押板51、53の上側に湾曲している先端部52、54が積雪23に押されるので、容易に立った状態になる。
さらに、屋根の除雪装置10は、全体として振動が少なく、低騒音であり、かつ、省電力型となる。
なお、上記実施の形態において、第1および第2ガイド部材36、37はなくてもよい。これにより、スライド部材41に付設されたローラ44a等を省くことができる。
また、屋根20が横に長い場合には、複数の屋根の除雪装置10を屋根20の上に横方向に並べて設置することもできる。
本発明の実施の形態にかかわる屋根の除雪装置を示す斜視図である。 図2は図1のA視図を拡大して一部切り欠いて示す部分図である。 図1のスライド部材等の側面を示す部分図である。 前記スライド部材のガイド部材を示す斜視図である。 図4のガイド部材のB視図を示す部分図である。 従来の屋根の除雪装置を示す正面図である。 図6の屋根の除雪装置の一部分の側面図である。 図6の一部分を拡大して示す部分図である。
符号の説明
10 屋根の除雪装置
20 屋根
21 棟
22 軒
23 積雪
35 ボールネジ
41 スライド部材
46 ヒンジ
51 第1雪押板
52 先端部
53 第2雪押板
54 先端部

Claims (3)

  1. 屋根上の積雪を除去する屋根の除雪装置であって、
    前記屋根の棟側から軒側までにわたって配設されたボールネジと、
    前記ボールネジを回転させる駆動手段と、
    前記ボールネジに螺合し、前記ボールネジの回転により前記ボールネジの軸方向に移動するスライド部材とを備え、
    前記スライド部材が前記ボールネジの軸方向に沿って屋根の棟側から軒側に移動するときに、前記スライド部材が前記屋根上の積雪を前記屋根の軒側に押すことを特徴とする屋根の除雪装置。
  2. 請求項1に記載した屋根の除雪装置であって、
    前記スライド部材にヒンジを介して雪押板が付設され、
    前記ヒンジの回動可能な角度は前記雪押板が前記屋根の軒側に倒れた位置から前記雪押板が立った位置になるまでであることを特徴とする屋根の除雪装置。
  3. 請求項2に記載した屋根の除雪装置であって、
    前記雪押板が前記屋根の軒側に倒れた位置にある状態で前記雪押板の先端部が上側に湾曲していることを特徴とする屋根の除雪装置。
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